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「成功するビジュアルコミュニケーション戦略的活用セミナー」

映像コラボレーションによる経営革新

平成23年6月3日 日本大学商学部・大学院商学研究科 教授 児玉 充


講演概要 「ビジュアルコミュニケーション」は事業の効率化 とスピードアップを促進するだけでなく、新たな事 業創造というイノベーションを生み出す可能性を 秘めている。本講演ではこれまでの映像通信市 場を概説し、ビデオ会議システムといった「映像 ツール」が企業内および顧客を含めた企業間で の「知識コミュニティ」を発展させるための重要な ICTプラットフォームであることを提示する。 ICTプラットフォームであることを提示する。


アジェンダ 1.映像ツールの市場拡大 2.ビデオ会議と「知識コミュニティ」 3.映像ツールの有効性 3.映像ツールの有効性 ~企業活動への寄与 4.ビデオ会議と知識経営 5.リアルタイム& 5.リアルタイム&オンデマンドとのリンケージ 6.今後のビデオ会議の導入に向けて


映像ツールの市場拡大

ビデオ会議 ビデオ会議システムは 会議システムは多様 システムは多様なユーザ 多様なユーザ層 なユーザ層と ユーザニーズを開拓 ユーザニーズを開拓しその 開拓しその市場 しその市場は 市場は現在 拡大中! 拡大中!


「映像ツール」 - 市場の拡大 ★ブロードバンド、IP、 ブロードバンド、IP、ソフトウェアの 、IP、ソフトウェアの進展 ソフトウェアの進展にともないビデオ 進展にともないビデオ会議 にともないビデオ会議システム 会議システム 、ビデオ電話 ビデオ電話、 電話、Web会議 Web会議システムさらにはスマートフォンやタブレット 会議システムさらにはスマートフォンやタブレット PCなどの PCなどの「 などの「映像ツール 映像ツール」 ツール」の市場が 市場が拡大している 拡大している。 している。 ◎利用形態( 利用形態(アプリケーション) アプリケーション)の拡大

市場拡大

◎ビジネス活用 ビジネス活用 ◎コンシューマ 利用の 利用の増大

利用増

ネットワーク効果 Positive Feedback 供給増

価格低下 ◎端末コストの 端末コストの低下 コストの低下 ◎ネットワークコストの低下 ネットワークコストの低下

◎製品の 製品の多様化 ◎ベンダーの多様化 ベンダーの多様化


今なぜビジュアルコミュニケーションか?

★Market Driver ■グローバル経営の促進、分散型プロジェクト業務の加速 ■企業内外における情報共有の促進と意思決定の加速 ■人材育成 ⇒特定のスキルやノウハウの伝授と継承 ■テレワークの促進、災害などの非常時対策

★Technology Driver ■ブロードバンド化の加速とVoIP ⇒Multimedia over IP ブロードバンド化の加速と ■低コスト化 ⇒簡易型ビデオ会議システム、ビデオ会議ソフト ■高画質化・高機能化 ⇒HD、 、Telepresence ■多様な無線携帯端末 ⇒スマホ、タブレットPCなど スマホ、タブレット など ■ユニファイドコミュニケーション(UC) ユニファイドコミュニケーション( ) All Rights Reserved, Copyright © M.Kodama


破壊的イノベーションとしてのIP 破壊的イノベーションとしてのIPビデオ会議システム IPビデオ会議システム ★破壊的イノベーションが持続的イノベーションを駆逐! 【ISDNから ISDNからIP からIPへの IPへの全面移行 への全面移行】 全面移行】 回線交換ベースの 回線交換ベースの高品質 ベースの高品質ビデオ 高品質ビデオ会議 ビデオ会議システム 会議システム (ex. ISDN、 ISDN、専用線対応などのビデオ 専用線対応などのビデオ会議 などのビデオ会議システム 会議システム) システム)

性能・ 性能 ・信頼性

00年 00年~05年 05年にかけて 多くの企業 くの企業ユーザは 企業ユーザは 順次ISDN 順次ISDNから ISDNからIP からIPへ IPへ移行

IPベースのビデオ IPベースのビデオ会議 ベースのビデオ会議システム 会議システム (ex. 光回線対応などの 光回線対応などのIP などのIPビデオ IPビデオ会議 ビデオ会議システム 会議システム) システム) アーキテクチャの進化 アーキテクチャの進化 出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


「映像ツール」のアプリケーション領域 コミュニケーション&コラボレーション ピア・ツー・ピア

複数人(双方向)

B2B

★バーチャル・インテグレーションによる サプライチェーンの構築

B2C

ビジネス形態 ビジネス 形態

・システム運用監視 ・建設現場 ・店舗監視 ・無人施設監視 ・防災監視システム など

・遠隔医療 ・介護支援 ・各種相談サービス など

★ナレッジ・ トランスファー ・社内講話 ・社内トレーニング など

・企業内・企業間での会議 ・プロジェクト活動 ・テレワーク など

★モニタリング活用 ★カスタマ・サービス

複数人(同報的)

★顧客を含めた サプライチェーン の構築

・マス向け e-Learning など

C2C

★個人放送局 ★コミュニティ/プライベート活用 ・ライブ中継 or オン デマンド視聴など

*「映像 *「映像ツール 映像ツール」: ツール」:ビデオ 」:ビデオ会議システム 会議システムなど映像 など映像を 映像を活用したツール 活用したツール All Rights Reserved, Copyright © M.Kodama


米国での事例 -ケアフォン システムシステムアプリケーション事例 アプリケーション事例 病院や 病院や看護施設

ナースステーショ ンにはビデオ電話 ンにはビデオ電話 を設置

インターネット 各病室に 各病室に ケアホーンを 設置

1.病室の 病室の室内状況 を確認できる 確認できる 2.ナースステーションから 病室への 病室への通話 への通話ができる 通話ができる ケアホーン *Leadtek社 社(台湾) 台湾)の情報を 情報を元に作成

http://www.leadtek.com


中華電信(台湾)によるアプリケーション 中華電信( 中華電信(台湾) 台湾)は家庭やオフィスの 家庭やオフィスの既存 やオフィスの既存の 既存の電話を 電話を次世代のテレコミュ 次世代のテレコミュ ニケーション機器 ニケーション機器として 機器として置 として置き換えるべく、 えるべく、マルチメディアサービスの提供 マルチメディアサービスの提供を 提供を 開始。 開始。本サービスは、 サービスは、映像/ 映像/音声通話、 音声通話、世界主要都市の 世界主要都市の天候、 天候、公共交 通機関のスケジュール 通機関のスケジュール確認 のスケジュール確認、 確認、病院の 病院の予約、 予約、宝くじの購入 くじの購入、 購入、カレンダー、 カレンダー、 SMS、 SMS、タクシー予約 タクシー予約、 予約、メディカルケア、 メディカルケア、ビデオ録画 ビデオ録画、 録画、時計及び 時計及び音楽クリッ 音楽クリッ プの再生 プの再生などの 再生などの機能 などの機能が 機能が可能。 可能。さらに窓開閉 さらに窓開閉センサーと 窓開閉センサーと連携 センサーと連携し 連携し、一般家 庭向け 庭向け映像監視アプリケーションも 映像監視アプリケーションも提供 アプリケーションも提供。 提供。

*Leadtek社 社(台湾) 台湾)の情報を 情報を元に作成

http://www.leadtek.com


★ビデオ会議 ビデオ会議の 会議の活用は 活用は企業経営に 企業経営に とって大 とって大きな意味 きな意味がある 意味がある! がある! ビデオ会議と「知識コミュニティ」

ビデオ会議 ビデオ会議システムは 会議システムは企業内外 システムは企業内外の 企業内外の 「知識コミュニティ 知識コミュニティ」 コミュニティ」の 形成・ 形成・維持・ 維持・発展をサポートする 発展をサポートする 重要な 重要なICTプラットフォームである ICTプラットフォームである! プラットフォームである!


企業経営のパラダイムシフト 20世紀型ビジネス

21世紀型ビジネス 〈 顧客価値創造 〉

製品

製品+サービス 製品 サービス 製品+サービス 製品 サービス リアルビジネス リアル+ネット ローカル 規模・範囲の経済

グローバル&コンバージェンス 顧客価値とスピードの経済

市場と経済 大量生産・大量販売

自前主義 組織と経営

クローズドイノベーション 機能的縦割り主義

・マスカスタマイゼーション ・ソリューション ・パーソナライゼーション

個別化

パートナリング オープンイノベーション クロスバウンダリー

出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


「知識コミュニティ」の必要性 グローバル& グローバル&コンバージェンス

パートナリング

顧客価値とスピードの 顧客価値とスピードの経済 とスピードの経済

オープンイノベーション クロスバウンダリー

個別化

ビジネス環境 ビジネス環境

経営環境

内部知識の 内部知識の統合 外部知識の 外部知識の統合 「知識コミュニティ 知識コミュニティ」 コミュニティ」 コラボレーション& コラボレーション&イノベーション

ビデオ会議 ビデオ会議システム 会議システム [暗黙知の 促進] ] 暗黙知の触発・ 触発・共有を 共有を促進 [暗黙知と 促進] ] 暗黙知と形式知の 形式知の相互作用を 相互作用を促進

市場( 顧客/競争相手) 市場(パートナー/ パートナー/顧客/ 競争相手) 出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


「知識コミュニティ」形成の本質 ★異なる技術 なる技術の 技術の融合化やビジネスモデルの 融合化やビジネスモデルの多様化 やビジネスモデルの多様化 ★ネットビジネスの加速 ネットビジネスの加速、 加速、技術領域の 技術領域の専門化・ 専門化・細分化、 細分化、組織の 組織の分業化

■社内外に 社内外に分散した 分散した様 した様々な知識の 知識の統合の 統合の必要性 ■より一層複雑 より一層複雑な 組織間の境界( 境界(社内外) 社内外)の統合の 統合の必要性 一層複雑な組織間の

★境界は 境界は組織間の 組織間の摩擦や 摩擦や対立さらには 対立さらには矛盾 であると同時に さらには矛盾の 矛盾の場であると同時 同時に、 イノベーションが生 イノベーションが生じる場 じる場でもある 「知識コミュニティ 知識コミュニティ」 コミュニティ」を形成し 形成し、ビデオ会議 ビデオ会議による 濃密なコラボレーションと 濃密なコラボレーションと迅速 なコラボレーションと迅速な 迅速な意思決定の 意思決定の促進

★創造的な 創造的な新技術や 新技術や新製品を 新製品を生み出す強力な 強力な推進力 出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


公式組織による識別

「場」による識別 知識の 知識の統合= 統合=コア・テクノロジー、 コア・テクノロジー、スキルなどの統合 スキルなどの統合

タテ割 タテ割り組織 ●

● ● ●

● ●

製品A 製品A 製品B 製品B ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

製品C 製品C 固定的・ 固定的・分離的な 分離的な資源認識

新製品開発が 新製品開発が非効率

ビデオ会議 ビデオ会議が 会議が 新たな「 たな「場」 を創発し 創発し、 「知識コミュニ 知識コミュニ ティ」 ティ」を形成! 形成!

「場」の形成による 形成による知識 による知識の 知識の結合 新製品開発が 新製品開発が創造的・ 創造的・効率的

● ●

? ●

?● ? ●

? ●

? ?

● ●

● ●

新製品? 新製品? 出所:野中教授提供資料をもとに筆者が作成

新製品


場:ダイナミックな文脈共有 (Shared ContextContext-in in--Motion Motion)) 知はダイナミックな文脈(時間・場所・人との関係 性)のなかで立ち現れてくる。 場とは、個が相互作用を通じて他者と文脈を共有し、 その文脈を変化させることにより生成変化する時空 間である。 ● 物理的場

-オフィス、分散した業務空間 ● 実存的場 -プロジェクト・チーム ● 仮想的場 -ビデオ会議によるコラボレーション のどれでもありうるが、コミットメント(主体的関与) の源泉である暗黙知が共有できる場が原形である。 (出所)「イノベーションの実践理論」,,大園、児玉、谷地、野中、2006, (出所)「イノベーションの実践理論」 大園、児玉、谷地、野中、2006,年 2006,年 白桃書房


「知識コミュニティ」はどんなところ で形成され、かつビデオ会議は どこで活用されるのか?


知識コミュニティ )の形成パターン 知識コミュニティ( コミュニティ(KC) 形成パターン : 各組織のメンバーが組織や知識(専門)のバウンダリーを超えてKnowledge Community(KC)に参画しビデオ会議システムを活用 に参画しビデオ会議システムを活用 各組織のメンバーが組織や知識(専門)のバウンダリーを超えて

形成パターン 形成パターン

形成イメージ 形成イメージ

特 徴

KCのネットワーク のネットワーク

【パターン1 パターン1】

KC

KC

バリューチェーン型 バリューチェーン型 ・・・・・・ 部門A 部門

部門Z

★企業内の 企業内の職能組織( 職能組織(研究、 研究、商品企画、 商品企画、 開発、 開発、製造、 製造、販売など 販売など) など)のメンバー が、非公式に 非公式にKCおよび KCおよびKC およびKCのネット KCのネット ワークを社内 ワークを社内で 社内で形成し 形成しビデオ会議 ビデオ会議を 会議を 活用 ⇒バリューチェーンの構築 バリューチェーンの構築

KCのネットワーク のネットワーク

【パターン2 パターン2】

KC

企業間 ネットワーク型 ネットワーク型 (エコシステム型 エコシステム型)

KC

★企業間での 企業間でのビデオ でのビデオ会議 ビデオ会議によるコラボ 会議によるコラボ レーション ⇒「ビジネスモデルの整合性 ビジネスモデルの整合性」 整合性」と 「パートナーシップシナジーの追求 パートナーシップシナジーの追求」 追求」

・・・・・・ 企業A 企業

企業Z

⇒ビジネスエコシステムの形成 ビジネスエコシステムの形成

(出所) 出所)児玉、 児玉、「バウンダリーチーム・イノベーション -境界を 境界を越えた知識創造 えた知識創造の 知識創造の実践」( 実践」(翔泳社 」(翔泳社、 翔泳社、2010年 2010年)を参考


知識コミュニティ )の形成パターン 知識コミュニティ( コミュニティ(KC) 形成パターン : 各組織のメンバーが組織や知識(専門)のバウンダリーを超えてKnowledge Community(KC)に参画しビデオ会議システムを活用 に参画しビデオ会議システムを活用 各組織のメンバーが組織や知識(専門)のバウンダリーを超えて

形成パターン 形成パターン

形成イメージ 形成イメージ

特 徴 ★社内で 社内で組織の 組織の壁を超越して 超越して形成 して形成される 形成される

KC

【パターン3 パターン3】

臨時のプロジェクトや 臨時のプロジェクトや公式的 のプロジェクトや公式的なクロス 公式的なクロス CFT型 CFT型 (公式あるいは 公式あるいは 非公式組織 )

・・・

ファンクショナルチーム(CFT) ファンクショナルチーム(CFT)で (CFT)でビデオ

部門A 部門

部門Z

会議を 会議 を活用

間のネットワークによる知識共有

KC

【パターン4 パターン4】 KC

KC

KC

★各部門内での 各部門内でのKC でのKCや KCや部門間を 部門間を横断した 横断した 知識共有型

KCにおいて KCにおいて、 において、ビデオ会議 ビデオ会議による 会議による知識 による知識 技術

商品企画 営業

共有

(出所) 出所)児玉、 児玉、「バウンダリーチーム・イノベーション -境界を 境界を越えた知識創造 えた知識創造の 知識創造の実践」( 実践」(翔泳社 」(翔泳社、 翔泳社、2010年 2010年)を参考


知識コミュニティ )の形成パターン 知識コミュニティ( コミュニティ(KC) 形成パターン : 各組織のメンバーが組織や知識(専門)のバウンダリーを超えてKnowledge Community(KC)に参画しビデオ会議システムを活用 に参画しビデオ会議システムを活用 各組織のメンバーが組織や知識(専門)のバウンダリーを超えて

形成パターン 形成パターン

形成イメージ 形成イメージ

特 徴

間のネットワークによる 知識共有

KC

Project networks

Project

【パターン5 パターン5】 KC

KC

KC

プロジェクト型 プロジェクト型 ・・・

・・・

projectA

★プロジェクト間 プロジェクト間でのproject でのproject networkにおける networkにおけるビデオ におけるビデオ会議 ビデオ会議 の活用

Project Z

技術A 技術

技術Z

★Projectと Projectと部門内の 部門内のKCでの KCでの ビデオ会議 ビデオ会議による 会議による知識共有 による知識共有

トップマネジ メント層

KC

【パターン6 パターン6】 KC

階層 ネットワーク型 ネットワーク型

ミドルマネジ メント層

KC

・・・ KC

KC

・・・・

KC KC

・・・ KC

スタッフ層 KC

KC

・・・

KC

KC

・・・・・・

★社内の 社内の大規模プロジェクト 大規模プロジェクト KC

KC

・・・・・・

や新製品開発プロジェクト 新製品開発プロジェクト KC

でのビデオ でのビデオ会議 ビデオ会議の 会議の活用

KC

(出所) 出所)児玉、 児玉、「バウンダリーチーム・イノベーション -境界を 境界を越えた知識創造 えた知識創造の 知識創造の実践」( 実践」(翔泳社 」(翔泳社、 翔泳社、2010年 2010年)を参考


映像ツールの有効性 ~企業活動への寄与~

ビデオ会議 ビデオ会議などの 会議などの映像 などの映像ツールは 映像ツールは組織 ツールは組織の 組織の 革新とベストプラクティスを 革新とベストプラクティスを促進 とベストプラクティスを促進する 促進する 重要な 重要なICTプラットフォームである ICTプラットフォームである! プラットフォームである!


映像ツールの活用を促進している企業(国内外)での取組

既に実行済み 実行済み

現在進行中又 は計画中

ビジネスプロセスの転換 ビジネスプロセスの転換

95%( %(285 companies) ) %(

15 companies

意思決定プロセスの 意思決定プロセスの簡素化 プロセスの簡素化

92%( %(276 companies) ) %(

24companies

権限委譲の 権限委譲の促進

90%( %(270 companies) ) %(

30companies

組織構造のフラット 組織構造のフラット化 のフラット化

84%( %(252 companies) ) %(

48companies

ICTに ICTに対するトレーニング

84%( %(254 companies) ) %(

46companies

ナレッジマネジメントの推進 ナレッジマネジメントの推進

78%( %(234 companies) ) %(

66companies

*2004年~ 年~2010年の調査結果 年の調査結果 年~ 出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


映像ツール活用と組織特性[ 映像ツール活用と組織特性[その1] その1] -組織階層のフラット化 *2004年~ 年~2010年の調査結果 年の調査結果 年~ *内外300社のデータを分析 社のデータを分析 *内外

■組織の 組織の階層が 階層が少なく( なく(組織の 組織の フラット化 フラット化が進んでいる)、 んでいる)、 グローバル企業 グローバル企業の 企業の方が映像ツー 映像ツー

10階層 階層 3~4日/週利用 3~4日 週利用 5拠点以下 拠点以下

組 織 5階層 階層 の 階 層

ルの活用 ルの活用が 活用が活性化している 活性化している。 している。

利用頻度/日は 利用頻度 日は かなり高い 5~ ~10拠点 拠点

■映像ツールの 映像ツールの活用 ツールの活用が 活用が活性化し 活性化し 終日利用 10拠点以上 拠点以上

ている企業 ている企業では 企業では知識経営 では知識経営、 知識経営、ベス トプラクティス、 トプラクティス、ICTを ICTを活用した 活用した

Local

Global 事業領域

サプライチェーンが促進 サプライチェーンが促進されて 促進されて いる。 いる。

出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


映像ツール活用と組織特性[ 映像ツール活用と組織特性[その2] その2] -知識コミュニティの形成

*2004年~ 年~2010年の調査結果 年の調査結果 年~ *内外300社のデータを分析 社のデータを分析 *内外

■ICTの ICTの学習プロセスの 学習プロセスの促進 プロセスの促進が 促進が会議 回数と 回数と会議体の 会議体の種類を 種類を増加さ 増加さ

知識コミュニティの 知識コミュニティの拡大 コミュニティの拡大

せる。 せる。また特定 また特定のプロジェクトなどで 特定のプロジェクトなどで (会議体種類の 会議体種類の増大) 増大)

の臨時の 臨時の会議や 会議や社外との 社外との会議 との会議も 会議も 会 議 回 数

増加する 増加する。 する。

■特に定期的会議体は 定期的会議体は特定の 特定の文脈 導入期

学習期

成長期

に依存した 依存した「 した「知識コミュニティ 知識コミュニティ」 コミュニティ」へ と発展する 発展する。 する。

出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


ビデオ会議システムと知識経営 映像ツール活用の意義はどこにあるのか?

ビデオ会議 ビデオ会議によるコラボレーション 会議によるコラボレーション効果 によるコラボレーション効果 は社内外での 社内外での新 での新たなビジネスネットワーク を形成し 形成し企業の 企業の知識創造活動を 知識創造活動を促進! 促進!


ビデオ会議 ビデオ会議システム 会議システム活用 システム活用の 活用の本質 1.スピード経営 スピード経営の 経営の実現 ⇒迅速な意思決定、アジリティ文化への変革

2.効率化経営の 効率化経営の実現 ⇒ビジネスプロセスの変革、スマートワーク

3.創造的経営の 創造的経営の実現 ⇒新しいビジネスモデルの創造、イノベーション All Rights Reserved, Copyright © M.Kodama


「ビデオ会議システム」導入の意義・意味 「出張の代替物」から「新しいコラボレーション」の形と可能性へ

■ 多様なコミュニケション 多様なコミュニケション& コラボレーション効果 なコミュニケション&コラボレーション効果 映像、 映像、音声、 音声、データを組 データを組み合わせ、 わせ、加工したリアルタイムコミュニケーション 加工したリアルタイムコミュニケーション& したリアルタイムコミュニケーション&コラボレーションの機能 コラボレーションの機能によって 機能によって、 によって、現 実ではできないような効果的 ではできないような効果的な 効果的な情報伝達と 情報伝達と意思決定を 意思決定を可能とする 可能とする。 とする。そしてさらなる実践行動 そしてさらなる実践行動へと 実践行動へと帰着 へと帰着する 帰着する。 する。

■ 新しいビジネスネットワークの形成 しいビジネスネットワークの形成 ●「ビデオ会議 ビデオ会議システム 会議システム」 システム」導入がきっかけで 導入がきっかけで、 がきっかけで、今までなかった新 までなかった新しい会議 しい会議が 会議が始まり新 まり新しい情報 しい情報が 情報が流通し 流通し行動に 行動に移される。 される。 「 ビデオ会議 ビデオ会議システム 会議システム」 システム」は逆に会議を 会議を増やすツール。 やすツール。 しかしそれは、 しかしそれは、実は必要なのに 必要なのに手段 なのに手段がないため 手段がないため開 がないため開かれなか った新 った新しいコミュニケーションとコラボレーションが始 しいコミュニケーションとコラボレーションが始まるという、 まるという、本来的意味の 本来的意味の大きな会議 きな会議である 会議である。 である。 ●一定の 一定の決められた場所 められた場所へ 場所へ移動せずに 移動せずに、「 せずに、「 ビデオ会議 ビデオ会議システム 会議システム」 システム」の環境を 環境を持つだけコミュニケーションとコラボレー ションが可能 ションが可能なため 可能なため、 なため、通常における 通常における発信 における発信のための 発信のための制約 のための制約から 制約から解放 から解放された 解放された新 された新たなビジネスネットワーク( たなビジネスネットワーク(知識コミュニティ 知識コミュニティ) コミュニティ) の設計が 設計が可能になる 可能になる。 になる。

■ 知識創造活動の 知識創造活動の促進 ダイナミックに文脈 ダイナミックに文脈を 共有する「 環境を提供。 提供。文字や 文字や言葉で 言葉で表現しずらい 表現しずらい情報 映像」で伝達することにより 伝達することにより 文脈を共有する する「場」や環境を しずらい情報を 情報を「映像」 新たな暗黙知 たな暗黙知を 暗黙知を誘発させ 誘発させ、 させ、新たな文脈 たな文脈の 文脈の創発による 創発による新 による新たな知識 たな知識の 知識の創造につながる 創造につながる実践活動 につながる実践活動を 実践活動を促進。 促進。 出所: 「Competing through ICT capability: Innovation in Image Communication」( 」(Palgrave Macmillan)( )(出版予定 出所:Kodama, M.「 」( )(出版予定) 出版予定)


ネット・コラボレーション組織 トップ ビデオ会議 ビデオ会議システムによる 会議システムによる 知識コミュニティのデザイン 知識コミュニティのデザイン

*

*

*

*

自律的な 自律的な「場」の 生成を 生成を基本とした 基本とした 「知識コミュニティ 知識コミュニティ」 コミュニティ」 での活動 での活動

*

*

* 社員が 社員が知識 コミュニティに参画 コミュニティに参画

**

・・・・・・・・・・

* *

日常業務を 日常業務を推進 する所属部署 する所属部署で 所属部署で の活動

公式組織(フラットな組織構造) :知識コミュニティ

* :マネジメントリーダー :ネットワーク化された知識コミュニティ

(出所)児玉、「バウンダリーチーム・イノベーション 境界を越えた知識創造の実践」(翔泳社、2010年) 年)を参考 (出所)児玉、「バウンダリーチーム・イノベーション -境界を越えた知識創造の実践」(翔泳社、 境界を越えた知識創造の実践」(翔泳社、 年)を参考


リアルタイム&オンデマンドとの リンケージ

ビデオ会議 ビデオ会議システムは 会議システムはリアルタイム システムはリアルタイム& リアルタイム&オン デマンドとのリンケージにより、 デマンドとのリンケージにより、人・ 組織・ 組織・企業の 企業の知識創造活動を 知識創造活動を促進する 促進する 重要な 重要なICTプラットフォームでもある ICTプラットフォームでもある! プラットフォームでもある!


人間の「知」とICTツールとの関係性 人間の「知」とI Tツールとの関係性 ICT能力の獲得 能力の獲得

知の創造性

知の効率性 電子メール、 データー ベース,GW ベース など

ビデオ会議 ビデオ会議 同期系& 同期系&蓄積系

暗黙知

形式知

言語・文章で表現するのが難しい 主観的・身体的な知

言語・文章で表現できる客観的・理 性的な知

経験の反覆によって体化される 思考スキル(思い・メンタル・モデ ル)や行動スキル(熟練・ノウハウ)

特定の文脈に依存しない概念や論 理(理論・問題解決手法・ マニュアル・データベース)

「ビジネスネットワーク」の形成 (Real Space & Virtual Space) )

「ビデオ会議」の活用 ビデオ会議」の活用 出所:Kodama, 出所:Kodama, M.「 M.「Knowledge Innovation」( Innovation」(Edward 」(Edward Elgar Publishing) Publishing)(2007)を参考 (2007)を参考


ビデオ会議 ビデオ会議システムと 会議システムと人間系 システムと人間系とのリンケージ 人間系とのリンケージ ~同期系& 同期系&蓄積系システムとの 蓄積系システムとの連動 システムとの連動による 連動による人間 による人間の 人間の知識創造活動~ 知識創造活動~ 知識の 知識の創造 対話と協働による新たな知識の 創造(人間系) …

知識の 知識の蓄積 組織的な知識の蓄積(人間系) …

VOD, etc.

ビデオ会議 ビデオ会議 リアルタイム系 リアルタイム系 システム (同期系) 同期系)

対話と協働による新たな知識の 触発(人間系)

知識の 知識の触発

蓄積系システム 蓄積系システム <非同期系> 非同期系>

組織的な知識の共有(人間系)

知識の 知識の共有

(出所) Kodama, M. New Knowledge Creation Through ICT Dynamic Capability, 2008, Information Age Publishing Publishing, 2008を参考 を参考


今後のビデオ会議の導入 に向けて


ビデオ会議導入 ビデオ会議導入に 会議導入に当たっての実行 たっての実行プロセス 実行プロセス ★ビジネス課題が社員を誘発・動員するダイナミックな知識コミュニティの構築 ★ベストプラクティスを推進する社内の知識コミュニティの構築

映像ツール (ビデオ会議など) (ビデオ会議など の積極的活用

・コミュニティ感覚による 信頼関係の構築 ・共通の目標と価値観の共有

時空間を越えた 暗黙知と形式知 の組織的共有

★映像ツールの社内導入に当たっては、トップダウンとボトムアップ の両アプローチが必要 ⇒ トップダウンによる企業文化の変革、知識環境の整備、ミドルの支援 ⇒ ボトムアップによる社員間の人的ネットワークの構築

【ex. NTT NTTの のISDN革命 ISDN革命 (別紙ご 別紙ご参照) 参照)】) 95年初頭 95年初頭、 年初頭、NTTは NTTは「電話 屋からマルチメディア屋 からマルチメディア屋」への転換 への転換に 転換に当たり、 たり、ビデオ会議 ビデオ会議システ 会議システ ムなどのツールを積極的 ムなどのツールを積極的に 積極的に活用し 活用し、社員の 社員の意識改 意識改革を図った!


ビデオ会議 ビデオ会議システムのマーケット 会議システムのマーケット( システムのマーケット(一例) 一例) ビデオ会議 ビデオ会議の 会議の適合する 適合する コミュニティ

対象コミュニティ 対象コミュニティ

■ ビジネスミュニティ

ビデオ会議 ビデオ会議の 会議の特徴

1.双方向 「映像」通信 機能&「会議」機能

1.大きな組織で、頻繁に意見交換や 報告などの会議を必要とする コミュニティ 2.上下関係のあるコミュニティで、 上下間で煩瑣な情報伝達を必要 とするところ 3.大きな組織で、事務所を置く 代わり になる手段を必要とするところ

1.ビジネス(会議) 2.起業家コミュニティ 3.業種団体コミュニティ 4.多店舗 (フランチャイズ) フランチャイズ) コミュニティ 5.無店舗ビジネス コミュニティ

2.低コスト

■ 自治体コミュニティ 3.PCやスマートフォン 3. やスマートフォン などの携帯端末でも 簡単に利用可能

住民への情報提供や福祉サービス等で 柔軟な情報伝達を必要とするコミュニティ

■ 教育・医療コミュニティ 講義・研修や病院間/在宅での遠隔医療 講義・研修や病院間 在宅での遠隔医療 や在宅介護を必要とするコミュニティ

■ マス系コミュニティ 「顔を見る」コミュニケーションを必要として いる典型的なコミュニティ

6.市町村のコミュニティ

7.E 7.E-Learning/ Telemedicine

8.ボランテイア団体 コミュニティ 9.イベント中継 など


総括 ★ビデオ会議システムは企業組織だけでなく 多様なソーシャルネットワーク構築に 向けた重要なプラットフォームであり、 高い革新性と将来性を備えたICT 高い革新性と将来性を備えた ICTツール ICTツール である!


ご清聴ありがとうございました (kodama.mitsuru@nihon(kodama.mitsuru@nihon-u.ac.jp)


「NTTグループ NTTグループ社史 グループ社史(1995 社史(1995~ (1995~2005) 1.1.7 IT社会 IT社会の 社会の形成に 形成に向けて」 けて」より抜粋 より抜粋 別紙

http://www.ntt.co.jp/about/history/pdf/p232_235.pdf


基調講演 : 映像コラボレーションと経営革新  

2011年6月3日に開催致しました、成功するビジュアルコミュニケーション戦略的活用セミナーの基調講演です。