Wood Portfolio(JP)

2016 - 2020

Portfolio Y u k i

A r i m a

Design and Wood.

That’s ALL.

S pa ce Des ign 1. トレーラーハウスとモジュール家具の設計

2. 東屋 設計＆セルフビルド課題

3. フラッシュ構造のローボード

4. 無垢材のダイニングテーブル

5. ブランド材を用いた新空間デザインコンペ

F urniture 6. 第 3 回 Woody コンテスト

7.

美容室の看板デザイン＆製作

8. 地域特産品のリブランディング

9. 福山ブランドデザインアワード

10. 泉佐野市の地域創生ロゴデザイン

G r ap hic Des ign

トレーラーハウスとモジュール家具の設計 制作時期：2020年1月〜2月 (大学休学時)

制作期間：1ヶ月半

内容：大学で学んだ設計と技術専門校で学んだ家具制作の提案。 大学の教授に交渉し、同級生の卒業制作展に自主展示を行った。

Proposal 土地を持ち大きな家に住むことが理想とされる時代から、時間や場所にとらわれない働き方をする「ノマドワーカー」や、 最も重要なことに注力するため必要最小限のモノしか持たずに生活する「ミニマリスト」という考え方が広まるなど、 家やモノへの考え方そのものが変化してきている。そこで、移動が可能で敷地を指定せず旅をするように生活できる 「トレーラーハウス」と共通のモジュール寸法をを基本とした部材を組み合わせてつくる「モジュール家具」を提案する。

モ

ジ

ュ

ー

ル

“M odul e ” 建築・設計において基準となる基本の寸法。 ル・コルビュジエが Section dʼor(＝黄金比 ) と掛け合わせ、建築物の 基準尺度に人の寸法を取り入れて定めた尺度 Modulor( モデュロール ) の意。

生活での動きに基づいたモジュール寸法

コルビュジエによるモデュロール

House ▪モジュール寸法を基準に、家具が収まり やすいように設計したスモールハウス ▪シンプルで機能的な動線

Furniture ▪モジュール寸法の部材を組み合わせて作る ▪必要に応じて組み換えて使えるため 機能的・経済的・効率的

共通のモジュール寸法に沿って設計した家と家具 →納まり良く、限られたスペースが無駄なく豊かに使う

What is “Trailer House” ?

車検付きトレーラーハウスの規格 【サイズ】

トレーラーハウスの利点

全長 1200mm 全幅 2500mm 全高 3800mm

【確認申請】なし 【自由に移動・設置】可能 【ナンバープレート交付】あり

・建築コストが安い(ローンを組まずに済む) ・短時間で建てられる ・移動が簡単 ・確認申請がいらない ・ミニマルな生活ができる ・掃除が楽 ・パーソナルスペースを守れる

「適法に公道を走行できること」

・自分で設計・建設・管理に携われる

→台車に載せて自動車で引っ張る ことで行動の走行可能

・木材などの材料にこだわりを持てる ・本当に必要なモノだけに囲まれて住める

定住の必要がなくなりつつある現代における、 もう一つの暮らし方。

卒業製作展での展示

Module House Plan

sofa

hanger rack

chair

a

entrance

refrigerator

chair table

kitchen toilet

18.2 ㎡

bathroom

shelf warehouse

stairs

a’

1 階平面図

基本のモジュール寸法 (mm) 450 / (600) / 900 / 1350 / 1800 / 2250 / 2700...

700 / 1400 / 2100 / 2800 / 3500 / 4200 / 5600 ...

loft space

bed

7.0 ㎡

bed

ロフト平面図

a-a ʼ 断面図

What is “HOZO-joining” ? ・凹と凸を組み合わせて繋ぐ、木工の基本接合 m

m

12

同じ幅厚の角材に縦横同じのほぞが小口の中心に

・金具を使わないジョイント方法

12mm

→金具の買い足しが要らず、特別な工具も必要ない ・幅や形、突起の数などによって様々な種類がある ・何度でも組み立て・解体が可能 ・継ぎ合わせにより部材を延長することもできる

30mm

くるように設計することで、機械のセットを変えずに 製材加工ができる為、効率良く部材を作ることができる。

→ 大量生産・低価格での提供が可能に。

m

m

30

ほぞを接合

ほぞを外す

当て木をして金槌で叩くと ほぞが締まり、接合する。

凹部分の接合面に当て木をして 金槌で叩くと外れる。

Module Furniture Plan 基本部材

基本のモジュール寸法 (mm) 30mm 角材 450mm

30mm 角材 700mm

450 / 900 / 1800

三面図 ( 椅子 )

三面図 ( ハンガーラック )

700 / 1400

東屋の設計＆セルフビルド課題 制作時期：2016年12月〜2017年3月

制作期間：4ヶ月

作業人数：３人(デザイン考案、模型製作、実施設計、材料選定・発注、施工等を担当) 課題内容：名古屋市立大学滝子キャンパス内に少人数が集うスモールスペースを計画する。 大きさは１坪程度とし、最低２人が入ることができるあずまやとする。 主構造は木材とし、実際に自分たちで作ること(材料の手配・施工など)を考慮する。 最終講評会にて選定されたグループは春休みにセルフビルドを行う。

２本の巨木のイメージをＳ字のデザインに抽象化した。 内側は木のうろを思わせ、中に入った人が巨木に包まれているような気分にさせる。 斜めに倒れ込んだルーバーによって太陽の光が柔らかく差し込み、 隙間からのぞく向こう側の景色によって周りの環境と東屋が調和する設計とした。 構造的にも合理的な形で、Ｓ字の両側のカーブを作る斜めのルーバーが中心で力を 打ち消し合って安定し、その隙間からＳ字の間を出入りできる。

gather

through lean

swing

twin

swin

通りぬけたり、中にたまったり、

ルーバーの隙間から出入りも可能。

外側からもたれかかることができる。

(a-a’)

GL

0

’

4m

CG で細部の検討

模型と Photoshop で作成した完成予想図

原寸の型紙を作り合板を型取る

型に沿ってジグソーでカット

現場で足場を組み立てる

足場の上でS字の位置を微調整

ルーバーを所定の位置に付けていく

針金で徐々にきつく縛っていく

補強のため合板２枚をビスで張り合わせる

ルーバーを1本1本異なるサイズでカット

腐敗防止の塗料を塗る

大まかな骨組み完了

ルーバーをバランス良く付けていく

計84本のルーバーを付けて完成

設置前に仮組みをして手順を確認

グループのメンバーと東屋の前で。 アンビルドと言われた設計ですが、メンバーと先輩方、 同級生の協力によって完成させることができました。

フラッシュ構造のローボード 制作時期：2019年12月〜2020年1月

制作期間：2ヶ月

サイズ：W1120 D360 H640 (mm) 樹種：枠→ブナ合板＋フラッシュ芯材 前板, 脚→ブナ無垢板 塗装：ウレタンクリア塗装 半艶消し (※前板のみ全艶消し)

要素をそぎ落とし、シンプルで美しく、 部屋のアクセントとなるローボードを目指した。 脚がスッと伸びるようにと幕板をなくし、 代わりに内部を補強したり楔を入れるなど工夫を凝らした。 360mm という寸法を基準に、量産可能な設計とした。

フラッシュ構造 ビーチ合板4mm ＋芯材12mm

無垢材5mm

＋ビーチ合板4mm

※ 小口カットのため各辺＋3mm足す

376

360

背板

360

355

271

天板

361

45

5

黒線：仕上がり寸法)

3

(赤線：木取り寸法

3

45

ビーチ合板4mm＋シナ合板3mm

45 130.5

45

135

45

135

45

135

45

135

45

130.5

1116

5

45

1080 1096

5

1110

40 底板 20

720

20

340

20

45 45

両開き戸

1120

221 356 360

98

98

12

158

5

360

側板3 12

側板2

中板

356

50

側板1

45 110.5 45 110.5 45

10

天板

340

45

332

引き出し表板

引き出し側板

(ブナ無垢材) 15mm

(シナ無垢材) 15mm

HZ-60 スレンダーハンドル KB-2 真鍮ニューカットツマミ

マウンティングプレート

360

360

240

5

90.5

45

90.5

45

198

355

360

45 45

45 45

333 327

366

側板3

96 45

361

45

113

113

361 355

5

332

360

φ40〜φ30

7

141

45 45 45

20

1120

135 96 45

640 20

360

側板2

45

360

側板1

160

100

100

50 50 20

15

45 45 45 45

150-P4W-30TH+2

50

45 45 45 45 45

仙徳 サイズ14

45

パールゴールド サイズ90

インセットスライド丁番151

20

5

ダンパー内蔵

45 5

360

90

135

45

135

45

135

45

135

90

85.5 45

45 115.5 45

135

1110

45

135

330

45 115.5 45

726

1116 5

332

45

5 5

45 45 85.5

333

99

360

355

361

中板

113

45

底板

99

113

45

45

ビスケット#20

720

5

作品名

設計者

フラッシュ構造 ローボード 有馬 幸

図面名

平面図・断面図

縮尺

1：5

日付

2019.12.18

投影法

設計検討時のスケッチ

貼り合わせて仕上がり寸法にカット

脚の接合部に斜めに穴を開ける

楔で補強して脚を接着

ローボードの枠が完成

前板も含めて仮組み

無垢材のダイニングテーブル 制作時期：2019年10月〜12月

制作期間：1ヶ半

サイズ：W1200 D750 H700 (mm) 樹種：天板→カエデ(メープル)

脚→カバ

楔→カリン

塗装：ウレタンクリア塗装 半艶消し (※仕上げ塗装のみセラウッド)

設計検討時のスケッチ 1200 50

9

45

50

15

750

25

15 45

1515

15 10

60

700

10 30

15 10

50 45

90

700

60

50 45

三面図 30

30

上松技術専門校での木工訓練 ハンス・ウェグナーのCH53 制作時期：2019年10月〜2020年11月

制作期間：2ヶ月

サイズ：W500 D390 H430 (mm) 樹種：カバ(バーチ) 塗装：ウレタンクリア塗装 座編み：ペーパーコード

座編みをやり直し中。

２月にストックホルム国際家具見本市を見るため、 飛行機を 3 回乗り継ぎ、30 時間かけてスウェーデンへ。

写真立て

(グループ製作)

制作時期：2019年10月〜2020年11月

制作期間：2ヶ月

サイズ：W161 H208 D40 (mm) / W161 H161 D40 (mm) 樹種：ブナ, カバ, カリン, 神代クルミ, ブナ, ブビンガ, ウォールナット, ブラックウォールナット, 黒檀 塗装：ウレタンクリア塗装

象嵌デザインのものとバイカラーのもの。

木工と家具を学ぶため様々な企画展へ。

ものづくり探訪＠東京

木工家ウィーク名古屋

ミュージアム飛騨＠高山

竹中大工道具館＠神戸

きょうと椅子展＠建仁寺

整理箱

(２人１組)

制作時期：2019年8月〜2020年10月 サイズ：W332 D374 H450 (mm) 樹種：キハダ 塗装：ウレタンラッカー塗装

制作期間：2ヶ月

基礎訓練 期間：2019年4月〜2020年7月

ブランド材を用いた新空間デザインコンペ 制作時期：2019年8〜9月

制作期間：１ヶ月

募集要項：長野県のブランド材の新たな需要開発として、オフィスやアパート・マンション などで利用できるパーテーションのデザインを募集。 使用材料は中部森林管理局管轄の木曽ひのき、または信州プレミアムカラマツ。 使用木材のサイズは一般流通寸法の厚さ18mm、幅120mm、長さ2000mm。 受賞作は実物を展示する。低コストで実現性の優れたものは製品化を検討。

長野県知事賞 (優秀賞) 受賞

檜人工林の木々の重なりを表現し、家の中に森を生み出す。 従来のパーテーションは 「置く」 ということのみをユーザーが行なったが、 そこに 「作る」楽しさや 「個性」 が加わるものにした。材の置く間隔や縦置き・横置きによって目隠しにも導線を遮ることも。

檜の森

立ち並ぶ檜をビジュアル化

細い材を並べ替えることで、何パターンもの パーテーションを作ることができる。

平面図

立面図

底板

側面図

how to make?

120 18 2000mmの材料を効率的に木取りできる寸法に 設計されているため、最小限の部材で済み、経済的。

部材 基本材料 幅120 長さ1800 厚さ18mm

縦材

幅29 長さ1800 厚さ8mm ̶ 36本

6本 枠材Ⅰ

細い材を差し込む土台を作るだけのデザイン であるため、必要最小限の作業工程で済む。

幅39 長さ1200 厚さ18mm ̶ 17本

2本 枠材Ⅱ

手順 幅12 長さ89~1200 厚さ18mm ̶ 17本

②表面を手押し鉋盤、 自動鉋盤で整え、 角を面取りする。 1本

底板

1本 幅89 長さ800 厚さ18mm

1/4 模型

①部材を寸法に沿って木取りする。

③土台のほぞ加工を行い、組み立てる。 ④細い縦材をを作る。 ⑤縦材を並べて完成。

製作を手掛けた製品

表

枠の製作課程

ブランド材を用いた新空間デザインコンペ 制作時期：2019年8〜9月

制作期間：１ヶ月

募集要項：長野県のブランド材を用いたパーテーションのデザインを募集。 使用材料は中部森林管理局管轄の木曽ひのき、または信州プレミアムカラマツ。 使用木材のサイズは一般流通寸法の厚さ18mm、幅120mm、長さ2000mm。

檜をビジュアル化したデザインで、縦材は木の幹、横材は木の枝葉を模している。 節部分も用いることで檜の風合いが生き、材の間から落ちる光は木漏れ日となる。 室内に置くことで屋根の下にも森を取り込み、檜の温もりを感じられる空間を生み出す。

設計者

有馬 幸

縮尺

図面名

平面図・断面図

1：20

投影法

目線の高さは枝葉で遮り、 足元は抜けをつくり、空間をつなぐ。

45 に傾けた土台は、 中心線対称のものを 作ると縦にも横にも拡張できるように。

部材 基本材料 幅120 長さ1800 厚さ18mm

縦材

幅59 長さ1800 厚さ18mm ̶ 14本

7本 横材

幅29 長さ200~850 厚さ8mm ̶ 17本

3本 土台 幅100 長さ1250 厚さ48mm

1本

土台の斜め45 の部分を除く全ての部材が直線で、 差し込むだけのシンプルな作りのため、製作も容易。

手順

①部材を寸法に沿って木取りする。 ②表面を手押し鉋盤、 自動鉋盤で整え、 角を面取りする。 ③土台に角のみ盤で穴を掘る。 ④土台の補強の材を蟻継ぎで繋げる。 ⑤縦材に角のみ盤で穴を開ける。

立面図

⑥端まで突き出ない横材から、 中心の縦材に通していく。 ⑦全て通し終えたら、縦材と横材の位置を整え、

側面図

土台に差し込み完成。 立面図

京都府主催

第３ 回 Wood y コンテスト 制作時期：2019年9月

木製家具部門

佳作

制作期間：１週間

審査委員長：辻村久信氏 (moon balance代表) 募集要項：木材利用の促進を図るため、木材の新たな利活用方法として木製の椅子を提案する。 使用材料である京都府内産のスギ、ヒノキの特性を活かしたものとする。 京都府立植物園内のレストラン「森のカフェ」にて使用し、森に溶け込み緑を体感できる。

n

北山地方で育てられ、古くから茶室や離宮、住宅の和室などに 用いられてきた北山杉。材質は緻密で硬く、曲げに強く、上下 で太さが変わらず真っ直ぐ、という良質な京都のブランド材を 活かせる造形を目指した。また、京都府立植物園に訪れる人が 各々の使い方を楽しめるデザインをとした。 名前は植物園にある原生林「半木の森」から取った。

な か らぎ

①北山杉の森を落とし込んだデザインが植物園の森に溶け込む

とは ...?

②アームレフトが枕にもなり、木を見上げ、木を感じられる ③対になる２つの椅子を合わせるとベンチに

◆上賀茂神社と下鴨神社の中間に位置したため、

④片側のアームレフトがないことで、子どもやお年寄りが

「半木の森」と呼ばれた

横から座ることができ、椅子を大きく引かずに利用できる

◆森のなかに椅子が、そのなかに人が包まれる椅子

⑤曲げに強い特性を活かして、背もたれを曲木に

◆一対の椅子が半分になったデザイン

⑥緻密で硬くまっすぐな特性を活かして、ルーバーに

Ａ

座面平面図

Ａ'

正面図

側面図

ＡＡ'断面図

土台平面図

設置イメージ

美容室の看板デザイン＆製作 制作時期：2020年8月〜9月

制作期間：1ヶ月半

依頼内容：知り合いの美容室の店頭に置く看板のデザイン及び製作 本体サイズ：W290 D325 H800 (mm) 木材サイズ：W300 H300 t 9 (mm) 樹種：国産スギ 加工：レーザーカッター 塗装：木固めエース

完成イメージ図

※柔らかい杉材に加工する際に字崩れが起こるのを防ぐため、 縦横比の差が少ないゴシック体に近い書体を使用。

“Arial” 店名ロゴと同じく、トップが斜め 店名ロゴ

Arial

材木屋さんで幅広の杉材を購入

寸法にカットし、鉋がけをして表面を滑らかに

レーザーカッター用にデータを出力

依頼者の方

セッティングし、加工開始

お店の名前である Marble を イメージした木目に刻印

アイアンフレームに取り付けて納品。 喜んでいただけました！

泉佐野市の地域創生ロゴデザイン 制作時期：2018年8月

制作期間：1ヶ月

依頼内容：知人より大阪府泉佐野市を拠点とした 地域創生プロジェクトのロゴデザインを依頼されたもの。

『泉佐野から、はじまる』 泉佐野から世界へ。田舎から都会へ。生産者から消費者へ。 その繋がりを表すロゴデザイン。 泉佐野市にある関西空港の滑走路と海をモチーフに。

市章

人

稲束

泉佐野市の市章、「人」という文字、

瑠璃紺

C : 95%

M : 82%

Y : 19%

K : 0%

特産品である米を収穫した後の稲束をビジュアル化。 関西空港が浮かぶ海をイメージして色や波の形を用いた。

未来

現在

空 ＋ 山 ＋ 海

三本柱 “農業 ＋ コワーキング ＋ ウェブメディア”

過去

佐野から世界へ

田舎から都会へ

生産者から消費者へ

... その逆も然り

特産品のリブランディング提案 制作時期：2018 年 5 月〜8 月

制作期間：３ヶ月半

展示：名古屋市立大学 自主制作グループ「卓」による「卓展」 所属グループ：地方の特産品の良さを再発見できるリブランディングを提案する

丹波の黒豆で有名な丹波地方、その中でも兵庫県の丹波篠山ではなく、 京都丹波の黒豆、小豆、栗の３つの特産品の魅力を知ってもらうためのリブランディングを行った。 京都丹波の大納言小豆、丹波黒豆、丹波栗はいずれも栽培と収穫に手間がかかり、大量生産はできないが、豊かな 土地のめぐみを受けた一つ一つの粒は大きく、質が高い。また、普通は収穫の際にすべてを出荷し翌年また新たに 種を仕入れて栽培するが、京都丹波ではいくらかを残してまた栽培するため、毎年の収穫が「つながって」いく。 観光が盛んな京都市と対照的に観光客も若者も少なく、高齢化が進み農家の減少も著しい京都丹波において リブランディングをきっかけに京都丹波ブランドを知ってもらうことで、人の「つながり」にも繋げたい。

大納言小豆、丹波黒豆、丹波栗をモチーフに、高級感のある家紋のロゴとした。 「丹」の字の中心の点●は、小豆・黒豆・栗で、すべて「実」である。

×

C:0 M:0 Y:0 K:0

×

C:35 M:68 Y:50 K:0 C:35 M:48

C:0 M:0 Y:0 K:100

Y:75 K:0

日本の伝統文様である麻の葉文様を用いた。 「つなぐ、つながる」というコンセプトの様に、 六角形の基本形が重なり、つながっていく。

C:52 M:32 Y:27 K:0

展示の様子。黒豆、小豆、栗の甘納豆を実際に作り、容器に詰めた。 また、甘納豆とお茶組み合わせたパウンドケーキも３種類展開した。 味は “大納言小豆 ほうじ茶” “丹波黒豆 抹茶” “丹波栗 紅茶”

名刺

大納言小豆、丹波黒豆、丹波栗の説明が書かれたショップカード

甘納豆のラベル

羊羹の箱の展開図

ショッピングバッグ

福山ブランドデザインアワード 制作時期：2020年11月

制作期間：３日

募集要項：広島県福山市のものづくりの技術を活かした商品開発の提案。 募集テーマ提供事業者のうち、曙工芸株式会社での桐箱を使用した シューズボックスとシューキーパーを考案すること。

KUTSUMON

靴をモチーフとしたオリジナルの家紋 “靴紋” をつけることで、箱に入れてからも 中身を把握できる。蓋と本体がピッタリ合わさるという職人技を活かし、 蓋を閉めた時に紋が完成するようにし、蓋と本体がバラバラになることも防ぐ。

ブーツ

ハイヒール

スニーカー 1

ショートブーツ

スニーカー 2

革靴

CONI Furniture

165502 有馬 幸

Background

森林のサイクルを回すことが災害の防止・炭素固定に繋がる。 森林のサイクルを回すためには、 木を利用を増やすことが求められる。

Proposal

当て木をしてほぞが締まる 向きに金槌で叩くと接合する。

凹部分の接合面に当て木をして 金槌で叩くと外れる。

・凹と凸を組み合わせて繋ぐ、木工の基本接合 ・金具を使わないジョイント方法 → ・幅や形、突起の数などによって様々な種類がある ・何度でも組み立て・解体が可能 ・継ぎ合わせにより部材を延長することもできる

20

Square Lumber Shelf

1200

240

30 20

730

・材質 : 杉 30×30角材 13×75 板材 ・造り : ビス留め

430

320

20

320

・W750×D420×H1700

・特徴 : 使い手が使用場所によって サイズをカットすることができる。 360

45 30

360

30

360

30

360

30

360

30 65

角材と板材のみで梱包もコンパクト。

60 30

570

30 60

20 30

320

30 20

解体後

HOZO Shelf

240

メイン写真 1200

・W1000×D250×H770 ・材質 : 杉 20×250板 25×40 角材 ・造り : ほぞ加工のみ 50 25 1050 25 50 ・特徴 : 用途によってほぞの仕切り

30

1200

1200

240

730

30 20

320

20

320

20

を左右に移動・追加できる。

60 30

570

30 60

解体後

20 30

320

4

360

40 280 40 20

30

390

30

20

30

20 25 160 445

30 210

270 390

445

30 25 80 40

730

30

・W1080×D580×H700 ・材質 : 杉 20×250板 ・造り : ほぞ加工＋ちぎり ・特徴 : 面の組み合わせで、 金物を使わずに組み立て可能。

40

280

40

360

1200

30

210

360

160

210

30 65

240

450

580

30

30 20

320

20

320

450

30 25

360

30

360

1080

360

100

700

1000

615

30

1080

180 30

45 30

0

KUSABI Table

60

60

250

50 25

1050

25 50

1200

解体後

30

4

0

360

40 280 40 20

30

390

30

390 450

30

20 25 40

280 360

40

445

160 30 210

270 30

445

30 25 80 40

730

20

320

450

320 30 20

40 0 30

Hans. J Wegner’s CH53 (Nordic Birch / Japanese Hinoki)

40 40

1200

360

280

240

Louber Bed

20

30

390

30

25 50

30

390

20 25

30

40

450

240

445

160 30 210

30 25 80 40 270 30

280

40

360

30

210

360

160

210

30 65

1200

40 40 100 30

580

1050

30 20

50 25

445

730

320

20

320

450

30 25

・W2075×D1000×H765 ・特徴 : 2 分割可能。 100 積み上げるとローテーブルに。

30

1080

360

615

1000

570

30 60

20 30

320

30 20

60

60

250

1000

60 30

30

45 30

180

解体後

75

1000

1000 2075

38

127 60 30 13

75

50 38

393

38 1000

393

38 50

230

765

535

22 30

30

2073

700

360

30

360

1080

有馬 幸 ｜ Arima Yuki

090-3820-2255 yuki619.1nter@gmail.com

1996

東京都生まれ

2000

京都市移住

2012

京都府立洛北高等学校付属中学校 卒業

2015

京都府立洛北高等学校 卒業

2016

名古屋市立大学 芸術工学部 建築都市デザイン学科 入学

2019

長野県上松技術専門校 木材造形科 入学

2020

長野県上松技術専門校 木材造形科 卒業予定

2021

名古屋市立大学 芸術工学部 建築都市デザイン学科 卒業予定

［資格］ インテリアプランナー キッチンスペシャリスト フードコーディネーター３級

[ 受賞 ] ブランド材を用いた新空間デザインコンペ 第三回 Woody コンテスト 木製家具部門

長野県知事賞 ( 優秀賞 ) 佳作

［スキル］ ソフトウェア : Illustrator, Photoshop, Lightroom, Vectorworks, SketchUp, Fusion360 加工・製作 : 木工手加工・機械加工 ,DIY, レーザーカッター , 建築模型製作 , 金属加工 , 修繕全般 , 料理 , 裁縫 ...etc