リサーチ 大阪ロジスティクス マーケットダイナミクス 2025年第2四半期
大阪 主要指標 2025年上半期の純需要 2025年上半期の新規供給 空室率 平均賃料 賃料変動率(前年同期比) 賃料サイクルのフェーズ
• 複数の新規供給により空室率上昇 • 新しいエリアでの物件供給でエリア全体の広がり • 既存物件は周辺物件に空きがなく賃料上昇続く
516,678 ㎡ 698,663 ㎡ 4.9% 月額坪当たり4,206円 +2.1% 賃料上昇の加速
注釈:大阪圏に所在する賃貸の大型物流施設が対象。面積は貸床 面積を参照する。
堅調な需要と大量の新規供給によって2025年第2四半期の純需 要は236,000㎡となった。Eコマース企業や3PL企業、小売業な ど様々な需要が見られ、大阪圏では東京圏ほど立地による需要 の差は大きくないと考えられる。
横ばいで推移する投資利回りと賃料上昇を反映し、大阪圏の物 流施設の価格(専有単価)は上昇傾向が続いている。
需給の推移
見通し
1,200
6%
1,000
5%
800
4%
600
3%
400
2%
200
1%
賃貸市場では2025年後半以降にも複数の新規供給が予定され ているが、予約契約が多数締結されており高稼働で竣工すると 予想される。25年年末に受けて空室率は低下すると見込まれ る。
2025年第2四半期は4棟合計366,000㎡の新規供給があり、総ス トック面積は 7,724,000㎡で前期比5.0%増加した。既存物件で 空室消化が進んだが、新規供給物件によって空室面積が増加し たため大阪圏全体の空室率は4.9%となり、前期比152bps上昇、 前年同期比259bps上昇となった。 建築コストの高騰によって新築物件は賃料上昇が続いている。 既存物件も新築物件にけん引され賃料上昇が見込まれる。テナ 大阪圏の月額坪当たり賃料は4,206円と、前期比0.5%上昇、前 ントの賃料負担力が懸念されるが、Eコマース関連の需要拡大 年比2.1%の上昇となった。物件供給エリアの拡大によって平 と既存物件に空室がほぼない状況から大阪圏全体の賃料上昇が 均よりも低い賃料の新規供給が見られたが、既存物件の賃料上 続くと予想される。 昇によって全体平均は上昇している。
単位: 1,000㎡
0
0% 2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年 上半期
純需要
新規供給
空室率
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