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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

はじめに

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

はじめに  現在『スノーボード』というスポーツを知らない人がいったいどれだけいるだろ うか。スキー場に足を運べば多くのスノーボーダーを目にする。ゲレンデにおいて その普及率は高いが、つねに『危ない』というイメージがついているのではないか。 スキーヤーもスノーボーダーを快く思ってくれている人は少ないように思える。そ の訳はスタイルや行動特性の違いからくるもので、それに対してしっかりとした知 識を持ち合わせていれば、多くの危険を回避できるのである。

 スノーボードのイメージとして多くの人が描くのは、ジャンプやレール、ハーフ パイプなど派手なトリックなのではないか。私がスノーボードを初めて今シーズン で 7 年目になるが、最近はもっぱらジャンプやレールなどのアトラクションで技を 競うことばかりしている。もともとスノーボードはスケートボードから派生した競 技なので、そういったアトラクションを求めることは実に自然な流れだが、実際自 分自身がそれらを当たり前に利用することができるまでに多くの障害があった。現 在も多くの人がクールに技を決める自分自身の姿を想像しながら、危険で無謀なチ ャレンジを繰り返しているのではないか。うまくなりたい、が怪我が怖い。そうい った思いを現在のゲレンデはいったいどれほど汲み取ってくれているのだろうか。 そう感じるきっかけとなったのが 2 年前からの山籠りである。ゲレンデを身近に感 じ、そこでできた仲間たちと語らい、見えてきたものを形にしたいと思ったことが この研究の動機となっている。そして、より多くの人にさらなる高みを目指し、ス ノーボードをもっと楽しんでもらいたい。

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

目次

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

目次 はじめに

1

第 1 章 序論

3

  1.1 研究目的

4

   1.2 研究背景

5

    1.3 既往研究との位置付け

6

     1.4 用語の定義

8

      1.5 研究方法

9

       1.6 研究フロー

10

第 2 章 スノーボードについて

11

  2.1 スノーボードの成熟

12

   2.2 アトラクション解説

16

第 3 章 現状調査

21

  3.1 ウィンタースポーツの現状

22

   3.2 ゲレンデの対応

25

    3.3 ゲレンデでの事故

28

第 4 章 アンケート結果

41

  4.1 サンプル属性

42

   4.2 アトラクションに対するニーズ

44

    4.3 アトラクション未体験者について

46

     4.4 アトラクション体験者について

48

      4.5 技術レベル別の嗜好

54

第 5 章 ヒアリング結果

60

  5.1 JSBA へのヒアリング結果

61

   5.2 経験者へのヒアリング

63

第 6 章 考察

66

  6.1 アトラクションの種類ごとの安全率

67

   6.2 現状のスノーパーク

69

    6.3 住み分けの必要性

70

     6.4 技術レベル別のスノーパーク要素抽出

72

      6.5 今後の展望

90

謝辞

91

おわりに

92

文献リスト

93

資料編

95

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1 章 序論 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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1 章 序論

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1.1 研究目的  本研究において、スノーパークとはいくつかの連続したアトラクションからなり、 ボードパーク、テレインパーク、フリーライドパークなどの総称として扱う。  その上でスキー場アトラクションの潜在的ニーズおよび問題点を明かにし、技術 レベル別に嗜好および安全性を考慮したスノーパークの在り方を明らかにすること を目的とする。

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1 章 序論

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1.2 研究背景  スノーボード人口は数年で爆発的な増加を遂げ、成熟期に入っている。現在は初 心者層よりも中上級者層の割合が増加し、ゲレンデは座り込んだ初心者で溢れてい るという状況は改善されはじめた。しかし、それに伴い競技者のニーズも初級者か ら中級者へと変化しつつある。

 スノーボードはスケートボードの流れを汲むスポーツで、そのイメージは華麗な トリックなどが強い。滑走技術を競うスキーに近いスタイルもあるが、多くの人が アトラクションも楽しめるフリースタイルに属する。また、ハーフパイプはオリン ピックの正式な競技種目となり、その競技人口はますます増加している。スキーも 従来とは形の異なったものも出てきていて、スキー場側もその対応に追われている。 それに伴い、ゲレンデでは従来の怪我とは異なった、アトラクションでの怪我が後 をたたない。このように、現状ではアトラクションを利用して楽しむには、多くの 問題がある。

 これらのことをゲレンデにおける空間的問題、スノーボーダーの行動特性問題と して捉え、それらのスノーパークにおける関係を研究、考察していくことが必要で ある。

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1 章 序論

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1.3 既往研究との位置付け 既往研究 ��1、96 卒業論文 スキー場における人間行動に関する研究� ��2、97 修士論文 スノーボードインパクト(スキー場に関する空間計画学的考察) ��3、98 卒業論文 スキー場におけるたまり空間の研究 ��4、����同    ハンディキャップを考慮したスキー場計画に関する研究� ��5、����同    スキー場利用客における増減の要因に関する研究 ��6、98 修士論文 スキー場における利用者予測に関する研究 ��7、99 卒業論文 スキー場における基盤地域に関する研究 ��8、00 博士論文 利用者行動からみたレジャー施設に関する建築計画学的研究 ��9、00 卒業論文 スノーボード専用アトラクションの適正収容能力に関する研究 �10、01 修士論文 利用者行動から見たスケートパークの建築計画学的研究 �11、02 卒業論文 スキー場におけるフリースタイルスキーに必要な空間に関する研究

研究概要 ��1、スキー・スノーボードのゲレンデ行動の分析 ��2、スキーとスノーボードの共存の可能性 ��3、ゲレンデ内滞留の評価 ��4、障害者スキーヤーの問題点と解決法 ��5、施設要素と利用客の相関 ��6、スキー場別、日別、時刻別入場者予測モデル ��7、基盤地域の構成要素と索道輸送実績・伸びとの関係 ��8、スキーヤーとボーダーのゲレンデにおける混在化対応 ��9、アトラクションの適正収容能力 �10、利用者及び運営者から見た好ましいスケートパークの在り方 �11、モーグルコースアトラクションの在り方

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1 章 序論

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 これらの研究ではゲレンデ空間においてのスキーヤーや、スノーボーダーの行動 特性は研究されている。アトラクションを取り上げた論文もあるが、スキーやスケ ートボードのものであり、スノーボードアトラクションについては利用者の行動か ら適正収容能力をもとめたものである。

 本研究ではアトラクションの評価指標として、安全性と利用者の技術レベルごと の嗜好ということを主な切り口としている。すなわち、アトラクション利用の根底 である[アトラクションを楽しむための要素」と最大の問題である「安全性」の観 点から、技術レベルに応じた理想のアトラクションの在り方を明らかにする。

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1 章 序論

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1.4 用語の定義 <スノーパーク>  いくつかの連続したアトラクションからなるもの(図 1.1) 。本研究では、ボー ドパーク、フリーライドパーク、テレインパークなどの総称として扱うこととする。 アトラクションの配置間隔やサイズ、雪質や整備状況、周辺環境など、様々な要素 で構成されている。

図 1.1 スノーパークの例

<アトラクション>  ゲレンデ内の人工的な装置のこと。例えばジャンプ台(キッカー、エア台を含む)、 ハーフパイプ、レール、ファンボックスなどの総称とする。

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1 章 序論

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1.5 研究方法 本論文では、現状調査、アンケート調査、ヒアリング調査の 3 つを行った。

<現状調査> (1)全国のゲレンデのスノーボード開放状況、アトラクション設置状況、アトラク   ション規制状況についてデータベース化した。 (2)あるゲレンデから 2002 シーズンのケガデータを入手、ゲレンデの怪我の現状   について分析した。

<アンケート作成>  現状調査の結果をもとにアンケートを作成。受傷者の 7 割が 20 代であることが 分かり、20 代を中心としたウィンタースポーツ経験者へのアンケート調査を行っ た。

●調査期間:8 月下旬から 10 月中旬にかけて友人を中心にしたアンケートと、お       茶の水にて街頭アンケートを実施、126 サンプルを回収した。 ●調査対象:ウィンタースポーツ経験者 ●調査項目:利用者の属性       アトラクションに対するニーズ       アトラクションに対する不満と要求       怪我の経験と安全意識

<ヒアリング調査> 現地のスキー場関係者、アトラクション体験者、日本スノーボード協会(JSBA)に 対してヒアリング調査を行った。

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1 章 序論

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1.6 研究フロー

プレ調査

関係者・体験者へのヒアリング

現状調査

アンケート作成

分析

アトラクションを やっている これからもやる

やっていない

もうやらない

やるつもりはない

やりたいと思う

障害がある 怪我が怖い 自分のレベルでは無理 レベルにあったものがない 恥ずかしい 一緒にやる人がいない

原因

上、中上、中級者の形へのニーズ

初中級者の形へのニーズ

怪我の考察

障害を取り除く提案 <解法1>空間的解決 <解法2>情報的解決 <解法3>疑似体験 <解法4>教育的解決

レベル別の住み分けの必要性 アトラクションに対しての不満 好みの違い 怪我に対する意識

中上級者パーク例

初中級者パーク例

成果品

初心者用パーク例

図 1.2 研究概要

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2 章 スノーボードについて A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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2 章 スノーボードについて

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2.1 スノーボードの成熟 <スノーボードとは>  スノーボードの歴史には諸説あるが、現在一般的に言われているのは、1960 年 代にアメリカのミシガン州にて生まれたとされている。しかし、スノーボードの定 義を 「 1枚の板で雪上を滑る 」 とするなら、1900 年の初めの頃に、主に狩猟や山登 りの際、深雪を楽に滑り降りる道具として販売されていた。  1970 年代前半、スケートボードの車輪の代わりに 1 枚の滑走体を取り付けて雪 面を滑走するものや、サーフィンのようにフィンがついているものも登場した。日 本国内において、スノーボードやスノーサーフィンが現れたのは 1970 年代後半で あり、当時は競技人口も少なく、その存在さえあまり知られていなかった。  1970 年代後半、ボードはスチールエッジや高分子プラスチックソールなどスキ ーと同様の構造になり、バインディングや専用ブーツなども急速に改良された。こ れに伴い競技への関心も高まり、近年ではウインタースポーツのひとつとしてメジ ャー化しつつある。

<スノーボードの由来>  「スノーボード」という名称は、アメリカとカナダを中心とした北米スノーボー ド協会発足時、サーフィン、スケートボード、スキーでもないまったく新しいスポ ーツのジャンルとして「スノーボード」という名称に統一したことに始まる。この 協会により競技会が開催され、1983 年、北米スノーボード協会にリンクする形で 日本スノーボード協会(以下 JSBA)が発足、同時期に日本スノーサーフィン 協会も発足、第一回全日本選手権が開催された。1987 年には日本スノーボード協 会が日本スノーサーフィン協会を吸収合併し、国内の活動を一元化、各地区大会・ 全日本選手権大会を毎年開催し、滑走技術の向上に努め、急速に改良される用具と ともに発展してきた。

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2 章 スノーボードについて

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<スノーボードの普及>  1988 年、ヨーロッパ・アメリカでワールドカップが開催され、1989 年にはヨー ロッパ・北米・日本の各国により ISF =国際スノーボード連盟が発足、JSBAは 副会長職となって世界的な協力関係が始まった。1990 年、北海道ルスツリゾート スキー場でワールドカップの一戦が開催されたのを皮切りに、毎年ヨーロッパ、ア メリカ、日本において各一戦が行われるようになり、これらの大会の総合得点でワ ールドチャンピオンが決定されている。� 1998 年にはオリンピックでは、スノーボ ードが冬季オリンピックの種目として正式に採用された。

<関連機関の活動>  スノーボードは競技スポーツとしての面が先行してきた感があるが、JSBAで は 1985 年からインストラクター制度を始め、また 2000 年度からは新たにC級イン ストラクター制度を開始され、非常に数多くのスノーボード指導者が生まれた。  最近のスノーボードシーンの傾向をみて、JSBA はスノーパークアトラクション の需要の高さ、スノーパークに関する規定を早急に定める必要がある。現在、スノ ーパーク整備の資格『スロープビルダー』や、全国初となるハーフパイプ技能専門 の検定、Tri-X を昨年から行っているが、普及率はまだまだ低いなど多くの問題が ある。

<スノーボードの成熟>  スノーボード人口はここ数年で爆発的な増加を遂げ、現在その増加の割合は落ち 着きつつある。しかし、数年前にスノーボードをはじめた人たちの層が、現在では 中級者層に移行しているため、日本のスノーボードシーンの全体的な底上げがなさ れた状態である。また、スキー人口は年々減少している傾向にあり、全国の索道実 績ではスノーボーダーとスキーヤーの割合はほぼ等しい。  このことは自分自身が現地に住み込み感じたことであるが、現地の経営者側への ヒアリングからも明らかになっている。そういった意識を現地の経営者側も持って おり、スノーパークを急遽設置するゲレンデもあるが、そのノウハウ不足は否めな い状況となっている。

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2 章 スノーボードについて

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<競技種目>  スノーボードの競技種目は、スノーボード自体の歴史が浅いため、色々と生まれ ては消えている。ソルトレイク五輪で行われたのはハーフパイプとパラレル大回転 である。

ハーフパイプ

 ハーフパイプは、雪を半円筒形状に掘り下げた全長110 メートル前後、深さ3-4メートル前後のコースを滑りながら、 リップと呼ばれるコースの縁を使ってジャンプや空中回転の技 術を争う。空中での技、回転、ジャンプの高さ、着地、技術点 の5項目で判定され、5人の審判が50点満点で採点する。2 回の試技で女子は上位8人、男子は上位16人が決勝に進出で き。決勝戦も2回の試技を行って合計得点が最も高い選手が優 勝する。�

パラレル大回転

 長野五輪では大回転はスキーの大回転と同様に普通のタイム 制だったのだが、ソルトレイクではパラレル方式(デュアル 決闘 - 方式とも呼ばれる)で行われた。これは二人の選手が同 時に滑って勝った方がトーナメントの次に進むシステムになっ ており、このとき利き足や雪の状態による有利不利が出にくい ように、コースを替えて2度滑り、合計タイムによる競争にな っている。事前の成績により、最も強い人と最も弱い人が一回 戦で当たるようにトーナメントが組まれ、デュアル方式は当た った相手との駆け引きが勝負の要素として入ってくることにな

斜面競技

 斜面系の競技では、過去の国際大会では滑降、モーグルなど も行われたことがあるが、最近ではあまり実施されない。将来 的にはまた復活してくる可能性もある。

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2 章 スノーボードについて

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ワンメイクジャンプ  ほかには、スキーのエアリアルにも似たワンメイクジャン プも人気がある。これは 2m 程度の高さのジャンプ台 ( キッカ ー又はテーブルトップ型 ) から飛んで空中演技を行うものであ る。

ボーダークロス

 またスキーのモーグル状のコブ斜面の競技は消えたものの、 色々な障害物やジャンプ台・ゲートなどが入ったコースを滑り 降りる、障害物競走のようなボーダークロス (Boarder� Cross) も行われている。これは同時に 4 ~ 6 人が滑ることになってお り、その間の駆け引きが最大の魅力。

スラローム

 スラローム系では、一般に回転 ( スラローム ) と大回転 ( ジ ャイアントスラローム ) が実施されている。回転ではゲートの 間隔は 10 ~ 15m,� 大回転では 20 ~ 30m といったところで、こ の数字は大会によってもブレがある。また、ゲートの部分がス ノーバンクになっている、バンク回転 (Banked�Slalom) も最近 実施されるようになってきている。

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2 章 スノーボードについて

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2.2 アトラクション解説 <ハーフパイプ>  半円筒状のアトラクション(図 2.1)。認知度の高いものであり、1998 年の長野 冬期オリンピックから正式種目として認定された。パイプを半分に切った形状をし ていることからこの名前がついた。クォーターパイプというものもある。(半円筒 の左半分あるいは右半分だけのものをクォーターパイプという)  ハーフパイプはそれ自身斜面 に作られており、下方は壁が低 く、上方は高くなっている。初 心者はまず下方で練習し、上 達するにつれ上方でも滑れるよ うになっていくという仕組みで ある。プラットフォームからド ロップインし、色々滑ってから 図 2.1 ハーフパイプ

ドロップアウトすることになる が、混雑時は声を掛け合い、入 る時には明確な意志表示をして 入る。曖昧な入り方は無用な怪 我を招く。  パイプの整備は「パイプマ ジシャン」(図 2.2)を使用し、 常に安定した R が得られるよう に行われる。

図 2.2 パイプマジシャン

 遊び方としては、壁に滑り上がって空中でターンして戻ってくる(エアターン) 演技をしたりする訳だが、この空中での演技が上級者には見せ場になる。  体を折り曲げて手でボードをつかむ技(グラブ)、回転する技(スピン)、宙返り する技(フリップ)、縦回転(3D)などがあり、このそれぞれに様々な種類があって、 組み合わせた高等技も多数ある。

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2 章 スノーボードについて

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表 2.1 ハーフパイプの各部名称

プラットフォーム ハーフパイプの上の平らな部分。 リップ

プラットフォームの ( 内側の ) 端。

バーチカル

リップから降りていく垂直の部分。 バーチカルに続くなだらかにカーブ している部分。ここは丸くシェイプ

トランジッション されている。ここの出来がハーフパ イプの使いやすさを決めると言われ る。 ボトム

ハーフパイプの底の平らな部分

バーチカル リップ

プラットフォーム

ボトム トランジッション 図 2.3 ハーフパイプの各部名称

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2 章 スノーボードについて

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<ジェラート>  (図 2.4)リップから落差があ り、ランディングまでに高低差が あるアトラクション。正確にラン ディングまで飛べることが前提。 飛距離を出すためのスピードを出 すことができなければならない。 図 2.4 ジェラート

<テーブルトップ>  (図 2.5)最もポピュラーな台 形状のアトラクション。飛び出す 部分をリップ、平らな面をテーブ ル、着地の斜面をランディングと いう。テーブルを超えてランディ ングに着地するもの。 図 2.5 テーブルトップ

<ウェーブ>  (図 2.6)波状の地形の上を滑 るアトラクション。ボーダーク ロスのコースに設置されることが 多く、ジャンプしたりスピードに のってなめるように通化すること もできる。 図 2.6 ウェーブ

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2 章 スノーボードについて

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<ヒップ>  (図 2.7)アプローチに対して 左右にランディングするアトラク ション。基本的には距離ではなく 高さを楽しむもの。

図 2.7 ヒップ

<ファンボックス>  (図 2.8)雪上に設置された箱 状のアトラクション。上面は摩擦 の低い造りとなっていて、板を擦 って楽しむ。スケートボードの流 れを汲むアトラクション。

図 2.8 ファンボックス

<ストレートレール>  (図 2.9)鉄の棒の上をバラン スをとりながら滑るアイテム。摩 擦がかなり低い素材でできている ので、バランスをとることが難し い。レールの太さ、アプローチの スムーズさで難度が決まる。 図 2.9 ストレートレール

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2 章 スノーボードについて

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<ハイレール>  (図 2.8)ストレートレールに 高さを持たせたもの。アプローチ にエアの技術が必要で、落下した ときのリスクも高いので、難度は 高い。

図 2.8 ハイレール

<キンクレール>  (図 2.9)ストレートレールが 途中で折れ曲がった形状のアトラ クション。バランスの取り方が難 しく、難度も高い。

図 2.9 キンクレール

<レインボーレール>  (図 2.10)ストレートレールが 円弧状になったもの。最高点の 高さやレールの太さで何度が決ま る。バランスをとるのが難しい。

図 2.10 レインボーレール

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3 章 現状調査 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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3 章 現状調査

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3.1 ウィンタースポーツの現状 <スノーボード人口の推移> � 98 年の長野オリンピックでスノーボードが正式種目と認定されて以来、スノーボ ード人口が爆発的に増加し、1999 年には 410 万人達している(同年のスキー人口 は 1,210 万人)。スキー人口が減少を続ける中で、ゲレンデ側が唯一期待を持って 取り組んでいく可能性を秘めた項目が、スノーボードということになる。  さらにスノーボーダーの年齢分布は圧倒的に 20 代が多く、これからスノーボー ドをはじめる人も若者が多い。このことは、スキーの高齢化が進む中でこれからの スノーボーダーに期待が持てるということである。ゲレンデ側もこのことを考えざ るを得なくなってきている。  これらのことから、これからのウィンターレジャーの主役はスノーボーダーであ り、いかにしてスノーボーダーのニーズに答えていくかが重要になる。また、ウィ ンターレジャーを考えるにあたり、考慮しなければならないのが世代ごとの対応で ある。スノーボードを年をとってもしていたいと思わせるようなゲレンデ空間の在 り方や、10 代前半のジュニア層にたいしてその本当の楽しさを教える機会となる 場を設けるなど、様々な世代に対しての幅広い対応が求められるだろう。 450 400 350 300 人口(万人)

250 200 150 100 50 0 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 `00 シーズン 図 3.1 スノーボード人口の推移

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3 章 現状調査

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<スキー人口の推移>  近年のスキーヤーの減少は著しい。原因として長引く経済の低迷状況があげられ ているが、仮にこれが大きなウェートを占めるとしてもスキー関係者がこの原因を 取り除くことは困難であろうと考えられる。   大まかにスキーヤーをレジャー指向型とスポーツ指向型の二つに分けて考える と、レジャー指向型スキーヤーは目的が「余暇の楽しみ」であるから、他に魅力を 感じる楽しみ方があると簡単にそちらの方に移行してしまう、といった特徴がある。 スキー人口の減少をもたらしたスキーヤーはこのような指向の人たちであり、また スキー人口の底辺を支えている人たちでもあると考えることができる。  レジャー白書により、スキー人口の動向をみてみる。スキー人口を全国の 15 歳 以上人口に対する参加率でみると、平成 4 年の 17% をピークに徐々に減少傾向に あり平成 8 年には 15.1% にまで落ち込んだ。しかも、年代別の参加率をみると、20 代がもっとも多く 33.4%、次いで 10 代 29.3%、30 代 22.5% の順である。50 代では 7.6%、60 代以上は 1.5% しかない。今後はますます高齢化がすすみ、2010 年には 4 人に 1 人が 65 歳以上になる。スキー人口が増えるという要素は見あたらない。  スキー客もかつての宿泊滞在型から日帰り型にその主流が移ってきており、スキ ー場周辺の民宿やホテルへの経済波及はより少なくなっている。スキー人口が減少 する中で、集客力を増すには商圏を拡げるか、来る回数を増やしてもらうことだ。

(万人)

2000 1500

1000 人口 500 0 92

93

94

95

96

97

98

99

00

シーズン

図 3.2 スキー人口の推移

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3 章 現状調査

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<索道輸送実績の推移>  下の図は全国のゲレンデの策動輸送実績の年次推移である(スキー安全協会調べ)。 スキーとスノーボードの差が年々縮まってきていて、その差はもはやわずかである。ス キー人口やスノーボード人口の推移と違って、この数値はどれだけゲレンデのリフトが 人を運んでいるか、の数値であるため実際のゲレンデの状況がよく分かる。  興味深いことは、スキー人口はスノーボード人口の倍近くいるにも関わらず、ゲレン デの策動データとしてはあまり違いがみられないという点である。このことは、ゲレン デに行かないもしくは行くことができないスキーヤーが多くいるか、スノーボーダーが スキーヤーに比べ、多くゲレンデに足を運んでいることに他ならない。  スキー場の魅力度は、ゲレンデの広さと種類の豊富さ、リフト待ち時間の少なさだと 言われる。つまり、小さなゲレンデがあちこちにあるのではなく、リフトで行ける距離 にいろいろなゲレンデがあり、その場で多くのコースから選べるようなスキー場が好ま れる、とされるなら、スキーヤーよりもスキー場に来場する回数が多いスノーボーダー をターゲットとすることも効果があると予想される。 100% 80%

34.3

40.0

43.8

45.5

60%

スノーボーダー スキーヤー

40% 65.7

60.0

2000年

2001年

56.2

54.5

2002年

2003年

20% 0%

図 3.3 索道輸送実績の推移

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3 章 現状調査

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3.2 ゲレンデの対応 全国ゲレンデガイド 2003 より主要ゲレンデ 316 ヶ所について調査を行った。

<スキーヤーとボーダーの比率>  全国ゲレンデガイド 2003 より主要ゲ レンデ 316 ヶ所について調べた結果、ス キーヤーとボーダーの比率は右の図のよ うになった。スキーヤーが 57%である

ボーダー 43%

のに対し、スノーボーダーは 43%と着

スキーヤー 57%

実にその差を縮めつつある。スノーボー ド全面禁止のゲレンデもいくつかある中 でも、その比率はスキーに対して決して

図 3.4 スキーヤーとボーダーの比率

劣っているとはいい難い。

<アトラクション設置状況>  全体のおよそ 70%、数にして 220 も のゲレンデが何らかのアトラクションを 設けている。このことは日本のスノーボ ードが成熟し、初級者層よりも中上級者

無し 29%

パークの み 36%

層が増えた結果、アトラクションに対す るニーズも増えたことに関係すると思わ れる。スノーパーク設置ゲレンデのおよ そ半数がハーフパイプを設置しており、 メジャーアトラクションとしての地位を

両方有り 33%

パイプの み 2%

図 3.5 アトラクション設置状況

築きつつある。

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3 章 現状調査

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<スノーボーダー規制状況>  スノーボーダーのゲレンデ開放状況が下の図である。もともとスノーボーダーは スキーヤーに忌み嫌われる存在であり、異端扱いされ、国際スキー連盟 (FIS) と国 際スノーボード連盟 (ISF) の対立も、かなり根深いものがある。一昔前まではゲレ ンデではスキーヤーが優勢で、スノーボードは他のスキー客に迷惑だとされ使用禁 止にしていたスキー場も多くあったが、現在では使用者のレベルが上がってあまり 迷惑を掛けなくなってきたことと、そもそも使用人口が増えてスキー場としては商 売上締め出しを続ける訳にはいかなくなってきたことから、専用コースを設ける所 を含めて利用できるところが増えており、更にはハーフパイプなどのアトラクショ ンを設置している所も増えてきている。

 全体では約 80%のゲレンデが全面開放を行っているが、残りの 20%のゲレンデ はその受け入れに躊躇を示し何らかの規制を設けている。それら全てがスノーボー ドに対しマイナスイメージを持っているのではなく、ゲレンデの個性としてスキー ヤーオンリーを打ち立てているところもある。規制の多くは全面滑走禁止かコース 規制であるが、ゲレンデ独自のライセンス制や時間規制など、それぞれのゲレンデ で工夫がみられる。

6%

3%

10% 2% 0%

禁止 コース・時間規制 コース規制 時間規制 ライセンス 特に無し

79%

図 3.6 スノーボーダー規制状況

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3 章 現状調査

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<アトラクション規制状況>  何らかのアトラクションを設けている ゲレンデに対してその規制状況を調べてみ

規制あり

た。そのうち規制があるゲレンデは 37%、

規制なし

37%

63%

何も規制はしていないというゲレンデが 63%であった。現状では多くのゲレンデが アトラクションに対してなにも対策を講じ

図 3.7 アトラクション規制状況

ていないということが分かる。

 規制の内容に関しては、半数近くのゲレンデがスキーに対する規制であることが わかった。その中でもノーマルスキーに対して規制が厳しく、カービングスキー、 スキーボードなどフリースタイルスキーと言われるスタイルのものに関しては規制 が緩い。このことは最近のスキーの傾向としてアトラクションなども利用するスタ イルの人が増えてきていることに関係している。  また、ボーダーに対しての規制は、誓約書、ヘルメット着用義務が一番多くそれ ぞれ 13%、14%。その他にも有料制やビブス、ステッカーなどで初級者があえて 入りづらい環境を作っているところもある。これらの規制はほとんどが安全面で不 安があるため仕方なく導入されているもので、やはりアトラクションに怪我はつき ものだということをゲレンデ側が認めた結果としてのものである。 誓約書 14% 完全不可 ヘルメット 13%

一部不可 スキー不可

時間制 1% 有料 11% ビブス、腕 章、ステッ カー着用 6%

HP不可 7% スキーボード 可 28% スキーボー ド、カービン グスキー可 1% 図 3.8 アトラクション規制内容

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3 章 現状調査

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3.3 ゲレンデでの事故 <アトラクションでの受傷者>  ゲレンデにおけるアトラクションの怪我について、あるゲレンデから 2002 シー ズンの怪我人のデータから分析をした。ゲレンデ名や来場者数などの細かいデータ は、ゲレンデのイメージに関わるため伏せておくこととする。

 参考までに、受傷者人数を来場者数で割った値を仮の受傷率とするなら、このゲ レンデの場合 0.14%である。まず、ゲレンデの怪我の現状としてアトラクション で受傷した人と、それ以外のゲレンデ内の場所で受傷した人の割合を比較してみる。 メインゲレンデでの受傷者割合が 33%に対して、アトラクションでの受傷者が 67 %と大きな差がある(図 3.9)。このことから、ゲレンデの怪我の現状は他人や木々 との接触事故からアトラクションでの負傷が多くを占めるようになってきていると いえる。

 ではなぜアトラクションで多くの怪我人が出ているのか。その原因と考えられる 様々な項目について分析していくことにする。

メインゲレンデ 33% アトラクション 67%

図 3.9 受傷者の内訳

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3 章 現状調査

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<受傷者の性別>  まず、受傷者の性別を見てみる。このゲレンデの場合全体の 81%が男性で、の こりの 19%が女性である(図 3.10)。この図から分かる通り、圧倒的に男性の受傷 者の方が多い。考えられることは体力的な問題などで、女性は限界を感じ無理をし ないことが考えられる。ほかには、女性は競技や技術レベルの向上といった目的で きている人が少なく、レジャー目的での来場者が多いため、純粋に楽しむ以上のこ とを求めないなどが考えられる。

<受傷者の年齢>  次に受傷者の年齢について見てみる(図 3.11)。最も多い年齢が 20 歳の受傷者 で 59%、次いで多い年齢が 21 ~ 24 歳と 10 代でともに 15%。次いで 30 代が 7%、 40 代以上での受傷者は 4%となっている。全体としては 30 代以上の受傷者は一割 ほどで、受傷者の実に 9 割が 30 歳未満、全体の 7 割以上が 20 代という結果になった。  原因としては若者は競技嗜好であったり、アトラクションでのトリックに非常に 興味を持っているので、多少の無謀な挑戦は厭わないためと思われる。

女 19%

7% 1%

4%

14%

10代以下

20歳

14%

21~24歳

25~29歳

30代

男 81%

40代以上 60%

図 3.10 受傷者の性別

図 3.11 受傷者の年齢

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<天候との関係>

雨 1%

 天候と受傷者の関係は次のようになっ た(図 3.12)。晴れの日が最も多く 47%、

雪 22%

次いで曇りの日で 30%、雪の日が 22%、

晴れ 47%

雨が 1%となった。しかし、天候との関 係のデータはその年の天候と大きく関係

曇り 30%

しているので、天候と怪我との関係は言 い難い。あくまで参考データとしてもら

図 3.12 天候と受傷者の関係

いたい。

<時間と怪我の関係>  天候別、時間毎の受傷者数の関係を見る(図 3.13)。時間ごとの受傷者を見ると 時間と受傷には相関がある。受傷者が多い時間はどの天候でも傾向は一致している。 まず最も多い時間帯が午前 10 時、次に午後 1 時、午後 3 時となる。アトラクショ ンがオープンしはじめる午前 10 時に受傷者が一番多い。昼食直後の 13 時も受傷者 が多く出てしまっている。疲れが出始める 15 時にも受傷者が多い。また、晴れた 日のナイターでも他の天候に比べて受傷者が多くなっている。これは昼間の日照に よって雪質がアイスバーンになっているからだと考えられる。  受傷者の多くなる時間帯には整備を徹底するなどの対策が欲しい。 30 25 20 15 受傷人数 10 5 0 8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

ナイ ター

晴れ

2

0

26

1

2

16

1

7

1

0

0

10

曇り

2

0

17

0

1

12

0

7

0

0

0

4

2

3

6

1

1

9

2

3

0

2

1

1

図 3.13 時間毎の受傷者数

時間 晴れ

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曇り

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<斜面状況との関係>  斜面状況と受傷者数の関係を図 3.14 に示す。斜面状況は天候によって左右され やすいので、このデータもその年の天候が受傷者数にかなり関わっていると思われ る。強い相関関係はいえないが、アイスバーンや新雪など、一見危険と思われる場 所の受傷者数よりも、整地での受傷者数のほうが遥かに多い。

80 70 60 50 受傷者数 40 30 20 10 0 アイスバーンザラメ雪

新雪

整地

ベタ雪

その他

図 3.14 斜面状況と受傷者数の関係

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<天候毎の斜面状況と受傷者数>  天候毎の斜面状況と受傷者数の関係を図 3.15 に示す。整地での受傷は曇り、晴 れともに多くなっているが、雪の日だけが整地でも低い値を示している。このこと から、天候が雪の場合整地での受傷が起こりにくくなっている。  また、新雪時は晴れと雪の日の受傷に対して曇りの日の受傷が低くなっている。 アイスバーンではやはり晴れの日の受傷者数が他の天候の時よりも受傷者数が多く なっている。これは昼間の日照により、ナイターでは雪質がアイスバーンになった ためである。 40

35

曇り

30

晴れ

受傷者数

25 20 15 10 5 0 ン ー

イ ア

バ ス

雪 メ ラ ザ

雪 新

地 整

雪質

雪 タ ベ

他 の

図 3.15 天候別斜面状況と受傷者数

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<受傷原因>  受傷原因については右の図のようになっ た(図 3.16)。受傷者の 57%が技術未熟に

相手の不注意 1%

不明 1% その他 4%

よる負傷、37%が自己の不注意、相手の不 注意は 1%であった。  このことから受傷原因の実に 9 割以上が

自己の不注意 37%

技術未熟 57%

自己に原因があり、それ以外の要因はごく わずかであることがわかる。技術未熟とい う項目は自分の技術レベル以上のものに挑 戦した結果負傷したといえるので、受傷者 の多くは技術レベルの向上を目指し、新し

図 3.16 受傷原因

いことに挑戦した結果負傷しているといえ る。

<怪我の種類>  怪我の種類に関しては骨折が一番多く 36 %、 捻 挫 が 21 %、 打 撲 19 %、 脱 臼 14 %、切創 9%、挫傷 1%となっている(図

捻挫 21%

挫傷 1% 骨折 36%

3.17)。アトラクション利用にともない怪 我の重度も増している。特に骨折、捻挫、 打撲などはエア失敗時の転倒などが多い。 切創に関しては図 3.16 より、他人との接 触は決して多いとは考えられないので、レ

打撲 19% 脱臼 14%

切創 9%

ールやファンボックスなどのアトラクショ ンでの負傷が考えられる。

図 3.17 怪我の種類

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<骨折者のアトラクションごとの内訳>  骨折者の内訳を見ると、ハーフパイプで最も多く、次いでキッカーの L、M、S で それぞれ多くなっている(図 3.18)。これは転倒時に体に強い衝撃がかかるアトラ クションで多くなっている。また初心者用のアトラクションであるマウンド(ラン ディング面が前方一面に丸く広がったアトラクション。初心者用のジャンプ台とし て設置される)でも骨折者が多くなっている。基本的にエア台系のアトラクション で多い傾向となっているが、唯一ヒップだけが少ない結果となった。  また、レールやボックスなどのアトラクションではエア台型のアトラクションに 比べ、比較的骨折者が少ない傾向となった。これはたとえ失敗して転倒したとして もエア台に比べれば衝撃が小さいか、単に利用する人数が少ないなどが考えられる。

9 8 7 6 怪我人数

5 4 3 2 1 0

フ ー

イ パ

プ ッ キ

ー カ

L カ ッ

M ー

ー カ

S

ス レ

プ ウ

ー ォ

ル マ

アトラクション名 図 3.18 骨折者のアトラクションごとの内訳

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3 章 現状調査

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<捻挫者のアトラクションごとの内訳>  捻挫者に関してはキッカー系のアトラクションとレールで多い傾向となった。ハーフ パイプ、ボックス、ウォールでは受傷者は少数であった。ヒップとマウンドに関しては 受傷者はいなかった(図 3.19)。  やはりキッカー系のアトラクションでは着地の際に捻挫をしやすく、着地の際にバラ ンスを崩しやすいレールでも捻挫の受傷者がおおい。ハーフパイプに関してはボトムに 落下しない限り、捻る可能性は低い。同様にバランスを崩しにくいボックスやウォール では捻挫をするケースは少なくなっている。

9 8 7 6 怪我人数

5 4 3 2 1 0

イ パ

プ キ

カ ッ

L ー キ

M ー

ッ キ

ー カ

S

ク ッ ボ

ー レ

プ ッ

ル ー

ォ ウ

ド ン

アトラクション名 図 3.19 捻挫者のアトラクションごとの内訳

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3 章 現状調査

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<打撲者のアトラクションごとの内訳>  打撲者の受傷人数はキッカーの M で最も多く、次いでハーフパイプとなっている。少 数ではあるがキッカーの L と S、ボックス、ヒップ、ウォールでも受傷者が出でいる(図 3.20)。  キッカー M に関しては利用する人がキッカー L よりも多く、キッカー S よりも難度が 高いため、受傷者人数が増えていると思われる。ボックスでの受傷は人工物に体を強打 するためだと考えられる。

9 8 7 怪我人数

6 5 4 3 2 1 0

フ ー

イ パ

プ キ

カ ッ

L ー キ

カ ッ

M ー キ

S

ス レ

ッ ヒ

プ ウ

ル ウ マ

アトラクション名 図 3.20 打撲者のアトラクションごとの内訳

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3 章 現状調査

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<脱臼者のアトラクションごとの内訳>  脱臼者のアトラクションごとの内訳は、ハーフパイプ、キッカー M で最も多く、 次いでヒップが多いという結果であった。少数ではあるが、キッカー L やキッカー S、レールでも脱臼者が出ている(図 3.21)。  ハーフパイプとキッカー系では怪我の傾向が似ていたが、脱臼に関してはハーフ パイプとキッカー M が突出する形となった。また、ヒップに関してはランディング 面が通常のテーブルトップと違い、側面に位置しているため、飛び方を知らない初 心者などが正確にランディング出来ていないと思われる。こうしたアトラクション 利用の際に、最低限必要な知識だけはつけてからの利用が安全なアトラクション利 用には不可欠である。

9 8 7 6 怪我人数

5 4 3 2 1

ド マ

ウ ン

ル ォ ー ウ

プ ッ ヒ

ス ボ

ッ ク

S

M キ ッ

ッ カ

ー キ

カ ッ キ

パ イ

L

0

アトラクション名

図 3.21 脱臼者のアトラクションごとの内訳

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3 章 現状調査

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<切創者のアトラクションごとの内訳>  基本的に切創者の受傷者数は少ない結果となった。最も多いアトラクションはキ ッカー M であった。ハーフパイプ、キッカー S、マウンドでも少数の受傷者が出て いる。(図 3.22)  切創者の内訳は予想に反し、レール、ボックスでの受傷者がなかった。しかし、 ボードやウェアなど道具に関しては破損しているケースが多く、怪我にまでは至っ ていないと思われる。ゲレンデ側ではレールやボックスでの道具の破損に対して、 可能性があるという警告はしているが、保証に関してはいっさい受け持っていない。 メーカーに関してもレールなどでの破損に関して受け付けていないところがほとん どで、自己責任の基にアトラクションを利用してもらいたい。

9 8 7

怪我人数

6 5 4 3 2 1 0 L S M プ ル ス ル ド プ ー ー ー イ ー ク ー ン ッ カ カ カ パ レ ッ ォ ウ ヒ ッ ッ ッ フ ボ ウ マ キ キ キ ー ハ アトラクション名

図 3.22 切創者のアトラクションごとの内訳

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3 章 現状調査

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<受傷者全体の内訳>  受傷者全体の内訳を図 3.23 に示す。全体的に受傷者が多いアトラクションはハ ーフパイプとキッカー M であったが、アトラクション利用人数も多いため、踏み込 んだことは言い難い。単純な人数だけで言えば、最も一般的なアトラクションであ るキッカー系とハーフパイプでの受傷者が多かった。とくにキッカー M に関しては、 キッカー L より難度が低く、キッカー S よりも難度が高いにも関わらず受傷者がキ ッカー L、S 双方より多くなっている。これらの相関関係が明かになれば、サイズ に関しての何らかの定義ができる可能性がある。

 レール、ボックスなどのアトラクションに関しては受傷人数は少ない結果となっ た。しかし、アトラクションは流行りに影響されやすいものであり、これから需要 が高まれば受傷者数もかわってくるかもしれない。

 怪我に関しては骨折が最も多く、次いで捻挫が多い。重度の怪我である骨折が最 も多いことはアトラクション利用が増えていることと関係している。アトラクショ ン利用の最大の問題はやはり「怪我」であると言える。

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3 章 現状調査

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マウンド

ウォール

ヒップ

レール

捻挫 打撲

ボックス

脱臼 キッカーS

切創 骨折

キッカーM

キッカーL

ハーフパイプ

0

2

4

6

8

10

図 3.23 受傷者のアトラクションごとの内訳

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4 章 アンケート結果 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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-41-


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4 章 アンケート結果

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

4.1 サンプル属性 <サンプルの年齢>  現状調査より 20 代の受賞者が多い ということが分かったので、20 代を

4% 15%

15% ~19

中心とした比較的年齢が若い層にアン

20~24

ケート調査をした。回収したサンプル

25~29

数 126 名のうち、10 代が 19%、20 ~

30~

24 歳が 66%、25 ~ 29 歳が 15%、30

66%

歳以上が 4%となった。 (図 4.1)

図 4.1 サンプルの年齢

<サンプルの滑走道具>  サンプルの滑走道具は、27%がスキ

スキー 27%

ー、残りの 73%がスノーボードとな っている(図 4.2)。最近の傾向として、 スキーヤーもスノーパークを利用し、 アトラクションを楽しむ人が増えてき ているので、スノーボーダーだけに特

ボード 73%

化せずスキーヤーからもアンケート調 査を実施した。

図 4.2 滑走道具の違い

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4 章 アンケート結果

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

<サンプルの性別>  サンプルの性別は全体の 60%が男性、 残りの 40%が女性となっている。(図

女 40%

4.3)

男 60%

図 4.3 サンプルの性別

<サンプルの技術レベル>  アンケート回答者の技術レベル分布を 図 4.4 に示す。技術レベルの定義として

上級者 12%

は、止まることができる人を初級者、連

初級者 22%

続ターンができる人を初中級者、カービ ングターンができる人を中級者、中斜面 でカービングターンができる人を中上級

中上級者 31%

初中級者 16%

者、コブ斜面が余裕で滑れる人を上級者 とした。分布としては中上級者が最も多

中級者 19%

く 31%、初級者が 22%、中級者が 19%、 初中級者が 16%、上級者が 12%であっ 図 4.4 サンプルの技術レベル

た。

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4 章 アンケート結果

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

4.2 アトラクションに対するニーズ <ニーズの内訳>  アトラクションに対するニーズの内訳を図 4.5 に示す。アトラクションを体験し たことがある人は全体の 48%、未体験の人は全体の 52%であった。

 アトラクション体験者で今後もやろうという意志のある人は全体の 42%で、こ れは体験者の 90%近くにあたる。それに対して全体の 29%にあたる人がアトラク ション未体験でありながら潜在的なニーズを持っている。これは未体験者の 55% に相当する。

興味なし 23%

やろうと思 う 体験あり 42% 48%

体験なし 52% 興味あり 29% もうやるつ もりはない 6%

図 4.5 ニーズの内訳

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4 章 アンケート結果

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<技術レベル別のニーズ>  アトラクションに対してニーズを持つ人の内訳を図 4.6 に示す。やろうと思うと いう人はアトラクションを体験した上でニーズを持つ人で、興味があるという人は 未体験で潜在的なニーズを持っている人である。

20 18 16 14 12 やろうと思う

10 人数 8

興味がある

6 4 2 0 初級者

初中級者

中級者

中上級者

上級者

技術レベル 図 4.6 技術レベルのニーズ

 顕在化したニーズを持っている人は技術レベルがあがるごとに人数が増えてい る。それに対して潜在的ニーズを持つ人は上級者では少ないだけで、技術レベルに 関係なく存在しているといえる。

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4 章 アンケート結果

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4.3 アトラクション未体験者について <潜在的なニーズ>  潜在的なニーズを持つ人の内訳を図 4.7、4.8 に示す。潜在的なニーズを持つ人 の性別は男性が 16 人で、潜在的なニーズを持つ人全体の 46%であった。これに対 して女性は 19 人で全体の 54%と男性を上回る結果となった。  滑走道具別にはスキーヤーが 10 人で潜在的ニーズを持つ人全体の 29%であり、 スノーボーダーは 25 人で全体の 71%であった。

性別

16

0%

20%

19

40%

60%

80%

100% 図 4.7 性別別潜在的ニーズ

滑走道具

10

0%

20%

スキー

25

40%

60%

スノーボード

80%

100%

図 4.8 滑走道具別潜在的ニーズ

 潜在的ニーズを持つ人数は、女性が男性を上回る結果となった。このことから現 状のスノーパークにおいては、確かに女性もアトラクションを利用したいと思って おり、女性が利用しづらい環境であることがわかる。  滑走道具別にはやはりスノーボーダーが強いが、スキーヤーも 29%のひとが潜 在的ニーズを持っており、スキーヤーに対しても利用を促すようなスノーパーク計 画が必要である。

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4 章 アンケート結果

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<アトラクション利用の障害要素>  潜在的ニーズを持つ人に対してアトラクション利用の障害となる項目を図 4.9 に 示す。なぜアトラクションを利用しないのですかという質問に対して、最も多い回 答が「自分のレベルでは無理」で 26 人であった。また「怪我が怖い」が 22 人、失 敗すると恥ずかしいが 10 人、 「自分のレベルに合ったアトラクションがない」が 5 人、 「一緒にやる人がいない」が 2 人などであった。 1% 1%

怪我が怖い

4%

恥ずかしい

7% 3%

自分のレベルでは無理

32%

一緒にやる人がいない

38%

レベルにあったアトラ クションがない 行ったゲレンデにアト ラクションがなかった お金がかかった

14%

その他

図 4.9 アトラクション利用の障害要素

 このように、アトラクションを利用したいと思いながら利用できていない人には 様々な原因がある。多数の意見を占めた項目は大きく分けて3つであり、自分のレ ベルに合ったアトラクションがなく、怪我をする可能性が高い。また失敗した時の 他人の視線が気になるため利用できていない。

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4 章 アンケート結果

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4.4 アトラクション体験者について <顕在的なニーズ>  顕在的なニーズを持つ人の内訳を図 4.10、4.11 に示す。顕在的なニーズを持つ 人の性別は男性が 36 人で、顕在的なニーズを持つ人のおよそ 70%。女性が 17 人 でおよそ 30%という結果になった。  滑走道具別にみるとスノーボーダーが 47 人で、顕在化したニーズを持つ人のお よそ 90%がスノーボーダーであるのに対し、スキーヤーは 6 人でおよそ 10%とい う結果になった。

性別

36

0%

20%

17

40%

60%

80%

100% 図 4.10 性別別顕在的ニーズ

滑走道具

6

0%

スキー

47

20%

40%

60%

スノーボード

80%

100%

図 4.11 滑走道具別顕在的ニーズ

 顕在的なニーズを持つ人は、女性よりも男性である傾向が強く、スキーヤーより もスノーボーダーである傾向が強い。このことから現状のスノーパークでは女性や スキーヤーが利用しにくい状況となっていることがわかる。特にスキーヤーに関し てはモーグルコースなどの利用はみられるようになったが、スノーパークのアトラ クションに関してはまだまだ利用するには厳しいといえる。

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4 章 アンケート結果

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<他の競技に対しての興味>  次に何らかのアトラクションを体験したことがある人に対し、他に興味がある競 技についてまとめたものを図 4.12 に示す。アトラクションとしての要素が似てい ると思われる競技をいくつか選び質問した。項目としてもうけたものは、スケート ボード、サーフィン、BMX、インラインスケート、ウェイクボードで、特にないと いう項目は無回答の場合を含んでいる。 40 35

37 31

30

25

25 人数

35

19

20

20

15 10

6

5 0 ボ ト ー ケ ス

ド ー

ィ フ ー サ

ト ド い 他 ー ー な の ケ ボ に そ ス ク 特 ン イ イ ェ ラ ウ ン 図 4.12 他の競技に対しての興味 種目 イ

X BM

 この図から、現在アトラクションを体験している人の多くがスキーやスノーボー ド以外の競技にも何らかの興味を持っていることが分かる。スケートボードやサー フィン、ウェイクボードなどはいわゆる横乗りのスポーツであり、スノーボードと 多くの共通点がある。正確にはサーフィンやスケートボードからスノーボードが生 まれたのであり、その点から言えば共通点が多いことはあたりまえである。また、 BMX やインラインスケートも同じ形状のアトラクションを使った競技であり、競技 者の意識も高いといえる。  項目別に見ると、スケートボードやサーフィンはスノーボーダーに人気が高く、 インラインスケートなどはその特徴からオフシーズンのスキートレーニングに使わ れるため、スキーヤーに人気が高かった。

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4 章 アンケート結果

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

<全体の安全意識>  アトラクション利用経験者サンプル全体の安全意識について図 4.12 に示す。ア トラクション利用に際して、やはり怪我の問題が最も大きな問題であって、全体の 46%の人が絶対にしたくないと解答している。それに対して、できればしたくない と解答した人が全体の 39%、仕方がないと思うと解答した人は全体の 15%であっ た。

15%

絶対にしたくな い 46%

39%

できればしたく ない 仕方ないと思う

図 4.13 アトラクション経験者の安全意識

 アトラクション利用経験者全体の傾向として注目すべきは、怪我についてできれ ばしたくない、もしくは仕方がないと思う思う人の割合は全体の 54%で、過半数 を上回っている。このことはアトラクション利用者の半数以上の人が、ある程度怪 我について意識しているといえる。  一方で怪我を絶対にしたくないと解答している人も全体の 46%と多く、安全性 の問題をいかにして解決していくかが最大の課題であることに変わりはない。

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

4 章 アンケート結果

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

<技術レベル別安全意識>  アトラクション体験者の技術レベル別の安全意識を図 4.14 に示す。安全意識が 最も高かったのは初級者で、全員が怪我に対して絶対にしたくないと解答した。初 中級者では 67%の人が絶対にしたくない、33%の人ができればしたくないと解答 した。中級者では、45%の人が絶対にしたくない、37%の人ができればしたくない、 18%の人が仕方がないと解答した。中上級者では、絶対にしたくない、できればし たくないと解答した人がそれぞれ 40%、仕方がないと解答した人が 20%であった。 上級者では、絶対にしたくないと解答した人が 30%、できればしたくないが 50%、 仕方がないが 20%であった。

上級者

中上級者 絶対にしたくない 中級者

できればしたくない 仕方ないと思う

技術レベル 初中級者

初級者

0%

50%

100% 図 4.14 技術レベル別の安全意識

 安全意識に関しては、技術レベルが上がるにつれて薄くなっていく傾向にある。 特に安全意識が高い傾向にあるのが初級者で、中級者以上になると半数以上の人が 怪我について少なからず考慮しているといえる。このことは利用者に合ったスノー パークを作る上で参考とされたい。

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4 章 アンケート結果

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

<技術レベル別の不満要素>  技術レベル別の不満要素を図 4.15 に示す。項目としては『アトラクションの形 が崩れている」 「うまい人をもっと見たい」 「行動が読めなく危ない」 「流れが悪い」 「ア トラクションに入りやすい」「アトラクションに入りづらい」「アトラクションの難 度が高い」 「技術レベルに合っていなく危ない」 「何も感じない」の 9 項目を設けた。 上級者

何も感じない

中上級者 中級者

レベルにあっていない

初中級者 初級者

難度が高い

入りづらい

入りやすい

流れが悪い

行動が読めない

うまい人を見たい

形が崩れてる 0

2

4

6

8

図 4.15 技術レベル別の不満要素

 傾向としては技術レベルに応じて不満に感じる要素が異なる結果となった。不満 をより顕在化するため、項目別に見ていくことにする。

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4 章 アンケート結果

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『形が崩れている』   この項目に対しては中級者以上の技術レベルの層から不満が多かった。中級者以  上の層は形に対して要望が強く、初級者層は形に対しての要望が薄い。 『うまい人を見たい』   この項目に関してはどの層からも比較的に意見が多かった。うまい人を見たいと  言う要望は技術レベルに関係なく、皆持っているということになる。 『行動が読めなく危ない』   この項目に関しても比較的どの層からも不満が多かった。現在のスノーパークの  形態では他人の行動が読めなく、特に初心者の行動が読めなく危ない。 『流れが悪い』   この項目に関しては中級者層に不満が多かった。中級者はアトラクション利用の 際に、自分 自身の練習のため混雑を嫌う傾向となった。 『アトラクションに入りやすい』   この項目に関しては該当者があまりいなかった。中級者層にごくわずかに該当者  がいただけであった。 『アトラクションに入りづらい』   この項目に関しては中級者層からの不満が多かった。とくに女性からの不満が多  く、現状ではスノーパークに入りやすい雰囲気であるとは言い難い。 『難度が高い』   この項目に関しては中級者層、初級者層からの不満が多かった。このことから、  現状のスノーパークは技術レベルの高い人に照準を合わせたものが多く、初級者は  難度が高いと感じていることが分かる。 『技術レベルに合っていなく危ない』   この項目に関しては中上級者からの不満が多かった。現状では自分の技術レベル  に合ったアトラクションにはいっている人が少なく、危ないと感じている人が多い  ということが分かる。

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4 章 アンケート結果

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4.5 技術レベル別の嗜好 <アトラクション数>  アトラクション数に対しての技術レベル別の嗜好を図 4.16 に示す。項目として は「多い方がいい」「厳選された方がいい」「数は関係ない」の 3 項目を設けた。

上級者

中上級者

関係なし 中級者

厳選

多い 初中級者

初級者

0

5

10

15

図 4.16 アトラクション数への関心

 初級者、初中級者に関しては関係ないという回答が多かったが、中級者、中上級 者に関しては多い方がいいという回答が多かった。しかし、上級者になると厳選さ れたものを望む傾向が強く、全体としてアトラクション数に関する要望は技術レベ ルが上がるほど強くなっている。

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4 章 アンケート結果

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<アトラクションの大きさ>   アトラクションの大きさに対しての技術レベル別の嗜好を図 4.17 に示す。項目  としては「大きい」 「ちょうど自分のレベル」 「大きさは関係ない」の 3 項目を設けた。

上級者

中上級者

関係なし 中級者

自分のレベル

大きめ

初中級者

初級者

0

10

20

30

図 4.17 アトラクションの大きさへの関心

 この質問に関してはほとんどのひとが自分に合った大きさがいいと解答した。初 級者層から中級者層までは自分に合った大きさが圧倒的だが、中上級者、上級者層 に関しては自分のレベルと答える人が多かったが、大きめがいいという要望もある。

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4 章 アンケート結果

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<アトラクション配置>   アトラクション配置に関して技術レベル別の嗜好を図 4.18 に示す。項目として  は「複数のアトラクションを楽しみたい」「一個のアトラクションでいい」「関係な  い」の 3 つを考え、複数のアトラクションを楽しみたいと解答した人にはその配置  が「流れ型」と「点在型」のどちらがいいかを解答してもらった。

上級者

中上級者 関係ない

一個でいい

中級者

点在型

流れ型 初中級者

初級者

0

5

10

15

20

図 4.18 アトラクション配置への関心

 ここでは「流れ型」とは複数のアトラクションが連続して楽しめる距離とし、 「点 在型」は十分な間隔をあけアトラクションひとつひとつを楽しめる距離とする。初 級者、初中級者では好みが別れるが、一個もしくは点在型が好まれる。中級者以上 は流れ型を好む傾向が強いという結果となった。

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4 章 アンケート結果

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<アトラクション種類>   アトラクションの種類に関して技術レベル別の嗜好を図 4.19 に示す。項目とし  ては「目新しいものがいい」「やり慣れたものがいい」「種類は関係ない」の 3 項目 を 設けた。

上級者

中上級者

関係ない

慣れたものがいい

中級者

目新しい

初中級者

初級者

0

5

10

15

20

図 4.19 アトラクションの種類への関心

 初級者から中上級者までは関係ないと解答した人数が最も多く、傾向としては似 ている。しかし上級者に関しては目新しいものを求める傾向が強く、種類に対して の要求が強い。また上級者はやり慣れたものを求める人も多くいた。

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4 章 アンケート結果

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<アトラクション環境>   アトラクション環境について技術レベル別の嗜好を図 4.20 に示す。項目として  は「雰囲気がいい」「ひっそりと練習できる」「リフト下で注目される」「プロがプ  ロデュースしている」「整備が徹底されている」「料金が安い」「慣れている」「変化  がある」の 8 項目を設定した。

上級者

中上級者

雰囲気

ひっそりと練習

リフト下で注目 中級者

プロがプロデュース 整備 料金

初中級者

慣れている 変化が有る

初級者

0%

20%

40%

60%

80%

100%

図 4.20 アトラクション環境への関心

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4 章 アンケート結果

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 これらの項目に対して以下の 3 パターンに分類される。

技術レベルが上がるにつれ重視される項目   「リフト下で注目される」「プロがプロデュースしている」の 2 項目に関しては技  術レベルが上がるにつれ重視される傾向となっている。上級者になるほどスノーパ  ークを自己表現の場と考える傾向があり、そのためにプロのネームバリューや目立  つ要素が重視されている。

技術レベルが下がるにつれ重視される項目   「ひっそりと練習できる」「料金が安い」の 2 項目に関しては技術レベルが下がる  につれ重視される傾向となっている。初心者になるほど体験としてスノーパークを  利用するため、その動機はほとんどの場合好奇心である。そのためひっそりとした  環境を重視したり、お金をかけてまでは体験しようとは思わないと思われる。

技術レベルに関わらず重視される項目   「雰囲気がいい」「整備が徹底されている」「慣れている」の 3 項目に関しては技  術レベルに関わらず重視されている。雰囲気や整備に関してはどの技術レベルの層  からも重視するという声があがっている。特に整備の項目は安全意識の点からも力  を入れてほしい項目である。

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5 章 ヒアリング結果 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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5 章 ヒアリング結果

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5.1 JSBA へのヒアリング結果  スノーボードの技術レベル、アトラクションの安全性などの項目について日本ス ノーボード協会(JSBA)に対してヒアリング調査を行った。

<スノーボードの技術レベルについて>

 ・最近の日本のスノーボードシーン全般について、確かに技術レベルは上がって   いるという実感はある。

 ・アトラクションに対するニーズも上がってきている。

 ・技術レベルの判定としてはバッヂテストを行っているが、検定会場、雪質状況   などの要素があるため、全く同じものが行われているとは限らない。初級、中   級といった明確な技術レベルの判定とバッヂテストの関係は、特に定めていな   い。

 ・アトラクションをからめた技能判定については、1 級でエアの項目がある以外   はバッヂテストでは判定していない。

 ・ハーフパイプに関しては Tri-X というハーフパイプ専門の技能検定を昨年から   行っているが、参加者も少なく、認知度も低いと思われる。

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5 章 ヒアリング結果

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<アトラクションの安全性について>

 ・ゲレンデのアトラクションについて、難度や安全性といった要素は、その斜面の   斜度や積雪状況、整備状況の関係で複雑に変化するものなので、その基準につい   ては特に定めていない。

 ・アトラクションの形状、種類と安全性に関する資料なども現状ではない。

 ・安全なアトラクションといえるものに関しては、形などに関して細かなことはい   えないが、しっかりとしたディガー(ゲレンデでアトラクションの整備を担当す   る人)によるものを選ぶこと。現在はスロープビルダーというディガー専門の資   格もあるので、ゲレンデ側はこういった信頼ある人に設計、整備を依頼してもら   う他ない。

  � JSBA としても最近のスノーボードシーンの進歩に対して対策を講じ始めてはい   るが、その認知度はまだまだ低いというのが現状である。そもそもバッヂテスト   受験者のほとんどが、インストラクターなどの権利のために受験するのであって、   自分の技術レベル判定のために受ける人は少ない。    資料編にスロープビルダー、Tri-X についての資料を載せているので参考にし   て欲しい。

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5 章 ヒアリング結果

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5.2 経験者へのヒアリング  技術レベル別のアトラクションの細かな形状、配置間隔などにつて、スノーボー ド暦の長いアトラクション体験者数人に対してヒアリング調査をおこなった。

<初級者用アトラクション>

配置 ・転倒が予想されるので配置間隔は長くとる。 ・アトラクション間のつながりは意識しなくてよいので、間隔は広いほどいい。 ・斜面も緩斜面を選ぶ。 ・見通しのよい場所に配置し、接触事故などを避ける。 ・なるべく目立たない所に作る

テーブルトップ ・テーブル長を短く、スピードがなくとも飛び越えられる形。 ・リップの角度は浅く、通過する感じ。 ・ランディングも急過ぎなく、幅は広い方がいい。 ・いろいろな角度にランディングできる方がいい。 ・高さとしては 1 ~ 1.5m 程度。

レール ・フラットになるように配置する。 ・低いボックスの方が望ましい。 ・低く、短く、太く、バランスをとりやすいもの。 ・長さは 2 ~ 3m 程度、いざという時逃げられる高さで、50cm 程度 ・アプローチとレールは距離をとらない。 ・ランディングに極端な落差をつけない。自然に降りることが可能な形状。

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5 章 ヒアリング結果

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<中級者用アトラクション>

配置 ・流れは悪くしない配置、50m 程度。 ・アトラクション間のつながりも多少考えるべき。 ・見通しのよい斜面。 ・技術発展段階なので大小様々な種類のものがあればいい。

テーブルトップ ・ヒップなどの変則的なジャンプ台も可 ・助走は長い方がいいが、スタート地点を決めるなどした方がよい ・それに見合ったテーブル長で、4 ~ 5m 程度 ・ランディングも角度をつけて衝撃を分散させる。 ・リップもしっかりと固める。

レール ・長さも少し長めで。3 ~ 4m 程度 ・高さも少し高く 60cm 程度。 ・ダウンレール、キンクレールも可。その場合レールを太くしたり、キンクする角  度を緩くするなどの工夫が必要。 ・アプローチはリップから 30cm 以下。 ・ランディングには適度の落差を付ける。

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5 章 ヒアリング結果

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<上級者用アトラクション>

配置 ・十分なスピードが付く斜面に配置。 ・間隔はアトラクション間のつながりを意識。 ・スピードが速いので間隔は 50m 程度。 ・好みに応じてアトラクションを選択できる配置。 ・リフト下など目立つ位置に配置する。

テーブルトップ ・アトラクションの高さは 2.5 ~ 4m 程度。 ・スピードが付き飛距離が出るので、テーブル長は長め。 ・リップの角度はテーブル長に応じてランディング面におりられるようにする。 ・リップはしっかり固め、ギャップなどにするとよい。 ・ランディング面は急な斜面。 ・アプローチはスピードをつけられるようにする。

レール ・レールは細いほど難しい。 ・高いほど恐怖感があり、難度が上がる。 ・ストリート的なハンドレールなどをいれてもよい。 ・アプローチはリップから離れているほど難度は高い。 ・ダブルキンクや、カーブなど目新しいものをいれる。 ・急角度なダウンレールなど難しい要素をさらに難しくする。 ・難しい要素を組み合わせる。

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6 章 考察 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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6 章 考察

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6.1 アトラクションの種類ごとの安全率 <怪我率の算定>  ここではまず、安全なアトラクションの判断基準として、怪我率を算定する。こ こで、怪我率とはアトラクションの種類ごとの実際の受傷人数を暫定的なアトラク ション利用者数で除した値とする。  安全性とは本来、受傷率で表すものであるが、アトラクションごとの利用者数が 不明のため、暫定的な値で近似したものを『怪我率』とする。

怪我率を求める手順を以下に示す。

①アンケートの回答結果より、アトラクション体験者を対象とする。

②「好きなアトラクション」で解答したアトラクションについて集計する。

③「怪我をしたことがありますか?」という質問に対し、怪我をしたアトラクショ  ンと怪我の種類について記入してもらい、その人数を集計する。

④好きなアトラクションには必ず入ると仮定し、そのアトラクションの暫定的な利  用人数を出す。

⑤実際にそのアトラクションで怪我をした人数を暫定的な利用者数で除した値をそ  のアトラクションでの怪我率とする。

以上より求められた値を表 6.1 に表す。

表 6.1 アトラクションごとの怪我率

『好き』と答えた人数 怪我をしたと答えた人数 受傷率

ハーフパイプ 22

キッカー 40

レール、ボックス 10

1

13

2

0

0.045

0.325

0.2

0

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ボーダークロス 4

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6 章 考察

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 もっとも怪我率が低いアトラクションは、ハーフパイプで好きと答えた人 22 人 に対し、実際に怪我をした人は 1 人で、怪我率は 0.045 であった。また、ボーダー クロスは好きと答えた人が 4 人と少ないが、怪我人がいないため怪我率は 0 となっ た。もっともボーダークロスはレース形式であるので、練習中での怪我はまずない と考えられる。

 またレール、ボックスに関しては、好きと答えた人 10 人に対し、実際に怪我を した人は 2 人で、怪我率は 0.2 であった。

 アトラクションで最もメジャーなものであると思われるキッカーは最も怪我率が 高いアトラクションであった。好きと答えた人は 40 人と圧倒的に多いが、実際に 怪我をした人も 15 人と多いので、怪我率を算定すると 0.325 と最も高い。最も人 気のあるアトラクションが皮肉にも一番危険であるという結果になった。

 このことから比較的安全な形状のアトラクションはハーフパイプとボーダークロ スであることが分かった。この形状を参考にしたアトラクションであれば、怪我人 が少ないと予想される。

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6 章 考察

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6.3 住み分けの必要性 <技術レベル別の相違>   ここでは 4 章で述べた技術レベルごとの様々な意識の違いや問題についてまず整  理する。なお、図は基本的に 4 章のものを参照することとする。

安全意識   安全意識については図 4.14 を参照してもらいたい。初級者では回答者の全員が  怪我について絶対にしたくないと答えているのに対し、上級者は絶対にしたくない  と解答した人は 30%、できればしたくないが 50%、仕方がないと思うが 20%とな  っている。両者の間には安全意識について大きな違いがあるといえる。

アトラクションの形が崩れている   アトラクションに対しての不満の項目(図 4.15)で、上級者は多くの人がアト  ラクションの形が崩れているという不満を持っているのに対し、初級者はごく少数  の人しかこの不満を抱いていない。上級者は初級者が同じアトラクションにはいっ  てくることをあまり快く思っていないといえる。

行動が読めない   アトラクションに対しての不満の項目(図 4.15)で、上中級者から多く上がっ  た不満である。様々な技術レベルの人がアトラクションを利用することに対して、  多くの人が不満を持っている。

流れが悪い   アトラクション利用の際、現状では流れが悪いと感じている人が多くいた(図  4.15)。

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入りづらい   アトラクションに対しての不満の項目(図 4.15)で、初級者から中上級者層に  かけて多くの人が現在のスノーパークに入りづらいと感じている。それに対し上級  者はそういった傾向があまり見られない。上級者以外の人はアトラクション利用の  際に何らかの負い目を感じているといえる。

難度が高い   初中級者層の人が持っている不満で、中上級者層の人は難度が高いとは思ってい  ない(図 4.15)。現在のスノーパークのほとんどは中上級者の水準に合わせてあり、  初中級者が利用しやすい環境とはいい難い。

 �など、多くの問題が明らかになった。結論として技術レベル別に様々な要望があり、  それらが同時に満たされることはないので、現状では多くの不満が様々な技術レベ  ルの層からあがっている。これら多くの問題に対応していくには、ハードとしてス  ノーパークは細分化せざるを得ない。よって技術レベルごとの住み分けがスノーパ  ークには必要であるといえる。

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6.4 技術レベル別のスノーパーク要素抽出  現状調査、アンケート調査、ヒアリング調査の結果から技術レベル別のスノーパー クに必要な要素について考えていく。ここでは潜在的なニーズを持っているがアトラ クションを利用できていない人に対しての提案と、ニーズが顕在化しているが多くの 不満を抱える現状の利用者に対して、技術レベル別の提案をすることとする。現状の 利用者に対しては嗜好の傾向から、初中級者と中上級者に大分して考えていく事とす る。

アトラクションの種類   アトラクション種類に関しては、安全意識と怪我率の値からアトラクションの種  類を決定する。それにアンケート結果から判明した技術レベル別の嗜好を加え、最  終的なものとする。

アトラクションの大きさ   大きさに関しては定量的な値は本論文では扱っていないので、経験者へのヒアリ  ング結果と大きさに関するアンケート結果より、定性的なものを基準とした。

アトラクションの数   アトラクション数に関しては、ヒアリング結果とアンケート結果から判明した技  術レベル別の嗜好から決定した。

アトラクションの配置   配置に関してはアンケート結果から判明した嗜好から、技術レベル別の傾向をつ  かみ、具体的な距離に関しては経験書へのヒアリング結果をもとに決定する。

アトラクション環境   アトラクション環境についてはアンケート結果を参考に住み分けをおこない、そ  れぞれの技術レベルごとに存在していた問題を解決する。

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潜在的ニーズに対してのソフトとしての提案   現状として潜在的なニーズを持つ人は、アトラクションを体験しない理由として  『自分のレベルでは無理』『怪我が怖い』『失敗すると恥ずかしい』『一緒にやる人が  いない』『どんなものがあるか分からない』などを挙げている。   その挙げている項目に対して、利用の妨げとなっている障害を取り除く提案の方  向性を考える。

<空間的要素> ・安全性の高いアトラクション   『怪我が怖い』という項目に対してまず、アトラクションごとの受傷率が低いア  トラクションを選ぶ。そして、『自分のレベルでは無理』という項目に対してアト  ラクションの形状を簡略化する操作を行う。これによって安全性が高く、技術レベ  ルにあったアトラクションができる。

・出会いを促す空間   『一緒にやる人がいない』『失敗すると恥ずかしい』という項目に対して、一緒に  アトラクションを楽しむ人ができるような、出会いを促す空間を提供する。例えば  上級者スノーパーク横に休憩空間を設けるなど。

・自分のレベルを把握する装置   怪我をする原因として「実力の過信」や「現状の実力と自覚のギャップ」などが  考えられるとすれば、自分の技術レベルを把握する必要がある。また逆に自分のレ  ベルを知ることで自信を持つ人もいるだろう。この斜面を通過しないとこのアトラ  クションには入れないというような仕掛け。

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<情報要素> ・リアルタイムのアトラクション整備状況   整備状況がゲレンデでリアルタイムに分かれば、形が変わっていて未整備の危険  なアトラクションを利用しないで済む。

・リアルタイムの積雪状況   現在の積雪情報やアトラクションのランディングの雪質などが分かれば、利用者  側は予め何らかの対応が考えられる。

・様々なメディアでのアトラクション紹介   利用者にもっと積極的にアトラクションに関する情報を流すことで、アトラクシ  ョンに対して更なる興味を抱いてもらう。それと同時に利用に際し最低限必要な知  識を持ってもらう。

<疑似体験> ・シュミレーションシステムの開発   ある属性の利用者がアトラクションを利用した時の一連の行動が予測できるモデ  ルが開発されたなら、多くの危険を未然に防ぐことができる。そこから最適な形状  も定義できる。

・同じ要素を持った簡易アトラクション   現在のアトラクションでは危険が多いなら、同じ楽しさを感じられるような他の  形があればよい。要素を抽出することでアトラクション形状を変更し、安全性も満  たすようなもの。

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<教育要素> ・スクールを充実させる   現在スノーボードスクールの利用率は決して高いものとはいえない。スノーボー  ド初心者が利用するイメージが強いが、中級者、上級者をターゲットにしたハイレ  ベルのスクールも充実させる必要がある。また滑走技術だけでなく、アトラクショ  ンでのトリックも扱うなどの工夫が必要である。

・アトラクションを含んだ技能指標   現在技術レベルの指標となるものはいわゆるバッヂテストだが、これはあくまで  滑走技術の目安にしかならず、アトラクションでのトリックを含めたものではない。   最近になって1級の項目に安定したエアーの項目が取り入れられ、昨年からハー  フパイプの検定も始まったが、普及率はまだまだ低い。初級者からアトラクション  を利用するのだから、アトラクションの技能指標も初心者からあるべきである。

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6 章 考察

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潜在的ニーズを持つ人のスノーパーク要素   潜在的なニーズを持ちながら現状でアトラクションを利用できていない層に対し  てのスノーパークの要素を考える。

  潜在的なニーズを持つ人々の利用の妨げとなっている主な原因は、「自分のレベ  ルでは無理」「怪我が怖い」「失敗すると恥ずかしい」などとなっていた。それぞれ  の項目に対し、対応を考えていく。

  アトラクションの選定に関しては、安全性の面から怪我率の最も低いハーフパイ  プと、好きなアトラクションの項目で最も回答数が多かったキッカーを考える。な  お、ここではキッカーの形状は一般的なテーブルトップとする。

  「自分のレベルでは無理」という意見に対しては、前述で選考したアトラクショ  ンに関して形の簡略化を行う。その方法については次ページのフローを参照しても  らいたい。この操作によってアトラクション初心者や、利用に抵抗がある層の人々  に対しても利用の促進を狙う。

  「失敗すると恥ずかしい」という意見に対しては、リフト下など注目を集める立  地ではなく、第三者の視線が比較的届かないと思われるひっそりとした空間にアト  ラクションを配置する。また、ネットなどでスノーパークを囲うことはアトラクシ  ョン利用に関して特殊意識を持たせる原因となるので、コースの一部として脇に設  置するなどし、敷居の低いイメージを持たせる。

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

アトラクションを選定

要素を抽出

形状の簡略化

新しいアトラクションの生成

図 6.1 形状の簡略化方法

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

ウォール

2500

2000

バンク

立面図

12000

10000

立面図

15000

7000

平面図

平面図

5000

1000

ウェーブ  

立面図

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

初中級者用スノーパーク要素  アンケート結果とヒアリング結果より、初中級者用スノーパーク要素を抽出する。

アトラクション種類   アトラクションに対しての関心が薄いので基本的なものを中心に、怪我率とヒア  リング結果から比較的安全なものを選ぶ。種類としては人気の高かったキッカーと、  安全性の面からハーフパイプの形状を参考にしたアトラクション。少数のレールを  配置する。

アトラクション配置   アンケート結果から、初中級者はアトラクション配置に関して点在型がよいとい  う要望が強かったので、距離を多めにとった配置とする。ヒアリング結果を参考に  具体的な距離を決めた(100m 程度)。配置斜面に関しては緩斜面に配置する事とす  る。

アトラクション数   アトラクション数に関しては、配置を参考にできるだけ多い数を配置する事とす  る。4 ~ 5 個を目安とした。

アトラクションの大きさ   キッカーについては安全性を考慮して高さを 1 ~ 1.5m 程度、リップの角度は緩  くし、ランディングも緩斜面とする。レール、ボックスについては長さ 2 ~ 3m、   高さ 30cm 程度の低いものを設置する。

アトラクション環境   環境的な要素としてはひっそりとした環境を望む傾向にあったので、リフトから  離れた場所に計画する。敷居の低いイメージを持たせるためにコース上に配置し、  柵などはできるだけ設けない。整備に関しては手を抜くわけにはかないが、特別に  料金をかける事はできないので、アトラクション数を減らす事で人件費を抑える。

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

ワイドボックス

400

15000

2500

5000

ウォール

1000 平面図 ショートレール

立面図

3000

平面図

4500

立面図 3000

8000

200

DIPLOMA 2003

平面図

400

立面図

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6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

ハーフパイプ 7000 2000

2000

30000

立面図

テーブルトップ 11000

13000

18000

平面図

1500

平面図

2000 DIPLOMA 2003

立面図

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6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

中上級者用スノーパーク要素 アトラクション種類   中上級者の特性として、安全意識が初中級者よりも低く、種類に対しては強い要  望を持っている。なので、多岐にわたるアトラクションの設置が必要である。ヒッ  プやジェラートなど変則的なものも設置し、ヒアリング結果を参考に、様々な種類  のものを設置する。

アトラクション配置   配置に関して、中上級者からは流れを重視した配置の要望が強かったので、でき  るだけたくさんのルートが選択できる配置とし、ヒアリング結果を参考に、50m 程  度の間隔でアトラクションを配置とした。斜面に関してはスピードをつける事が必  要なので、それが可能な斜度またはスピードをつける事が可能な間隔に配置する。

アトラクション数   アトラクション数はできるだけ多くのルートを選択できるように、できるだけ多  くのアトラクションを設置する。個数としては 10 個程度を想定。

アトラクションの大きさ   キッカーに関しては安全性よりも大きさや精度を重視した造りで、大きく飛べる  事を重視する。助走は長い方がいいが、スタート地点を決めるなど限度は最低限持  たせる。リップもギャップ形状のものにする事で、撮影なども可能となる。アトラ  クションの高さは 2.5 ~ 4m とし、テーブルも飛距離を考慮し 5 ~ 10m とする。ラ  ンディングはしっかりと斜度をつけ、衝撃を吸収する。   レールに関しては長めに設定し 4 ~ 6m とし、高さも 1m 程度と高めに設定、アプ  ローチも多少離れた形状で、全体的に難度を上げる。種類に関してもヒアリング結  果より様々なものを設置する。

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6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

アトラクション環境   設置環境としてはリフト下など注目される配置を基準とし、アピールの場となる  環境を提供する。上級者のイメージを強調するため、柵などで安全性を考慮したり、  プロや有名チームに設計を依頼してもよい。整備に関しては細かな要望があり、    アトラクション数も多いが、整備を重視すという意見が多いので、人件費の面から  も有料化して整備を徹底する。

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6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

2Way キッカー

35000

4000

4500

8000

7000

7000

立面図

平面図 20000

ヒップ

3000

4000

6000

6000

2500

立面図

平面図

DIPLOMA 2003

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6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

3500

4000

テーブルトップ M

10000

立面図

平面図

6000

22000

ナローボックス

テーブルトップ S 13000

200

平面図

800

3000

立面図

8000

6000 11000

3000

立面図 平面図

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6 章 考察

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ハーフパイプ

ロングレール 11000

22000

立面図 Φ50×2

平面図

キンクレール 0 400

15000 4000 800

立面図

600 800

10000 3500

2500

8000

100

立面図

100000

平面図

10000

4000

レインボーレール

Φ50×2

立面図

7000

16000

平面図

平面図

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

6 章 考察

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

6.5 今後の展望   本研究において成果としてあげられることは、大きく分けて 2 つである。   一つは潜在的なニーズを持ってはいるが、スノーパークを利用できていない人に  対しての提案とその方向性である。予想以上に潜在的ニーズを持っている人が多く、  こういった人々をいかにして取り込んでいけるかに、ウィンターレジャーの将来は  かかっている。   二つ目は現状のスノーパークに不満を抱いている人が多くいることに対して、そ  の要因を解明し、技術レベル別のニーズをもとに住み分けを行うという方向性を打  ち出せたということである。   今後の課題としては、いわゆる定性的な傾向から考えるだけではなく、定量的な  値を目標にしていくことである。アトラクションのサイズ、配置、形状と怪我の直  接の相関性が言えれば、スノーパークの理想型の定義が定まる。よりはっきりとし  た形状と行動特性の関係が明かになれば、アトラクション作成時のルールがより具  体的になり、アトラクション作成ツールとして実用化できるかもしれない。

  ウィンターレジャーに関して言えば、現状のウィンターレジャーが抱えている問  題はこれだけではない。最近では社会人や主婦、女性のウィンターレジャー離れが  進んでいる。これはすなわちウィンターレジャーを楽しみたいというニーズを持っ  ているにも関わらず、それが達成され難い社会状況であるということである。こう  いった層の人たちをいかにして連れ戻すかも今後の課題である。   また、今後はウィンターレジャー業界も高齢化社会の影響を受けると予想され、  シニアに対してどういった提案ができるのかも考えてゆかねばならない。年をとっ  て体力が衰えてもなおシニアたちにスキー場に足を運ばせるには、今以上の魅力を  ゲレンデは持たなければならない。   加えて次の世代を担う少年たちに対しても魅力的な提案が必要だ。次の世代を育  てることを怠ってしまえば、ウィンターレジャーは衰弱していく一方であろう。

  今後ウィンターレジャーに関して取り組まねばならぬ問題は数多くあるが、可能  性としては非常に大きなものを持っているので、是非これからの更なる発展に期待  したい。

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

謝辞  本研究を進めるにあたり、適切なご指導をいただいた渡辺仁史先生、お忙しい中 幾度となく貴重なお時間を頂き、御指導頂いた中村良三先生に深く感謝いたします。 終始に渡り的確な助言をして下さった山口さん、明確に軌道修正して下さった福永 さん、どうもありがとうございました。八王子合宿にて相談に乗っていただいた木 村さん、論文のあらを指摘してくださった長澤さん、OB でありながら、取るに足 らない質問に親切に答えて下さった馬場義徳さん、本当にありがとうございます。 また貴重なデータをくださったゲレンデ関係者の方々、アンケートに御協力頂いた 皆様にこの場を借りて深くお礼申し上げます。

 そして親切に指導して下さった担当の小林さん、程よいアドバイスをしてくださ った福西さんとレジャーゼミの先輩方、ありがとうございました。おもしろおかし く相談に乗ってくれたスノーボード仲間達とその友人の方々、共に歩んだ学友の仲 間たち、それ以外の多くの友人達、本当にありがとう。

 最後に今まで暖かく見守ってくれた家族に、この場を借りて感謝の意を表します。

2003 年 11 月

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

おわりに  本論文を製作し、最も強く感じたことは人とのつながりであった。論文製作とい う名目で本当に多くの友人達と語らい、とても楽しい時間を過ごせたことは本当に 良かったと思っている。アルコールを片手に気の合う仲間たちと大好きな話題につ いて語り合い、この論文ができたといっても過言ではないかもしれない。そういっ た意味でスノーボードをやっていて本当に良かったと思う。しかし、大学生活の節 目としての論文であると考えた時に、多少の不安があることは否めない。たしかに 論文を書くことは全く苦にならなかったが、この論文が大学四年間の集大成である のかは正直疑問が残る。遊びを学問とすることができたのか、学問を遊びにしてし まったのか、よく分からない。だが少なくとも、学問について自分自身に問うこと ができて良かったとは思う。この論文を書き上げて感じた多くのことを意識の中に 残しておけるという意味で、今後院生として過ごしていく自分の糧としたい。

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文献リスト ��1) スキー場における人間行動に関する研究               馬場義徳 ’96 卒業論文 ��2) スノーボードインパクト(スキー場に関する空間計画学的考察)    堤正利  ’97 修士論文 ��3) スキー場におけるたまり空間の研究                  今井志帆 ’98 卒業論文 ��4) ハンディキャップを考慮したスキー場計画に関する研究         小菅瑠香���  同     ��5) スキー場利用客における増減の要因に関する研究           木崎聡  �  同 ��6) スキー場における利用者予測に関する研究              織田直憲 ’98 修士論文 ��7) スキー場における基盤地域に関する研究               丹羽洋一 ’99 卒業論文 ��8) 利用者行動からみたレジャー施設に関する建築計画学的研究      山口有次 ’00 博士論文 ��9) スノーボード専用アトラクションの適正収容能力に関する研究     石神宣彦 ’00 卒業論文  10)利用者行動から見たスケートパークの建築計画学的研究        福永純子 ’01 修士論文  11)スキー場におけるフリースタイルスキーに必要な空間に関する研究     小林紀亜 ’02 卒業論文  12)『全日本スノーボード教程』  日本スノーボード協会 著       改訂新版�版�(2001/08)�  山と渓谷社  13)[スキー&スノーボード全国ゲレンデガイド 2003」2002/10 山と渓谷社  14)スキー安全対策協議会        http://www.safety-snow.com  15)日本スノーボード協会(JSBA)       http://www.so-net.ne.jp/jsba

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

 16)スノーボード産業振興会(SBJ)      http://www.sbj.org  17)全日本スキー連盟(SAJ)       http://sportsnavi.yahoo.co.jp/official/saj/index.html  18)舞子後楽園スキー場       http://www.maikokorakuen.co.jp/  19)ウィンタースポーツ ANECS         http://www.ffortune.net/play/winter/snowboard.htm  20)高鷲インターとかます谷スキー場開発       http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2423/opinion.htm  21)スキー場における死亡等重傷事故発生の変化�      � �http://www1.ocn.ne.jp/~itabashi/henka.htm

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A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

資料編 全国ゲレンデデータ スロープビルダーについて Tri-X について 初級者の特性 初中級者の特性 中級者の特性 中上級者の特性 上級者の特性 アンケート用紙

DIPLOMA 2003 -95-


都道府県名 県名 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道 北海道

スキー場名 富良野 サホロリゾート アルファリゾート・トマム マウントレースイ 深川 札幌藻岩山 さっぽろばんけい テイネオリンピア テイネハイランド 札幌国際 Kiroroスノーワールド 朝里川温泉 ニセコひらふ ニセコ東山 ニセコアンヌプリ国際 ルスツリゾート 函館七飯 津別 スキーメビウス 大雪山黒岳 旭岳ロープウェイ ぴっぷ 糠平温泉 カムイスキーリンクス かもい岳国際 スノークルーズ・オーンズ 小樽天狗山 クイーンズランドいわない国際 ニセコ国際モイワ

スキー ボード 50 50 60 40 70 30 65 35 60 40 100 0 80 20 65 35 70 30 55 45 70 30 60 40 70 30 65 35 70 30 50 50 70 30 50 50 50 50 50 50 40 60 70 30 60 40 70 30 80 20 50 50 80 20 50 50 60 40

DIPLOMA 2003 時間規制

禁止 コース規制

ボーダー規制

有 有

有 有

有 有

有 有

有 有 有 有 有

有 有 有

スキーボード可

スキーボード可

スキーボード可

パイプ パーク パーク条件 有 有 有 有料、メット 有 有 メット 有 有

全国ゲレンデスノーパーク状況

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青森 青森 青森 岩手 岩手 岩手 岩手 岩手 岩手 秋田 秋田 秋田 秋田 秋田 宮城 宮城 宮城 宮城 宮城 宮城 宮城 宮城 山形 山形 山形 山形 山形 山形 山形 山形 山形 山形 福島 福島

八甲田 大鰐温泉 鯵ヶ沢 安比高原 八幡平リゾート リゾート&下倉 八幡平 網張 夏油高原 雫石 田沢湖 森吉 ジュネス栗駒 阿仁 田沢湖高原アッスル リゾートパーク・オニコウベ みやぎ蔵王えぼし 鳴子 泉高原スプリングバレー セントメリー みやぎ蔵王すみかわスノーパーク みやぎ蔵王白石 みやぎ蔵王七ヶ宿 天元台高原 月山 米沢 山形蔵王温泉 スノーパーク面白山 黒伏高原スノーパーク 蔵王ライザワールド Asahi自然観スノーパーク サンマリーナ玉庭スキーパーク 栗子国際 あだたら高原 箕輪

50 70 60 70 58 30 60 50 75 60 50 70 70 60 30 40 70 40 50 30 50 60 60 50 55 70 50 40 70 50 50 65 70 60

50 30 40 30 コース規制 42 コース規制 70 40 50 25 40 50 30 30 40 70 60 30 60 コース、時間規制 50 70 50 40 40 50 45 30 50 60 30 50 50 35 30 40

DIPLOMA 2003 有

有 有

有 有

有 有 有

有 有 有

有 有 有 有 有

有 有 有 有

有 有

有 有 有

有 有 有 有 有 有 有 有 有 有

有 有 有 有

スキーボード可

スキーHP不可

HPスキーボードのみ可

未定

HPビブ着用、スキーHP不可

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福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 福島 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬 群馬

グランデコ 裏磐梯猫魔 裏磐梯 猪苗代リゾート 猪苗代 アルツ磐梯 会津高原南郷 会津高原たかつえ 会津高原大鞍山 会津高原高畑 羽鳥湖 あづま 沼尻 リステルスキーファンタジア 磐梯国際 フェアリーランドかねやま 丸沼高原 サエラスキーリゾート尾瀬 尾瀬戸倉 尾瀬岩倉スキーリーゾート かたしな高原 スノーパル・オグナほたか 川場 たんばらスキーパーク ノルン水上 谷川岳天神平 水上奥利根 水上宝台樹 水上高原 鹿沢ハイランド・カマン鹿沢スノーエリア 草津国際 万座温泉 軽井沢スノーパーク 表万座

40 60 50 80 40 50 30 50 60 100 50 60 60 70 80 70 60 40 40 100 100 40 50 35 60 30 40 90 75 55 90 80 50 60

60 40 50 20 60 50 70 50 40 0 50 40 40 30 20 30 40 60 60 0 0 60 50 65 40 70 60 10 26 45 10 20 50 40

DIPLOMA 2003 コース、時間規制

コース規制

禁止 禁止

コース規制

コース規制 コース規制 禁止 コース、時間規制

有 有

有 有 有

有 有 有 有 有 有 有

有 有 有

有 有 有 有 有 有 有

有 有 有

有 有

有 有 有

メット推奨

スキー不可

有料

時間制、スキーボード、カービングのみ可

スキーボードのみ可

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群馬 群馬 群馬 栃木 栃木 栃木 栃木 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟

バラギ高原嬬恋、パルコール嬬恋 武尊牧場 ホワイトバレー ハンターマウンテン塩原 マウント・ジーンズ・スキーリゾート那須 エーデルワイススキーリゾート 日光湯元 苗場 かぐら、みつまた、田代 神立高原 NASPAスキーガーデン 湯沢中里 湯沢パーク 六日町八海山 岩原 湯沢高原、布場 GALA湯沢 石打丸山 舞子後楽園 上越国際 シャトー塩沢 グリーンピア津南 胎内 わかぶな高原 三国 ルーデンス湯沢 加山キャプテンコースト ファースト石打 スポーツ振興石打 六日町ミナミ 五日町 池の平温泉 赤倉温泉 妙高高原関温泉

53 10 40 50 50 30 20 78 50 50 100 61 50 70 45 40 46 50 50 65 70 60 50 60 100 70 70 50 40 70 100 80 80 40

47 90 60 50 50 70 80 22 50 50 0 39 50 30 55 60 54 50 50 35 30 40 50 40 0 30 30 50 60 30 0 20 20 60

DIPLOMA 2003 禁止

コース、時間規制

禁止

コース規制

コース規制

禁止

有 有 有

有 有 有

有 有 有

有 有 有 有

有 有 有

有 有 有 有

有 有 有

有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有

有 有

有 有 有 有 有 有

有 有

スキー不可 スキーボードのみ可

スキーボードのみ可

スキー一部不可

スキーボードのみ可

スキーHP不可、有料(浅)

スキーボードのみ可

スキー一部不可

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新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 新潟 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野

妙高杉の原 糸魚川シーサイドバレー 妙高パインバレー 妙高スキーパーク シャルマン火打 ARAI MOUNTAIN & SPA SNOW RESORTキューピットバレー 浦佐 スポーツコム浦佐国際 須原 奥只見丸山 マウンテンパーク津南 三川温泉 朝日村ぶどう 軽井沢プリンスホテル 佐久スキーガーデン アサマ2000パーク 湯の丸 菅平高原 峰の原高原 志賀高原横手山 志賀高原熊の湯 志賀高原サンバレー、丸池、蓮池 志賀高原ジャイアント 志賀高原高天ケ原マンモス、寺小屋 志賀高原一の瀬 志賀高原発哺ブナ平、東館山、西館山 志賀高原 奥志賀高原 志賀高原焼額山 志賀高原フォーイースター渋峠 志賀高原前山 山田牧場 北志賀高原小丸山 北志賀高原竜王スノーパーク

60 40 50 95 60 40 60 97 40 50 50 70 30 50 70 85 60 70 60 50 100 100 68 90 50 70 65 100 79 99 70 65 35 45

40 60 50 5 40 60 40 3 60 50 50 30 70 50 30 15 40 30 40 50 0 0 32 10 50 30 35 0 21 1 30 35 65 55

DIPLOMA 2003 コース規制

コース、時間規制

禁止

禁止 禁止

コース規制

コース規制

有 有 有 有 有 有 有

有 有

有 有 有

有 有 有

有 有 有

有 有 有

有 有 有

有 有

有 有 有

スキー不可

スキーボードのみ可 メット

スキー不可

指定ビブス着用 有料 スキーHP不可

腕章 有料

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長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 静岡 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野

北志賀よませ 北志賀高井富士 北信州木島平 北信州牧の入スノーパーク 飯綱高原 いいづなリゾート 戸隠 戸狩温泉 野沢温泉 斑尾高原 タングラムスキーサーカス 黒姫高原スノーパーク 山田温泉チビッコ ごりん高原 かんばやしスキー&スノーボードパーク スノーボードワールドハイツ 野辺山 八ヶ岳ザイラーバレー さかえ倶楽部 斑尾高原サンパティック スノータウン Yeti 小海リエックス・スキーバレー 八千穂高原 富士見パノラマリゾート しらかば2in1 車山高原 エコーバレー ブランシュたかやま ピラタス蓼科スノーリゾート 白樺湖ロイヤルヒル 白樺高原国際 富士見高原 蓼科東急 白樺リゾート

80 15 50 50 55 60 70 60 72 55 60 70 65 67 20 10 80 60 60 30 25 60 70 50 40 60 70 100 35 30 100 96 70 65

20 85 50 50 45 40 30 40 28 45 40 30 35 33 80 90 20 40 40 70 75 40 30 50 60 40 30 0 65 70 0 4 30 35

DIPLOMA 2003 禁止 時間規制

禁止 コース、時間規制

コース規制

コース規制

コース規制

有 有

有 有

有 有

有 有 有

有 有

有 有 有 有 有 有

有 有 有 有

有 有 有 有 有 有 有

有 有 有

スキー不可

有料、ビブス

誓約書

メット、誓約書 スキーボードのみ可 スキー不可

スキーHP不可

スキーボードのみ可 スキー不可

スキーHP不可、スキーボードのみ可 誓約書

技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 長野 山梨 山梨 山梨 富山 富山

霧ヶ峰 ヘブンスそのはらSNOW WORLD 木曽駒高原新和 おんたけ 御岳ロープウェイ 開田高原マイア きそふくしま やぶはら高原 乗鞍高原温泉 信州野麦峠 治部坂高原 あららぎ高原 駒ヶ根高原 中央アルプス千畳敷 中央道伊那スキーリゾート スノーベース21サンアルピナ鹿島槍 サンアルピナ青木湖 ヤナバ サンアルピナ白馬さのさか 白馬五竜 Hakuba47 ウィンタースポツパーク 白馬八方尾根 白馬岩岳 栂池高原 白馬乗鞍 白馬コルチナ国際 爺が岳 白馬ハイランド 白馬みねたか ふじてんリゾート カムイみさか キッツメドウズ大泉、清里 立山山麓極楽坂、らいちょうバレー、粟巣野 立山山岳

80 100 30 60 30 60 100 30 60 60 50 20 95 30 60 55 50 30 50 60 50 70 60 40 50 60 50 40 50 45 50 70 47 40

20 0 70 40 70 40 0 70 40 40 50 80 5 70 40 45 50 70 50 40 50 30 40 60 50 40 50 60 50 55 50 30 53 60

DIPLOMA 2003 コース規制

コース規制 コース規制 時間規制

コース規制 コース規制

時間規制

コース規制

禁止 コース規制

コース規制 禁止

有 有 有 有 有 有

有 有

有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有

有 有

有 有

有 有 有 有 有

HPスキーボードのみ可、誓約書

スキーボードのみ可

HP有料 有料、Pスキーボードのみ可、HP不可 有料、スキー不可

誓約書、ステッカー 申請書

スキー不可

スキーボードのみ可

メット(SK8)

技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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富山 富山 富山 富山 石川 石川 石川 石川 石川 石川 石川 福井 福井 福井 福井 福井 福井 愛知 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜

スノーバレー利賀 たいら 牛岳温泉 IOX-AROSA 白山瀬女高原 白山中宮温泉 大倉岳高原 鳥越高原大日 河内千丈温泉金沢セイモア 白山一里野温泉 白山白峰温泉 雁が原 スキージャム勝山 今庄365 六呂師高原 九頭竜 福井和泉 茶臼山高原 めいほう ウイングヒルズ白鳥リゾート スノーウェーブパーク白鳥高原 ダイナランド 高鷲スノーパーク 鷲ヶ岳 ホワイトピアたかす イトシロシャーロットタウン すずらん高原 モンデウス飛騨位山スノーパーク チャオ御岳スノーリゾート ひだ流葉 ほおのき平 しらお ひるがの高原 一色国際

20 50 60 40 60 20 80 60 90 50 65 70 52 90 30 30 30 95 50 30 20 50 40 30 40 30 80 65 40 40 85 20 60 60

80 50 40 60 40 80 20 40 10 50 35 30 48 10 70 70 70 5 50 70 80 50 60 70 60 70 20 35 60 60 15 80 40 40

DIPLOMA 2003 コース規制

コース規制

コース、時間規制

コース、時間規制

時間規制

コース規制

有 有

有 有

有 有 有 有 有

誓約書 メット

メット スキー不可

スキー不可

スキーHP不可

メット、誓約書

保険

有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有

スキー不可

スキー不可

スキーボードのみ可

メット

有 有

技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 岐阜 滋賀 滋賀 滋賀 滋賀 滋賀 滋賀 滋賀 滋賀 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 兵庫 鳥取 鳥取 鳥取 島根 島根

ひだ舟山スノーリゾートアルコピア 飛騨高山 ひだ乗鞍ペンタピアスノーワールド 平湯温泉 新穂高ロープウェイ 奥伊吹 余呉高原 伊吹山 ベルク余呉 比良山 国境 箱館山 びわ湖バレー 神鍋高原 アップ神鍋 神鍋高原 奥神鍋 ハチ高原 ハチ北高原 ハイパーボウル東鉢 ばんしゅう戸倉 ちくさ高原ネイチャーランド 新戸倉 若杉高原大屋 氷ノ山国際 スカイバレイ ニューおじろ ミカタスノーパーク 但馬牧場公園 神鍋高原 名色 神鍋高原 万場 大山 枡水高原 わかさ氷ノ山 旭テングストン 瑞穂ハイランド

50 70 100 60 60 60 30 40 40 35 50 60 35 60 30 60 60 30 40 100 30 50 50 20 40 20 40 50 40 70 60 60 35 40

50 30 0 40 40 40 70 60 60 65 50 40 65 40 70 40 40 70 60 0 70 50 50 80 60 80 60 50 60 30 40 40 65 60

DIPLOMA 2003 有

コース、時間規制 コース規制

禁止

有 有 有

有 有 有

有 有 有 有 有

有 有 有 有

有 有 有

コース規制 コース規制

有 有 有

コース、時間規制 コース規制

禁止

メット、誓約書、スキーボードのみ可

スキーボードのみ可

スキーボードのみ可 メット

誓約書

技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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恩原高原 芸北国際 ユートピアサイオト 恐羅漢 スノーリゾート猫山 広島県県民の森 ドルフィンバレイ 芸北文化ランド 八幡高原191 大佐 女鹿平温泉めがひら 美川 天山リゾート

五ヶ瀬ハイランド

岡山 広島 広島 広島 広島 広島 広島 広島 広島 広島 広島 愛媛 佐賀

宮崎

DIPLOMA 2003 52

50 50 50 40 40 100 40 100 60 50 50 30 30 48

50 50 50 60 60 0 60 0 40 50 50 70 70 有

ライセンス

有 有

コース規制

禁止

禁止

有 有

メット

スキー不可

誓約書

技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究 資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

JSBA 日本スノーボード協会が定めるスロープビルダー 第10条 公認スロープビルダーは、新しい知識を取得し、選手の技術向上ならびに      育成と安全な競技会の運営に主眼をおいたコース造りを行う為、資格取得後      も、その資格を維持するために、毎年1回以上公認スロープビルダーとして      公認競技会のコース造成に従事し、資格有効期限内に1回競技本部が行う研      修会に参加しなければならない。研修会、競技会に参加した者は、競技役員      出役記録簿にその責任者(講師または、TD)が捺印し、証明する。

第12条 本協会は、公認スロープビルダーシンポジウムを1年に1回開催し、最新の      競技コース造成技術と情報を伝達すると共に、本協会が主催もしくは主管す      る公認競技会で発生する様々な問題を研究、分析し、競技本部会議に提案す      る。第10条に定める、資格を維持するために毎年1回公認スロープビルダ      ーとして公認競技会のコース造成に従事する事が出来なかった場合、このシ      ンポジウムに参加する事によってその条件を補う事ができるものとする。

受験資格� 公認インストラクターなどの資格取得者または地区協会競技部からの推薦      者および各リゾートからの推薦を得たもの 年齢制限� なし  学歴�

不問

実務経験� 不要 その他概要�  日本スノーボード協会認定資格。ハーフパイプ、ボーダークロス競技等のコース設計、 造成をします。ディガーのリーダー的存在。日本スノーボード協会公認競技会は本資格 所持者の承認を得たコースを使用しな� ければならないため、新たに注目を集めている 将来性の高い資格。

研修会に参加後、学科テストを受験

ただエキサイティングなというだけでなく、安全なコース作りに関する知識が必要です ので、実際にいろいろなコースを滑ることも大切です。

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

JSBA が定めるハーフパイプ検定『Tri-X』 Tri-X(トライ・エックス)とは?  Tri-X とは、昨シーズンより始まった新しいトライアルで、個人の技術向上を目的と する JSBA の新プロジェクトです。  今シーズンは、昨シーズンに引き続き「ハーフパイプ・ベーシック」(Halfpipe� Basic) と「ハーフパイプ・アドバンス」(Halfpipe�Advance) を開催いたします。  将来、この Tri-X の結果によって、競技本部では 「 級別選手権(仮称)」、教育本部 では 「 インストラクターの育成 」 等を正式な事業活動として行っていく予定です。   こ の Tri-X は 大 き く 2 つ に 別 れ て お り、 1 つ は Halfpipe� Basic と Halfpipe� Advance の各カテゴリーで、ここは主にライダーの技術レベルの選別を目的としていま す。上記 「 級別選手権 ( 仮称 )」 出場資格は、これらのレベルによって別れる事になり ます(今までの様に年齢別ではなく、技術レベルに応じたカテゴリーとなります)。  2つ目は「ハーフパイプ・マスター」(Halfpipe� Master) というカテゴリーで、ハイ レベル保持者のみのジャム・セッション方式での開催となります。(Halfpipe� Master はエントリー権保持者が誕生次第開催の予定 )。ここでは主に「構成」(routine) と「完 成度」(execution) がジャッジングされます。

●開催内容  1:Halfpipe�Basic,�Advance,�Master の各カテゴリーごとに開催される  2: 参加ライダーは各カテゴリーへのエントリー権を持つものとして、そのカテゴリ ーの   最高レベルをクリアする事によって、次のカテゴリーのエントリー権を得る  3:1 カテゴリー、1 トライアル、最高 20 名までとする  4: トライアルは事前に1時間のウォームアップ時間を設けなければならない  5: トライアルは各カテゴリーによってジャッジされるランの本数が異なる  5-1:Halfpipe�Basic = 3 本/ 2 名のジャッジ  5-2:Halfpipe�Advance =4本/ 3 名のジャッジ  5-3:Halfpipe�Master = 45 分間のジャムセッション/ 3 名のジャッジ

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

●エントリー資格  Halfpipe�Basic=JSBA 会員  Halfpipe�Advance=JSBA 競技者登録者、PRO 登録者  Halfpipe�Master=Halfpipe�Advance をクリアしたライダー

●エントリー費 認定料

Halfpipe�Basic� \2,000�

\2,000

Halfpipe�Advance�

\2,500�

\2,500

Halfpipe�Master�※�

※※現在「Halfpipe�Master」へのエントリー権を

 取得しているライダーがいない為料金を設定しておりません。

●チェック基準 ● Halfpipe�Basic�  3本のランを総合的にジャッジしクリアしているかどうかを判断する。2名のジャッ ジのクリアの判定が必要�

Level�B1�(JSBA�Members)

○ハーフパイプ内での安定したトランジッション・ランの判定 Level�B2�(JSBA�Members) ○エア・ターン1  …フロントもしくはバックサイドでのエア・ターンの判定 Level�B3�(JSBA�Members) ○エア・ターン2  …フロントサイド、バックサイドの連続したエア・ターンの判定 ● Halfpipe�Advance  4本のランを総合的にジャッジしクリアしているかどうかを判断する2名のジャッジ のクリアの判定が必要�Level�A1�(JSBA�Competitors) ○モーション・トリック  …フロントサイド、バックサイドでのモーション・トリックの判定

DIPLOMA 2003

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

Level�A2�(JSBA�Competitors) ○スイッチ・エントリー・トリックの判定  …フロントサイド、バックサイドでの   スイッチ・エントリー・トリックの判定 Level�A3�(JSBA�Competitors) ○ローテーション・トリック  …フロントサイド、バックサイドでの   スイッチ・エントリーを含んだローテーション・トリックの判定 Level�A4�(JSBA�Pro�Competitors) ○スイッチ・エントリーを含んだフロントサイド、  バックサイドでの連続したローテーション・トリックの判定 ● Halfpipe�Master 45 分間のランを総合的に ジャッジしクリアして いるかどうかを判断する 3名のジャッジの クリアの判定が必要� Level�M1�(Level�A4 保持者 ) ○モーション・エアー、ローテーション・エアー・スイッチ・  エントリー・トリックを組み込んだハーフパイプ・ランの判定

Level�M2�(Level�A4 保持者 ) ○モーション・エアー、ローテーション・エアー・スイッチ・  エントリー・トリックを組み込んだ、完成度の高い  ハーフパイプ・ランの判定 Level�M3�(Level�M1,M2 保持者 ) ◎ 45 分間のランを総合的にジャッジしランキングされる ○ Level�M1,M2 保持者のみによる自由滑走での総合判定。  大会形式での採点によって判定される

DIPLOMA 2003

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

○申込方法  参加を希望される方は、エントリー用紙に必要事項を記入の上、締切期日までに  下記申込先まで FAX または郵送にてお申込ください。   ○定員  定員は 80 名です。エントリー用紙の先着順で 80 名を決定いたします。  先着 80 名の方には、エントリー費の振込先を郵送にてお知らせいたします。  尚、定員オーバーになった方にはその旨を郵送にて連絡いたします。 ○申込締切  2003 年 3 月 20 日(木)必着 ○エントリー費入金方法  先着 80 名の方のみにエントリー費振込案内を発送いたしますので案内に沿ってご入 金ください。 ○申込先・問い合わせ先  日本スノーボード協会 競技本部  〒 150-0036�東京都渋谷区南平台町 15-10 MAC 渋谷ビル 4F  TEL:03-5458-2661 FAX:03-5458-2662

DIPLOMA 2003

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

初級者の特性 女

男女数

13

15

12

13

14

15

16

初級者の特性 ボード

18

スキー

滑走道具

10

0

5

10

15

18

20

17

初級者の特性

16

他の興味

14 12 10 8 6 4 4

3 2

2

2

1 0

0 スケート

DIPLOMA 2003

サーフ

BMX

インライン

ウェイク

特にない

その他

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

初級者の特性 体験無し

アトラクション体験

25

体験有り

3

0

10

20

30

初級者の特性 思わない

顕在的ニーズ

1

やろうと思う

2

0

0.5

1

1.5

とくにない

2.5

初級者の特性

1

クロス

0

ジブ

0

キッカー

0

好きなアトラクション

パイプ

1 0

DIPLOMA 2003

2

0.5

1

1.5

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

初級者の特性

0

安全意識 仕方ない 0

2 できればしたくない

0 絶対したくない

0.5

1

1.5

2

2.5

1.2 1

1

1

初級者の特性 不満

0.8 0.6 0.4 0.2 0

0

0

0

0

0

0

0

流れが悪い入りやすい入りづらい難度が高い 形が崩れてる 何も感じない 行動が読めない うまい人を見たい レベルにあっていない

初級者の特性 興味なし

潜在的ニーズ

11

興味有り

13

10

DIPLOMA 2003

11

12

13

14

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

18

16

16

初級者の特性

14

14

体験しない理由

12 10 7

8 6

3

4

2

2

2

2

0 人 そ の

ラ ト ア

関係なし

初級者の特性

12

厳選

アトラクション数

6

多い

7

0

5

小さめ

10

15

初級者の特性

7

アトラクション大きさ

自分

15

大きめ

2

0

DIPLOMA 2003

た っ か 金

か な が ョ ン シ ク

あ に ル レ

た っ

い な が の っ た も

に 緒 一

レ ベ

ル で

人 な し

理 人

し い か ず 恥

怖 い

0

5

10

15

20

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

関係なし

初級者の特性

8

アトラクション配置 一個

7

点在

6

流れ

4 0

2

4

6

8

10

関係ない

やり慣れた

アトラクション種類

4

目新しい

8

0

18

初級者の特性

13

5

10

15

17

16

初級者の特性

16 13

14

アトラクション環境

13

12 10 8

6

6 4

2

2

1

2 0 雰

気 囲 ひ

DIPLOMA 2003

そ っ

習 リ

ト フ

目 プ

が ロ

金 慣

て れ

る 変

が 化

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

初中級者の特性 女

男女数

12

8

0

5

10

15

初中級者の特性 ボード

滑走道具

17

スキー

3

0

5

10

15

20

9

初中級者の特性

8 8

他の興味

7 6 5 5 4 4 3 3 2

2

2 1 1 0 スケート

DIPLOMA 2003

サーフ

BMX

インライン

ウェイク

特にない

その他

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

初中級者の特性 体験無し

10

体験有り

10

0

5

アトラクション体験

10

15

初中級者の特性 思わない

顕在的ニーズ

1

やろうと思う

9

0

2

4

6

8

10

初中級者の特性

とくにない0

好きなアトラクション クロス0

ジブ

1

キッカー

6

パイプ

5

0

DIPLOMA 2003

1

2

3

4

5

6

7

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

初中級者の特性 仕方ない0

安全意識

できればしたくない

3

絶対したくない

6

0

1

2

3

4

5

6

7

7

初中級者の特性

6 6

不満

5 4 3

3

3

3 2 2 1

1

1

1 0 0

崩 が

い ま

た 見

が 動

い な

悪 が れ 流

い や り 入

い す

づ り 入

い ら

が 度 難

い 高

ル ベ レ

あ に

な い て っ

い 感 も 何

な じ

初中級者の特性 興味なし

興味有り

3

0

DIPLOMA 2003

潜在的ニーズ

7

1

2

3

4

5

6

7

8

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

9

8

初中級者の特性

8 7

体験しない要因

6 5

4

4 3 2

1

1

1

1

1

0

0

0

怖 が 我

い 恥

し か ず

レ の 分

ル ベ

無 は で

人 理 や に 緒 一

な 人 る

ル ベ レ

た っ あ に

な が の も ラ ト ア

ン ョ シ ク

っ か な が

た か が 金

た っ か

他 の そ

初中級者の特性 関係なし

12

厳選

アトラクション数

2

多い

6

0

2

4

6

8

10

12

14

初中級者の特性 小さめ

2

アトラクション大きさ

自分

15

大きめ

3

0

DIPLOMA 2003

2

4

6

8

10

12

14

16

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

関係なし人

初中級者の特性

5

アトラクション配置 一個0

点在

9

流れ

6

0

2

4

6

8

10

初中級者の特性 関係ない

13

やり慣れた

4

目新しい

3

0

14

アトラクション種類

2

4

6

8

10

12

14

13

初中級者の特性

12 12 10

アトラクション環境

9 8

8 6

5 4

4

3

3

2 0 囲

気 っ

DIPLOMA 2003

目 注

習 練

金 料 慣

い て れ

る 化

有 が

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

中級者の特性 女

男女数

11

13

10

11

12

13

14

中級者の特性 ボード

23

スキー

滑走道具

1

0

5

10

15

20

25

8 7

中級者の特性

7

7

他の興味

6 5

5

5 4

4

4 3 2 2 1 0 スケート

DIPLOMA 2003

サーフ

BMX

インライン

ウェイク

特にない

その他

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

中級者の特性 体験無し

アトラクション体験

10

体験有り

14

0

5

10

15

中級者の特性 思わない

顕在的ニーズ

1

やろうと思う

13

0

5

10

15

14

中級者の特性

12 12

好きなアトラクション

10 8 6 4

3 2

2 0

0

0 パイプ

DIPLOMA 2003

キッカー

ジブ

クロス

とくにない

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

中級者の特性 仕方ない

2

安全意識

できればしたくない

5

絶対したくない

6

0

1

2

3

4

5

6

7

7

中級者の特性

6 6 5

不満

5 4 4 3 2

2

2

2 1

1

1 0 0

て れ

い ま う

い た

を 人

い な め 読

が れ

い 悪 入

や り

い す 入

づ り

い ら 難

が 度

い 高

ル ベ

あ に

い て っ

い な 何

感 も

な じ

中級者の特性 興味なし

潜在的ニーズ

2

興味有り

8

0

DIPLOMA 2003

1

2

3

4

5

6

7

8

9

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

8

中級者の特性

7

7 6

体験しない要因

5

5 4

3

3

3 2

1

1

1

0

0 い

が 我

し か

ル ベ

理 無 は で

レ の 分 自

緒 一

や に

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し な

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も た

い な が の

ベ レ

が ン

ョ シ

ク ラ

0

た っ か 金

た っ

か か が

中級者の特性 関係なし

3

アトラクション数

厳選

8

多い

13

0

2

4

6

8

10

12

14

中級者の特性 小さめ

2

アトラクション大きさ

自分

20

大きめ

2

0

DIPLOMA 2003

5

10

15

20

25

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

関係なし

中級者の特性

0

アトラクション配置 一個

2

点在

7

流れ

15

0

2

4

6

8

10

12

14

16

中級者の特性 関係ない

10

やり慣れた

アトラクション種類

8

目新しい

6

0

2

4

6

8

10

12

25

中級者の特性

20 20

アトラクション環境

16 15

13

10

8 4

5

8

4 1

0 雰

気 っ ひ

DIPLOMA 2003

り そ

習 練 フ リ

下 ト

目 プ

計 設 が

金 料 慣

る 変

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

中上級者の特性 女

男女数

13

25

0

5

10

15

20

25

30

中上級者の特性 ボード

滑走道具

25

スキー

13

0

5

10

15

20

25

30

14 12

中上級者の特性

12

12

他の興味

10 10 8

7

7 6

6 4 2

1

0 スケート

DIPLOMA 2003

サーフ

BMX

インライン

ウェイク

特にない

その他

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技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

中上級者の特性 体験無し

アトラクション体験

16

体験有り

22

0

5

10

15

20

25

中上級者の特性 思わない

顕在的ニーズ

3

やろうと思う

19

0

14

5

10

15

20

13

中上級者の特性

12

好きなアトラクション

10 8 6 6

5 4

4 2 2 0 パイプ

DIPLOMA 2003

キッカー

ジブ

クロス

とくにない

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

中上級者の特性 仕方ない

4

安全意識

できればしたくない

8

絶対したくない

8

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

6 5

5

中上級者の特性

5

5 4 4 3

3

不満

3

3 2 2 1 1 0 い た 見

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い す や

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中上級者の特性 興味なし

潜在的ニーズ

6

興味有り

10

0

DIPLOMA 2003

2

4

6

8

10

12

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

12

中上級者の特性

10 10

9

体験しない要因

8 6 4

4

4 2

1

1

1 0

0

が 我

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ベ レ

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中上級者の特性 関係なし

20

厳選

アトラクション数

3

多い

11

0

5

10

15

20

25

中上級者の特性 小さめ

2

アトラクション大きさ

自分

24

大きめ

8

0

DIPLOMA 2003

5

10

15

20

25

30

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

関係なし

中上級者の特性

8

アトラクション配置 一個

5

点在

6

流れ

15

0

2

4

6

8

10

12

14

16

中上級者の特性 関係ない

16

やり慣れた

アトラクション種類

10

目新しい

8

0

2

4

6

8

30

10

12

14

16

18

27

中上級者の特性

25

アトラクション環境

21 20 16

15

15

12

10 5

4

5

1 0 雰

気 囲 ひ

DIPLOMA 2003

そ っ

習 練 と リ

ト フ

注 で

目 の ロ プ

計 設

金 慣

て れ

る い 変

が 化

る 有

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

上級者の特性 女

男女数

1

14

0

5

10

15

上級者の特性 ボード

滑走道具

8

スキー

7

6.5

7

7.5

8

8.5

9 8 8

上級者の特性

7 6

6

他の興味

6 5 4

4

4 3 2 2 1 0 0 スケート

DIPLOMA 2003

サーフ

BMX

インライン

ウェイク

特にない

その他

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

上級者の特性 体験無し

アトラクション体験

4

体験有り

11

0

2

4

6

8

10

12

上級者の特性 思わない

顕在的ニーズ

1

やろうと思う

10

0

2

4

6

8

10

12

10

上級者の特性

9 9

好きなアトラクション

8 7 7 6 5 4 4 3 2 1 0

0

クロス

とくにない

0 パイプ

DIPLOMA 2003

キッカー

ジブ

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

上級者の特性 仕方ない

2

安全意識

できればしたくない

5

絶対したくない

3

0

8

1

2

3

4

5

6

上級者の特性

7

7

不満

6 5 4

3

3

3

2

2

1

1

1

0

0

0

0

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見 を 人

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い な め 読

が れ

い 入

や り

い 入

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が 度

ル ベ

な い

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上級者の特性 興味なし

興味有り

1

0

DIPLOMA 2003

潜在的ニーズ

3

1

2

3

4

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

2.5

上級者の特性

2 2

体験しない要因

1.5 1

1

1 0.5 0

0

0

0

0

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上級者の特性 関係なし

1

アトラクション数

厳選

9

多い

3

0

2

4

6

8

10

上級者の特性 小さめ

3

アトラクション大きさ

自分

7

大きめ

3

0

DIPLOMA 2003

1

2

3

4

5

6

7

8

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

関係なし人

上級者の特性

3

アトラクション配置 一個

2

点在

2

流れ

6

0

1

2

3

4

5

6

7

上級者の特性 関係ない

2

アトラクション種類

やり慣れた

5

目新しい

6

0

1

2

3

10

4

5

6

7

上級者の特性

9

9 8

7

アトラクション環境

7

7

6

6

5

5 4

3

3

3 2

1

1 0 雰

気 囲 ひ

DIPLOMA 2003

そ っ

習 練 と り リ

目 注 で 下 ト

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金 料

い て れ 慣

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HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.


技術レベル別に見たスノーパークの在り方に間する研究

資料編

A Study on the Characteristics of Snow-Park Based on User's Skills

ゲレンデにおけるアトラクションについてのアンケート 現在、早稲田大学渡辺研究室では、ゲレンデにおけるアトラクション(ゲレンデにある広い意味での人工的な装置、例えばジャンプ台、 ハーフパイプ、ウェーブなど)の研究をしています。スノーボード人口の増加や日本のボーダーのレベル上昇にともない、これからも増 えていくと思われるアトラクションに対し、利用者側にとって魅力的な設計指針を提示し、より良いアトラクションづくりの発展に寄与 したいと考えています。皆様のご協力をお願いします。

Q1 あなたについて教えて下さい          ( 男 女 )(  歳)( スキー ボード その他______) Q2 次のうち他に何か興味のあるものがあれば教えて下さい ( スケートボード サーフィン BMX インラインスケート ウェイクボード 特にない その他_____)

Q3 あなたの技術レベルを教えて下さい  ( 止まることができない 連続ターンができる カービングができる 中斜面でカービングができる コブ斜面も余裕で滑れる )

Q4 アトラクションを体験したことはありますか                  ( はい→Q4-1  いいえ→Q4-7 ) はい の人に質問です ( やろうと思う→Q4-3へ  もうやるつもりはない→Q4-2へ )

Q4-1 これからもやろうと思いますか

Q4-2 なぜもうやるつもりはないのですか?すべてチェックしてください(複数回答可)()内は○をしてください

□1興味がなくなった      □2怪我が恐い          □3自分の技術、体力に限界を感じた □4失敗すると恥ずかしいから  □5アトラクションが悪い→具体的に(大きさ 形状 種類 その他___) □6周り一緒にやる人がいない  □7整備が悪いから        □8道具が壊れるから □9自分の技術レベルでは無理   10その他(                   )

そのなかで一番の原因はなんですか?   (   番) →Q5へ

Q4-3 好きなアトラクションの種類はなんですか

( ハーフパイプ  キッカー エア台  レールなどのジブ系  ボーダークロス  特にない ) Q4-4 怪我についてどう考えていますか

( 絶対にしたくない  できればしたくない  仕方がないと思う )

Q4-5 怪我をしたことがありますか                             ( ある   ない )

怪我の種類とアトラクションの種類を教えて下さい *例 アトラクションの種類(   エア台   ) 怪我の種類(   骨折   )

アトラクションの種類(         ) 怪我の種類(        ) Q4-6 初、中、上級者が同じ扱いで、技術レベル別の配慮のない今のアトラクションについてどう思いますか

自分が感じたことがある項目をすべてチェックしてください(複数回答可)

□アトラクションの形が崩れている □うまい人をもっと見たい □行動が読めなく、危ない  □流れが悪い □自分も入っていきやすい     □自分が入っていきづらい □全体的に難度が高い    □全体的に難度が低い □技術レベルにあっていなく危ない □特に何も感じない       その他(           )

→Q5へ

いいえ の人に質問です Q4-7 興味はありますか                                 ( はい  いいえ ) Q4-8 なぜアトラクションを利用しないのですか?原因項目をチェックしてください(複数回答可) □1怪我が恐い          □2失敗すると恥ずかしいから   □3やりたいアトラクションがない  □4自分の技術レベルでは無理   □5周り一緒にやる人がいない   □6自分の技術レベルにあったアトラクションがない  □7お金がかかったから      □8行ったゲレンデにアトラクションがなかった □9その他(                  ) 

そんそなかで一番の原因はなんですか?   (   番) →Q5へ

Q5 あなたが入りたい、または入ってもいいと思うアトラクションについて質問です Q5-1 アトラクション自体について 以下の全ての()内に○をしてください

1 アトラクション数→( 数が多い  厳選されている  数は問題ではない ) 2 アトラクションの大きさ→( 少し大きめ  ちょうど自分の技術レベル  少し小さめ )   3 アトラクションの配置→( 何個かあった方がいい  1個でいい  配置は関係ない ) 何個かと答えた人、 配置の間隔は?( 流れを楽しみたい 点在しているほうがいい )

4 アトラクションの種類→( 目新しいものがいい  やり慣れたものがいい  種類は関係ない ) Q5-2 アトラクションの状態、環境などについて あなたが入ろうと思うアトラクションの条件はなんですか?すべてチェックしてください(複数回答可)

□5 雰囲気や乗りがいい     □6 リフト下などで注目される    □7 ひっそりと練習できる □8 プロがプロデュースしている □9 整備が行き届いている      □10 料金が安い □11 いつも同じで慣れている  □12 行く度に変化している Q5-3 Q5-1,Q5-2両方の項目の中であなたが重視する順に3つ挙げて下さい

DIPLOMA 2003

1位(  番) 2位(  番) 3位(  番) ご協力ありがとうございました

HITOSHI WATANABE LAB. WASEDA UNIV.

技術レベル別に見たスノーパークに関する研究   

2003年度,卒業論文,田中壮作

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