金沢倧孊 戊略的研究掚進プログラム "Kanazawa University Discovery Initiative"

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海掋底から地球内郚ぞ掘り進めお

未知のマントル物質を採取する

﹁新しい海掋地球科孊﹂の拠点圢成を目指しお

陞䞊地質䜓からのアプロヌチ

□ 重 点 研 究 プロ グ ラ ム

・研究メンバヌ 代衚者

荒井 章叞 海野 進 森䞋 知晃 氎䞊 知行 奥野 正幞 奥寺 浩暹 神谷 隆宏 長谷川 卓 平束 良浩 隅田 育郎 遠藀 埳孝 長谷郚埳子 犏士 圭介

教 授理工研究域自然システム孊系

教 授理工研究域自然システム孊系 教 授理工研究域自然システム孊系 助 教理工研究域自然システム孊系 教 授理工研究域自然システム孊系 准教授理工研究域自然システム孊系 教 授理工研究域自然システム孊系 教 授理工研究域自然システム孊系 准教授理工研究域自然システム孊系 准教授理工研究域自然システム孊系 助 教理工研究域自然システム孊系 准教授環日本海域環境研究センタヌ 助 教環日本海域環境研究センタヌ

地球の半埄はおよそ6300㎞。私たちが生掻しおい る地球衚面から䞭心に向かっお、地殻、マントル、栞 ず、性質の異なる局が䜕局も積み重なった構造をし おいたす。地球の内郚を盎接芋お觊っお調べるこず は容易ではありたせん。しかし、地球の営みを詳し く知るためにも、地球内郚を盎接調べお物質を採取 するこずは重芁な意味を持぀のです。 今たで誰もたどり着けなかった地球の奥深くに迫 り、地球科孊の新たな知芋を埗ようずいう研究プロ ゞェクトが「モホヌル蚈画」です。金沢倧孊が䞭心ず なり、䞖界の研究機関ず連携しお蚈画を掚進するた めの共同研究を進めおいたす。

人類初の挑戊ずなる 「モホヌル蚈画」ずは 地球の䞀番倖偎の局である「地殻」の厚さは、倧陞 郚分で30〜60㎞、海掋底で6〜7㎞です。その䞋には、 「マントル」がおよそ2900㎞の深さたで広がっおいた す。地殻ずマントルの境界はモホロビチッチ䞍連続 面、たたはモホ面ず呌ばれおいたす。この付近で地 震波が急速に速たるこずが分かり、構成物質が異な る䞍連続な局の境界であるこずが分かったのです。 モホヌル蚈画では、倧陞よりも地殻が薄い海掋底 からモホ面に向けお深さ7㎞におよぶ孔を掘り、未知 のマントル物質を盎接採取したす。モホ面ホヌル 孔から、「モホヌル」ず名付けられたした。掘削に

理工研究域自然システム孊系

荒井 章叞 教授 10

は、日本の地球深郚探査船「ちきゅう」を䜿甚。珟圚は、 倪平掋䞊で掘削堎所の怜蚎を行っおいたす。プログラ ムリヌダヌの荒井章叞教授は次のように説明したす。 「これたで人類にずっお地殻の䞋にあるマントルは 遠い存圚でした。しかし、このモホヌル蚈画ではマ


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金沢倧孊 戊略的研究掚進プログラム "Kanazawa University Discovery Initiative" by Hiroe Yoneda - Issuu