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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

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Research 日本リサーチ 2026 年9月

福岡オフィス市場における フィンテック集積の萌芽 エリア特性・需要構造・本社機能の観点から jll.com

© 2026 Jones Lang LaSalle IP, Inc. All rights reserved.


福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

00 はじめに

(坪)

はじめに

本レポートの視点

近年、 福岡オフィス市場は 「 天神ビッグバン 」 および 「 博多コネクティッド 」 などの再開発を 背景に大規模なオフィス供給が進んでいる ( 図 1) 。 これらのプロジェクトを通じて高機能なオ フィスストックの蓄積が進む一方 、 新たなオ フィス需要の創出が市場の重要な課題となって いる 。 今後、 福岡が都市としての魅力や競争力 をさらに高めるためには 、 その成長を牽引する 企業の集積が不可欠である 。 なかでも 、 新たな オフィス需要の担い手として注目されるのが 、 フィンテック ( FinTech ) 関連企業である 。

本レポートでは 、 2020 年以降竣工したグレード Aビルに入居するフィンテック関連企業の動向 を整理するとともに 、 その集積が福岡オフィス 市場に与える影響について考察する 。 分析にあ たっては 、 フィンテック関連企業のオフィス需 要特性を把握するため 、 業務内容や事業上の役 割に応じてテナント企業を分類した (図2)。 具体 的には、 フィンテックサービスを提供する 「 Aフィンテック 」 と 、 その事業基盤を支える 「 Bフィンテックインフラ企業 ( IT・ DX支援)」 を 中核領域とし 、 周辺領域として 「 C-デジタル金 融サービス業 ( デジタル化を進める金融サービ ス業)」 および 「 D-金融機関」 を設定した 。

福岡グレード Aオフィスの新規供給

25000

業務内容

該当企業例

A-フィンテック

決済・カード・ネット証券・会計

PayPay 、 マネーフォワード

10000

B-フィンテックインフラ企業

システムインテグレーター・

5000

C-デジタル金融サービス業

リース・不動産テック

FPG、イタンジ

D-金融機関

銀行・証券・保険

西日本シティ銀行

20000 15000

0

2010

2012

2014

2016

2018

2020

2022

(図1 – グレード別 新規供給(貸床面積) 出所 : JLL) 福岡グレード Aオフィスの定義

2

所在

2024

2026

(図2 - テナント分類

福岡市の中央区、 博多区内でJLLが指定したエリア

DX支援

NTTデータ、 NEC

出所 : JLL) 延床面積

15,000 ㎡( 4,538 坪)以上

基準階面積

600 ㎡( 181 坪)以上

竣工年

1990 年以降

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

00 フィンテック とは

3

フィンテックとは

福岡におけるフィンテック企業集積の背景

フィンテックとは 、 Finance ( 金融) と Technology ( 技術) を組み合わせた言葉であ り 、 デジタル技術を活用して金融サービスの高 度化・ 効率化を図る事業領域を指す 。 具体例と しては 、 スマートフォンによるキャッシュレス 決済、 オンライン送金 、 AIを活用した融資審 査、 ロボアドバイザーによる資産運用 、 イン ターネット保険などがある 。 近年では、 金融機 関の窓口で行っていた手続きの多くがオンライ ン化され 、 個人・ 企業を問わずデジタル金融 サービスの利用が拡大している 。 こうした背景 には、 企業のDX推進に加え 、 クラウド 、 AI、 ビッグデータといったデジタル技術の進展があ る 。 そのため 、 フィンテック分野には新興ス タートアップだけでなく 、 IT企業や既存金融機 関も積極的に参入している 。 また 、 フィンテッ クは単独の産業というよりも 、 多様な企業、 製 品、 サービスが相互に連携するエコシステムと して捉えることができる 。 実際、 決済や送金 サービスを提供する事業者だけでなく 、 それら のシステム開発やクラウド基盤の構築を担う IT 企業、 DX支援企業、 データ分析企業など 、 多様 な関連企業によって成り立っている 。

福岡市がフィンテック分野に注力している背景 には、 政府が推進する国際金融センター構想の 下、 金融・ 資産運用特区の対象地域として 、 地 域経済の活性化につなげる狙いがある 。 福岡市 は、 特区制度を活用した創業支援や規制緩和を 進めるとともに 、 福岡県、 福岡市、 経済界など が連携する 「 TEAM FUKUOKA 」 を通じて 、 フィ ンテック企業や国内外の金融機関の誘致に取り 組んでいる 。 なかでも福岡市は 、 他の対象地域 ( 札幌市、 東京都、 大阪市) と比べて 、 スター トアップの誘致 ・ 集積を重点施策として掲げて いる点に特徴がある 。 アジアのゲートウェイと いう地理的優位性を活かし 、 アジアの成長力を 取り込みながら 、 福岡市のみならず九州全域に おけるスタートアップや成長産業の創出 ・ 育成 を目指している 。

北京 ●

●

ソウル ●

東京 福岡 上海

●

●

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

Key insights

1

2

3

福岡のフィンテック関連企業構成

フィンテック企業の市場への影響は限定的

フィンテック企業による高付加価値需要の創出

福岡に立地するフィンテック関連企業は 、 PayPay やマネーフォワードなどのフィンテック 企業が存在する一方で 、 企業数ベースでは NTT データや SCSK、 NECグループに代表される 、 金 融インフラを支えるテクノロジー企業 ( フィン テックインフラ企業 ) が大半を占めている 。

フィンテック企業は福岡オフィス市場において 一定の需要を形成し始めていることが確認され た。 一方で、 その集積規模は市場全体の需給動 向を左右する水準には至っておらず 、 現時点で 市場への影響は限定的とみられる 。

フィンテック関連企業は 、 ①高額賃料帯ビルに 対する需要創出 、 ②大規模なスペースの活用 、 ③テナント構成の多様化を通じて 、 福岡オフィ ス市場における需要の高度化を促している 。

4

一方、 その需要は一部の大手企業に支えられて いる側面もあり 、 市場全体のトレンドとして定 着しているかについては引き続き注視が必要で ある 。

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

01 福岡における フィンテック 企業の集積状況

福岡におけるフィンテック関連企業を社数ベー スでみると 、 2020 年以降に竣工したグレード A ビル 13 棟の入居企業301 社のうち 、 フィンテッ ク企業は 10 社にとどまり 、 構成比は3.3% であっ た。 一方、 使用面積ベースでは 、 13 棟合計約 79 ,000 坪の貸床面積のうちフィンテック企業は 約7,000 坪を使用しており 、 その比率は8.9%に 達する 。 これは卸売業 ・ 小売業( 約6,000 坪) を 上回る水準であり 、 床需要の観点では一定の存 在感を示している ( 図3) 。

もっとも 、 現時点ではフィンテック企業の集積 が福岡オフィス市場全体の需要を牽引する水準 に達しているとは言い難い 。 一方で 、 キャッ シュレス決済や金融 DXの進展に加え 、 TEAM FUKUOKA による積極的な企業誘致を背景とし て、 フィンテック関連企業の存在感は確実に高 まっている 。 次項ではフィンテック関連企業の 集積状況について分析し 、 今後の課題や促進策 を浮き彫りにする 。

生活関連サービス業,娯楽業 宿泊業,飲食サービス業 教育,学習支援業 持株会社 電気・ガス・熱供給・水道業 公務 医療,福祉 運輸業,郵便業 不動産業,物品賃貸業 建設業 学術研究,専門・技術サービス業 卸売業・小売業 サービス業(他に分類されないもの) 製造業 金融業,保険業 情報通信業

A-フィンテック B-Dフィンテック関連 フィンテック以外

0

5000

10000

15000

20000 (坪)

(図3 – 産業分類別 使用面積 出所 : JLL)

5

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

02 エリア別 集積状況

今回の調査対象ビルに入居しているフィンテッ ク 10 社の立地をみると 、 博多駅エリアには 4社 が入居し 、 使用面積は合計約6,000 坪となってい る 。 一方、 天神・ 赤坂・ 薬院エリア ( 以下、 「 天神エリア 」) には6社が入居しているもの の、 使用面積は合計約900 坪にとどまる 。 社数 ベースでは天神エリアが上回る一方 、 面積ベー スでは博多駅エリアが圧倒的に大きく 、 フィン テック企業に限れば 、 特定エリアへの明確な集 積傾向は確認されない 。

や、 Fukuoka Growth Next やCICなどのイノベー ション支援拠点の立地を背景として 、 フィン テック関連企業が集積しやすい環境が形成され ていると考えられる 。

もっとも 、 分析対象を フィンテックインフラ 企 業やデジタル金融サービス業 、 金融機関にまで 広げると 、 フィンテック関連企業の集積は天神 エリアにおいてより顕著となる 。 天神エリアは 従来から金融機関の集積地であることに加え 、 近年の再開発による高機能オフィスの供給拡大

以上を踏まえると 、 福岡におけるフィンテック 関連企業の立地構造は、 金融機関やスタート アップを含む幅広い関連企業が集積する天神エ リアと 、 金融システムやインフラを担う企業が 集積する博多エリアという二極構造として整理 できる 。

一方、 博多駅エリアでは 、 SCSKやJR九州シス テムソリューションズなどに代表されるフィン テックインフラ企業の集積が目立つ 。 金融シス テムや ITインフラを支える企業が一定規模のオ フィス需要を創出しており 、 天神エリアとは異 なる役割を担っていると言える 。

(社数) A-フィンテック

20

B-フィンテックインフラ企業

10 C-デジタル金融サービス業

0

D-金融機関

博多駅 (図4 - エリア別企業数

6

祇園・呉服町・中洲

天神・赤坂・薬院

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

03 フィンテック 関連企業の 区分別使用面積

フィンテック関連企業の使用面積を区分別にみ ると 、 金融機関が約10,000 坪と最も大きく 、 次 いでフィンテックインフラ企業が約 8,300 坪、 フィンテックが約 7,000 坪となった ( 図5) 。

フィンテックの使用面積はフィンテックインフ ラ企業と同程度の水準に達しているものの 、 そ の大半はPayPay および PayPay カードによって 占められている 。 また 、 2020 年以降に竣工した グレード Aオフィスに入居しているフィンテック 企業は前述のとおり 10社にとどまっており 、 PayPay および PayPay カード以外のフィンテッ ク企業の多くは比較的小規模な拠点で進出して いる 。 このことから 、 福岡におけるフィンテッ クのオフィス需要は 、 現時点では一部の大手企 業によって支えられている構造であると考えら れる 。 一方、 フィンテックインフラ企業は 29 社と 、 4 区分の中で最も企業数が多く 、 使用面積も約 8,300 坪に達している 。 1社当たりの拠点規模は 比較的小さいものの 、 NECグループをはじめと する多数の企業が入居しており 、 金融業界のDX やシステム開発を支える幅広い業種の集積がみ られる 。 また 、 金融機関においては 、 国内証券

7

会社に加え 、 TEAM FUKUOKA の誘致活動を背景 として 、 台湾系銀行をはじめとする海外金融機 関の進出も確認されている 。 これらの金融機関 はフィンテック企業そのものではないものの 、 資金供給や事業連携の担い手としてフィンテッ クエコシステムを支える重要な構成要素と位置 づけられる 。 フィンテック関連企業 4区分( A~D) の使用面 積は合計約26 ,000 坪となり 、 当レポートの調査 対象( 2020 年以降竣工のグレード Aオフィス ) の貸床面積の約3割を占めている 。 フィンテック 単独でみれば集積規模は限定的である一方 、 金 融機関やフィンテックインフラ企業を含むエコ システム全体でみると 、 福岡グレード Aオフィス 市場において無視できない規模の需要層を形成 していることが確認できる 。 (坪) 12000

(図5 - フィンテック区分別使用面積

出所 : JLL)

博多駅 祇園・呉服町・中洲

8000

天神・赤坂・薬院 4000

0

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

04 賃料

8

入居ビルの賃料を比較すると 、 2026 年第2四半 期の福岡グレード Aオフィス全体の平均賃料が 坪あたり月額 23 ,852 円であったのに対し 、 フィ ンテック企業が入居するビルの平均賃料は 25 ,000 円と市場平均を約 1,100 円上回った 。 フィンテック企業は 、 高度な専門人材の確保や 企業イメージの向上を目的として 、 立地やビル スペックへの要求水準が高い傾向にある 。 その 結果、 市場平均を上回る賃料水準を受容してい るとみられる 。

また 、 これらの企業は IT人材を中心とする知識 集約型の事業特性を有しており 、 オフィスを単 なる業務空間ではなく 、 人材の確保・ 定着を支 える経営資源の一つとして位置づけている可能 性がある 。 加えて 、 従業員の働きやすさやコ ミュニケーション環境の向上を重視する企業も 多く 、 質の高いオフィス環境への需要が賃料水 準にも反映されていると考えられる 。 こうした高い賃料受容力は 、 新築ハイグレード オフィスの需要を支える要因の一つになってい ると考えられる 。

25,000 円

23,852 円

フィンテック企業入居ビル 2026 年第2四半期 平均賃料(月額 /坪)

福岡グレード Aオフィス 2026 年第2四半期 平均賃料(月額 /坪)

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

05 本社機能

福岡で2020 年以降に竣工したグレード Aビルに 入居しているフィンテックに関連する企業 ( A〜 D) において 、 本社機能を有する企業は 72 社中7 社( 10 %) であった 。

カテゴリー別にみると 、 フィンテックは 、 福岡 に本社機能が存在するのは 10 社中1社に留ま る 。 一方、 フィンテックインフラ企業では 、 29 社中4社が本社として機能しており 、 本社率は 14 %と 4区分の中で最も高かった 。 もっとも 、 その内訳をみると 、 全国展開する大手 IT企業の 地域法人が福岡に本社を構えているケースが中 心である 。 本社として意思決定機能を持ちなが らも 、 DX開発、 システム運用などの実務機能を 担う拠点としての性格が強いと考えられる 。不 動産テックなどのデジタル金融サービス業で は、 福岡における本社機能の立地は確認されな かった 。 さらに金融機関については 、 地場金融 機関の本社が存在するものの新築 ・ 築浅ビルへ の本社移転は限定的で 、 多くが既存拠点にとど まっているとみられる 。

うよりも 、 開発・ 運用・ 営業といった実務機能 の集積として進んでいると評価できる 。 言い換 えれば、 フィンテック関連企業は福岡オフィス 市場に一定の需要を創出するとともに需要の高 度化に寄与しているものの 、 その実態は意思決 定機能の移転を伴うものではなく 、 企業活動を 支える実務機能としての立地が中心である 。 この構造は必ずしもネガティブなものではな い。 実務機能の集積は安定した雇用創出や大規 模オフィス需要の形成につながり 、 オフィス市 場にとって持続的な需要基盤となり得る 。 一方 で、 国際金融都市構想や海外企業の誘致をさら に進めるためには 、 地域統括拠点や準本社機能 の立地をどのようにして促進していくかが今後 の課題となろう 。 本社数 企業数 A-フィンテック

1

10

10 %

B-フィンテックインフラ企業

4

29

14%

C-デジタル金融サービス業

0 2 7

7 26 72

0% 8% 10%

D-金融機関

以上を踏まえると 、 福岡におけるフィンテック 関連企業の集積は、 本社・ 経営機能の集積とい

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本社比

総計 (図6 – カテゴリ別本社比率

出所 : 各社HP より JLL作成)

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福岡オフィス市場におけるフィンテック集積の萌芽

結論 本分析より 、 福岡オフィス市場におけるフィンテック関連企業の集積は着実に進展してい るものの 、 現時点では市場全体の需要を牽引する規模には至っていないことが確認され た。 一方で、 キャッシュレス決済の普及や金融 DXの進展を背景に 、 フィンテック関連企業 の需要拡大余地は引き続き大きいと考えられる 。

また 、 フィンテック関連企業は 、 高度な通信環境やBCP性能を備えたハイグレードオフィ スを選好する傾向がみられ 、 市内のランドマーク性の高いビルへの集積が進んでいる 。 こ うした特性を踏まえると 、 今後も大規模供給が続く福岡オフィス市場において 、 フィン テック関連企業は高付加価値オフィス需要を支える有力なテナント層の一つとなり得る 。 一方で、 本レポートで確認されたフィンテック関連企業の集積は 、 本社・ 経営機能の移転 を伴うものというよりも 、 開発・ 運用・ 営業などの実務機能の立地が中心であった 。 福岡 が国際金融都市としてさらなる発展を目指すのであれば 、 TEAM FUKUOKA による企業誘致 に加え 、 IT・ デジタル人材の育成や 、 地域金融機関との連携機会の創出を通じて 、 地域統 括拠点や準本社機能の立地を促進していくことが求められる 。 特に、 アジア市場への近接 性や九州全域の地域金融機関とのネットワークは 、 福岡の競争優位性として活用できる可 能性が高い。 福岡オフィス市場では今後も新規供給が続く見通しであり 、 フィンテック関連企業が継続 的な需要創出主体へと成長するかは 、 市場を展望する上での重要な論点となろう 。 その意 味で、 フィンテック関連企業の動向は単なるテナント需要としてではなく 、 福岡の都市競 争力や産業高度化の進展を測る指標の一つとして 、 継続的に注視していく必要がある 。

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Research authors 大久保 寛 リサーチ事業部 事業部長 hiroshi.okubo@jll.com

松丸 晴香 リサーチ事業部 マネージャー haruka.matsumaru@jll.com

山口 武 リサーチ事業部 ディレクター takeshi.yamaguchi@jll.com

JLLリサーチについて JLLリサーチは 、 世界のあらゆる市場 、 あらゆるセクターにおける最新の不動産動向並びに将来予測を提供 します 。 全世界550 名超のリサーチエキスパートが 、 60 ヵ国を超える国々の経済及び不動産のトレンドを 日々調査・ 分析し 、 世界のリアルタイム情報と革新的考察を発信しています 。 グローバル 、 リージョン 、 そ してローカルの不動産市場におけるエキスパートが集結する精鋭リサーチチームは 、 今日の課題、 さらに将 来の好機をも特定し 、 競争上の優位性、 成功のための戦略、 不動産に関する最適な意思決定へとお客様を導 きます 。 JLLリサーチは 、 適正な市場メカニズムが機能する公正 ・ 透明な不動産市場の形成に寄与すること を使命とし 、 より良い社会の実現に貢献します 。

JLLについて JLL(ニューヨーク証券取引所: JLL)は、世界 80 ヵ国以上で事業を展開し、 2026 年6月30 日時点で約 112,000 名の従業員を擁する総合不動産サービス会社です。 200 年以上にわたり、オフィス、リテール、イン ダストリアル、ホテル、レジデンシャル、データセンターなどのセクターにおいて、お客様が保有する不動 産の賃貸借、売買、投資、建設プロジェクトマネジメント、管理などを支援しています。 2025 年の売上高は 261 億米ドルで、フォーチュン 500®にも選出されています。 JLLは、「不動産の未来を拓き、より良い世界へ( Shape the future of real estate for a better world )」と いう企業目標( Purpose )のもと、お客様、従業員、地域社会とともに「明るい未来へ」と導くことを使命 としています。また、 JLLは豊富なデータと最先端のテクノロジーを活用し、幅広い業界のお客様に包括的 な不動産サービスを提供しています。グループ会社のラサール インベストメント マネージメントは、世界 の投資家ニーズに応じた不動産投資運用サービスを提供しています。 JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。詳細は jll.com を ご覧ください。 © 2026 Jones Lang LaSalle IP, Inc. All rights reserved. The information contained in this document is proprietary to Jones Lang LaSalle and shall be used solely for the purposes of evaluating this proposal. All such documentation and information remains the property of Jones Lang LaSalle and shall be kept confidential. Reproduction of any part of this document is authorized only to the extent necessary for its evaluation. It is not to be shown to any third party without the prior written authorization of Jones Lang LaSalle. All information contained herein is from sources deemed reliable; however, no representation or warranty is made as to the accuracy thereof.


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