User’s Handbook for Version 6 – updated March 2010 - 20
イナミクスも自動的に強くなります。 強めのアクセント ノート 強めのアクセントがついた音は、アクセント ノートより強く演奏します。 スタッカート スタッカートがついている場合、スコア上の音符の長さに関わらず非常に短く演奏します。スタッカートは、音符 の下に点をつけて表記します。 レガート レガートは複数の音符に適用されます。(レガート フレーズということもあります。)音符をつなげてできるだ けなめらかに演奏します。ギターの場合、再現できないため、代わりにハンマリング オンとプリング オフを使用 します。 Let Ring Let Ring (レット リング)は、コードが変わるまで弦を鳴らしたままにする奏法です。アルベジオでよく使用さ れます。 メニューの ツール > Let Ring オプションから小節範囲を指定して、各弦に Let Ring を設定できます。 デッド ノート デッドノートは短く、普通の音よりはるかに弱い音です。ギターでは特定のリズム効果を与えるために使用されま す。デッドノートは、右手の手のひらを(右利きの場合、以下同)ブリッジの近くの弦に軽く乗せるか、左手で弦 を押さえずに触れている状態でピッキングして演奏します。 ナチュラル ハーモニクス ナチュラル ハーモニクスでは、左手で軽くフレットの上の弦に触れながらピッキングし、すぐに指を離して音を 出します。5th、7th と 12th フレットのハーモニクスが一般的によく使われます。他のフレットのハーモニクス は、あまり使われません。 人工ハーモニクス 次のような種類のハーモニクスが使用できます。 A.H.(人工ハーモニクス): 人工ハーモニクスでは、左手の指で普通に弦を押さえます。右手の人差指で、数フ レット上の弦に軽く触れます。そのままピッキングすると同時に人差指を離して音を出します。とても難しい奏法 です。 T.H. (タッピング ハーモニクス): タッピング ハーモニクスは、押さえているフレットの数フレット上の弦を 素早く叩いて作り出す人工ハーモニクスです。 P.H.(ピッキング ハーモニクス): ピッキング ハーモニクスはピックで行います。ピックを持っている手の親指 を弦に軽く押し当てて弦をピッキングします。このハーモニクスを出すには、ディストーションのエフェクターを 使用するのが最も効果的です。 S.H. (セミ ハーモニクス): セミ ハーモニクスはピッキング ハーモニクスとほぼ同じですが、普通のピッキン グ音も聞こえる点が違います。 Guitar Pro ではこれらを 2 つの方法で行うことができます(スタイルシートを参照)。 チョーキング チョーキングは、弦を弾いた後に押弦している左の指で弦を上下に引っ張り、音高を変化させる奏法です。チョー キングウィンドウでポイントを調整することで、チョーキングのタイプを正確に設定できます。チョーキングのや り方によっては、オーディオの再生時にスコアの一貫性を保つため、タイを使用する必要があります。 チョーキング、チョーキング / リリースなどのボタンを使用して、チョーキングの基本タイプを選択します。選択したタ イプは、タブ譜上にも別の記号で表示されます。
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