128th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOG Ⅰ

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入札オークション 下見会<京都市勧業館 みやこめっせ・1F> 2023年1月18日● 水 10:00~17:00 1月19日● 木 10:00~16:00 東京下見会<東京プリンスホテル>11F高砂・末広 2023年1月22日● 日  12:00~19:00 23日● 月  10:00~16:00 完全予約制(受付は1/19まで) 詳細はお問い合わせください。 京都予約下見会<古裂會本社> 2022年12月20日~2023年1月13日まで (日・祝日は除く) 京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176 <入札締切> 2023年1月26日(木)必着 カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。 TEL:075 254 8851 FAX:075 254 8854 email:office@kogirekai.co.jp 〈冬季休業について〉 12月29日(木)~1月4日(水)の間、休業いたします。1月5日(木)より通常営業いたします。
新型コロナウィルス等の感染症の状況により、 下見会や営業時間を変更・中止する場合がござい ます。 お手数ですが、最新情報を弊社ホームページ・ SNS・メール・電話等にてご確認下さい。

□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。 □記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。 □時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。

□時代判別等において、特に出品者の意向に従ったものは、(出)をマークした。 □生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本(国名)の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。 □本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ(ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ)とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要

と考えられるものは省いた。 □家紋の呼称は、『紋之泉』伊藤嘉市.洛東書院.大正十五年によった。 □記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。 □子供着物の表記について  子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。 □打掛の表記について  小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。 □屏風の表記について  一対のものを一双とし、片双を一隻とした。風炉先などの場合、一隻のものに ついては特記していない。 □付属箱の表記について  時代箱:古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明(無表記)/古箱:古製の代用 箱/箱:上記に該当しない古箱/共箱:作者によって識字された箱  識箱:何人かによって識字された箱/新箱:新造箱 □生没年の西暦表記について  歴史大辞典等に記載されるものについてはこれを転載し、没年没年齢のみ判明 している場合には西暦年から没年を単純に引いて表記した。 凡例 目次 O-044 餅搗兎文鉢 (P273) 令和五年 癸卯 特集 公家の文華.........................................................2~39 佛家 40~77 武家 78~117 書畫家 帝室技藝員 118~189 藝能 香道 190~195 茶道 華道 人形ほか 196~253 堤物 象牙 石造美術ほか 254~263 陶磁器 人間国宝 明治工藝 264~298 酒器 漆藝 木工 金工 299~313 貴石 宝石 江戸の科学ほか 314~323 西洋骨董 史料ほか 324~339 中国美術 朝鮮美術 340~382 規約・参加方法 巻末
2 A A-001 後小松天皇歌仙切幅 ¥480,000~ 付黒塗識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 17×25 表具55×116 スレ 金更紗一文字裂 吉沢義則箱識 特集 公家の文華
3 A A-002 世尊寺行能 和漢朗詠断簡幅 ¥350,000~  付二重箱(内識桐 外黒塗)  猪熊信男折紙 紙本 牙軸端 30×32 表具43×117 ヤケ シミ  キレ 表具ヤケ 猪熊信男箱識 世尊寺行能〔ゆきよし〕(久安 五・1149~建長七・1225)は世尊 寺流八代。公卿・書家・歌人。世 尊寺伊経の子。法名寂能、従三位。 世尊寺の三筆の一人。 A-003 尊圓法親王 御賀往来帖  ¥100,000~ 付二重箱(内識桐  外溜塗)  紙本 95×35 尊胤法親王間 A-004 近衛信尹 消息幅 ¥150,000~ 付識箱(桐) 紙本  根来塗軸端 48×30 表具50×113 ヤケ 是澤恭三箱識 近衛信尹(永禄八・1565~慶長十九・1614)は公卿。従一位関白太政 大臣近衛前久の子。初名信基、信輔。号三藐院。天正五年(1577)に元服 し正五位下、天正十二年(1584)左大臣。慶長五(1600)に赦免、慶長十 (1605)関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦とと もに寛永の三筆と称される。 一 、 手 本 之 事 十 五 日 以 前 に 出 来 候 や う に と 申 候 へ 共 廿 日 之 事 に ハ い か や う に も 可 立 候 一 、 伽 羅 又 沈 香 之 事 礼 ニ 不 及 候 樽 之 時 此 方 も 礼 を 然 々 不 申 候 而 同 前 候 一 笑 〃 〃 一 、 年 内 に 必 う ち 可 申 候 其 事 ニ も 心 か け ら れ 候 へ 候 か し こ 九 日 平 遠 三 木
4 A A-006 備前 耳付花入 ¥190000~  付時代識箱(桐 貼札) 13×13×28 窯キレ 「蟠龍」尭恕法親王箱識 蓋裏古筆了仲極紙貼附 A-009 有栖川宮威仁親王 二字書大幅 ¥200,000~ 付識箱(杉) 絖本 黒塗軸端 138×52 表具160×189 ヤケ シミ 「明治二十五年(1892)」書中 A-008 有栖川宮熾仁親王関連資料  八 ¥30,000~ 付御紋章付大和形柾目桐箱(菊紋ウキ) 紙本  19×26ほか 薄シミ 纂輯御系図上下  皇位継承篇6 A-007 閑院宮家文書 二 ¥30000~  紙本 83×28ほか ヤケ シミ オレ A-010 山口光圓 一行書幅 ¥30000~ 付共箱(モミ) 紙本 黒塗軸端 22×103 表具24×184 ヤケ シミ スレ オレ  曼殊院門跡
5 A A-011 那智本地三尊画幅 ¥300000~ 付識箱(桐)  絹本 金軸端 41×93 表具55×163 大ヤケ シミ オレ  穴 表具虫穴 截金彩色 譽淳背面墨識 那智大社は、那智の滝を飛瀑権現と敬うが、主神を牟須美神 とし、本地は十一面千手観音である。本図は、千手観音を主尊と し、左右に薬師如来と阿弥陀如来を配して、那智本地曼荼羅と する。 A-012 木彫彩色随身 一対 ¥30,000  付時代合箱(杉) 像高16 総高21 手先欠  冠巾子欠 彩色剥離 A-013 銅造天神立像 ¥30000~  付飾台 像高35 A-015 木彫彩色加藤清正坐像 ¥50000~ 像高16 木地厨子32×22×37  彩色剥離 A-014 木彫老随身 ¥30,000~ 付飾台  像高34 総高39 ヒビ 両手、片足欠
6 A A-018 烏丸光広 歌入消息幅 ¥100000~  付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 49×33  表具63×118 A-017 烏丸光広 草花下絵和歌巻物 ¥600000~ 付時代箱(桐 貼札) 所載コピー 紙本 骨軸端 605×29 表具645×29 ヤケ シミ  オレ 虫穴 『展観入札売立会』(東京美術倶楽部・昭和49)所載 烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は公卿、歌人。猪熊事件に連坐し官を止められたが、のち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授を受け二 条派歌人として活躍。書は本阿弥光悦に学んだ。多彩多芸で知られる。日光東照宮の創建にも尽力。著『新古今集私抄』『耳底記』家集『黄葉和歌集』。 A-019 烏丸光広 和歌短冊幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 55×35 表具37×159 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、虫穴 A-020 飛鳥井雅親 九代抄切幅 ¥90000~ 付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 9×27 表具27×140 ヤケ シミ 「昭和54(1979)」堀江知彦箱識 飛鳥井雅親(応永二十四・1417~延徳二・ 1490)は歌人、公卿。号は柏木。法名は栄雅。足 利義政、義尚らに和歌、蹴鞠を伝授した。また公 家や地方大名の歌道師範として活躍。書にも優 れ、飛鳥井流(栄雅流)の祖となる。 烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は公卿、歌人。猪熊事件に連坐し官を止められたが、の ち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授を受け二条派歌人として活躍。書は本阿弥光悦に学んだ。 多彩多芸で知られる。日光東照宮の創建にも尽力。著『新古今集私抄』『耳底記』家集『黄葉和歌集』。 寛 永 九 年 試 筆 明 渡 子 空 に か さ な る 春 と て や 年 の を な か □ た ち か へ る ら ん

A-021 近衛信尹 和歌色紙幅 ¥80000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 17×19 表具43×119 ヤケ スレ 「昭和五十三(1978)」堀江知彦箱識 近衛信尹(永禄八・1565~慶長十九・1614)は公卿。従一位関白太政 大臣近衛前久の子。初名信基、信輔。号三藐院。天正五年(1577)に元服 し正五位下、天正十二年(1584)左大臣。慶長五(1600)に赦免、慶長十 (1605)関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦とと もに寛永の三筆と称される。

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A-022 烏丸光広 和歌懐紙幅 ¥70000~ 付時代識箱(桐  貼札) 紙本 牙軸端 49×33 表具63×120 ヤケ シミ スレ  オレ 表具虫穴 紗刺裂一文字 烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は公卿、歌人。猪熊事件に 連坐し官を止められたが、のち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授 を受け二条派歌人として活躍。書は本阿弥光悦に学んだ。多彩多芸で知 られる。日光東照宮の創建にも尽力。著『新古今集私抄』『耳底記』家集 『黄葉和歌集』。 A-024 武者小路実陰 和歌幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 33×32 表具36×118 ヤケ シミ スレ 虫穴 武者小路実陰(万治三・1660~元文三・1738) は公種の子、権大納言従一位に至り大臣に准じ た。また和歌に優れ、霊元天皇から宮廷歌人とし て重んぜられた。 A-025 本居宣長 『詞の玉緒 再板』 全七冊揃 ¥38,000~ 18×255 本居宣長(享保十五・1730~享和元・1801)は 国学者、語学者。伊勢松坂の人。号鈴屋、通称彌 四郎。賀茂真淵に入門、古道研究を志し、『古事 記伝』を完成。 A-023 諸名家三十六歌仙 和歌色紙帖 二  ¥60000~ 付時代溜塗箱(大破) 紙本 色紙17×19  ヤケ 虫穴
8 A A-028 春日厨子 ¥350000~ 付木箱(桐) 385×29×55  三十二尊扉絵 A-027 木彫騎上神像 ¥150,000~ 付飾台 像高43 総高46 虫喰 A-029 木彫神像 ¥120000~ 付飾台 像高41 総高46
9 A A-030 金地諸家和歌短冊貼交屏風  本間 六曲 一双 ¥190000~ 紙本 6×27ほか 屏風346×175 シミ スレ A-031 岷嶂 天神画賛幅  ¥150,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 唐木軸端 37×100  表具52×168 シミ  狩野永納筆(北野天満宮蔵)摸 A-032 児野益典 諸神曼荼羅幅 二 ¥120,000~  付時代合箱(桐) 絹本 金軸端 43×95 表具59×173  ヤケ シミ 表具アレ A-033 丹羽光重 八幡尊号幅 ¥90,000~ 付二重箱(内黒塗杉) 添文 紙本 金軸端 24×87 表具37×176 ヤケ シミ スレ 「元禄十四歳次辛巳(1701)」背面識
10 A A-035 女房三十六歌仙書画貼交屏風 中形 六曲 一双  ¥200,000~ 付空画帖(時代識桐 蓋ワレ) 紙本15×16 屏風278×137  ヤケ シミ 冷泉為久外題 「目録上冷泉為総」箱識 A-036 三十六歌仙画 色紙貼交屏風 中形 六曲 一双 ¥100000~ 紙本 17×23 屏風274×119 ヤケ シミ スレ 背面損傷 和歌
11 A A-038 緑栄斎 人麻呂画幅 ¥80,000~ 付木箱(杉) 絹本  唐木軸端 33×67 表具35×130 ヤケ シミ 三月 緑栄斎なる画人について、東京国立博物館蔵『絵師草子(摸本)』に名 をみることから、凡そ江戸後期から幕末にかけて活躍したと推察される。 A-037 伝頓阿 木彫人麻呂像 ¥50,000~  付時代溜塗箱(桐 貼札) 像高17 頓阿(正応二・1289~応安五・1372)は南北朝時代の歌人。下総守二 階堂光貞の子、俗名二階堂貞宗。二十歳頃出家、比叡山の高野山で修学 したのち京都四条道場金蓮寺の浄阿に入門。また元応二(1320)には二 条為世から古今伝授を受けたとされ、二条為世門の和歌四天王に数えら れる。 A-039 歌仙画貼交屏風  小形 六曲 一双 ¥30,000~ 画:絹本 書:紙本 16×17 屏風252×76 虫穴 屏風ハクリ、スレ オゼ脆弱 背面損傷
12 A A-041 伏見宮邦輔 和歌短冊幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 古筆了任極札 紙本  牙軸端 6×36 表具37×150 ヤケ  表具オレ、ヤケ 「梅薫風」 A-042 持明院基春 歌切幅 ¥50,000~ 付溜塗識箱(桐) 紙本 黒柿軸端 11×24 表具39×149 ヤケ シミ オレ  古筆了信箱識 A-043 法童坊孝以 三十六人集切幅  ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 25×30 表具38×123 ヤケ スレ オレ  表具ヤケ 堀江知彦箱識 A-047 五辻元仲 和歌二首懐紙  未装 ¥50000~ 紙本 48×32 シミ A-045 高倉範久 和歌三首懐紙 未装 ¥50000~ 紙本 48×34 A-046 庭田重親 和歌三首懐紙 未装 ¥50000~ 紙本 50×35 A-044 鷲尾隆康 和歌三首懐紙 未装 ¥50000~ 紙本 50×34 大虫喰 A-048 中院通躬 和歌幅 ¥50000~ 付木箱 (杉 貼札) 紙本 潤塗軸端  52×21 表具55×100  ヤケ スレ オレ シミ 「享保二(1717)」書中 中院通躬(寛文七・1667~元文 四・1739)、号を歓喜光院とす。 A-049 賀茂季鷹 四季 詠歌懐紙四幅対  ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 48×35 表具50×116  ヤケ シミ 「天保十三年(1842)」 箱識 賀茂季鷹(宝暦四・ 1754~天保十二・ 1841)。号雲錦亭。 忘 る な よ た の む の 沢 を た つ 雁 も 稲 葉 の 風 の 秋 の 夕 暮 ( 『 新 古 今 和 歌 集 』 藤 原 良 経 詠 歌 )
13 A A-050 徳川治寶装束 一口 ¥150000~ 付時代識箱(杉) 袴丈88ほか 「天保十三歳(1842)四月藤原博高拝領」箱識 徳川治寶(明和八・1771~嘉永五・1853)は紀州和歌山藩第十代藩主。本居大平を登用して 史書を編纂させ、了々斎や旦入、三井高祐を招くなど文化学術において功績を残した。宣長筆 『古事記伝』の題字も担っている。 A-051 牡丹唐草文狩衣 ¥80,000~ 188×134×76  キレ ヨゴレ A-052 二葉葵蒔絵御殿脇息  ¥50,000~ 76×23×25 スレ ソゲ A-053 唐錦貼手文庫 ¥30,000~  付合識箱(モミ) 22×30×10 A-054 切込鈴 ¥40,000~ 付木箱(杉) 8×55×18 A-057 龍山 菊盛上小槌 ¥30,000~  付合箱(杉) 総長24 スレ 剥離 アタリ 彫銘 A-056 高台寺蒔絵曲物文箱  ¥30,000~ 9×395×5 補彩 内黒 A-055 菊桐蒔絵火桶 ¥50,000~ 付時代箱(杉 貼札 蓋桟欠) 30×30×18  スレ
14 A A-059 中殿御絵図断簡幅 ¥280,000~ 付時代箱(桐) 紙本 骨軸端 58×36 表具71×134 ヤケ オレ 穴 建保六年(1218)宮中清涼殿で行われた和歌管弦の会の様子を似絵の手法で描写する。居並ぶ公家の中、左片隅に見えるのが筆者の 藤原信実である。原本は巻物で順徳天皇をはじめ公家三十一人を描くが、本品は後代の摸本と推測される。なお、摸本としては室町時 代作の完本(奈良個人蔵)が重要文化財として知られている。 A-061 土佐光孚 松尾大社画賛幅 ¥68,000~ 付時代箱(杉) 絹本 蒔絵軸端 71×41 表具83×133 ヤケ 薄シミ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 土佐光孚(安永九・1780~嘉永五・1852)は土佐家の 分家光貞の子。幼名虎若丸、字子正、号鶴皐。 A-060 浮田一蕙 双幅 ¥90000~ 付時代識箱(杉 貼札) 古筆了信折紙(昭和辛卯) 絹本 蒔絵軸端 42×100 表具55×185  唐鞍加茂使、雪中鷹狩 千種有功賛 浮田一蕙(寛政七年・1795~安政六年・1859)は復古大和絵派の画家。京都の人。名 は公信、のち可為、豊臣を称す。別号に昔男精舎。
15 A A-064 木版御即位庭上画幅  ¥30,000~ 紙本 雑木軸端 62×54  表具69×166 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、アレ、スレ A-062 還行幸画幅 ¥50,000~ 絹本  雑木軸端 58×45 表具66×107 ヤケ シミ  虫穴 表具オレ、大シミ、ヤケ、虫穴  墨刷手彩色 文字書入 不読落款 A-063 岷嶂 内侍所画賛幅 ¥30,000~ 絹本 雑木軸端 58×37  表具61×123 安政丙辰(1856)画中 A-067 山科李蹊 一行書幅 ¥30,000~ 付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 17×62 表具27×141 ヤケ オレ  表具シミ A-065 森寛斎 奏上画幅  ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本  牙軸端 29×127 表具37×184  オレ 森寛斎(文化十一・1814~明治二 十七・1894)は萩生まれの画家。森 徹山の養子。名公粛、字子容、別号 桃渓など。明治二十三年帝室技藝員。 A-066 高崇谷 輦行画幅  ¥30000~ 付識箱(桐) 紙本  骨軸端 50×26 表具53×116 ヤケ シミ スレ オレ キレ 高崇谷(享保十五・1730~文化 元・1804)は佐脇崇之に師事し、狩 野探幽の画風を研究して独自の画 風を得て一家をなした。 A-068 日枝神号幅 ¥30,000~ 付共箱(桐) 絹本  骨軸端 36×129 表具50×207 ヤケ  日枝神社宮司 A-071 黒漆塗文書箱 ¥30,000~  付文書三 135×24×2 一條前関白准后忠良公御文  進上尊朝親王御筆ほか A-070 新嘗祭供御之資料  ¥30,000~ 付木箱(桐 貼札)  ガラス瓶65×65×11ほか 「昭和十年十一月 庵原郡農會」 貼札識 A-069 装束雛形ほか 一口 ¥30,000~  付時代箱(杉)  小直衣25×235×85ほか
16 A A-073 田中大秀 和歌懐紙幅 ¥40000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 42×29 表具44×120 薄シミ オレ 田中大秀(安永六・1777~弘化四・1847)は、 飛騨高山の人。名は大秀、号は千種園、湯津香木 園。本居宣長の門人。歌文をよくす。 A-075 本居宣長 書幅 ¥35000~  付識箱(杉 蓋欠) 紙本 骨軸端 45×21  表具50×103 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 本居宣長(享保十五・1730~享和元・1801)は 国学者、語学者。伊勢松坂の人。号鈴屋、通称彌 四郎。 A-074 持明院基孝 書状幅 ¥35000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 41×29 表具46×114 ヤケ シミ スレ 虫穴 持明院基孝(永正十七・1520~慶長十六・1611) は公卿、正二位権中納言。 A-077 和歌色紙短冊貼交幅 ¥35000~ 付木箱(桐) 紙本  朱塗軸端 色紙13×17ほか 表具59×130 ヤケ シミ オレ 表具アレ、オレ、ヤケ A-078 高崎正風 和歌色紙幅 ¥30000~ 付時代識箱(杉 貼札) 紙本 骨軸端 18×21 表具42×156  ヤケ 表具オレ 高崎正風(天保七・1836~明治四 十五・1912)は歌人、枢密顧問官。 A-076 中院通古 詠草幅  ¥30000~ 紙本 黒塗軸端 50×36 表具53×123 大ヤケ  オレ A-080 岡田華郷  大納言隆国 歌賛幅 ¥30000~ A-081 喜六 宮中歌会始 和歌懐紙額 ¥30,000~ 紙本 51×39  額62×59 A-082 冷泉為則 和歌短冊双幅  ¥30000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 5×36 表具23×144 冷泉家は藤原 定家の流れを伝 えた和歌師範家 の一つ。為則は、 十七代上冷泉為 章の息子。 A-083 平田篤胤 和歌短冊幅 ¥30,000~ 付時代箱(桐) 紙本 黒塗軸端 5×37 表具34×143  ヤケ スレ 平田篤胤(安永 五・1776~天保十 四・1843)は、江戸 時代後期の国学者・ 神道家。 A-079 歌仙幅 ¥30000~  紙本 黒塗軸端 39×28 表具49×117  新古今和歌集 春歌  式子内親王 付共箱(桐) 紙本 骨軸端 41×29 表具48×113 ヤケ 薄シミ 岡田華郷(明治二十七・1894~昭和五十六・1981)は東京生ま れ、吉川霊華に師事、帝展入選。 山 深 み 春 と も 知 ら ぬ 松 の 戸 に 絶 え 絶 え か か る 雪 の 玉 水
17 A A-085 桧扇 ¥50000~ 総長34 親骨一欠 紐キレ 要金具欠  二十九間 A-086 黄銅宝尽文扇 ¥30000~ 総長26 A-087 挿頭絵丸曲盆 ¥30000~  34×285×3 A-084 拝領金地松鶴絵扇 ¥250,000~ 付識箱(桐 身部小口欠) 絹本 総長30 スレ 小キレ  桐唐草蒔絵親骨 十六間 菊花要金具 裏面銀地山桜 「千草任子拝領 昭和十九年(1944)」三崎彌三郎箱識 A-089 神宮遷宮余材小櫃ほか 三  ¥30000~ 15×12×75 唐櫃(焼印) 銘々皿五(神宮印) 柳筥(無印) A-088 桧扇香合 ¥40000~  付識箱(桐) 11×8×3 内金箔押
18 A A-090 玉翠 昭和 天皇御即位 式画幅 ¥150000~  付識箱(桐) 絹本 雑木軸端 54×81 表具67×172 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ 「昭和三年戊辰 (1928)秋 御 大典記念」箱識 A-094 平池芳克 明治天皇画幅 ¥30,000~ 付二重箱(内共桐) 明治天皇睦仁祝詞  絹本 牙軸端 41×110 表具58×201 ヤケ シミ 「昭和三年(1928)新春」箱識 A-092 大木平蔵 神武天皇立像 ¥80,000~ 付共箱(杉 貼札) 像高37  第五代丸平 「大正十四年(1925)」立札識 A-093 林文塘 皇居画幅 ¥50,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 P軸端 57×47  表具73×151 ヤケ シミ 表具ヤケ 林文塘(明治十五・1882~昭和四十一・1966)は日 本画家。本名幸三郎。京都の人。前川文嶺、山元春挙 に学んだ。 A-091 関堂 明治神宮画幅 ¥30000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 35×112 表具47×191 ヤケ シミ 表具ヤケ
19 A A-097 おこぼ ¥30000~ 75×17×75 スレ 剥離 朱地鶴 A-099 津田鳳雲 木彫折鶴 一対  ¥30,000~ 付共箱(桐) 19×9×11ほか 「双鶴」原題 A-101 萩原宗徳 訶梨勒 ¥30,000~ 付共箱(桐) 16×25 A-103 叡山 天照大神画幅 ¥30000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 蒔絵軸端 42×112 表具58×207  ヤケ シミ 表具シミ A-102 岸竹堂 稲荷神画幅 ¥30000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 48×111 表具60×203 ヤケ シミ オレ 「明治戊申(1908)」岸米山箱識 岸竹堂(文政九・1826~明治三十・1897)は本 名昌禄、彦根の人。明治二十九年帝室技藝員。 A-098 沈金屠蘇器重箱 ¥50,000  付識箱(桐)三 銚子20×13×21ほか A-104 公卿坐像幅 ¥30000~  絹本 雑木軸端 30×88 表具41×167  ヤケ シミ 不読印 A-096 有職筥 ¥30000~ 20×24×12 スレ A-095 稚児天冠 一対 ¥50000~  付編箱 A-100 錫瓶子 大小二対  ¥30000~ 大9×9×205ほか
20 A A-106 染付御下賜器 三 ¥30,000~  大碗11×11×55ほか A-107 菊紋竹鶴染付鉢 ¥100000~ 付木箱(杉) 165×165×65 A-105 表裏菊御紋蒔絵櫛台 ¥450000~ 付溜塗箱(桐) 34×24×34 油入 御倍子箱大小 化粧刷毛五  毛抜二ほか A-108 菊紋染付蓋物 ¥30000~  付木箱(桐 貼札) 黒塗蓋 235×235×18 蓋ソゲ 「平水指」貼札識 菊紋
21 A A-111 彩絵文庫 ¥30,000~  365×27×11 蓋ワレ ヨゴレ 六方彩絵 A-115 菊紋吹寄蒔絵 菓子器 ¥30000~  付溜塗識箱(桐) 12×12×85  内朱 「拝領菓子器」箱識 A-114 菊紋中次 ¥30000~ 付合箱(桐) 6×6×45 内黒 A-121 伊豆蔵人形 一対  ¥50,000~ 付識箱(桐) 6×6×6  木胎 A-117 御殿玩具 二 ¥30000~  犬9×11×85ほか 福良雀(付木箱) 子犬 A-109 菊折枝蒔絵色紙筥 ¥30,000~  付色紙七 21×235×55 隅キレ補修  銅鍍金五三桐紋金具 A-110 有職文蒔絵手筥 ¥30,000~  25×30×12 アタリ スレ 剥離 A-119 白駒飾 ¥35,000~  付木箱(桐) 飾台 44×17×40 A-120 毛作狆人形 ¥30,000~ 24×9×17  毛抜け シミ A-122 御所人形 ¥30,000~ 付合箱(桐 蓋欠)  像高27 ヒビ A-118 御所人形 二 ¥50000~  大像高55ほか ヒビ カケ メクレ A-116 加茂人形 二 ¥60000~  付合箱(桐) 大黒像高35 舞踊像高55 A-112 板文庫 ¥35000~  21×26 木地菊紋唐草蒔絵(縁) A-113 備前菊紋彫三耳茶壺 ¥30000~ 20×20×27
22 A A-124 石造神像 ¥100000~ 像高49 顔ほかカケ 「田の神」とは農耕神の一として農民の信仰するものだが、その造形でいえば、薩摩地方で多見す る石造の「田の神」が第一に挙げられよう。その姿は、笠をかぶり、右手に杓子を、左手に飯を盛っ た碗を持つ。掲出はそれに先行するものではないかと思考させるが確証を有すものではない。 A-129 木彫擬宝珠欄干 ¥35,000~  17×9×143 A-125 木彫女神像 ¥30,000~ 像高15 A-127 天正銘鉄御籤 ¥35000~  5×5×19 「正一位長栄稲荷大明神 天正三 (1575)年三月施主小川竹次郎」刻銘 A-126 剣山本宮宝剣 ¥30000~ 付宝剣器 錦袋(大破) 総長21 「剣山本宮 御宝剣」墨識 A-130 木彫獅子頭 ¥35,000~  18×22×11 小カケ A-128 木彫宝剣形 ¥60,000~ 総長1135 「月山作」茎墨識

獅子牡丹蝶双鳥文鏡 ¥250,000~ 付大工箱 23×23 良く似た古鏡が知られる。 広瀬都巽の『和鏡の研究』(都 巽没後に発行 角川書店 昭和 491974)、さらに中野政樹の 『和鏡』(至文堂 昭和441969) に掲載された滋賀浄信寺蔵 の古鏡(獅子牡丹蝶鳥鏡)で ある。「嘉吉二年(1442)七月 六日以秀性蘭」の針書銘を もち、鎌倉末期に比定され る。掲出との違いは獅子の 動作をはじめ鳥や蝶の姿形 に及ぶ。

23 A
A-131
A-132 銅鍍金橘合子 ¥100,000~ 付木箱(杉) 11×15×55 A-133 銅鍍金波兎御所文鎮 ¥80,000~ 総長14
24 A A-135 手力盆 ¥60,000~ 付木箱(杉) 39×30×7 小虫喰 A-136 黒漆塗春日 台 ¥50,000~ 付木箱(桐) 21×21×11 ユガミ スレ  小アタリ 天板を八角とし、四脚とする A-138 雲脚供物台 ¥30,000~  33×32×42 脚接合補修 A-139 加茂蒔絵高杯 ¥30,000~  27×27×22 A-142 鉄奉納鳥居 三 ¥30,000  大29×13×33ほか A-140 三種神器漆絵脚付膳 五  ¥30000~ 付時代識箱(杉) 35×35×95  スレ A-143 木版伊勢太神宮僊御画幅 ¥30,000~ 紙本 雑木軸端 52×36  表具59×103 ヤケ シミ オレ 虫穴  表具オレ、アレ、穴 A-141 細石 ¥30,000  付合箱(モミ 蓋桐) 23×17×10 A-145 木彫狛犬 一対 ¥30000~  像高6 カケ 剥離 吽右足欠 A-146 銅狐 一対 ¥40000~  65×9×16 顔補修1 巻物カケ1 A-144 木彫獅子 ¥50000~  27×19×26 欅 玉眼 A-137 春日供物台 ¥30,000~  72×385×115 カケ ソゲ ヒビ 剥離 ※P337にも掲載あり
25 A A-147 菊鳳凰蒔絵双六盤 ¥140,000~ 付時代黒塗識箱(桐) 振筒  39×28×21 A-150 豆歌留多 ¥30,000~ 3×45  丸に三ツ柏紋 読札100 絵札97 A-153 小形見台 ¥30,000~  34×22×51 五七桐紋 銀金具 組立式 A-155 革夏枕 ¥30,000~ 24×15×13 A-154 神楽鍬 ¥30,000~ 総長75 A-156 折櫃 三 ¥30,000~  575×405×19ほか A-148 黒漆蒔絵手拭掛 ¥80,000~  付時代黒塗箱(杉 貼札) 64×24×60 鍍銀金具 A-152 独楽コレクション 二十七  ¥30,000~ 大9×9×7ほか A-151 競馬木刀 ¥30,000~ 総長85 スレ 剥離 A-149 貝合 六組 ¥60,000~ 付時代色紙貼箱(桐) 大10×8×5ほか 小カケ ヒビ
26 A A-158 金地源氏絵屏風 本間 六曲 一双 ¥400000~ 紙本 360×165 屏風378×182 ヤケ シミ スレ A-159 源氏絵屏風 中形 六曲 一双 ¥190000~ 紙本 277×92 屏風292×107 ヤケ スレ 一部雲金補修 背面損傷 金具一部欠 源氏物語
27 A A-160 源氏絵屏風 本間 六曲 一隻 ¥70,000~ 紙本 359×157 屏風378×170 ヤケ シミ スレ 背面穴埋補修 A-161 北野霞 源氏絵戸袋 四 ¥30,000~ 絹本 44×29×2 ヤケ 背面損傷 引手欠2 A-162 源氏絵 未装 三 ¥30,000~  紙本 45×325ほか ヤケ シミ スレ
28 A A-168 『伊勢物語』筆写本 ¥50000~  付合箱(モミ) 20×27 A-166 一渓 若菜上画幅 ¥50000~  絹本 骨軸端 28×76 表具39×156 ヤケ  シミ オレ A-164 源氏物語帖筥 ¥35000~  36×27×21 虫喰 アタリ スレ 剥離 A-165 源氏絵画幅 ¥30000~  付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 34×22 表具46×107 スレ A-167 伊勢物語屏風 小形 六曲 一隻 ¥40000~ 紙本 122×38 屏風131×45 ヤケ  大シミ オレ 背面損傷 A-170 蓬莱鏡 ¥30,000~  115×115×15 A-171 蓬莱鏡 ¥35,000~ 付蒔絵鏡笥 (身部ヒビワレ、蓋縁塗補修) 12×12×17  天下一但馬守 A-169 小笠原流諸礼百ヶ条目録巻物  ¥30,000~ 紙本 唐木軸端 477×155 表具502×155 ヤケ シミ 「寛政四壬子(1792)年二月九日 三角菴 他 (朱印)」 伊勢物語
29 A A-172 小村雪岱 職人尽絵巻物 ¥180,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 1919×28 表具1947×28 小村雪岱(明治二十・1887~昭和十五・1940)は埼玉県出身の日本画家。本名は安並泰輔。旧姓は小松。東京美術学校卒業。下村観山、のち松岡映丘に 画を学び、木版多色摺りによる挿絵の仕事を多く手がけた。泉鏡花「日本橋」の装丁や資生堂商品の意匠制作で知られる。古画の模写を行い、時代考証に 定評があった。 A-173 職人絵合貼交屏風 中形 二曲 一双 ¥30000~ 紙本 37×29  屏風144×153 スレ  剥離 背面損傷 A-174 銅竈熨斗押 ¥30,000~ 9×65×25  背面刻印(不読) A-175 吉田益堂 鋳銅金巾子冠飾 ¥30,000~  185×165×20 「大正四(1915)年御大典記念」底 鋳銘 A-176 素銅豆櫃 ¥30,000~ 13×9×11 A-177 鉄大鈴 ¥30,000~  13×13×20
30 A A-180 伎楽面雛形 ¥30000~ 75×115 カケ ソゲ 「第九号」裏墨識 A-181 吉田元陳 舞楽画額 ¥50000~ 絹本 58×34  額81×47 ヤケ シミ スレ 穴 ヨゴレ 蘇志摩利 吉田元陳(生年未詳~寛政七・1795)は画家。名守清。法眼。清水寺の近 くに住した。 A-179 三ツ葉葵紋鳥兜 ¥30000~ 45×45  ヤケ サケ シミ スレ A-182 木彫伎楽面呉女 衣装 一式  ¥250,000~  面21×34ほか 舞楽伎楽 掲出は、「桐の博物館」の開館(平成51993)にあたり、初代館長である庄司喜朗が東博の浅井和春(東博法隆寺宝物室室長)に相談し て、復元し展示の目玉としたものである。呉女面が選ばれた理由は、東博の法隆寺宝物館の呉女面が「日本最古の桐材による芸術作 品」であったためで、面の復元製作は「信太」が、装束(復元当初の装束は完備せず)は龍村織物が担当した。出蔵は「桐の博物館」の 活動休止による。
31 A A-183 彩絵三ノ鼓 ¥50,000~ 付撥(一欠) 35×26×26 A-186 比呂光 黒蒔絵花喰鳥 合子 ¥30000~  付共箱(桐) 95×85×35 内朱 A-185 倣正倉院八角机 ¥30,000~ 53×35×8 A-188 銅鍍金鳳凰頭杖 ¥30,000~ 総長141 A-187 菅楯彦 陶製歌人 ¥30,000~ 像高14  纓欠失 磁貫 背裏印銘 菅楯彦(明治十一・1878~昭和三十八・1963)は鳥取県生まれの日本 画家。号は盛虎、静湖。独学で絵画を研究。歴史画や大阪風俗を手がける。 日展に出品。日本画家として初の日本芸術院賞恩賜賞。大阪市名誉市民。 伝統雅楽の保存にも尽力。 A-184 坂本曲斎 彩絵唐櫃 ¥80,000~ 42×35×24 「摸正倉院唐櫃 東大寺古材造之」底裏墨識 坂本曲斎は奈良の木工芸家。初代(明治十四・ 1881~昭和三十二・1957)、二代(明治四十二・ 1909~昭和五十六・1981)、三代(昭和二十三・ 1948~)。文化財の修復や模作も行い、天平芸術 の粋と言われる木画も制作。
32 A 初夢 A-190 月次風俗画貼交屏風 中形 六曲 一双 ¥95,000~ 絹本 41×76 屏風316×109 ヤケ シミ 穴 A-191 円山応挙 摘草画幅 ¥50,000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本  彫漆軸端 29×71 表具41×163 ヤケ  シミ スレ オレ 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・ 1795)は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏 雲・仙嶺・僊斎。通称主水、字仲選。京都 に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。 A-192 鉄銚子 一対 ¥35,000~  付時代箱(杉 破損) 23×17×20  把手瓢銀線象嵌 七草蒔絵蓋 鉄線毛彫蓋 A-194 木版太一札画幅 ¥30,000~ 紙本  雑木軸端(一欠) 49×36 表具59×118 ヤケ シミ スレ オレ 表具アレ、穴 A-195 初辰猫 一口 ¥30,000~  付木箱(杉 蓋欠 展示段一欠) 像高25ほか A-193 橋本良寿 海老香合 ¥30,000~  付共箱(桐) 5×9×7 「良寿」底刻銘 年中行事・風俗 正月 七草粥 吉祥飾り
33 A A-196 岡本正太郎 初詣 ¥50,000  付共箱(モミ) 像高20 四世面竹 岡本正太郎(明治二十八・1895~昭和五十五・ 1980)は、京人形師の名門である面竹の四世。作 品は京都国立博物館にも収蔵。 A-198 紺谷光俊 美人絵飾羽子板 ¥40,000~ 総長455 シミ A-197 芳光 飾羽子板 ¥40,000~  付共箱(桐) 総長45 A-200 庭山耕園 梅下牛画幅 ¥60,000~ 付共箱(桐)  絹本 黒塗軸端 39×30 表具51×117 薄ヤケ 庭山耕園(明治二・1869~昭和十七・1942)は、兵庫県生まれの画家。 A-199 春峰 懸想文売絵扇 ¥30,000~ 255×41  竹親骨 本来は正月行事ながら旧暦にて二月 二月 天神臥牛(初天神)
34 A A-202 有職狩衣雛 一対 ¥250000~ 付時代箱(杉)2 女雛像高28ほか 御所の管理下に調進された雛人形を有職雛と呼び、召物などから、束帯雛、直衣雛、狩衣雛と識別する。掲出は狩衣雛。男 雛は、立烏帽子を被り、緑地に雲立涌文浮織の狩衣に鳥襷浮織の差貫を召して中啓を持つ。女雛は、おすべらかしに紅地亀 甲地桜花折枝文の上衣に緋袴を被着し、桧扇を持す。即ち、略装の狩衣ながら浮織(二陪織物)の上下を被着して内裏にあっ て上位の人物であることを示している。 A-204 芥子雛人形 ¥60000~  付時代識箱(杉) 女雛像高8ほか A-203 享保雛 一対 ¥180000~ 付時代箱(杉)2 女雛総高36ほか
35 A A-205 古今雛 一対 ¥90000~ 付時代識箱(杉)2  女雛像高40ほか 二番 A-208 丸平 内裏雛 一対 ¥50000~  付木箱(杉 貼札)2 女雛像高29ほか 有職人形司「丸平」は創業安永八年(1779)の 京都の老舗人形店で、当主は代々大木平蔵を名 乗る。現在は七代。 A-209 永徳斎 立雛 一対 ¥60000~  付共箱(桐) 女雛総高25ほか 永徳斎は明治から昭和戦後まで、日本橋十軒 で四代続いた名店。工房を構えて制作を行い、光 龍斎など多数の門弟も養成。初代山川永徳は丹 波生まれで、京都の雛屋次郎左衛門に師事。維新 後に江戸店を継ぎ、昭憲皇太后から永徳斎の号 を賜った。初代は上品な作風で、市松人形を得意 とした。二代は武者人形を得意とし、三代は二代 の弟、四代は二代の子息が継ぎ、戦後はマネキン
A-210 狩野寿信 雛画大幅  ¥80,000~ 付時代箱(杉) 絹本  唐木、竹軸端 106×55 表具121×161  ヤケ シミ ウキ オレ  表具ヤケ、ウキ、キレ A-211 樋口富麻呂 雛画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 37×29 表具50×124  ヤケ シミ 表具オレ、ヤケ、シミ 樋口富麻呂(明治三十一・1898~昭和五十六・1981)は大阪生ま れの日本画・版画家。北野恒富・西山翠嶂に師事。日本美術院々友。 白耀社同人。 A-207 古今雛 一対 ¥30000~  付時代箱(杉)2 女雛像高19ほか A-206 古今雛 一対 ¥50000~ 付時代箱(杉)2  女雛像高27ほか 男雛墨袍大破 二番
人形制作に転じた。
36 A
A-217 梅村景山 立雛画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 蒔絵軸端 35×112 表具51×186 シミ オレ  表具オレ、シミ 描表装 梅村景山(慶應二・1866~歿年未 詳)は京都生まれ、名豊三郎。鈴木 瑞彦、今尾景年の門に学んだ。 A-218 松華 立雛画幅 ¥30,000~ 付二重箱(内共桐  外溜塗) 絹本 黒塗軸端 26×107 表具39×188 ヤケ シミ  ウキ 表具ヨゴレ、カビ、シミ A-214 橘保之 立雛画幅  ¥50,000~ 付時代識箱(桐)  絹本 骨軸端 36×92  表具49×174 ヤケ シミ 橘保之は大坂の絵師、生歿年未詳。 A-215 長谷川玉峰 立雛画幅 ¥50,000 付時代箱(桐) 紙本 潤塗軸端 30×113 表具43×196 シミ 長谷川玉峰(文政五・1822~明治 十二・1879)は四条派の画家。名師 盈、字士進。松村景文に師事。人物
A-213 土佐光孚 立雛画幅 ¥50,000 付時代識箱(杉) 絹本 雑木軸端 33×98 表具43×173 ヤケ シミ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ、 虫穴 土佐光孚(安永九・1780~嘉永 五・1852)は土佐家の分家光貞の子。 幼名虎若丸、字子正、号鶴皐。 A-220 立雛画幅 ¥30,000~ 付識箱(杉 破損) 絹本 黒塗軸端 26×39 表具29×124 ヤケ シミ 表具スレ A-219 上田公英 立雛画幅 ¥30000~ 付識箱(杉) 絹本 黒塗軸端 36×97 表具50×177 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、シミ
A-216 土佐光武 立雛画幅 ¥50,000 付木箱(桐) 絹本 黒塗軸端 36×101 表具49×189 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 土佐光武(弘化元・1844~大正 五・1916)は光清の子。従五位下土 佐守、繪所預。幼名は恒丸。維新後 は京都府画学校にて教鞭をとった。
花鳥をよくした。
37 A A-227 小形碁盤 ¥30,000~  35×35×25 A-226 雛長持 ¥30,000~ 付布団二組 31×16×17 A-221 梨子地蒔絵雛籠 ¥250,000~ 付時代識箱(杉) 49×17×20 梅鉢紋 A-224 長沢芦洲 潮干狩画幅 ¥35,000~ 付合箱(桐) 絹本 雑木軸端 33×102 表具37×166 ヤケ シミ 三月 長沢芦洲(明和三・1766~弘化四・1847)は名 鱗、字呑江、号南曉、長沢芦盧雪の養子となり長 沢家を嗣ぎ、画法を義父に師事して人物花鳥画 にすぐれた。 A-225 雛道具 六 ¥30,000~  付時代識箱(杉) 引出14×7×16ほか A-223 犬筥 ¥30,000~ 29×17×20  ヒビ 剥離 A-222 雛金屏風 一双 ¥50,000~  付時代溜塗箱(杉) 紙本 110×48 背面損傷
38 A A-232 志野釉狛犬 一対  ¥30000~ 7×10×13 磁貫 ヒビ A-230 鍾馗衣裳人形 ¥30000~ 付木箱(杉 ワレ補修) 飾台  像高40 A-231 兜貝形香合 ¥30000~ 付識箱(桐) 唐木蓋 65×65×35 A-229 舟上奏演画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本  黒塗軸端 52×67 表具65×164 オレ 剥離 補彩  三船祭礼断片か A-234 山本守礼 夏越祓諸画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥200000~ 紙本 52×124 屏風375×170 ヤケ シミ 虫穴 屏風ヤケ、シミ、虫穴、背面損傷 「己亥(1779)季夏」画中 山本守礼(宝暦元・1751~寛政二・1790)は京都の絵師。諱守貞、のち守礼。代々狩野派の家系ながら円山応挙に弟子入り し、大乗寺障壁画制作にも参加した。 A-233 森村宜稲  葵祭画幅 ¥55000~  付共箱(桐) 紙本 骨軸端 25×112 表具37×196 ヤケ シミ  表具シミ 五月

A-235 生田花朝女 乞巧奠画幅 ¥30,000~ 付共箱(桐) 絹本 黒塗軸端 27×123 表具40×211 大シミ 表具大シミ 生田花朝女(明治二十二・1889~昭和五十三・ 1978)は大坂市生れの画家。本名は稔、初号は花 朝。父は国学者の生田南水。はじめ菅楯彦に師事 し、大和絵や有職を学び、のち北野恒富に学ぶ。 大正十五年第七回帝展に「浪速天神祭」を出品、 女性初の帝展特選受賞で注目された。大阪市民 文化賞、大阪府芸術賞を受賞。

A-236 川端玉章 菊使い画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 42×107 表具56×190 シミ 川端玉章(天保十三・1842~大正二・1913)は 日本画家。京都生まれ。円山派の中島来章に師事 後、江戸に移り高橋由一に洋画を学ぶ。東京美術 学校創設時、円山派系写生画を担当。明治二十九 年(1896)帝室技藝員。同四十二年(1909)川端 画学校を創立。花鳥・山水に秀れた。

A-237 浮田一蕙 追儺画幅

安政の大獄に連座し釈放後、病没。

39 A
¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本
A-241 黒漆八足文台 ¥35,000~  64×30×22 脚接合補修 ソゲ メクレ A-243 白木八足台 ¥30,000~  54×25×25 A-242 青貝高卓 ¥30,000~  44×26×21 小剥離 スレ メクレ A-238 黒漆高卓 ¥50,000~  64×34×34 スレ 小アタリ A-239 黒漆冠卓 ¥40,000~  55×35×22 A-240 黒漆冠卓 ¥30,000~  52×33×18 グラツキ ソゲ 塗補修 七月九月師走
黒塗軸端 31×99 表具33×175 ヤケ シミ  方相氏 浮田一蕙(寛政七年・1795~安政六年・1859) は復古大和絵派の画家。京都の人。名は公信、の ち可為、豊臣を称す。別号に昔男精舎。画を土佐 光孚、田中訥言に学ぶ。勤皇の志士としても活動、
40 B 佛家 B-001 銅鍍金十一面千手観音立像 ¥650000~ 付木箱(桐)  飾台 像高17 総高21
41 B B-002 木彫彩色普賢象坐 ¥80,000~ 付台 40×15×23 B-003 銅鍍金五輪塔 ¥150,000~ 付木箱(桐 貼札) 総高9 B-004 銅鍍金釈迦如来坐像 ¥250,000~ 付木箱(桐)  飾台 像高3 総高65 飾台接着

愛染明王画幅 ¥850,000~ 付二重箱(内桐 外黒塗) 絹本 金軸端 太巻 53×102 表具73×186  大ヤケ キレ 愛染明王の信仰が隆盛す るのは平安期以降のことで、 調伏から敬愛まで様々な修 法に用いられた。本像は三眼 六臂で、五鈷杵や五鈷鈴、弓 矢、月輪、未敷蓮華を執って 蓮台に坐す。特徴的なのはそ の対称性で、円相中の火焔や 宝瓶から零れ落ちた七宝の 配置にまで気を配る。また宝 瓶を支える蓮華が大型であ る点も特筆される。赤色忿怒 相の像容や裳の彩色文など については、伝統的な形式・ 表現法に則るものである。 本紙天辺の一部は失われ たようで、近年の改装により、 新高野裂を補う。

42 B B-006
43 B B-007 観音図像切幅 ¥190000~ 付二重箱(内桐) 紙本 牙軸端 45×25 表具59×108 ヤケ シミ B-008 三宝院伝法灌頂私記巻物 ¥100000~ 付木箱(杉) 紙本 軸端両欠 760×28 表具784×31 ヤケ シミ 虫穴 「北野寿命院清如」朱印 「宝治二(1248)伝法」書中 B-009 銅板張蓮華文経箱 ¥300,000~ 37×27×13
44 B B-011 龍猛肖像画賛幅 ¥350000~ 付二重箱(内桐 外黒塗) 太巻 絹本 金軸端 33×76 表具50×152 粗羽二重組織 龍猛は紀元後二世紀から三世紀頃にかけて活躍した南インドの僧で、 金剛頂経を感得して密教を流布する端緒となった人物とされる。真言密 教においては、龍猛を含む七祖に弘法大師を加えた真言八祖の一として 崇敬される。 B-012 銅鍍金塔鈴 ¥250000~ 付木箱(桐) 総高23
45 B B-015 銅鍍金鋺 ¥100,000~ 付溜塗箱(桐) 125×125×55  高台内細字彫 B-013 弘法大師肖像画幅 ¥450000~ 付溜塗識箱(桐)  寄進状幅 絹本 唐木軸端 89×113 表具99×188 大ヤケ 大シミ B-014 伝弘法大師 二字書幅 ¥290000~  付識箱(桐) 紙本 唐木軸端(一欠) 43×30 表具56×120  ヤケ シミ スレ オレ 表具カビ、虫穴 B-016 木彫彩色裸 弁財天 ¥200000~  付琵琶 像高42 総高48 空海(宝亀五・774~承和二・835)は真言宗の開祖。佐伯直田公の子。諡は弘法大師。延暦二十三(804)に入唐、長安の青竜寺住の恵果に密教を学び、 帰朝後、神護寺、のち教王護国寺(東寺)を拠点に密教の布教活動を行うが、のちに病を得て高野山に隠棲。また延喜二十一(921)には醍醐天皇より弘法 大師の諡号を賜わった。書は三筆の一人。讃岐国(香川県)多度郡出身。
46 B B-018 不動明王二童子画幅 ¥450,000~ 付時代合箱(桐) 絹本 金軸端 47×97 表具63×175  大ヤケ オレ キレ 穴 B-019 木彫彩色歓喜天 ¥550,000~ 付三重厨子 像高8 黒塗小厨子7×7×12 箔押聖天厨子17×17×30 朱塗厨子26×23×46
47 B B-021 木彫増長天立像 ¥500,000~  像高64 総高79 左手持物欠 B-020 銅鍍金釈迦如来掛佛  ¥95000~ 22×22
48 B B-024 光明皇后願経五行断簡額 ¥280000~ 紙本  10×29 額29×35 虫穴 佛説宝雨経断簡 光明皇后(大宝元・701~天平四・760)は、聖武天皇の皇后。藤原不比 等の娘。孝謙天皇の母。臣下から初めて皇后となり、藤原氏の勢力の拡 大に寄与する。仏教に帰依し、国分寺の建立や東大寺大仏の造営をすす め、施薬院、悲田院を設けて病人や孤児を助けた。 B-023 五輪経折帖 ¥500,000  紙本 95×255 ヤケ シミ 虫穴  大般若波羅密多経巻第七十九
49 B B-026 鋳銅経筒 ¥320,000~ 付溜塗箱(桐 貼札) 仕覆  95×95×325 B-025 鋳銅経筒 ¥550,000~ 付木箱(桐) 115×115×28
50 B B-029 木彫毘沙門天立像 ¥150000~ 像高48 総高60 B-028 木彫不動明王立像 ¥220,000~ 像高77 総高88  玉眼 B-030 木彫菩薩坐像 ¥100,000~ 付合箱(桐) 像高28
51 B B-031 木彫千体地蔵 三 ¥100,000~  付合箱(桐) 像高11ほか B-032 銅造如来掛佛 ¥80,000~  総高8 B-033 銅造釈迦坐像掛佛 ¥50,000~  付背板(後補) 総高12 背板45×45 B-036 地蔵菩薩坐像画幅 ¥100000~ 付木箱(杉) 紙本 金軸端 95×168 ヤケ 虫穴  表具ヤケ、オレ、虫穴 一軸物 B-034 愛染明王画幅 ¥150000~  付識箱(桐) 絹本 金軸端 43×102  表具58×178 ヤケ 大シミ ヨゴレ  表具大アレ、ヨゴレ B-035 十六善神画幅 ¥120000~  付合箱(桐) 紙本 金軸端 33×67  表具47×127 ヤケ シミ オレ 穴
52 B B-038 空海不動愛染三尊経賛幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 紙本 金軸端 31×102 表具43×167 スレ  オレ 穴 虫穴 墨摺手彩色 B-039 不動明王二童子画幅 ¥50000~ 紙本 唐木軸端 65×114 表具80×188 ヤケ シミ オレ B-041 十三佛画幅 ¥50,000~  付時代識箱(杉) 紙本 唐木軸端 29×61  表具44×141 大ヤケ スレ オレ B-042 木彫如来化佛坐像 ¥50,000~ 像高105 B-043 木彫釈迦三尊 ¥50,000~ 付黒塗厨子  像高55 総高16 厨子19×85×20 ワレ補修 剥離  前金具欠 B-040 三十三所観音画幅 ¥50000~ 紙本  唐木軸端 76×123 表具94×194  ヤケ 大シミ オレ キレ ※P339にも掲載あり
53 B B-044 木彫聖徳太子坐像 ¥150000~ 付黒塗厨子 像高9  総高16 厨子19×13×23 「天台別院 □宮八幡宮御座」底墨識 B-045 銅鍍金柄香炉 ¥150000~ 付木箱(桐) 総長36 B-046 金工宝珠 ¥80000~ 付飾台 総高20 「如意宝珠」貼札識 B-048 箔押牡丹透磬架  ¥50,000~ 付銅鳳凰文磬  磬205×14 架55×31×69 B-047 木彫彩色鳳凰文磬架 ¥80000~ 付銅鳳凰文磬  磬21×14 架52×33×73 B-049 天保年銘銅御食器 ¥50,000~ 18×18×18 「天保十四癸卯(1843)年 山崎色六□中」刻銘 B-050 銅香水壺 ¥50,000~  付木箱(桐 貼札) 23×23×16  底時代修理、後補
54 B 法隆寺 B-053 百万塔 ¥190000~ 付木箱(桐) 10×8×21 B-052 法隆寺百万塔 ¥650,000~ 付識箱(モミ) 10×10×21 相輪小カケ 木造百万塔は、藤原仲麻呂の乱を鎮圧した孝謙上皇が、淳仁天皇を廃し、重祚して称徳天皇となり、 改めて国家鎮護を願って、十大寺(東大寺 西大寺 元興寺 大安寺 興福寺 薬師寺 法隆寺 川原寺 四天王 寺 崇福寺)に各十万体の木造三重塔百万体と一万塔ごとに造られた七重塔(節塔)百体、及び十万体 ごとの十三重塔十体が、神護景雲年間に着手され、宝亀元年には約五年を費やして完成し、十大寺に 納められた。なお、現存するのは、法隆寺に残る四万三千体と法隆寺から出蔵し、巷間に残るものだ けである。掲出も後記した出蔵の一体にほかならない。『御寶物図絵』では「無垢浄光塔 百萬塔と も」。
55 B 東大寺 B-055 東大寺吉祥文上棟式槌 ¥50,000~ 60×80 「二月堂手水鉢屋形上棟式槌 明治貳拾八歳年(1895)五月十七日 東大寺」墨識 B-056 清水公照 書幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 P軸端 47×29 表具57×109 ヤケ シミ オレ 「古稀」箱識 清水公照(明治四十四・1911~平成十一・1999)は東大寺長老。兵庫 県の人。昭和四十九(1974)年東大寺別当、五十年華厳宗管長、五十六年 東大寺長老。文人画、書、陶芸を能くした。 B-054 修二会道具 七  ¥150,000~ 紙衣132×139×47ほか 紙衣製作資料額(遠藤忠雄) 和紙二束(遠藤忠雄作、椿製) 二月堂牛玉(大正五年) 水取式幣杖(平成十四年) 「少欲知足」板札(守屋弘斎書付)
56 B B-058 涅槃画幅 ¥330,000~ 付識箱(桐) 絹本 金軸端 70×115  表具85×195 ヤケ スレ  オレ キレ 表具スレ、 ウキ 羽二重組織 B-060 銅造菩薩坐像 ¥50000~  像高9 B-059 銅造不動明王坐像 ¥50000~  像高17 両手欠失 B-061 木彫高僧坐像 ¥50000~  像高18 総高38 円光背接合補修 玉眼
57 B B-062 木版佛名経断片幅 ¥100,000~ 付識箱(桐)  紙本 潤塗軸端 20×27  表具39×129 薄シミ  表具ヤケ、シミ 上司海雲箱識 B-067 紺紙金泥銀界経断簡額 ¥50,000~ 18×24 額31×40 十行 B-064 宝塔朱印経断簡額 ¥50,000~  紙本 54×24 額67×34 ヤケ スレ 虫穴 B-063 紺紙金泥銀界経 未装  ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 52×27  妙法蓮華経方便品第二 B-065 光明皇后 紺紙金泥銀界経額  ¥50,000~ 付古筆家極札 紙本 85×25  額14×55 ヤケ 額ヤケ 四行 光明皇后(大宝元・701~天平四・760)は、聖 武天皇の皇后。藤原不比等の娘。孝謙天皇の母。 臣下から初めて皇后となり、藤原氏の勢力の拡 大に寄与する。仏教に帰依し、国分寺の建立や東 大寺大仏の造営をすすめ、施薬院、悲田院を設け て病人や孤児を助けた。 B-066 紺紙金泥銀界経断簡幅 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端 11×26 表具20×61 表具虫穴 六行 ※P338にも掲載あり B-068 法隆寺大斗 ¥50000~ 335×335×19 虫喰 世界最古の木造建築とされる法隆寺の金堂・五重塔・中門・回廊にみられる特徴の一に、 雲斗・雲肘木・皿斗の組物が知られる。掲出は下辺の四方の刳りと上辺の四方の割りの形 から法隆寺の古材とみられ、世界最古の大斗の可能性があるとして出品された。高所から の判断を仰ぎたい。
58 B B-070 松花堂昭乗 消息幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本  唐木軸端 43×30 表具46×107 ヤケ シミ スレ 虫穴 松花堂昭乗(天正十二・1584~寛永十六・1639)は学僧、書画家。堺の 人。俗名中沼式部、号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。男山岩清 水八幡宮の瀧本坊に住した。 B-071 新作厨子 ¥50000~  45×32×53 B-073 豪潮 十六羅漢画幅 ¥150,000~ 紙本  彫漆軸端 62×128 表具80×208 ヤケ シミ スレ キレ 「寛政元巳酉(1789)」画中 豪潮(寛延二・1749~天保六・1835)は天台宗の僧。諱寛海。 肥後國玉名郡山下村の人。宝暦五年寿福寺豪旭に従って出家。 十六歳で比叡山に登り、正覚院探題豪恕に就いて修学。文政六 年長栄寺を建立。 B-072 慈雲 一行書幅 ¥300,000~  付識箱(桐 蓋桟一欠) 紙本 黒塗軸端 26×119 表具28×207 シミ スレ オレ  キレ 穴 「昭和大典佳日」上月明厳箱識 慈雲(享保三・1718~文化元・1804)は真言 宗の僧、名飲光、号葛城山人、大阪中之島生まれ、 十三歳で河内の真言宗法薬寺で出家、また伊藤 東涯に儒学を学んだ。後に長栄寺、桂林寺など を歴任、晩年は大阪南河内葛城山中の高貴寺に 住した。
59 B 浄 家 B-074 山越阿弥陀聖像来迎画額 ¥500,000~ 紙本 82×130 額87×135 ヤケ スレ 剥離 額縁剥離、補彩
60 B B-076 阿弥陀三尊来迎画幅 ¥260000~ 付木箱(桐)  絹本 金軸端 太巻 30×66 表具44×153 スレ オレ キレ  高野印金裂中廻 B-077 山越阿弥陀画大幅 ¥150,000  付時代識箱(杉 貼札) 絹本 金軸端 101×136 表具115×218  薄シミ オレ 表具スレ B-078 山崎弁栄 山越阿弥陀画幅 ¥70,000~  付木箱(桐) 絹本 骨軸端 21×34 表具34×98 山崎弁栄(安政六・1859~大正九・1920)は浄土宗の僧で、明治二十 八年インドの仏跡を参拝し、帰国の後ブッダガヤより持ち帰った土と粘 土を混じた釈尊像を陶工河合瑞豊の手によって焼き数千体造っている。 それを京都の浄土宗各本山をはじめ、禅宗の東福寺、日蓮宗の本固寺、 その他の各宗本山及び有縁の各宗寺院に奉納している。
61 B B-080 阿弥陀三尊来迎画幅 ¥150000~  付時代識箱(杉 貼札) 絹本 金軸端 75×136 表具91×208  オレ 虫穴 表具アレ、スレ、シミ、虫穴 B-079 無量寿経曼荼羅幅 ¥200000~ 付識箱(桐) 紙本  金軸端 68×137 表具84×184 オレ B-081 木彫阿弥陀如来立像  ¥90000~ 付黒塗厨子 像高23 総高41 B-083 幽亭 二河白道画賛幅 ¥50000~ 絹本 雑木軸端 56×35  表具64×111 ヤケ シミ  表具大アレ、穴 僧曄賛 B-082 木彫阿弥陀如来立像  ¥80000~ 付飾台  像高33 総高37 手先欠
62 B B-085 親鸞 名号幅 ¥200000~  付時代溜塗箱(桐) 折紙 絹本 金軸端 45×16 表具31×79 大ヤケ 親鸞(承安三・1173~弘長二・1262)は浄土真 宗(一向宗)の開祖、日野有範の子。はじめ比叡 山で天台宗を、建仁元(1201)、法然の弟子とな り浄土教を学んだ。 B-087 一如 一行書幅 ¥190000~  付合箱(桐) 紙本 骨軸端 27×124 表具40×207 ヤケ シミ スレ オレ  表具ヤケ、シミ 一如(慶安二・1649~元禄十三・1700)は東本 願寺第十四世琢如の四男。越前本瑞寺や河内大 信寺の住職を務め、延宝七年(1679)東本願寺第
B-086 蓮如 名号幅 ¥140000~  付時代箱(桐) 紙本 金軸端 16×42 表具27×77 ヤケ シミ スレ オレ キレ  穴 蓮如上人(応永二十二・1415~明応八・1499) は浄土真宗中興の祖。本願寺第七世存如上人の 長男として京都に生まれ、父に教学を学んだ。文 明十三(1481)、山科に御影堂・阿弥陀堂を建立 し、本願寺教団の基盤をなした。本願寺八世。 B-088 本如  花鳥画双幅 ¥400000~ 付時代識箱(桐) 絹本 潤塗軸端 38×100 表具49×182 ヤケ シミ 本如(安永七・ 1778~文政九・ 1827)は浄土真宗 の僧、西本願寺十 九世宗主。諱は光 摂。 B-089 本如 花鳥画双幅 ¥100000~  付二重箱(内識桐 外黒塗) 下間仲之折紙  絹本 菊桐蒔絵骨軸端(蓋一欠) 28×93  表具37×169 ヤケ 薄シミ 風帯一欠
十六世を継承。
63 B B-090 尊超入道親王  名号幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 金軸端 27×64 表具44×152 ヤケ  薄シミ オレ キレ 穴 浄土門主 尊超入道親王(享和二・ 1802~嘉永五・1852)は有栖 川宮織仁親王第八王子。 B-091 幡随意・霊巌 名号幅 二  ¥50000~ 付合箱(桐) 紙本 金、唐木軸端(各1) 13×33 表具22×93ほか ヤケ シミ スレ オレ  虫穴 表具キレ、アレ、スレ、シミ 幡随意(天文十一・1542~慶長二十・1615) 霊巌(天文二十三・1554~寛永十八・1641) B-092 北条弁旭 名号幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絖本 黒塗軸端 29×76 表具42×169 シミ 康誉(1843~1918)知恩 寺六十五世。 B-093 野上運海  名号幅 ¥50,000~ 絖本 潤塗軸端 31×118  表具44×188 薄ヤケ シミ オレ 表具オレ 野上運海は浄土宗の僧、 幕末明治期。 B-094 大谷句佛 岩上 白衣観音画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 26×114 表具39×203 薄シミ オレ 大谷句佛(明治八・1875~昭和十 八・1943)浄土真宗の僧・俳人。 B-095 井芹蘇泉 黒駒騎乗上宮太子画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本  牙軸端 41×126 表具55×210  薄ヤケ 薄シミ 表具ヤケ 井芹蘇泉は熊本県の画家、大正昭 和期。 B-096 平井直水 太子孝養画賛幅 ¥50000~  付木箱(桐) 絹本 陶磁軸端 41×107 表具53×195 紺地金泥 十七憲法賛 平井直水(文久元・1861~歿年未 詳)日本画家。 B-097 木彫菩薩立像 ¥80000~ 像高61
64 B 禅家 B-099 雪  縄衣文殊菩薩画幅 ¥700,000~ 付二重箱(内識杉 外黒塗・蓋欠、身一部欠) 紙本 牙軸端 33×64 表具45×155 ヤケ オレ  表具ヤケ 落款は掠れて難読のため、箱書に倣い表題を決した。 当該人物について詳細を得ないが、「雪澗」なる画人が 描いた縄衣文殊が知られる。その画風は雪村周継に似 るとされるが、生歿など未詳の点が多い。
65 B B-100 高僧画賛貼交幅 ¥980000~ 付二重識箱(内識桐) 精畊宗侃折紙 紙本 骨軸端 13×17  表具29×138 ヤケ シミ スレ オレ  穴 大燈国師七絶賛 不明画人
66 B B-102 一休宗純 一行書幅 ¥980000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 蒔絵軸端 28×112 表具32×190 ヤケ シミ スレ オレ 「慈□菴主(花押)」箱識 一休宗純(明徳五・1394~文明十三・ 1481)は室町中期の禅僧。京都生まれ。別 号狂雲子ほか。文明六年大徳寺四十七世 となるもすぐに退寺。没後大徳寺に真珠 庵が建てられた。 燈 明 方 丈 宝
67 B B-103 玉畹梵芳 蘭竹画賛幅 ¥550,000 付二重箱(内桐貼札・唐戸面 外溜塗) 所載コピー 紙本 牙軸端 32×83 表具45×168 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 『当氏越沢太助氏所蔵品入札売立目録』(稲荷組商社・年不明)所載 玉畹梵芳は南北朝から室町期にかけて活躍した臨済宗の画僧。建仁寺、 南禅寺住職を務め、足利義持の恩恵を受け仕えるが後に決別。近江に隠 棲する。 B-104 遂翁元盧 蛤観音画賛幅 ¥500,000~ 付識箱(桐)  紙本 黒塗軸端 28×123 表具38×203 ヤケ シミ キレ 表具穴 遂翁元盧(享保元・1716~寛政元・1789)は臨済宗の僧。駿河松蔭寺 二世。初名慧牧、字遂翁。白隠に師事した。また東嶺の勧めで松蔭寺に住 す。
68 B
B-107 白隠慧鶴 名号幅 ¥400,000~ 付識箱(杉 貼札) 紙本 陶磁軸端 23×61 表具40×149 シミ オレ キレ 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨済宗の禅僧。駿河の人。 多数の著作の他、若くして独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八 (1758)年には三島に滝沢寺を開き開祖となった。
B-106 一休宗純 梅月画賛幅 ¥480000~ 付二重箱(内時代黒塗 識桐・虫喰) 紙本 唐木軸端 21×107 表具32×192 ヤケ シミ スレ キレ 穴 一休宗純(明徳五・ 1394~文明十三・ 1481)は室町中期の禅 僧。京都生まれ。別号 狂雲子ほか。文明六年 大徳寺四十七世となる もすぐに退寺。没後大 徳寺に真珠庵が建てら れた。
69 B B-108 白隠慧鶴 唐臼画賛幅 ¥380,000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 58×42 表具61×129 ヤケ シミ 穴 淡川康一箱識 白隠慧鶴(貞享二・1685~明和五・1768)は臨済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の他、若くして独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八(1758) 年には三島に滝沢寺を開き開祖となった。 B-109 徳翁良高 円相画賛幅 ¥200,000~ 付木箱(杉) 紙本 潤塗軸端 24×73 表具27×152 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ 徳翁良高(慶安二・1649~宝永六・1709)曹洞 宗の僧。木庵、鉄眼に学ぶ。 B-111 玉舟宗璠 一行書幅 ¥150,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 27×130 表具29×183 シミ スレ オレ 玉舟宗璠(慶長五・1600~寛文八・1668)は臨 済宗の僧、大徳寺百八十五世。京都山城の人。名 を春睡、号を善哉とした。また本山に高林庵を、 和歌山の小泉に慈光院を開創した。 B-110 東嶺円慈 如意画賛幅 ¥180,000~ 付木箱(桐 シミ) 紙本  黒塗軸端 29×126 表具39×200 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、スレ 東嶺円慈(享保六・1721~寛政四・1792)は近 江生まれの臨済宗の僧。俗姓は中村。諡号は仏護 神照禅師。古月禅材、大道文可、ついで白隠慧鶴 に師事、印可を得た。伊豆三島に龍沢寺を創建。 雪 消 山 骨 露
70 B B-113 大燈国師 消息幅 ¥350000~ 付二重箱(内時代貼札桐) 真珠庵宗玄折紙 紙本 牙軸端 48×29 表具51×99 シミ スレ オレ  虫穴 大燈国師(弘安五・1282~建武四・1337)は播磨生まれの臨済宗の僧。諱は妙超、道号は宗峰、大燈国師は通称。南浦紹明の法を継ぐ。後醍醐天皇、花園 上皇の帰依を得て大徳寺を開いた。 B-114 仙厓義梵 涅槃画幅 ¥150000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本  黒柿軸端 37×119 表具48×195 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、スレ B-116 狩野惟信 達磨画賛幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 24×69 表具28×142 オレ 表具ヤケ、スレ  狩野惟信(宝暦三・1753~文化五・1808)は木 挽町狩野家七代。江戸の人。号養川院、玄止斎。 B-115 仙厓義梵 鹿島事触画賛幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 30×109 表具32×188 シミ オレ  小林正盛箱識 仙厓義梵(寛延三・1750~天保八・1837)は画僧。臨済宗妙心寺派。美濃武儀郡の人。僧名は義梵。 寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持となる。飄逸な画風で知られる。
71 B B-117 江月宗玩 細字幅 ¥90,000~ 紙本 黒塗軸端  54×23 表具57×108 ヤケ シミ オレ 虫穴 B-118 江月宗玩 偈幅 ¥90,000~ 付識箱(杉) 紙本  唐木軸端 40×21 表具48×96 ヤケ シミ スレ オレ B-122 大綱宗彦 二行書幅 ¥80000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 30×113 表具33×191 シミ 表具ヤケ、シミ 八十二翁 大綱宗彦(安永元・1772~安政 七年・1860)は大徳寺第四百三十 五世。同寺塔頭黄梅院第十四世。 B-121 宙宝宗宇 一行書幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本 潤塗軸端 29×121 表具32×200  ヤケ オレ B-120 伝明兆 円相一休影像画幅 ¥80000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 角軸端 27×53 表具41×143  ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ、虫穴 江月宗玩(天正二・1574~寛永二十・1643)は禅僧、大徳寺百五十六世。別号欠伸子ほか。津田宗及の子。笑嶺宗訢のち春屋宗園に師事。方丈再興等、大 徳寺の復興に尽力。また龍光院内に茶室孤篷庵を開く。墨蹟の鑑定に長じ、『江月和尚墨蹟手写』がある。 B-119 伝明兆 葩乗楊柳観音画幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐) 紙本  牙軸端 31×77 表具45×164  シミ スレ キレ 表具シミ 吉山明兆(正平七・1352~永享三・1431)臨済宗の画僧。
72 B B-124 沢庵宗彭 頌幅 ¥250,000~ 付時代識箱(桐 貼札)  古筆了仲極札 紙本 牙軸端 57×30 表具59×115 ヤケ スレ  オレ キレ 表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴 春澤宗晃箱識 B-125 沢庵宗彭 元日歌幅 ¥150,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 古筆了意、了延極札 紙本 黒塗軸端 445×30 表具47×1105 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 B-126 笑嶺宗訢 消息幅 ¥190,000~ 付木箱(桐)  大倉某極札 紙本 牙軸端 29×22 表具36×112 ヤケ シミ  正月廿三日書中 南宗庵納所禅師宛 B-127 沢庵宗彭 二字書幅 ¥190,000~ 付木箱(桐)  紙本 潤塗軸端 42×26 表具53×102 大ヤケ 薄シミ オレ  表具ヤケ 「出山」 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に流された が後帰洛。品川に東海寺を開いた。
73 B B-128 仙厓義梵 箱崎宮画賛幅 ¥150000~  付時代識箱(桐) 紙本 潤塗軸端 55×38 表具66×125  大シミ 穴 ヨゴレ 表具大シミ 仙厓義梵(寛延三・1750~天保八・1837)は画僧。臨済宗妙心寺派。僧 名は義梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持となる。 B-129 笑堂宗誾 偈頌幅 ¥70000~ 紙本 黒塗軸端  60×27 表具63×107 ヤケ シミ スレ オレ 笑堂宗誾は大徳寺第179世、江戸前期の僧。承応元(1652)歿。 B-133 沢庵宗彭 梅題和歌四首幅 ¥50000~  付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 17×28 表具38×135 ヤケ シミ  スレ 「昭和53年(1978)」堀江知彦箱識 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石 の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽 に流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。 B-132 大綱宗彦 和歌懐紙幅 ¥50000~ 付識箱(桐)  紙本 黒塗軸端 44×31 表具46×112 シミ スレ 田中仙樵箱識 B-131 大綱宗彦 和歌色紙幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 18×20 表具31×133 スレ 「初富士」 立花大亀箱識 大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860)は大徳寺第四百三十五世。 同寺塔頭黄梅院第十四世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称し、和 歌や茶の湯をよくし書画に優れた。裏千家の玄々斎千宗室や表千家の吸 江斎千宗左、武者小路千家の全道宗守らと親交し、茶道界の発展に尽力 した。 B-130 豊光寺利海 文書巻物 ¥50000~ 付木箱(桐)  紙本 唐木軸端 68×31 表具91×32 ヤケ シミ スレ  表具ヤケ、スレ、シミ
74 B B-135 宙宝宗宇 置字四行書幅 ¥50,000 付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端 56×113 表具60×197 大ヤケ シミ オレ キレ 虫穴 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保 九・1838)は臨済宗の僧、大徳寺四 百十八世。塔頭芳春院第十三世住職。 号に洛陽人、松月老人、松月叟など。 B-136 無学絶宗 宝珠画賛幅 ¥50,000 付木箱(桐 ヨゴレ) 紙本 竹軸端 30×122 表具34×204 ヤケ シミ スレ オレ ヨゴレ B-137 大綱宗彦 白蔵主歌賛幅 ¥50,000 付木箱(桐 貼札) 紙本 雑木軸端 23×85 表具34×165 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、スレ、シミ 虫穴 B-138 大綱宗彦 一行書幅 ¥50,000 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 29×111 表具38×186 薄ヤケ  オレ 表具虫穴 B-139 文渓宗郁 一行書幅 ¥50,000 付識箱(モミ 貼札) 紙本 竹軸端 30×108 表具34×182 ヤケ オレ 表具オレ B-142 豊蔵坊信海 芦乗達磨画賛幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 43×122 表具55×195 ヤケ シミ オレ 豊蔵坊信海(生年未詳~元禄元・ 1688)は石清水八幡宮の社僧。名は 孝雄、号は信海、別号に覚花洞など。 B-140 竹田益州 一行書幅 ¥50,000 付共箱(桐) 紙本 潤塗軸端 25×100 表具28×176 シミ 「八十五才」箱識 竹田益州(明治二十九・1896~平 成元・1989)臨済宗の僧。建仁寺四 百四十五世、建仁寺派第八代管長。 大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860)は大徳寺第四百三十五世。 同寺塔頭黄梅院第十四世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称し、和歌 や茶の湯をよくし書画に優れた。 B-141 橋本独山 竹岩画賛幅 ¥50,000 付木箱(桐 貼札) 絖本 唐木軸端 36×142 表具47×201 シミ オレ 表具オレ、シミ 橋本独山(明治元・1868~昭和十 三・1938)は臨済宗の僧。相国寺派 管長。相国寺百二十八世。 白 雲 抱 幽 石
75 B B-143 良寛 和歌扇面幅 ¥180000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 太巻 44×15 表具52×101 ヤケ シミ オレ 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四 年頃出家、大愚とも号した。諸国を行脚した後に帰郷、脱俗生活を送る。書、漢詩、和歌は 天衣無縫で高く評価された。 B-144 山本由之 撫子歌賛幅 ¥80000~  付木箱(桐 貼札)  紙本 唐木軸端 42×29 表具45×112  薄ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ 山本由之は国学者、歌人。良寛の実弟。香川景樹門下 で絵を学ぶ。 B-145 良寛 書横額 ¥50,000~ 紙本 61×30 額94×45 ヤケ B-146 良寛 書幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 24×21 表具35×124 ヤケ オレ ヨゴレ 表具ヤケ、虫穴 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。諸国を行脚した後に帰郷、脱俗生活 を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評価された。
76 B 福神 B-148 三井高房 三福神画三幅対 ¥95000~ 付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 33×95 表具45×181 ヤケ シミ 「寛保元年(1741)」画中 三井高房(天和四・1684~寛延元・1748)三井総領家三代の豪商。 B-149 合筆七福神画賛幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 絖本 骨軸端 45×100 表具58×181 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ  谷文晁、春木南湖ほか計十二人 B-150 田能村直入 寿老画賛幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 39×130 表具54×196 ヤケ シミ 「大正七(1918)」田近竹邨箱識 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・ 1907)は大分県生まれの南画家。字は顧絶。 B-152 高嵩谷 二福神画幅 ¥50000~ 絹本 雑木軸端 71×45 表具83×137 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ B-151 土佐光貞 寿老鶏亀画三幅対 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 32×94 表具445×1865 ヤケ シミ オレ 土佐光貞(元文三・1738~文化三・ 1806)は土佐派の画家。土佐光芳の次男。 幼名は茂松、字は士享、号は廷蘭。分家 して絵所預となる。従四位下に叙され、 左近衛将監・土佐守に任じられる。大 嘗会・寛政の内裏造営で屏風・障子に 揮毫した。

B-156 頼杏坪 和歌短冊幅 ¥50000~  付時代識箱(桐) 紙本 雑木軸端 6×35 表具35×140 ヤケ オレ 虫穴 「初秋のうたとて」 頼杏坪(宝暦六・1756~ 天保五・1834)。

B-157 亀田鵬斎  三行書幅 ¥50000~  付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 48×126 表具62×203 ヤケ シミ 亀田鵬斎(宝暦二・1752 ~文政九・1826)は江戸時 代後期を代表する儒学者。 幼名を彌吉、通称 文左衛門。

77 B 儒家
B-153 頼山陽 二行書幅 ¥50000~  付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 27×130 表具41×190 ヤケ シミ スレ オレ キレ 「乙丑(1925)」頼潔箱識 B-154 頼山陽 山水画賛幅 ¥50000~  付二重箱(内識桐) 紙本  唐木軸端 26×133 表具38×192 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、 シミ 頼潔箱識 B-155 野呂介石  山水画賛幅 ¥50000~  付木箱(桐) 絹本 雑木軸端 33×136 表具45×201 ヤケ シミ  頼山陽賛 野呂介石(延享四・1747 ~文政十一・1828)は紀州 和歌山生まれの南画家。名 を隆年、字を松齢、号を十 友、混斎、第五隆、矮梅など。
B-158 菅茶山 二字書額  ¥50000~ 付木箱(杉) 紙本 56×33 額95×45 ヤケ 菅茶山(延享五・1748~文政十・ 1827)は儒学者、漢詩人。 B-159 頼春水 書幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐)  紙本 牙軸端 61×28  表具72×125 ヤケ シミ 頼春水(延享二・1745~文化十三・1816)は儒者。 B-160 古田含章 漢詩巻物 二巻  ¥50000~ 付時代識箱(桐)  紙本 牙軸端 527×29  表具592×32ほか 表具シミ、虫喰  長恨歌、帰去来辞 「寛政己未(1799)」箱識 頼山陽(安永九・1781~天保三・1832)は儒者。頼春水の 息。幼名久太郎、諱襄、字子成、別号に三十六峯外史。 道教 B-161 宋白磁日月壺 ¥50000~ 115×115×32
78 C C-001 朱塗桃形兜 ¥650,000~ 付黒塗櫃 朱塗半頬(剥離) ヒビ 武家
79 C C-002 鉄錆地六十二間筋兜 ¥600000~ 付木箱(桐) 兜立 「・・・女家光」銘 早乙女家光か
80 C C-004 桃形兜付練韋具足 ¥390,000~ 付笈櫃 威絲キレ C-006 鉄錆地三十二間筋兜 ¥90,000~ 付日輪雲前立 C-005 鉄六十二間小星兜 ¥170,000~ 眉庇黒漆損傷
81 C C-007 竹胎黄漆塗烏帽子形兜鉢 ¥150,000~ 付所載本  尾久彰三旧蔵 『観じる民藝』(世界文化社・2010)P139所載 漆ヒビ、剥離 ※P113に雑感あり C-008 龍文陣笠 ¥150,000~ 付木箱(桐) 30×35×17  丸に剣片喰紋 内金泥 C-009 練韋箔押当世袖 一双 ¥50,000~ C-012 兜櫃 ¥100,000~ 64×52×34 蓋半身補材 脚底虫喰 「前」金具 C-010 溜塗太鼓形一荷櫃 ¥60,000~  付丸に竪ニ引両紋韋覆(大破) C-011 鉄黒漆塗三本筒籠手 一双  ¥50000~ 家地欠失 「文久子四歳(1864)志々鍛以鉄作之薩州住 源利則(花押)」手甲裏鐫銘
82 C C-014 桜菊蒔絵鞍  ¥350,000~ 剥離  逆瓜八花紋 花押 C-016 軍陣鞍 ¥250,000~ 前輪巾11 剥離 補彩 時代補修 C-015 羽根蒔絵鞍 ¥280,000~ スレ 剥離 「松浦壱岐守元和三年(1617)六月□□(花押)」墨識
83 C C-019 逆頬空穂 ¥150000~ 総長97 C-022 獅子蒔絵鐙 一双 ¥50,000~  ソゲ ヒビ 小剥離 C-021 松青貝蒔絵鐙 一双 ¥50,000~  剥離 ソゲ 補彩 C-017 草花文蒔絵鞍 ¥200,000~ 剥離 花押 C-020 朱塗弓 ¥50,000~ 総長225 C-018 韋槍印 早合三 ¥50,000~  槍印総長43ほか 伝柳川藩立花家 C-023 一条藤紋鐙 一双 ¥50,000~   ヒビワレ 剥離
84 C C-025 備州祐定 刀 付拵 白鞘 ¥700000~ 付錦刀袋 紫刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ697 反り25 目くぎ穴1  差表中腹小鍛キズ 差裏中腹鍛キズ 鞘小アタリ 縁頭、責金、石突金物サビ 表銘:備州長船祐定作 裏銘:天文三年(1534)八月日  大阪府第92881号 大切羽2、切羽2 C-026 無銘「古波平」 刀 付拵 白鞘 ¥600000~ 付薄緑刀袋 紫刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ664 反り20 目くぎ穴3 差表鎬筋炭ゴモリ 差表鎺元小鍛キズ 差裏中腹小鍛キズ 差裏鎬地鍛キズ 差裏鎺元小鍛キズ 鎺元小刃コボレ 刃区小カケ 兵庫県第66993号
85 C
86 C C-029 備州盛光 太刀 付白鞘 ¥400000~ 付錦刀袋 長さ760 反り33 目くぎ穴1 フクラ極小刃コボレ 佩表裏鎬地小鍛キズ  佩表鎺元鍛キズ 佩裏中腹、鎺元鍛キズ 刃先サビ 棟総体小サビ 白鞘ワレ 表銘:備州長船盛光 山梨県第5624号
87 C C-028 打刀大小 付半太刀拵 白鞘 ¥600000~ 付錦刀袋2 縞刀袋2 大:長さ二尺一寸九分 反り六分 目くぎ穴三 物打鎬筋小鍛キズ  裏銘:照重摺上 島根県第6918号 小:長さ一尺五寸八分 反り三分 目くぎ穴二  中腹刃コボレ 差表小鍛キズ 丸棟 島根県第6917号
88 C C-031 國包(二代) 脇差 付白鞘 ¥500000~ 付縞刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ540 反り08 目くぎ穴1 表銘:國包  三重県第45289号 C-032 伊賀守金道(三代) 刀 付白鞘 ¥490000~ 付紫刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ726 反り13 目くぎ穴1  差表物打・中腹鍛キズ 差表裏中腹刃先サビ 差裏物打鍛キズ 差裏物打刃先サビ 松葉先サビ 白鞘ワレ 表銘:(菊紋)伊賀守藤原金道  裏銘:日本鍛冶惣匠 三重県第54653号 C-033 安倫(初代) 刀 付白鞘 ¥350000~ 付紫刀袋 特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ二尺三寸 反り三分 目くぎ穴二(埋一)  差表鎬地中腹小鍛キズ 差裏鎬地小鍛キズ、横手筋小スレ 表銘:安倫 東京都第63209号
89 C
90 C
91 C C-035 備州祐定 刀 付拵 ¥420000~  付紫刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ699  反り17 目くぎ穴1 切先刃コボレ 差表切先鍛ワレ  差表物打刃中鍛キズ 差裏鎺元鎬地・棟サビ  差裏刃先サビ 表銘:備州長船祐定作  裏銘:弘治三年(1557)二月日 鹿児島県第5159号 C-036 備州祐定 刀 付拵 白鞘 ¥350,000~  付錦刀袋 花文刀袋 特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ701 反り20 目くぎ穴1 差表物打刃中薄サビ 中腹刃中薄サビ 鎺元刃中小サビ 差裏刃境小鍛キズ 表銘:備州長船祐定作 裏銘:永正十年八月日(※日刀保「天正ヲ 永正ニ改鏨」) 福岡県第64701号 C-037 無銘「平高田」 脇差 付太刀拵 ¥340,000~ 付錦刀袋 貴重刀剣認定書(日刀保)  長さ559 反り17 目くぎ穴3 差表裏切先薄サビ 差表中腹鍛キズ 差表ヒケキズ 差裏物打鍛キズ  拵ワレ、剥離 兵庫県第72132号
92 C C-039 廣久 短刀 付合口拵 白鞘 ¥350,000~ 付黒地錦刀袋(白鞘袋欠) 保存刀剣鑑定書(日刀保)  長さ216 反りなし 目くぎ穴1 栗形小アタリ  表銘:廣久 熊本県第54694号 室町後期 C-040 備州祐定 短刀 付拵 ¥290000~ 付錦刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ279 反り01 目くぎ穴3 差表鎺元刃中小サビ  差裏肌アレ 表銘:備州長船祐定 裏銘:永禄三年(1560)八月日 静岡県第39304号 C-041 兼音 短刀 付拵 白鞘 ¥260,000~ 付錦刀袋 紫刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ298 反り01 目くぎ穴3  差表物打小鍛ワレ 差裏中腹小肌アレ 鯉口塗補修 表銘:濃州住兼音作 岐阜県第27082号 田野辺探山鞘識
93 C
94 C C-043 茶塗突兵鞘大小拵 ¥300000~  付紫刀袋2 大総長83 小総長67 小:ヒビワレ、塗剥離 C-044 長光 刀 付白鞘 ¥250000~ 付黄刀袋 保存刀剣鑑定書・特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ二尺二寸三分五厘 反り六分  目くぎ穴一 差表物打下鍛キズ 差裏鎺元刃中鍛キズ 表銘:長光 岡山県第9001号  室町後期 C-045 兼住 脇差  付白鞘 ¥360,000 付紫刀袋 特別保存刀剣 鑑定書(日刀保) 長さ一尺一寸八分 反り二分 目くぎ穴二 表銘:兼住 東京都第22455号
95 C
96 C C-049 祐定(新刀) 刀 付白鞘 ¥250,000~ 付茜色刀袋 鑑定書(倉敷刀剣美術館) 長さ603 反り11  目くぎ穴2 差表散小鍛キズ 棟小鍛キズ 表銘:備州長船祐定作 山形県第46732号 C-047 備州完戸定廣 刀 付白鞘 ¥250,000~ 付紺刀袋 特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ二尺二寸六分  反り三分五厘 目くぎ穴一 差裏中腹炭ゴモリ 表銘:備州三次住完戸定廣  裏銘:慶應三年(1867)二月日 東京都第25390号 C-048 芸州冬廣 刀 付白鞘 ¥230,000~ 付紺刀袋 鑑定書(銃砲刀剣研究会) 長さ二尺九分五厘 反り四分 目くぎ穴一  差表鎬地鍛ワレ方々 差表物打下小鍛キズ 表銘:芸州住冬廣 京都府第7078号 C-050 越前康継(越前三代) 脇差 付白鞘 ¥250000~ 付紫刀袋 特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ一尺七寸五分 反り四分五厘  目くぎ穴一 差表裏切先薄サビ 差表小鍛キズ、物打サビ 差裏鎬地サビ、鎺元サビ 表銘:(葵紋)越前康継作之 裏銘:以南蛮鉄 栃木県第3969号
97 C C-052 紀伊國康信 脇差 付白鞘 ¥200,000~ 付紫刀袋 特別貴重刀剣認定書(日刀保) 長さ576 反り11 目くぎ穴1  差表鎬地鍛肌顕る 表銘:紀伊國康信 埼玉県第607号 C-051 雲龍齋義次・雲龍子宗興合作 脇差 付白鞘 ¥200000~ 付茜色刀袋 鑑定書(倉敷刀剣美術館)  長さ393 反り04 目くぎ穴1 差裏ヒケキズ、平地極小鍛キズ 表銘:雲龍齋義次雲龍子宗興  裏銘:慶應二年(1866)五月日 北海道第8456号 C-053 兼涌 短刀 付白鞘 ¥250000~ 付紫刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ274 反り02  目くぎ穴1 物打極小刃コボレ 表銘:兼涌 岐阜県第008988号 C-054 大慶直胤 脇差 付白鞘 ¥200000~ 付橙刀袋 長さ423 反り10 目くぎ穴1 差表裏横手筋小サビ 差表鎺元刃中小キズ、 鎬地受けキズ 鎺元棟小キズ 鞘ワレ、小アタリ 表銘:大慶直胤(花押) 裏銘:天保六年(1835)八月 岡山県第108101号 大慶直胤(文化二・1805~安政五・1858)は羽前山形生まれの刀工。姓は庄司。名は箕兵衛。号は大慶、格物道人。鎌鍛冶であったが、江戸に出て水心子 正秀に師事。のちに師と共に館林藩主秋元家に召し抱えられた。筑前大掾、美濃介を受領。江戸を始め各地で鍛刀、地名を刻印で遺している。
98 C C-056 無銘 刀 付半太刀拵 白鞘 ¥250,000~ 付錦刀袋 紫刀袋 長さ646 反り26 目くぎ穴2 差表物打鍛ワレ、刃中鍛キズ  差裏総体サビ、中腹小鍛ワレ 鎺金着剥離 栗形後補 縁後補 岡山県第73537号 C-057 國次 脇差 付拵 白鞘 ¥200,000~ 付錦刀袋 紫刀袋 長さ一尺一寸五分 反り二分 目くぎ穴三 差表物打小キズ、 棒樋先端小キズ 差裏中腹棟寄鍛キズ 鯉口ワレ 裏瓦補修 裏瓦付近ワレ 鍬形鐺ヘコミ 表銘:國次 愛知県第8059号 C-058 備州祐定 脇差 付拵 ¥150000~ 付紺刀袋 鑑定書(日本刀剣保存会) 長さ542 反り09 目くぎ穴1  差表物打から切先刃中小鍛キズ 差裏物打、中腹刃境小鍛キズ 柄ガタツキ 表銘:備州長舩祐定 大阪府第114852号
99 C C-059 金高 脇差 付拵 白鞘 ¥150,000~ 付錦刀袋 紫刀袋 長さ386 反り06 目くぎ穴2(中1個鉛埋) 差表裏切先先端薄サビ  差裏中腹炭ゴモリ 棟炭ゴモリ 表銘:金高 高知県第18423号 C-060 藝州正光 刀 付拵 ¥170,000~ 付紺刀袋 長さ702 反り08 目くぎ穴2 切先極小カケ 研ぎ不完全 鞘剥離 鯉口剥離  表銘:藝州山縣移原住正光 以地産鋼鐵造之 裏銘:慶應二年丙寅(1866)十一月日 岡山県第122705号 C-061  □(末関) 短刀 付拵 ¥145000~ 付錦刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ288 反り03 目くぎ穴1  物打極小刃コボレ数ヶ所 差表中腹小鍛キズ 棟小キズ方々 表銘: □ 熊本県第18342号
100 C C-063 芸州冬廣 脇差 付白鞘 ¥130000~ 付紫刀袋 長さ540 反り15 目くぎ穴1 表銘:芸州住藤原冬廣 広島県第17767号 C-064 芸州廣隆 脇差 付白鞘 ¥110000~ 付紫刀袋 長さ437 反り18 目くぎ穴1 差裏鎺元小炭ゴモリ 表銘:芸州住藤原廣隆  島根県第10295号 C-065 備前国長光 太刀 付白鞘 ¥150,000~ 付紫刀袋 長さ616 反り14 目くぎ穴2 差表刃中サビ 中腹・鎺元刃コボレ  差裏鍛キズ方々 棟鍛キズ方々 表銘:備前国長船住長光 裏銘:正安二年(1300)八月日 東京都第324346号 C-067 越前康継 短刀 付印籠刻鞘合口拵 ¥125,000~  付錦刀袋 長さ290 反り05 目くぎ穴1 差表物打小鍛キズ、 刃先小サビ 差裏鍛キズ 鎺元棟小サビ 表銘:越前康継  三重県第33265号 C-066 備州盛景 短刀 付合口拵 ¥150000~  付錦刀袋 長さ288 反り01 目くぎ穴3 差表裏樋先鍛キズ  棟松葉先下鍛キズ 鞘ワレ、ガタツキ 鯉口金物ウキ 表銘:備州長舩盛景 裏銘:永和二年(1376)十月日  長崎県第195号
101 C C-068 吉久 短刀 付拵 ¥120000~ 付錦刀袋  長さ235 内反り 目くぎ穴1 切先カケ 差表鍛キズ、 鎺元サビ 差裏サビ、鍛キズ 鞘ウキ、ワレ、アタリ、裏瓦ワレ  下緒ホツレ 表銘:吉久 東京都第122896号 C-070 藤原冬廣 短刀 付拵 ¥60,000~ 付錦刀袋  長さ298 反り02 目くぎ穴1 差表裏ヒケキズ 差裏小肌アレ、 刃先小サビ 刃区極小カケ 鞘スレ 表銘:藤原冬廣作  岡山県第40924号 C-069 無銘 短刀 付白鞘 ¥70,000~ 付紫刀袋 長さ298  反り04 目くぎ穴1 差表物打炭ゴモリ 差裏切先刃中薄サビ  岐阜県第70976号 C-071 大小拵 ¥50000~ 付錦刀袋2(内一紐イタミ)  大総長106 小総長77 大小責金欠 大小金物不揃 小:裏瓦補修 C-072 縄廣 脇差 付拵 ¥60000~ 長さ495 反り15  目くぎ穴1 差裏総体肌アレ 柄ガタツキ 表銘:縄廣  東京都第257181号 C-073 備後住盛正 短刀 付拵 ¥50,000~ 付小花文刀袋  長さ九寸二分 反り一分 目くぎ穴一 差表鎺元小鍛キズ  鞘ワレ、ガタツキ 鯉口カケ 柄巻スレ、キレ  表銘:備後三次住盛正 東京都第8457号 C-074 名刀拵画巻 ¥50,000~ 紙本 潤塗軸端 803×26  表具839×26 ヤケ シミ 含尾張国熱田社神宝
102 C C-076 無銘 十文字槍 付槍拵 ¥150,000~  付槍袋(キレ、ヤブレ) 長さ152 目くぎ穴1 青森県第10091号 C-079 西村吉正 火縄式銃砲 ¥80000~ 全長1184 銃身長848 口径13 尾栓開閉可 銃身筌サシ一欠 雨覆い後補 用心金後補  巣口付近台木ワレ 銘:西村市左清門吉正作 八十 奈良県第22474号 C-078 神戸住国助 槍 付白鞘 ¥100,000~ 付縞槍袋 長さ202 目くぎ穴1 表銘:神戸住国助 福岡県第92679号 C-077 山城大掾國次 十文字槍 付白鞘 ¥100000~ 付白槍袋  長さ222 目くぎ穴1 螻蛄首鍛キズ 表銘:山城大掾藤原國次作  福岡県第40106号
103 C C-087 茶刀 ¥50,000~ 付木箱(杉) 総長44 アタリ C-086 兜割 ¥50,000~ 総長50 C-084 陸軍軍刀拵 四 ¥60,000~ 付紫刀袋4 総長98ほか  尉官軍刀2(内九四式1) 佐官軍刀2 C-085 番太十手 三 ¥70000~ 総長415、36、41 C-083 兜割 付拵 ¥50000~ 総長498 拵71 拵小キズ  表銘:元弘元年(1331)正月吉日 棟銘:楠多門兵衛正成  裏銘:五郎入道正宗造之 C-080 兼定 槍 付槍拵 ¥50,000~ 付白槍袋(紐キレ)  長さ155 目くぎ穴1 表裏切先薄サビ 鞘ワレ、塗補修 表銘:兼定  香川県ろ第31434号 C-082 槍二 長刀二 ¥50,000~ ①□□守國助 槍 付合白鞘 付紫刀袋 長さ266 目くぎ穴2  焼刃不鮮明 表裏炭ゴモリ 表鍛キズ 螻蛄首鍛ワレ  表銘:□□守國助 新潟県第060934号 ②山城守国重 槍 付白鞘 付紫刀袋 長さ129 目くぎ穴1  焼刃不鮮明 表銘:山城守国重 登録証不要 ③家次 長刀 付白鞘 長さ331 反り02 目くぎ穴1 焼刃不鮮明  表鍛キズ 裏総体肌アレ 表銘:家次 兵庫県第84817号 ④左近 長刀 付合拵 付青刀袋 長さ355 反り17 目くぎ穴1  研ぎ不完全 キズ方々 柄ガタツキ 表銘:左近 岡山県第57734号 C-081 明治海軍儀礼短剣外装 ¥50000~ 付錦刀袋  木繋ぎ 総長425 小アタリ
104 C C-089 鉄地黄石公張良透鐔 ¥250,000~ 付鐔箱(桐)  特別保存刀装具鑑定書(日刀保) 79×79×04 銘:藻柄子入道宗典  行年七十三歳製 江州彦根住 喜多川 C-090 鉄地武者透鐔 ¥250,000~ 付鐔箱(桐) 82×85×05  銘:藻柄子入道宗典作 C-091 鉄地扇唐草透鐔 ¥150,000~ 付識鐔箱(桐)  特別貴重小道具認定書(日刀保) 92×92×04 象嵌スレ、剥離  無銘(阿波)「昭和戊申(1968)」寒山箱識 C-092 素銅小菊石目地八角鐔 ¥100,000~ 付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 7×7×04 耳スレ 無銘(庄内)
105 C C-093 鉄地波頭透鐔 ¥120,000~  付鐔箱(桐) 7×73×04 C-098 赤銅魚子地武者文縁頭 目貫  ¥50,000~ 付木箱(桐)  柄頭18×33×08ほか 「三友作」銘 C-099 目貫 七組 ¥70000~ 付目貫箱6 35×2ほか C-094 鉄地蛇籠亀黄銅象嵌鐔 ¥100,000~ 付識鐔箱(桐) 82×82×04  無銘(平安城) 寒山箱識 C-095 鉄地松葉菱透鐔 ¥88,000~  付鐔箱(桐) 9×9×04 象嵌一部剥離 C-096 鉄地菊唐草透鐔 ¥53,000~  付鐔箱(桐) 83×83×04 無銘(平安城) C-097 鉄地梅樹文鐔 ¥50,000~  付鐔箱(桐) 82×89×04 C-100 土製刀装具型 四十五 ¥50000~ 付合箱(桐)  尾長鳥75×25×15ほか 尾長鳥:「光乗作」貼札識 C-101 四分一地柘榴文笄 ¥120,000~ 付笄箱(桐) 総長228 竿先アタリ
106 C C-103 赤銅地倶利伽羅龍文三所物 ¥150000~ 付木箱(桐 貼札) 笄総長22ほか C-104 伝本阿弥光悦 菊桜絵丸刀掛 ¥480,000~ 付時代識箱(杉) 42×13×44 ワレ鎹補修 「金森宗和所持」箱識 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素 庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと 推測される。
107 C C-105 明珍宗春 鬼太鼓香炉 ¥800,000~ 付合箱(桐) 10×7×16 鐫銘 明珍宗春(生年未詳~嘉永元・1848)は高松藩の甲冑師。鉄打出技法の名工といわれる。
108 C C-107 樋口探月 豊臣秀吉肖像幅 ¥480000~ 付木箱(桐)  紙本 唐木軸端 49×124 表具60×212  ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 樋口探月(文政五・1822 明治二十九・1896)は薩摩藩 の絵師。鍛冶橋狩野家に入 門し、薩摩の御用絵師を務 める。維新後は宮内省から の依頼も担った。 C-108 豊臣秀吉 和歌幅 ¥400000~ 付二重箱(内桐 外溜塗)  古筆了泉極札 紙本 牙軸端 25×22 表具41×100 シミ スレ 朝鮮紗表具 豊臣秀吉(天文五・1536~慶長三・1598)は 武将。尾張中村で生まれ、幼名を日吉丸、籐吉
郎とし、若くして織田信長に仕えて数々の戦 いで功績を挙げた。また信長が本能寺の変で 明智光秀に討たれると、山崎の戦いでその仇 を討ち、天下統一をなした後は関白、太政大臣 に就いた。秀次に関白を譲ったあと太閤と称 した。
109 C C-109 立花実山 忘草画賛幅 ¥390,000~  付時代箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 31×53 表具33×126  ヤケ シミ スレ キレ 福岡藩重臣 C-110 松平不昧 小槌画幅 ¥280,000 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 13×16 表具32×111  ヤケ シミ 松平不昧(宝暦元・1751~文政元・1818)は出雲松江七代 藩主。茶人大名として有名で、自ら不昧流を創った。また美 術品の収集や書道、和歌、俳句などの諸芸にも力を注いだ。 C-111 細川三斎 書状幅 ¥200000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 雑木軸端 45×285 表具55×1145 ヤケ 表具オレ、シミ  細川九曜紋表装 細川三斎〈忠興〉(永禄六・1563~正保二・1645)は安土桃山から江戸 前期の武将、茶人。父の細川幽斎と共に信長に仕え、また広く芸道にも 通じて茶湯、能、和歌、連歌などを好み、特に茶湯は利休の高弟として利 休流の奥義を極め、利休七哲の一人に数えられる。夫人は明智光秀の娘 玉(ガラシャ)。 摘 め や 摘 め 善 き も 悪 し き も 忘 る れ ば 忘 る る 事 も 亦 忘 れ 草
110 C C-114 前田利長 書状幅 ¥190,000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 38×35 表具48×117 ヤケ シミ スレ C-115 伝桂昌院 和歌幅 ¥180,000~ 付木箱(桐) 紙本  雑木軸端 49×31 表具58×112 ヤケ シミ 大オレ  表具オレ、ヤケ、スレ 「明和二年(1765)」背面識 C-113 福島正則 消息幅 ¥350,000~ 付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端 39×16 表具42×92 シミ スレ オレ 「二月廿日」書中 福島正則(永禄四・1561~寛永元・1624)は尾張生まれの武将、大名。賤ヶ岳の七本槍の一。母が豊臣秀吉の叔母であり、幼少から秀吉に仕える。関ヶ 原の戦いでは徳川に付き勝利に貢献、大封を得て安芸広島藩主となる。大坂の陣においては命令で江戸に留まった。のち信濃国高井野藩に転封された。
111 C C-119 島津斉彬 和歌懐紙幅 ¥100,000~ 付合箱(杉) 紙本 竹軸端 47×31 表具51×78 ヤケ オレ 島津斉彬(文化六・1809~安政五・1858)は薩摩藩第十一代藩主を務めた大名。お 由羅騒動により藩主に就任すると、集成館を興すなど殖産興業や富国強兵策を進めた。 また西郷隆盛など幕末明治に活躍した人物を見出すなど人材育成にも注力した。 C-118 伊達政宗 消息幅 ¥100000~ 付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端  34×19 表具42×102 ヤケ シミ スレ オレ 表具アレ、穴 「正月十八日」書中 伊達政宗(永禄十・1567~寛永十三・1636)は独眼竜の異名で知られる奥羽の武将。 十八歳で家督を継ぎ、はじめ豊臣秀吉に仕えて小田原攻めに参陣し、関ヶ原の戦いで は徳川家康につき伊達六十二万石を確定させ大名となった。また初の欧州派遣使節と して支倉常長を送るなど世界に視野を広げ国際的な活動にも努めた。 C-117 土岐成頼 感状幅 ¥100000~ 付木箱(桐) 紙本  骨軸端 61×34 表具75×120 ヤケ シミ スレ オレ ヨゴレ 「明応五丙辰(1496)」書中 美濃左衛門尉宛 C-116 井伊直弼 和歌短冊幅 ¥190,000~  付識箱(桐) 紙本 牙軸端 6×36 表具32×168  ヤケ シミ スレ 井伊直弼(文化十二・1815~万延元・1860)は幕末大老。 彦根藩主。1853年ペリー浦賀来航に際し、彦根藩として相州 警備の重責を果たした。その際、意見書に開国論を展開、徳 川斉昭と対立。1858年に異例の出世で大老職就任すると、勅 許を待たずに日米修好通商条約に調印し、尊攘派の反感を 買った。将軍継嗣問題で南紀派の中心となり徳川慶福(家茂) を推薦した。水戸藩への密勅がきっかけとなった安政の大獄 で志士らを弾圧し、1860年桜田門外の変で水戸・薩摩の浪士 に暗殺された。
112 C C-121 伝宮本二天 鷹画幅  ¥100,000~ 付時代箱(桐) 紙本  角軸端 73×143 表具90×201  ヤケ シミ スレ オレ ヨゴレ  表具穴 C-126 榊原節子 叭々鳥画幅 ¥50000~ 付時代合箱(桐) 絹本 雑木軸端 32×94 表具40×177 大ヤケ  十三才筆 堀田正篤室 C-124 岸岱 加藤清正画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 潤塗軸端 37×98 表具48×182 ヤケ シミ C-123 水戸光圀 漢詩貼交幅  ¥70000~ 付時代識箱(桐 貼札  蓋大破) 紙本 三ツ葉葵紋唐草蒔絵軸端 40×32ほか 表具50×204 ヤケ シミ  スレ ヨゴレ 徳川光圀(寛永五・1628~元禄十三・ 1700)は江戸初期水戸藩二代藩主。 C-122 阿部正龍 孔子画幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札)  絹本 牙軸端 35×90 表具46×171  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、スレ、 虫穴 福山城主 C-127 徳川光友 雪中小禽画幅 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 21×95 表具31×173  薄ヤケ シミ オレ 虫穴 徳川光友(寛永二・1625~元禄十 三・1700)は尾張藩二代藩主。初め 光義と名乗った。徳川義直の長男。 C-125 独庵宗譲 軍配画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 40×108 表具52×188  ヤケ シミ スレ オレ 独庵宗譲は江戸後期から明治期 にかけての大徳寺の禅僧。

を綴付けたと思しき孔を三箇所各二点穿つ。 旧蔵者である尾久彰三(1947~)は著書『観じる民藝』の中で、「黄漆が、岩手県の古い浄法寺漆 器に塗られているものと似ている」とし、その周辺における民俗芸能での使用を想定する。本来の 用途はともかく、柳宗悦を敬愛する尾久の美意識に適う民藝である点は言い添えておきたい。

113 C C-128 徳川斎朝 漢詩懐紙幅 ¥70000~ 付識箱(桐)  紙本 黒塗軸端 50×34 表具65×131 ヤケ シミ オレ  尾張徳川十代 C-130 片岡源五右衛門 消息巻物 ¥80000~  付時代黒塗箱(桐) 紙本 唐木軸端 88×18 表具112×22  シミ スレ オレ キレ 表具オレ  松廊下一件報告 大石内蔵助宛 C-131 堀部安兵衛 消息幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本  潤塗軸端 28×15 表具51×112 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、 スレ、シミ、虫穴 堀部武庸(寛文十・1670~元禄十六・1703)は赤穂浪士四十七士の一 人。越後生まれ。通称安兵衛。大石内蔵助とともに人気を誇る人物。 C-129 熊谷直実 書幅 ¥60000~ 付木箱(桐) 紙本  唐木軸端 46×31 表具58×114 ヤケ シミ カビ 雑感 峯までの総体を竹編胎とし、木粉を塗重ねて強固し、布を貼って黄漆をかける。両側面に黒漆で 日輪を描き、その上に二条を廻らす。本来は甲冑の一具ではないように見受けるが、練韋箔押の額 金形眉庇を具していることなどから、一隅の管見ながら、烏帽子形兜を志向した一刎と捉え、「武 家の美」の頁での紹介とした。腰巻部には
C-007
114 C 維新 C-133 吉田松陰 書幅 ¥200000~  付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 31×103  表具43×179 ヤケ シミ 「安政四丁巳(1857)」書中 高田盛穂箱識 吉田松陰(天保元・1830~安政六・1859)は思 想家、教育者。長州藩士、萩の生まれ。名矩方、 字義卿、本姓藤原寅次郎、別号二十一回猛士。 C-134 伊藤博文 一行書幅 ¥120,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絖本  牙軸端 38×123 表具53×207 薄シミ オレ 伊藤博文(天保十二・1841~明治四十二・ 1909)は政治家、初代内閣総理大臣。維新の功臣。 公爵。幼名利助、のち俊輔、維新後博文。号春畝、 滄浪閣主人。 C-135 福沢諭吉 二行書幅 ¥130,000~ 付二重箱(内桐 外蓋桟一欠)  紙本 牙軸端 34×134 表具48×200  薄ヤケ オレ 福澤諭吉(天保六・1835~明治三十四・1901) は大分生まれ。明治の啓蒙思想家。慶応義塾の創 設者。
115 C C-136 山岡鉄舟 書貼交屏風 本間 六曲 一双  ¥100,000~ 紙本 54×137 屏風370×176 ヤケ シミ 虫穴 C-137 山岡鉄舟 書貼交屏風 本間 六曲 一双  ¥80,000~ 紙本 55×140 屏風346×171 ヤケ シミ スレ キレ  表具ヤケ、スレ、背面損傷 C-138 清河八郎 書簡巻物 ¥90,000~  付溜塗識箱(桐) 紙本 牙軸端 221×21 表具339×24  ヤケ シミ オレ 山岡鉄舟宛 C-139 副島種臣 書横額 ¥70,000~ 紙本 96×30 額125×41  ヤケ シミ 副島種臣(文政十一・1828~明治三十八・1905)は政治家・能書家・漢詩 人。号蒼海、一々学人等。肥前佐賀出身。 C-140 勝海舟 一行書双幅  ¥100,000~  付時代箱(桐  貼札) 紙本  牙軸端 39×180 表具54×211 シミ 勝海舟(文政 六・1823~明 治三十二・ 1899)は政治家。 名義邦、通称麟 太郎、号海舟。 山岡銕舟(天保七・1836~明治二十一・1888)は剣客、政治家。無刀流の創始者。江戸生まれ。通称鉄太郎、諱高歩、字曠野ほか、号銕舟、一楽斎。書を能 くした。維新時には、西郷隆盛と会見し、勝海舟との会談を周旋するなど尽力した。県知事ののち、明治天皇の侍従となる。幕末の三舟のひとり。
116 C C-142 大久保利通 三行書幅 ¥85,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 47×128 表具62×199 ヤケ  シミ オレ 頼潔箱識 大久保利通(文政十三・1830~明 治十一・1878)は薩摩藩士、明治維 新後は大蔵卿や内務卿などを歴任。
藩士、萩の生まれ。名矩方、字義卿。 C-148 陸軍将校階級章 三十四組  ¥60,000~ 総長9ほか C-149 瀧川美堂 木彫上杉謙信坐像  ¥50,000~ 総高20 「昭己未(1979)」彫銘 C-147 藤本鉄石 山水画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 32×139 表具45×216 シミ C-146 藤本鉄石 山水画賛幅 ¥70,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 31×133 表具43×206 ヤケ シミ オレ 「庚甲(1860)」江上瓊山箱識 C-145 藤本鉄石  豊干画賛幅 ¥58,000~  付識箱(桐) 紙本 牙軸端 16×85 表具31×190 シミ オレ  渡辺華石箱識 藤本鉄石(文化十三・1816~文久 三・1863)は、名は眞金、字は鑄公、 通称は津之助、別に鐵寒士、吉備男 子、鐵門などの号あり。 C-143 佐久間象山 三行書幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 62×134 表具79×214 ヤケ シミ  オレ 佐久間象山(文化八・1811~元治 元・1864)は思想家。信州松代藩士。 名国忠のち啓、通称修理、字子迪、 号象山。
C-144 吉田松陰 三行書幅 ¥50,000~ 付黒塗合識箱(桐) 紙本 唐木軸端 32×103 表具44×182  シミ オレ 吉田松陰(天保元・1830~安政 六・1859)は思想家、教育者。長州
117 C C-150 前島密 三行書幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 絖本  唐木軸端 34×90 表具48×146 ヤケ オレ 表具ウキ C-151 後藤新平 二行書幅 ¥50,000 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 33×129 表具46×190 シミ オレ C-152 後藤新平 一行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絖本 骨軸端 42×143 表具56×218  ヤケ シミ オレ C-153 犬養毅 書横額 ¥50000~ 紙本 111×32 額147×47  ヤケ シミ 犬養毅(安政二・1855~昭和七・1932)は政治家。岡山藩士の家に生まれ る。号木堂。慶応義塾に学ぶ。 C-154 犬養毅 二行書幅  ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本  牙貼軸端 31×130 表具42×204  薄シミ キレ 犬養毅(安政二・1855~昭和七・ 1932)は政治家。号木堂。 C-155 三条実美 二行書幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 47×149 表具63×205 シミ オレ 表具オレ 三条実美(天保八・1837~明治二 十四・1891)は公卿、政治家。 C-156 東郷平八郎 一行書幅 ¥55,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 33×128 表具47×211 大シミ オレ 「甲寅(1914)」画中 藤野君山箱識 東郷平八郎(弘化四・1848~昭和 九・1934)。元帥・海軍大将・従一 位大勲位功一級。 C-157 乃木希典 四行書幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 60×135 表具75×218 シミ 「乙巳(1905)冬」書中 「大正甲 子(1924)」赤城馬太郎陸軍歩兵太 尉箱識 乃木希典(嘉永二・1849~大正 元・1912)は軍人、陸軍大将。 後藤新平(安政四・1857~昭和四・1929)は医師、政治家。陸奥国出身。 台湾総督府民政長官。満鉄初代総裁。逓信大臣、内務大臣、外務大臣。東京 市七代市長ほか。昭和三年伯爵、正二位勲一等。
118 D D-001 雪舟 蓮華光背出山釈迦画幅 ¥480,000~  付時代識箱(桐 貼札) 大倉汲水極札 紙本 牙軸端 35×83  表具46×165 ヤケ スレ オレ 穴 雪舟(応永二十七・1420~永正三・1506)は室町時代の禅僧画家。備 中の人。諱は等楊。幼少で相国寺の春林に師事、画を周文に学ぶ。応仁元 (1467)年、明に渡り大陸の自然と水墨画を学び帰国。 書畫家 D-002 周耕 楊柳観音画幅 ¥230,000~  付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 47×119 表具59×206  ヤケ シミ スレ オレ 表具スレ 周耕は和州多武峰に住した僧で、雪舟に学び、雪舟とともに入明した と記す画伝がある。作風からみた周耕は雪舟弟子とするに相応しいが、 現存する作品が少なく、伝歴はまだ不明の部分が多い。
119 D D-003 曽我直庵 架鷹画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥100000~  紙本 54×123 屏風376×168 ヤケ シミ スレ 曾我直庵は桃山時代の画家。生歿年未詳だが、豊臣秀吉奉納の北野天満宮蔵「神 馬図額」に慶長十五年(1610)の銘があり、活躍期また豊臣家との関連がうかがわ れる。室町時代漢画の作風を示し、鷹を得意の画題とした。 D-004 架鷹画幅 ¥50,000~ 紙本  朱塗軸端 32×81 表具41×161 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、スレ、穴 無款 D-005 雪峰 松白鷹画幅 ¥50,000~  紙本 雑木軸端 34×96 表具43×167  ヤケ シミ オレ 表具オレ、スレ、シミ D-006 松花堂昭乗 寒山画幅 ¥90000~ 付時代識箱(桐 蓋桟一欠) 紙本  牙軸端 27×104 表具30×183 ヤケ オレ  表具ヤケ 松花堂昭乗(天正十二・1584~寛永十六・ 1639)は学僧、書画家。堺の人。俗名中沼式部、 号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。男山 岩清水八幡宮の瀧本坊に住した。
120 D D-008 狩野松栄 梅樹鵯画幅 ¥140,000~  付二重箱(内桐) 紙本 牙軸端 49×97 表具60×180  ヤケ シミ スレ オレ D-011 狩野探信 農耕画巻物 二 ¥120,000~  付二重箱(内桐 外黒塗) 絹本 牙軸端 354×31 表具403×31  薄シミ オレ 表具シミ 狩野探信(承応二・1653~享保三・1718)は探幽の長男。名守政、幼名 仙千代。通称図書、忠洲。父の後をついで幕府御用絵師となった。 D-010 狩野探幽 富士昇龍画幅 ¥150,000~  付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 87×47 表具97×151 ヤケ シミ 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父 にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興 の祖。 D-009 狩野松栄 麝香猫画幅 ¥100,000~  付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 34×89 表具48×178  ヤケ シミ オレ 表具オレ、虫穴 狩野松栄(永正十六・1519~天正二十・1592)は室町後期から桃山時代の画家。元信の三男、中橋狩野四代。京都生まれ。名直信、通称源七郎、大炊助。 足利義輝に仕える。作風は、装飾的な父と異なり情緒的。大徳寺聚光院「瀟湘八景図」ほか。
121 D D-016 狩野探幽 竹画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 大倉汲水極札 紙本 牙軸端 26×93 表具28×180 ヤケ スレ オレ  ヤブレ 表具ヤケ、スレ、穴  了是庵箱識 D-015 狩野探幽 指月布袋画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 28×90 表具41×182 ヤケ 清水九璋箱識 D-014 狩野探幽 足無達磨画幅 ¥90,000~ 付木箱(杉) 紙本 牙軸端 28×111 表具42×192  ヤケ シミ 穴 D-012 狩野探幽 鶴乗仙人小禽画双幅 ¥50,000~ 絹本 牙軸端 33×101 表具48×193  ヤケ シミ オレ 六十九才筆 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父 に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守 信。京都の人、狩野派中興の祖。 D-017 石田幽汀 人物歌賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札 蓋大シミ)  紙本 黒塗軸端(剥離) 28×98  表具30×180 シミ オレ キレ 虫穴 表具ヤケ D-013 狩野探信 弁財天画三幅対 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 絹本  牙軸端 34×95 表具46×181 ヤケ シミ オレ キレ 松 梅 狩野探信(承応二・1653~享保三・1718)は探幽の長男。名守政、幼名仙千代。通称 図書、忠洲。父の後をついで幕府御用絵師となった。
122 D D-021 狩野周信 岑信 近江八景西湖八原画巻物 ¥150000~ 付黒塗識箱(桐) 絹本 牙軸端 377×28 表具410×30  ヤケ シミ 表具スレ 狩野常信巻頭絵 狩野周信(万治三・1660~享保十三・1728)は木挽町狩野家三代。常 信の長男、江戸生まれ。通称右近、号如川、泰寓堂ほか。徳川幕府の奥絵 師、江戸城障壁画を描く。享保四(1719)年法眼に叙せられ、朝鮮国王へ 贈る屏風を手がけた。 D-022 片山守春 社参望遠富士画幅 ¥100000~  付時代識箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 58×38 表具71×126  ヤケ 薄シミ 片山守春(享保五・1720~寛政六・1794)は福山藩の狩野派絵師。号墨 随斎、素準斎ほか。府中出身。法橋に叙せられる。五男守規も絵師。 D-019 鶴澤探鯨 寿老龍虎画三幅対 ¥100,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端  47×121 表具61×212 ヤケ シミ スレ 表具大アレ 鶴澤探鯨(貞享四・1687~明和六・1769)は狩野派の画家。名は守美または守実、別号に幽皓。鶴澤 探山の子。禁裏御用絵師をつとめた。法眼。 D-020 鶴澤探山 春秋山水画双幅 ¥50,000~ 付時代箱(桐 貼札) 絹本  唐木軸端 35×111 表具48×2065 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、スレ 鶴澤探山(明暦元・1655~享保十四・1729)は 狩野派の絵師。名守見、兼信、別号幽泉。
123 D D-023 狩野養信 富士画三幅対 ¥90,000~  付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 40×99 表具54×185 ヤケ  シミ 初春 秋景 狩野養信(寛政八・1796~弘化三・1846)は木挽町狩野九代。栄 信の長男。号晴川院、会心斎ほか。通称庄三郎。天保四年法印。江戸 城障壁画ほか、多数の製作に従事。狩野派最後の大家。 D-024 英一蝶 造船画幅 ¥90,000~ 付木箱(桐) 紙本  骨軸端 58×30 表具68×114 ヤケ 英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都の人。本姓藤原、多賀、 のち英。別号朝湖・北窓翁など。寛文六年江戸に下り狩野安信に師事 (後に破門)。松尾芭蕉に学び俳諧にも長じた。元禄十一年、将軍徳川綱 吉を諷刺した罪で三宅島に流された。後、大赦で江戸に帰り、一蝶と名 乗った。江戸の風俗を軽妙洒脱に描写し人気画家となった。 D-025 狩野永岳 山水画幅 ¥55,000 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×100 表具31×178 ヤケ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ D-026 狩野永岳 山水画幅 ¥50,000 付識箱(モミ) 紙本 黒塗軸端 28×95 表具42×181 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ D-028 狩野永岳 釈迦画幅 ¥50,000 付時代識箱(杉 身一部欠) 紙本  骨軸端 35×103 表具46×183 ヤケ シミ オレ 虫穴 表具ヤケ、オレ、シミ D-027 狩野永岳 菊画幅  ¥50,000~ 付時代識箱(桐  貼札) 紙本 黒塗軸端 38×119  表具52×201 ヤケ オレ 表具ヤケ、虫穴 狩野永岳(寛政二・1790~慶応三・1867)は京狩野家九代。字公嶺、号山梁、脱庵ほか、通称縫殿助。禁裏と九条家の御用、また、妙心寺ほか大寺院、彦 根井伊家、紀州徳川家の御用をつとめた。幕末京都画壇の雄。
124 D D-030 五十嵐浚明 松鶴画幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 35×97 表具47×192 ヤケ シミ 五十嵐浚明〔呉浚明〕(元禄十二・1699~天明 元・1781)は越後新潟生まれ、後京都に出て山崎 闇斎に学び、宇野士新らと交遊す。また江戸で狩 野良信に入門。詩書画をよくす。字方徳・孤峰、 号穆翁。
表具48×156 ヤケ シミ 宮脇有景(生歿年未詳)は京都生まれの絵師。 名は素行、法橋。平安人物誌の文化十(1813)と 文政五(1822)に記載。画風は狩野派をみる。 D-031 佐々木泉景 竹虎画幅 ¥50,000~ 付識箱(杉 貼札) 紙本 骨軸端 50×124 表具64×181 佐々木泉景(安永二・1773~嘉永元・1848)は 加賀生まれの絵師。諱は守継、守續。通称は熊次 郎。字は子昌。別号に彩雲、為絢居士。京都に出 て鶴沢探索・探泉父子に師事。のち加賀藩御用 絵師となり法眼に叙せられた。 D-035 英一蝶 雲龍画双幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 44×109 表具59×186 ヤケ シミ スレ オレ 英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都 の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓 翁など。寛文六年江戸に下り狩野安信に師事(後 に破門)。松尾芭蕉に学び俳諧にも長じた。 D-034 狩野美信 親子虎画幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本  骨軸端 89×55 表具98×156 ヤケ シミ 「天明五乙巳年(1785)」画中 狩野洞春(延享四・1747~寛文九・1797))駿 河台狩野第四代目の画家。名は美信。義信とも。 別号に浩然斎。三代駿河台狩野の元仙方信の子 にして、式部卿法眼に叙せられる。 D-033 狩野伊川院 円窓山水画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 大倉好斎極札  絹本 潤塗軸端 58×34 表具60×127 ヤケ 薄シミ 表具ヤケ、シミ 狩野栄信(安永四・1775~文政十一・1828)は 木挽町狩野八代。養川院惟信の長男、江戸の人。 号伊川、玄賞斎、幽玄斎。享和二年法橋伊川院、 文化十三年法印。
D-032 宮脇有景 雪中人物画幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 絹本 P軸端 36×95
125 D D-038 酒井抱一 月下桔梗画幅  ¥100000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 31×88 表具45×178 ヤケ シミ オレ 酒井抱一(宝暦十一・1761~文政十一・ 1828)は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、 江戸生まれ。三十七歳の時、西本願寺の文如 上人の弟子となる。 D-037 鈴木其一 美人画幅 ¥150000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 42×107 表具55×202 オレ 鈴木其一(寛政八・1796~安政五・1858)は琳 派の画家。名は元長、字は子淵、別号必庵、為三 堂、噌々、菁々など。通称為三郎。 D-036 尾形光琳 黄初平画幅 ¥190000~ 付識箱(桐) 紙本 彫漆軸端 48×120 表具65×207 ヤケ シミ スレ オレ 青々款記方祝印 旧十二仙人画屏風  田能村直外箱識 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画家、 工芸家。琳派の大成者。名惟富、別号積翠、惟亮、伊 亮、青々、澗声、方祝、寂明ほか。
126 D D-040 俵屋宗達 金地菊盛上風炉先 ¥980000~ 付時代識箱(杉) 紙本 178×64 虫穴 背面損傷 高畑翠石箱識 俵屋宗達(生年未詳~寛永十七・1640頃)は琳派様式の創始者。料紙装飾、扇面画、水墨画、屏風と作域は広い。大胆な対象描写を特色とする。光悦書 「四季花卉下絵古今集和歌巻」、「蓮池水禽図」、「風神雷神図」屏風など。
127 D
128 D D-042 尾形光琳 一本松画賛幅 ¥100000~  付二重箱(内時代識桐 外黒塗) 古筆了仲極札 絹本 黒塗軸端 41×26 表具49×103 ヤケ 表具オレ、ヤケ、虫穴 「慶応元年(1865)」平宗悦箱識 D-043 尾形光琳 牡丹画幅 ¥90,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 50×128 表具63×184  ヤケ シミ オレ 表具オレ、キレ、虫穴 D-044 中野其玉 月次草花画貼交屏風 小形 六曲 一双  ¥300000~ 付時代識箱(杉) 紙本 54×66 屏風364×87 ヤケ シミ スレ  虫穴 背面損傷 「嘉永五年壬子(1852)五月出来」箱識 中野其玉は東京の絵師。其一門下だった父其明から絵を学び、琳派を継承する。 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、澗声、方 祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携わった。
129 D D-046 尾形光琳 達磨画幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 絹本 金軸端 49×111 表具76×204 ヤケ シミ D-048 融和 お福画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 49×34 表具62×118 ヤケ シミ キレ  牧童子賛 光琳図所 D-045 鈴木其一 布袋画幅 ¥70,000~ 絹本  骨軸端 31×88 表具41×169  ヤケ シミ 鈴木其一(寛政八・1796~安政 五・1858)は琳派の画家。名は元 長、字は子淵、別号必庵、為三堂、 噌々、菁々など。通称為三郎。 D-047 尾形光琳 大根鼠画幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 牙軸端 22×81 表具33×160 ヤケ シミ 表具シミ D-049 土佐光起 陸遜画幅 ¥50,000 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 32×89 表具47×173 ヤケ シミ 土佐光起(元和三・1617~元禄 四・1691)は光則の子。土佐派中興 の祖。堺の人。延宝九年剃髪、法名 常昭、法橋に叙せられた。 D-050 土佐光孚 菊画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本  黒塗軸端 28×96 表具38×178 ヤケ シミ オレ 表具虫穴  英一蝶写 D-051 土佐光孚 龍田川画幅 ¥50,000 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 35×93 表具49×187 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、シミ D-052 田中訥言 岩鶺鴒画幅 ¥50,000 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 33×102 表具44×182 穴  前田青邨箱識 田中訥言(明和四・1767~文政 六・1823)は復古大和絵派の祖。名 痴、字虎頭、別号に大孝斉、痴翁、 痴斎、得中、過不及子。 土佐光孚(安永九・1780~嘉永五・1852)は土佐家の分家光貞の子。幼名 虎若丸、字子正、号鶴皐。従四位上、土佐守に任ぜられ、宮廷の絵所預とな る。寛政二年・十歳の時、父光貞と共に内裏造営時の障壁画制作に参加。 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画家、工芸家。琳派の
大成者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、 青々、澗声、方祝、寂明ほか。
130 D D-054 勝山琢舟 芭蕉肖像画賛幅 ¥200,000~ 絹本 唐木軸端 35×67 表具48×152  ヤケ シミ キレ 穴 杉山杉風画を写す 勝山琢舟(生年未詳~天明八・1788)は京都生まれの絵 師。名は章翰。初め山崎如流斎に狩野派をまなび、のち土 佐派に転じた。 D-056 森狙仙 猿画幅 ¥150,000~ 付時代識箱(杉) 絹本 朱塗軸端 36×104 表具48×190 ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ、スレ 森狙仙(延享四・1747~文政四・1821)は 画家。名守象、字叙牙、号祖仙、六十歳ころ より狙仙、別号霊明庵。初め山本如春斎につ き狩野派を学んだ。のち写実的傾向を強め、 猿猴図の名手として知られる。 D-055 土佐光成 秋草鶉画幅 ¥100,000~ 付識箱(桐 蓋大シミ  身桟一欠、虫喰) 絹本 骨軸端 43×112  表具59×202 薄ヤケ 薄シミ オレ  表具シミ、ウキ、虫穴 土佐光成(正保三・1646~宝永七・1710) は土佐光起の長子。京都生。幼名藤満丸、法 名常山。若年より名手と称せられ、宮廷の絵 所預となった。精緻な筆致と華麗な色使いを 得意とした。
131 D D-057 駒井源琦 西王母画幅 ¥500000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 50×125 表具67×211 ヤケ シミ キレ  今尾景年箱識 駒井源琦(寛延二・1749~寛政九・1797)は画 家。姓源、駒井、名琦、字子韞、通称幸之助。根付 彫職人の子として京都に生まれる。円山應挙に師 事、應門十哲、應門四天王の一人。唐美人や花鳥 をよくした。
132 D D-060 岸派合作三幅対 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐)  絹本 骨軸端 35×96 表具48×181 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ  竹堂:松 連山:竹 岸駒:梅 D-062 岸駒 虎画幅 ¥80000~  付識箱(桐) 紙本 骨軸端 51×115  表具66×191 ヤケ シミ スレ オレ 岸駒(寛延二・1749~天保九・1838)は岸派の 祖。越中または加賀生まれと伝える。姓佐伯、岸、 初名矩(はじめ)、名駒、昌明、蘭斎、雅楽助、字 賁然、号に華陽、同功館、可観堂、天開屈ほか。 D-061 円山応震 杜鵑歌賛幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 34×96 表具48×189 ヤケ 賀茂季鷹賛  国井応陽箱識 円山応震(寛政二・1790~天保九・1838)は木 下応受の子。円山応瑞の養子となり円山派三代 目となる。 D-059 長沢芦雪 郭子儀画双幅 ¥200,000~  付時代識箱(桐 貼札 身桟一欠) 絹本 牙軸端 41×107  表具55×202 ヤケ シミ 国井応陽箱識 長沢芦雪(宝暦四・1754~寛政十一・1799)は京都の人。名は政勝、魚、 字は氷計。円山應挙に入門、写生画法を学ぶ。 D-063 岸連山 飲中八仙画幅 ¥80000~ 付時代識箱(桐 貼札 身桟一欠)  絹本 牙軸端 70×126 表具87×206 薄ヤケ  シミ オレ 表具シミ 「明治二十九年(1896)」岸竹堂箱識 岸連山(享和三・1803~安政六・1859)。本姓 は青木。名は徳。字は士道。幼名は徳次郎。別号 に文進、萬象楼。
133 D D-066 松村呉春 草花画幅 ¥60000~ 付時代識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 51×33 表具61×127 オレ 松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・1811)は四 条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯望、号月渓 ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の 古名呉服の里に因み呉春と称した。 D-067 円山応挙 金地墨絵小襖貼交額 ¥50000~ 紙本 42×24 額204×39 ヤケ シミ 「安永甲午(1774)」画中 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は諱は氐、のち応挙。号は一嘯・ 夏雲・仙嶺・僊斎。通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。 D-068 曽我蕭白 仙人画幅 ¥100,000~ 付識箱(桐)  絹本 黒塗軸端 51×119 表具67×204 スレ オレ 穴  日置黙仙箱識 曾我蕭白(享保十五・1730~安永十・1781)は本姓三浦、名は暉雄。字 師龍、別号蛇足軒、鬼神斎など。 D-065 山口素絢 訪僧雪景画幅 ¥60,000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 30×26 表具41×112 ヤケ 山口素絢(宝暦八・1758~文政元・1818)は字 伯陵、通称武次郎、別号山斎。京都に生まれ、円 山應挙に師事、人物花鳥をよくした。應挙十哲の 一人。 D-064 西山芳園 瀧画幅 ¥50,000~  付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 42×111  表具56×205 ヤケ シミ オレ  表具オレ、シミ 西山芳園(享和三・1803~慶応三・1867)は四 条派の画家。名成章、字子達。松村景文に師事。 人物花鳥をよくした。大坂に住した。
134 D D-070 山川滄洲 鴛鴦画幅 ¥180000~ 絹本 唐木軸端  35×91 表具47×171 ヤケ シミ 山川滄洲(生歿未詳)は岡山番町の絵師。名忠陽、字子鳳。栖霞亭とも 号す。花鳥画をよくし、沈南蘋風であったとされる。 D-071 小倉東渓 藻鯉画幅 ¥50000~ 絹本 P軸端  73×42 表具88×155 ヤケ シミ オレ 虫穴 D-072 半紅 松画賛幅 ¥50000~ 紙本 唐木軸端  58×103 表具72×184 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、スレ シミ
135 D D-074 伊藤若冲 双鶏画幅 ¥800000~ 紙本  陶磁軸端 31×105 表具41×185 アレ ヨゴレ 伊藤若冲(享保元・1716~寛政十 二・1800)は画家、京都錦小路の青 物問屋枡屋に生れる。名汝鈞、字景 和、別号斗米庵、米斗翁ほか。はじめ 狩野派、のちに宋元明の中国画を学 び、琳派の画風も取り入れ、写実性 に装飾性を加えた独自の作風を完成。 生涯独身、晩年は山城深草の石峰寺 の傍らに閑居した。
136 D D-076 柳沢淇園 東方朔花鳥画三幅対 ¥300000~ 付時代箱(桐) 絹本 牙軸端 37×100 表具48×181 ヤケ オレ キレ  表具オレ、ヤケ、ウキ 柳沢淇園(宝永二・1705~宝暦八・1758)は本姓曽根、字は公美、通称を柳 里恭、別号に玉桂、竹溪ほか。大和郡山の家老の次男に生まれ、藩主の柳沢吉 保・吉里に仕えた文武両道の達人。極彩色の着彩画の名品を多く残した。池大 雅の師としても名高い。 D-077 松本亀岳 円窓歌賛双幅 ¥100,000~ 紙本  黒塗軸端 30×41 表具34×112 シミ オレ 表具オレ 川上不白賛 D-078 春木南溟 山水画大幅 ¥65,000~ 付時代識箱(杉)  絹本 骨軸端 143×65 表具155×177 ヤケ シミ オレ  表具オレ、スレ、シミ、虫穴 「壬午(1822)之晩夏」画中 春木南溟(寛政七・1795~明治十一・1878)は南画家。父南湖の画風 を能くし、山水花鳥画に長じた。
137 D D-079 武沢楊岸 山水画賛幅 ¥150,000~ 付時代溜塗箱(桐) 絹本 唐木軸端 37×119 表具51×179  ヤケ シミ キレ 武沢楊岸(生歿未詳)は京都で活躍した絵師。字 高奏。揚岸とも。『平安人物誌』により江戸後期に 活躍したと推察される。 D-080 鏑木雲潭 山水画賛幅 ¥120,000~ 付時代識箱(桐 破損) 絹本  唐木軸端 35×96 表具48×170 ヤケ シミ  表具ヤケ 道博静芳賛 鏑木雲潭(天明二・1782~嘉永五・1853)は南 画家。名祥胤、字三吉。谷文晁に学び、絵師として 大村藩に仕える。書家の市河米庵は実兄。 D-081 池大雅 清山幽居画大幅 ¥100,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 52×130 表具69×210 ヤケ シミ 池大雅(享保八・1723~安永五・1776)は画家、 書家、京都の人。与謝蕪村とともに「日本南画の 祖」と呼ばれる。姓は池野、名勤、無名。字公敏、 貸成。号大雅堂、霞樵、九霞山樵ほか。画を祇園 南海、柳沢淇園、土佐光芳に学び、また明・清の 筆意を研究し、独自の南画を構築。
138 D D-083 与謝蕪村 山水画幅 ¥85,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 24×113 表具41×198 ヤケ オレ  大雅堂定亮箱識 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳 人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。
天龍道人(享保三・1718~文化六・1809)は流
D-088 小田海僊 林和靖画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉 貼札 身桟一欠)  絹本 牙軸端 36×95 表具49×186  ヤケ シミ 表具シミ D-087 小田海僊 唐人清遊画幅 ¥70,000~ 付時代箱(桐) 絹本 牙軸端 71×122 表具90×210 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ D-086 小田海僊 西園雅楽画大幅 ¥80,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 唐木軸端 84×177 表具103×220 ヤケ シミ  表具スレ、ウキ D-085 菅井梅関 山水画賛大幅 ¥60,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 96×174 表具114×247 シミ オレ 「庚子(1840)」画中 菅井梅関(天明四・1785~天保十五・1844)は 南画家。仙台の人。名岳、通称岳輔、初号東斎、 孝、諱知則。 小田海僊(天明五・1785~文久二・1862)は周防生まれの南画家。名は瀛、字を巨海、通称は良平、別号に百谷、百穀。上洛して呉春に円山派を学び、浦 上春琴・田能村竹田らと交わる。頼山陽に感化され、文人画に転向。京都住。
名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。 D-084 天龍道人 葡萄籠画賛幅 ¥85,000~ 付木箱(桐) 紙本 陶磁軸端 28×97 表具33×186 ヤケ シミ
浪の南画絵師。鹿島藩家老の家に生まれるも改易 され、長崎遊学を経て諸国を放浪。最終的に諏訪 に留まる。葡萄、鷹の絵を能くし、葡萄和尚とも称 す。
139 D D-089 谷文晁 瀧山水画幅 ¥70000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 41×109 表具55×204 ヤケ オレ 表具シミ D-094 甲斐虎山 石画幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 32×34  表具35×119 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 「九二才筆」画中 甲斐虎山(慶応三・1867~昭和三十六・1961) は南画家、書家。豊後の人。名は簡、字は厚甫、 通称駒蔵、別号に梅花道者、玉壺道人ほか。 D-093 与謝蕪村 蕉門十哲画扇面幅  ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 骨軸端 49×16 表具57×105 シミ スレ オレ 穴 「昭36(1961)」堀江知彦箱識 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳 人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。 名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。 D-090 谷文晁 松鷹画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 55×129 表具74×200 ヤケ シミ  亀田鵬斎賛 D-092 九大家合作幅 ¥65,000~  付識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 49×136  表具65×205 大ヤケ 相川善庵 大西椿年  石川梧堂 渡辺華山 谷文晁 菊池五山  春木南湖 大窪詩佛 井戸薫烈 D-091 中林竹渓 米法山水画幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 33×114 表具47×194 ヤケ シミ 「乙丑(1865)秋七月」画中 「大正十年(1921)」田近竹邨箱識 中林竹渓(文化十二・1815~慶応三・1867)は 京都生れ、竹洞の子。父に画を学んだ後、山本梅 逸に師事。名成業、字紹文、号臥河居士。 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1840)は画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の 子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、無二、一恕。法眼に叙された。

改める。号に海仙、海客、海屋、海叟、摘菘人、摘菘翁、菘翁ほか。別に方竹山人、須静主人、三緘主人などとも称した。

140 D D-099 惲寿平 椿椿山 群蟹画賛扇面双幅 ¥100,000  付識箱(桐 貼札) 紙本 牙、唐木軸端(各1) 惲寿平48×15  表具56×108ほか オレ 石川鴻斎箱識 惲寿平(崇禎六・1633~康煕二十九・1690)は字を正叔、號を南田、別 號を雲渓外史、白雲外史などとし、花卉・山水に優れていた。武進(現在 の江蘇常州)の人。 D-097 貫名海屋 草花凌霜画幅 ¥70000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 28×125 表具43×199 シミ オレ 「丁亥(1827)」画中 戸早春邨箱識 D-096 高久靄厓 貫名海屋 山水書画双幅 ¥150000~  付時代識箱(杉 貼札) 紙本 唐木軸端 90×167 表具107×213 シミ オレ  表具ヤケ、シミ、虫穴 高久靄厓(寛政八・1796~天保十四・1843)は栃木県黒磯市生まれ。青年期を鹿沼で池 大雅に私淑して過ごし、後に谷文晁に入門、渡辺崋山とともに文晁門下の双璧と称された。 字は子遠、別号鳩尾・九峰・石巣・如樵など。 D-098 椿椿山 貫名海屋 双幅 ¥150,000  付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 27×28 表具37×154  薄シミ 渡辺華石箱識 椿椿山(享和元・1801~嘉永七・1854)は文人画家、江戸の人。名弼、字篤甫、通称忠太、別号琢華堂ほか。金子金陵、渡辺崋山に師事。肖像画・花鳥画 をよくした。蛮社の獄の際は、崋山赦免運動を展開。 貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。名苞。字君茂、子善。通称政三郎、のちに省吾、泰次郎と
141 D D-104 野呂介石 秋景山水画幅 ¥55000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 43×123 表具58×204 シミ スレ オレ 野呂介石(延享四・1747~文政十一・1828)は 紀州和歌山生まれの南画家。名を隆年、字を松齢、 号を十友、混斎、第五隆、矮梅など。 D-105 阪上漱雪 婦人画幅  ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 P軸端 38×90 表具45×187 ヤケ シミ 虫穴 D-101 渡辺華山 漁夫画賛幅 ¥60,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 61×135 表具78×214 薄ヤケ シミ 渡辺華山(寛政五・1793~天保十二・1841)は
D-100 木村蒹葭堂 山水画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 42×130 表具56×198 ヤケ シミ スレ オレ
江戸時代の文人画家、本草学者。名は孔恭。幼名 太吉郎。字は世肅、号は蒹葭堂のほか巽斎、遜斎、 通称坪井屋吉右衛門。 D-102 井川鳴門 梅画賛幅 ¥70,000~ 付時代識箱(杉) 絹本 骨軸端 33×84 表具46×169 ヤケ 大シミ オレ 表具オレ 井川鳴門(宝暦元・1751~文化二・1806)は阿 波の書家、画家。姓橘、名貢、字君錫、雪下園。 D-103 浦上春琴 秋林孤亭画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 34×104 表具48×159 ヤケ 「戊辰(1808)」画中 浦上春琴(安永八・1779~弘化三・1846)は浦 上玉堂の長男。名選、字伯挙、号睡庵。
田原藩家老、洋学者、画家。名定静、字伯登、子 安、通称登。はじめ華山のちに崋山と号す。別号 全楽堂・寓絵堂など。
木村蒹葭堂(元文元・1736~享和二・1802)は
142 D D-107 葛飾北斎 美人画幅 ¥500000~ 付木箱(桐 貼札) 所載コピー 絹本 牙軸端 29×83 表具41×166  ヤケ シミ 『田中清輔氏 辻勇氏所蔵品入札売立目録』 (東京美術倶楽部・昭和2)所載 葛飾北斎(宝暦十・1760~嘉永二・1849)は浮 世絵師。江戸生まれ。勝川春章に学び、役者絵と 相撲絵で頭角を現した。狩野派を勉学。頻繁に画 号と住居を変えつつ、洋風画を含む諸派を摂取。 自然と人間の調和や大胆な構成に確かな描写を加 えた独自の様式を確立。晩年の作品は花鳥画、測 量図、美人画など。欧州印象派にも影響を及ぼし た。代表作「富嶽三十六景」「北斎漫画」ほか。

D-109 喜多川歌麿 三番叟習画幅 ¥90,000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 35×102 表具49×180 ヤケ シミ オレ 喜多川歌麿(宝暦三・1753~文化三・1806)は 江戸の浮世絵師。俗称勇助、市太郎、号豊章とし、 石燕の門人。美人画家として大首絵を発表し姿 態美、衣装美の描写が特に優れた。歌麿の人気は 版下絵を求めた出版元が四十数軒に及んだこと でも知られる。

143 D D-108 菱川師宣 天狗治療画幅 ¥180,000~ 紙本 唐木軸端 54×40 表具64×130 ヤケ シミ スレ オレ 洋更紗表装 菱川師宣(元和四・1618~元禄七・1694)は浮世絵師、安房(千葉県)平群郡生まれ、名吉兵衛、号 友竹。挿絵本の分野に登場、その数百五十種以上と言われる。また版本から絵を独立させて浮世絵版 画の創始者と伝えられる。諸画風を摂取、独自の美人風俗画様式を確立。
D-112 二代広重 版画額 ¥80000~ 紙本 25×37 額41×58  ヤケ シミ 虫穴 三代広重(天保十三・1842~明治二十七・ 1894)は初代の門人。幼名は寅吉、後に寅次郎。 俗称は安藤徳兵衛。一立斎と号す。初代の養 女に婿入りし「二代目歌川広重」を自称。 D-111 初代広重 「五十三次名所圖會」 ¥50000~ 紙本 25×36 シミ 「藤澤 南期の松原左り不二」 D-110 国周 「夷伐神風ノ圖」三枚繋  ¥150,000~ 紙本 73×36  大ヤケ 虫穴 補紙 豊原国周(天保六・1835~明治三十三・1900) は江戸の出身、豊原周信、歌川国貞に師事。本姓 は荒川氏、俗称は八十八。画号は国周の他、一鶯 斎、豊春楼、花蝶斎、花蝶楼、華蝶斎、華蝶楼、一 桃、歌清舎、曹玄子、米翁、鶯斎等。 D-113 相撲番付 版画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐)  紙本 雑木軸端 35×63 表具40×128
144 D D-115 三友宝珠画賛三幅対 ¥50,000~  付時代箱(杉) 紙本 唐木軸端 28×100 表具40×185  シミ オレ 穴 「丙寅」画中 不明画人 D-117 富士松原画賛幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 牙軸端 51×35  表具64×129 ヤケ シミ 「元文五年庚申(1740)」画中  宗甫賛 不明画人 D-116 真純 百足画幅 ¥50,000 付時代箱(杉 身一部欠) 紙本 黒塗軸端 18×128 表具25×179 ヤケ シミ スレ  表具ヤケ、スレ、シミ、穴 真純と号する絵師について詳細を 得ない。 D-118 金地花鳥屏風 本間 六曲 一隻 ¥400,000~ 紙本 374×154 屏風388×171 ヤケ シミ スレ
145 D D-119 金地草花屏風 本間 六曲 一双 ¥300000~ 紙本 350×160  屏風367×177 シミ スレ 虫穴 補彩 金地部補修 D-120 耕作画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥410,000~ 紙本 53×136 屏風375×173 ヤケ シミ 穴 背面損傷
146 D D-122 波鶴屏風 本間 六曲 一隻 ¥200000~ 紙本 344×149 屏風367×169 ヤケ シミ キレ D-123 金地竹鶏屏風 本間 六曲 一隻 ¥100,000~ 紙本 354×153 屏風370×170 ヤケ シミ スレ キレ 款記不読 D-124 源平合戦画貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥200,000~ 紙本 50×111 屏風373×140 ヤケ シミ スレ
147 D D-126 楼閣山水屏風 本間 六曲 一双 ¥180,000~ 紙本 366×151  屏風384×171  ヤケ シミ D-127 農耕屏風 中形 六曲 一双  ¥150000~ 紙本 346×151 屏風362×167  ヤケ シミ スレ  キレ 虫穴 本紙補修  無款 D-125 桜小禽屏風 本間 六曲 一双 ¥200000~ 紙本 366×163 屏風382×178  ヤケ 大シミ スレ 表具ヤブレ 剥離 背面損傷
148 D D-129 住吉屏風 本間 六曲 一双 ¥200000~ 紙本 365×152 屏風384×171 ヤケ シミ D-130 近江街道名所屏風 中形 六曲 一双 ¥150,000~ 紙本 344×79  屏風361×126 大ヤケ シミ スレ 背面損傷 D-131 金地諸画貼交屏風 小形 六曲 一双 ¥80000~ 紙本 52×42ほか 屏風364×67 ヤケ シミ スレ 背面損傷
149 D D-133 狩野尚信 花鳥屏風 中形 六曲 一双 ¥200,000~ 紙本 343×145  屏風358×161 ヤケ シミ 虫穴 補修 狩野尚信(慶長十二・1607~慶安三・1650)は孝信の次男、京都の人。木挽町狩野家の 祖。号自適斎、通称主馬。寛永七(1630)年江戸に下り、幕府の御用絵師となる。 D-132 五十嵐浚明 群馬屏風 本間 六曲 一双  ¥250,000~ 紙本 360×164 屏風377×177 ヤケ スレ  虫穴 屏風ヤケ、スレ、虫穴 「年六十七」画中 五十嵐浚明〔呉浚明〕(元禄十二・1699~天明元・1781)は 越後新潟生まれ、後京都に出て山崎闇斎に学び、宇野士新ら と交遊す。また江戸で狩野良信に入門。詩書画をよくす。字方 徳・孤峰、号穆翁。
150 D D-135 金地美人観牡丹屏風  本間 二曲 一隻 ¥190000~ 紙本 179×167 キレ 背面損傷 D-136 諸画貼交屏風  本間 六曲 一隻 ¥50,000~ 蝶28×105ほか 屏風346×167 ヤケ シミ D-137 諸画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥190,000~  紙本 蝦蟇仙人33×65ほか 屏風296×161 江月宗玩ほか
151 D D-138 金地菊盛上屏風 中形 四曲 一隻 ¥100,000~ 紙本 237×101 屏風254×117 シミ 虫穴 D-139 書画貼交屏風 小形 六曲 一双 ¥90,000~  付木箱(杉) 紙本 武者絵34×67ほか 屏風286×100  ヤケ シミ スレ 穴 D-141 帝鑑図屏風 中形 六曲 一隻 ¥50,000~ 紙本  308×145 屏風327×164 ヤケ シミ スレ 本紙補修 無款 D-140 源氏物語屏風 中形 六曲 一隻 ¥50,000~ 紙本  356×147 屏風370×161 ヤケ 大シミ スレ 剥離
152 D 帝室技藝員 D-143 安田靫彦 明恵上人禅生画幅 ¥350,000~  付二重箱(内共桐) 安田靫彦鑑定委員会鑑定証書 絹本 牙軸端 41×126 表具57×225 安田靫彦(明治十七・1884~昭和五十三・1978)は、日本画家。東京生 まれ。本名新三郎。明治三十一年(1898)小堀鞆音に入門。大正七年 (1918)ころから良寛の研究に手を染める。財団法人日本美術院理事長。 文化勲章受章。 D-144 川端玉章 浜離宮松辺御茶屋画幅 ¥300,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 56×128 表具71×221 川端玉章(天保十三・1842~大正二・1913)は日本画家。京都生まれ。 円山派の中島来章に師事後、江戸に移り高橋由一に洋画を学ぶ。東京美 術学校創設時、円山派系写生画を担当。明治二十九年(1896)帝室技藝員。 同四十二年(1909)川端画学校を創立。花鳥・山水に秀れた。
153 D D-145 竹内栖鳳 兎画幅 ¥200000~ 付二重箱(内共桐  外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 42×34  表具55×128 シミ 「暄暖」原題 D-146 竹内栖鳳 兎画幅 ¥120000~  付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 51×38 表具66×135  薄ヤケ シミ 表具シミ 「昭和庚子(1960)」竹内四郎箱識 D-148 横山大観 漁夫画幅 ¥100000~ 付共箱(桐)  絹本 牙軸端 51×44 表具66×143 シミ オレ 横山大観(明治元・1868~昭和三十三・1958)、近代日本画の第一人者。 水戸藩士の子として水戸市に生まれ、名秀麿、号大観とし、明治二十二 (1889)に東京美術学校(現東京芸術大学)が創立されると第一期生とし て入学し橋本雅邦、岡倉天心に学び、卒業後は母校で助教授となった。 また天心が中心の日本美術院の設立に参画し、天心没後大正二(1913) は美術院の中心となり日本画壇の大きな位置を占めた。昭和十二(1937) には第一回文化勲章受章者。 D-147 富岡鉄斎 狸画賛幅 ¥130000~  付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 31×21 表具45×110 薄シミ  オレ 表具シミ 和田三造箱識 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は 百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術 院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に 奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転 居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。
竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法などを 意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画塾竹杖会を主宰、西山翠嶂、上村松園、土田麦僊、小野竹喬など多くの逸材を輩出した。 昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室技藝員任命。
154 D D-151 西山翠嶂 梅画幅 ¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 28×87 表具38×175 ヤケ 西山翠嶂(明治十二・1879~昭和三十三・ 1958)は京都生まれの日本画家。名は卯三郎。竹 内栖鳳の門人。京都絵画専門学校教授。帝展委員、 帝国美術院会員。文化勲章受章。 D-152 小室翠雲 山水画賛幅 ¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  唐木軸端 33×133 表具47×200 シミ D-153 小室翠雲 鶴画賛幅 ¥120,000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 40×128 表具56×209 シミ D-150 金地松下雉屏風 本間 六曲 一隻  ¥50000~ 紙本 352×152 屏風370×172 ヤケ スレ 本紙補修 無款 小室翠雲(明治十六・1883~昭和二十・1945)は群馬県生まれの南画家。本名貞二郎、別號は長興 山人。父は日本画家の小室桂邨。田崎草雲に学ぶ。日本美術協会展で受賞を重ね、第二回文展にて二 等賞を受賞。以降文展、帝展の審査委員を務める。また、日本南画院を結成、帝国美術院の会員とな る。代表作は『寒林幽居』。風景画の秀作を遺し、近代南画の頂点を築いた。
155 D D-155 竹内栖鳳 笹鷺画幅 ¥125,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 31×139 表具41×234 ヤケ シミ オレ  表具オレ、シミ 竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は 京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と 号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。昭和十二年 (1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室技 藝員任命。 D-156 瀧和亭 柳下鯉画賛幅 ¥120,000~ 付時代識箱(杉) 絹本 唐木軸端 42×122 表具55×196 シミ オレ 瀧和亭(文政十三・1830~明治三十四・1901) は江戸生まれ。名謙、字子直、号水山、翠山、蘭 田。明治六年ウィーン万国博覧会出品、内国勧業 博覧会受賞ほか。明治二十六年帝室技藝員。 D-157 富岡鉄斎 孔子遺訓画賛幅 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐) 紙本 牙軸端 45×134 表具59×204 ヤケ シミ オレ 「大正紀元(1912)十一月四百六十甲子」箱識 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は 南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に 鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術 院会員。 D-154 大友月湖  諸画貼交屏風 本間 六曲一隻 ¥50000~ 紙本 38×114 屏風382×172 ヤケ シミ  スレ キレ 大友月湖(生歿年未詳)は長崎派の絵師。熊代熊斐に師事、三熊花顛の師。
156 D D-161 森寛斎 留守福禄寿画幅 ¥80000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 57×143 表具73×208 ヤケ 薄シミ 「大正四(1915)」森雄山箱識 D-160 森寛斎 雪中寒牡丹小禽画幅  ¥100000~ 付二重箱(内識桐) 絹本  牙軸端 40×112 表具55×210 ヤケ シミ  表具ヤケ、シミ 奥谷秋石箱識 D-162 森寛斎 蓬莱山画幅 ¥50000~ 付二重箱(内貼札桐) 絹本 牙軸端 48×123 表具63×207 ヤケ シミ D-163 森寛斎 双鶴画幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 52×131 表具68×212 ヤケ シミ オレ 「明治三十六(1903)」森雄山箱識 D-165 寺崎広業 楊柳観音画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 東京美術倶楽部鑑定 証書 絹本 牙軸端 40×108 表具57×208 ヤケ シミ 本来三幅対(左右欠失) D-164 寺崎広業 芦乗達磨画幅 ¥70000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 41×110 表具54×201 ヤケ シミ D-159 橋本雅邦 春景山水画幅 ¥100000~ 付二重箱(内識桐) 東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙軸端 41×120 表具55×223 シミ オレ  橋本秀邦箱識 橋本雅邦(天保六・1835~明治四十一・1908) は江戸木挽町生まれ。明治画壇の巨匠。 森寛斎(文化十一・1814~明治二十七・1894)は萩生まれの画家。森徹 山の養子。名公粛、字子容、別号桃渓など。幕末には国事に関係。維新後は 円山派の重鎮として活躍。京都府画学校創設に尽力。明治二十三年帝室技 藝員。 寺崎広業(慶応二・1866~大正八・1919)は秋田県生まれの日本画家。 字は徳郷、別号に宗山・騰龍軒・天籟山人など。狩野派を小室秀俊、四条派 を平福穂庵、のち南画家菅原白龍にも学ぶ。大正六(1917)年帝室技藝員。 森寛斎(文化十一・1814~明治二十七・1894)は萩生まれの画家。森徹山の養子。名公粛、字子容、 別号桃渓など。幕末には国事に関係。維新後は円山派の重鎮として活躍。京都府画学校創設に尽力。 明治二十三年帝室技藝員。
157 D D-166 富岡鉄斎 漁楽山水画賛幅 ¥70,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 骨軸端 30×129 表具32×185 シミ オレ D-168 富岡鉄斎 山水画額 ¥50000~  絹本 16×25 額30×39 ヤケ シミ 虫穴 D-169 富岡鉄斎 葛屋山水画賛額 ¥50,000~ 紙本  79×21 額106×33 ヤケ シミ D-167 富岡鉄斎 山水画賛双幅 ¥60000~ 付識箱(杉) 絖本 唐木軸端 18×105 表具23×188 ヤケ シミ 表具シミ D-171 富岡鉄斎 扇 ¥65,000~ 紙本 46×29 宮脇売扇庵製 D-170 富岡鉄斎 横書 未装 仮巻 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 108×34 シミ ヤブレ 米寿 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。 幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を 読み、万里の路を往く」という理想を実践した。
158 D
D-175 竹内栖鳳 月兎画幅 ¥75000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 30×112 表具41×197 シミ オレ  高橋菱雨箱識 竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は 京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と 号した。昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正 二年(1913)帝室技藝員任命。 D-177 幸野楳嶺 雪中楼閣画幅 ¥60000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 46×126 表具61×215 ヤケ 表具ヤケ 「昭和庚午(1930)」幸野西湖箱識 幸野楳嶺(天保十五・1844~明治二十八・ 1895)は京都の人。名直豊、字思順、号楳嶺、鶯 夢ほか。明治二十六年帝室技藝員。 D-176 野口小蘋 雪中山水画幅 ¥70000~ 付識箱(杉) 紙本 唐木軸端 42×126 表具57×190 シミ 野口小蘋(弘化四・1847~大正六・1917)は大 阪生れの南画家。松村春岱の娘。本名親(ちか)、 字を清婉、初号は玉山。明治三十七年帝室技藝員。 D-174 橋本関雪 洗馬画幅 ¥100,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 49×47 表具67×148  薄シミ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945)は神戸生まれの日本画 家。片岡公曠、竹内栖鳳に師事、四条派を学ぶ。日中の古画研究により、 他派の作風も吸収、独自の画風を拓いた。詩文にも長じ訪中は三十数回 に及ぶ。昭和十年帝国美術院会員。昭和十二年帝国芸術院会員。古美術 の収集家としても著名。
D-173 川合玉堂 帆舟歌賛幅 ¥100,000~  付共箱(桐 貼札) 紙本 角軸端 24×27 表具61×133 表具シミ 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十二・1957)は通称芳三郎。初め京 都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝 国美術院会員、帝国技藝員、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受 章。
159 D D-182 竹内栖鳳 菜花句賛幅 ¥55000~ 付木箱(桐) 紙本 竹軸端 47×48 表具58×141 シミ オレ D-183 竹内栖鳳 金地笹画扇面額 ¥50000~ 紙本  53×16 額88×36 薄シミ D-180 松林桂月 瀧画賛幅 ¥55000~ 付木箱(桐) 絹本  骨軸端 48×41 表具63×139 薄ヤケ 薄シミ  表具オレ、ヤケ、スレ、大シミ 松林桂月(明治九・1876~昭和三十八・1963)は萩市生まれ。本名は 伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉江漁人。文晁派の野口幽谷に師事、小 室翠雲とともに日本南画界の双璧とされる。帝室技藝員、日展顧問、芸 術院会員、南画院長など。弟子には西野新川らがいる。 D-178 柴田是真 砧打画幅 ¥60000~ 付木箱(杉 貼札)  紙本 黒塗軸端 27×24 表具29×106 オレ 柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891)は画家、漆芸家。江戸両 国の人。字は 然、号は令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵は はじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技 藝員。 D-179 瀧和亭 芙蓉画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本  牙軸端 21×14 表具28×123 薄ヤケ 表具虫穴 瀧和亭(文政十三・1830~明治三十四・1901)は江戸生まれ。名謙、字 子直、号水山、翠山、蘭田。明治六年ウィーン万国博覧会出品、内国勧業 博覧会受賞ほか。明治二十六年帝室技藝員。 D-181 山元春挙 芦鶴画扇面額 ¥65000~ 紙本 54×17  額79×45 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋賀県生まれ。本名金右 衛門。別号円融斎、一徹居士。野村文挙、森寛斎に師事。各展覧会で受賞 を重ねる。京都画壇において竹内栖鳳とともに活躍。京都市立絵画専門 学校教諭、帝室技藝員、帝国美術院会員。 竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法などを 意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画塾竹杖会を主宰、西山翠嶂、上村松園、土田麦僊、小野竹喬など多くの逸材を輩出した。 昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室技藝員任命。
160 D D-185 松林桂月 草花画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 30×125 表具46×194 ヤケ シミ  オレ 西野新川貼札識 D-192 安田靫彦 白梅画額 ¥80,000~ 付安田建一識シール 紙本 18×20  額36×39 ヤケ 安田靫彦(明治十七・1884~昭和 五十三・1978)は、日本画家。東京 生まれ。本名新三郎。文化勲章受章。 D-191 熊谷直彦 月景葛屋山水画幅 ¥55,000~ 付識箱(桐) 絹本  牙軸端 42×111 表具57×200  薄ヤケ 小篠三郎箱識 熊谷直彦(文政十一・1828~大正 二・1913)は京都生まれ。四条派の 画家。岡本茂彦に師事。帝室技藝員。 D-186 松林桂月 陶淵明弾琴画賛幅 ¥55,000~ 付共箱(桐) 紙本 陶磁軸端 31×58  表具44×165 シミ オレ D-188 川端玉章 大黒画幅 ¥50,000~ 付時代箱(杉) 絹本  骨軸端 30×36 表具42×121 ヤケ  シミ オレ 表具オレ、ヤケ 川端玉章(天保十三・1842~大正二・ 1913)は日本画家。明治二十九年(1896) 帝室技藝員。 D-187 岸竹堂 寒山拾得画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 32×100 表具46×187  ヤケ 薄シミ 留守絵 岸竹堂(文政九・1826~明治三 十・1897)は本名昌禄、彦根の人。 明治二十九年帝室技藝員。 D-190 柴田是真父子合作幅 ¥50,000~ 付共箱(杉) 紙本  唐木軸端 13×23 表具31×206  ヤケ シミ 虫穴  河豚提灯:柴田真哉画  豆腐:柴田是真画 D-189 山元春挙 富士画幅 ¥55,000~ 付共箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 33×135 表具47×222 ヤケ シミ 表具シミ 黒川魁亭蔵印 山元春挙(明治四・1871~昭和 八・1933)。別号円融斎、一徹居士。 帝室技藝員、帝国美術院会員。 松林桂月(明治九・1876~昭和三十八・1963)は萩市生まれ。本名は 伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉江漁人。帝室技藝員、日展顧問、芸 術院会員、南画院長など。
161 D D-193 菱田春草 雨江曳舩画幅 ¥500,000~ 付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 34×120 表具50×209 ヤケ 薄シミ 「昭和29年(1954)」菱田春夫箱識 菱田春草(明治七・1874~明治四十四・1911) は信州の人。名は三男治。十五歳で上京し翌年東 京美術学校に入学。校長岡倉天心や橋本雅邦の 薫陶を受け、二十一歳で同校を首席で卒業。帝国 博物館の古画の模写に携わる一方、母校の教壇 にも立つ。明治三十一年日本美術院に参加。横山 大観・下村観山らと日本画近代化の中枢的位置 にあって活躍した。 新書畫
162 D D-195 狩野永祥 雪景旅程山水画幅 ¥250,000~ 付二重箱(内桐) 紙本 牙軸端 64×132 表具79×221  ヤケ スレ オレ 「七十一歳」画中 狩野永祥(文化七・1810~明治十九・1886)は京狩野家十一代。号山 庵。丹波條山藩士。狩野永岳に師事。 D-197 土佐光文  鶴亀画双幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 36×110 表具47×188  ヤケ シミ 土佐光文(文化八・ 1811~明治十二・1879) は土佐光孚の二男、のち 禁裡絵所預土佐光祿の嗣 子となり、父に画を学ん で家業の絵所預を継ぎ、 左近將監から備前守に任 じた。幼名延丸、字子炳、 号韓水、通称従四位下左 近將監備前守。 D-196 前田青邨 杜若画額 ¥350,000~ 付共シール 紙本 24×27 額39×43 前田青邨(明治十八・1885~昭和五十二・1977)は近代日本画の巨匠。 岐阜県中津川生まれ、本名廉造、梶田半古に師事。紅児会に参加、小林古 径・安田靫彦らと研鑚を積んだ。大正三年再興第一回院展に出品、同人。 古径・靫彦と院展三羽烏と謳われた。十一年渡欧、翌年帰国。帝国芸術 院会員、帝室技藝員、東京芸大教授。昭和三十年文化勲章。作域は広いが 中でも歴史人物画を得意とした。
163 D D-199 福田平八郎 寒雀画幅 ¥250,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 絹本 牙軸端 40×33 表具53×129 薄ヤケ 福田平八郎(明治二十五・1892~昭和四十九・1974)は大分生まれ。 京都市立美工芸校、同絵画専門校卒。初め九州、素僊のち平八郎を雅号 とした。写実を元に簡潔な構図と清澄な色彩で表現し、近代日本画の新 境地を開いた。帝展審査委員。昭和三十六年(1961)文化勲章授章ほか。 D-198 山口蓬春 鶉画幅 ¥450,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 絹本  牙軸端 太巻 43×125 表具57×217 「深秋」原題 D-201 菊池容斎 舞台画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 35×102 表具49×191 シミ 菊池容斎(天明八・1788~明治十 1878)は江戸生まれの日本画家。 名武保、通称量平。第一回内国勧業 博覧会で名誉龍紋賞。 D-200 山口蓬春 柚画幅  ¥65000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 34×120 表具44×203  ヤケ シミ オレ 山口蓬春(明治二十六・1893~昭和四十六・1971)は北海道に出生し、東京美術学校西洋画科に入学するが、の ち日本画科に再入学し日本画科を主席で卒業した。帝展を中心に活動し、戦後は日展で重きを成し、日本芸術院会 員となり、文化勲章を受章した。
164 D D-206 鈴木華邨 猿画双幅 ¥100,000~ 付共箱(桐)  絹本 骨軸端 41×111 表具53×197 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 鈴木華邨(安政七・1860~大正八・1919)は本名惣太郎。華村、忍青と も号す。中島亨斎に師事。 D-205 小茂田青樹 秋草鶉画幅 ¥65,000 付二重箱(内桐) 絹本 牙軸端 28×95 表具41×183 ヤケ シミ  オレ 小茂田青樹(明治二十四・1891~ 昭和八・1933)は、日本画家。「詩 情の画家」と呼ばれる。 D-203 渡辺省亭 蓬莱山画幅 ¥250,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 41×112 表具56×201  薄ヤケ 薄シミ 表具シミ 「明治二十八年(1895)」画中 渡辺省亭(嘉永四・1851~大正七・1918)は江戸神田の人。菊池容斎 の門人。花鳥画を能くす。明治二十一(1888)にパリ万国博覧会で銅牌を うけ、渡仏後は洋風をいかした花鳥画を描いた。代表作に明治二十六 (1893)のシカゴ万国博覧会に出品した「雪中群鶏図」(東京国立博物館 蔵)などがある。渡辺水巴(俳人)は長男。 D-204 渡辺省亭 梅樹鶏画幅 ¥100,000 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 41×111 表具50×200 ヤケ シミ  表具カビ 渡辺省亭(嘉永四・1851~大正 七・1918)は江戸神田の人。
165 D D-208 冨田渓仙 蓬莱仙境画幅 ¥300,000~ 付二重箱 (内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 50×44 表具65×142 薄ヤケ  シミ 冨田渓仙(明治十二・1879~昭和十一・1936)は福岡県生まれ。明治 二十九年京都に出て都路華香に師事。大正元年文展入選し、大正四年日 本美術院同人。大正十一年駐日仏大使の詩人ポール・クローデルと詩画 集を合作。昭和十年帝国美術院会員。京都市で没。 D-211 冨田渓仙 竹画幅  ¥50,000~ 付二重箱(内共桐  外溜塗) 紙本 骨軸端  38×168  表具41×215 シミ オレ D-210 冨田渓仙 兼好法師画賛幅 ¥80,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗)  紙本 竹軸端 31×129 表具34×193  シミ オレ D-207 土田麦僊 鴛鴦画幅 ¥300,000~ 付二重箱(内共桐  外溜塗) 絹本 牙軸端 43×39 表具57×133 土田麦僊(明治二十・1887~昭和十一・1936)は日本画家。新潟県佐 渡生まれ。本名金二。十六歳で京都に出て、鈴木松年、竹内栖鳳に師事。 明治四十二年(1909)京都市立絵画専門学校入学。大正七年(1918)村上
D-209 冨田渓仙 宇治雪景画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 佐野光穂書付中蓋 紙本 牙軸端 46×150 表具60×219 シミ 表具シミ 冨田芳子箱識 D-212 川島梅関 秋景山水画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 骨軸端 36×127 表具50×198 ヤケ 薄シミ 表具オレ、ヤケ 「山路之秋」原題 川島梅関(明治三十五・1902~昭 和五十二・1977)は山元春挙に師事。
華岳らと国画創作協会設立。昭和九年(1934)帝国美術院会員。近代的感 覚による清新な様式をつくりあげた。
166 D D-214 望月玉渓 池塘春雨画幅 ¥150,000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 52×132 表具66×227 シミ 望月玉成箱識 望月玉渓(明治七・1874~昭和十三・1983)は 京都生まれ。本名重信、重蔵。号玉蝉(玉禅とも)。 父望月玉泉に画を学び、明治二十九(1896)に日 本絵画協会第一回絵画共進会で二等褒状を受賞 した。日本美術協会会員、日本画会会員、京都美 術協会終身会員。 D-215 川村曼舟 嵐山春景画幅 ¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 43×131 表具57×220 シミ 川村曼舟(明治十三・1880~昭和十七・1942) は京都生まれの日本画家。本名萬蔵。山元春挙に 師事し円山四条派を修得する。京都市立美術工 芸学校教授。帝国美術院会員。 D-216 大橋文岱 青緑山水画幅 ¥100,000~ 付共箱(桐) 絹本 唐木軸端 86×149 表具105×202 ヤケ シミ 大橋文岱(生歿年未詳)は彦根の絵師。塩川文鱗 門下で、昭和初期頃まで活動したとされる。
167 D D-221 山本桃谷 天狗俳席画幅 ¥90,000~ 付識箱(桐) 紙本 竹軸端 30×106 表具43×178 ヤケ 墨絵描表装 「壬戌(1922)夏」国井応陽箱識 山本桃谷(天保五・1834~明治二十三・1890) は京都の絵師。河北春谷、駒井孝礼に学ぶ。 D-222 今井景樹 桜下游鳩画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 37×124 表具50×208 ヤケ 大シミ  表具ヤケ、シミ 今井景樹(明治二十四・1891~昭和四十二・ 1967)は三重県生まれの日本画家。名は康。円山 派の今尾景年に師事、養子となるが後に復籍。 D-218 平福百穂 田家画賛額 ¥50,000~ 付鑑定書 紙本 21×49  額33×67 ヤケ シミ ヨゴレ 背面損傷  徳富蘇峰賛 平福百穂(明治十・1877~昭和八・1933) は秋田県生まれ。画家穂菴の子。本名は貞蔵。 D-219 森川曽文 稲荷画幅 ¥50,000 付識箱(桐 貼札 身桟一欠) 紙本 牙軸端 42×117  表具54×210 ヤケ シミ  表具ヤケ、シミ 森川曽文(弘化四・1847~明 治三十五・1902)は、名は英絢、 字は士倩、曽文は号。京都の人。 D-223 池上秀畝 桜下家鴨画双幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 25×125 表具36×207 ヤケ シミ  スレ 「緑意紅情」原題 池上秀畝(明治七・1874~昭和十九・1944)は 長野県出身、名は國次郎。帝国絵画協会会員、讀 畫会幹事、日本画会評議員、日本美術協会委員。 D-217 平福穂庵 鶏画幅 ¥50,000 付時代識箱(杉 貼札) 絹本 黒塗軸端 35×99 表具48×185  ヤケ 表具オレ、ヤケ、穴 平福穂庵(弘化元・1844~明 治二十三・1890)は、秋田県生 まれ。名は順蔵、初号は文地。 D-220 奥谷秋石 兎画幅 ¥50,000~ 紙本  骨軸端 31×113 表具44×194 オレ 奥谷秋石(明治四・1871~昭 和十一・1936)は日本画家。大 阪の人。号洗耳洞、曲水園。

D-227 跡見玉枝 桜画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 57×122 表具69×186 薄シミ 穴 「丙子(1936)夏日」画中 跡見玉枝(安政六・1859~昭和十八・ 1943)は江戸生の日本画家。名勝子。従姉 の花蹊、長谷川玉峰に学び、桜の絵を能

168 D
D-226 北上聖牛 初鮎画幅  ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本  牙軸端 35×130 表具48×204  ヤケ シミ 表具シミ 北上聖牛(明治二十四・1891~昭 和四十五・1970)は北海道生まれの 日本画家。名は利一郎、別号に北山・ 池龍・利一。 D-225 林文塘 清水寺春景画幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 P軸端 40×106 表具52×188 ヤケ  薄シミ オレ 表具オレ、ヤケ 林文塘(明治十五・1882~昭和四 十一・1966)は日本画家。本名幸三 郎。京都の人。
くした。 D-231 国井応陽 塩川文麟 衝立 ¥80,000~ 付時代箱(杉) 絹本 56×42  衝立78×25×67 ヤケ シミ 穴 坐金欠 国井応陽(慶応三・1867~大正十二・1923)国 井応文の子。号に謙斎、愍軒等、子静。 D-230 北上聖牛 清涼画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 P軸端 太巻 51×46 表具67×147 ヤケ シミ 北上聖牛(明治二十四・1891~昭和四十五・ 1970) D-229 三宅凰白 三果画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 骨軸端 51×45 表具66×133 オレ 三宅凰白は京都市の画家。呉暁の次男。山元春 挙に学ぶ。昭和三十二年(1957)歿。 D-228 板倉石僊 月下瓢虫画幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 27×104 表具41×189 ヤケ 薄シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、シミ
169 D D-238 玉舎春輝 舞楽 画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 28×126 表具40×204 薄シミ  表具シミ 山本行範賛 D-237 玉舎春輝 稲荷山雪暁画幅 ¥50,000~  付共箱(桐) 紙本 骨軸端 31×133 表具43×201 シミ D-236 玉舎春輝 五柳帰荘画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 絹本 石軸端 42×128 表具56×191 D-235 玉舎春輝 山村新橋画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 骨軸端 33×113 表具46×193 ヤケ  薄シミ オレ 表具オレ、ヤケ D-232 玉舎春輝 秋景画幅 ¥70000~ 付木箱(桐) 絹本 牙貼軸端 27×130 表具39×196 薄シミ 表具ヤケ D-234 玉舎春輝 松島画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 37×33 表具50×128 D-233 玉舎春輝 嵐峡雪画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 37×33 表具50×128 玉舎春輝(明治十三・1880~昭和二十三・1948)は岐阜県高山の日本画家。原在泉、山元春挙門下。
170 D D-240 木村武山 不動明王画幅 ¥200,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  金箔押軸端 33×123 表具58×217 紺地金泥 木村武山(明治九・1876~昭和十七・1942)は茨城県生まれの日本画家。本名は信太郎。笠間の 南画家桜井華陵に手ほどきを受ける。上京し川端玉章の画塾天真会で学ぶ。東京美術学校卒。日本 美術院同人。佛像画を得意とした。 D-243 青木翠山 地蔵閻魔堂前童遊楽画幅 ¥50000~  付木箱(桐) 絹本 骨軸端 55×42 表具66×124 D-242 中西耕石 雪渓画幅 ¥60,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 104×60 表具116×157 オレ 中西耕石(文化四・1807~明治十七・1884)は 筑前生まれの日本画家。名寿、字亀年、号耕石、 別号筌岡、竹叟。小田海僊(小田百谷)に師事。 日根野対山と南画の双璧と称せられた。京都府 画学校設立には教員として出仕。山水花鳥を得 意とす。京都住。 D-241 渡辺雪峰 富士画賛大幅 ¥55,000~ 付識箱(杉) 紙本 唐木軸端 154×91 表具168×168 オレ 渡辺雪峰は庄内藩の日本画家。明治元(1868)生。
171 D D-244 水田竹圃 四季山水画四幅対 ¥88000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 43×40 表具58×130 ヤケ 大シミ 表具シミ 「甲戌(1934)」画中 水田竹圃(明治十六・1883~昭和二十八・1953)は大阪生まれ。通称忠治、姫島竹外の門人、 山水画を得意とす。日本南画院同人、帝展委員、京都市住。 D-249 池田桂仙  秋山遊鹿画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 23×59 表具33×170 ヤケ 表具ウキ 「庚午(1930)」箱識 池田桂仙(文久三・1863~昭和 六・1931)は伊勢の南画家池田雲樵 の息。名は政昌、通称は勝次郎。 D-247 木村武山 双鶴画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 骨軸端 33×117 表具43×198 ヤケ シミ  オレ 表具オレ 木村武山(明治九・1876~昭和十 七・1942)は茨城県生まれの日本画 家。本名は信太郎。 D-245 矢野橋村 古心庵画幅 ¥50000~ 付共箱蓋(桐) 絹本  牙軸端 52×45 表具68×134 ヤケ シミ 表具シミ 「春暖」原題 矢野橋村(明治二十三・1890~昭和四十・1965)は愛媛県生まれの南画家。名は 一智、別号に知道人ほか。永松春洋に師事、日本南画院の中心として活躍した。大 阪美術学校を設立。 D-246 小畑稲升 竹画幅  ¥60000~ 紙本 唐木軸端 30×129 表具44×195 シミ  スレ オレ 穴  表具オレ、大シミ 小畑稲升(文化九・1812~明治十 九・1886)は鳥取の絵師。黒田稲皐、 中林竹洞に学ぶ。 D-248 荒木寛畝 枯柳烏 画幅 ¥60,000~ 付二重箱(内 共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 41×109 表具55×202 ヤケ  シミ 「大正三(1914)」箱識 荒木寛畝(天保元・1830~大正 四・1915)は増上寺の行者、田中永 周の子。名を告、号を達庵、讀書堂。
172 D D-255 佐伯圭山 山水画大幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 96×169 表具112×215 シミ オレ 「壬申(1872)八月」画中 佐伯圭山(文化十二・1815~明治十一・1878)萩の 絵師。林百非に師事。 D-256 帆足杏雨 高士遊楽画賛幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 牙軸端 60×133 表具78×215 ヤケ オレ 帆足杏雨(文化七・1810~明治十 七・1884)は名遠、字到大、幼名熊 太郎のち庸平、別号に半農。 D-253 田能村直入 青緑山水画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札)  絹本 牙軸端 50×131 表具67×202 ヤケ シミ D-251 中村不折 高士観瀑画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 42×130 表具56×205 ヤケ シミ 中村不折(慶応二・1866 昭和十八・1943)は洋画家、 書家。 D-252 池田桂仙 秋景画賛幅 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 42×125 表具56×202 ヤケ シミ  オレ 表具オレ 池田桂仙(文久三・1863 ~昭和六・1931)。 D-257 竹下北洋 雲龍画幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本 唐木軸端 41×119 表具56×197 ヤケ  シミ 「大正二(1913)」画中 竹下北洋なる画人について詳 細を得ない。 D-254 田能村直入 秋景山水画賛幅 ¥50,000~ 付時代箱(杉) 紙本 唐木軸端 74×53 表具92×141 薄ヤケ 薄シミ 表具オレ D-258 伊藤仁三 郎 松吟画幅 ¥50,000 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 P軸端 28×132 表具40×216 シミ 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は南画家。字は顧絶。初め小虎と号し、 のち直入と称する。田能村竹田の門下に入り、養子となった。
173 D D-259 田能村直入  劉松年九老画巻 ¥100000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 631×265 表具689×32  ヤケ シミ 藤澤南岳序文 「天保辛丑(1841)」画中 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は大分県生まれの南画家。字は顧絶。初め小虎と号し、のち直入と称する。田能 村竹田の門下に入り、養子となった。明治元年(1867)京都に移り、同十三年(1880)京都府画学校設立を建議、開校にあたり校長 となる。富岡鐵斎らと日本南画協会を設立する等、南画の振興に尽力。 D-262 帆足杏雨 書屋山水画賛幅 ¥85,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 41×135 表具55×215 薄ヤケ 帆足杏雨(文化七・1810~明治十七・1884)は 名遠、字到大、幼名熊太郎のち庸平、別号に半農。 D-261 小杉放庵 清秋閑居画幅 ¥100,000~ 付共箱(桐) 絹本 P軸端 28×117 表具40×197 ヤケ D-260 小杉放庵 松下人物画賛幅 ¥120,000~ 付合箱(杉) 紙本 牙軸端 32×133 表具46×210 シミ オレ 小杉放庵(明治十四・1881~昭和三十九・1964)は画家。日光出身。本名国太郎。初号未醒。洋画を 五百城文哉に師事。渡欧し帰国後は再興日本美術院洋画部を主宰。春陽会結成。中年以降は水墨画を はじめ日本画を描いた。随筆、歌文集の著作も多い。
174 D D-264 猪原栄昌 花鳥屏風 中形 六曲 一隻 ¥80,000~ 紙本 269×92 屏風282×106 ヤケ シミ 背面損傷 猪原栄昌は狩野派の絵師。名伊鶴。栄甫加悦の養子で、文政年頃に活躍したとされる。 D-268 酒井道一 猿廻画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 42×110 表具55×199 ヤケ 大シミ オレ 表具アレ、キレ 酒井道一(弘化元・1844~大正 二・1913)は雨華庵顕眞、光阿とい い、山本素堂の次子、幼少の頃より 父や鈴木其一の筆意を学び雨華庵 第四世となり酒井氏を称した。 D-267 野崎真一 月下桜画賛幅 ¥70,000~ 付木箱(桐 シミ) 絹本 骨軸端 36×108 表具48×184 ヤケ  シミ 表具オレ、虫穴  後藤一乗賛 野崎真一は江戸深川の琳派絵師。 石垣抱真の子、鈴木其一門下。明治 三十二年(1899)歿。 D-265 水原梅屋 山水画額 ¥50,000~ 絹本  16×25 額30×39 ヤケ 虫穴 水原梅屋(天保六・1835~明治二 十六・1893)は漢学者。大坂の人。 鴻池氏の支族山中朔之助の子。名耕 豊。字士明。別号に凝香。 D-266 長田雲堂 山水画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 竹軸端 26×38 表具38×148 シミ  オレ 表具オレ、シミ 「甲寅(1914)」画中 長田雲堂 (1849~1922)日本画 家。京都で日根対山や中西耕石、の ち長崎で鉄翁祖門に学ぶ。
175 D D-271 梶原緋佐子 金地美人画額 ¥100000~ 紙本  43×52 額61×71 梶原緋佐子(明治二十九・1896~ 昭和六十三・1988)は京都生まれの 日本画家。本名は久。菊池契月に師事。木谷千種、和気春光とともに契月 塾の三閨秀と称された。また宇田荻邨の白申社結成に参加した。日展参 与。京都市文化功労者。 D-269 伊東深水 美人画幅 ¥400000~  付木箱(桐 貼札) 東京美術倶楽部鑑定証書 紙本 牙貼軸端  34×125 表具48×218 薄シミ 「紅」原題 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・1972)は東京の人。鏑木 清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三(1958)年日本芸術院会員。昭和 四十四(1969)年日展顧問。昭和四十五(1970)年勲三等旭日中綬章を受 章。
伊藤小坡(明治十・1877~昭和四十三・1968)は名を佐登、旧姓宇治 土公、伊勢の猿田彦神社の宮司の長女。森川曽文、谷口香嶠、竹内栖鳳に 師事。風俗画を得意とし、文展や院展で活躍。画家伊藤鷺城の妻。
D-270 伊藤小坡 紅葉狩画幅 ¥85,000~ 付二重箱(内貼札共桐 外溜塗) 紙本 蒔絵軸端 31×126  表具43×191 スレ オレ 表具シミ
176 D
¥50,000~  付木箱(桐) 絹本 潤塗軸端 23×27  表具49×148 シミ 島成園(明治二十六・1893~昭和四十五・
京都の美人画家。土田麦僊門下。 D-276 大林千萬樹 藤娘画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 39×105 表具53×190 ヤケ シミ オレ 大林千萬樹(明治二十・1887~昭 和三十五・1959)は岡山県生まれの 日本画家。名は頼憲。川合玉堂・鏑 木清方に師事、美人画を得意とする。 D-279 堀井香坡 双猫舞妓画色紙幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 24×27 表具55×132  小袖裂表装(縮緬に刺繍) 堀井香坡(明治三十・1897~平成 二・1990)は京都市生まれ、本名清 太郎。菊池契月に師事し、繊細な線 描を得意とした。 D-277 池田琴峰 美人画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 45×113 表具59×199  薄シミ キレ 池田琴峰(天保十四・1843~歿年 未詳)は、名は安次郎、備前に生れ る。畫を中川泰嶺、西山芳園に学ぶ。 D-278 梥本一洋 美人画幅 ¥50000~ 絹本  骨軸端 31×121 表具41×203  ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ、 オレ 梥本一洋(明治二十六・1893~昭 和二十七・1952)は日本画家。京都 の染織図案を営む家に生まれる。山 元春挙、川村曼舟に師事。
D-273 北野恒富 美人画幅 ¥70000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 24×26 表具36×111 シミ 北野恒富(明治十三・1880~昭和二十二・ 1947)は石川県生まれの日本画家。本名は富太郎。 稲野年恒に歌川派の浮世絵を学ぶ。大正美術会、 大阪美術会を創設し、画塾白燿社を主宰。文展・ 院展に出品を重ねた。日本美術院同人。 D-274 島成園 舞妓画幅
1970)は堺市生まれ。本名は島成栄。父島栄吉、 兄一翠も画家。北野恒富、野田九浦に師事。京都 の上村松園、東京の池田蕉園らとともに、「美人 画の三園」「三都三閨秀画家」と称された。 D-275 北澤映月 舞妓画幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 47×40 表具60×136 ヤケ シミ  オレ 小剥離 北澤映月(明治四十・1907~平成二・1990)は
177 D D-281 猪熊弦一郎 素描裸婦画額 ¥80000~ 紙本
D-283 満佐子 化粧美人画額 ¥50,000~ 紙本 44×37 額66×58 款記「満佐子」なる画人について詳細を得ない。 D-280 小川雨虹 舞妓画額 ¥100000~ 付共シール 紙本 51×43 額73×66 薄シミ 「たより」原題 小川雨虹(明治四十四・1911~平成十四・2002)は栃木県出身。三尾 呉石、中村貞以の門下。日本美術院院友。春泥会会員。文楽・時代考証研 究家。 D-282 木村斯光 舞妓画額  ¥60,000~ 付共シール 紙本 58×53 額81×78 薄シミ 木村斯光(明治二十八・1895~昭和五十一・ 1976)は京都出身、菊池契月に師事、本名健吉。 D-284 丸山石根 素描舞子画額 ¥50,000~ 付丸山博将シール 紙本 25×52 額48×75 丸山石根(大正八・1919~平成十二・1999)大 阪の画家、中村岳陵に師事。
28×37 額49×57 猪熊弦一郎(明治三十五・1902~平成五・1993)は洋画家、高松市生 まれ。藤島武二に師事。大正十五年東京美術学校西洋画科中退。昭和四 年帝展初入選。十一年小磯良平らと新制作派協会を創立。十三~十五年 渡仏、マティスに師事、アンデパンダン展に出品。三十~四十九年滞米。 平成三年丸亀市猪熊弦一郎現代美術館開館。
178 D D-286 村田東圃 博多祇園山笠屏風 中形 六曲 一双 ¥130000~ 紙本 276×134 屏風280×138 ヤケ 大シミ スレ 虫穴 村田東圃(享和二・1802~慶応元・ 1865)は江戸後期の日本画家。斉藤秋 圃の門人。筑前の人。 D-289 織田杏斎 虎画幅 ¥65000~ 付木箱(桐) 絹本 黒塗軸端 33×100 表具47×190  ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ、ヤケ、大シミ 織田杏斎(弘化二・1845~大正元・1912)は名古屋生 まれの画家。名は啓、字は子道、別号に緑天館。 D-287 長谷川丁翁 諸画貼交屏風  本間 六曲 一双 ¥50000~ 紙本 52×133 屏風346×173 ヤケ シミ スレ  穴 台紙虫穴 不明画人 D-288 凧乱舞絵屏風 本間 二曲 一隻 ¥80,000~ 紙本 183×169 屏風187×173 シミ
179 D D-290 河鍋暁斎 泥酔毘沙門天画幅 ¥120,000~  付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 56×119 表具67×192 ヤケ キレ
D-292 川勝南浦 草花画巻物 ¥120000~ 付木箱(桐 蓋ワレ) 紙本 骨軸端 1038×30 ヤケ シミ 穴 明治廿七年夏(1894)画中 D-291 荒木千洲 虎画幅 ¥150,000~  付二重箱(内桐 外溜塗) 絹本 唐木軸端 太巻 50×121 表具67×198 ヤケ シミ 荒木千洲(文化四・1807~明治九・1876)は長崎の日本画家。名一、字 世万。唐絵目利。渡辺秀実に学び、花鳥人物を能くした。
虫穴 表具ヤケ、スレ、シミ 河鍋暁斎(天保二・1831~明治二十二・1889)は下総国古河生まれ。 七歳の時浮世絵を歌川国芳に、狩野派を前村洞和・狩野洞白に学ぶ。安 政五年(1858)独立して本郷で開業。狂斎と号したが、明治三年(1870) 席画がもとで投獄され、以後暁斎と改めた。明治十四年(1881)第二回内 国勧業博覧会において「枯木寒鴉」で受賞。画名を高める。また狂画や諷 刺画も能くした。
180 D D-295 鈴木松年 松鶴屏風 中形 四曲 一隻 ¥50000~ 紙本 230×110 屏風247×128 シミ 砂子 鈴木松年(嘉永元・1848~大正七・1918)は日本画家、百年の息。京都生まれ。名賢、字百僊、 本名百太郎。父に師事。国内外の博覧会、絵画共進会で活躍。豪放な作風で今蕭白と称された。 D-296 杉山寧 芦鴨画幅 ¥120,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 太巻 42×42 表具56×143 「深秋」原題 杉山寧(明治四十二・1909~平成五・1993)東 京生れ、東京美術学校に入学し、山本丘人、高山 辰雄等と瑠爽画社を結成。1974年文化勲章受章。 D-294 石川晴彦 聖観音画幅 ¥150,000~  付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 40×106  表具54×197 石川瞭二箱識 石川晴彦(明治三十四・1901~昭和五十五・1980)は 京都府出身、入江波光に師事、のち生涯の師とした村上華 岳のアトリエに移住、宗教画を中心に人物花鳥画を多く 残した。 D-297 近藤樵仙 白衣観音画幅 ¥70,000 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 50×120  表具65×193 ヤケ 近藤樵仙(慶應二・1866~昭和二十 六・1951)肥後国生。初号静山。細川家 絵師杉谷雪樵に師事し、雪舟の画風を学 ぶ。
181 D D-302 河辺華挙 松下群馬屏風 本間 六曲 一双 ¥300,000~ 紙本 372×167  屏風376×171 シミ 「壬寅(1902)仲夏」画中 河辺華挙(弘化元・1845~昭和三・1928)名暉 彦、通称秀三郎。土佐、狩野、南宋の各派を研鑽し て一家を成し、人物画を得意とした。 D-299 國伎 三味線藤娘画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 朱塗軸端 32×84 表具43×175 ヤケ シミ  スレ D-301 武藤山治 鶏画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 元神戸市美術館 館長荒尾親成鑑定書 絹本 骨軸端 27×101 表具37×178  ヤケ シミ 武藤山治(慶応三・1867~昭 和九・1934)は、実業家・政治 家。 D-300 近藤浩一路 奔馬画賛大幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 彫漆軸端 80×144  表具97×221 ヤケ シミ オレ 近藤浩一路(明治十七・1884~昭和三十 七・1962)。 D-298 丸山晩霞 秋草画幅 ¥55000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 46×108 表具58×181 シミ 丸山晩霞(慶応三・1867~昭和十 七・1942)は信濃生まれの画家。
182 D D-308 高木石童子 兎画幅 ¥55000~ 付共箱(桐) 紙本  陶磁軸端 46×30 表具58×114 高木石童子は岐阜生の彫刻家、版画家。北大路魯山人に師事、棟方志功 の薫陶を受け、石版画を制作。 D-307 北野恒富 椿画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本  竹軸端 42×58 表具45×143 ヤケ シミ 北野恒富(明治十三・1880~昭和二十二・1947)は石川県生まれの日 本画家。本名は富太郎。稲野年恒に歌川派の浮世絵を学ぶ。大正美術会、 大阪美術会を創設し、画塾白燿社を主宰。日本美術院同人。 D-309 田能村直入 山水画賛扇 ¥50000~ 43×26 穴 田能村直入(文化十一・1814~明治四十・1907)は大分県生まれの南 画家。字は顧絶。初め小虎と号し、のち直入と称する。田能村竹田の門下 に入り、養子となった。 D-306 清水比庵 茶碗画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 陶磁軸端 32×34 表具37×103  ヤケ シミ オレ 清水比庵(明治十六・1883~昭和五十・1975)は歌人、書画家。昭和二 年短歌誌『ニ荒』創刊、主宰。昭和五~十四年日光町長。日光市名誉市民。 D-305 武者小路実篤 薔薇画賛幅 ¥70,000~  付二重箱(内共桐 外溜塗) 無車会鑑定書 紙本 牙軸端 太巻 59×47 表具75×150 ヤケ 小シミ 小オレ 表具ヤケ、シミ 武者小路実篤(明治十八・1885~昭和五十一・1976)は作家。東京出 身。東大中退。志賀直哉らと雑誌「白樺」創刊。「新しき村」を創設。 D-304 柴田真哉 小画帖 ¥80,000~ 付木箱(桐) 紙本  7×10 虫穴 「明治戊子(1888)」画中 柴田真哉(安政四・1857~明治二十八・1895)は柴田是真の次男。
183 D D-311 狩野永笑 農耕風俗屏風 本間 六曲 一双 ¥350000~  紙本 359×153 屏風376×170 ヤケ 大シミ スレ  款記:古法眼元信図 正玉斎永笑筆 狩野永笑(生年未詳~明治二十一・1888)は狩野派絵師。名親信。弘化四年に 高松藩御用となる。 D-310 砂子地風俗屏風 中形 六曲 一双 ¥450000~ 紙本 358×110 屏風372×123 ヤケ スレ
184 D D-313 金地花車屏風 中形 六曲 一隻 ¥100,000~ 紙本 349×102 屏風364×117 薄シミ 背面損傷 D-315 浅江柳喬 雪景港湾屏風 本間 六曲 一隻 ¥80,000~ 紙本 358×157 屏風372×172 小孔補修 ヤケ シミ 虫穴 オゼ脆弱  背面損傷 浅江柳喬(生歿年未詳)は四条円山派の画家。幸野楳嶺に師事。 D-314 長瀬翠塘 唐人風俗屏風 中形 六曲 一隻 ¥100000~ 紙本 259×121 屏風277×136 ヤケ シミ 穴 長瀬翠塘は岡山県生の日本画家。明治十七年(1884)生。菊池芳文に師事。
185 D D-318 田崎広助 油彩富士画額 ¥190,000~ 17×12 額31×27 カンバス 田崎広助(明治三十一・1898~昭和五十九・1984)は洋画家。本名広 次。関西美術院に学ぶ。坂本繁二郎に師事。二科展入選。渡仏し、サロ ン・ドートンヌに入選。阿蘇山を好んで描き、東洋的観照を基底に豪快 な造形展開を示した。芸術院会員、文化勲章受章。軽井沢に田崎美術館 がある。 D-317 中路融人 富嶽画額 ¥280,000~ 付共シール 紙本 51×39 額76×64 中路融人(昭和八・1933~平成二十九・2017) デザイナーとして活躍 するかたわら山口華楊に学ぶ。琵琶湖周辺の風景を画題、独自の境地を ひらく。日展理事。 D-316 須田剋太 「黒い太陽」画額 ¥500,000 付三越シール 37×53 額57×73 「1989」画中 紙本に向日葵を描く。葉は裁断した紙を 貼付けて表現する。 須田剋太(明治三十九・1906~平成二・ 1990)は洋画家。埼玉県生まれ。昭和十年光 風会展に初入選後、文展、帝展等で活躍。四 十六年司馬遼太郎の『街道をゆく』の挿絵を 製作。具象抽象両面にわたり、生命感あふれ る作風を展開した。
186 D D-321 須田剋太 「雪の根来寺大師堂」画額 ¥120,000~ 紙本 23×27 額44×56 1988 D-323 浜口陽三 版画 未装 ¥120,000~ 紙本 24×54 24/35XX 浜口陽三(明治四十二・1909~平成十二・2000)は版画家。カラーメ ゾチント技法の開拓者として評価が高い。 D-322 須田剋太 小林和作 合作猿画額 ¥120,000~  紙本 44×56 額64×75 シミ 小林和作(明治二十一・1888~昭和四十九・1974)は、山口県生まれ。 竹内栖鳳に師事。のち洋画に転ずる。昭和二十八年芸術選奨文部大臣賞 受賞。三十七年より国際形象展に出品。 D-320 須田剋太 「山伏」画額 ¥200,000~  付須田剋太鑑定委員会鑑定書 紙本 35×50 額57×72 須田剋太(明治三十九・1906~平成二・1990)は洋画家。埼玉県生まれ。昭和十年光風会展に初入選後、文展、帝展等で活躍。四十六年司馬遼太郎の『街 道をゆく』の挿絵を製作。具象抽象両面にわたり、生命感あふれる作風を展開した。
187 D D-324 荻須高徳 油彩風景画額 ¥100,000~  32×23 額48×39 剥離 ヒビ 板 荻須高徳(明治三十四・1901~昭和六十一・1986)は愛知県生まれの 画家。川端画学校にて藤島武二に師事。東京美術学校卒業後、渡仏し、戦 中の一時期を除いてパリで制作活動した。新制作協会会員。文化功労者。 文化勲章受章。 D-326 斎藤真一 油彩裸婦画額 ¥100,000~ 37×44 額55×63 カンバス 斎藤真一(大正十一・1922~平成六・1994)は岡山県出身の洋画家、 作家。東京美術学校を卒業。欧州を放浪の後、瞽女を主題に描き始める。 主著『瞽女-盲目の旅芸人』。画文集『明治吉原細見記』など。 D-327 穐月明 野佛画賛額 ¥80,000~ 付共シール 紙本 53×45 額75×67 ヤケ 穐月明(昭和四・1929~平成二十九・2017)は和歌山県高野山生まれ の画家。京都市立美術大学卒。水墨画を独習し、個展を中心に発表。平成 二十八年(2016)青山讃頌舎・美術館を開館した。 D-325 長谷川利行 油彩裸婦画額 ¥100,000~ 23×33 額38×46 板 長谷川利行(明治二十四・1891~昭和十五・1940)は洋画家。京都山 科出身。中学時代より詩・短歌に親しみ大正八年歌集『木葦集』を自家 出版。十年上京、小説を書きながら絵画制作に没頭。昭和二年二科展で 樗牛賞、三年一九三〇年協会賞。七年頃から放浪生活に拍車がかかり、 最後は窮民として東京市養育院板橋本院で死去。激しい色調と筆致で、 独自の詩情豊かな作品を描いた。
188 D D-330 大歳敏秋 油彩人形画額 ¥50000~ 31×40 額49×58 カンバス 大歳敏秋(1906~1993)は淡路島の洋画家。淡路 人形芝居を描く。 D-329 斎藤真一 桜花画額 ¥70,000~ 付共シール 24×33 額39×48  カンバス 斎藤真一(大正十一・1922~平成 六・1994)は岡山県出身の洋画家、 作家。東京美術学校を卒業。欧州を 放浪の後、瞽女を主題に描き始める。 主著『瞽女-盲目の旅芸人』。画文集 『明治吉原細見記』など。 D-331 児玉三鈴 孔雀画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 32×43 額51×63 児玉三鈴(1915 2002)は日本画家、川端龍 子に師事。 D-334 中村善策 秋果画幅 ¥53000~ 付共箱(桐) 紙本 骨軸端 42×41 表具55×132 「昭和丁丑(1937)」箱識 中村善策(明治三十四・1901~昭和五十八・1983)小樽生まれの洋 画家。本名は善作。 D-335 時邦 琉球壺屋画大幅 ¥50000~ 絹本 錦貼軸端  145×85 表具158×118 シミ スレ 表具ヤケ D-333 佐藤勝彦 椿画賛額  椿絵瓢徳利 ¥50000~ 紙本  椿絵48×68 額59×79  徳利7×8×17 ヤケ シミ 佐藤勝彦(昭和十五・1940~)は画家・書 家・陶芸家。旧満州大連生まれ、昭和二十二 (1947)に岡山へ引き揚げ、昭和三十八 (1963)に鳥取大学卒業。 D-332 端名清 セーヌ河岸画額 ¥50,000~  紙本 額55×40 端名清(昭和七・1932~平成二十三・2011)金沢大学 教育学部卒。エーゲ海を中心とする南ヨーロッパの風景 の心象を取り入れて描く。
189 D D-336 熊谷守一 「関」書額 ¥300000~ 付共板(桐) 鑑定登録証書(熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会) 紙本 47×31 額75×62 ヤケ 熊谷守一(明治十三・1880~昭和五十二・1977)は岐阜県恵那郡生まれ、明治 三十三(1900)に東京美術学校西洋画科選科に入学し、黒田清輝や藤島武二に師 事。卒業後は二科会や二紀会で活躍したが、昭和二十六(1951)の二紀会退会後 は無所属作家として自由な制作を行った。 D-337 児玉希望 富士画額 ¥150,000~ 付奥田元宋識シール 絹本 57×48 額77×70 ヤケ シミ 児玉希望(明治三十一・1898~昭和四十六・1971)は広島県 生まれ。川合玉堂に師事。 D-340 金砂子屏風 中形 六曲 一隻 ¥50,000~  紙本 屏風280×141 D-343 風炉先屏風 二種二点 ¥50,000~ 紙本 屏風164×61ほか 白無地 無地金 D-341 風炉先屏風 二種二点 ¥50,000 屏風145×33ほか  無地金(紙本) 無地銀(絹本) D-342 風炉先屏風 二種二点 ¥50,000 屏風184×48ほか  無地金(絹本) 揉紙 D-344 白無地屏風 本間 二曲 一隻 ¥50,000 紙本 屏風190×173 D-338 養蚕屏風 本間 六曲 一隻 ¥130000~  紙本 356×152 屏風372×171  ヤケ シミ スレ D-339 山本永暉 吉野山屏風 中形 八曲 一隻 ¥80,000~  紙本 345×105 屏風364×120 シミ スレ 山本永暉(1865~1952)大阪生。西山完瑛らに師事。
藝能 E 001 黒式尉 ¥400000~ 付時代溜塗箱(杉) 16×13 「天文九(1540) 令原又七」彫銘 E 003 竹雀蒔絵太鼓 ¥50,000~ 12×12×29 木地蒔絵 E 002 巾着蒔絵鼓 ¥50,000~ 10×10×25 E 007 三宅凰白 井筒画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 陶磁軸端 24×27 表具34×123 ヤケ シミ E 006 青貝菊光琳式蒔絵見台 ¥50000~ 50×35×49 黒漆剥離 E 005 青貝牡丹琴 ¥50000~  総長177 青貝剥離 E 004 龍笛 ¥50,000~ 付仕覆 総長405 E 190
191 F 香道 F 001 競馬香 ¥550000~ 木台27×38×9 木台ユガミ
192 F 香炉・香木 F 003 竹桜片身替蒔絵阿古陀香炉 ¥180,000 付黒塗箱(杉 貼札) 銅鍍金火舎 10×10×55 小スレ  黒塗桜 梨子地竹 F 004 古清水笈櫃香炉 ¥120,000~ 付時代識箱(桐) 7×7×10 足オレ金補修 F 008 割香 二片  ¥50,000~ 大総長25ほか 「上代木 都ノ冨士  真那賀」藤野春淳極 書(落款) F 005 押小路焼菊絵四方香炉 ¥100,000~  付時代識箱(桐) 銀火舎(公寿造) 9×9×85 磁貫 ヒビ金補修  押印 F 007 割香 ¥70,000~ 総長25 「古代五拾種之内  玄宗 伽羅上々品」藤 野春淳極書(花押・落 款) F 006 仁清印色絵玉取獅子鈕香炉 ¥50,000~  付黒塗箱(桐) 11×8×12 磁貫
193 F F 010 『形物香合図鑑』 全四冊 ¥50000~ 21×28 F 009 薩摩白釉香炉 ¥50000~ 付溜塗箱(桐 貼札) 12×115×85 ヒビ 釉メクレ 磁貫 六角唐子三足 純銀刻印火舎 香合 F 015 漆工牡丹文香合 ¥50000~  付識箱(桐) 7×7×3 内ヒビ F 012 山水蒔絵錫縁長方香合 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 縮緬仕覆 65×8×3 内梨子地 F 011 唐物黒亀香合 ¥80,000~ 付時代識箱(桐)  蓋裏古筆了仲極紙貼付 8×7×6 蓋ソゲ 久須見疎安箱識 木胎 F 013 菊蒔絵貝重錫縁香合 ¥70,000~ 付時代箱(桐) 105×5×2  内菊小禽 F 014 木彫布袋文香合 ¥50000~  付識箱(桐) 6×6×3
194 F F 019 信楽丸香合 ¥150000~ 付時代識箱(桐) 7×7×4  銘「西王母」 宙宝宗宇箱識、在判 F 020 木製碁盤形香合 ¥190000~ 付時代共箱(桐) 65×6×3 摸松花堂好 作者未詳 F 018 祥瑞香合 ¥180,000~ 付時代識箱(桐) 白縮緬仕覆  6×6×6 F 017 古染付竹節香合 ¥200,000~ 付識箱(桐)  紫縮緬仕覆 5×5×45 虫喰
195 F F 021 初代吉向十三軒 交趾写扇形香合 ¥90,000~ 付共箱(桐) 10×7×25 F 022 真葛長造 模仁清都鳥香合 ¥80,000~ 付時代共箱(桐) 95×55×35 眞葛長造(寛政七・1796~万延元・1860)は陶 工、宮川家十一代。名蝶三郎、号延寿軒、九代茶 碗屋長兵衛、楽長造と称した。青木木米に陶技を 学び、のちに東山真葛原に移窯し作陶する。安井 門跡より「真葛」の号を、華頂宮より「香山」の 号を賜る。 F 023 奥田木白 笠香合 ¥60,000~  付時代識箱(桐 貼札) 8×8×4 奥田木白(寛政十二・1800~明治四・1871)は 江戸末期から明治初期の陶工。赤膚焼の中興の 祖として知られる。別号に木々斉、五行庵がある。 F 027 伊賀宝珠香合 ¥50,000~  付時代黒塗箱(杉 貼札) 5×5×6 F 025 乾山銘雪竹香合 ¥50,000~  付時代箱(桐 貼札) 7×6×2 小ソゲ 蓋裏銘 F 029 安南染付大香合 ¥50,000~  付時代識箱(桐 貼札) 8×8×65 ヒビ カケ F 028 平戸草花染付菱香合  ¥50000~ 付木箱(桐) 9×65×5 F 024 尾形乾山 象嵌絵香合 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 4×4×4 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江 戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふ れる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、 三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、 弟子師匠というより、私淑するような形が多 かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著 名。 F 026 瑞芝焼鯉香合 ¥50,000~  付時代識箱(桐) 85×5×35 角長方印
196 G G-001 井戸茶碗 ¥980000~ 付二重箱(内時代溜塗桐 外黒塗) 仕覆 古筆了仲副簡 155×155×85 大破金補修  銘「遠坂」 佐川田昌俊箱識 内箱蒔絵後補 茶道
197 G G-002 伊羅保内刷毛目茶碗 ¥500000~ 付二重箱(内時代溜塗貼札識桐 外溜塗) 仕覆 16×16×8 G-003 萩茶碗 ¥500,000~ 付二重箱(内時代桐) 15×15×9 磁貫 銘「武蔵野」 川上閑雪外箱書
198 G G-005 高麗堅手茶碗 ¥300,000~ 付二重箱(内時代溜塗貼札識桐) 萌黄縮緬仕覆 135×135×8 磁貫  銘「井筒」 鵬雲斎外箱書 G-006 御本刷毛目茶碗 ¥300,000~ 付時代識箱(杉 蓋桟一欠) 15×145×8 釉剥離 切高台 G-007 堅手茶碗 ¥180,000~ 付時代識箱(桐) 14×13×8  磁貫 G-008 建盞天目茶碗 ¥180,000~ 付時代識箱(桐) 仕覆  125×125×65 漆補修 銀覆輪
199 G G-009 瀬戸黒茶碗 ¥300,000~ 付識箱(桐) 仕覆(大破) 13×13×10 銘「武蔵坊」 鵬雲斎箱書 G-010 絵萩茶碗 ¥120,000~ 付時代識箱(桐) カピタン縞仕覆 125×125×11 銘「雨菊」 G-011 黒織部筒茶碗 ¥190,000~ 付時代識箱(杉) 11×105×75 G-012 織部沓茶碗 ¥190,000~ 付識箱(桐) 襦袢更紗仕覆 15×12×75
200 G G-014 左入 長次郎七種写茶碗 ¥980,000~ 付二重箱(内共桐 外箱蓋のみ) 添文  菖蒲12×12×8ほか 磁貫 共色補修(菖蒲、検校、木守)  菖蒲、鉢開、東陽坊、木守、早舟、検校、臨済 如心斎書付在判 左入(貞享二・1685~元文四・1739)は樂家六代。本姓田中、名嘉顕。京都大和屋嘉兵衛の次男。宗入の養 子となり、樂家六代を継ぐ。左の一字は千家如心斎(宗左)から拝領したとされ、光悦模などを得意とし、左 入釉の語を残した。 G-015 得入 赤茶碗 ¥650,000~ 付二重箱(内時代貼札識桐 外識) 12×12×7 磁貫 見込窯キレ 了入内箱識 淡々斎外箱書 歌銘 得入(延享二・1745~安永三・1774)は長入の長男。宝暦十二(1762)年に八代吉左衛門を襲名。明和七 (1770)年剃髪隠居し佐兵衛と号す。作品は歴代中で最も少なく、ほとんど二十五歳までの若い時期の作 品であり、父、長入の影響が指摘される。
201 G G-016 慶入 黒茶碗 ¥600,000~ 付識箱(桐) 11×11×75 ヒビ 銘「小槌」 惺斎箱書 旦入箱底識 慶入(文化十四・1817~明治三十五・1902)は樂家十一代。京都亀岡生、本名惣吉。旦入娘の婿養子となり、弘化二年(1871) に吉左衛門襲名。
202 G G-018 一入 兎画賛黒茶碗 ¥600000~ 付二重箱(内時代識桐) 仕覆 11×105×125 ヒビ 啄斎箱書 一入(寛永十七・1640~ 元禄九・1696)は樂家四代。 朱釉黒樂茶碗を創始した。 幼名左兵衛、明暦二年 (1656)、四代吉左衛門を襲 名。元禄四年(1691)養子宗 入に家督を譲る。 G-019 旦入 黒茶碗 ¥500,000~ 付時代共箱(桐) 12×12×75 磁貫 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。
203 G G-020 紀太理平 三ツ葉葵紋黒茶碗 ¥300,000  付二重箱(内溜塗挽家) 仕覆 125×12×75  挽家:「昭和十六年(1941)」愈好斎箱書 G-021 伝本阿弥光悦 小服黒茶碗 ¥290,000  付時代識箱(桐) 10×10×7 ワレ時代漆補修 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。 号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひと り。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上 げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導 的役割を果たしたと推測される。 G-022 田中宗味 黒茶碗 ¥290000~  付二重箱(内時代識桐) 105×10×95 口縁共色補修 銘「佳日」 啄斎内箱書 鵬雲斎外箱書 田中宗味(生歿年未詳)は京都の陶工。名は庄左衛門。田中宗慶の長男 で、樂吉左衛門を継いだ常慶の兄。長次郎、父、弟と共に作陶した。 G-023 尾形乾山 白梅文黒茶碗 ¥140000~  付時代識箱(桐) 仕覆(大破) 11×11×7 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。
204 G G-025 宗入 黒茶碗 ¥300000~ 付時代識箱(桐)  紫縮緬仕覆 115×115×8 窯ヒビ 了入箱識 宗入(寛文四・1664~享保元・1716)は京都の陶工。樂五代。尾形光琳 の従兄弟で、四代一入の弟子。初代長次郎への回帰を目指し作陶。「カセ 釉」の技法で知られる。 G-026 了入 赤茶碗 ¥250000~ 付時代共箱(桐) 仕覆  12×12×8 口辺ヒビ共色補修 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。 G-027 一入 黒筒茶碗 ¥190,000~ 付時代識箱(杉 仕覆) 10×10×9 ヒビ 一入(寛永十七・1640~元禄九・1696)は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を 創始した。幼名左兵衛、明暦二年(1656)、四代吉左衛門を襲名。元禄四 年(1691)養子宗入に家督を譲る。 G-028 旦入 黒茶碗 ¥150,000~ 付識箱(桐) 11×11×8 ヒビ 銘「芦雁」 即中斎箱書 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。
205 G G-029 左入 朱釉黒茶碗 ¥140000~ 付時代識箱(桐) 11×11×8 共色補修 銘「雲龍」 啄斎箱書 左入(貞享二・1685~元文四・1739)は樂家六代。本姓田中、名嘉顕。 京都大和屋嘉兵衛の次男。宗入の養子となり、樂家六代を継ぐ。左の一 字は千家如心斎(宗左)から拝領したとされ、光悦模などを得意とし、左 入釉の語を残した。 G-030 三代高橋道八 青井戸写茶碗 ¥250000~  付二重箱(内共桐 外識) 15×15×6 九代道八外箱識 三代道八(文化八・1811~明治十二・1879)は二代の長男。幼名道三、 名光英。号華中亭、道翁。嘉永三年、高松藩に招かれ讃岐窯を開窯。明治二 年、佐賀藩の招聘により有田焼技術指導。仁和寺宮より法橋に任じられ る。晩年は祖父の桃山窯に引退。青磁、雲鶴模様、三島手、刷毛目を得意と し、煎茶器を多数製作した。 G-031 尾形乾山 梅文茶碗 ¥150,000~ 付識箱(桐) 12×12×65 ヒビ 磁貫 高台内銘 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。 G-032 野々村仁清 御室天目茶碗 ¥150,000~  付時代識箱(桐) 13×13×6 ヒビ 底銘 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。
206 G G-034 高麗茶碗 ¥100,000~  付木箱(桐) 15×15×65 磁貫 G-035 高麗茶碗 ¥90,000~  付時代識箱(桐 蓋ワレ) 紫仕覆 16×16×65 磁貫 ヒビ 金補修 G-036 半使茶碗 ¥90,000~  付時代箱(杉) 14×14×85 G-037 絵御本茶碗 ¥90000~  付時代箱(桐 貼札) 135×135×95 ヒビ G-038 御本立鶴文茶碗 ¥80000~  付時代溜塗識箱(桐) 緞子仕覆 12×11×85 G-039 対州御本茶碗 ¥80000~  付木箱(桐) 14×14×9 ヒビ G-040 伊羅保茶碗 ¥50000~  付黒塗箱(桐) 仕覆(大破) 12×12×7  口辺金補修 G-041 黄伊羅保茶碗 ¥50000~  付合箱(杉) 14×135×8 口辺ヒビ、金補修 G-042 黄伊羅保茶碗 ¥50000~  付時代黒塗箱(桐 貼札) 15×15×8 小ソゲ
207 G G-043 高麗青磁茶碗 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 17×155×6 窯キレ G-044 高麗井戸形茶碗 ¥50,000~ 付識箱(杉) 145×145×9 金補修 G-045 高麗茶碗 ¥50,000~ 付木箱(桐) 145×145×7 G-046 高麗茶碗 ¥50,000~ 付木箱(桐) 14×14×7 磁貫 G-047 熊川茶碗 ¥50,000~ 付木箱(桐) 14×14×9 ヒビ 堅手 G-048 御本三島茶碗 ¥50,000~ 付木箱(桐) 14×13×8 ヒビ金補修 口辺ソゲ G-049 御本玉子手茶碗 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 135×135×8 磁貫 ヒビ  ワレ金補修 G-050 高麗平茶碗 ¥50,000~ 付時代識箱(桐  虫喰) 16×16×45 磁貫  口辺黒漆補修 G-051 高麗茶碗 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 15×145×7 ヒビ カケ金補修  磁貫 G-052 呉器茶碗 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 14×13×95 ヒビ G-053 雲州海老絵茶碗 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 11×11×85 磁貫 切高台 G-054 出雲平茶碗 ¥50000~ 付識箱(桐) 145×135×14 G-055 葡萄絵萩茶碗 ¥50000~ 付時代識箱(桐  貼札) 蓋裏古筆了伴極紙 12×12×8 口辺金補修 ソゲ  ヒビ 磁貫 片桐貞起箱識 G-056 萩茶碗 ¥50000~  付時代識箱(桐) 15×145×9  磁貫 G-057 萩茶碗 ¥80000~  付時代識箱(杉) 15×15×95  ヒビ 高台、口辺カケ金補修  銘「山彦」 G-058 松本萩茶碗 ¥50000~ 付溜塗箱(桐) 135×13×7 小ソゲ
208 G G-060 京信楽茶碗 ¥70,000~ 付時代識箱(桐)  仕覆 10×10×10 G-061 京唐津茶碗 ¥60,000 付時代識箱(桐 貼札) 125×12×75 ヒビ 三日月高台 G-062 黄瀬戸茶碗 ¥90,000~ 付黒塗識箱(桐) 11×105×95 カケ ソゲ 金補修  銘「三船」 G-063 瀬戸唐津皮鯨茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 15×15×55 磁貫 口辺ソゲ補修 G-064 伝加藤春岱 織部沓茶碗 ¥50,000 付識箱(桐) 13×12×7 G-065 平澤九郎 黒織部茶碗 ¥50,000 付木箱(桐) 13×13×7 磁貫  窯印 G-066 織部沓茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 襦袢更紗仕覆 13×105×6 「桃山時代古作陶々庵主」箱識 G-067 鳴海黒織部片口茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 14×12×8 G-068 白薩摩秋草文茶碗  ¥50,000~ 付識箱(桐) 12×12×65 磁貫 山田宗囲箱書 G-069 薩摩茶碗 ¥50,000~ 付黒塗箱(桐 貼札) 125×125×9 磁貫 G-070 白薩摩茶碗 ¥50,000~ 付時代箱(杉 大破)  仕覆 13×13×8 磁貫 ヒビ G-071 雲善 鶴文茶碗 ¥50,000~ 付時代箱(桐 虫喰) 13×13×75 磁貫 ヒビ 窯印 G-072 二代神楽岡文山  鉄絵恵比寿茶碗 ¥90,000~  付共箱(桐 大破) 丹波布仕覆 125×125×8 磁貫 ヒビ  土佐光文絵付 G-073 古田石斎 光悦写赤筒茶碗 ¥50,000~  付識箱(桐) 12×11×125 肥後古流 G-074 旦入印赤茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 145×145×65 磁貫 G-075 李朝刷毛目茶碗 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 155×155×65 極小ソゲ
209 G G-076 左入 黒平茶碗 ¥90000~ 付識箱(桐 貼札) 13×13×55 ヒビ 了入箱識 G-077 左入 富士絵小服 赤茶碗 ¥50000~ 付識箱(杉 茶箱仕立) 桐紋小棗 85×85×7 磁貫 一綴斎直書 G-078 得入 黒平茶碗 ¥90000~ 付識箱(桐) 125×125×5 ヒビ 磁貫 得入(延享二・1745~安永三・ 1774)は長入の長男。宝暦十二 (1762)年に八代吉左衛門を襲名。 明和七(1770)年剃髪隠居し佐兵衛 と号す。作品は歴代中で最も少なく、 ほとんど二十五歳までの若い時期 の作品であり、父、長入の影響が指 摘される。 G-079 仁阿弥道八 赤茶碗 ¥80000~ 付共箱(桐 蓋桟一欠) 12×12×7 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏 代々の通名。 G-080 加藤十右衛門 赤織部茶碗 ¥80000~ 付共識箱(桐) 145×12×7 磁貫  鵬雲斎箱書 加藤十右衛門(明治二十七・1894 ~昭和四十九・1974)は瀬戸の陶芸 家。美濃大平の陶祖、加藤景豊の流 れをくむ。昭和十五(1940)に大菅 に八坂窯を開窯し、作陶に従事した。 岐阜県無形文化財保持者。 G-081 六代坂新兵衛 萩俵手茶碗 ¥50000~ 付識箱(杉)
六代坂新兵衛(元文四・1739~享 和三・1803)は本名を忠清。坂家初 代が萩藩御用窯をつとめ、毛利秀就 より「高麗左衛門」の名を賜ったが、 「助八」を通称とした。以降、八代
財に認定。十代三輪休雪とともに萩 焼の復興に貢献した。 G-083 岡田祐 萩茶碗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 15×15×9 銘「晴雲山」  鵬雲斎箱書 岡田祐は萩焼の陶芸家。1946年生。 G-084 奥田木白 茶碗 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 125×12×9 高台内印 奥田木白(寛政十二・1800~明治 四・1871)は江戸末期から明治初期 の陶工。赤膚焼の中興の祖として知 られる。別号に木々斉、五行庵があ る。 G-085 松林豊斎 刷毛目茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 135×135×7  銘「一笑」 鵬雲斎箱書 松林豊斎は朝日焼の陶工。 G-086 十一世長岡空権  片身替茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 14×135×85 十一世長岡空権は松江楽山焼の 陶工。昭和四年(1929)生。 G-087 豊場惺也 黄瀬戸筒茶碗 ¥70,000~ 付共箱(桐) 12×12×85 豊場惺也(昭和十七・1942~)は 岐阜県出身。刀剣鑑定家豊場重春の 四男。名古屋市立工芸高等学校卒業 後、荒川豊蔵に師事。昭和四十九 (1974)には大萱に窯下窯を築いて 独立し、国内外で個展を開き活動し ている。 左入(貞享二・1685~元文四・1739)は樂家六代。本姓田中、名嘉顕。京 都大和屋嘉兵衛の次男。宗入の養子となり、樂家六代を継ぐ。左の一字は 千家如心斎(宗左)から拝領したとされ、光悦模などを得意とし、左入釉の 語を残した。
14×12×8 九代箱識
までは助八か新兵衛の何れかを名 乗った。 G-082 十二代坂倉新兵衛  茶碗 ¥50000~ 付識箱(桐) 115×115×8  割高台 十五代箱識 十二代坂倉新兵衛(明治十四・ 1881~昭和三十五・1960)は萩焼中 興の祖。十一代新兵衛の長男として 山口県長門市に生まれ、坂家九代高 麗左衛門(韓岳)に師事。昭和三十 二年(1957)「萩焼」の選択無形文化
210 G G-089 十一代三輪休雪 鬼萩茶碗 ¥480,000~ 付二重箱(内共桐) 13×13×8 割高台 十一代三輪休雪(明治四十三・1910~平成二十四・2012)は萩市生まれ。三輪雪堂の三男。本名節夫、初号休、隠居号寿雪。兄の十代休雪に師事。一時期 川喜田半泥子に師事。昭和四十二年長兄の十代休雪が隠居して休和となったため十一代を継ぐ。茶陶酒器を中心に焼き、休雪白と称さる釉に特徴がある。 昭和五十八年重要無形文化財「萩焼」保持者に認定される。平成十五(2003)年家督を長男龍作に譲り隠居する。
211 G G-090 真葛香山 祥瑞写茶碗 ¥150,000~ 付共箱(桐) 12×12×7 初代真葛香山(天保十三・1842~大正五・1916)は、横浜の陶家。始め 虫明焼に従事したが、後に横浜で窯を開く。作品の多くは海外に輸出さ れ、高い評価を得た。息子半之助が大正六年に二代目を襲名。 G-091 大田垣蓮月 和歌彫茶碗 ¥120,000~ 付共箱(桐) 125×125×65 磁貫 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は女流歌人。名は誠(の ぶ)。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自 詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清新な歌風で知られる。 G-092 加守田章二 茶碗 ¥160000~ 付識箱(桐) 11×11×9 磁貫 加守田昌子箱識 加守田章二(昭和八・1933~昭和五十八・1983)は大阪生。富本憲吉、 近藤悠三に指導を受けた。昭和三十四(1959)益子で独立。昭和四十四年 (1969)岩手県遠野に築窯。創造的な作風で新境地を切り開いた。昭和四 十九年(1974)芸術選奨文部大臣賞受賞ほか受賞多数。 G-093 八木一夫 鉄釉茶碗 ¥80000~ 付識箱(桐) 11×11×9 磁貫 八木明箱識 八木一夫(大正七・1918~昭和五十四・1979)は京都生まれの陶芸家。 京都市立美術工芸学校卒。沼田一雄に師事。前衛陶芸団体「走泥社」を結 成。従来の陶芸の実用性を全く無視したオブジェ作品を発表し、その後 アンフォルメル、抽象表現主義など新思潮に対応しながら独創的な創作 活動を行い、陶芸に新分野を確立した。
212 G G-095 永楽保全 文字入 茶碗 ¥50,000~ 付共箱(杉  貼札) 仕覆 14×13×85 朝鮮八道文字 河濱支流印 永樂保全(寛政七・1795~安政 元・1854)は千家十職の一、土風炉 師永樂善五郎家の十一代。文化十四 年(1817)襲名。文政十年(1927)紀 州家十代徳川治宝に招かれ偕楽園 焼に携わり、「河濱支流」金印、「永 樂」の銀印を拝領した。 G-096 永楽妙全 富士絵茶碗 ¥80,000~ 付共識箱(桐 シミ) 12×12×75  磁貫 銘「春霞」 即中斎箱書 永樂妙全(嘉永五・1852~昭和 二・1927)は陶家、土風呂師。十四 代得全の妻。名悠、号妙全。得全没 後、十四代永樂を名乗り家業を継続。 十六代善五郎を養育。 G-097 永楽即全 仁清写餅花絵茶碗 ¥60,000~ 付共識箱(桐) 12×12×8 磁貫  銘「初笑」 即中斎箱書 永樂即全(大正六・1917~平成 十・1998)は永樂善五郎十六代。京 都市生まれ。十五代正全の息。昭和 九年襲名。十一年三井高棟の大磯城 山荘内に城山窯築窯。京都伝統陶芸 協会初代会長。 G-098 十七代永楽善五郎 色絵梅羊雲茶碗 ¥70,000~  付共識箱(桐) 125×125×8 磁貫  銘「東雲」 而妙斎箱書 当代永樂善五郎(昭和十九・1944 ~)は平成十(1998)年に十七代永 樂善五郎を襲名。東京芸術大学大学 院工芸科陶芸修了。 G-099 初代矢口永寿 仁清写茶碗 ¥80,000  付共箱(桐) 13×13×8 初代矢口永寿(明治三・1870~昭 和二十七・1952)は九谷の陶工。石 川県生まれ。名岩吉、号清々軒。山 中町に永寿窯を築窯。 G-100 真葛香斎 富士絵茶碗 ¥60,000  付共識箱(桐) 125×125×7  即中斎箱書 宮川長造の縁戚が香斎と名乗り 作陶。 G-101 宮川香斎 立鶴写茶碗 ¥70,000 付共識箱(桐 貼札) 11×11×7  磁貫 淡々斎箱書 G-102 四代真清水蔵六  茶碗 ¥70,000~ 付共識箱(桐) 14×12×75 磁貫 鵬雲斎箱書 G-103 中里重利 絵唐津 茶碗 ¥60,000~ 付共識箱(桐) 12×12×6 尋牛斎箱書 中里重利(昭和五・1930~平成二 十七・2015)は佐賀生まれ、中里無 庵の次男。日展特選、北斗賞、朝日 陶芸賞、楠部賞ほか。 G-104 十一代大樋長左衛門 茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 12×12×7 G-106 島原吉兵衛 手捏茶碗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 155×15×7 底銘  銘「春山」 福富以清箱識 G-105 前田光穂 歌彫茶碗 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 12×12×75 磁貫
213 G G-107 源十郎 瀬戸肩衝茶入 ¥400000~ 付二重長方桐箱:内識桐箱(小堀宗慶金字書付挽家、古筆了任極紙蓋裏貼付)、替仕覆用桐箱  65×65×8 口辺ヒビ共色補修 仕覆三(白縮緬、大内桐、青木間道) 牙蓋 銘「春霞」 G-108 信楽茶入 ¥200000~ 付識箱(桐) 牙蓋 替仕覆二  8×8×8 黒田陶々庵箱識 G-109 阿波焼茶入 ¥200000~ 付二重箱(内時代識桐) 仕覆三 牙蓋 7×7×8 銘「鳴戸」 鵬雲斎箱書
214 G G-111 備前茶入 ¥150000~ 付時代黒塗識箱(杉)  仕覆(穴) 牙蓋 55×55×85 口辺ヒビ共色補修  銘「千代の友」 G-112 薩摩肩衝茶入 ¥120000~ 付識箱(桐)  唐錦仕覆(虫喰) 牙蓋 6×6×105 淡々斎箱書 G-113 青磁手桶茶入 ¥90,000~  付時代黒塗箱(桐) 仕覆 牙蓋 75×7×10  磁貫 G-114 瀬戸肩衝茶入 ¥80,000~  付識箱(桐) 黒塗挽家 縞仕覆 替仕覆2  牙蓋 65×65×85 銘「松声」 鵬雲斎箱書 G-115 パルシュス 青禾目釉茶入 ¥80,000~ 付牙蓋 5×5×6 底サイン パルシュスは、デンマークの夫妻によって設 立された窯。1947年に開窯し、禾目釉を用いた小 型でシンプルな作品などを制作。後期には荒削 りな作風も見せた。1972年閉窯。
215 G G-116 瀬戸椿手茶入 ¥80000~ 付木箱(桐) 仕覆  牙蓋 6×6×8 G-117 瀬戸尻張茶入 ¥50000~ 付時代溜塗箱(大虫喰) 牙蓋 6×6×75 G-118 瀬戸茶入 ¥50000~ 付時代箱(桐 ヒビ)  仕覆 牙蓋 55×55×8 G-119 瀬戸茶入 ¥50000~ 付時代箱(杉) 仕覆  牙蓋 8×8×55 口辺ソゲ G-123 膳所茶入 ¥60000~ 付識箱(桐) 仕覆3  牙蓋 6×6×8 銘「青陽」 G-122 備前肩衝茶入 ¥50000~ 付木箱(桐) 仕覆2  牙蓋 7×7×85 G-121 織部茶入 ¥50000~ 付時代識箱(桐)  牙蓋 55×55×8 G-128 新渡染付茶器 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札)  紫仕覆 6×6×7 ヒビワレ G-120 瀬戸茶入 ¥60000~ 付識箱(桐) 木実蓋  替仕覆2 6×6×7  銘「添水」 鵬雲斎箱書 G-127 十四代亀井味楽  高取茶入 ¥50000~ 付共識箱(桐) P蓋 仕覆2 65×65×85 鵬雲斎箱書 十四代亀井味楽(昭和六・1931~ 平成二十六・2014)は、十三代の孫 にあたる。福岡生。日本工芸会正会 員。文化連盟理事。福岡市無形文化 財保持者。 G-125 志土呂瓢形茶入 ¥50000~ 付木箱(桐)  緞子仕覆 牙蓋 6×6×7 G-126 高取槍鞘形茶入 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 牙蓋 6×6×85 「瀬戸茶入」箱識 G-124 京唐津肩衝茶入 ¥50000~ 付黒柿箱(蒔絵銘) 仕覆 牙蓋 55×55×85 G-129 加藤十右衛門 美濃伊賀茶入 ¥80000~ 付共識箱(桐) 仕覆 牙蓋 55×55×95 鵬雲斎箱書 加藤十右衛門(明治二十七・1894 ~昭和四十九・1974)は瀬戸の陶芸 家。美濃大平の陶祖、加藤景豊の流 れをくむ。昭和十五(1940)に大菅 に八坂窯を開窯し、作陶に従事した。 岐阜県無形文化財保持者。
216 G G-131 利休在判桐蒔絵棗 ¥480,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 7×7×7 蓋銀鎹補修、ワレ時代補修 「伝能阿弥造」藤井誡堂箱識 G-132 十一代中村宗哲 独楽棗 ¥300,000~  付共識箱(桐) 85×85×65 即中斎箱書、在判 内溜塗 十一代宗哲(明治三十二・1899~平成五・1993)は名忠蔵。号元斎、叩 城、九土。九代宗哲の次男。戦中戦後の多難な時期に多数の名作を製作。 京都府文化功労者。 G-133 前端春斎 玉絵蒔絵棗 ¥200,000~  付共識箱(桐) 即中斎書付蓋 65×65×65 内黒  吸江斎好 即中斎在判 G-134 桐蒔絵丸中次 ¥180,000~ 付時代箱(桐) 65×65×65 合口小補修 内黒
217 G G-135 朱地漆絵宝尽平棗  ¥90000~ 付時代識箱(桐 虫喰) 更紗仕覆 9×9×55 アタリ補修 「宗旦好」箱識 内黒 G-136 秋草蒔絵棗 ¥70000~ 付時代箱(桐) 7×7×8 ワレ補修 蓋ユガミ  内黒 G-141 玉栄 網干蒔絵一閑棗 ¥60000~  付共識箱(桐) 75×75×75  内黒 坐忘斎箱書 G-139 久佐 宝尽蒔絵大棗 ¥80000~ 付二重箱(内共識桐 外溜塗) 7×7×7 鵬雲斎箱書、在判  内梨子地 G-140 福島一恵 梨子地扇蒔絵平棗 ¥75000~ 付共識箱(桐) 85×85×6 而妙斎箱書、在判  内同 G-142 紫香 梅蒔絵棗 ¥50000~ 付共箱(桐) 65×65×65 内梨子地 G-137 御所車紅葉神官蒔絵棗 ¥75000~ 付木箱(桐 虫喰)  仕覆 6×6×6 内黒 G-138 天河蒔絵棗 ¥80000~ 付時代識箱(桐)  仕覆(大破) 55×55×75  蓋ヒビ 内黒 歌銘 G-143 中村宗哲 黒棗 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 7×7×7 漆ヒビ  針銘 玄々斎在判 中村宗哲は千家十職の一、塗師。 G-144 黒面中次 ¥50000~ 付時代溜塗識箱(桐 貼札) 7×7×7 G-145 黒棗 ¥60000~ 付識箱(桐) 仕覆 65×65×65 小スレ 極小アタリ 啄斎在判 碌々斎箱書 G-146 有職菊盛上平棗 ¥50000~ 付識箱(桐) 9×9×5  内白檀塗 玄々斎在判  円能斎箱書 G-148 木地茶器 ¥50000~ 付識箱(桐) 6×6×7  内黒 岡田雪台底在判 G-147 春日根来茶器 ¥90000~ 付木箱(桐 貼札)  仕覆 8×8×8 蓋不具合 内黒 G-149 梨子地鉄線蒔絵茶器 ¥50000~ 付合箱(桐) 65×65×5 極小ソゲ 内黒 九曜紋
218 G G-151 宗旦 竹茶杓 ¥600,000~ 付識箱(桐) 文叔追筒(鎹補修) 総長19  一翁下削 愈好斎箱書 G-153 甫竹 竹茶杓 ¥600,000~  付木箱(桐 貼札) 共筒 更紗仕覆 総長19 甫竹は江戸時代前期の茶杓師。大阪の人で千 利休に茶杓削りを学ぶ。徳川秀忠に茶杓を献上 し、以後四代にわたり甫竹を名乗った。 G-152 宗旦 竹茶杓 ¥400,000~ 付二重箱(内時代識桐)  共筒(ヒビ) 仕覆 総長18  銘「志賀」 覚々斎箱書 元伯宗旦(天正六・1578~万治元・1658)は千家第三世。千利休の孫で少庵 (二世)の子。号を咄々斎、咄斎とし、茶禅同一味(禅と茶は一つ)を説き侘茶 に徹した茶人。
219 G G-155 片桐石州 竹茶杓 ¥500,000~ 付時代識箱(桐) 共筒  元住庵常可追筒 総長18 片桐石州(元和元・1605~寛文十二・ 1672)は大和小泉藩二代藩主。片桐且元 の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌 とす。小堀遠州の跡を継ぎ、将軍家茶道 師範となり武家流茶道を完成させた。 石州流茶道の祖。 G-156 直斎 竹茶杓 ¥500,000~ 付共箱(桐)  共筒 総長19 銘「丹頂」 直斎(享保十・1725~天明二・ 1782)は武者小路(官休庵)七世 で堅叟宗守。官休庵における新 しい茶の湯制度(家元制度)を確 立。また、如心斎らと「千家七事 式」を制定した。 G-154 一翁 竹茶杓 ¥600,000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 共筒 総長175 銘「西湖」  有隣斎箱書 似休斎(文禄二・1593~延宝 三・1675)は武者小路家四世。 千宗旦の次男。号は一翁、似休 斎、宗次。寛文三年(1663)讃岐 高松藩松平侯の茶堂となる。
220 G G-163 惺斎 竹茶杓 ¥100,000~  付二重箱(内共桐) 共筒 総長183 銘「榊」 G-158  啄斎 竹茶杓 ¥300,000~  付時代共箱(桐) 共筒 総長185  銘「若葉」 伝紀州家伝来 G-159  啄斎 竹茶杓 ¥200,000~  付二重箱(内時代識桐) 共筒 総長185  銘「氷柱」 一啜斎箱書 G-160 川上不白 竹茶杓 ¥150,000~ 付時代識箱(桐) 共筒 総長18  撓金補修 銘「すね者」 川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶 人、不白流の開祖。如心斎宗左に入門。大徳寺大 龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、黙雷庵、 円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。 G-162 惺斎 竹茶杓 ¥200,000~  付共箱(桐) 共筒 総長185 銘「若松」 G-161 惺斎 竹茶杓 ¥200,000~  付共箱(桐) 共筒 総長185 銘「初音」 惺斎宗左(慶応元・1865~昭和十二・1937)は表千家十二代。十一代碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。明治三十九年に 失火焼失した不審菴を大正二年再興、十年松風楼を増築。好みの茶道具は歴代中最多。十職以外の工芸家や各地方の国焼の育成にも尽力する。 啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)は表千家八代。幼名は与太郎。別に件翁の号がある。川 上不白らの援助を受け、叔父一燈宗室の指導を仰ぎ茶湯に励んだ。十四歳で宗左を名乗り八世家元を 継承。利休二百回忌の茶会、宗旦百五十回忌などを催す。
221 G G-167 松浦鎮信 竹茶杓 ¥150,000~ 付時代識箱(杉) 共筒 総長175  銘「久里夕花」 「明和二乙酉(1765)」前田復古斎箱識 松浦鎮信(元和八・1622~元禄十六・1703)は 大名、平戸藩四代藩主、茶人。三代藩主隆信の長 男。幼名千代鶴、通称源三郎、諱は重信、隠居後 は鎮信。号天祥庵ほか。 G-165 一啜斎 二本入竹茶杓 ¥180000~ 付共箱(桐) 共筒 総長18ほか  銘「尉姥」 一啜斎(宝暦十三・1763~天保九・1838)は武 者小路千家八世休翁宗守。号円明、溪澗。川越兵 庫頭の子、七代堅叟宗守の養子。讃岐高松藩主松 平侯の茶頭。 G-168 木津宗泉 竹茶杓 ¥95,000~  付共箱(桐) 共筒 総長18 銘「巴」 木津宗泉(文久二・1862~昭和十四・1939)は 茶人。二世宗詮の末子。号は聿斎・卜深庵・宗泉。 幼少の武者小路千家九世愈好斎をたすけ、武者 小路千家家元預りとなる。また、茶室・茶庭の設 計に長じた。 G-166 山科宗甫 竹茶杓 ¥190000~ 付識箱(桐) 共筒 総長19  古筆了仲箱識 山科宗甫(生年未詳~寛文六・1666)は江戸前 期の茶人。通称四郎三郎、号山花亭ほか。少庵の子 で宗旦の弟。 G-164 小堀遠州 竹茶杓 ¥190000~ 付時代識箱(桐) 共筒 総長182 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶 人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通 称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、 造庭に優れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と 言われる。 G-169 又玅斎 竹茶杓 ¥80,000~  付二重箱(内共杉) 総長185 銘「若葉」 又玅斎(嘉永六・1853~大正六・1917)は裏千 家十二世。号直叟・幽軒。京都の名家角倉家に生 まれ十一世玄々斎の娘婿の養子となる。明治四 年に家元を継承。明治十八年に家督を長男駒吉 (円能斎)に譲った。門下に三宅宗保・大村日 栄・桑原宗慶・稲田高月らがいる。
222 G G-172 愈好斎 竹茶杓 ¥60,000~  付共箱(桐) 共筒 総長185 銘「鶴寿」 G-174 川上閑雪 象牙茶杓 ¥50,000~ 付共箱(桐 シミ) 共筒 総長18  銘「夕かお」 不白好写 川上閑雪(昭和五・1930~)は茶 道家。江戸千家十代家元。別号に不 白、不式庵、蓮華庵。八代川上不白 (一元斎)の次男。昭和四十年十代 を継ぐ。東京出身。 G-171 愈好斎 竹茶杓 ¥80,000~  付共箱(桐) 共筒 総長19 銘「草薙」 G-173 愈好斎 梅木茶杓 ¥50,000~  付識箱(桐) 共筒 総長18  枚岡神社献茶ノ時神園梅樹 木津宗泉箱識 G-177 象牙茶杓 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 筒  総長165 久須美疎安箱識 G-175 不見斎 竹茶杓 ¥90,000~ 付識箱(桐) 追筒  総長165 又玅斎筒、箱書 不見斎(延享三・1746~享和元・ 1801)は裏千家九代。八代一燈の長 子。天明の大火で罹災した裏千家の 再興に尽力。 G-176 瑞厳宗硯 竹茶杓  ¥50,000~ 付共箱(桐) 共筒  総長19 銘「木がらし」  黒田宗伝下削 瑞巌宗碩(明治九・1876~昭和四 十・1965)は大徳寺五百三世、室号 は蔭凉、昭和22年(1947)九代管長、 姓は後藤。 愈好斎宗守(明治二十二・1889~昭和二十八・1953)は武者小路千家十二世、聴松宗守。久田家十代宗悦の次男。十一世一指斎の養子。大正十五年 (1926)官休庵改築、昭和十五年(1940)弘道庵再建。著作多数、また月刊誌「武者小路」主宰者。
223 G G-178 金森宗和 竹銭筒花入 ¥480,000  付時代箱(杉 貼札) 12×8×45 銘「老のふみ」 金森宗和(天正十二・1584~明暦二・1657)は茶匠、宗和流祖。高山城 主可重の長男で名を重近。大徳寺紹印伝双に参禅し剃髪、宗和と号した。 公武貴紳と親交し、その茶風は姫宗和といわれ、公家の茶湯に貢献した。 陶工野々村仁清を指導したことでも知られる。 G-179 惺斎 巻水蒔絵竹置筒花入 ¥300,000  付二重箱(内共識桐・シミ) 115×115×35 銘「鶯」 黒田正玄下削 惺斎宗左(慶応元・1865~昭和十二・1937)は表千家十二代。十一代 碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。明治 三十九年に失火焼失した不審菴を大正二年再興、十年松風楼を増築。好 みの茶道具は歴代中最多。十職以外の工芸家や各地方の国焼の育成にも 尽力する。

G-181 吸江斎 竹尺八花入 ¥150,000~ 付時代共箱(桐 利斎) 8×8×34  銘「白口」 黒田正玄下造 吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)は 表千家十代。号は安祥軒、祥翁、省々など。了々 斎の弟の久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄斎の 養子となり、代を継いだ。紀州家に仕え、十九歳 で治宝卿から台子真手前の伝授を受ける。この 間の後見人は二代住山楊甫。隠居後は宗旦と称 した。

224 G
G-184 杉木普斎 竹一重切花入 ¥80000~ 付識箱(杉) 9×85×26 ヒビワレ鎹補修 銘「融」 在判 杉木普斎(寛永五・1628~宝永三・ 1708)は茶匠。千宗旦の弟子で直入・ 宗喜・得失庵と号す。利休正風の茶 の湯の伝播に努めた。 G-185 竹一重切花入 ¥70000~ 付識箱(杉) 不審庵折紙 7×7×29 ワレ埋、鎹補修 銘「福海」 碌々斎在判 惺斎箱書 G-186 拙叟宗益 竹寸切花入 ¥50000~ 付識箱(杉) 9×7×38 ヒビワレ  在判 拙叟宗益(安永五・1776~安政 六・1859)は美作生まれの臨済宗の 僧。大徳寺四百四十七世。自号は無 用子。 G-183 小堀遠州 竹花入  ¥100,000~ 付時代識箱(桐) 14×14×23  ワレ 銘「玉すだれ」 G-187 如心斎 竹一重切花入 ¥70000~ 付識箱(杉 貼札) 不審庵折紙 12×12×30 ヒビ 鎹補修 銘「鉄棒」 在判 碌々斎箱書 如心斎宗左(宝永二・1705~寛延 四・1751)は不審菴の七代。別号を 丁々軒、天然、椿斎、松風楼。 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。 古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。
G-182 小堀遠州 竹二重切花入 ¥140,000~ 付二重箱(内時代識杉・不具合  外溜塗) 12×115×445 ワレ 鎹補修  銘「藤波」 小堀仁右衛門箱書
225 G G-188 備前耳付花入 ¥250000~  付時代識箱(桐) 15×11×26  銘「木枯」 藪内透月斎箱書 G-189 十三代紀太理平  染付皆具 ¥100000~ 付共箱(モミ) 建水18×18×18ほか  磁貫 G-190 二代小西平内 鶴首花入 ¥50000~ 付共識箱(桐) 11×11×22  鵬雲斎箱書 二代小西平内(昭和三・1928~平成二十七・ 2015)は平内焼二代目。昭和二十一年叔父の小西 平内に入門。後に川喜田半泥子に学ぶ。三十三年 養子に入り二代目平内を襲名。伊賀茶陶が中心。 G-191 唐銅波文皆具 ¥50000~  付識箱(杉) 水指28×23×21ほか
226 G G-193 南京染付芋頭水指 ¥600000~ 付二重箱(内溜塗識桐) 共蓋 朱溜塗蓋 16×16×22 器腹に山水を染付け上辺に二重条線を廻らし、「福寿康寧 忠孝廉節」の八字を記し、健康長寿を願い、儒教的道徳思想を説く。本来の表記は「廉潔」で あるが、二字間の類似性に因る混同であろうか。
227 G G-194 古染付平水指 ¥300,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 黒塗蓋 21×21×85 虫喰 窯キレ 巾盥形 G-195 高取灰釉猿面耳水指 ¥390,000~ 付二重箱(内桐)  黒塗蓋 21×21×155 貝敷 G-196 美濃伊賀耳付三足水指 ¥450000~ 付時代箱(桐)  共蓋 黒塗蓋(虫喰) 22×21×20 共色補修 G-197 美濃伊賀耳付四方水指 ¥380000~  付時代黒塗箱(桐 破損) 黒塗蓋(補修) 19×17×20
228 G G-199 備前緋襷水指 ¥250000~ 付時代箱(桐 虫喰) 黒塗蓋 ハンネラ替蓋 15×15×15 口辺補修 ヒビ G-201 南蛮縄簾文水指 ¥150,000~ 付木箱(桐) 黒塗蓋  18×18×14 G-200 常滑不識壺水指 ¥250000~ 付木箱(桐 貼札) 茶塗蓋 赤替蓋(覚入印) 225×22×16 G-202 高取管耳水指 ¥150,000~ 付溜塗箱(桐) 茶塗蓋  185×17×8
229 G G-203 野々村仁清 信楽水指 ¥290,000~  付時代溜塗箱(桐 貼札) 黒塗蓋 15×15×17 口辺小ソゲ 小判印 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。 G-204 無印仁清安南鉄絵水指 ¥190,000~  付時代識箱(杉) 黒塗蓋 蓋裏古筆了任極紙貼付 19×19×14  磁貫 小堀政房箱識 G-205 尾形乾山 雪中高士舟遊水指 ¥120,000~  付識箱(桐 貼札) 黒塗蓋 19×19×15 「扶桑宝永乙酉雍州乾山陶隠造之:尚古印 陶隠印」 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。 G-206 伊賀烏帽子形水指 ¥140,000~ 付時代識箱(杉)  黒塗蓋(補修) 17×175×21 ソゲ カケ 金補修
230 G G-208 永楽保全 黄釉水指 ¥200,000~ 付時代共箱(杉)  黒塗蓋 21×21×11 永楽保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。文政十年(1927)紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。 G-209 了入 青織部写管耳水指 ¥190,000~ 付識箱(杉)  黒塗蓋 16×14×17 銘「時雨葉」 惺斎箱書 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。 G-210 久世久宝 金襴手袋形水指 ¥75000~ 付共識箱(桐) 225×225×14  鵬雲斎箱書 久世久宝は京焼の陶芸家。初代は大田垣連月 らと深く親しみ、作陶を趣味とした。裏千家圓能 斎より技量を認められ、久宝の号を受け、代々襲 名する。当代は五代。 G-211 十三代坂田泥華 水指 ¥60000~ 付共識箱(桐) 黒塗蓋 17×16×17 磁貫 即中斎箱書 十三代坂田泥華(大正四・1915~平成二十二・ 2010)は山口県生まれの陶芸家。本名は一平。父 である十二代に師事。日本工芸会理事。山口県指 定無形文化財。 G-212 須田青華 水指 ¥50,000~  付共箱(桐) 黒塗蓋 18×175×10  萬暦赤絵写 「大明嘉靖年製」染付銘 須田青華は九谷の陶芸家。初代は石川県勧業 試験場で学んだのち京都で修業。明治二十一年 九谷陶器会社入社し画工に携わった。三十九年 に菁華窯開窯。当代は四代目。 G-213 呉須草花絵水指 ¥50,000~  付時代箱(杉) 黒塗蓋 19×19×11  磁貫 金補修 G-214 御本狂言袴菱形水指 ¥50,000~ 付時代箱(桐 貼札) 黒塗蓋 185×17×16 G-215 白薩摩耳付水指 ¥70,000~  付識箱(桐) 黒塗蓋 14×14×15 磁貫
231 G G-216 塩草志野水指 ¥50,000~ 付識箱(桐) 共蓋 黒塗蓋(鈕補修) 21×18×15 磁貫 藪内透月斎箱識 G-217 八代刷毛目芋頭水指 ¥80000~ 付木箱(桐) 黒塗蓋 155×155×17 G-218 瀬戸一重口水指 ¥50,000~  付時代箱(杉) 黒塗蓋(鈕補修) 16×16×16  高取とも G-219 朝日末広水指 ¥70000~  付二重箱(内時代識桐・虫喰) 黒塗蓋 22×22×17 G-220 瀬戸瓢形水指 ¥50000~  付時代箱(桐 貼札) 黒塗蓋 16×16×17 「渋紙」貼札識 G-221 備前獣耳水指 ¥50000~  付時代合識箱(杉) 黒塗蓋 21×20×17 G-222 紅被切子平水指 ¥50,000~ 付合箱(杉) 黒柿蓋  23×23×85 G-223 黄銅蓋置 ¥50,000~  付時代識箱(桐) 5×5×75 G-227 旦入 長次郎形三足香炉 ¥90,000~  付時代共箱(桐) 共火舎 7×7×8 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。 G-226 南蛮建水 ¥80,000~ 付時代識箱 (桐) 14×14×12 G-224 金更紗袱紗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 26×26  松 箱書 G-225 茶室起 二十三  ¥50,000~
232 G G-229 天明富士釜 ¥480000~ 付時代識箱(桐) 銅蓋2 24×24×15 「今井宗久ヨリ伝来富士釜天明作」碌々斎箱書 G-230 古天明広口王寺地文釜 ¥450000~ 付時代箱(杉)  大西浄長折紙 銅蓋 27×27×16 松地文 G-231 大西浄元 透木釜 ¥500,000~ 付識箱(杉) 銅蓋  大西浄長折紙(天明年時代) 32×32×16 「直斎好」愈好斎箱書 大西浄元(元禄二・1689~宝暦十二・1762)は釜師。京都大西家六代、 古浄元といわれる。姓は細野、名は重義、通称は浄元のほか清右衛門。尻 張釜、阿弥陀堂釜を多く作った。 G-232 奥平了保 刷毛目姥口釜 ¥200,000~  付時代共識箱(杉) 銅蓋 27×23×13 了々斎箱書 奥平了保(生年未詳~嘉永五・1852)は奥平家初代。釜師大西家九代 浄元の次男、大西家十代浄雪(安永五・1776~嘉永五・1852)の弟。通称 を佐兵衛。三条釜座に分家。刷毛目の釜を多く作った。
233 G G-233 大西浄長 丸釜 ¥150000~ 付共箱(杉) 銅蓋 26×25×19  延清軒(碌々斎花押)地文 大西浄長(慶応元・1865~昭和十八・1943)は十三代大 西清右衛門。浄典の長男。幼名清三郎、諱孝信。十一代浄 寿、玉村徳兵衛に師事。惺斎宗左より浄長の号を受ける。 G-234 大西浄味 唐銅真ノ風炉  ¥150000~ 付時代識箱(杉) 42×365×20 「寛永年時代」大西浄雪箱識 G-235 芦屋波地文肩衝筒釜 ¥190000~ 付時代識箱(桐 貼札) 20×20×18 貼札虫喰 「細川子爵家旧蔵」貼札識 G-236 上田吉右衛門 黒面取土風炉 ¥150,000~  付時代共箱(杉) 38×38×20 底大ヒビ G-238 三代下間庄兵衛 鉄道安風炉 ¥50,000  付共箱(杉) 33×34×21 G-237 十文字釜 ¥90,000  付二重箱(内時代黒塗識桐・蓋欠、虫喰) 銅蓋 18×18×165
234 G G-242 宮崎寒雉 鶴耳 小形羽釜 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 銅蓋  16×16×16「寒知作」箱識 宮崎寒雉は、江戸時代から加賀藩 の御用釜師として続く、金沢の釜師。 代々寒雉を襲名する。当代は十四代。 G-240 西村道也  繰口姫丸釜 ¥50000~  付時代識箱(杉)  銅蓋(鈕補修) 14×13×10 「宝暦年道爺作」大西浄寿箱識 G-241 大西浄雪 阿弥陀堂釜 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札 蓋ヒビ) 銅蓋 般若勘渓折紙 26×24×19 大西浄雪(安永五・1776~嘉永 五・1852)は釜師、京都大西家十代。 G-247 唐物籐編炭斗 ¥50,000~ 付時代箱(杉 貼札) 29×27×13 G-244 籐組釜敷 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 15×15 G-243 筋釜 ¥50000~ 付時代溜塗箱(桐) 銅蓋 29×29×20 G-249 木村清五郎 南鐐梅象嵌入炉用灰匙 ¥50000~  付識箱(桐) 総長21 スレ 彫銘 44g(含柄) 淡々斎好 G-246 鵜籠炭斗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 27×27×17 松尾不染斎箱書 G-248 花筏蒔絵炉縁 ¥190,000~ 付時代箱(杉 蓋欠) 43×43×7  隅キレ G-245 宮崎寒雉 鉄巴鐶 二対 ¥50000~  付共箱(桐) 9×9ほか 宮崎寒雉は、江戸時代から加賀藩 の御用釜師として続く、金沢の釜師。
235 G G-254 梨子地蘭花蒔絵煙管 ¥90000~ 総長37 G-255 和田菁竺 茶籠 ¥50,000~ 付共箱(桐)  茶籠20×15×13 一入印赤平茶碗 了入印黒筒茶碗 旦入印赤振出、黒蓋置 弘入印茶入 (付牙蓋) 象牙茶杓 銀茶巾箱 茶筅、筒 遠州緞子袱紗ほか 和田菁竺(昭和七・1932~)は竹工芸家。浜田隣松斎に師事。竹人会同 人。 G-256 目白宗芳 木瓜形手付煙草盆  ¥50,000~ 付共識箱(桐) 南蛮式煙具 29×22×19 一閑塗 尋牛斎箱書 G-250 羽箒 二 ¥150,000~  付識箱(杉) 総長17ほか 象牙柄 G-251 野雁三ツ羽箒 ¥50,000~ 付黒塗箱(杉 貼札)  総長45 「益田鈍翁旧蔵(服部梅景)」貼札識 G-253 了々斎好桐木地鷺絵茶箱 ¥100,000~  付二重箱(内識桐) 仕覆 19×125×125  円山伝衣画 惺斎箱書、在判 G-257 一閑張煙草盆 ¥50000~  付識箱(モミ) 195×17×25 香挟間透 G-258 蒟醤茶箱 ¥80000~  付時代箱(杉) 11×8×9 剥離 内朱 G-252 浜田隆鳳 羽箒 六 ¥50,000~  付共箱(桐)3 総長33ほか
236 G G-260 木地懐中丸香合 ¥290000~ 付識箱(桐) 75×75×4 山田宗偏在判 山田宗囲箱書 G-261 十一代中村宗哲 「誠」香合 ¥120000~  付共識箱(桐) 55×7×15 内銀溜 惺斎箱書 「天満宮神前ノ扉」箱識 十一代宗哲(明治三十二・1899~平成五・1993)は名忠蔵。号元斎、叩 城、九土。九代宗哲の次男。戦中戦後の多難な時期に多数の名作を製作。 京都府文化功労者。 G-262 永楽保全 交趾写荒磯香合 ¥50,000~ 付識箱(桐) 6×6×4 規方補修  永楽即全箱識 永樂保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千 家十職の一、土風炉師永樂善五郎家の十一代。文 化十四年(1817)襲名。文政十年(1927)紀州家 十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱 支流」金印、「永樂」の銀印を拝領した。 G-267 一瀬小兵衛 捻梅 銀縁香合 ¥50000~ 付共識箱(桐) 7×7×2 内梨子地  七ノ内 即中斎箱書、在判  尋牛斎箱書 惺斎好 一瀬小兵衛は京都の指物師。 G-268 蛤香合 ¥50000~  付識箱(桐 貼札) 10×7×45  スレ 吸江斎在判 G-266 道安好上ヶ底香合  ¥60000~ 付識箱(桐) 55×55×45 内黒  了々斎箱書、在判 G-265 漆工蟹絵香合 ¥80000~ 付時代箱(桐 貼札)  仕覆(脆弱) 8×8×3  松枝不入在判 内朱 G-263 近藤道恵 白粉解香合 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 6×6×4 蓋ヒビ 円能斎箱書、在判 金彩折松葉 内黒 近藤道恵は江戸時代から続く塗師の家。初代 道恵は前田利長の知遇を受けた。当代は十一代。 G-264 永楽即全 菊花香合 ¥50,000~ 付共識箱(桐) 75×75×3 「日紡へ行幸を記念して 辛卯(1951)」 内底箱識 即中斎箱書 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永 樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。 昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内 に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。
237 G G-269 呂宋四耳茶壺 ¥500000~ 付二重箱(内時代溜塗杉櫃 外溜塗) 木蓋  35×35×40 銘「翁」 茶師森文兵衛
238 G G-271 四耳茶壺 ¥140,000~ 付識箱(桐) 木蓋  20×20×225 銘「月」 松伯箱識 窯不明 G-273 南蛮四耳茶壺 ¥90,000~ 付時代箱(桐) 30×30×36 G-272 呂宋糸目四耳茶壺 ¥120,000~ 付溜塗箱(桐) 木蓋  仕覆(破損) 折紙 26×26×32 底墨識 G-274 駒澤利斎 桑遠州棚 ¥290,000~ 付共箱(杉) 67×34×50  天板ワレ補修 七宝座金
239 G G-275 桑木地桐透風炉先屏風 ¥380,000~ 付時代識箱(杉) 188×55 「桃山旧殿襖」箱識 秋草雀画団扇(紙本 ヤケ シミ) G-276 波千鳥画風炉先屏風 ¥290000~ 付時代識箱(桐) 紙本 190×73 シミ G-277 桐唐草蒔絵風炉先 ¥140,000~ 188×73 スレ アタリ
240 G G-280 呉須赤絵甲鉢 ¥250000~ 付木箱(桐 貼札) 215×215×5 口辺共色補修 窯キレ G-279 古染付扇面囲碁文鉢 ¥300,000~ 付時代識箱(桐)  仕覆 185×11×5 虫喰 G-281 慶入 青釉網絵隅入三段重 ¥300000~ 付二重箱(内溜塗段桐 外共杉) 20×20×22 磁貫 慶入(文化十四・1817~明治三十五・1902)は樂家十 一代。京都亀岡生、本名惣吉。旦入娘の婿養子となり、 弘化二年(1871)に吉左衛門襲名。 G-282 旦入 大皿 ¥200,000~ 付識箱(桐) 38×38×6 「長次郎二彩瓜文盤写 旦入造 拝領印」樂直入箱識 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。 了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。弘化二 年に剃髪隠居して号を旦入とした。
241 G G-285 古染付長方向付 五 ¥90,000~ 付時代識箱(杉貼札) 14×8×3 虫喰 金補修2 G-286 古染付絵替膾皿 八 ¥70,000~ 付時代識箱(杉) 14×14×45 虫喰 ソゲ ヒビ G-284 李朝木地角盆 ¥140,000~ 付時代箱(杉 貼札)  所載コピー 24×24×45 「竜光什」江月宗玩朱識 『九州日置島津家売立目録』(東京美術倶楽部・昭和3)所載 G-283 宗入印 猪口 十 ¥150,000~ 付木箱(桐) 6×6×7 G-289 永楽正全 染付蓮絵鉢 ¥60,000~ 付共箱(桐) 19×19×8 永樂正全(明治十二・1879~昭和 七・1932)は永樂善五郎十五代。京 都生。本名山本治三郎。妙全の甥。 伊賀・信楽の写しを得意とした。 G-290 織部四方手鉢 ¥50,000~ 付溜塗識箱(桐) 20×20×15 磁貫  即中斎箱書、絵付 G-292 山本春正 茶塗捻梅蓋物 ¥50,000~ 付時代共箱(杉) 24×23×11  六代か 内黒 山本春正は蒔絵師の家系。初代 (天和二年歿)が法橋に叙せられて 以降、十代まで続いた。 G-291 飛来一閑 根来形丸食籠 ¥60,000~ 付共箱(杉) 17×17×7 内朱 一閑張の飛来一閑は千家十職の 一。初代は中国明代の人で寛永年間 に来日帰化して京都に住した。千宗 旦が作品を賞したことから知られ るようになった。現在は十六代。 G-288 伊藤南山 紫交趾扇面流水次 ¥50,000~ 付共箱(桐) 26×17×18 G-287 古染付扇文中鉢 ¥55,000~ 付識箱(桐) 205×205×45
242 G G-295 小堀遠州 和歌幅 ¥190,000~  付時代識箱(桐 貼札) 古筆了延極札 紙本  牙軸端 30×23 表具56×122 ヤケ シミ スレ  オレ 表具虫穴 「子之年元日試筆」書中 G-296 小堀遠州 消息幅 ¥190,000~  付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 41×30  表具43×117 ヤケ シミ スレ オレ 虫穴  杉主殿宛 小堀宗慶箱識 G-294 小堀遠州 消息五通合装巻物 ¥580,000~ 付木箱(桐) 古筆了栄極札(貼付) 紙本 唐木軸端 41×30ほか 表具275×30  ヤケ シミ スレ 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優 れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。
243 G G-297 古田織部 消息幅 ¥480000~ 付時代識箱(桐) 川勝宗久極札(虫喰) 紙本 骨軸端 355×30 表具38×96 「卯月二十八日」書中 □甫老宛 古田織部(天文十三・1544~慶長二十・1615)武将。山城西岡城主。従五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、 のち豊臣秀吉に仕え、九州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、キリシタン文様の採用など器物の意匠に工
G-298 松花堂昭乗 消息合装巻物 ¥280,000~  付木箱(桐) 紙本 古筆了珉極札(貼付) 唐木軸端 43×30ほか 表具337×30 ヤケ シミ 松花堂昭乗(天正十二・1584~寛永十六・1639)は学僧、書画家。堺の 人。俗名中沼式部、号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。男山岩清 水八幡宮の瀧本坊に住した。
夫をこらし、後の茶道に大きな影響を与える。大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて自刃する。
244 G G-300 覚々斎 二行書幅 ¥190000~  付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端 28×70 表具30×155  大ヤケ シミ オレ 表具大アレ 覚々斎宗左(延宝六・1678~享保十五・1730)は表千 家六代。号は原叟、流芳軒。久田宗全の子で、五代随流 斎の養子となって六代を継承。紀州徳川家、頼方に仕え た。 G-302 覚々斎 句入消息幅 ¥140,000~ 付識箱(桐) 紙本 雑木軸端 37×15  表具39×96 スレ 「二月二十日」書中 宗由宛 二代住山楊甫箱識 G-301 覚々斎 宝舟画賛幅 ¥180,000~ 付時代合箱(杉) 紙本 黒塗軸端  41×30 表具44×112 スレ オレ 覚々斎宗左(延宝六・1678~享保十五・1730)は表千家六代。号は原叟、流芳軒。久田宗全の 子で、五代随流斎の養子となって六代を継承。紀州徳川家、頼方に仕えた。
245 G G-306 吸江斎 富士画賛幅 ¥190,000~ 付木箱(桐)  紙本 朱塗軸端 43×31 表具47×110 大シミ オレ 表具ヨゴレ  大綱宗彦賛 吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)は表千家十代。号は安祥 軒、祥翁、省々など。了々斎の弟の久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄斎 の養子となり、代を継いだ。紀州家に仕え、十九歳で治宝卿から台子真 手前の伝授を受ける。この間の後見人は二代住山楊甫。隠居後は宗旦と
G-305  啄斎 宝珠画賛幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本 朱塗軸端 44×30 表具47×110 ヤケ 啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)は表千家八代。幼名は与 太郎。別に件翁の号がある。川上不白らの援助を受け、叔父一燈宗室の 指導を仰ぎ茶湯に励んだ。十四歳で宗左を名乗り八世家元を継承。利休 二百回忌の茶会、宗旦百五十回忌などを催す。 G-304 如心斎 梅画賛幅 ¥250000~ 付時代識箱(桐)  紙本 潤塗軸端 49×29 表具515×120 薄シミ 如心斎宗左(宝永二・1705~寛延四・1751)は不審菴の七代。六代 覚々斎(久田宗全)の長男、別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。大徳寺 大龍宗丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。幼くして茶道に通じる傍ら、画や
G-303 宗旦 書状幅 ¥200000~ 付識箱(桐) 紙本  黒塗軸端 45×30 表具48×103 ヤケ シミ オレ 虫穴  表具オレ、ヤケ、スレ 是澤恭三箱識 元伯宗旦(天正六・1578~万治元・1658)は千家第三世。千利休の孫 で少庵(二世)の子。号を咄々斎、咄斎とし、茶禅同一味(禅と茶は一つ) を説き侘茶に徹した茶人。
称した。
俳句にも秀で多くの作品をのこした。
246 G G-308 直斎 一行書幅 ¥450000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 27×120 表具30×208 ヤケ オレ キレ 虫穴  不徹斎箱書 直斎(享保十・1725~天明二・1782)は武者小路(官休庵)七世で堅叟 宗守。官休庵における新しい茶の湯制度(家元制度)を確立。また、如心 斎らと「千家七事式」を制定した。 G-309 川上不白 鶴画賛幅 ¥190000~  付時代箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 27×97 表具30×178  ヤケ シミ オレ 八十三歳 川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊 生。如心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、 黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江戸千家を称した。
247 G
G-310 川上不白 お多福歌賛幅 ¥180,000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 潤塗軸端 50×38 表具53×125 虫穴 川上不白(享保元・1716~文化四・1807)は茶人、不白流の開祖。紀伊 生。如心斎宗左に入門。大徳寺大龍和尚に参禅。初号宗雪、別号に蓮華庵、 黙雷庵、円頓斎、不羨斎、弧峰ほか。水野侯の茶頭。江戸千家を称した。 G-312 即中斎 槌画賛幅 ¥100000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 54×45 表具56×139 即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・ 1979)は表千家十三代。十二代惺斎の次男。昭和 十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。 G-313  啄斎 飛石歌賛幅 ¥90000~ 付識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 42×29 表具45×112 ヤケ オレ 啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)は
G-314 仙叟宗室 茶釜指南幅 ¥90000~ 付茶塗箱(杉) 紙本 黒塗軸端 18×8 表具37×90 スレ オレ  表具大アレ、虫穴 仙叟宗室(元和八・1622~元禄十・1697)は宗 旦の四男。臘月庵と号す。加賀藩に茶頭として赴 き、茶を広め、また大樋焼を始める。
G-311 片桐石州 消息幅 ¥200,000~  付木箱(桐 身桟一欠) 紙本 牙軸端 43×28 表具45×110  ヤケ シミ オレ 虫穴 表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 片桐石州(元和元・1605~寛文十二・1672)は大和小泉藩二代藩主。 片桐且元の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌とす。小堀遠州の跡を 継ぎ、将軍家茶道師範となり武家流茶道を完成させた。石州流茶道の祖。
表千家八代。幼名は与太郎。別に件翁の号がある。 川上不白らの援助を受け、叔父一燈宗室の指導 を仰ぎ茶湯に励んだ。十四歳で宗左を名乗り八 世家元を継承。利休二百回忌の茶会、宗旦百五十 回忌などを催す。
248 G G-316 川上閑雪 一行書幅 ¥100,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 24×118 表具26×196 シミ 川上閑雪(昭和五・1930~)は茶道家。江戸千 家十代家元。別号に不白、不式庵、蓮華庵。八代 川上不白(一元斎)の次男。昭和四十年十代を継 ぐ。東京出身。 G-321 有隣斎 一行書幅 ¥50000~  付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 27×96  表具30×176 薄シミ オレ 徳翁宗守有隣斎(大正二・1913~平成十一・ 1999)は武者小路千家十三世。京都帝国大学文学 部、同大学院卒。昭和十六年女婿として官休庵に 入る。 G-320 小堀遠州 和歌短冊幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 大倉汲水極札 紙本  黒塗軸端 5×35 表具25×135 ヤケ 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶 人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通 称。 G-319 藤原正員 漢詩短冊幅 ¥90,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端  大倉好斎極札 6×33 表具27×152 スレ  表具ヤケ 白嵜顕成箱識 G-318 松平不昧 白鷺歌賛幅 ¥90,000~ 付識箱(杉 貼札) 紙本 陶磁軸端 28×100 表具31×182 ヤケ  橋本永邦箱識 G-317 松平不昧 一字一行書幅 ¥90,000~ 付時代識箱(桐 虫喰) 紙本 潤塗軸端 26×93 表具29×172  ヤケ 表具虫穴 浅 茅 生 の や ど の 軒 端 も は へ の あ れ や 月 を 今 夜 の あ る じ ま う け に 宗 甫 松平不昧(宝暦元・1751~文政元・1818)は出雲松江七代藩主。茶人大名として有名で、自ら不昧 流を創った。また美術品の収集や書道、和歌、俳句などの諸芸にも力を注いだ。
249 G G-322 小掘遠州 黒印状幅 ¥90,000~ 付木箱(桐) 紙本  黒塗軸端 47×33 表具50×122 ヤケ シミ スレ 「寛永拾年(1633)」書中 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号 狐篷庵・宗甫。遠州は通称。 G-323 小堀宗本 三字書幅 ¥80,000~ 付木箱(モミ)  紙本 竹軸端 47×24 表具54×112 シミ 小堀宗本(文化十・1813~元治元・1864)は遠州流九世。号宗本、大道 子。父宗中に茶法などを学ぶ。遠州流の書風、狩野派の絵を能くした。 G-325 松尾好古斎 茶会記幅 ¥50000~  付時代共箱(桐 蓋・桟二欠) 紙本 潤塗軸端 43×30  表具47×111 ヤケ シミ 表具大シミ 「天保十五年(1844)十二月」箱識 G-326 如心斎 路地画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本  黒塗軸端 56×40 表具58×135 シミ 如心斎宗左(宝永二・1705~寛延四・1751)は不審菴の七代。六代 覚々斎(久田宗全)の長男、別号を丁々軒、天然、椿斎、松風楼。大徳寺 大龍宗丈に参禅。紀州徳川家の茶頭。幼くして茶道に通じる傍ら、画や 俳句にも秀で多くの作品をのこした。 G-324 二代川上不白 蕨画賛幅 ¥90000~ 付木箱(桐)  紙本 雑木軸端 32×16 表具35×89 スレ 二代川上不白(元文三・1738~文政五・1822)は初代不白の子、初名 宗引、別に宗幸、自得斎、日々庵、不羨斎、梅翁と号した。父に茶業をつ とめる傍ら、沼津水野家に茶頭としてつとめた。 萬 山 知 春 得 暖 知
250 G G-332 青貝器局 ¥50,000~  42×25×48 黒漆剥離 天板アタリ G-331 交趾ボーフラ ¥50,000~  付時代識箱(杉) 12×10×14 G-330 煎茶盆 四 ¥50,000~  長方盆26×15×4ほか 埋木 「石谷」銘ほか G-329 香林 売茶翁画幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 竹軸端 34×124 表具44×195 ヤケ シミ G-328 永楽和全 染付山水文煎茶碗 五 ¥120000~ 付共箱(桐) 65×65×45 「大日本永楽造」底銘 縁紅 永樂和全(文政六・1823~明治二十九・1892)は永樂家十二代。十一代永樂保全の長男。仁清の窯跡を再 興し「おむろ」名を使用、慶応年間には加賀山代窯に滞在、また明治六年は愛知県岡崎で作陶した。晩年は 京都下河原にて菊渓窯を築窯。 煎茶
251 H H-001 南蛮切溜花入  ¥120,000~ 付時代溜塗箱(桐  貼札) 15×15×31 H-002 元文年立花秘伝書巻物 ¥50000~ 紙本 水晶軸端 178×18 表具194×18 ヤケ シミ スレ オレ 「元文五年(1740)」書中 H-004 南蛮大鶴首花入 ¥90,000~  付時代識箱(桐) 黒塗飾台 15×15×43 H-005 瀬戸算木花入 ¥50,000  付合箱(桐) 95×95×28 大破金補修 H-003 生野祥雲斎 竹一重切花入 ¥120,000~ 付共箱(杉) 7×7×42 焼印 生野祥雲斎(明治三十七・1904~昭和四十九・ 1974)は竹工芸家。大分県生まれ。本名秋平。一 時夢雀斎楽雲、祥雲斎泰山を号す。別府の佐藤竹 邑斎に師事し、大正十四(1925)独立。昭和四十 二(1967)重要無形文化財「竹芸」保持者に認定。 勲四等旭日小綬章受章。 H-006 唐銅釣舟花入 ¥50,000~  付識箱(桐) 52×15×16 底水止補修 H-007 銅波兎薄端 ¥50,000~  305×305×33 二部式 華道
i001 嵯峨人形恵比寿 ¥100,000~ 像高215  台坐195×15×5 スレ i002 牙首人形 七 ¥50,000~ 付木箱(桐) 人形総高15ほか  箱19×4×4 i003 幸右衛門 土人形 二 ¥50000~ お福像高185ほか  お福 達磨(背面彫字) 幸右衛門逆字印 鵤幸右衛門は山城国伏見の人形師で、元は宇喜多秀家の老臣林玄藩の 家来であったが、天正年間に浪人となり、伏見稲荷神社の傍で人形など を作った。のち豊臣秀吉に仕え、大坂夏の陣で戦死したと伝わる。 K 002 鉄蝉飾吊燈籠 ¥50000~  37×33×35 K 001 蔵行燈 ¥50,000~ 本体16×16×35 K 005 黒漆菊台 燭台 一対  ¥50000~ 21×21×79 K 004 黄銅燭台 一対 ¥50000~ 付時代識箱 (杉) 28×28×78 「明治四十四 年(1911)」 箱識 K 003 銅桜花透吊燈籠 ¥50000~  18×18×40 燈火器 人形 252 K i
L 002 水滴 五 ¥50,000 付木箱(桐)2 大黒天7×6×7ほか 磁貫 ソゲ L 001 銅水滴 六 ¥180,000~ 付木箱(桐)1 8×6×6ほか 古銅3 素銅 銅 七宝 M-006 煙管 五 ¥80,000~ 総長26ほか ①七宝 ②月夜梟 ③福尽 ④蕪鼠 ⑤風景 M-004 煙管 二 ¥100,000 ①長門正勝馬 銀・四分一地虫尽文煙管(総長255) ②純銀龍虎文煙管(付桐箱 総長37 雲龍 虎乗羅漢 純銀刻印) M-005 女持煙管 六 ¥100,000~ 総長20ほか ①松・菊(あきお銘) ②片桐彫竹図 ③銀・四分一・金 ④⑤亀甲文 ⑥麻の葉・紗綾文様 M-002 四分一・金煙管 ¥50,000~  総長20 M-007 煙管 四 ¥60,000~ 総長21ほか ①赤銅・金・四分一 ②冬景色 ③竹 ④片桐彫竹 M-001 鉄巻金煙管 ¥60,000~ 総長21 M-003 銀百花丸文煙管 ¥60,000~  総長30 文房 煙管 253 L M
M-009 堆朱楊成 菊花三段印籠 ¥300,000~  6×25×7 赤珊瑚緒締 内黒 彫銘 堆朱楊成は南北朝から代々続く堆朱工。 足利義詮に仕えた長充を祖とし、十代目 以降は幕府御用となる。明治維新の際に 廃業するが、二十代目が芸術院会員とな るなど内外で活躍。 M-010 金唐革腰差煙草入 ¥120000~ 付煙管(金吸口・富岡銘) 105×7×25 金工傘鷺前金具  永楽赤玉緒締 籐編破笠細工煙管筒 M-011 吉野山蒔絵四段印籠 ¥150,000~  付木箱(桐) 85×3×6 内梨子地 象牙緒締  象牙ふくら雀根付(片目欠損) M-012 菊流水蝶蒔絵四段印籠 ¥120,000~ 付木箱(桐) 5×85×2  内梨子地 珊瑚玉緒締 唐木菊根付 提物 254 M
M-014 三浦乾也 陶胎東海道三段印籠 ¥150,000~  付二重印籠箱(内桐 外溜塗)  共緒締(掛川) 根付(京師、天禄堂銘 剥離) 7×1×9 底銘 石薬師、四日市 M-015 三浦乾也 陶胎秋草三段印籠 ¥150,000~ 付識印籠箱(桐) 共緒締 根付 7×1×9 底銘 M-013 三浦乾也 陶胎東海道三段印籠 ¥150,000~ 付二 重印籠箱(内時代識桐) 共緒締(舞阪) 根付 (三島、天禄堂銘) 65×1×9 磁貫 底銘  吉田、二川 M-017 腰差煙草入 二 ¥80,000~ 13×7×25ほか 姫路革(鉄地親子猿前金具 木玉緒締 象牙筒 鍍銀煙管) 茶皺革(銅地群鷺前金具 硝子緒締 象牙筒 銀煙管) M-016 変織腰差煙草入 ¥80000~  付銀煙管(アタリ) 13×75×25 キレ 金無垢双獅子前金具  彫漆緒締 鹿角煙管筒 三浦乾也(文政四・1821~明治二十二・1889)は陶芸家。号に天緑堂。尾形乾山の技法を継承する陶工。また、わが国最初の西洋型軍艦開成丸を建造し た多才にして異能な経歴が知られる。 255 M
M-019 友忠 象牙臥牛根付 ¥250000~ 7×35×25 右前脚接合補修 友忠は京都の根付師。天明頃の人。通称は和泉屋七右衛門。牛を得意 とし、友忠の牛と称された。 M-021 象牙遊行僧根付 ¥60,000~  総高83 足先補修 M-023 象牙臥牛根付 ¥60,000~  5×25×25 M-024 木彫臥牛根付 ¥50,000~  5×35×2 M-022 玉珪 木彫獅子頭根付 ¥70000~ 35×4×25 彫銘 M-020 堆漆獅子根付 ¥150000~ 付時代箱(桐) 3×2×25 256 M
M-025 全形象牙 ¥300,000~ 総長890 785kg 七福神・唐子・龍 登録記号番号第150 000553号 M-026 全形象牙 ¥80000~ 総長605 15kg 鳳凰・龍・鯉  登録記号番号第150 001840号 M-027 象牙高士 二 ¥80,000~ 像高14ほか M-029 象牙彩色寿老 ¥250,000  像高37 M-028 東峰 象牙竹虎 ¥50,000~ 付共箱(桐) 13×11×375  金象嵌 象牙 257 M
M-031 象牙荘厳五重塔 ¥1,200,000~  付ガラスケース 47×49×223 258 M
259 M
M-035 象牙丸香合 ¥54000~ 付木箱(桐) 7×7×2 M-036 象牙細工箱 ¥50000~ 21×105×4 M-033 象牙花鳥彫蓋物 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 11×11×5 M-034 三山 象牙微細彫飾竹合子 ¥50,000~  付共箱(桐) 9×10×65 亀裂 「古稀翁三山刻」蓋甲識 「昭和乙未(三十年)」箱識 N-002 青銅砂鉢 ¥50000~  付時代識箱(杉 貼札) 25×25×2 「南蛮砂鉢」貼札識 N-001 銅蟹 ¥50000~ 22×12×7 N-004 唐木小卓ほか 九 ¥50,000~ 16×16×35ほか  丸卓接合補修 N-005 唐木小卓ほか 十二 ¥60,000~ 14×10×5ほか  小卓10 敷板2 N-003 横河九左衛門 柏地文砂鉢 ¥60000~ 付共箱(桐) 30×26×11 景道 260 M N
N-006 大灯籠 ¥500000~ 95×83×255 火袋補修 竿小カケ  江州石 N-007 宮前灯籠 ¥250000~ 77×76×208 白川石 六部式 N-008 雪見灯籠 ¥60000~ 94×82×96 石造美術 ※下見会へは持参しません。 詳細お問合せください。 0752548851 261 N
N-012 織部灯籠 ¥130,000~  51×49×140 太閤石 六部式 N-011 灯籠 ¥80,000~ 56×56×159 奈良石 六部式 N-010 灯籠 ¥110,000~ 49×46×144 本御影 六部式 N-013 石切水鉢 ¥70000~  87×68×48 N-014 水輪水鉢 ¥70000~  57×57×51 ヒビ 火傷 白川石 N-015 宝篋印塔笠水鉢 ¥60000~  69×69×40 262 N
N-019 石造獅子 ¥60,000~ 45×99×68  右足カケ N-016 道標 ¥250,000~ 柱24×23×101 台74×48×18  いし山観音道 石山寺道 N-017 石標 ¥120000~  地上29×24×101 柳緑花紅 N-018 道標 ¥60000~  地上19×19×121  右京みち 左山科大津 N-020 井筒石 ¥250,000~ 140×130×60 太閤石 ※石造品につきましては、下見会へは持参しません。 詳細お問合せください。0752548851 263 N
264 O O-001 織部手付水注 ¥650,000~ 付時代箱(桐) 20×16×19 把手接合補修 陶磁器
265 O O-002 瀬戸散華印文梅瓶 ¥500000~ 付黒塗箱(桐) 15×15×20  口辺ソゲ
266 O O-004 瀬戸唐草文瓶 ¥500,000~ 付木箱(桐) 18×18×33 口辺極小ソゲ
267 O O-005 色絵備前美人  ¥500,000~ 付黒塗識箱(桐) 像高44  首補修 御庭焼 O-006 色絵備前鴛鴦 ¥350000~ 付時代箱(桐 貼札) 23×16×195 合口補修 御庭焼 O-007 色絵備前神馬香炉 ¥200,000~ 付時代溜塗箱(桐) 29×13×28 足首補修
268 O O-009 天文年銘 備前木瓜形水指 ¥350000~ 付時代溜塗識箱(桐) 黒塗蓋 21×18×15 ヒビ補修 『古備前名品図譜』類品 (応永年銘)所載 O-010 備前蕪徳利 ¥200,000  付木箱(杉) 18×18×26 口辺ソゲ補修 O-011 備前蕪徳利 ¥150,000  付木箱(桐) 22×22×23 口辺カケ 胴窯ヒビ
269 O O-012 信楽蹲 ¥200,000~ 付木箱(桐) 16×16×19 口辺カケ 窯ヒビ銀補修 O-014 備前四耳茶壺 ¥500,000~ 付識箱(桐) 39×39×34  耳補修 O-015 常滑三筋壺 ¥600,000~ 付木箱(桐) 17×17×23  口辺カケ O-013 備前蹲 ¥200,000~ 付時代箱(桐 貼札) 14×14×14
270 O O-018 備前手付鉢 ¥100,000~ 付時代識箱(杉) 26×26×12  ソゲ金補修 無印 O-017 備前擂鉢 ¥150,000~ 付合箱(桐) 29×29×12 O-019 備前三耳壺  ¥150000~ 付木箱(桐) 桂又三郎折紙 21×21×25 胴ヒビ O-021 備前直線文壺 ¥90000~ 付識箱(桐) 20×20×25 桂又三郎箱識 O-020 備前壺 ¥100,000~ 22×22×32 O-023 伊賀掛花入 ¥50,000~ 付木箱(桐) 9×85×14 大綱在判  朱銘「閑居」 O-022 伊賀煎餅壺 ¥70,000~  付黒塗識箱(桐) 20×20×30 ヒビ O-024 備前花入 ¥50,000~ 付木箱(桐) 10×10×24 口辺ソゲ 肩カケ
271 O O-026 備前蕪徳利 ¥60,000  付合箱(杉 蓋後補) 22×22×22 口辺ソゲ O-031 備前三耳壺 ¥50000~  255×255×32 窯キレ補修 O-028 常滑不識壺 ¥70,000~  付合箱(杉) 20×21×16 口辺ソゲ O-027 越前施釉お歯黒壺 ¥50,000  付合箱(杉) 12×12×12 O-029 灰釉四耳茶壺 ¥80,000~  付時代溜塗箱(桐) 木蓋 20×20×20 O-025 備前花入 ¥50,000  付時代箱(桐 貼札) 14×14×20 O-032 信楽壺 ¥50000~ 28×28×29 窯キレ O-030 伊賀中壺 ¥100,000~  付識箱(桐) 22×22×29 窯キレ 大ヒビ O-033 信楽雨垂壺 ¥50000~  48×48×71 磁貫
272 O O-035 絵唐津七寸皿 ¥500000~ 付木箱(杉) 21×21×3 磁貫 縁銀補修 O-037 唐津壺 ¥100,000~ 付時代合識箱(桐) 18×18×14 ヒビ O-036 唐津壺 ¥150,000~ 付木箱(桐) 17×17×14 磁貫  ヒビ
273 O O-040 唐津堀手大寄鉢 ¥50000~  付木箱(桐) 30×30×10 カケ 補修  蒔絵呼継 O-038 唐津堀手片口鉢 ¥100,000~ 付識箱(桐) 26×14×14 金呼継 ヒビ O-044 餅搗兎文鉢 ¥50,000~  付木箱(桐) 24×24×5 磁貫 窯名不明 O-045 絵志野四方小鉢 ¥70,000~  付時代識箱(桐) 15×15×4 ソゲ O-047 織部向付 五 ¥60,000~  付識段箱(桐) 105×95×4 耳金補修2 O-041 高取輪花皿 ¥50000~  付木箱(桐) 25×24×5 磁貫 O-039 唐津堀手小皿 五 ¥90,000~ 付段箱(杉) 13×12×35ほか 金補修 O-042 弓野松絵甕 ¥50000~  345×345×31 ヒビ O-046 無地志野菊形皿 五 ¥80,000~  付時代箱(杉) 16×16×35 磁貫 ヒビ1 O-043 高取徳利 ¥80000~  付時代識箱(桐) 10×10×20 磁貫 「朝鮮唐津」箱識
274 O O-049 柿右衛門 大皿 ¥500000~ 付黒塗箱(桐) 34×34×7  二重角福 O-050 柿右衛門 花熨斗文菊形深鉢 ¥350000~ 付木箱(桐) 26×24×10  口辺ソゲ 高台トリアシ
275 O O-053 染付七寸皿 五 ¥250000~ 21×21×3 窯キレ  芙蓉手 初期伊万里 O-051 五彩手魚取文変形皿 ¥300,000~ 付識箱(桐) 12×10×3 古九谷手 北大路魯山人箱識 O-052 五彩手汲出碗 五 ¥200,000~ 付時代箱(桐) 9×9×55 磁貫 高台ソゲ 補修 古九谷手 「宣徳年製」染付銘 O-054 永楽保全 染付くらわんか盃 五 ¥200000~  付時代共箱(桐) 8×8×35 「淀川雑盃模五 己酉初秋保全戯造」箱識 永樂保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。文政十年(1927)紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。
276 O O-057 染付椿文徳利 ¥150000~ 付木箱(桐) 115×115×245 初期伊万里 O-058 赤絵草花文徳利 ¥200,000~ 付時代黒塗箱(桐) 15×15×27 釉剥離 古九谷手 O-059 吉田屋 瓢徳利 ¥200,000~ 付木箱(桐) 10×10×19 胴釉剥離補修 底銘 O-056 松梅色絵細口瓶 ¥180000~ 16×16×32  底窯キレ補修 伊万里
277 O O-060 床山玉侊 湖東徳利 三 ¥150000~  55×55×16 極小ソゲ 在銘 O-061 湖東香炉 ¥150000~  付識箱(桐) 火舎 85×7×6 O-062 錦手八稜鉢 ¥150,000~ 付木箱(モミ) 23×23×9  伊万里 O-063 錦手美人大皿 ¥150,000~  41×41×55 伊万里 O-064 後代青磁浮文小鉢 五 ¥150,000~ 付黒塗箱(桐 蓋ヒビ) 15×15×45 ヒビ 銀補修4
278 O O-069 染付龍馬羊輪囲文大皿 ¥50,000~ 42×42×6 輪花縁 O-070 染付軍扇団扇文大皿  ¥50,000~ 48×48×7 輪花縁 O-065 染付松皮菱将棋駒文大皿 ¥80,000~ 50×50×9 O-066 染付二見ヶ浦鶴文大皿 ¥80,000~ 52×52×9 O-067 染付牡丹孔雀文大皿  ¥80,000~ 54×54×8 O-071 染付睡蓮唐草文大皿  ¥50000~ 49×49×8 O-068 染付近江八景文大皿 ¥80,000~ 385×385×45 虫喰 輪花縁 O-075 色絵輪花七寸皿 ¥50000~  付合箱(桐) 21×21×4 伊万里 O-073 五彩染付六寸皿 ¥70000~  付木箱(桐) 18×18×3 伊万里 O-074 染付花鳥文輪花七寸皿 ¥50000~ 付木箱(杉) 21×21×3  極小ソゲ 窯キレ O-072 赤絵鯱文皿 ¥50000~ 付識箱 (杉 カケ) 285×285×5 「大正二年(1913) 十一月有馬伯爵家精蓮院殿御遺物」箱識 O-076 金彩色絵八角皿 ¥50000~  付時代識箱(桐) 22×23×45 錦手
279 O O-077 後期鍋島雲中鳳文四寸皿 五 ¥100,000~  付合箱(杉) 12×12×4 O-079 後期 鍋島秋草文皿 十 ¥50000~  付識箱(桐) 155×155×45 O-078 双鶴 染付五寸皿 五  ¥50000~ 付時代識箱(杉) 14×14×25 金補修  藍九谷 O-082 染付桐鳳凰文鉢 ¥50000~  付木箱(桐) 26×25×11 伊万里 O-081 後期鍋島梅文鉢 ¥50000~  付木箱(桐) 20×20×6 O-080 後期鍋島山水文皿 ¥80000~  付木箱(桐) 20×20×55 O-085 波佐見青磁蕪葉刻大深鉢 ¥50000~ 36×35×13 ソゲ 大破鎹補修 O-091 三田青磁唐草透大香炉 ¥50,000~ 21×21×165 O-084 波佐見青磁鉢 ¥50000~  付木箱(桐) 28×28×65 O-086 上野大鉢 ¥50,000 付木箱(桐 貼札) 25×24×9 磁貫  松本萩とも O-088 御菩薩向付 五 ¥50,000  付時代識箱(桐) 10×10×6 ホツ3 ヒビ1  磁貫1 金補修1 美曽呂 O-087 御菩薩菊形銘々皿 五  ¥60,000~ 付時代識箱(桐) 16×16×3 磁貫  ホツ2 長丸印 O-083 青磁鉢 ¥80000~ 付合箱(桐) 28×28×11 磁貫 伊万里 O-089 平佐色絵内反鉢 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 14×14×10 O-090 錦手妖怪文足付蓋物 ¥50,000~ 付識箱(桐) 23×23×18 蓋金補修 O-092 安東焼草花色絵火入 ¥50,000~ 付木箱(桐) 12×11×10 磁貫 小判印
280 O O-096 染付花鳥文壺 ¥100,000~ 付 木箱(桐) 21×21×27 蓋欠失 磁貫  小ソゲ O-095 柿右衛門手舟形花入  ¥90000~ 36×16×14 O-094 五彩四方香炉 ¥100,000~  付時代箱(桐) 純銀火舎(23g、八雲銘) 75×75×7 O-098 古染付四方皿 ¥150000~ 付識箱(桐) 175×175×4  共色補修 O-097 奥田頴川 赤絵鉢 ¥250000~ 付時代箱(杉) 28×27×75 底赤絵銘
281 O O-099 源内焼ローマ字鱠皿 十  ¥300,000~ 付時代識箱(杉) 16×16×4  ヒビ3 ソゲ 志度舜民印5 民印2 無印3 O-101 源内焼古代銅器写花瓶 ¥150,000~ 付時代合箱(杉) 24×19×26  両耳接合補修 高台脇共色補修 「舜民」彫銘 O-100 源内焼双耳花瓶 ¥150000~ 付二重箱(内時代識杉) 19×17×46 ソゲ 「鳩渓平賀」彫銘
282 O O-106 因州山水銹絵壺 ¥52,000~  付木箱(モミ) 17×17×14 虫喰 磁貫  小ヒビ O-105 源内焼鳳凰文皿 ¥50,000~  付時代箱(杉) 25×25×5 ソゲ 口辺ヒビ O-107 灰釉長壺 ¥50,000~  付時代識箱(杉) 18×18×26 クッツキ  口辺、底カケ 「薩摩」箱識 O-104 黒薩摩飾耳花入 ¥200,000~  付時代溜塗箱(桐 貼札) 15×13×27 口縁カケ O-103 獅子牡丹文 小皿 五  ¥50000~ 付時代箱(杉) 12×12×3
283 O O-110 仁阿弥道八 狸手焙 ¥200,000~ 付識箱(桐) 23×26×30 「空中光甫写」透月斎箱書 O-111 高橋道八 絵替土器豆皿 十 ¥90,000  付時代箱(杉 貼札) 85×9×2 ソゲ7 裏銘 O-108 尾形乾山 雲錦鉢 ¥200,000~ 付二重箱(内時代 貼札識桐 虫喰) 19×185×95 磁貫 底銘 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光 琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊 八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、 私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。 O-109 仁阿弥道八 萩 手鉢 ¥170,000 付時代共箱(桐 貼札) 28×28×17 磁貫 切高台 「道八」底彫銘 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。伊勢亀山藩士出身で初 代(元文五・1740~文化元・1804)の時、京へ出て粟田口で開窯。松風亭、 空仲、周平と号し、動物・人物置物、香合・酒器を製作した。二代仁阿弥 道八(天明三・1783~安政二・1855)は光時、法螺山人、松風亭、華中亭 とも称し、京焼中興の名工といわれ、歴代で最も有名。青木木米、永樂保 全と共に頴川門下の逸材、幕末の三名工として知られ、当時の文人趣味、 煎茶趣味に走らず、伝統的な仁清風、乾山風な雅陶をよくした。
284 O O-117 林田焼龍田川角皿  ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 21×21×3 磁貫 ヒビ O-118 初代吉向十三軒  織部釉大皿 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 68×69×10 磁貫  窯キレ 「吉向」底方印 O-116 仁清印布袋 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 26×23×19 O-114 三浦乾也 絵替舟形皿 五 ¥50,000~  付時代共箱(杉) 15×10×35  ワレ金補修 ソゲ 磁貫  乾山写 三浦乾也(文政四・1821~明治二 十二・1889)は陶芸家。号に天緑堂。 尾形乾山の技法を継承する陶工。 O-113 仁阿弥道八 ヘタリ手菓子鉢 ¥60,000~  付時代識箱(桐 貼札) 27×21×10  雪持笹文 彫銘 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏 代々の通名。 O-115 古清水四方火入 ¥70,000~ 付木箱(桐 貼札) 9×9×8 O-123 唐津水指 ¥50,000~ 付黒塗箱(杉)  黒塗蓋 19×17×14 O-122 唐津茶碗 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 14×14×8 磁貫 O-125 志野扇形蓋物 ¥50000~ 付合箱(杉) 22×14×11 磁貫 窯キレ O-127 黄瀬戸耳付水指 ¥50000~ 付識箱(桐) 黒塗蓋 145×145×19 磁貫 ヒビ 「元屋敷古窯」古川庄作箱識 O-121 青織部蓋物 ¥50,000~ 付識箱(桐) 23×145×9 蒔絵補修 O-124 志野耳付平鉢 ¥50000~ 付木箱(杉 貼札) 23×19×6 磁貫 O-119 志野織部菓子鉢 ¥80,000~ 付識箱(杉) 21×21×7 磁貫 軍幕形 O-126 絵志野花文菓子鉢  ¥90000~ 付識箱(杉) 22×22×6 磁貫 火傷か O-120 織部手付鉢 ¥80,000~ 付時代識箱(桐) 21×21×14 天保
285 O O-129 河井寛次郎 花文扁壺 ¥500,000~ 付識箱(桐) 15×10×22  河井敏孝箱識 O-128 河井寛次郎 青華獣鳥文 ¥500000~ 付識箱(桐) 所載図録 12×12×12 『河井寛次郎展』(島根県立博物館・1990)所載  河井敏孝箱識 河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・ 1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学 校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と制 作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正 末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴 な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に 河井寛次郎記念館が開設された。 新陶磁
286 O O-133 河井寛次郎 鉄釉梅文蓋物 ¥100000~  付識箱(桐) 11×11×11 河井紅葩箱識 O-131 河井寛次郎 茶碗 ¥500000~ 付共箱(桐) 105×105×75 河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京 都市立陶磁器試験所にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形 態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。 O-132 河井寛次郎 辰砂花文角筥 ¥120000~  付識箱(桐) 7×7×65 磁貫 河井敏孝箱識

て研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘 渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚 な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつ くった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館 が開設された。

287 O O-137 加守田章二 ぐい呑 ¥250000~ 付共箱(桐) 8×8×4 O-138 加守田章二 灰釉花瓶 ¥85000~ 付共箱(桐) 17×17×215 O-134 バーナード・リーチ 青釉小盃 ¥80,000~ 付共箱(桐) 5×5×3  磁貫 O-135 バーナード・リーチ 益子皿画額 ¥70,000~ 付浜田晋作識シール 紙本 18×25 額29×39  ヤケ 1937 O-136 河井寛次郎 扁壺画賛色紙額  ¥60,000~ 付棟方志功識シール 紙本 32×23 額56×47 河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・ 1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工 業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所に
加守田章二(昭和八・1933~昭和五十八・1983)は大阪生。富本憲吉、近藤悠三に指導を受けた。昭和三十四(1959)益子で独立。昭和四十四年(1969) 岩手県遠野に築窯。創造的な作風で新境地を切り開いた。昭和四十九年(1974)芸術選奨文部大臣賞受賞ほか受賞多数。 バーナード・リーチ (明治二十・1887~昭和五十四・1979)はイギリスの陶芸家。香港生まれ。ロ ンドン美術学校でエッチングを学んだ後、明治四十二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、柳宗 悦、濱田庄司らと交流。大正九年帰国、セント・アイヴスに築窯。東洋陶磁の特質にイギリスの技法
を適用、独自の作風を展開した。
288 O O-140 北大路魯山人 備前擂鉢 ¥600000~ 付共箱(桐 墨薄れ) 東京美術倶楽部鑑定証書 23×21×95 北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正十四年超高 級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野・織部・備前・信楽から染付・赤絵と多岐にわ たった。 O-141 北大路魯山人 染付鶏合文筒茶碗 ¥400,000~ 付識箱(桐) 仕覆 105×105×85 磁貫 「令和壬寅(2022)」黒田陶々庵箱識
289 O O-142 北大路魯山人 備前徳利 ¥280,000~ 付共箱(桐) 85×85×16 O-144 加藤唐九郎 志野茶碗 ¥500,000 付共箱(桐) 14×14×9 O-143 北大路魯山人 籠花入 ¥170000~ 付識箱(桐) 20×20×17 「令和己亥(2019)」黒田陶々庵箱識 北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正十四年超高 級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野・織部・備前・信楽から染付・赤絵と多岐にわ たった。 加藤唐九郎(明治三十・1897~昭和六十・1985)は陶芸家、陶磁史研究家。瀬戸周辺の古窯を調査、発掘し、織部、黄瀬戸、志野の再現・復興に努め、独 自の作品を制作した。織部焼で国重要無形文化財の指定を受けるも、永仁の壺事件によってその資格を剥奪される。しかしその後も昭和における桃山復 興の旗手として精力的な活動を続け、評価を揺ぎ無いものとした。愛知県文化功労者。名古屋市内翠松園陶芸記念館内に加藤唐九郎記念館を見る。
290 O O-146 加藤唐九郎 瀬戸黒ぐい呑 ¥120000~  付二重長方箱(内識杉、内箱一欠) 8×8×5 加藤重高箱識 加藤唐九郎(明治三十・1897~昭和六十・1985)は陶芸家、陶磁史研 究家。瀬戸周辺の古窯を調査、発掘し、織部、黄瀬戸、志野の再現・復興 に努め、独自の作品を制作した。織部焼で国重要無形文化財の指定を受
藤唐九郎記念館を見る。 O-147 岡部嶺男 青織部湯呑 六 ¥130000~  付共箱(桐) 6×6×9 岡部嶺男(大正八・1919~平成二・1990)は瀬戸市生まれ、加藤唐九 郎の長男。織部、志野、黄瀬戸、灰釉、鉄釉などの技法をもとに創作。ま た、青瓷の研究をし独特の釉調を持つ作品を創出した。 O-148 八木一夫 黒陶板額 ¥200,000~ 付額用箱(桐) 陶板用共箱(桐) 17×17 額24×24 O-149 八木一夫 白釉茶碗 ¥150,000~ 付識箱(桐) 14×14×8 八木明箱識 八木一夫(大正七・1918~昭和五十四・1979)は京都生まれの陶芸家。京都市立美術工芸学校卒。沼田一雄に師事。前衛陶芸団体「走泥社」を結成。従来 の陶芸の実用性を全く無視したオブジェ作品を発表し、その後アンフォルメル、抽象表現主義など新思潮に対応しながら独創的な創作活動を行い、陶芸 に新分野を確立した。
けるも、永仁の壺事件によってその資格を剥奪される。しかしその後も 昭和における桃山復興の旗手として精力的な活動を続け、評価を揺ぎ無 いものとした。愛知県文化功労者。名古屋市内翠松園陶芸記念館内に加
291 O O-150 十一代今泉今右衛門 五寸皿 五  ¥400,000~ 付共箱(桐) 15×15×4 十一代今泉今右衛門(明治六・1873~昭和二十 三・1948)は本名熊一。昭和二年(1927)襲名。 O-151 岡部嶺男 粉引茶碗 ¥100,000~ 付共箱(桐) 155×155×65 磁貫 岡部嶺男(大正八・1919~平成二・1990)は瀬戸市生まれ、加藤唐九 郎の長男。織部、志野、黄瀬戸、灰釉、鉄釉などの技法をもとに創作。ま た、青瓷の研究をし独特の釉調を持つ作品を創出した。 O-152 佐々木二六 天神蟹 ¥100,000~ 付共箱(杉) 85×4×3 足一欠 爪カケ 佐々木二六(安政四・1857~昭和十・1935)は陶芸家。宇摩郡村松村 出身。代々瓦製造に携わる家に生まれる。徳島で、熊本の生人形に出 会ったことから人形制作に興味を持つ。その後、焼物を志し、各地の窯 元を訪れて研究を重ねる。明治二十年、相馬焼に着想を得て、村松村に 二六焼を創設する。宮内省への献上もあった。へらで形づくり、独特の 彩色と釉薬を施した写実的な人物、万年青などの植物、アカテガニや虎 などの動物を得意とした。当代は四代目。
292 O O-154 十二代今右衛門 笹文水指 ¥80,000~ 付共箱(桐) 共蓋 13×13×185 O-155 清水六兵衛 宋胡禄片口鉢 ¥50,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 24×21×12 磁貫 「初代」貼札識 清水六兵衛は京都清水焼陶工の名跡。当代は 八代。 O-162 二代諏訪蘇山 龍耳花入 ¥50,000~ 付二重箱(内共杉) 115×115×26 二代諏訪蘇山(明治二十三・1890 ~昭和五十二・1977)は初代の姪で、 養女となった。名は虎子。大正十一 (1922)二代を襲名。 O-163 永澤永信 波千鳥文花瓶 ¥80,000~ 付共箱(桐) 25×25×26 出石 永澤永信(明治四十三・1910~昭 和五十二・1977)は出石焼の作家。 豊岡市出身。本名永澤實。 O-161 諏訪蘇山 青磁三脚香炉 ¥50,000~ 付純銀火舎(27g) 11×11×75  底銘 二代か O-156 三浦竹泉 唐子遊絵陶額 ¥50,000~ 付共箱(桐) 24×24 額39×39  額裏シミ 底染付銘 O-164 細川不東 伊賀鶴首花入 ¥50,000~  付共箱(桐) 14×14×28 細川護熙(昭和十三・1938~)は 肥後熊本藩主細川家の第十八代当 主。上智大学卒。第七十九代内閣総 理大臣。政界引退後は工房と茶室 「不東庵」を建て、主に茶人、陶芸 家として活動。 O-160 二代徳田八十吉 壺 ¥50000~ 付共箱(桐) 20×20×21 磁貫 二代徳田八十吉(明治四十・1907 ~平成九・1997)は石川県生まれの 陶芸家。本名は雲戸外次。初号は魁 星。初代の養子となり師事、昭和三 十一年(1956)二代を襲名。石川県 指定無形文化財認定。日展会員。日 本窯業協会評議員。 O-159 森野泰明 雲藍瓢花瓶 ¥50000~  付共箱(桐) 11×11×22 森野泰明(昭和九・1934~)は京 都生まれの陶芸家。京都市立美術大 学卒。日本藝術院会員。芸術院会員。 日展常務理事。 O-158 鯉江良二 花入 ¥50000~ 付共箱(桐) 10×10×23 O-157 鯉江良二 織部皿  ¥70000~ 付共箱(モミ) 26×26×4 鯉江良二(昭和十三・1938~令和二・2020)は愛知県常滑市出身の陶芸 家。前衛作家。昭和四十七年(1972)、フランス・バロリス国際陶芸展グラ ンプリ受賞。同五十八年のスイス・ジュネーブの「日本の夏展」で反響を呼 ぶ。無所属。
293 O O-165 復興九谷 菊慈童文大皿 ¥70,000~ 37×37×8 磁貫 「梨谷村小山造」 底銘 O-166 復興九谷青手菱皿 五 ¥50,000~ 付合段箱(桐) 18×15×3 窯キレ O-172 加藤静允 吹墨蘇武守節文七寸皿 ¥60,000  付共箱(桐) 20×20×4 O-171 加藤静允 吸坂手鷺文平鉢 ¥60,000~ 付共箱(桐) 17×17×5 O-170 加藤静允 吹墨兎文七寸皿 ¥70,000~ 付共箱(桐) 20×20×4 釉剥離 O-167 坂本五郎鶴亀絵徳利 付加藤静允赤絵盃 ¥70,000~ 付識箱(杉) 徳利8×8×105 盃55×55×35 盃裏窯印 O-168 加藤静允 白磁面取小瓶 二  ¥60,000~ 付共箱(桐) 35×35×65ほか O-169 加藤静允 神号 未装 仮巻 ¥60,000~ 紙本 34×100 シミ 加藤静允 加藤静允(昭和十一・1936~)は京都の江戸時代より代々医者の家に生まれる。小児科医であり陶芸家。
294 O O-175 石黒宗麿 絵志野茶碗 ¥200000~ 付共箱(桐) 東京美術倶楽部鑑定証書 135×135×85 石黒宗麿(明治二十六・1893~昭和四十三・1968)は富山県出身の陶 芸家。中国宋時代の天目・鉄釉の再現に尽力。昭和三十(1955)「鉄釉陶 器」で重要無形文化財保持者認定された。木の葉天目の再現に成功して いる。 O-174 加藤卓男 三彩四方大鉢 ¥500000~ 付共箱(桐 ヨゴレ・虫喰) 41×41×17 正倉院復元 加藤卓男(大正六・1916~平成十七・2005)は陶芸家。岐阜県多治見の幸兵衛窯、丸幸陶苑の家に生まれる。ペルシャ古窯発掘調査に参加、多年の古代 オリエント研究の成果を実らせ、ラスター彩、三彩などの復元に成功する。日展特選北斗賞、紫綬褒章など受賞。多治見市無形文化財、岐阜県無形文化財 保持者。平成七年(1995)重要無形文化財保持者認定。 O-176 藤本能道 染付小禽文八角皿 ¥120000~  付共箱(桐) 32×32×4 藤本能道(大正八・1919~平成四・1992)は東京生まれの陶芸家。東 京美術学校卒業後、文部省技術講習所に入所。加藤土師萌に師事。富本 憲吉の助手を務めながら、九谷焼色絵磁器の技法を習得。日本工芸会正 会員。日本陶磁協会理事。東京芸術大学学長。昭和六十一(1986)年に重 要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。 人間国宝

形文化財保持者、昭和六十二 (1987)には重要無形文化財「備前 焼」保持者に認定された。

295 O O-177 清水卯一 青天釉茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 12×12×65 清水卯一(大正十五・1926~平成十六・2004) は京都五条坂生まれ。石黒宗麿に学ぶ。昭和六十 (1985)には重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者認 定。青磁・白磁も手掛ける。 O-185 藤本能道 色絵花文鉢 ¥50,000~ 付共箱(桐 蓋シミ) 15×15×5  底染付銘 藤本能道(大正八・1919~平成四・1992)は東 京生まれの陶芸家。昭和六十一(1986)年に重要 無形文化財「色絵磁器」保持者認定。 O-183 山本陶秀 耳付花入 ¥50000~ 付共箱(桐) 15×11×24 山本陶秀(明治三十九・1906~平 成六・1994)は備前市伊部生まれ。 昭和十三(1938)に楠部彌弌に師事、 昭和三十四(1959)に岡山県重要無
O-184 藤原雄 備前壺 ¥50000~  付共箱(桐) 215×185×26 藤原雄(昭和七・1932~平成十三・2001)は岡 山県生まれの陶芸家。藤原啓の長男。明治大学卒。 昭和五十五年(1980)岡山県重要無形文化財保持 者、平成八年(1996)「備前焼」重要無形文化財 保持者に認定。 O-178 島岡達三 塩釉象嵌草花文茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 13×13×7 島岡達三(大正八・1919~平成十九・2007)は 益子焼の作家。濱田庄司に師事。朝鮮半島の象嵌 に縄文の技法を融合した「縄文象嵌」を創作。平 成八年重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定。 O-181 浜田庄司 柿釉抜絵花入 ¥60000~ 付共箱(桐) 11×10×22 O-182 浜田庄司 花入 ¥50,000~ 付共箱(桐) 11×85×195 O-180 浜田庄司 柿釉赤絵六角花瓶 ¥70000~ 付識箱(桐) 125×11×20 浜田晋作箱識 O-179 富本憲吉 灰釉茶碗 二  ¥50,000~ 付識箱(桐) 平16×16×6  高145×145×8 瀧田項一箱識 富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・ 1963)は陶芸家。昭和三十年重要無形文化財「色 絵磁器」保持者認定。三十六年文化勲章受賞。 濱田庄司(明治二十七・1894~昭和五十三・1978)は神奈川県生まれ。本名象二。東京高等学校(現在の東京工 業大学)窯業科で板谷波山に師事した。卒業後京都市立陶磁器試験場で研究を重ね、大正九年(1920)バーナー ド・リーチと渡英、帰国後は益子に移住して制作に励んだ。柳宗悦、河井寛次郎、芹沢銈介とともに民芸運動の中 心人物として活躍。昭和三十年(1955)重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定。文化勲章受章。 O-186 十一代三輪休雪 萩茶碗 ¥50,000~ 付共箱(桐) 13×13×9 十一代三輪休雪(明治四十三・1910~平成二 十四・2012)は萩市生まれ。三輪雪堂の三男。本 名節夫、初号休、隠居号寿雪。昭和五十八年重要 無形文化財「萩焼」保持者に認定される。平成十 五(2003)年家督を長男龍作に譲り隠居する。
296 O O-187 薩摩錦手大壺 ¥500,000~ 付識箱(桐) 24×24×32 磁貫 「光涛画」 底銘 O-188 白薩摩双耳瓶 ¥80,000~  付木箱(モミ 貼札) 18×16×33 磁貫 O-189 京薩摩色絵紫陽花蝶文大壺 ¥65,000~ 35×35×54 蓋欠 磁貫 ソゲ  口辺小カケ接合補修 O-190 白薩摩桐鳳凰文花瓶 ¥50,000~ 付識箱(桐) 10×10×15 磁貫 明治工藝
297 O O-191 錦光山 色絵七宝皿 ¥50000~ 付時代識箱(杉 貼札) 18×18×2 底銘 O-193 薩摩廣田 象耳三脚香炉 ¥60000~ 付木箱(桐) 15×12×13 磁貫  底銘 O-194 初代真葛香山 青磁釉葡萄鉢 ¥85000~  付共鏡箱(桐、身部補作) 18×17×75 初代真葛香山(天保十三・1842~大正五・1916)は、茶碗屋長兵衛の 四男として京都に生まれ、万延元年家業を継いだ。本名虎之助。明治四 年横浜に開窯。精密精緻な磁器を創出。明治二十九年帝室技藝員推挙。 清風与平、竹本隼太とともに明治の三代名工といわれた。 O-195 美山 九谷蓋付菓子鉢 ¥50000~ 付共箱(桐) 18×18×11 磁貫 O-197 象牙蒔絵扇子 ¥50,000~  総長21 キレ 風俗 花蝶 O-196 象牙蒔絵扇子 ¥70,000~  総長24 花籠 田植 O-192 金彩赤絵深鉢 ¥58000~  23×23×12
298 O O-199 象牙桜桃 ¥150,000~ 付合箱(桐) 5×8×25 O-200 孔雀羽蒔絵文台 ¥150,000~ 付木箱(杉 蓋桐) 63×36×12 O-203 米田秀保 銅四神獅子鈕四方香炉 ¥50000~ 付共箱(桐) 14×14×19 「秀保」鋳銘 O-202 塚田秀鏡 加賀象嵌蓋付壺 ¥100,000~ 付識箱(桐) 16×16×28 在銘 O-204 金屋五郎三郎 銅薄端 ¥50,000~ 45×45×42 在銘 金谷家は鋳金家。屋号金屋、通称 五郎三郎。明治初年、金屋を金谷に 改姓。 O-201 蒔絵小槌 ¥80,000~ 付木箱(桐) 8×7×17 剥離
299 O 酒器 O-300 備前徳利 ¥650,000~ 付時代箱(桐) 75×75×125 ※P301にも掲載あり O-301 加守田章二 象嵌彩絵盃 ¥250000~ 付共箱(桐) 75×7×6 加守田章二(昭和八・1933~昭和五十八・1983)は大阪生。富本憲吉、近藤悠三に指導を受け た。昭和三十四(1959)益子で独立。昭和四十四年(1969)岩手県遠野に築窯。創造的な作風で新 境地を切り開いた。昭和四十九年(1974)芸術選奨文部大臣賞受賞ほか受賞多数。 O-302 加守田章二 盃 ¥100,000~ 付共箱(桐) 7×7×45 O-303 根来丸盆 ¥30,000~ 付木箱(杉) 12×12×2 小アタリ KR-027 高麗藻魚文象嵌徳利 ¥600,000~  付木箱(桐) 11×11×16 口辺金補修 ※P380にも掲載あり O-305 三浦小平二 青磁ぐい呑 ¥100000~ 付共箱(桐) 7×7×55 磁貫 三浦小平二(昭和八・1933~平成十八・2006)は新潟 県生まれの陶芸家。三代常山の孫、三浦小平の長男。小平 窯を継承。東京芸術大学卒。加藤土師萌に師事。東京芸術 大学名誉教授。日本工芸会理事。1997年重要無形文化財 「青磁」保持者に認定。 O-306 三浦小平二 色絵鳥文盃 ¥100,000~ 付共箱(桐) 8×8×45 珠鶏 O-307 根来丸盆 ¥50,000~ 38×37×7 ヒビ O-308 荒川豊蔵 粉吹風酒盃 ¥200,000~ 付識箱(桐) 5×5×5 荒川武夫箱識 ※P301にも掲載あり O-309 南洋平盆 ¥30,000~ 38×365×75  色補正 O-310 黒釉徳利 ¥30,000~ 11×11×16 口辺接合補修 CN-070 飛青磁盃 ¥50,000~ 65×65×35  磁貫 ※P356にも掲載あり O-312 染付捻文盃 ¥50000~  付木箱(桐) 8×8×35 接合金補修 伊万里 「大明成化年製」底染付銘 O-313 李朝膳天板盆 ¥35000~  46×32×25 ヒビ カケ スレ O-314 川喜田半泥子 唐津写徳利 ¥50,000~ 付識箱(杉) 10×10×20 口辺ソゲ  首接合補修 伊藤庸庵箱識 川喜田半泥子(明治十一・1878~昭和三十八・ 1963)は陶芸家、実業家。 O-315 加藤孝造 志野ぐい呑  ¥50000~ 付共箱(桐) 6×6×4 磁貫 加藤孝造(昭和十・1935~)。平成二十二年(2010) 「瀬戸黒」で重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。 O-316 伊勢崎淳 備前ぐい呑 ¥30,000~ 付共箱(桐) 55×55×4 伊勢崎淳(昭和十一・1936~)。平成十六(2004)年 「備前焼」重要無形文化財保持者認定。 O-317 唐物寄木長丸塗盆 ¥30,000  付識箱(桐) 36×23×3 O-318 宮川香山 松絵盃  ¥30,000~ 付共箱(桐) 5×5×35 乾山写
300 O O-326 蝶青貝蒔絵銚子 ¥30,000~ 19×15×18 O-327 堅地屋清兵衛 蒔絵朱塗盃 三 ¥30000~  付共箱(桐 貼札) 14×14×25ほか O-319 南天蒔絵銚子 ¥30,000~ 付合識箱(桐) 16×11×14 O-320 柳義 朱塗初夢三重盃 ¥30,000~  付黒塗箱(桐 底桟一欠) 115×115×25ほか  富士ワレ補修 裏蒔絵銘 O-321 瓢箪 ¥30000~ 付木箱(桐 貼札 破損) 17×17×40 O-322 沈金九重盃 盃台 ¥30000~ 付識箱(杉)  盃27×27×11ほか 盃スレ 盃台スレ、ヒビ O-328 中村六郎 備前徳利 ¥30,000~ 付識箱(桐) 9×9×125 中村真箱識 中村六郎(大正三・1914~平成十六・2004)。 O-329 青磁刻花盃 ¥30000~ 付木箱(桐) 95×95×3 ソゲ O-330 珠光青磁平盃 ¥50,000~ 付識箱(杉) 仕覆  105×105×4 縁金補修 O-331 刳盆 ¥30000~ 48×30×25 鎹補修 O-332 吉田屋 角徳利 ¥100000~ 付識箱 (桐) 6×6×20 磁貫 初代徳田八十吉箱識 O-333 永楽家  卯年盃ほか 三  ¥30,000~ 付共箱(桐)3 55×55×45ほか O-334 須田菁華 花鳥文 皿 ¥30,000~ 付共箱(桐) 皿立 19×19×25 O-335 松四方盆 ¥30,000~ 30×22×3 ヒビ ソゲ O-323 紫交趾写徳利 一対 ¥30000~ 付時代箱(桐 貼札) 7×7×17 O-324 古曽部安南写盃 五 ¥40000~  付木箱(モミ 貼札) 7×7×6 ソゲ3 磁貫 O-325 根来皿 五 ¥30000~  付時代合識箱(桐 貼札 虫喰) 14×14×4
301 O O-344 鉄銚子 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 18×14×17 O-345 桜蒔絵 花月台 三重盃 ¥30,000~ 付時代識箱(桐  小虫喰)2 大11×11×35ほか 台20×20×21 O-346 和蘭陀立菊文鉢 ¥30000~ 付木箱(桐 貼札) 16×16×9 O-336 琳派蒔絵丸盆 八 O-336 琳派蒔絵丸盆 八 ¥50,000~ 付合箱(杉) 21×21×2ほか スレ ユガミ O-337 大西定林 独楽形燗鍋 ¥60,000~ 付識箱 (桐) 21×15×16 大西浄心箱識 銀蓋 O-338 雑宝蒔絵 三重盃 盃台 ¥30,000 付時代識箱(桐) 大盃13×13×4 花月台20×20×20 O-339 和蘭陀 大皿 ¥50000~  39×39×55 磁貫 O-342 菊紋銚子  ¥30000~ 付時代識箱(杉) 17×13×16 O-343 三重盃  盃台 ¥30000~ 大盃10×10×35ほか 大:土佐光貞絵 中:月渓画 小:深泉 ソゲ共色補修 O-336 琳派蒔絵丸盆 八 O-340 鉄浜松地文燗鍋 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 21×13×10 銀被注口 赤銅把手 O-341 永田友治  宝珠蒔絵組盃 ¥50,000~ 付識箱(桐) 大11×11×3ほか 盃台145×145×6 銘「青々子」 富岡鉄斎箱識 永田友治は京都の蒔 絵師。 O-308 荒川豊蔵 粉吹風酒盃 ¥200000~ 付識箱(桐) 5×5×5  荒川武夫箱識 荒川豊蔵(明治二十七・1894~昭和六十・ 1985)。昭和三十(1955)に志野・黄瀬戸で重要 無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。昭 和四十六(1971)文化勲章受章。 O-300 備前徳利 ¥650000~  付時代箱(桐) 75×75×125 O-332 吉田屋 角徳利 ¥100000~ 付識箱(桐) 6×6×20 磁貫 初代徳田八十吉箱識 O-336 琳派蒔絵丸盆 八 O-336 琳派蒔絵丸盆 八
302 P P 001 原羊遊斎 花鳥蒔絵文庫 硯箱 ¥800000~ 付二重箱(内溜塗識桐 外共溜塗)二 銀鶴水滴 硯石 墨 刀子 錐 筆二  文庫26×34×15 硯箱17×21×5 硯箱蓋ワレ 内薄梨子地、蒔絵銘 原羊遊斎(明和六・1769~弘化二・1845)は江戸後期の蒔絵師。江戸神田に住み、通称は久米次郎、更山と号する。酒井抱一の下絵による江戸琳派の印 籠・櫛類を工房で多く制作した。谷文晁、大田南畝など当時一流の文化人との交流が知られる。 漆藝
303 P P 003 勝虫蒔絵茶箱 ¥230000~ 付木箱(杉) 20×14×13 内黒 P 004 螺鈿鉾杉文箱 ¥180000~ 付木箱(桐) 所載本  10×46×18 スレ メクレ 剥離 ソゲ 『富山県時代漆芸展』(富山県教育委員会・1964)所載 P 002 高台寺蒔絵 秋草文湯桶 ¥350000~ 付時代箱(杉) 29×20×17  補修
304 P P 009 川遊蒔絵錫縁硯箱 ¥80,000~  付水滴 硯石 21×235×4 蓋裏叢梨子地群鷺蒔絵 P 006 瀧崖獅子牡丹蒔絵料紙箱 硯箱 ¥380,000~  付木箱(桐)各一 銀蝶形水滴 硯石 筆二 錐 刀子  料紙箱32×40×15 硯箱20×235×55 P 007 破笠細工秋草雀硯箱 ¥220,000~  付時代箱(桐 貼札) 銀七宝唐花水滴 硯石 20×23×35  埋木 蓋裏叢梨子地朧月蒔絵 P 008 家紋蒔絵重硯箱 ¥100,000~  付時代黒塗識箱(杉) 15×25×20 極小アタリ  銀水滴、硯石、筆大小 丸に違鷹羽紋 P 010 丸雲龍蒔絵硯箱 ¥70,000~  付合箱(杉) 鍍金瓢形水滴 硯石 22×24×55  スレ アタリ 蓋裏叢梨子地松藤蒔絵
305 P P 013 氷裂吹寄蒔絵硯箱 ¥60,000~ 付硯石 銅水滴  22×25×5 小アタリ スレ 内梨子地 P 012 梨子地山水蒔絵文庫 ¥90,000~ 付時代箱(桐) 31×39×13 底ヒビ 内梨子地 P 016 虫狩蒔絵硯箱 ¥50,000~ 付水滴 硯石 185×24×4 P 014 青貝漢詩硯箱 ¥50,000~ 付素銅水滴 丸硯  16×23×5 隅キレ アタリ 内芦勝虫蒔絵 P 011 室瀬春二 薊蒔絵小形硯箱 ¥100,000~  付共箱(桐) 15×22×3 身部断文 蓋裏蝶 P 015 希水 瓢箪蒔絵硯箱 ¥50,000~ 付時代箱(桐 貼札) 硯石 水滴 墨 筆3 115×29×85 小アタリ 蓋裏蒔絵銘 P 020 三友青貝蒔絵三宝  ¥50,000~ 32×32×28  小アタリ P 017 梅花蒔絵文箱 ¥50,000~ 10×37×7 隅キレ  内梨子地 P 018 桐蒔絵二段小箱 ¥50,000~ 付時代溜塗箱(桐) 11×105×45 アタリ P 019 桜幕蒔絵合子 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 55×5×25 内梨子地 仕切付
306 P P 026 菊桐蒔絵大棗 ¥100,000~  付時代箱(桐 貼札) 仕覆 155×155×15  スレ 合口ソゲ、不具合 P 027 流水沢瀉蒔絵鉢 ¥95,000~  付時代箱(杉) 25×25×9 P 028 叢梨子地松梅家紋蒔絵徳利 ¥90,000~ 付時代箱(桐 貼札)  蓋 105×105×225 丸に違鷹羽紋 P 025 西行法師蒔絵富士形 吸物椀 十 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 13×13×9 P 022 山水蒔絵香箱 ¥120,000~ 16×10×12 小アタリ 内梨子地 P 024 桐鳳凰蒔絵銚子 ¥50,000~  付識箱(桐) 24×18×22 蓋不具合 内梨子地 P 023 佐野長寛 桜川蒔絵香盆 ¥50,000~ 付時代黒塗箱(桐 貼札 虫喰)  極札 135×95×1 底銘 「宇和島伊達家旧蔵」貼札識 佐野長寛(寛政六・1794~安政三・1856)は京 都の蒔絵師。長濱屋治兵衛の次男で名は長次、通 称治助。黒漆絵に優れた。
307 P P 029 花鳥蒔絵衝立 ¥300,000~ 付永暉筆人物画障子(裏面古木翡翠) 障子75×70 衝立103×26×112 障子留具不具合 P 032 芳州 波兎ウンスンカルタ 漆絵衝立 ¥80,000~ 51×21×52 P 033 家紋唐草蒔絵衣桁 ¥90,000~ 167×43×154 スレ 変わり五ツ沢潟紋  鍍金金具 P 034 家紋散蒔絵棚 ¥50,000~  76×37×69 側面板ワレ スレ P 031 青貝彩色平卓 ¥100000~ 67×36×14 スレ 剥離 P 030 吉野山蒔絵 耳盥台 ¥120,000~ 付時代溜塗箱 (桐) 30×30×21
308 P P 035 根来三ツ足盥 ¥100,000~ 付木箱(桐) 32×32×135  ヒビ ワレ 剥離 P 036 根来三ツ足盥 ¥100,000~ 付識箱(桐) 32×32×19 ヒビ ワレ 塗補修 「遍照院秀恵」朱識 P 038 村上堆朱高卓 ¥50,000~  33×33×50 P 044 研出根来塗盆 五 ¥50,000~  付時代箱(桐 貼札) 25×24×25 P 043 大徳寺盆 十 ¥90,000~  付時代識箱(桐) 235×235×15 P 041 秋草花熨斗蒔絵手付煙草盆 ¥50,000~ 付時代溜塗箱(桐 貼札) 29×18×32 伊万里白抜染付火入、焚殻入 P 042 鉄線唐草蒔絵鏡台ほか 二 ¥50,000~ 28×28×65ほか スレ 溜塗鏡台 P 039 黒漆四方隅入高杯 ¥50,000 33×33×29 P 040 桜蒔絵耳盥 ¥50,000~  33×27×14 スレ ソゲ P 045 漆匠堆漆菓子器 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 16×155×95 P 037 色漆塗水次 ¥50,000~ 総長38
309 P P 046 鎌田稼堂 堆朱四君子香筒 ¥700000~ 付二重箱(内共桐・シミ  外溜塗) 総長38  乙亥(1935)箱識 鎌田稼堂(生歿年未詳)讃 岐塗の作家で堆朱を得意と した。玉楮象谷らと共にその 後の讃岐漆工芸の礎を築い た一人。また多くの門弟をも 指導した。 P 048 川上石生 讃岐彫香合 ¥50,000~ 付共箱(桐) 8×8×3 P 047 玉楮象谷 木椀片口 ¥100000~ 付識箱(桐) 銀蓋 95×85×125
文綺堂黒斎箱識 玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高 松出身。本姓藤川。幼少より父の教えを受け、塗 りと彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野菜、 鳥、虫、などを緻密に彫刻で表現した。また中国、 東南アジアの堆朱、堆黒、蒟醤などの技法研究に 力を注ぎ、独自の漆技法を築いた。讃岐漆芸の祖。
310 P P 052 市川銕琅 木彫福神 ¥170000~ 付共箱(桐)  像高23 市川銕琅(明治三十四・1901~昭和六十二・1987)は彫刻家。東京に 生まれ、奈良に住した。加納鐡哉の最後の弟子。初号銕良。銕琅と号して からも六十年に及ぶ作家活動をなし、夥しい作品を残した。 P 053 中尾忠信 蘭陵王 ¥150000~ 付共箱(桐 小虫喰)  像高38 シミ 中尾忠信は奈良の人形師。 P 051 加納鉄哉 木彫普賢菩薩面 ¥120000~  付共箱(桐) 20×25 倣圓澄寺什宝 加納鉄哉(弘化二・1845~大正十四・1925)は岐阜出身。古典を学び、 彫刻、絵画、工芸の多分野で独自の世界を作り上げた。明治十四(1881) 年、第二回内国勧業博覧会で妙技三等賞を、第十次、第十一次奈良博覧
P 050 平野富山 木彫良寛 ¥350000~ 付共箱(桐)  飾台 像高27 平野富山(明治四十四・1911~平成元・1989)は静岡県生まれの彩色 木彫家。本名は富三。池野哲仙、斎藤素巌、平櫛田中に師事。田中作品の 彩色を多数行った。彫塑にも取り組み日展に出品した。日展評議員。 木工
会では一等賞を受賞している。その後奈良、京都で古寺の文化財調査を 実施、東京美術学校の彫刻科設置に関わった。
311 P P 055 高橋保 美人舞姿 ¥70,000~  付共箱(桐) 総高57 右手第一指接合補修 「昭和10年(1935)」箱識 P 056 象鼻 一対 ¥50000~ 16×38×25 ヒビワレ 牙一補修 「文久三年」墨識 P 054 舟箪笥 ¥200,000~ 53×40×395  金具サビ
312 Q Q-001 三世秦蔵六 銅塗金花入 ¥500,000~ 付共箱(桐) 14×14×32 金工
313 Q Q-002 知新斎勝信 三友鶴亀文銀銚子 一対  ¥200,000~ 付識箱(桐) 19×13×15 蓋裏印 Q-009 大杉朝海 銅出雛灰皿 ¥70000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 17×19×11 三井高遂箱識 Q-010 清廣 銀花瓶 ¥50,000~ 付共箱(桐) 13×13×18 Q-011 銀箔 千二百  ¥50,000~ 付合箱(モミ) 12×12 Q-004 中尾宗貞 銅達磨 ¥80,000~  像高175 鋳銘 中尾宗貞なる金工師について詳 しい情報を得ない。 Q-008 銅菊花毛彫盤 ¥50,000~ 31×31×55 Q-007 鎖 四 ¥50,000~  付編箱 総長133ほか 鉄3 銅1 Q-005 銅蓮蟷螂筆架 ¥50,000~ 付時代識箱(桐)  総長13 Q-006 金流火箸 ¥50,000~ 付木箱(桐)  総長23ほか 不揃 Q-003 斎田梅亭 截金花額 ¥80000~ 104×33 額121×53  紬地 斎田梅亭(明治三十三・1900~昭和五十六・1981)は、截金師。本名右 五郎。昭和五十六年、諸工芸(截金)で初の重要無形文化財保持者(人間国 宝)に認定。
R-001 翡翠ペンダント ¥120,000~ 付ケース  宝石鑑別書、分析報告書(CGL) トップ25×46 総長36  中石943ct 脇石014ct トップPt900 他Pt850 R-002 翡翠リング ¥320,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  中石151×123×72mm 18号 有色樹脂含浸 中石1203ct  脇石063ct Pt900 R-003 翡翠リング ¥110,000~  付ケース 宝石鑑別書、分析報告書(CGL)  中石127×100×49mm 11 12号 中石523ct  脇石027ct Pt900 R-004 ブルーサファイアリング ¥150,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 12号 加熱 中石239ct 脇石086ct Pt900 R-005 ブルースターサファイアリング ¥140,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 12号 中石499ct 刻印:14 60 Pm900 貴石 宝石 314 R
R-006 イエローサファイアリング  ¥90000~ 付ケース 宝石鑑別書、ソーティングメモ (CGL) 中石70×48×31mm 12号  加熱 刻印:093 038 Pt950 R-010 珊瑚リング ¥100000~ 付ケース 宝石鑑別書、ソーティングメモ (CGL) 直径142mm 9号  脇石013ct Pt900 R-008 ルビーリング ¥60000~ 付ケース  宝石鑑別書(CGL)  中石101×79×56mm 14号  加熱 鉛ガラス含浸 脇石017ct K18 R-009 キャッツアイリング ¥90000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石58×49×35mm 10号  中石0973ct 脇石033ct Pt900 R-007 サファイアリング  ¥50000~ 付ケース 14号  重量表示なし 14K R-011 珊瑚リング ¥100000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 直径129mm 13 14号 充填 刻印:036 021 Pt900 R-012 珊瑚リング ¥95000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石156×92×44mm 12号 中石463ct 脇石052ct K18WG R-013 珊瑚リング ¥80000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 直径122mm 15号 充填 色素残留  脇石019ct Pt900 R-017 マルチリング ¥65,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL、対緑石) 14号  透明剤含浸 刻印:E006 S031 R028 D027K18 R-014 珊瑚リング ¥80,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 直径120mm 11号 腕ヨゴレ 脇石0208ct Pt900 R-016 アクアマリンリング ¥65,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石90×70×45mm 12号  中石150ct 脇石030ct Pt900 R-015 翡翠リング ¥75,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石104×86×34mm 13号  中石269ct 脇石017ct Pt900 R-018 オパールリング ¥100000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石134×105×61mm 11号 中石414ct 脇石029ct K18 R-020 オパールリング ¥75000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石92×70×25mm 12号  中石099ct 脇石043ct Pt900 R-019 オパールリング ¥95000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石193×88×48mm 15号  刻印:493 D604 Pt900 315 R
R-022 エメラルドペンダント ¥180,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ16×27 総長37 41 透明剤含浸  中石128ct 脇石120ct K18 R-023 マルチペンダント ¥135,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL、対青石) トップ09×45  総長395 加熱 刻印:273 0688 K18 R-024 翡翠ペンダント ¥130,000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL)  中石152×125×74mm 総長42 有色樹脂含浸  中石1250ct 脇石023ct トップK18WG  他Pt850 R-025 オパールペンダント ¥100,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ13×33 最長45 中石791ct  脇石010ct K18WG R-026 翡翠ペンダント ¥100,000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) トップ08×18  総長44 透明剤含浸 中石317ct 脇石015ct K18WG R-027 エメラルドペンダント ¥95,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ19×16 総長40 透明剤含浸  トップPt900 他Pt850 R-028 ダイヤモンドピアス ¥55000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  総長22 各017ct 750 R-029 ダイヤモンドピアス ¥50000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 04×04 各0155ct K18 R-030 シェルカメオブローチ 二  ¥50000~ 付ケース 45×55ほか 316 R
R-034 キャッツアイ ペンダント ¥55000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石64×65×41mm 総長39 中石165ct 脇石022ct  トップPt900 他Pt850 R-033 ダイヤモンド ペンダント ¥65000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ19×23 総長40 050ct  トップK18 他Pt850 R-031 ゴールデン サファイアペンダント ¥85000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 中石105×67×36mm 総長39 中石268ct 脇石038ct  トップPt900 他Pt850 R-032 ダイヤモンド ペンダント ¥70000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL、対青石) トップ14×14 最長44 050ct K18 R-035 南洋真珠 ペンダント ¥50000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL)  直径116mm 総長40 K18 R-037 花珠真珠 ネックレス ¥85000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL、GGC)  直径85 90mm 総長43 SILVER925 85mmペア珠 R-036 琥珀ペンダント ¥50,000~ 4×5 K18GP R-038 真珠ネックレス ¥50,000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL) 最大径129 130mm 総長42 SILVER925 R-040 珊瑚ネックレス ¥65,000~ 付ケース  宝石鑑別書(CGL) 総長48 K14 R-042 珊瑚ペンダント ¥50,000~ 付ケース  宝石鑑別書(CGL) 総長43 K18 R-041 珊瑚ネックレス ¥70,000~ 付ケース  宝石鑑別書(CGL) 総長61 K18 R-039 黒真珠ネックレス  ¥50,000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL) 最大径132 133mm 総長43 SILVER925 317 R
R-044 真珠装魚形ブローチ ¥120,000~ 付ケース  45×18 K18 R-052 シェルカメオ ブローチ ¥55,000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 35×42 K18 R-049 ダイヤモンド ブレスレット ¥80,000  付ケース 宝石鑑別書(CGL)  総長19 100ct K18WG R-048 ダイヤモンド ブレスレット ¥60,000  付ケース 宝石鑑別書(CGL)  総長155 19 054ct K18WG R-051 瑪瑙カメオ ブローチ ¥60,000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 34×42 着色 K18 R-050 ダイヤモンド ブレスレット ¥90,000  付ケース 宝石鑑別書(CGL)  総長18 100ct K18 R-053 珊瑚ペンダント トップ ¥110,000~ 付ケース 宝石鑑別書、ソーティングメモ (CGL) 35×44 色素残留 K18 R-045 ダイヤモンドピアス ¥55,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 総長68  各009ct K18 R-046 アコヤ真珠ピアス ¥50,000~ 付ケース 真珠鑑別書(CGL) 直径80 85mm  総長63 K18 R-047 マルチピアス ¥55,000~ 付ケース  宝石鑑別書(CGL、対無色)  総長30 K18 重量表示なし R-054 彫刻珊瑚 ペンダントトップ ¥90,000~ 付ケース  宝石鑑別書(CGL) 37×55 K18 318 R
S 001 和製地球儀 ¥150000~   付時代黒塗箱(杉) 磯部庄兵衛信貞折紙「地球萬國 輿地全図説」 14×14×13 S 002 櫓時計 ¥300000~ 時計16×16×37 台37×37×65 S 003 櫓時計 ¥55000~  時計13×13×32 黒塗台40×40×71  新作 S 004 南蛮腿花入 ¥50000~ 付溜塗箱(杉) 11×11×31 口辺ソゲ S 005 瀬戸吹墨蘭引 ¥50000~ 付木箱(杉) 30×22×36  蓋カケ接合補修 注口金補修 S 006 紅毛人絵鉢 ¥50000~ 付木箱(桐) 24×24×7 江戸の科学 南蛮・紅毛 319 S
T 001 弥生鹿彫文壺 ¥450000~ 付時代箱(杉) 17×17×18 肌剥離 T 003 古墳出土金物 一口 ¥75000~  付木箱(桐) 18×9ほか T 002 須恵器広口壺 ¥50000~ 19×19×25  高台補修 考古 320 T
T 009 ペルシャ魚文碗 ¥50000~  付木箱(桐) 11×11×4 釉ハクリ 口辺ソゲ T 010 ペルシャ青釉彩文鉢 ¥50,000~ 付木箱(桐) 17×17×9  接合補修 T 008 蜻蛉玉ネックレス  三 ¥80,000~ 付木箱(桐)  総長44ほか T 005 石造頭部 ¥50000~ 付飾台  像高12 総高24 T 007 銅造坐像 ¥50,000~ 総高20 T 006 エジプト俑 ¥50000~ 付合箱(桐) 総高12  スレ T 004 テラコッタ女性頭部 ¥120000~ 付飾台 像高13 総高28 ハッダ T 011 イラン手付壺 ¥50000~  付木箱(桐) 美術倶楽部鑑定部折紙 19×19×25 亞細亞ほか 321 T
U-001 硝子籤鳥籠 ¥150,000~ 35×31×33 梨子地蒔絵 U-002 藤田喬平 手吹硝子 花瓶 ¥70,000~ 付共箱(桐)  藤田潤識写真 23×21×17 藤田喬平(大正十・1921~平成十六・ 2004)はガラス工芸家。東京美術学校卒。 日本芸術院会員。文化功労者。市川市名 誉市民。文化勲章授章。宮城県松島町に 藤田喬平ガラス美術館。 U-007 硝子鯉掛花入 大小 ¥60000~  大9×15×11ほか スレ U-006 吊硝子ランプ 二 ¥60000~  30×30×46ほか U-005 七宝引手 六  ¥50000~ 付木箱(桐)  大7×9 小45×5 大4 小2 U-004 硝子杯 大小四 ¥70000~ 付時代識箱 (桐) 5×5×35ほか U-003 岩田藤七 硝子花瓶 ¥50,000~ 付共ケース 23×22×41 岩田藤七(明治二十六・1893 ~昭和五十五・1980)はガラス 工芸家。昭和四年(1929)岩田 工芸硝子会社設立。日本芸術院 会員、文化功労者。 V-003 蒔絵櫛笄 二種 ¥50,000~  付木箱(桐) 総長15ほか 鼈甲、象牙胎 V-001 簪 十七 ¥90,000~ 総長18ほか V-002 金工簪五 簪飾二  ¥70000~ 総長175ほか 硝 子 髪飾 322 U V
V-006 芹澤銈介 いろは歌貼交風炉先屏風 ¥200000~  付共シール 34×59 屏風174×73 芹澤銈介(明治二十八・1895~昭和五十九・1984)は染織工芸作家。 静岡市生まれ、東京で没。雑誌『工芸』の表紙装幀を契機に民芸運動に参 加。重要無形文化財「型染絵」保持者。登呂遺跡のなかに静岡県立芹澤銈 介美術館がある。 V-004 宝州 寿老群鶴亀友禅三幅対 ¥150000~  付木箱(桐) 唐木軸端 38×114 表具50×191  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、虫穴 一軸物 V-005 佛裂金襴裂  二十三巻 ¥100,000~ V-009 藍色獣毛木綿交織緞通 ¥50,000~ 72×134 V-007 赤穂緞通 二  ¥50000~ 92×185ほか ヨゴレ V-008 寄裂壁掛 ¥50,000~ 94×156 染織 323 V
324 W-002 ローゼンタール 陶製人形「バッタに乗った少年」 ¥50,000~ 10×5×9 窯印  サイン A.Caasmann作 1920年頃 W-008 ローゼンタール 金彩花瓶 二 ¥50000~ 灰165×165×13 緑95×95×20  窯印 1936年 W-007 ローゼンタール 紺地金彩花瓶  三 ¥50,000~ 125×125×10ほか  窯印 1949年 W-009 オキュパイドジャパン 物入 五 ¥50,000~ 11×7×9ほか 大ヒビ 磁貫  窯印 W-004 ロイヤルウースター ジャポニズムカップ&ソーサー ¥50000~ カップ8×6×55 ヒビ 窯印 ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器 メーカーにして、英国陶磁器業界において初の ロイヤルの称号を得た名窯である。 W-001 ローゼンタール アールデコ陶製人形「踊り子」 ¥50,000~ 像高21 窯印 サイン GustavOppel作 1949年頃 W-006 セーブル 金彩窓絵カップ&ソーサー ¥50000~ 85×7×65 窯印 1803~1804年 W-003 ミントン ジャポニズム梅蝶文水差 ¥50,000~  225×20×24 陰刻窯印 1902年 ミントンは1793年創業のイギリス陶磁器メー カー。ボーンチャイナの素地に豪華な金彩を施 した食器を制作。戦後には作風が一変し、「ハド ンホール」など定番品を発表した。 W-005 セーブル 風景人物文カップ&ソーサー ¥50000~ 9×7×65 窯印 1860年 西洋骨董 W
325 W-011 アンソニア 卓上置時計 ¥70000~ 95×5×115
アンソニア・クロックカンパニーは1851年コ
W-010 エルハルト 中世ゴシック文デスクセット ¥70000~ トレイ20×11×5ほか トレイ インク壺 ライナー オープナー  インク取り 蝋款 エルハルト&サンズは1884年ドイツで創業し た金工会社。本品は中世ゴシック文様をあし らったユーゲントシュティール様式の作。 W-012 アールヌーヴォーブックエンド ¥50000~ 33×13 真鍮彫金 W-018 クリスタルドセーブル ナイフレスト 十二  ¥50,000~ 付共ケース 総長8 W-017 ハイダガラス花瓶  一対 ¥50,000~ 75×75×145 1920年頃 W-016 ボヘミア 赤被ガラスゴブレット 一対  ¥50,000~ 8×8×10  グラヴュール古楽器文 W-013 西洋歌留多 六 ¥50,000~  付オリジナルケース各1 67×96ほか 「ポパイ」1938年 アールデコカジノデック2 種(1930年代)「スナップ」1890年頃 「カーゴ」 1930年頃 「キッパーカード」1930年頃 「ノルマ ンタロット」 W-019 ガレ 小壺 ¥50,000~ 付合箱(桐) 9×9×9  器腹サイン W-014 銀エマイユ彩ブローチ  イヤリング四 ¥50,000~ ブローチ7×2ほか 925刻印 D.Anderse社製  ノルウェー W-015 グリュエン 婦人腕時計 ¥50000~ 付ケース 本体15×35 14K刻印 1940年代 カーベックス W
1900年頃 可動
ネチカット州で創業した時計メーカー。1878年 ブルックリンに移転。アールヌーヴォー様式の 置時計で人気を得て、第一次大戦直前まで隆盛 を極めた。
326 W-021 大理石手先 ¥100000~ 付木箱(桐) 飾台  10×13×7 接合補修 W-022 金唐革天使額 ¥150000~ 22×31 額37×44 スレ  剥離 W-027 ペルシャ絨毯 ¥100,000~ 62×95 シルク  144万ノット W-024 オランダガラス瓶 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 10×10×29 W-023 古渡色絵和蘭陀蓋付壺 ¥60000~ 付時代識箱(桐) 唐木飾台 17×15×38  蓋、身口辺共色補修 W-025 オランダ彩文壺 ¥80000~ 付木箱(桐) 22×22×24  磁貫 W-026 阿蘭陀 アルバレロ花入 ¥50000~  125×125×26 釉剥離 W
327 W-028 ペルシャ絨毯 ¥600,000~ 247×247 ウール 約64万ノット W-029 ウィリアム・ホガース 銅版画額 ¥55,000~ 紙本 14×16 額34×34 W-030 アイーダ・カルゾラーリ  陶板額 ¥60,000~ 85×115 額23×27 W-031 マチュラン・ モロー ブロンズ女神  ¥50000~ 総高55 サイン W
328 Z 001 河野通昌肖像画賛幅  ¥150000~ 付時代識箱(桐) 絹本  唐木軸端 27×76 表具38×156  ヤケ シミ 天栄崇勲賛 Z 002 曽呂利新左衛門 消息幅 ¥290,000~ 付識鏡箱(桐 貼札) 所載コピー 紙本 潤塗軸端 34×28 表具38×122 ヤケ シミ スレ 虫穴 ヨゴレ 『日本書蹟大鑑 第十二巻』(講談社・1979)所載 片桐且元宛 曽呂利新左衛門(生歿年未詳)は豊臣秀吉の寵臣。堺に住んだ。はじめ鞘師として仕えたが、頓智 に富み、御伽衆に加えられた。和歌・狂歌・茶の湯に優れていたと伝えられる。 Z 003 竹村鶴叟 白蔵主画賛幅 ¥90000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本  陶磁軸端 27×85 表具30×159 ヤケ シミ  オレ 尾張俳人 Z 004 鎌倉歌合切幅 ¥90000~  付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 10×22 表具33×126 薄シミ  平時村、平宣時(三十一番) 史料ほか Z
329 Z 009 和田東郭 消息幅 ¥50000~ 紙本 黒塗軸端  62×18 表具69×98 ヤケ シミ スレ 和田東郭(延享元・1744~享和三・1803)は医師。名は璞、字は韞卿、 泰純。別号含章斎。摂津高槻藩医和田祇忠の三男に生まれ京都で開業。 二条家に仕え、のち宮中に召され御医となった。 Z 010 伊勢屋幸七 狂歌幅 ¥50000~  付時代識箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 51×38 表具65×131  ヤケ シミ スレ  江戸商人 Z 005 木下長嘯子 消息幅 ¥90000~ 付識箱(桐) 紙本  黒塗軸端 56×26 表具59×112 ヤケ シミ 穴 ヨゴレ 木下長嘯子(永禄十二・1569~慶安二・1649)豊臣秀吉夫人北政所の 甥、木下家定の子。若狭小浜城主。和歌、書に通じ、歌集「挙白集」のほ か文集なども多くのこす。また千利休、細川幽斎に茶を学び、名物茶入 等多くを所持した。関ヶ原の役後は京都東山に隠栖した。 Z 007 不蔵庵龍渓 漢詩幅 ¥50000~ 付新箱(杉) 紙本  朱塗軸端 49×30 表具52×110 ヤケ オレ シミ 表具アレ 「文政元年(1818)」書中 不蔵庵龍渓(元文五・1740~天保十三・1842)は曹洞宗の僧、茶人。江 戸下谷洞雲寺住職。浜松ついで岡崎に住し遠江・三河地方に宗徧流茶道 を広めた。 Z 006 松尾芭蕉 句入書幅 ¥90000~  付時代識箱(桐 貼札) 竹内塊翁折紙(背貼) 紙本 黒塗軸端 22×15 表具34×96 スレ 松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀上野の 人。北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。主著『野ざらし紀行』『笈の小 文』『奥の細道』等。門人多数。貞門・談林の句風を止揚し中世的美意識 の「さび」を俳諧の「かるみ」の中に完成させた。 Z 008 雛屋立圃 試筆書幅 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札)  紙本 朱塗軸端 36×26 表具40×109 シミ オレ  表具ヤケ、シミ、虫穴 雛屋立圃(慶長三・1598~寛文九・1669)は狩野派の絵師、俳人。姓は 野々口。名は親重。号に立圃、立甫、甫、松翁、日祐、風狂子など。雛人形 を製造販売し雛屋を称した。和歌を烏丸光廣に、書を尊朝親王に、画を 狩野探幽に学ぶ。また俳諧に巧にして貞徳門の二客と称せられた。 Z
330 Z 014 諸画貼交巻物 ¥90,000~ 紙本  絹本 雑木軸端 26×59ほか 表具32×222 ヤケ シミ オレ キレ ウキ 表具大アレ Z 012 里村紹巴 和歌短冊幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本 唐木軸端 5×37 表具26×147 ヤケ  表具オレ、ヤケ、シミ 里村紹巴(大永五・1525~慶長七・1602)は大 和生まれの連歌師。号は臨江斎・宝珠庵。連歌を 周桂、里村昌休に学び、のち里村家を継ぐ。公
Z 015 古筆切 十六 ¥50000~ 紙本 徹書記145×32ほか ヤケ シミ スレ Z 017 諸家消息貼交 屏風 本間 二曲  一双 ¥90000~  紙本 32×30ほか  屏風198×172 ヤケ シミ スレ Z 018 色紙短冊貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥50000~  紙本・絹本 色紙24×27ほか 屏風265×137 ヤケ シミ Z 016 画書貼交屏風 小形 八曲  一隻 ¥90000~ 紙本  色紙42×34ほか  屏風346×72 ヤブレ オゼキレ  桟ウキ 背面損傷 大綱 俊章ほか Z 013 渓如海 和漢朗詠巻物 ¥50,000~ 付木箱(桒 貼札)  紙本 唐木軸端 410×30 表具433×30  ヤケ スレ オレ 表具火傷 「貞享戊辰(1688)」書中 白墨竹下絵 Z
卿・武将と交流、明智光秀が行った「愛宕百韻」 に参加。連歌界の第一人者となるが、豊臣秀次事 件に連座して蟄居させられた。
331 Z 021 松林桂月 書簡巻物 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 80×29 表具160×39 ヤケ シミ スレ  幸峰折紙 華堂箱識 「明治廿九年(1896)十一月」書中 松林桂月(明治九・1876~昭和三十八・1963)は萩市生まれ。本名は 伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉江漁人。文晁派の野口幽谷に師事、小 室翠雲とともに日本南画界の双璧とされる。帝室技藝員、日展顧問、芸 術院会員、南画院長など。弟子には西野新川らがいる。 Z 019 大田垣蓮月 宇治橋歌賛幅 ¥200000~  付木箱(桐) 紙本 潤塗軸端 25×81 表具27×159 シミ 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は女流歌人。名は誠(の ぶ)。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自 詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清新な歌風で知られる。 Z 020 比田井天来夫妻 二行書双幅 ¥200000~  付木箱(桐) 紙本 陶磁軸端 33×138 表具39×205 シミ 比田井天来(明治五・1872~昭和十四・1939) 比田井小琴(明治十八・1885~昭和二十三・1948) Z こ こ を せ と き そ ひ わ た り し も の の ふ の 名 に な が れ た る う ぢ の か わ 水
332 Z 023 動植画巻 ¥600000~ 付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 786×375  ヤケ シミ オレ ヤブレ 虫穴 款記:姉小路本繪師法眼快□(花押)(書き印)    弘安七年卯月廿一日相傳之 藤原朝臣長隆(花押)(書き印) Z 024 円山派下絵粉本 未装 五十六片 ¥50000~ 28×36ほか Z 025 楠木正成顕彰遺品拓本ほか 五 ¥50000~  付識箱(桐) 紙本 陶磁軸端 拓本幅49×119 表具64×188ほか  ヤケ シミ 楠木正成(永仁二・1294~延元元・1336)は南北朝時代の武将。河内 の土豪。元弘元(1331)、後醍醐天皇のお召しにより挙兵し鎌倉幕府を打 倒するがのち延元元(1336)に足利尊氏の大軍が京都に入るのを防いで 湊川にて戦死。大南公。 Z
333 Z 027 明経博士字指 大小  ¥60,000~ 総長255ほか 律令制下で官僚育成を担っ た大学寮において、儒教の担当 官を明経博士と呼称した。掲出 はその講義の際に使用された 字指とされる。大学寮の制度自 体は院政期に崩壊したものの、 江戸期まで船橋・伏原両家が博 士職を世襲した。 Z 026 パイワン族版画 十八 ¥50,000~ 紙本 64×36ほか  シミ Z
334 Z 030 川合玉堂 書簡幅  ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本  牙軸端 33×27 表具44×163 三男箱識 結城素明宛 川合玉堂(明治五・1873~昭和三 十二・1957)は通称芳三郎。帝国美 術院会員、帝国技藝員、東京美術学 校教授。昭和十五年文化勲章受章。 Z 035 山口誓子 金地扇面俳句幅 ¥50000~ 付共箱(桐) 紙本 潤塗軸端 48×19 表具59×116 「昭和四十六年(1971)」箱識 「夕焼けて西の十萬億土透く 誓子」高野山句碑 山口誓子(明治三十四・1901~平成六・1994) は京都生まれの俳人。本名は新比古。東大法学部 卒。昭和23年に『天狼』を創刊。 Z 033 清水比庵 七言絶句幅 ¥50000~ 紙本 朱塗軸端 68×132  表具84×198 ヤケ シミ 表具ヤケ ウキ 清水比庵(明治十六・1883~昭和五十・1975) は歌人、書画家。岡山県の人。京都帝国大学卒業 後、司法官となる。東京に移り、安田銀行、古河 銀行、古河電気工業に勤務。日光市名誉市民。 Z 036 小杉放庵 和歌色紙額 ¥50000~ 紙本 23×27 額42×46 小杉放庵(明治十四・1881~昭和三十九・ 1964)は画家。日光出身。本名国太郎。初号未醒。 洋画を五百城文哉に師事。渡欧し帰国後は再興 日本美術院洋画部を主宰。春陽会結成。中年以降 は水墨画をはじめ日本画を描いた。随筆、歌文集 の著作も多い。 Z 031 出口王仁三郎 一行書幅 ¥70,000~ 付木箱(桐)  紙本 黒塗軸端 31×133  表具44×205 ヤケ シミ オレ Z 034 鈴木伝右衛門  あるぜんちな丸画賛幅 ¥50,000~  付識箱(桐 貼札) 紙本 潤塗軸端 45×36 表具48×123 オレ Z 029 渋沢栄一 一行書幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 19×131 表具28×199 ヤケ  大シミ オレ 渋沢栄一(天保十一・1840~昭和 六・1931)は近代日本を代表する実 業家。 Z 032 出口王仁三郎 達磨画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 P軸端 29×89 表具43×175 ヤケ シミ 出口王仁三郎(明治四・1871~昭和二十三・1948)新宗教「大本」の教祖。 聖師と呼ばれる。 Z
335 Z 039 琉球金泥四方隅入盆 ¥50000~ 335×335×45 ヒビ スレ  縁・裏青漆塗 Z 040 城土器大壺 ¥50000~  46×46×35 Z 037 琉球沈金雲鳳凰合子 ¥700000~ 付木箱(桐) 仕覆 24×24×9 小ソゲ ヒビ 身部内底補修 錫縁 鈕(鉄座金 銅摘) 琉球 Z 038 琉球長柄大鼓 ¥200000~  33×65×85 Z
336 Z 044 一楽斎 肉筆秘画巻物  ¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本 P軸端  26×20 表具411×23 十二図 Z 043 肉筆秘画帖 ¥70,000~ 絹本  41×28 帖45×33×5 ヤケ シミ オゼキレ  十四図 Z 042 伝円山応震 肉筆秘画巻物 二 ¥500000~ 付三重箱(内時代黒塗桐、九曜紋、剥離) 山田松庵折紙 絹本 骨軸端 410×48  表具446×48 シミ オレ 二巻十二図 Z 045 泥造笑物 三 ¥50,000~  女御23×14×12ほか スレ 首接合補修 秘画 Z
337 床の間遊び Z 046 淡川康一 三福神画賛幅 ¥30000~ 付共箱(桐) 紙本 P軸端 22×69 表具31×154 ヤケ シミ オレ 表具アレ 淡川康一(明治三十四・1901~昭和五十二・1977)は京都生まれの禅画 研究者、経済学博士。 Z 047 市川銕琅 木彫彩色兎 ¥40,000~ 付共箱(桐) 15×8×85 市川銕琅(明治三十四・1901~昭和六十二・1987)は彫刻家。東京に生 まれ、奈良に住した。加納鐡哉の最後の弟子。初号銕良。銕琅と号してか らも六十年に及ぶ作家活動をなし、夥しい作品を残した。 Z 048 円能斎 書状額 ¥30,000~ 紙本 56×18 額73×26  朝陽庵宛 円能斎宗室(明治五・1872~大正十三・1924)は裏千家十三世。別号 に対流軒、寒雲、鉄中など。幼名は駒吉。十五歳で家督を継ぐ。 Z 049 近藤悠三 大福碗 ¥30000~ 付共箱(桐) 7×7×5 近藤悠三(明治三十五・1902~昭和六十・1985)は京都市生まれの陶 芸家。本名は雄三。昭和五十二年(1977)染付技法の重要無形文化財保持 者に認定された。 Z 050 小川芋銭 素描秋祭画幅 ¥30000~ 付識箱(桐)  紙本 角軸端 33×23 表具44×132 薄ヤケ 薄シミ 小川洗二箱識 小川芋銭(慶応四・1868~昭和十三・1938)は日本画家。 A-137 春日供物台 ¥30000~ 72×385×115  カケ ソゲ ヒビ 剥離 ※P24にも掲載あり Z 051 銅火桶 ¥30000~ 48×18×13 初春を寿ぐ Z
338 Z 057 石川丈山 板額 ¥30,000~ 70×35 「情延」 石川丈山(天正十一・1583~寛文十二・1672)は三河生まれの武士、 文人。 Z 058 高取双耳花入 ¥30000~ 付木箱(桐) 14×12×25 B-066 紺紙金泥銀界 経断簡幅 ¥50000~ 紙本 唐木軸端 11×26  表具20×61 表具虫穴 六行 ※P57にも掲載 あり Z 053 正徧経机 ¥30,000 43×29×19 「十脚ノ内」底墨識 Z 054 銅耳付花入 ¥30000~ 付時代合識箱(杉) 14×14×21 Z 055 今井景樹 嵐峡春景画幅 ¥30,000~ 付共箱(桐)  絹本 P軸端 51×42 表具66×137 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 今井景樹(明治二十四・1891~昭和四十二・1967)は三重県生まれの 日本画家。名は康。京都美術専門学校卒業後、円山派の今尾景年に師事、 養子となるが後に復籍。 Z 056 銅小判形盆石盤 ¥40000~ 30×195×2 Z 059 春山 白蓮華翡翠画幅 ¥30000~ 付木箱(桐)  紙本 雑木軸端 36×107 表具49×196 ヤケ シミ スレ ヨゴレ  白鳳款記 松江印 Z 060 黒漆平台 ¥30,000~ 83×41×45 Z 061 高麗灰釉花入 ¥30,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 13×13×27 カケ Z
339 Z 063 土佐光貞 粟鶉画幅 ¥30000~ 付木箱(桐) 絹本  牙軸端 41×103 表具53×186 ヤケ シミ 土佐光貞(元文三・1738~文化三・1806)は土佐派の画家。土佐光芳 の次男。幼名は茂松、字は士享、号は廷蘭。分家して絵所預となる。従四 位下に叙され、左近衛将監・土佐守に任じられる。大嘗会・寛政の内裏 造営で屏風・障子に揮毫した。 Z 064 重信 高取唐獅子香合 ¥30,000~  付木箱(桐 貼札) 8×5×6 底印 Z 065 後藤吸霞 三条河原納涼画幅 ¥30000~  付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 53×33 表具57×118 ヤケ シミ  表具スレ、シミ 後藤吸霞(1903~歿年未詳)は日本画家。山田介堂、喜田華堂に師事。 Z 066 竹二重切花入 ¥30,000~ 10×95×44 在判 B-040 三十三所観音画幅 ¥50000~ 紙本 唐木軸端  76×123 表具94×194 ヤケ 大シミ オレ キレ ※P52にも掲載あり Z 062 石造四方梵字塔身 ¥30000~ 15×15×15 Z
340 CN CN-001 青石彩色菩薩残欠 ¥500,000~ 付飾台 像高28 台17×13×36  ワレ接合補修 「本間正義旧蔵」貼札識 CN-002 白石菩薩 ¥150,000~ 付木台 像高24  総高33 CN-003 木彫彩色神将立像 ¥150,000~  総高37 中国美術
341 CN CN-004 木彫彩色立像 ¥100000~ 総高131 ヒビ 剥離  スレ 虫喰 CN-005 木彫菩薩立像 ¥100,000~ 像高105 CN-007 石造三尊佛 ¥280,000~ 地上70×18×98 ※下見会へは持参致しません。詳細お問合せください。 CN-006 木彫入定印坐像 ¥300,000~ 付溜塗箱(桐)  総高18
342 CN CN-012 銅鍍金菩薩坐像 ¥70,000~  総高7 CN-009 水晶観音立像 ¥100,000~  付唐木台 像高85 裾アタリ CN-015 銅造逆手誕生佛  ¥60000~ 像高11 CN-019 ガンダーラ箔押 佛立像 ¥50000~ 像高18  総高25 CN-018 黒大理石如来 立像 ¥50000~ 像高58  総高69 手欠 CN-014 銅造釈迦如来坐像  ¥50,000~ 像高245 総高28 CN-013 銅塗金菩薩立像 ¥50,000~  像高29 総高34 CN-011 金銅菩薩立像 ¥75,000~  像高21 総高27 CN-010 金銅十一面観音菩薩立像 ¥75,000~ 像高25 総高31 CN-017 唐木菩薩立像 ¥50000~ 像高54 カケ ヒビ  補墨 持物(経巻)先欠
343 CN CN-020 西蔵経筒 ¥80000~  付合箱(桐) 総高41 CN-021 西蔵銅鍍金如来坐像 ¥50000~ 像高39 CN-022 銅鍍金経筒 六 ¥180,000~ 付唐木ケース(蓋不具合) 金板経各一 9×9×24
344 CN CN-025 青銅爵 ¥400,000~ 付合箱(桐) 165×9×18 CN-024 青銅鼎 ¥500000~ 付木箱(杉 貼札) 22×15×25 CN-026 伝漢銅鏁子 ¥50,000~ 総長245
345 CN CN-027 唐三彩俑 ¥800000~ 付識箱(桐)  飾台 総高91 一部共色補修、鳥飾接合補修
346 CN CN-028 唐三彩鎮墓獣 ¥650,000~ 総高585  角接合補修 脚部ほか共色補修
347 CN CN-032 唐三彩武人俑 ¥120,000~ 付木箱(桐) 総高45 CN-030 唐三彩 頭 ¥150,000~ 付識箱(桐) 飾台  総高69 一部共色補修 CN-029 唐三彩神王俑 ¥250,000~ 付識箱(桐) 飾台  総高73 一部補修 CN-031 唐加彩武人俑 ¥150,000~ 付識箱(桐) 飾台  総高56 一部補修
348 CN CN-034 唐白磁龍耳瓶 ¥500000~ 付識箱(桐) 22×22×43 耳小カケ
349 CN CN-035 漢硬質灰陶耳付壺 ¥300000~ 付木箱(杉) 26×26×22 CN-039 漢白玉観音童子 ¥50000~  付飾台 総高31(台含まず) CN-037 塑像美人頭部 ¥100000~  付木箱(桐) 飾台 像高17 化粧漆喰 CN-036 漢緑釉獣環耳壺 ¥100000~  付時代識箱(桐) 24×23×31 ソゲ 剥離 高台カケ  小山冨士夫箱識 CN-038 漢灰陶臥獅子 ¥70000~  付時代箱(杉) 20×19×11
350 CN CN-041 青磁大盤 ¥600,000~  付時代箱(杉) 39×39×8  スレ 龍泉窯 CN-042 青磁竹節香炉 ¥250,000~ 付木箱(桐) 銀火舎(無印、75g) 11×11×9 CN-043 青磁酒会壺茶器 ¥200,000~ 付時代識箱(桐)  紫縮緬仕覆 更紗仕覆 牙蓋 7×7×65 「元時代龍泉窯」箱識
351 CN CN-044 青磁鯉耳花入 ¥500,000~ 付時代黒塗箱(桐) 95×8×23 磁貫 CN-045 青磁魚耳花入 ¥500000~ 付時代識箱(桐) 7×7×18 磁貫 CN-047 磁州窯双耳瓶 ¥50000~  付木箱(桐) 13×13×15 CN-046 磁州窯赤絵麒麟文壺 ¥80,000~ 付識箱(桐 蓋裏加工痕) 18×18×16 磁貫 久志卓真箱識 CN-048 磁州窯鉄絵草花文壺 ¥50,000~ 19×19×17 カケ
352 CN CN-050 青磁尊式花入 ¥500,000~ 付時代箱(桐 貼札) 15×15×225  磁貫 CN-051 青磁魚耳花入 ¥400,000~ 付識箱(桐) 10×95×21 磁貫 藤岡了一箱識 CN-052 南京赤絵草花文向付 五 ¥50,000~  付時代識箱(桐) 85×85×5 ソゲ 「高松宮殿下御宿泊二用ユ(昭和二十五年)」箱識 CN-053 南京赤絵人物文向付 五 ¥50,000~  付時代箱(桐 貼札) 115×115×6 小ソゲ
353 CN CN-054 天啓赤絵唐子八角四段重 ¥400,000~  付合箱(桐) 85×85×12 金補修 CN-055 青磁トキヤロ香合 ¥300,000~ 付木箱(桐) 125×45×7 磁貫 窯キレ 『形物香合図鑑』類品所載 CN-057 磁州窯黒釉白堆線文壺 ¥250000~ 付木箱(桐) 13×13×12 口辺補修 CN-056 磁州窯扁壺 ¥250000~ 付木箱(桐) 23×11×26 口辺、耳共色補修
354 CN CN-059 辰砂武人文紙筒 ¥400000~ 付木箱(桐) 20×20×175 「大清康熙年製」底銘 CN-060 天目茶碗 ¥300000~ 付木箱(桐) 仕覆  125×125×7 銀覆輪 CN-061 古染付葡萄文瓜形壺 ¥300,000~ 付木箱(桐) 18×18×20 虫喰 肩口ヒビ CN-062 鈞窯双耳壺 ¥200,000~ 付識箱(桐) 17×16×14 「河南」箱識
355 CN CN-064 影青水瓶 ¥150000~ 付識箱(桐) 11×105×18 磁貫 満岡忠成箱識 CN-063 七官青磁花入 ¥180000~ 付時代識箱(桐) 8×8×20 口辺共色補修 胴アタリ 磁貫 CN-065 萬宝順記  海鼠大判形水盤 ¥200000~ 付識箱(桐) 54×41×8
356 CN CN-067 青磁香炉 ¥70,000  付木箱(桐) 銀火舎(無印) 75×75×55  龍泉窯 CN-068 珠光青磁刻花茶碗 ¥70,000~ 付木箱(桐 貼札) 17×16×65 窯キレ CN-072 天龍寺青磁皿 ¥50000~  付識大工箱(杉) 21×21×4 CN-069 青磁鉢 ¥50,000  付木箱(杉) 18×18×7 CN-074 呉須赤絵鉢 ¥50000~ 付合箱(桐) 23×23×11 ソゲ CN-071 青磁牡丹浮文壺 ¥50000~ 23×23×24 頸部欠失 CN-075 獅子染付壺 ¥50000~ 28×28×27 口縁金泥 CN-073 鈞窯盃台 ¥70000~ 付木箱(欅) 12×12×6 CN-077 徳化窯布袋硯 ¥50,000~ 14×10×9 CN-078 染付筆架 ¥50,000~ 付木箱(桐) 12×3×8  小ソゲ CN-080 岫岩玉水盂 ¥50,000~ 付飾台 26×21×9  五龍 CN-079 青釉水滴 ¥50,000~ 付合箱(桐) 7×4×3 CN-076 十錦金襴小瓶 ¥50,000~ 付識箱(桐) 65×65×135 「大清乾隆年製」銘 CN-070 飛青磁盃 ¥50000~  65×65×35 磁貫 ※P299にも掲載あり
357 CN CN-083 端渓 梅花坑大硯 ¥100000~ 付唐木 ケース 58×41×8 CN-084 端渓大硯  ¥70000~  付唐木ケース(蓋ヒビ) 39×24×3 CN-087 端渓硯 二 ¥50000~  板硯21×12×25(付ケース ヒビ)  有眼瓢硯19×125×25(付唐木ケース) ヒビ CN-088 端渓鐘硯 ¥50000~  付唐木ケース 29×18×3 CN-085 端渓風字硯 ¥70000~ 18×13×3  ソゲ CN-090 八角墨 ¥50000~ 付木箱 (桐) 10×10×2 CN-086 改塼硯 ¥50000~  34×17×4 「聴雨」彫字(杉聴雨か) CN-082 印材ほか 七 ¥80,000~ 付木箱(桐)3  印材35×35×85ほか 印材3 印4 CN-081 故印 十  ¥150000~ 5×5×105ほか CN-089 端渓硯二 歙州硯 ¥70000~  付唐木ケース2 165×165×8ほか
358 CN CN-093 素銅胎七宝大花瓶 ¥250,000~  付時代識箱(桐) 20×17×45 CN-092 石叟 象嵌獅子耳花瓶 一対 ¥400,000~ 付識箱(桐) 唐木台 16×14×305 「石叟」底象嵌銘 石叟〔明〕僧。明末人。未詳其姓氏里居、善製嵌銀銅器、所作多文人几案間物、 精雅絶倫。款石叟二字多在底、體兼篆隷、亦朴拙無俗韻。(『中国美術家人名辞典』 上海人民美術出版社) CN-094 唐物銅塗金麒麟鈕香炉 ¥480,000~ 付時代識箱(桐) 115×12×15 「燕庵伝来」休々斎箱書
359 CN CN-095 漢銅式銅胎黒漆耳付大花入  ¥90000~ 31×31×44 CN-102 唐物銅四方香炉 ¥50,000  付木箱(桐) 10×10×10 高台端小カケ CN-096 銅管耳花入 ¥55,000~  15×15×23 CN-097 銅牛のったり香炉  ¥75000~ 付識箱(桐) 14×6×13 CN-099 銀蹄 二 ¥50,000~ 75×4×4ほか ①320g ②385g CN-098 鉄地金銀象嵌帯鉤 ¥50,000~ 付木箱(桐) 総長8 CN-101 大鉄瓶 ¥50,000  付木箱(杉) 共蓋 古作銅蓋 22×19×28 CN-105 乾隆硝子碗 二 ¥50,000~  12×12×6 CN-104 明珍 鉄自在海老 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 総長195 在銘 明珍家はその祖明珍信家(室町時代)より続く 甲冑師の家。その後は諸派に分かれて全国に分 布した。現在は五十二代目。 CN-106 西蔵銅換鐘 ¥60,000~  12×12×18 CN-103 銀土瓶 ¥50,000  付合識箱(桐) 15×13×13 CN-100 泥七宝遊環壺 ¥50,000~  26×26×29
360 CN CN-108 金地綴織四巾几帳 ¥500,000~ 付木箱(杉)  仮几帳台 141×124  几帳154×159 CN-110 斑竹二曲衝立 ¥120000~ 112×135 小糸キレ CN-109 高士綴織掛布 ¥350000~ 106×145 全体126×165
361 CN CN-111 翡翠飾 ¥500,000~ 付唐木台 翡翠22×11×14 CN-112 玉剣飾 四 ¥200,000~ 11×3×3ほか CN-113 銅鍍金鎮子 ¥120,000~ 6×6×4
362 CN CN-115 堆朱食籠 ¥800000~ 付木箱(桐) 18×18×11 内黒
363 CN CN-116 堆朱香合 ¥500,000~ 付時代箱(桐) 仕覆 55×55×6 内黒 均等に置いた丸の中に「福禄寿」 の字を置き、周囲に梅と菊、牡丹を 配す。 CN-118 堆朱張良文香合 ¥70000~  付木箱(桐) 75×75×35 蓋ヒビ 内黒 CN-117 堆朱蝙蝠文香合 ¥200,000~ 付木箱(桐) 95×95×3 内黒 CN-119 唐物彫山水丸香合 ¥50000~ 付時代識箱(桐 底桟一欠)  片身替仕覆(紐欠) 6×6×2 内同塗
364 CN CN-121 青貝皇帝唐子香炉台 ¥250000~ 付時代箱(杉) 66×44×22 CN-123 青貝仙人香炉盆 ¥150000~ 405×265×35 CN-124 青貝扇面遊園香炉台 ¥100000~  付時代箱(桐) 53×28×13 CN-122 黒漆塗香炉台 ¥180000~ 65×42×12 小剥離  如意脚断文
365 CN CN-127 唐物銅鑼 架 ¥120000~ 銅鑼38×38 架79×36×80  架アタリ 存星花唐草文架 CN-125 唐物青貝 唐美人四方盆 ¥400000~ 付時代識箱(桐 貼札) 205×205×25 小剥離 CN-126 唐子蒔絵香炉台 ¥180000~ 付合識箱(桐) 43×43×44  天部漆ヒビ、小ソゲ
366 CN CN-136 唐物箔絵箱 ¥80000~  付時代識箱(杉) 35×195×5 内朱 CN-134 占盤 ¥50000~ 付八門道甲極秘術一冊 八門道甲之極秘一枚 25×25 CN-131 唐物青貝蟷螂丸香合 ¥90000~ 付時代識箱(桐) 9×9×15  規方補修 内同塗 CN-132 青貝香合 ¥50000~  付溜塗箱(桐) 9×9×35 剥離 内黒 CN-137 唐木卓 ¥100,000~  765×41×31 天板キズ CN-139 唐物器局 ¥75,000~  31×26×43 漆剥離 CN-133 天津緞通 ¥50,000~ 180×92 CN-135 鶏血数珠 ¥50000~ 総長82 CN-129 木彫如意 ¥100,000~ 総長44 CN-130 黄楊置飾 ¥70,000~ 付木箱(桐) 23×9×7  色石梅花 CN-138 唐木丸形卓 ¥80,000~  付木箱(杉 貼札) 37×37×21
367 CN CN-140 梅清 青松白石画幅 ¥850,000~  付識箱(桐 貼札) 絖本 牙軸端 26×70 表具39×160  ヤケ 薄シミ スレ オレ 「戊午(1678)仲冬」画中 梅清(天啓三・1623~康熙三十六・1697)は明末清初の文人画家。字 遠公、号矍山など。特に山水、松の絵に秀でる。詩人としても作品を 残す。
368 CN CN-142 張伯英 霊石画賛幅 ¥250,000~  付共箱(桐) 絖本 唐木軸端 21×80 表具33×165  薄ヤケ シミ オレ 表具オレ 張伯英(1871~1949)は清末の書家。陸軍部や将軍府な どで秘書官を歴任。金石の鑑定、詩人としても名を馳せ た。 CN-143 唐画羅漢画幅 ¥500,000~ 付木箱(桐 身桟一部欠) 絹本  黒塗軸端 49×110 表具62×189 ヤケ
369 CN CN-144 江芸閣 山水画賛幅 ¥200000~  付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 45×130  表具66×192 薄シミ 表具ヤケ、シミ  江馬天江ほか箱識 CN-146 王学浩 山水画賛幅  ¥150000~ 付二重箱(内貼札識桐)  絹本 唐木軸端 35×142 表具55×192 大ヤケ スレ オレ 穴 王学浩(1754 1831)は字を孟 、号 を椒畦、江 昆山人と称す。 CN-145 楊晋 山水画賛幅 ¥200000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 49×180 表具64×239 ヤケ スレ  オレ キレ 虫穴 楊晋(崇禎十七・1644~雍正六・1728)は江蘇 省常熟の出身。

紙本 骨軸端 40×114 表具53×183 薄シミ 余崧は清代の画家。字維嶽、号秋亭、元和(今 江蘇蘇州)人。冩眞得法於李默、花卉雅静有致。

CN-150 沈南蘋 芦雁画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 雑木軸端 40×110 表具48×182 ヤケ シミ オレ キレ  虫穴 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 沈南蘋(康煕二十一・1682~歿年未詳)は清朝、 十八世紀前半の画家で長崎派の祖。名銓、字衡之、 号南蘋、衡斎。享保十六年(1731)に弟子を伴っ て長崎に来航、同十八年帰国。彼の西洋画風を交 えた写生画法は、南蘋派を形成させるとともに、 円山應挙など当時の画壇全般に大きな影響を与 えた。乾隆二十五(1760)年、七十九歳で存命 だったことが知られる。浙江省呉興の人。

370 CN CN-148 仇英 寿石南天水仙画幅 ¥150000~ 付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 42×150 表具57×216 ヤケ ウキ スレ  オレ 虫穴 表具ウキ、虫穴 仇英(四十歳で没)は明代中期の画家、字實父、 号十洲。太倉(江蘇省)の人。周臣に師事、唐・ 宋の名跡を臨模して一家を成した。人物・仕女図、 またそれらを配した山水図をよくし、美しい着 彩と細密描写を特色とした。
CN-149 余崧 花鳥画幅 CN-151 金農 水仙画幅 ¥90,000~  絖本 雑木軸端 26×45 表具40×116 ヤケ  オレ 表具オレ 「乾隆辛巳(1761)七月」書中 七十五叟 CN-152 袁江 韃靼人画幅 ¥50,000~ 絹本 唐木軸端 63×115 表具75×190 ヤケ シミ オレ キレ 袁江は江都の人、字を文涛、細密な山水楼閣画 を得意とした。
¥80000~
〔墨香居畫識畊硯田齋筆記〕
371 CN CN-156 鄭光瑞 二字書幅 ¥50,000~ 紙本  黒塗軸端(剥離) 42×26 表具52×100 ヤケ オレ 虫穴  表具ウキ、ヤケ、虫穴 CN-157 王琴仙 書横額 ¥50000~ 紙本 135×33 額155×46 大ヤケ シミ 穴 CN-159 王仁爵 書横額 ¥50000~ 紙本 130×39  大ヤケ 大シミ 額縁欠失 CN-154 王治本 三行書幅 ¥70000~ 付時代識箱(桐) 絖本 唐木軸端 57×163 表具70×197 シミ 「光緒丙戌(1886)」書中 CN-153 鄭元偉 三行書幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 53×112 表具63×178 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、シミ、ウキ、虫穴 鄭元偉(尚穆四十一・1792~歿年未詳)は琉球 の書家。鄭嘉訓(1767~1832)の二男。名は長烈。 号は善橋。大嶺家の養子となり、小禄間切湖城村 の地頭を務めたことから湖城親方と称さ