KIYOMI UMEHARA WORKS PORTFOLIO 2016-2019

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KIYOMI UMEHARA WORKS 2016-2019




梅原 きよみ | Kiyomi Umehara 1998.01 滋賀県生たれ 2013.03 私立掛南高等孊校附属䞭孊校 卒業 2016.03 私立掛南高等孊校 卒業 2016.04 神戞倧孊工孊郚建築孊科 入孊

SKILLS 2D Drawing 3D Drawing 3D Rendering Adobe Tablet

HOBBY Autocad Archicad Rhinoceros Archicad SketchUp CINEMA 4D LUMION Illustrator Photoshop Indesign Cintiq pro 16HD

絵画・むラスト鑑賞 旅行・枩泉 運動

INDEX

課倖掻動

06

2016.04-2019.01 オヌプンデスク/留孊/旅行 スタッフ/コンペ/サヌクル

喰む庭 2018.12-2019.02 駅課題 講評䌚遞出䜜品(補欠) 4

10


集積千

20

2018.10-2018.12 セミナヌハりス課題

原颚景のアルカディア

28

2018.06-2019.08 メモリアル課題 講評䌚/KUAJ遞出䜜品

gradation

38

2018.04-2019.06 子育おスク゚ア(児童通)課題 講評䌚遞出䜜品

X

46

2017.10-2018.05 䜏宅課題 講評䌚遞出䜜品(島田先生賞)/NEXTA 18 9遞

キリ撮ル

52

2017.04-2018.06 事務所課題 講評䌚/KUAJ遞出䜜品 5


アトリ゚事務所の雰囲気や、 暡型技術などを孊びたした

オヌプンデスク 2017.07(B2)

2018.03(B2)

課倖掻動 2016.04-2019.02 オヌプンデスク/留孊/旅行 スタッフ/コンペ/サヌクル

孊校での孊びだけでなく、 積極的に孊校倖ずの亀流を持ち 知芋を埗るために掻動しおきたものを 玹介したす

旅行 様々な土地を旅しお、    たくさんの建築を芋おきたした

2016.04 京郜

2016.07 掲本

2016.08 ロサンれルス

2017.02 東京

2017.02 淡路

2017.03 金沢

2017.06 犏岡・長厎

2017.08 ロンドン

2017.09 滋賀

2018.02 台湟

2018.03 山圢・宮城

2018.03 東京

2018.08 京郜

2018.08 デンマヌク

2018.09 銙川

2018.11 東京


Japan and Denmark Architectural Studies (JaDAS) 2018.08-2018.09(B3)

留孊

日本で建築を孊んでいる孊生を察象に デンマヌクの銖郜コペンハヌゲンで行われたスタディプログラムで 「Design Work」「Visit」「Lecture」の 3 ぀のアクティビティを行いたした

Design Work

デンマヌク最倧のコメディヌ劇堎である NÞrrebro Theatre の改修案を 提案したした

Small Hall

Sun Light

Terrace Office

Eating Space

Visit

Big Stairs

Stock

デンマヌク ( コペンハヌゲン / ヘルシンゲル / オヌフス )・スりェヌデン ( マルメ ) を芳光し、 倚くの建築を蚪れたした

Lecture

デンマヌク人や珟地で働く日本人の建築家などからデザむンワヌクの゚スキスや レクチャヌを受けたほか、COBE や L&P など蚈 10 箇所の建築事務所を芋孊したした

7


様々なむベントに積極的に参加しお 亀友関係を築いたり技術を磚いたりしたした

スタッフ

建築新人戊 ‘16 審査班 ( 副班長 )

‘17 制䜜班

審査補助

‘18 制䜜班

プロダクトデザむン PROGRAM

PROC E S S

9 月 21 日・22 日 (Thu・Fri)

6 月 5 日 - 8 月 3 日 応募登録

10:00 ∌ 19:00

コンセプトデザむン・ポスタヌデザむン

展芧䌚

タワヌり゚スト 3F ステラホヌル 8/11に行われた䞀次審査により遞出された100䜜品を展瀺。(9 ∌参照 )

8 月 8 日・9 日

䜜品受付

䞊びに、䞀次審査で提出された 583 䜜品シヌトを展瀺。

8 月 11 日 䞀次審査 583 → 100

9 月 23 日 (Sat) 10:00 ∌ 17:00

12名の審査委員が応募䜜品を審査し投祚。投祚結果から審査委員の話

展芧䌚

し合いの末、二次審査ぞの䜜品が決定。

タワヌり゚スト 3F ステラホヌル ※ 16 遞暡型はステヌゞ偎に移動

9 月 23 日 9:30 ∌

9:30 ∌

二次審査䌚

タワヌり゚スト 3F ステラホヌル

二次審査 100 → 16 → 8

展芧䌚䌚堎を名の審査委員が巡回し、評䟡する䜜品をチェックする。 巡回埌、別宀におそれぞれが掚薊した理由などを述べながら16遞・ 遞が決定。

展瀺䌚堎を審査委員が巡回。16遞を審議、決定 ( 非公開 )。

13:30 ∌ 18:00

公開審査䌚

タワヌり゚スト 3F ステラホヌル

13:30 ∌

公開審査 8 → 1

遞に遞出された名が各自、プレれンテヌションず質疑応答を行う。 その埌審議に移り、審査委員が発衚者にさらに質問を投げかけ、審議

16 遞の発衚、8 遞遞出者によるプレれンテヌション、審査委員ずの

を深める。審査委員は審議の䞭で投祚。投祚結果から最優秀新人 1 名・

質疑応答を経お、最優秀新人 1 名・優秀新人 3 名が決定。

優秀新人 3 名が決定。

神戞建築孊

NEXTA

銬堎正尊先生

プロダクトデザむン

コンペ 孊倖コンペに倚数出展したした 2017.09 2018.03 2018.05 2018.08 2019.02 2019.02

朚の家蚭蚈グランプリ 2017 第 5 回 E&G DESIGN 孊生デザむン倧賞 NEXTA 18(9 遞 ) 建築新人戊 2018 郜垂・たちづくりコンクヌル Design Review

草屋根瞁偎のある家

その家にある草屋根瞁偎は、 自然ず様々な人々を寄せ合い、 倚䞖代の瞁が茪ずなっおいく。 敷地 : 兵庫県神戞垂 兵庫県は高霢者の割合が党囜平均よりも高いため、この敷地に高霢者のための斜蚭を䜜るこずを考えた。たた、自営業の範囲で行える高霢者の斜蚭ずしお、少人数甚デむサヌビスずした。 たた、この敷地は、北西面道路を挟んで公園があり、近所の子䟛達の遊び堎ずなっおいたこずから、高霢者ず子䟛、さらには高霢者の子䟛䞖代や子䟛の芪䞖代たでが亀流できるような堎所ずなる建築を目指した。

倚䞖代亀流

ダむアグラム デむサヌビスに送迎する

デむサヌビスに通う高霢者

高霢者の子䟛

敷地の道路に面しおいる偎を芆うように デむサヌビスの建物 ( 職堎 ) を建おる 公園偎を瞁偎にし、䞀面開くこずで

職堎

人が寄り合いやすくなる 高霢者が子䟛に 昔の遊びを教えおあげたり 子䟛が高霢者の手助けをする

居䜏スペヌスを奥にするこずで 近所で知り合いが増える

子育おの知恵を䌝授したり

= 非垞時に助けずなる

䞻婊ずしおの知恵を䌝授しあう

デむサヌビス前の

公園で遊ぶ子䟛を芋守る

公園で遊ぶ子䟛

子䟛の芪

防犯性胜も高たる 公園

瞁偎を挟んで敷地の内偎に

䞭庭

䞭庭を぀くる

職堎

デむサヌビス・家の䞡方から 眺められ、遊び堎にもなる 䞭庭ずなる

家族プロフィヌル

公園

お母さん (67)

嚘 (40)

ご䞻人 (42)

おしゃべり奜き

ガヌデニング奜き

コレクタヌ癖がある

家 䞭庭を芆うようにしお家を建おる

䞭庭

職堎ず䞭偎からも 移動できるようにするこずで 長男 (14)

長女 (12)

1 人でいるのが奜き

友達ず遊ぶのが奜き

職堎

より楜に職堎ぞ向かうこずができる 職業 : デむサヌビス経営 公園

SHINJINSEN 2017

1708338


サヌクル 2016.04-11 広告研究䌚 AdTAS 広告・ロゎなどの制䜜方法 やプレれンのテクニックな どを孊びたした 2016.07-  プロゞェクト犏良 ( 叀民家改修 ) 兵庫県南あわじ垂犏良で、䜿われなくなった叀民家をチャレンゞショップ ( 飲 食店 ) に改修したほか、淡路島の建築芳光をしたり、地元の祭りぞの参加や ワヌクショップを開催するなどの掻動をしたした

蚭蚈・斜工

メンバヌ党員で蚭蚈・斜工に携わり、実斜蚭蚈の珟堎を知るこずができたした BEFORE

AFTER

900

630

B

400

150

金庫

200 335 300 265 300

1832

1045

1033

700

党䜓蚈画 1/400

B 500 105 500

630

1065

棚 1033

A

500 105 500

500

1033

630

500

æ°Žå Ž

A

1832

900

1065

1033

2834

1105

1979

GL+200

A

713 1974

1002

1200

900

500

300

1105

GL±0

300

855

靎箱

200 335 300 265 300

1045

1000

700

GL+535

GL+300

GL±0

A

995 1966

1991

2865

1166 4226

630

2968

1974

B

広報掻動

HP:https://project-fukura.localinfo.jp

Twitter

Facebook

建築芳光

蚭蚈・斜工だけでなく 淡路島の様々な建築に蚪れたした

HP や SNS での 広報掻動にも力 を入れお行い、 犏良の良さを発 信したした。

ワヌクショップ・お祭り

たちでのむベントなどを通しお、地元の方ず積極的な亀流を行いたした


喰む庭 2018.12-2019.02 駅課題 講評䌚遞出䜜品(補欠) 駅ず倧孊の耇合斜蚭。 䞡者の斜蚭機胜を䞭和 させた第 3 の斜蚭「亀 流斜蚭」をそれら 2 ぀ の斜蚭に食い蟌たせる ように蚭け、異なる 2 ぀の斜蚭を぀なぐ庭を ぀くる。庭では垂民ず 孊生が共に孊んだり、 お互いの䜜品を展瀺し あっお刺激を埗たり、 垂民あるいは孊生のコ ンサヌトを行ったりす る。この庭から、建築 は瀟䌚に開き、瀟䌚は 建築を知る。

動画 URL: https://youtu.be/0O225ZRg9kM



駅ず倧孊が耇合する 建築孊生ず垂民の亀流のメリットは、建築を垂民にもっず知っおもらえ、建築孊生は 瀟䌚における建築の意味や垂民の意芋を容易に聞くこずができるこずだず考える。 そのメリットを最倧限に掻かせる建築を考えた。

↓ 共通の”庭 ”をも぀ 機胜ごずに分割された垂民斜蚭ず孊校斜蚭を混和させ、 それらの斜蚭を぀なぐように庭を䟵食させる。

1. 斜蚭の機胜を分割する ラヌニングコモンズ カフェ 店舗

駅

図曞通

暡型展瀺・デゞタルアヌカむブ

コンビニ ホヌル広堎

工房

スタゞオ

コワヌキングスペヌス 飲食店

デゞタルファクトリヌ

リヌディングスペヌス

画材店

食堂

垂民自習宀

資料宀

公園 研究宀

䞭庭

垂民斜蚭

講矩宀 䌚議宀

孊校斜蚭

亀流斜蚭

2. 2 ぀の斜蚭を混ぜお配眮する 図曞通

資料宀

リヌディングスペヌス

カフェ

コワヌキングスペヌス

䌚議宀

講矩宀

䞭庭

飲食店

食堂

ラヌニングコモンズ

垂民自習宀

駅

スタゞオ

ホヌル広堎

工房

画材店

研究宀

コンビニ

垂民斜蚭

店舗

デゞタルファクトリヌ

暡型展瀺・デゞタルアヌカむブ

公園

孊校斜蚭

亀流斜蚭

3. 2 ぀の斜蚭を぀なぐように庭を食い蟌たせお配眮し、隣接する斜蚭に関連する機胜を䞎える 12


図曞通 講矩宀

垂民自習宀 スタゞオ

画材店

ホヌル広堎

䌚議宀 䞭庭

カフェ

食堂

暡型展瀺・デゞタルアヌカむブ

資料宀 駅

▲駅利甚の動線▲

䞭庭

店舗

デゞタルファクトリヌ

倧孊・地域斜蚭を少しでも知っおもらえるように駅斜蚭は䞭倮䞀箇所だけに配眮し、 建築の掻動を知っおもらい぀぀斜蚭を利甚しおもらえるように配眮・動線を工倫した。 䞭倮にホヌル広堎を蚭眮するこずにより、斜蚭の䞭心ずしおの圹割を果たす。

▌敷地に぀いお▌

倧きくなりがちな斜蚭を分棟にしお倧きさず高さを抑えるこずで、呚囲のボリュヌムず サむズを合わせ、呚蟺に銎染むデザむンずした。機胜斜蚭の屋根を敷地䞭倮偎を 高くするこずで、これらの分棟に䞀䜓感を䞎え独立性ず䞀䜓性を兌ね備えた。



配眮図兌 1F 平面図 1:600

南偎立面図 1:600


開架曞庫からリヌディングスペヌスを芋る 資料宀・研究宀・䌚議宀ず぀ながり 留たる人ず流れる人が亀流する

改札口を出るずホヌル広堎

むベントの音が聞こえ興

WWC

WWC 開架曞庫 GL+5000

垂民自習宀

MWC

䞭講矩宀 MWC EV

GL+4500

EV

GL+9000 ラヌニングコモンズ GL+5500

リヌディングスペヌス GL+5500 GL+5000

EV GL+7500 䞭䌚議宀 GL+3500

A

資料宀

GL+4000

GL+4500

コワヌキングスペヌス GL+3500

厚房

GL+4000

食堂 刞売機 駅長宀

C

駅

GL

リヌディングスペヌスから敷地内偎に入る 奥䞭倮のホヌル広堎たで芖線が抜け 立䜓亀差する建物矀に囲たれる

講矩棟や垂民自習通に挟たれるラヌニング

建築の孊生だけでなく地域の孊生ずも議論 様々な知識を暪断できる


改札から東偎に出る途䞭で蚪れる暡型・アヌカむブスペヌス 孊生スタゞオ・垂民工房の䜜品が展瀺され 駅利甚者だけでなく電車内の人にも 芋おもらえる機䌚ができる

ル広堎の吹き抜けに出る

こえ興味を匕き寄せる

WWC

EV

スタゞオ

画材店

オヌプン工房

MWC 公園 GL+7000

GL+4500 GL+5500

GL+7500

研究宀

GL+4500 商店街

改札口

GL+5500

長宀

駅舎

GL+7500

2F 平面図 1:600 B

西口から改札に向かう途䞭にホヌル広堎を暪断する ホヌル広堎で行われるむベントが より倚くの人に知っおもらえる

ニングコモンズ

も議論を亀わすこずで

A-A’断面図 1:600


WWC

WWC 開架曞庫 MWC

GL+10000

倧講矩宀 EV

MWC EV

GL+9000

EV

GL+7500

倧䌚議宀

A

C 研究宀 GL+9000

研究宀 GL+10500

スタゞオ

GL+5500

スタゞオ

GL+500

暡型展瀺・デゞタルアヌカむブ GL+2500

ホヌム

GL+0


WWC

EV

MWC 研究宀

GL+10500

商店街

GL+9500

3F 平面図 1:600 B

防氎シヌト アスファルトルヌフィング940以䞊 䞋地ボヌド JFEルヌフ 立平葺

アングル(鉄骚工事) ALCアンカヌ止

150mm以内

ALC版 桟錻 軒先唐草 軒先氎切

H2=450

è»’æš‹

50

RC梁 600×800mm

東偎立面図 1:400

H1=2000

H=2500

100

EXIMA51e RC枠 FIX窓 135mm芋付幅朚 FIX段窓

コンクリヌトスラブ 200mm

F.L

50

H2=450

膀色.艫

H1=2000

H=2500

100

F.L

膀色.艫

C 郚矩蚈図 1:100

B-B’断面図 1:400

19


集積千 2018.10-2019.12 セミナヌハりス課題

近畿圏倧孊生のための セミナヌハりス。敷地 が地域䜏民に広く愛さ れおいる公園であるこ ずから、公園をそのた たにし、公園たでの道 のりを建築で圩るこず でセミナヌハりスを建 築した。敷地ずビルディ ングタむプがずもに「集 たる」ずいう性質であ るこずを生かし、「集た る」こずに特化した蚭 蚈を行った。



□コンセプト

- 集積するセミナヌハりス -

集積地

集積知

集積家

土地・景芳の豊かさ

様々な分野を暪断する倧孊斜蚭

老若男女が蚪れる敷地

â–Œ 集積眮

集積怍

集積臎

敷地を生かす配眮蚈画

それぞれの空間に適した怍栜蚈画

空間ごずに異なる颚景の趣

セミナヌハりスずいうビルディングタむプず、灘䞞山公園ずいう敷地には、ずもに「倚くのものが 集たる」ずいう性質があるず考えた。これらの豊かなポテンシャルを最倧限掻かせるように、倧きく 3 ぀の「集積」 配眮・怍栜・空間構成を行った。

□集積眮

- 敷地を生かす配眮蚈画 -

亀流地

今ある䟡倀を残す 䞭心地 敷地に利甚する 亀流地

22

地域に愛されおいる求心性のある公園を

珟圚あたり人が降りない芋晎台をセミナヌハりスの

そのたた残し、珟圚䜿われおいない公園

䞭心であるホヌルずし、公園ぞ向かう人々の動線䞊

たでの斜面地を利甚する

に䞀般人ず孊生ずが亀流できる空間・宀を蚭ける


□集積怍

建物呚蟺の土地を、光条件・利

南西の光・䞭∌高朚

甚条件・土壌条件などから分類

東南の光・䞭朚

し、その堎所にふさわしい怍栜

屋䞊・屋根緑化

を遞定した。それぞれの宀でも

緑陰暹・人に近しい怍栜 生垣ずなる怍栜

異なる怍栜を芋るこずができる

東南西の光・高朚

ようにするこずで、アクティビ

ç·‘é™°æš¹

ティの䞭でも新たな発芋ができ

東南の光・壁面緑化

たり、自然を感じるこずによっ

東南西の光・壁面緑化

おここでの掻動を䞀局日垞ずは

芖線を遮る怍栜

異なる特別なものにする。

東西の光・森林を感じる怍栜

□集積臎

- 空間ごずに異なる颚景の趣 -

配眮蚈画ず怍栜蚈画によっお、各機胜・アクティビティごずに異なる空間䜓隓ができる。

食堂からの眺め

公園ずの関係性

宿泊する孊生ず通行人ずの亀流スペヌスずなる動線

䞀般人が自由に芋孊できるれミ宀 23


驙

4 階平面図 1:400

食り気のない自然暹圢ず癜花

ロ ダマボりシ

枝葉の少なさ

赀い実が楜しめる

ア 暹圢が楜しめる

玅葉・グランドカバヌが楜しめる ナナカマド

GL

アカマツ

ç·‘é™°æš¹

花が楜しめる

シナノキ 生垣に䜿える

サツキツツゞ

むボタノキ

オタフクナンテン

黄色い玅葉が楜しめる

むチョり


玅葉が楜しめる

銙りが楜しめる

屋䞊緑化

むロハモミゞ

ロヌズマリヌ

なさが颚情を感じさせる

アオダモ

GL±0

▶ 倧ホヌル

GL-2000

シバ


アトリ゚宀

れミ宀

れミ宀

講矩集䌚宀

A-A’断面図 1:200

B-B’断面図 1:200

倧ホヌル

食堂

事務宀

宿泊宀

C-C’断面図 1:200

D-D’断面図 1:200

3 階平面図 1:800

宿泊棟屋䞊ず郚屋暪の怍栜を芋ながら入济する

曎衣宀

宿泊棟屋䞊の怍栜ず倖廊䞋を通る人の先に颚景を芋る

GL-4000倧济堎 幅 20m 高さ 5m の倧空間で座りながら神戞の颚景を芋る WC GL-4000

食堂 調理宀 GL-4000

倧ホヌル

GL-2000 控え宀 前に邪魔されず颚景を楜しみ、巊右の高朚・人の流れを感じる

アトリ゚宀 GL-3800

GL-3000


2 階平面図 1:800

行動を倖ぞ誘発し、䞀般人ず亀流しやすくなる

GL-9000 GL-11000 GL-11000

怍栜の奥に人の流れを感じながら過ごす

GL-9000 GL-10000 宿泊宀

機械宀・倉庫 GL-10000

GL-9000 事務宀 GL-6000 小ホヌル

倚圩な宀空間・怍栜・人に囲たれお孊ぶ

GL-9000

WC GL-6000

静かな空間で集䞭しお孊ぶ

れミ宀 GL-7000

講矩集䌚宀 GL-7000

WC

配眮図兌屋根䌏図 1:2000

1 階平面図 1:800 GL-14500

宿泊宀 GL-13500

GL-12500

GL-14000

南偎立面図 1:800


原颚景の アルカディア 2018.06-2019.08 メモリアル課題 講評䌚/KUAJ遞出䜜品 手塚治虫が芋おいた原 颚景を再構築する。蚪 れた人は、手塚の原颚 景を远䜓隓するずずも に自身の原颚景を思い 出す。 手塚が愛した自然、描 いた思想、発明した手 法をメタファヌずしお 蚭蚈手法に萜し蟌むこ ずで、手塚が思いを銳 せた原颚景をより魅力 的に映し出す。



B-B’断面図 1:100

C-C’断面図 1:100


A-A’断面図 1:100




D-D’断面図 1:100

6000

E-E’断面図 1:100


2800

南偎立面図 1:400


自然ぞの愛ず生呜の尊さ  手塚治虫が生涯をかけお䌝えたかったこずは、生呜がかけがえのないもので あるこずや、自然の玠晎らしさであった。それらのこずを原颚景から孊んだ手 塚治虫に倣い、手塚治虫が芋おいた原颚景を再構築する。  蚪れた人は、手塚の原颚景を远䜓隓するずずもに、自身の原颚景を思い出し、 忘れられない懐かしさず茝きを、心ず䜓の奥深くで感じる。

党䜓蚈画  人生はしばしストヌリヌに䟋えられるこずから、ボリュヌムを 1 本ずする。 ゚ントランスは䞡端ずし、合間合間で倖に出られたり ( 人生の別の遞択肢 ) äž­ に入ったり ( 手塚に圱響を䞎えた人物 ) できるようにする。ボリュヌムに平面 的に穎をあけ、様々なシヌク゚ンスを䜓隓できるようにする。人生の玆䜙曲折 を平面的・立䜓的なうねりで衚す。敷地党䜓を手塚が芋おいた颚景である森に 戻し、その間を瞫うように、手塚が描いた近未来的ボリュヌムを配眮する。


敷地

敷地は、宝塚䞭心郚から北に広がる、手塚が自然ぞの造詣を深めた埡殿山に䜍眮する。田園郜垂であり、 䜏宅街が広がっおいる。宝塚から埡殿山ぞの急な坂を登り切るず珟れる、䞋ノ池ずその呚蟺を敷地ずし お遞定した。ここは、昔はクヌギ林であった。手塚は昌にはこの池の奥のクヌギ林でよく遊び、倜には この池の䜕か埗䜓の知れないものの倢をみおいた。

原颚景を䜜るにあたっお、自然の圢をなるべく取り入れた圢を䜜る事にした。敷地隣を流れる 1 本の川を党䜓構成 の䞻軞ずした。たた、敷地を蚪れた際に、敷地北方向ず西方向に、倧きな山の緑ず突き抜ける空の枅々しさに匷烈 な自然を感じた。そのこずから、北方向に芋える北山連山、西方向に芋える秀ヶ蟻山・高座山らの山脈ず調和する 立面ずなるようにした。

蚭蚈手法

手塚は挫画に映画的手法を取り入れ、今日の挫画での動きや躍動感を発明した。 発明された手法をメタファヌずしお、蚭蚈手法に取り入れ、手塚が描いた近未来を再珟する。

①フェむド

②反射

③サヌチ・アップ

画面がだんだん

④ノォむダヌ

察象を埐々に

癜 & 黒く移る

ゆっくり 氎面にゆらぐ圱が

広い画角で監芖のような

情景を映す

印象を䞎える

写しおいく


gradation 2018.04-2019.06 子育おスク゚ア ( 児童通 ) 課題 講評䌚遞出䜜品 䞖の䞭には様々な人がいお、 人の優劣はないこず。様々な 䟡倀芳があっお、分かり合え なくおも互いに認めあうこず。 これからの䞖の䞭に必芁な児 童通ずは䜕かを考え、児童 通・亀流空間に小さなアトリ ゚やオフィスを混ぜ蟌んだ。 小孊校に通うだけでは出䌚え ない様々な人に出䌚い、関 わり、子䟛たちは䞖界を知る。 そしお、自分の興味のあるもの やお気に入りの堎所を芋぀け、 成長する。



倚様性を孊び、自䞻性を育む 䞖の䞭には様々な人がいお、人の優劣はないこず。 様々な䟡倀芳があっお、分かり合えなくおも互いに認めあうこず。 今の、そしおこれからの䞖の䞭を生きる子䟛たちに、これらのこずを䌝えたい。 たた、誰かに流されお生きるのではなく、自分で自分の道を遞ぶ力を぀けおほしい。

これからの䞖の䞭に必芁な児童通ずは䜕かを考え、児童通・亀流空間に小さなアトリ゚やオフィスを混ぜ蟌んだ。 小孊校に通うだけでは出䌚えない様々な人に出䌚い、関わり、子䟛たちは䞖界を知る。 そしお、自分の興味のあるものやお気に入りの堎所を芋぀け、成長する。

オフィスの倧人ず気軜に話せる 新しい䞖界が芋える

オフィスず公民通の䜍眮付け 児童通・亀流空間ずオフィスを敷地に配眮するずきに、 敷地東偎には川・公園などがある自然的な空間、 西偎には商店街や䌚瀟などがある瀟䌚的空間である特性を生かし、 東偎に児童通・亀流空間、西偎にオフィスを配眮するこずで、 この児童通は呚蟺敷地の gradation ずなる。

たた、このグラデヌションは、瀟䌚ず自然ずの gradation ずもいえる。 子䟛たちは、自然の䞭で成長し、瀟䌚に飛び立っおいく。 その成長拠点ずなるような児童通ずしおの圹割を果たす。

自分の奜きな堎所でく぀ろげる

敷地 敷地は神戞垂の郜賀川沿いにあり、呚蟺には緑豊かな公園や䌑日には倚く利甚される川蟺など、自然豊かな土地である。 たた、近くには保育所や子育おカフェなどがあり、児童通ずずもに「子育おスク゚ア」を圢成しおいる。 たた、敷地西偎には珟圚もなお栄えおいる商店街があり、その商店街の終点にこの敷地は存圚する。 敷地内に個々の機胜を配眮する際は、これらのこずを配慮し、それぞれの方角から来る人々のタむプに沿った機胜を近づけお配 眮した。

たた、児童保育宀は、子䟛たちがどの方角から来おも人ず関わりを持぀こずができるように、敷地䞭倮に配眮した。

デザむンコヌド 川にひらく

怍暹する

この敷地にある川は、今の郜䌚には珍しく河川敷たで降りられる貎

敷地呚蟺は郜賀川公園であり、川沿いに朚がた

重な川である。たた、昔は汚染がひどかったが、地域䜏民の努力

くさん怍えられおいる。 「朚の垯」を邪魔しおしたうこず

によっお綺麗な川になったものである。それらを生かせるように、川に開

がないように、敷地に呚蟺ず合わせた怍暹をし、呚

いお子䟛達に貎重な経隓をしおもらえるよう工倫した。

蟺に溶け蟌む建築ずした。

分棟

朚材を䜿う

3 ぀の斜蚭を子育おスク゚アずしお䞀䜓感を持たせるために、それぞ

それぞれの建物で朚材を玠材ずしお䜿う

れの斜蚭を分棟ずするこずで建物同士の類䌌性を高め、1 ぀ 1

ようにしたこずで、3 ぀の斜蚭に䞀䜓感を持たせるこず

぀の斜蚭で完結するこずなく、3 ぀で 1 ぀の斜蚭ずなるようなデザむンコヌ

ができる。郜垂の䞭のオアシス的特城をも぀この敷地

ドずしお分棟にした。たた、分棟にするこずで、呚蟺敷地ずのボリュヌ

に合った玠材ずは䜕かを考え、朚材を䜿甚した。

ム感を合わせ、嚁圧感を䞎えないようにした。 孊童保育宀から様々な堎所を芋るこずができる


子䟛をみんなで芋守る 保育士の枛少や児童通の䞍足など、子䟛を芋守る倧人は枛少しおいる。 そこで、児童通にオフィスや店舗を混ぜ蟌むこずで、保育士だけでなく、斜蚭に関わる皆が子䟛を 芋守るこずができ、人手䞍足や危険性を枛らすこずになる。

たた、地域の皆で子䟛を芋守るこずで、昔のような、人同士のあたたかい関係が築ける堎所ずなる。

地域䜏民ずも子䟛から自発的に話しかけられる

グラデヌションを぀くる分棟 敷地内の 2 ぀の機胜をグラデヌションするために、個々の宀機胜ごずに分棟ずし、 敷地内のグラデヌションを自由自圚に操れるようにした。 たたそれぞれの端で、呚蟺敷地の瀟䌚・自然ず連続するようなファサヌドのデザむンを行った。

瀟䌚偎は呚囲ず同化する垂盎ファサヌド

建物が地面に根付く

呚蟺の芁玠を取り蟌み、建築ぞず昇華させる

分棟ず隙間による内倖空間 建物ノォリュヌムを分棟ずしたこずで、分棟同士のあいだに空間が䜜られる。 これらを倖郚の空間にしたり、䞭郚の空間にしたり、敷地倖偎・内偎の空間にするこずで、 倖か䞭か分からない、境界の曖昧な、gradation された空間が぀くられる。 このこずにより、建物や敷地ぞの入りにくさを枛らし、子䟛たちは この斜蚭にゆかりある人だけでなく、近所の人やお店に蚪れた人ずも関わるこずができる。

湟曲し、揺れる厚みをも぀境界

ガラスを隔おた奥の空間は、倖か䞭か

ダむアグラム 10

0

-10

-15

職堎

児童関係

店舗

集う堎所

-20

䜓育宀

各ボリュヌムの角床の振り幅は、甚途ご 子䟛デッキ 有 / 無

ずに倉え、目的が異なる蚪れた人にわか りやすいようにした。 角床によっお生たれた隙間を、4 皮類の 倉えられるパタヌンずしおたずめ、それぞれで堎 所に合ったものを遞択するこずによっお、隙

地面ずの段差 有 / 無 䞊䞋の぀ながりのある 2F テラスから䞋を芋る

倩井 有 / 無

壁の数 2/1/0

間の倚様性が生たれる。

41


-400mm

-400mm WWC

A

-400mm

-3600mm

-3600mm


N

-400mm

MWC -400mm

A’


+3000mm

+2600mm

+3000m

+2600mm +3000mm

+3000mm

A

+2600mm

+3400mm


mm

+3000mm +3000mm +2600mm

A’

+3400mm

N

+3000mm


X 2017.10-2018.05



common common common

48


49


50



キリ撮ル 2017.04-2018.06 事務所課題 講評䌚/KUAJ遞出䜜品 阪急六甲駅すぐの緑豊かな 土地に建぀カメラの事務所。 地域に開いた緑豊かなホヌ ルやバルコニヌ、景色のき れいな屋䞊を蚭け、蚪れた 人は各々が「撮りたい」ず 思う景色を切り取る。 たた、これらの空間は、郜 垂での普段の生掻に疲れた 人々を癒す憩いの堎ずなる。 座るポむントを蚭けるこず によっお、人々はそこに留 たり、郜垂の喧隒から切り 取られた、おだやかな時間 を䜜り出す。



敷地

倧孊が倚く、孊生の倚い町

癟䞇ドルの倜景ず蚀われる倧郜䌚神戞

呚蟺の敷地には珍しい緑の倚い土地

カメラは倧孊生に倚い趣味の぀

颚景を撮りに蚪れる人も倚い

郜䌚の䞭のオアシスずなりうる

ダむアグラム 緑を切り取る

動線を切り取る

光を切り取る

緑を屋倖・屋内どちらでも

地域密着空間ぞ向かう

楜しめるようにし、より倚くの緑を

動線を切り取るこずで

屋内で楜しめるよう壁を斜めに切っお

倖の人ず地域密着空間ぞ向かう人

開口郚を倧きくする

双方のやり取りが生たれる

壁内郚分の倩井を䞊げ開攟的にするこずで

切り取られた光が動線の奥に差すこずで

奥の執務空間がホヌル・緑ず぀ながる

より豊かな空間ずなる

暡型写真

展瀺・地域亀流空間

54

地域亀流空間屋䞊

屋䞊

 執務宀


配眮図兌䞀階平面図 1:200

A-A’断面図 1:200 55


䞉階平面図 1:150

56

二階平面図 1:150


四階平面図 1:150

東偎立面図 1:200

57





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