Forward Journal, Spring 2017 | Issue #8 | Japanese by Ward Village

S p r i n g

2 0 1 7

ジャーナル

I S S U E

# 8

Photo: Feducia

ジャーナルについて FORWARDジャーナルではホノルルの中心にある新しいコミュニティ、Ward Villageで活躍する人々を幅広く取材しています。アートに溢れた生活、イノベーティブな起業家、コミュニティへの貢献者などに焦点をあて、このコミュニティの過去に根差しながらも、未来に情熱を燃やす人々をご紹介していきます。

第8号は様々なスタイルのアートに敬意を表したものとなっております。ホノルル・ビエンナーレの最新情報や国際的に有名なアートチームとして活動する夫婦、新しくオープンしたNobuでの味の芸術の観賞。この街はアートが溢れており、私たちはそれに対し、これ以上ないほどの感謝の気持ちを抱いています。読者の方々には第8号をお楽しみいただき、アートへの愛を盛り上げていただきたいと思います。また、この号をきっかけにまもなくこの街で開かれるワールドクラスの美術展に心を躍らせていただけることを祈っています。

今、ここの渦中から

光の中で

トゥギャザー

創造的なパレット

自然への回帰

イベントカレンダー

ON THE COVER Art by Les Filter Feeders, who will be displaying their work at the Honolulu Biennial beginning in March.

Top: Beatrice Glow, Rhunhattan Tearoom (2015) | Bottom: teamLab, Graffiti Nature (2016)

今、ここの渦中から 2017ホノルルビエンナーレのご紹介

ビエンナーレの発足 Isabella Ellaheh Hughes ＆ Katherine Ann Leilani Tuider ホノルルビエンナーレ財団のディレクター及び共同創設者

現

在、世界のいろいろな場所で、ビエンナー代アーティストだけの展示を行う場所がないことかルルやハワイ全域で行われる他のアートやカルチレやトリエンナーレなど、100以上の様々らも、これをチャンスだと考え、2014年にボランテャーイベントの一覧を表示するオンラインガイドな国際美術展覧会が開催されています。有ィア運営の非営利芸術関連団体としてHBFを創設しを製作していますので、ご参照ください。www. 名なものとしては、シンガポール、シドニー、イスました。企画や資金集めに3年を費やした後、2017 honolulubiennial.org/umeke-umbrella タンブール、ベルリン、ハバナ、愛知、釜山、リバ年3月8日から5月8日まで「今、ここの渦中から」プール、そしてもちろん世界最古のベニスビエンナと題したホノルルビエンナーレを初めて開催できるホノルルビエンナーレの発足は、国際的な協力だけーレ（1895年発足）などが挙げられます。それでこととなり、誇らしく思っています。このビエンナでなく、コミュニティ内のすべての部門から多くのは、ビエンナーレとは一体どのようなものでしょうーレは、ホノルル内の9つの異なる場所で開催され、人と知り合い、協力する機会を得ることができ、非か？基本的にこれらは、現代的なビジュアルアートハワイ、太平洋、アジア大陸、北アメリカからの33 常にやりがいのあるプロジェクトでした。また、この展示に焦点を当て二年ごとに行われる展覧会のこ人のアーティストの作品を取り上げることで、ハワのプロジェクトに協力してくださった方々には大変とで、一般的に大規模に開催される傾向がありますイ州におけるアートとの結びつきを再形成すること頭が下がる思いです。が、多くの場合、正式な美術館の形式をとらないでができるでしょう。東京の森美術館館長の南條史生行われます。一つの都市の中の複数の場所で開催さ氏がキュレトリアル・ディレクターを務め、オークまだビエンナーレ開催前ですが、ホノルルビエンナれ、主にそのビエンナーレ独自のテーマに合致するランド・アートギャラリー・トイ・オ・タマキで先ーレが当地のアートシーンに与えているポジティブようなアートワークを新しく委託して展示します。住民アート、マオリアートのキュレーターを20年な影響や、ホノルルやローカルのアーティストに注アートワークが展示される場所や都市の歴史に焦点間勤めたNgahiraka Mason氏が「今、ここの渦中か目が集まりつつあることを私たちはすでに感じ始めが置かれることもしばしばあります。ら」のキュレーターを務めます。ています。国内及び国際的に有名な報道機関がこのイベントを取り上げ、そこではハワイの新進アーテビエンナーレとは本質的に、国際的アーティストのまた、ビエンナーレは、それまで中心として認識さィストの記事がメインとなっています。世界有数の作品とともに地元のアーティストの作品を展示するれていなかった都市を、現代アートやカルチャー関キュレーターや美術館のディレクターが、ハワイ出非営利的フェスティバルです。つまり、現代アート連の中心地とすることにも一役買うことができます。身及びローカルなアーティストについてもっと詳しを鑑賞し、意義ある文化的交流を促進するためのプこのビエンナーレを訪れることを目的として世界中く知りたいと興味を示し、ビエンナーレの初開催にラットフォームであり、展覧会を補完するために、からやって来る多くの人が、開催都市のアートやカ合わせて当地を訪れる計画を立てています。また、数多くの公共プログラム、教育イベントや、オープルチャーシーンの他の要素を体験することで、地元多くの人がこのビエンナーレに間に合うように新しニングの週にはVIPプログラムも開催されます。の経済やビジネス全体が潤います。HBFは真のコミい作品を製作してくださったことで、アジア、太平ュニティを基盤とした試みであり、ハワイ州、ホノ洋、北アメリカ全域からのアーティストの作品を始私たちは共にハワイを愛する者として、もう一人のルル市、カウンティ、美術館、文化施設、財団、提めて展示することができることとなりました。私た共同創設者、KJ Baysa先生と一緒に、ホノルルビエ携メディア、企業や個人からの寄付、創業時の出資ちの文化と、他の多くの国々や文化との間で意義あンナーレを開催する非営利団体ホノルルビエンナー者で私たちのパートナーであるハワードヒューズ・る交流を支援することができ、非常に喜ばしく思っレ財団（HBF）を共同で創設することを決定しましコーポレーションとワードビレッジ、たくさんのボています。た。アメリカ本国や海外で何年も生活、旅行、就業ランティアの方々、インターン、取締役会、そしてを経験した後、私たちはあることに気づいたからで特別に契約した社員など40以上もの多種のパートナ私たちは「何をもって、ビエンナーレの成功と考えす。ハワイの外では、ここで生き生きとした現代的ーと協働して、真に世界的規模でダイナミックかつますか」とよく尋ねられますが、私たちの最も大きなアートシーンが育まれていることがほとんど知ら独自のビエンナーレをホームタウンに発足し、開催な望みは、世界の現代アートシーンで今まで見過ごれていないのです。私たちは、地域のアートシーンする運びとなりました。されていたり軽視されていたハワイの素晴らしい才を国際的なプラットフォームで紹介する上で、ビエ能に、目が向けられるようにすることに貢献できるンナーレが大きな役割を果たすことを認識していま Umeke Umbrellaプログラムの一環として、ナ・メことです。このイベントの成功を評価するためには、した。そして、ホノルルにはローカルや国際的な現ア・ハワイと共同で、ビエンナーレ開催中にホノ今後2年から5年の間に起きる変化を調べるのが適

Zhan Wang, Artificial Rock No. 133 (2007)

Sama Alshaibi, Wasl (Union) (2016)

A Brush up on Biennials As the world’s oldest and most storied biennial, t h e Ve n i c e B i e n n a l e h a s b e c o m e a d e s t i n at i o n f o r b o t h a r t - l ov i n g v i s i t o r s from across the world and Ve n e t i a n s f o r m o r e t h a n a c e nt u r y, a n d i s l a r ge l y regarded as the most i n f l u e nt i a l o f a l l b i e n n i a l s .

切でしょう。私たちは、ハワイ出身のアーティストの知名度が高まり、これらアーティストの作品が国内外の美術館、ギャラリー、そしてもちろん他のビエンナーレでも展示されるようになることを望んでいます。そして、アートを通じて寛容、理解、尊敬、文化交流を推進し、ビエンナーレに関連する教育の機会を提供することも、私たちにとって非常に重要であり、成功のもう一つの定義となります。ハワイで何か新しいことを始めるのは、決して容易ではありません。一つ賛成を得るために、おそらく 20の反対意見を耳にしたことでしょう。ビエンナーレ発足までには、多くの障害、行き詰まりや、できるかどうか疑う声もありましたが、親切にも時間を割いて専門知識を提供し、支援してくださった方々や組織も非常にたくさんありました。リスクをとって、時間とエネルギーを費やし、寄付やボランティアなどでホノルルビエンナーレの発足を支援してくださった勇敢な方々への感謝の気持ちはこれからも忘れません。

Fumio Nanjo, Director of Tokyo’s Mori Art Museum, serves as the curator of the Honolulu Biennial.

The São Paulo Biennial in Brazil (the largest in the Americas) first opened in 1951, and is only held during even-numbered years. The Biennale of Sydney, Australia debuted down under in 1973, making it the third oldest biennial in the world. The event runs from June through September in even-numbered years throughout various galleries and exhibits in Sydney. The Ve n i ce B i e nnale was o r i g i n a l l y e nv i sio ne d a s a Wo rld Fair fo r co nte mpo rar y ar t and wa s me a nt to se r ve as a p re tex t fo r t he we d d i ng a n n i ve r s a r y o f t he I t ali an ki n g i n 18 9 5 . Fe atu ri n g co nte m p o rar y Afr i c a n ar t , t he Dak 'A r t B i e n n i a l i s he l d i n Dak ar, S e ne ga l i n M ay d ur ing eve n -nu m b e re d ye ar s.

Andrew Binkley, Stone Cloud (2017)

Drew Broderick, Billboard I (The sovereignty of the land is perpetuated in righteousness) (2017)

Charlton Kupa’a Hee, Pōhue: storied gourds (detail) (2016)

The success of this event is best measured by looking two to five years into the future. We hope to see an increased representation of Native Hawaiians and artists who hail from Hawai‘i exhibiting nationally and internationally in museums, galleries and of course, other biennials.

Venues

Artists 1

TEAMLAB

(b. 1978) HAWAI`I | USA

JAPAN

Honolulu, Hawai‘i

KALIHI

The Eyes of the Gods | 2017 single-channel video with sound

Graffiti Nature | 2016 interactive digital installation

(14:00 duration)

(dimensions variable) 5

Pu`uloa | 2017 pencil and ink drawings

team-Lab.net

CHINATOWN

(dimensions variable)

janecmi.com 4

6 8

8 WAIKIKI

(dimensions variable) #kailichun

Native Hawaiian artist Kaili Chun produces thought-provoking, impactful installations using relatively unconventional materials. Her innovative work often explores the affects that Westernization has had on Hawaiian culture. “Using unconventional materials I create large-scale installations that often reference the impact the past continues to have on the present day. Themes of self-containment and self-empowerment are juxtaposed against notions of systemic power to untangle the individual from perceived limitations.”

DIAMOND HEAD

VERNON AH KEE (b. 1967) AUSTRALIA CantChant | 2009 three-channel video installation

THE HUB AT WARD VILLAGE

BERNICE PAUAHI | BISHOP MUSEUM

Museum hours: EVERY DAY 12 PM - 7 PM, except

Hours: EVERY DAY 12 PM - 7 PM, except Wednesdays

Wednesdays

1525 Bernice St. Honolulu, HI 96817

333 Ward Ave. Honolulu, HI 96814

(dimensions variable) cernonahkee.blogspot.com 1

“Wasl” (Arabic for “Union” – from the project Silsila) | 2017 Single-channel video with sound

+1 808-847-3511

HONOLULU MUSEUM OF ART

Sculpture on view 24/7. Museum hours: Tuesday-Saturday

THE ARTS AT MARKS GARAGE

10am-4:30pm, Sundays 1-5pm, closed Mondays.

Hours: EVERY DAY 12 PM - 7 PM, except Wednesdays

900 S Beretania St. Honolulu, HI 96814

1159 Nuuanu Ave. Honolulu, HI 96817

honolulumuseum.org

artsatmarks.com

+1 808-532-8700

+1 808-521-2903

HAWAI‘I PRINCE HOTEL WAIKIKI

Museum hours: EVERY DAY 10am–5pm, except Wednesdays.

Hours: EVERY DAY 12 PM - 7 PM, except Wednesdays

1240 Ala Moana Blvd. #400 Honolulu, HI 96814

100 Holomoana St. Honolulu, HI 96815

wardvillage.com

princeresortshawaii.com

+1 808-591-8411

+1 808-956-1111

HONOLULU HALE Hours: EVERY DAY 12 PM - 7 PM, except Wednesdays

530 S King St. Honolulu, HI 96813

Hours: EVERY DAY 12 PM - 7 PM, except Wednesdays

honolulu.gov

4055 Papu Cir, Honolulu HI 96816

+1 808-768-6622

shangrilahawaii.org +1 808-734-1941

FOSTER BOTANICAL GARDEN Hours: EVERY DAY 12 PM - 7 PM, except Wednesdays

honolulu.gov +1 808-522-7060

Thatch Assembly with Rocks | 2017 wood, thatching, rocks (dimensions variable)

ALFREDO AND ISABEL AQUILIZAN (b.1962, b. 1965) PHILIPPINES | AUSTRALIA

@seanwconnelly 1

Rhunhattan Tearoom | 2015 acrylic and decal collage on ceramics, ink on paper, terracotta infused with scents of colonial commerce

(dimensions variable) @aqsisabel (ig)

(dimensions variable)

ANDREW BINKLEY

beatriceglow.org

(b. 1979) HAWAI‘I | USA Stone Cloud | 2017 Urethane-coated nylon, ink, air

Target Island | 2017 fiberglass-reinforced concrete

andrewbinkley.com

(1300 x 1300 x 200 mm

DREW BRODERICK

|51.18 x 51.18 x 7.87 in)

(b. 1988) HAWAI‘I | USA Billboard I. (The sovereignty of the land is perpetuated in righteousness) | 2017 neon, vinyl (3.7 x 7.3 m | 12 x 24 ft drewbroderick.com

BRETT GRAHAM (b. 1967) NEW ZEALAND

(4.9 x 3.7 x 2.1 m | 16 x 12 x 7 ft)

BEATRICE GLOW (b. 1986) USA

CantChant | 2009 Three-channel video installation

SEAN CONNELLY (b. 1984) HAWAI‘I | USA

samaalshaibi.com

SHANGRI LA CENTER FOR ISLAMIC ARTS AND CULTURES

(9:00 duration)

WARD VILLAGE (IBM BUILDING)

SAMA ALSHAIBI (b. 1973) PALESTINE, IRAQ | USA

bishopmuseum.org

KAILI CHUN

(b. 1962) HAWAI‘I | USA Veritas II | 2012—17 steel

A true sign of the times, the collective of Tokyo—based artists that form teamLab are using the digital world to redefine a medium. “The characteristics of digital technology allow artworks to express the capacity for change much more freely,” they said. “Viewers, in interaction with their environment, can instigate perpetual change in an art work. Through an interactive relationship between the viewers and the artwork, viewers become an intrinsic part of that artwork.”

KAKA‘AKO

180 N Vineyard Blvd. Honolulu, HI 96817

JANE CHANG MI

brettgraham.co.nz 1

MARQUES HANALEI MARZAN (b. 1979) HAWAI`I | USA ‘A‘ahu kino lau | 2017 textile installation, cordage, foliage dimensions variable (dimensions variable) marquesmarzan.com

Stats 1 3 4

CHOI JEONG HWA

(b. 1945) HAWAI‘I | USA

(3.5 x 8 m diameter | 11.5 x 26 ft diameter)

The Nature of Nature | 2017 live performance

(b. 1967) AUSTRALIA

Breathing Flower | 2015 fabric, air blower (motor+timer), LED lamp

AL LAGUNERO

ALEXANDER LEE Te atua vahine mana ra o Pere (The Great Goddess Pere) L’Aube où les fauves viennent se désaltérer | 2017 multi-room installation, ceramic, ink on paper, acrylic on cotton, furniture

Korean artist Choi Jeong Hwa’s work defies categorization. It’s always impactful and often forces the viewer to stop in their tracks. By creating his installations from a variety of materials—ranging from used soda bottles to dishes purchased from the .99 cent store—Hwa creates art that plays into both the harmony and chaos of the urban environment. He has created a 10-story installation made from 1,000 discarded doors, and decorated Seoul’s Olympic Stadium with garlands made from 2 million pieces of trash. As his motto states, “My art is your heart.” 1

(dimensions variable)

(21:23 duration)

#lisareihana 1

The Corallinales (biogenerative painting) | 2009 coralline algae, marine organisms, glass, metal, wood, acrylic, electronics, seawater

LEE MINGWEI 100 Days with Lily (series) | 1995 / 2017 Silver dye bleach prints (ilfochrome)

(dimensions variable)

leemingwei.com

(dimensions variable)

EKO NUGROHO

(dimensions variable) ekonugroho.or.id

(dimensions variable) charltonkupaahee.com

YAYOI KUSAMA 5 (b. 1929) JAPAN 3

up of a collective*

zhanwangart.com 5

LYNNE YAMAMOTO (b. 1961) ASIAN PACIFIC AMERICAN | USA

ORIGIN of 33 artists/groups total

Borrowed Time| 2017 wood (dimensions variable) lynneyamamoto.net

KEN + JULIA YONETANI

From Hawai‘i: 34% From Elsewhere: 66%

(b. 1971, 1972) JAPAN | AUSTRALIA

Crystal Palace: The Great Exhibition of the Works of Industry of all Nuclear Nations (series) | 2007 uranium glass, antique chandelier frames and electrical components, UV lights (174 x 174 x 248 cm | 69 x 69 x 98 in)

GENDER of 35 artists total*

kenandjuliayonetani.com/en

MICHELLE SCHWENGEL REGALA

Female: 43% Male: 57%

(b. 1971) HAWAI‘I | USA

(b. 1977) INDONESIA

Above the Wall Under the Rainbow, Free Air I luna o ka paia i lalo o ke anuenue, ke ea ku‘oko‘a | 2017 acrylic paint

*Excluding teamLab which is made

chrisritson.com

(5 pieces, 166.5 x 115 cm each | 65.6 x 45.3 in each)

CHRIS RITSON (b. 1985) HAWAI`I | USA

(b.1964) TAIWAN | USA

A Study of a Samoan Savage (from the series) | 2015 c-prints

yayoi-kusama.jp

(14:20 duration)

0-30: 6% 31-40: 20% 41-50: 46% 50+: 28%

| 55 x 72 x 71 in each)

LISA REIHANA Tai Whetuki – House of Death, Redux | 2016 two-channel ultra HD video, stereo sound

AGE of 35 artists total*

(140 x 184 x 180 cm each

(b. 1964) NEW ZEALAND

mickidavis.com

(b. 1975) SAMOA | NEW ZEALAND

(dimensions variable)

MARIQUITA MICKI DAVIS Magellan Doesn't Live Here | 2012–2017 single-channel video with sound

SHIGEYUKI KIHARA

I am Here, but Nothing | 2004, 2000 / 2017 vinyl stickers, UV lights, furniture, household objects

Fiona Pardington has become one of New Zealand’s most treasured contemporary artists. For more than three decades, Pardington has been working in a variety of mediums examining worldly issues as well as social and environmental issues related to her native New Zealand. Her work has been featured in several important exhibits and is represented in the collections of Te Papa Museum of New Zealand and the Christchurch Art Gallery.

(b. 1982) GUAM | USA

@mohammedkazem.1

Pohue: Storied Gourds | 2016–2017 ceramic, paint, fiber

ZHAN WANG (b. 1962) CHINA Artificial Rock No. 133 | 2007 two pieces: stainless steel; stone

lesfilterfeeders.com

(dimensions variable)

CHARLTON KUPA’A HEE (b.1989) HAWAI‘I | USA

Local Knowledge (series) | 2017 archival inkjet print on Habotai silk, enamel paint, powdered pigment, epoxy resin on wood panel

EMIRATES

tautai.org/artist/john-vea 2

(b. 1971) & (b. 1969) HAWAI`I | USA

MOHAMMED KAZEM 9 (b. 1969) UNITED ARAB

(4:00 duration | dimensions variable)

fionapardington.blogspot.com

LES FILTER FEEDERS: SALLY LUNDBURG AND KEITH TALLET

#yukikihara

She sows this aina with her younger siblings, yet she cannot inherit that same aina | 2016-2017 single-channel video, rocks, corrugated board, found materials

(dimensions variable)

@kathyjkijiner

(b. 1985) TONGA | NEW ZEALAND

alexanderleestudio.com

Islands in a Basket | 2017 single-channel video with sound installation

Directions (Honolulu) | 2017 vinyl text, light

JOHN VEA

(dimensions variable)

KATHY JETÑIL KIJINER (b. 1987) MARSHALL ISLANDS | USA

Nabokov’s Blues: The Charmed Circle (from the series) | 2017 pigment inks on Hahnemuhle Photo Rag

(b. 1974) TAHITI | USA

choiJeonghwa.com

FIONA PARDINGTON (b. 1961) NEW ZEALAND

#allagunero 1

Water Column 1 | 2016–2017 wire (copper, aluminum) (0.9 x 0.9 x 0.9 m | 3 x 3 x 3 ft) schwengala.wordpress.com 1

GREG SEMU (b. 1971) SAMOA | NEW ZEALAND After Hans Holbein the Younger - The Body of the Dead Christ (diptych) | 2016 digital photographic prints on acrylic lightbox (40 x 180 cm each | 16 x 71 in each)

As a couple, Ken and Julia Yonetani personify the power that art can have on all of us. As Australians by way of Japan, both Ken and Julia left their established professional careers to focus on creating art in 2008 and have never looked back. Their collaborative work, which is primarily composed of heavily acclaimed interactive installations, seeks to connect people with their environment.

*Excluding teamLab which is made up of a collective*

VENUE of 36 installations shown

gregsemu.photography

As one of the most acclaimed Indonesian artists to come of age in the 2000s, Eko Nugroho’s work often depicts social and political criticism. Although he’s been influenced by street art and themes tied to modern urban living, Nugroho also incorporates traditional Indonesian elements back into much of his work.

The Hub at Ward Village: 54% Honolulu Museum of Art: 3% Ward Village (IBM Building): 8% Honolulu Hale: 5% Foster Botanical Garden: 12% Bernice Pauahi | Bishop Museum: 7% The Arts At Marks Garage: 3% Hawai‘i Prince Hotel Waikiki: 3% Shangri La: 5%

Children and parents gather together to examine and interact with In-Flight (2009). Photos: Courtesy HBF

トゥギャザー（一緒に）アルフレッド＆イザベル・アクィリザンの世俗的な芸術文 Beau Flemister

As a couple, the Aquilizans have traversed the world, creating art out of their unique experiences.

夫婦を結び付けているものは「落ち着き」だ、とよく言われる。家庭を築くのは「留まること」。しかしそれは、もしかしたら「激動」かもしれない。その動き、旅、そして静的とはまったく逆のダイナミックな空間も、同様に、本当に家庭を形作ることができるのかもしれない。または、そのような動きこそが偉大な芸術を作るのではないだろうか。いずれにしても、イザベルとアルフレッド・アクィリザンは、その人生のほとんどを移動して過ごしてきた。それは彼らの作品にも見て取ることができる。憧れ、非連続な変化、ノスタルジア、新旧の世界の断片。それらの完全な重みと容積が彼らのカバンに詰まっている。Project Be-Longing：Transit（プロジェクト・帰属感と憧れ：移動、2006年）と題された、所持品が立方体に配置されている彼らの作品のように。このインスタレーションは、アルフレッドとイザベルの実生活と芸術を区切る境界線を不明瞭にしているが、それはかなり意図的になされたものだ。2006年に、彼らと5人の子供たちがフィリピンからオーストラリアへの移住を考えていた時、シドニーのビエンナーレから招待を受けた。その年に彼らは移住を決めたのだが、彼らはこの経験を芸術で表現した。子供たち一人ひとりにフィリピンのバリクバヤンの箱を渡し、一番持って行きたいものを入れさせたのだ。これがIn Transit（移動中）という作品になり、それが後に人々の所持品を一つの立方体に収めた140個の立方体に配置したProject Another Country: Address（プロジェクト・他の国：住所、 2008年）へと発展した。

Here, There, Everywhere: Project Another Country (2016)

草、あるいはディアスポラと呼ばれる集団に自分たちを統合させようとする痛みを伴う過程では、アイデンティティは一定せず、絶えず変化するもので、その構築は絶え間ない交渉のプロセスになります。そして、このような状況、再帰属したいという願い、帰郷への衝動が、家族、記憶、ノスタルジア、言語、そして、様々な形で適応しようとする苦労を題材にした新しいプロジェクトに私たちを駆り立て、私たちにとっての視覚言語になったのです。ここですこし時代を遡ってみよう。フィリピンで互いの実家が近所だったアルフレッドとイザベルは若い頃に出会った。二人とも成人して芸術家になり、フィリピンのロス・バニョス・ラグナにあるフィリピン芸術高等学校（70年代にイメルダ・マルコスによって設立）で教鞭を取るようになった。その学校は休火山のふもとにある国立美術館の一部だった。そこでイザベルが劇場芸術プログラムを、また、アルフレッドが視覚芸術プログラムを担当しているうちに、創造的な若いマインドを磨くことに対する二人の共通の愛を見出した。

Wings (2009)

「これを通じて、私たちはそれぞれのクラスを結び付け私たちの分野を協力しながら学際的に開発、推進、誘発、探索し、共同創造の検証をするプロジェクトを行うことになりました。」とイザベルは語る。「私たちのプロジェクトは教室の外に展開し、コミュニティと協業し、私たちや他の人々の物語を創作・翻訳する手法を得たのです。私たちの作品が非常に協力的でインタラクティブ、そして関係性に富む理由はまさにそこにあります。」 Close up of In-flight. (2009)

イザベルとアルフレッドは、世界中の12を超えるビエンナーレやトリエンナーレから長年に渡り委嘱を受けている。彼らの行き先はシンガポール、モスクワ、オランダ、アラブ首長国連邦、日本、イタリアなど多岐にわたり、毎年新しく、前年とは完全に異質な場所だ。彼らの作品もこれに負けないほど驚くほど多様でオリジナルな媒体から成っている。たとえば、Wings（翼、2009年）と題された彫刻では、シンガポールの矯正施設から数百ものゴム草履を集め、人間のサイズの一対の天使の羽を創作した。Dream Blanket（夢のブランケット、2002／2006年）では、実際に人々がその中で眠り、夢を見た数百枚のブランケットを折りたたんでアレンジし、前面が開いたキャビネットに配置している。そして隠されたサウンドシステムが自分の見た夢を語る人々の声を反響していた。 In Habit: Project Another Country（習慣：プロジェクト・他の国、2012年）では、釣り舟が天井から逆さまに吊り下げられ、段ボールの貧民街がそこから拡がり出て、反転した空が床に向かって伸びているようだった。

「移住は、私たちの仕事にとって常に中心的な問題でした」とイザベルは言う。「2006年にフィリピンを離れて永住を決めた時、私たちはより良いチャンスと機会を求「日常的な物や素材を使って作品を制作するのは、観客にめる移民コミュニティの一員になっていました。根無し参加してもらうための私たちの戦略です」とイザベルは

Gericault, ‘LADE’ : Project Another Country (2014)

“ When we decided to leave the Philippines and migrate permanently in 2006, we had become a part of a community of migrants who choose to live outside their homelands and seek a better opportunity and chance.” Belok Kiri Jalan Teru ‘Devices’: Project Another Country (2015)

語る。「こうやって観客に実際の創造に関与してもらうのは、彼らが芸術とは何かを理解するのに役立つと思うのです」。しかし、In Habit: Project Another Countryは異なるタイプの移民からインスピレーションを受けた彼らの多くの仕事のひとつだ。フィリピン南西部のバジャオ族は、排斥され、海に浮かぶ粗末な住居に住んでいるが、彼らはしばしば彼らの宗教と遊牧民であるがゆえの差別に直面している。アルフレッドとイザベルは、このような社会的な問題にも芸術を使って生命を吹き込む。「私たちのすべてのプロジェクトには、常に私たち自身の個人的な経験を足場にしています。」とアルフレッドが語る。「家庭、家族、場所の喪失、アイデンティティ、順応、記憶―これらは、私たちの共同制作に必ず出てくる重要な問題なのです。」そして今日に話を早送りすると、この2人の芸術家は第1回のホノルルビエンナーレでフィーチャーされる予定だ。これは彼らにとって初めてのハワイでもある。太平洋地域に拡がる様々な文化を持つアーティストにフォーカスし、場所の感覚に大きなフォーカスを置いたこのビエンナーレのコンセプト「今、ここの渦中から」は、まさにアルフレッドとイザベルのために作られたテーマであるかのようだ。

ホノルルビエンナーレでフィーチャーされる彼らの作品について「私たちの作品の多くは、ディアスポラの概念や移住のパターンを見据えています。」と、イザベルは語る。「これは私たちがとても興味を持っている事柄ですが、おそらくここハワイのコミュニティとこの興味を共有できるものと思っています。」「私たちの作品は、つながりの発想に根ざしています。第一に、その場所やコミュニティ、そして素材とのつながり、そしてそれらが作品にどのような意味を与えるかということです。第二には、その展覧会のキュレーターの考えていることとのつながりと、そのフレームワークの中でそのコンセプトをどう形作るか。第三は、その空間とのつながりや、それが作品の形状やコンテクストを決定するか。最後は、観客とのつながりで、その作品の意味の捜索への参加を促すことです。」実に、これがアクィリザン夫妻の作品を通して彼らのこれまでの多くの旅に観客が参加できることを意味するなら、彼らが制作する作品を知るのはとてもエキサイティングだ。きっと、手元にパスポートを準備したくすらなるだろう。

Project Another Country: Passage (2010)

Project Another Country: Address (2008)

In-Habit: Project Another Country: (2009)

Bismuth sculpture (2014)

自然への回帰 Chris Ritsonが自己の作品群を語る文 Beau Flemister

も

しあなたがどこかでChris Ritsonのアート作品を見かけたら、間違いなく振り向いて二度見するだろう。見る人にそうさせる効果があるのだ。彼の結晶体の作品群は、見る者に何を見ているのだろうと疑問を持たせる。彼の紙の彫刻を見ると、現実とは何なのかと不思議に思ってしまう。カイルアで育って、タンタラスの丘に住むこのアーティストが第一回のホノルルビエンナーレで展示した作品が、この島の自然環境に反応してその中で育つ生きた有機体であるというのは、少しも不思議なことではないのだ。ハワイを代表する参加アーティストの一人として、 Chrisは生成するアートに強く惹かれる気持ちと、太平洋や周辺地域のアーティスト達に対してホノルルが果たしている役割について語ってくれた。ビエンナーレに出展している作品について話してください。作品は２点あります。まず一つ目は、Corallines ウミヒバ (生物生成ペインティング ) で、これは水産養殖システムの中で２次元パネル上にウミヒバを育てるインスタレーションです。パネルは取り出して乾燥させると、保存可能な作品になります。二つ目は、Ganoderma マンネンタケ (生物生成ペインティング ) で、おが屑に植えたキノコの菌糸体から生えた１枚の”ペンティング”です。すごいですね。あなたのスタイルはどうやって出来上がったのでしょう? 何に感化されたのですか? 生成アートはポストモダニズムのひとつの形と言えます。題材に対するアーティスト/作家の役割に疑問を投げかけるためによく取られる手法です。そういう作品の開祖であるデュシャン、ボイス、メッツガー、Kakなどにとても感化されました。今では、異種間のコラボレーション、生成アート、バイオアートなどは比較的確立されたジャンルになり、たくさんのアーティストやデザイナーの活動で、その境界線は不明瞭になってきています。通常、私は自然との対峙のしかたを探究するために、この手法を使っています。面白いですね。あなたの結晶体の作品を作るには、化学や生物学への造詣が必要とされるように見えますが、そういったものとの関わりはどうですか? 以前はバイオテクノロジーを勉強していて、エビ養殖場で水産養殖の仕事を暫くやりました。家族は科学に深く関わっていて、私も生まれてからずっと、物事を理解する方法としてアートと科学のどちらにも同じくらい興味をもっていました。あなたの他の表現手段もとてもユニークですね、特に紙の作品が。すごく時間がかかる作業に見えるのですが、プロセスについて少し教えてください。

ビエンナーレには紙の作品は出していませんが、本当に手間のかかる作業であることは確かです。サンフランシスコのレンタルビデオ屋で働いていた時に作るようになりました。映画のポスターや広告が山ほどあったので、捨てないでとっておくようになったんです。意味はと言えば、媒体とか身体の自然な様相、つまり肌や毛などに

ついて扱っているんです。ハワイに戻ってから、ホノルルミュージアムのためにアニメーション/彫刻作品を作ったのですが、これはワイキキの街のそこら中で手に入る無料の観光雑誌だけを使って作りました。もう一つは、不動産広告のポートレート写真だけで作るよう依頼されました。あなたの作品はハワイに深く根付いていると言っていいんでしょうか? 自分はいつも、自然の概念や実際の姿をどう理解して向き合うのかということに関心をもってきました。そういう自分の核になっている価値観は、ハワイの島々との関係や、ハワイにしかない自然のプロセスへの敬意にも影響を受けています。社会の中にあっても環境との関係においても、人類が出会う困難というのは、自然との関係が未発達であることから起こってくるものだと思います。だから、私のアートは、見る人にその関係を考え直させたり探究させたりするためのものなのです。最近のホノルルのアートシーンについてどう思いますか?

Riston, at home in Hawai‘i. Photo: Feducia

今ハワイはとても面白い時期だと思います。世界のアートの次の中心地のひとつに私たちが今まさにならんとしている時で、私たちは、世界の問題に関連が深いのに過小評価されている環太平洋地域の声を、世界に届けることができると思います。ホノルルが急速に発展して観光客の人口統計が変わってきていることや、ホノルル・ビエンナーレのような組織がハワイ諸島を超えて広範囲に活動展開していることの結果だと思います。ビエンナーレであなたの作品が展示されることにはどんな意味があるのでしょう? とても光栄で恐れ多いです。こんなに才能ある人たちと一緒に作品を展示できるだけでなく、開催者やキュレーターにアドバイスをもらえたり意見の交換ができるのは、とても貴重な体験です。世界に向けてハワイを代表するという大望を実現できることに感謝していますし、地域で活動している他のアーティストが今後注目されて成功していくために少しでも貢献できたら嬉しいです。

Reptilians do not Dream (2009)

将来試してみたいと思っている新しい手法は何かありますか? ビエンナーレのCorallines ウミヒバプロジェクトを屋外のもっと大きな開放されたシステムに拡大してみたいと思っています。このインスタレーションは、この有機体を育てるためのパラメーターを確立する実験のようなところがあったので、次のステージとして今度は、もっと大きく速く育てることが可能になって、サンゴ礁にもポジティブな影響を与えることができると思っています。その他に新しいことをやるとすれば、それは、作品自体の構成成分を明示できて、それによって環境によい影響を与えることができるもの、さらに芸術作品 (というよりも私と有機体との関係性/共同作業の証) としていつまでも保存することができる人工物が残るものでなければならないと思っています。

Ritual for the Unborn (2013) Images Courtesy of VSCO Artist Initiative™

光の中でクリス・ローレルフォトエッセイ文 Jeff Mull のキャプション Chris Rohrer This image felt like a nice urban landscape to me. The puddle in the front really seemed to capture my eye. It sounds a little funny, but it felt like an urban Ansel Adams type of a shot.

I actually shot this photo in front of the new tower, Waiea. I like the contrast here, both with the light and what’s displayed in the image. The leaf and the metal bike rack seem to make an interesting juxtaposition.

Photo: John Hook

This was a pretty interesting shot. Obviously, the way the pipe bends is pretty unique and it’s pretty jarring seeing it against the field. But then I saw a guy in the background making his way through the frame. So I waited for him to line up with the pipe before taking the shot.

To me, this image feels unique and abstract. I like that it’s open for interpretation. I was cruising in the park, watching the light and how it moved when I took this photo. I really like how the little weeds in the foreground look like mini palm trees.

I took this photo at Kewalo Harbor. There are some really interesting shapes and angles there. I loved shooting at the harbor. Locals, tourists, surfers, fisherman, everyone’s there. It felt like a microcosm of Honolulu.

This was an interesting image to me. You have these massive roots standing over these rocks, right in the middle of an urban hub. I shot this at Waiea and it felt like you had the confluence of all these elements coming together in one place.

ホノルルはアーティストの活気あるコミュニティのホームだと思いますが、もし私たちが、自らのレンズを通してハワイを撮っている数多くのクリエイティブな写真家たちにスポットを当てていないとしたら、それは怠慢と言わざるを得ないでしょう。この才能ある多くの人たちの先頭にいるのが、クリス・ローレル氏です。彼らは気楽でフレンドリーですが、ローレル氏も同様です。彼は何年もの間、写真に夢中になり、自ら撮影する写真を通して物語を語り、感情をとらえる天性の素質を発展させました。彼のお気に入りのいくつかのイメージにスポットを当てるのに加えて、私たちはローレル氏に、ワードビレッジの通りやその周辺を、彼に語りかける瞬間とシーンを探しながら、歩き回ってもらいました。

ずっと写真家になりたかったのですか。

フィルムで撮影するのが好きな理由は。

良い写真には何が必要だと思いますか。

実は刑事になりたかったのですが、自分が警察でやっていけるほどタフだとは思えいませんでした。写真はハワイ大学ではじめました。私にとって写真とは常に探し求めることなんです。新しい遠近感をね。深く物を見ることが情熱を呼び起こしてくれるんです。

私にとって、撮るのがフィルムかデジタルかは必ずしも重要じゃないんです。カメラなんですよ。これらの写真はローライフレックスで撮ったんです。こいつの醸しだすノスタルジーや狙いを定めてレンズを覗きこむのがたまらなく好きなんです。とても自然な感じがします。このカメラは作られてから50年以上になりますが、まだいい仕事ができますし、価値は全く損なわれてませんね。

写真家の仕事は微妙なものです。メッセージを前面に押し出さないようにしていますが、写真が語りかけ、見る人がストーリーを感じられるようなものにしたいとは思っています。もちろん、構図とかいろいろありますが、私にとって優れた写真とはストーリーを語り、他のことを忘れさせてしまうほど考えさせるものです。

There’s a lot going on in this shot. It feels really nostalgic to me, looking out towards Diamond Head from Point Panic and Kewalo Harbor. That tree reminded me of a banzai tree. And then you had this musician, who was playing a guitar the whole time, just checking out Diamond Head and strumming away. I wonder how many other musicians have done the same thing over the years? There’s a lot of emotion in this photo.

Nobu continues to redefine the "culinary art."

創造的なパレット料理というアートを探るミーガン・トミノ

美

術館を散策し、白壁に丁寧にかけられている巨匠たちの作品を鑑賞する。低い位置にあるベルベットのロープが、作品に近づきすぎないように静かに警告する。美しい彫刻は分厚いガラスで保護されている。ほとんどの芸術では、大衆は単なる鑑賞者、聴衆の一部としての立場しか許されない。作品を提示され、離れたところからその意味を理解し、解釈するしかない。しかし料理の世界では事情は異なる。「Nobu」のようなレストランに足を踏み入れれば、パフォーマンス、すなわちアートが展開する中でその一部となることができる。ひと口ひと口がシェフとのユニークな対話なのだ。その言語とは？食べ物である。 Nobuで12年の経験があるベテランシェフ、マット・ラソにとって、創造的なプロセスは通常、素材から始まる。新鮮な地元産甘エビのような材料を生のままで味わうと、疑問があふれてくる。どんな味なのか？かすかな甘味と海の苦味。どんな味付けが合うのか？アイデアが湧き出てきて、試行が始まる。シェフの率いるチームは静粛かつ正確な動作で、メインの素材に様々な方法を試していく。甘

Chef Matt Raso, at home in his kitchen / studio.

エビを切り開き、直火であぶる。くすんだ色になるが、身は柔らかいままだ。いくつかのアイデアが不採用となった後、最終的な決定が下される。アートの完成だ。味のプロフィールが決まったら、次は盛り付けに入る。デザインと機能を両立させ、客に感銘を与え、食欲をそそるようにしなくてはならない。このレストランは、シンプルながらもエレガントな盛り付けで知られている。桜の柄の大きな丸皿に、鯛の刺身が繊細に盛り付けられている。半透明の魚に、明るいピンクのグレープフルーツや深緑のハラペーニョが少量トッピングされ、味噌と塩が振りかけられる。冷たく透き通ったメスカルベースのドレッシングが、魚とグレープフルーツの小さな層を取り囲む。見た目も素晴らしく、同時に食欲も刺激される。それぞれの料理に仕上げが施され、創造的なプロセスが終わりに近づく。ここでシェフとチームは、料理というアートの最終的な要素に取り掛かる。それは客に感銘を与えることだ。おまかせ（シェフのチ

Eat your art out.

ョイス）ディナーを頼めば、客は忘れがたいパフォーマンスに参加することができる。この瞬間、「アートとしての食べ物」という概念が他の芸術形態と一線を画す。シェフと客との静かな対話がリアルタイムで展開するのだ。複数の出し物が上演され、五感がフルに働く。そしてシェフの作品に対する創造性と情熱に直接触れることができる。最初の出し物、冷製の1、2皿で味覚が呼び起こされる。そして第二幕では柑橘系の軽い味わいに続き、大胆な苦みが前面に出てくる。第三幕では、繊細な揚げ物や脂の乗った豊潤なビーフが登場し、温かいスープや麺類で終幕に近づく。フィナーレにはスイーツが登場し、幸福感に包まれ、味覚が踊る。 Nobuでマットシェフのメニューを注文した客は皆、違う経験をするが、行き着く先は一緒だ。食通であろうと食事を気軽に楽しみたい客であろうと、心に焼き付けられ、もっと食べたいと思うのだ。絵筆を操るわけではないが、マットシェフ自身がアーティストであることは疑いの余地がない。

#WEAREWARD A collection of village moments

Ward Village regulars Jenn and Kingston share some love after a day spent in the pet-friendly village. @X3JENN08

Ala Moana Beach Park, awash in a sea of color at sunset.

Throughout the village, the familiar cadence of drumming fills the air, setting the soundtrack for the day. Upon closer inspection, it's clear these aren't just any drummers. These are the taiko drummers from the Kendo Music and Taiko Center of the Pacific. "This was a special day and we had a blast doing this performance at Ward Village," says the group's leader, Chizuko Endo."The kids loved it!"

The crew at Piggy Smalls is redefining the way Honolulu eats. Who would've thought that rasberry salt cured ahi with melon and prosciutto would make for such a perfect dish? They would.

@WVSHOPS @PIGGYSMALLSHAWAII

Ward Village Community Calendar カカアコファーマーズマーケット毎週土曜日午前8時から正午までワードウェアハウス地元の農家、商店、食料品業者が集うカカアコファーマーズマーケットでは、新鮮な果物、野菜をはじめ、様々な美味しい品物を販売します。入場は無料で、ワードビレッジ全体の広い駐車場をご利用いただけます。

コートヤードヨガ毎週木曜日午後5:30から午後6:30まで IBMビルディングコートヤード毎週木曜日の午後5:30から午後6:30まで、CorePower Yogaの協賛で開催される無料のヨガクラスは、先着50名様まで参加可能です。多くの場合、すぐに定員に達しますのでご了承

来場者は、無料のポップコーン、フード自販機、映画のテーマを称えるアクティビティーをお楽しみいただけます。今後の上映予定や座席のご予約

無料フラダンスレッスン

(入場は無料ですが、オンラインでのチケット予

ワードウェアハウスアンフィシアターステージ

約が必要です) は、WardVillageShops.com/events

毎週木曜夜午後5時

でご確認ください。

磨きをかけましょう。初心者クラスは午後5時か

サンデーセッションワードウェアハウスアンフィシアターステージ

ビルディングで無料の映画上映を行っています。

どで1品目25%オフとなります。

ら午後6時まで、中級および上級クラスは午後6時

ニューウェイブフライデーズ: サウスショアソーシャル

から午後7時までとなっています。

サウスショアマーケット毎月第2金曜日。初日は4月14日の午後5時から

ワードビレッジ

エンターテイメント、クラフトビール、商店の催

唱団、太鼓のパフォーマンスです。このイベント

3月1日から3月31日まで

し物などで楽しい時間をお過ごしください。4月

は無料で、どなたでもご観覧いただけます。ス

月1日から3月31日までの期間で250ドル以上お

14日以降の毎月第2金曜日にサウスショアマーケ

ケジュールはWardVillage.com/Eventsでご確認

使いいただくと、無料映画チケットを2枚獲得で

ットで開催されます。

ください。

き、無料バレーパーキング (チップ込み) をご利

コートヤードシネマ

(HIFF) とConsolidated Theatres協賛のもと、IBM

Delights、Salvage Public、REAL a gastropubな

使って獲得しよう

ワードウェアハウスアンフィシアターステージ

コートヤードシネマでは、ハワイ国際映画祭

& Tea Leaf、Holoholo Market、Big Island

フラハラウ、ヒップホップダンスグループ、合

ください。

毎月第2木曜日

す。TheFaceShop、Big Bad Wolf、Coffee Bean

毎週日曜日午後1時

無料カントリーラインダンスクラス

IBMビルディングコートヤード

と感じたことはないはずです。

用いただけます。詳細はWardvillage.com/events/ spend-getでご確認ください。

毎週火曜夜午後6時

ホノルルビエンナーレセービングパス

ダンスブーツのほこりを蹴散らし、O‘ahu Line

ワードビレッジ

Dancersが主催する無料カントリーラインダンス

2017年3月8日から5月8日まで

の夜に備えましょう。活発に動き、楽しみながら

The Hubへの入場券で、2017年3月8日から

新しいステップを学ぶことが、これほど心地よい

5月8日まで有効の特別割引パスがもらえま

@wardvillage

午後9時まで

アニュアルアンスリウムプラントショー & セールワードウェアハウス 4月14日金曜日午前10時から午後8時まで 4月15日土曜日午前10時から午後4時まで美しいアンスリウムが展示・販売されます。どなたでもハク、レイ、ランなどをウォードウェアハウスでお楽しみいただけま. 開催は4月14日金曜日と翌15日土曜日の2日間となります.

808.591.8411 | wardvillage.com

—a hui hou—

@SACHIKOREALTORHAWAII