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文書番号 :SSA013 Revision :1.00

SILICON SOFTWARE 社フレームグラバー microEnableIV シリーズ

Grabber Controlled モードでの画像取得

株式会社アプロリンク


文書番号 :SSA013 Revision :1.00

目次 はじめに ........................................................................................................................................................................... 2 1 本手順書について .......................................................................................................................................................... 3 2 グラバーのトリガー制御 ................................................................................................................................................. 3 2-1 グラバー制御トリガー ........................................................................................................................................... 3 3 カメラの設定方法 .......................................................................................................................................................... 4 3-1 設定手順 .............................................................................................................................................................. 4 3-2 カメラの露光時間を使用した設定............................................................................................................................ 6 3-3 パルス幅の露光時間を使用した設定 ........................................................................................................................ 8 改定履歴......................................................................................................................................................................... 10

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はじめに この度は株式会社アプロリンク取り扱い製品をご使用いただき誠にありがとうございます。ご使用の前に、この資料をお読みい ただき、正しくお使い下さい。 ・

本書は、お客様が Windows/MAC の基本操作に習熟している事を前提にしております。

本書内で使用されている表示画面、イラスト等は説明用に作成されたものです。お客様の環境により実際の表示画像と違う 場合がございます。

ご使用のパソコン・周辺機器・オペーレーティングソフトなどお客様のご利用環境により正常に動作しない場合があります。

本書に使用する内容の一部、または全部は、株式会社アプロリンクによる許可なく転載することはできません。

本書の内容について、万一不審な点や記載漏れなどお気付きの点がありましたら、ご連絡下さい。

本書の内容に疑問点などが生じた場合は、メーカー発行の英文技術資料および英文マニュアルを正しい情報として下さい。

本書の内容は予告なしに変更する場合がありますのでご了承ください。

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本 手 順 書 に ついて 本手順書は、SILICON SOFTWARE 社のフレームグラバーmicroEnableIV Fullx4 及び Photonfocus 社カメラ MV1-D1312-160-CL-12 を使用して Grabber Controlled Trigger モードでの画像取得について説明します。 パッケージが既にインストールされた状態でカメラに合わせた定義が行われ Free Run にて画像の取得を確認したところから説 明を進めます。パッケージのインストールについては、「SSA001microEnableIV シリーズ パッケージのインストール」、カメラ の設定や画像取得については、「SSA004microEnableIV シリーズ 画像取得の設定」を参照ください。

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グラバーのトリガー制 御

2-1 グラバー制御トリガー この画像取得モードでは、microEnable Ⅳフレームグラバーがカメラに Exsync 信号を送る事によってカメラの画像取得を制御 します。ソフトウェアによってピリオド P と露光時間 L の信号が設定できます。 次にストロボ照明や異なる同期タスクを制御するために使用される信号 Flash は、ディレイ D をソフトウェアで定義する事によ り生成できます。

図 2.1 グラバートリガイメージ図

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カメラの 設 定 方 法

3-1 設定手順 1.

MicroDisplay Runtime より Trigger /Exsunc 項目をオープンして Mode より Grabber Controlled を選択します。

図 3.1 Trigger Mode 選択画面 2.

Exsync Enable を ON に設定します。

図 3.2 Exsync Enable ON 選択画面

3.

Exsync Output の Frame/Sec.でフレームレートを設定します。本手順では、40 フレームに設定します。

4.

Polarity は、Exsync の High または Low どちらを有効にするかを設定します。ここでは Low を選択します。

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図 3.3 Polarity 選択場面

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3-2 カメラの露光時間を使用した設定 この章ではカメラで設定した露光時間を使用する設定方法について説明します。 1.

PFRemote を起動し、Trigger タブで Mode を Interface Trigger に設定します。

2.

Exposure time defined by で Camera を選択します。

3.

Grabber Controlled モードで Trigger signal activate low のチェックボックスをチェックします

図 3.4 Grabber Controlled モード 選択画面

4.

設定が完了しましたので画像を取得します。フレームレートが 40fps くらいで画像取得できたら正しく設定されていること になります。

図 3.5 画像取得画面

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カメラ側で設定した露光時間が有効になっているかを確認します。露光時間を 10msec から 20msec に変更します。

図 3.6 露光時間変更画面

6.

露光時間が長くなったことにより画像が明るくなりフレームレートが下がりましたのでカメラの露光時間が有効になって いる事が確認できます

図 3.7 露光時間変更確認画面

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3-3 パルス幅の露光時間を使用した設定 この章ではボードから送られる Exsync の幅で露光時間を設定する手順について説明します。 1.

PFRemote を起動し、Trigger タブで Mode を Interface Trigger に設定します。

2.

Exposure time defined by で Trigger pulse width を選択します。

3.

Grabber Controlled モードで Trigger signal activate low のチェックボックスをチェックします

図 3.8 Grabber Controlled モード 選択画面

4.

miroDisplay Runtime で Exposure を右クリックして Show slider dialog をクリックします。

図 3.9 Show slider dialog 画面

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露光時間を長くした時に、画像が明るくなり、フレームレートに変化があれば、パルス幅による露光時間の設定が反映して いる事を意味します。

図 3.10 露光時間変更確認画面 1

図 3.11 露光時間変更確認画面 2

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改定履歴 日 2011.8

内 初版

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