織りなし重なる屋根、切り取る風景 人々の憩いの場を彩る、縦糸と横糸の操作 グループコンペ あずまや / 広場 「あずまや」学生設計コンペ テーマ「人があつまる場所をデザインする」
最優秀賞
遠くに低く連なる山々を、青い空が包み、眼下には愛子の街並みが広がっている。訪れる 人々の憩いの一瞬を美し く切り取る時、その背景には壮大な自然の風景がある。 そこに求められる「あずまや」は、人々のアクティビティの輝きをやわらかに包み込み、風景 にささやかに寄り添うものであるだろ う。
居場所をゆるやかに区切り、多様な憩い方を受け入れる
敷地
: 宮城県仙台市「錦ケ丘ヒルサイドモール」 以前足湯と し て使用し ていた、 東屋と遊具が接地されている広場
要求条件: ①錦ケ丘ヒルサイドモールを活性化する ②インスタスポットになる場をつく る ③平屋建て ④工事費 300 万円以下を想定
現在進行形で発展する錦ケ丘。 多くの新築住宅が建設されていおり、 今後も人口増加が見込まれる。
錦ケ丘では人口増加に合わせた商業エリア 「ORINAS 錦ケ丘」の開発が進んでいる。 敷地はその 3つの計画エリアと 錦ケ丘ヒルサイドモールの結節点にある。
C BLOCK
A BLOCK
B BLOCK 高低差
HILLSIDE MALL
今後さらに「ヒト・モノ ・コト」が集積し重なり合う。 「まちの象徴」となる場所にふさわしい 佇まいが求められている。
一枚布
縦糸
横糸
疎
密
密
疎 多様な表情の布→さらに布同士を重ねる
「まちの象徴」となるカタチのヒントとし て、織物の縦糸、横糸の組み合わせを形態のモ チーフとし て用いる。線材のピッチの粗密、重ね方にバリエーションを持たせることで 居場所ごとに影や密度感の違いを作り、 「錦織物」のような多彩な表情をつくり出す。
A ピッ チ
@1 40 m m
Bピ ッ チ
@2 80
Cピ ッ チ (な し )
密
B× A
C× A
A× A
A× B
疎
A× C
Bピ ッ チ
@2 00 Cピ ッ チ
(な し )
A ピッ チ
@1 00 m m
織りなし重なる5 種類の屋根が、刻々と移り変わる影を落とす
北側の足元に植栽を配置し、 奥の山々の風景との一体感を生み出す テーブル GL+700mm
▽軒先ライン
風景を眺めながら軽食 立ったまま利用できるテーブル テーブル GL+1,000m
風景をバックに写真撮影
壁が奥の風景をフレーミングする
東側の広場と連続し、 ペットや子供たちが駆
イス GL+450mm
通路を広く確保し、 べービーカーでも入りやすく
壁にはポスターを掲示できる ショッピングモールや 地域のイベントの宣伝など
イス GL+450mm 0
0.5
1
展示棚 GL+1,000〜1,890mm
2[m]
子供たちがつく った作品などを展示
景色を背景に写真撮影!
ドッグランの休憩に! 買い物後に一休み
し、 駆けまわれる
壁の周りを駆け回る!
テイクアウトして 景色を見ながらぱくり
東側広場と接続する縦糸 / 横糸の屋根
せんだいメディアテークにて最終審査、受賞後の様子