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パフォーマンス空間における観客の行動特性に関する研究

Page 1

U9703

早稲 田大学 ■ T学 部建築学科事業論文 指導教授

渡辺仁史

パ フォーマ ンス空間 における観客 の行動特性 に関す る研究

伊藤

倫子

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油 面 ■ ギ Ψ ツΨ Tレ T 11 1:

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1997年 度 卒業論文 「パ フォーマ ンス空間にお ける観客 の行動特性 に関する研究」

G94D0190伊 藤 倫 子


は じめに

パフォーマンスは、その行為内容の完成度ではなくどれだけ観客を引き付けられるかを 追及する行為であり、演者の技術を競うアー ト (芸能)と は一線を画するものである。 従って、その主体は観客にあるといえる。 パフォーマンスは、即興・瞬間的な身体表現が主であり、そのダイナミックな表現は、 芸術を中心とするさまざまな分野で取り入れ られおり、最近はイベントとしても多 く取 り上げられている。パフォーマンスには通常の劇場空間では失われつつある、観客を引 き込む強烈な力があるからであろう。 ところ力ヽ 現在パフォーマンスについて論じられることは、哲学的、抽象的なことがほ とんどである。 本論文では具体的にこのことを論じるために、従来劇場空間とパフォーマンスの行われ る空間の決定的な違いとして、観客の流動があることに注目し、観客の行動とそれによ り生み出される空間として、パフォーマンス空間を定量的に扱う。


目次 l.饉

1.- 2 2.研 究目的

3

‖.言 葉の定義 1.′

ヽフォーマンス 4

F 4

211日 曜

3.′ ヽ フォーマンス空間

4

4.′ ヽ フォーマンスサークル

4

‖.研 究方法 1.サ ガ 2.ス

5

=叫

トリー トパフォーマンスに樹 ナるデL夕 収集

3.画讀μl日 定りり去

12

13

1V.研 究結果 1.倒 閣 摯つr蘭力

14 しとロジヽり

1-1。 中

1-2.口 用摯のHじ たり│"助

14

29

1-3.川 1電メ りヽリメJ脚 の製鵬栞 31 d吹 と 1-4。

まとめ 33

2.パ フォーマンスの協腱

34

日熙客人数によるパフォーマンスの分類 34 ― 2-2.観 響面積とパフォー7-■ リア面積 39 2-1。

2-3。 まとめ

46

3.パ フォ=マ ンス空間

47

Vま とめ 1遭影 )ま とめ 53 2.1開臓

.54

-1:,55

おわりに 56

HItoshコ

WatanabelabiWasadaUNⅣ .1997

1


!.序 論 1.研 究背景

パフォーマンス空間の持つ魅力は、座席によって観客を拘束 し、開演か ら終演まで時間 が固定している従来の劇場空間に対し、時間的・物理的拘束がないことである。また日 常空間において行われるパフォーマンスは、個人のベースに合わせて自由に参加する事 の出来る流動性を持っている。パフォーマンスを行えるキャパシテイを都市空間に持た せることは、都市に住む人々に遊び心などの余裕を持たせることが出来る。そのような パフォーマンス空間として最も身近なものはストリー トパフオーマンスであろう。 シヽ フオーマンスを定 しかしながら、従来のストリー トパフォーマンスに関する研究てヤ 性的に扱うにとどるものや、そこでの時間変化を無視した研究がほとんどであり、観客 の流入・流出の傾向にみられるような時間的な行動特性を扱つたものはこれまでにな い

。

そこで、本研究では、ストリー トパフォーマンスの観客の行動に見られる定量的なデー タから、上記のようなパフォーマンス空間を建築空間に取り入れる方法を提案すること を目指すものである。


ノヽフオーマンス空間における協客の日酬闇雪 …

2.研 究目的

フォーマンスが行われる空間の中でも特回路上、広場で行われるパフ よ ノヽ 本研究でヤ ォーマンスに注目し、時間的、空間的な変化を伴う観客の行動特性を明らかにすること が目的であり、建築空間に取り入れる際の指針となることを目指す。


‖.言 葉の定義 1.パ フォーマ ンス

パフォーマンスの最大の特徴洲膨齢酬嘲邸臥 空間的に自由にふるまえることにあり、 ヽ やL 観客をどれだけ引き付けられる力功靱 空間の成否に力哺 わることは序論0さ と、それ 本論文でlよ 広場、路上空間において、主に人を集めようとして行う表現行為 に対する観覧行為の総体をパフォーマンスと定義する。 2.観客 本論文におい■ 10秒 甦

ち止まった人盤

とみなした

3′ 1フ ォーマンス空間

パフォーマーに対して、観客が立ち止まったためにできる空間をパフォーマンス空間と 謝 4。

る。

′ヽフォーマンスサークル パフォーマンス空間で形成される観客の輸をパフォーマンスサークルと―

る。


Ⅲ.研 究方法 1.サ ンプルの収集

本研究では以下にあげる7つ の事例について調査を行った。以下に各サンプルの調査日 時、場所、平均観客人数 (括 弧内はそのパフォーマンスにおけるP/Jヽ 人数と最大人 パフォーマーの表現内容を示した。 数)、 観客の観覧の風


samplel.カ ラス の 曲芸 ◆調査日時

1997/8/3

2:53:00∼ 3:11:00 (18夕〉 ) ◆動

新宿歩行者天国

◆観客人数

53人 0∼ 1lQЮ

◆観覧行為

見る、さわる

◆表現行為

3匹の親子カラスによる曲芸 ホームレス風の男ベ カラスに呼びかけるとカラスは返事 をする等といった芸をする。 カラスが人になついているのは珍しく人気は上々。 ただし、カラスに触れると肌の弱い人はアレルギーを起 こ すことがある。


′ヽフォーマ ンス空間における観客の観動剛J―

sample2.大 道 芸 ◆調査日時

1997/9/14

16:35:30∼ 16:41:306分) ◆動

新宿歩行者天国

◆観客人数

61人 03∼ 82ノ0

◆観覧行為

見る

◆表現行為

2人 のピエロの格好 をしたパ フォーマー による、ダンスとパ ン トマイム。音楽が始まると踊 り始めるのカシヽフォーマ ンス 開始の合図である。おそ らく最初に観客を引きつけるためで あろう。メインは風船の細Lパ ントマイムをしなが ら兎や オームなどの形を作 り、観客に配る。 足下 にスケ ッチブ ックがあ り、 「dancing time」 や 「closed」 などと書かれて いる。

Hltosh VVatanabe LaboWasada u NiV.1997


パ フォ

マ ンス空間における観客の行動特性□関する研究

sample3.舞 踏 パ フ ォーマ ンス ◆調査日時

1997/9/14

16:44:30∼ 17:00:00 (15.5,D ◆動

中

◆申

110人 09∼ 140月

◆師

為

◆表現行為

国

見る 二人のパフォーマーによる鵜 重々しい現代音楽風の曲と共に始まる。 パフォーマーは上半身裸、赤い布を腰に巻いた格好。 ゆっくりとしたテンポで息のあった動きをしていた。

HltoSl■

Watanabe Lab.Wasada u Nlv.lVυ

了


ノヽ フオーマンス空間における観察の行動侍性に関する研究

sample4ダ ンスパフォーマンス ◆調査日時

1997/10/10 18:57:00∼ 19:10:30 (13.5ジ ))

◆動 ◆動員人数 ◆観覧行為 ◆表現行為

恵比寿ガーデンプレイス

36A (11-5aЮ 見る、聴く 恵比寿ガーデンプレイスでイベントの■貫として行われた よ バイオリンの音に合わせ パフォーマンス.パ フオーマーヤ ツヾ イオリン奏者のそば てゆっくりとした動きをする。始めヤ にいたが段々と移動していき最後は花壇の上で踊っていた。


_パ

フナーマンス牢間における観客の行動時性に関す―

sample5。 フラメ ン コ ショー ◆調査日時

1997/10/11

15:10:20∼ 15:16:506.5分

)

◆調査場所

恵比寿ガーデンプレイス

◆酪 賤

147メ 、(115∼ 170メ 0

◆観覧行為

見る、聴く パレー ドの形で広場に流れ込んできたパフォーマンス。

◆表現行為

数名のフラメンコダンサーとバンドによる演奏6後 部に は、大きな人形がおかれていて遠 くからでも目を引く。観 客はこれを追いかけるようにやってきて、すぐに集まっ た。終わると、パフォーマーはすぐに立ち去っていつた。

HltOSl■

Watanabe■ao.wasaα a∪ NIV.lVVr

lU


sample6.楽器 の演奏 ◆調査日時

1997/10/11 ) 17:0:00∼ 17:18:30 (13.5タト

◆調査場所

恵比寿ガーデンプレイス

◆観客人数

51人

◆観覧行為

見る、聴く ハーモニカと打楽器を組み合わせた楽器の演奏。 広場中に音が鳴り響いていて、少し変わつた音色のため人

◆表現行為

08-6%Ю

目を引くものであった。観客の大半は花壇に座 り込んで聞 いていた。


2.ス トリー トパフォーマンスにおけるデータ収集

前に挙げた7つ のサンプルモデルについて、新宿の歩行者天国、恵比寿ガーデンプレイス の広場においてパフォーマンスと観客の様子をビ7 ― し、後日以下のデータを収集 し、グラフにより分析した。

C観 客人数

(人 /1∝ 勁

②観客の出入り (人 /1∝勁 ③通行人数 (人 /1∝ 勁 また現地にてパフォーマンス空間の計測を行った。

Doto trom 'slmDla

I plrfomonca ot

croua-

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B3-2-r /271=&65iffi

郎

-2-2

ビデオによる日査


パフォーマンス窄間における観客の行動特梓に関する研窄

3.面 積の算定

面積の算定についてはコンピュータによる解析を以下のように行った。 (1)ビ デオより画像をコンピュータに30秒毎の映像として取 り込む。 (2観客のいるエリアを、最も外側と内側を各々x― y座 標としてプロットする。 ボ ースカ渤ヽ かっているので、座標変換により補正する。 (3取 り込んだビデオヤ (4変換された座標をさらにMinicadに より図形化 し、面積を求める。 (5得 られたデータより密度を求めた。

図3-3-l

Minicadに よる面積算定

Hitosl■ Watarlabeレ

lb.Wasada UNIV.1997

13


パワチ‐マン卸

「

おける観察の行動時性に関する研究

IV.研 究 結 果 1.観 客の行動

1-1.観 客人数変化と出入 り 観客人数 と出入りの時間変化 観客出入 りは同時に起 こつていて、表面上の人数があまり変化 していないようでも観客 は絶えず入れ替わっている。またその出入りから人数が受ける影響も観客人数により異 なる。 観客の入れ着わりの割合を表す数値として、出入り度を以下のように計算した。 ら抜ける人数)÷ 観客の人数

く別嘲 出入り度=ぐ 切→測切‖こ加わる人数+ルォ "ヽ

観客人数と観客出入 り人数の関係 観客の出入りはその時点での観客人数の影響がある。 観客人数と、その人数における平均出入り人数のヒストグラムを示 した。

以上の出入 り度と観客人数 と出入 り人数の時FHurヒ 並びに、観客人数 と出入 りの関係 を中心に各々のパ フォーマ ンスの特性を分析 した。

HtOsn watanabelaboWasadaIJNIV.1997

]4


パ フォー マ ンス牢間 における観察の行動侍梓に関す

―

samplel.か らすの曲芸 1.2

0       0       0 5       0       5

︵ S oて く ︶ 轟 く 伸 畷

1

0.8 撻

0.6ミ ヨ

0.4 0.2 OO ” O F

O O ¨崎 O

OO ” OO

時 間 (分 ) 図←

1…

1-1

0 吻艤 観 客人 数 ― ― 出入 り度

観客人憫時間変イ Kl)

全サンプルのなかで最も出入 り度が大きい。 これか ら、前半では観客が定着 しにくかっ たことが分かる。出入 りが落ち着 くと人数は高 い値で安定 している。 このパフォーマ ンスキ よ 開始後7分で人数が大幅に変わる。他のパフォーマ ンスには見 ら れない変化の しかたであった。 このパフォーマ ンスは観客との対話があり、音楽を用いていない。ァ般にス トリー トパ フォーマンスヤ お

GMを 用 いることが多い力ヽ

このパフォーマンスのように対話がメイン

になる場合には、最後までパ フォーマ ンスを見ていく人が少な く、観客の固定 に時間が かかる。

HitoshiWatanabel● boWasadaUNⅣ 。 1997

15


__パ ワチ‐マンス牢間における観客の行動特性に関する研究

15

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︵ ゛ oて く ︶ 轟 く いく ヨ

10

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-10 -15 時 間 (分 )

区r-1-1-2

ul) 仕じヘリメ」枚瞑捕闘変イ

出入 り人数の時間変化は上図のようになった。 開始後7分 までは入 り人数 も出人数もほぼ同 じ値であるが、 これ以降 は入 り人数が多くな っているのが分かる。 出人数はある周期をもっていて、ほ1壺 分周期で まとまって出ることがグラフか ら分か る。開鰤

2-8分 の間だ│シ 分の周期 になってお り、開始後7分以降 に観客人数が増え

たことか ら、このあいだに観客が出なかった ことによ り人数が増え、それ以降 の人数増 加のきっかけとなった ことが予測 される。 全体の傾向 としては、入 り人数・ 出人数とも後半 に行 くにつれ増加 していく。

HitOSni WatarLabeLaO.Wasaca ulNlv.lVυ r

10


ノヽフォ‐ マ ンス奢 帥 お ける薔陵″f種 麟静準ι闘 す紳 「 「

8 6 4 2 0 2 4 6 8

一     一     一     一

︵ ゛oてく︶覇 く いくヨ雲眸

観客人数 (人 )

國

-1-1-3

観客人数と出入 りAatl)

入り人数lよ 50人 -80人 の間で最も多くなり、これを越えると少なくなっていく傾向 が見られる。少ない人数の時入り人数が大きくなっているのは集まり始めのためであ る。 ある程度の人数までは観客人数が増えるほど入ってくる人数も多くなる傾向が見られる 力ヽ 観客人数が多すぎるパフォーマンスには、新たに観客が入って来にくくなる。これ は見えにくさなどが原因であろう。 なお、出人数はほとんど影響を受けていない。

HltOSIWatanabe■ aboWasadaUNIV.1997

17


sample2.

tiilt 1。

2

︵ 轟oてく︶覇く伸騒

1

50 00

0.8撻 0.6ミ

ヽン トマイ ム開始

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E4-1-1-4

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時 間 (分 )

0 黎輻 観客人数 ―― 出入 り度

121

いることがグラフから分か 最も短いパフオーマンスである。初めから観客は固定して る。 これより前には を境に人数が減るがここでパフオーマンス内溶が変わつている。 れたがこ も スをしていたが、これ以降はパントマイムに変わ り、観客 との対話 行わ ダン'0秒

2`が

れにより1鰍 爵紗

してしまっiし

Smple3の パフォーマンス 最後の1分で比較的出入り度が高 くなつているが、これ よ が隣で行われることで、観客が吸収されたためである。


パフォ‐マンス

15

10

ン トマイム開始

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-10

0 0 ”崎0         鍛

0

LV l l → 開

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く ︶ 覇 く いく ヨ ︵

5

-15 時 間 (分 )

E4-1-1-5

日Jヘ リ ー

Eru2)

ヽフォーマンス内容の変化した開始第教澪0秒 に 最初は出入り人数は同程度であったハ ノ 大幅に観客が抜けていたことが分かる。 入り人数は均等であるが、出人数は後半になるにつれて増加している。 また、最後に隣のパフォーマンスヘ観客が吸収されたことが出人数に表れている。 全体の傾向として、入り人数は減少していき、出人数は増加している。

――――――

HtosnWatanabel nhoWasada UNiV.1997

19


ノヽフォ‐マンス窃間における観客の行動特性□関する研究

5 4 3 2 1 0 3

O O r,‘O O r

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o Nl o N

2

O r ヽO r ,

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︵ ゛ o∞ヽく ︶ 覇 く いく ヨ ∬ 辟

5 6

観 客人数 (人 )

図4-1-1-6観 客人数と出入り人釧 2)

このグラフにヤ ま30A-69人 で入り人数が最大になっていて、やはり図年1-1-3と 同じ 傾向が見られる、70ノЦttLに なると新たに観客が入りづらくなる。 また、最も多く入ってくるときに、同時に出る観客の人数も多くなっているのが特徴的 である。

HItosi」 WatanabeレlboWasadaUNIV.1997

20


samp:e3.舞 踏パフォーマ ンス 200 ゛oてく︶轟く伸騒 ︵

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(分 )

図4-1-1-7

鳳

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然級 観客人数 ―

出入 り度

n4u3)

観客人数は高い数値であるため、出入り度は小さい値となつている。 少々変わつたパフォーマンスなので多くの観客の 目を引いたようである。 観客の滞在時間は長いものと思われる。 パフォーマンスサークルは非常に安定 しており、多くの観客を獲得 したしたパフオーマ ンスである力ヽ 道路幅の大部分を占めており、通行障害を生じていた。


ヽフォーマンス空間における観客の行動時欄 J関する田究 ′

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く︶轟く いくヨ ︵

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-10 -15 時間 (分 )

区4-1-1-8

饉イ u3) υttB釧 間ヨ ‖ジヽリノ

全体 にわた り入 り人数が多い。 始め、入 り人数が特 に多 いが、隣のパフォーマ ンスを吸収 して しまったためである。 開始後%掲 0秒 を境にパフォーマーの動きは特にス ローテンポ とな り、終わ りそうな雰囲 気が漂いだしていた力ヽ この間に、入 り人数は減少 し、出人数は増加 している。 ピー ク時である70-8分 の間に観客の入 りはほとんどない。 全体の傾向 は入 り人数t出 人数ともに減少 していつている。


パフォ‐マス 空閻L曰 出」盟整愛面園出盤闊庄箆囲狙

sampfe4.

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S Oめヽく︶ 薇 く 腱 騒 ︵

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‖ 3

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0.4 0.2

0 鯛鰺 観客人数 時間 く 分) ―

出入 り度

H4-1-1-9 1自 書メJ関日田圏魔鯛バ141

全体を通 じて小人数で、前半は出入り度は低い。パフォーマーの内容が単調なため:開 蜘 -4分 のピーク以降lよ 観客の減少洲続いている。

―― ―

ntOShiWatanabelnhoWasada uNIV.lVV7

―

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15 ︵ 海oてく︶轟く いくョ

10 5

0 ‐ 5 ‐ 10 ‐ 15 時間 (分 )

H4-1-1-10 臥 リ

u41

ー

パフォーマンスを通じて出入数はほぼ同じであり、入り人数は後半になるにつれ減少 し ていく。 ピークの直後である、開圏聾粉から6分の間に、最も多くの観客が抜けていて、これを きっかけに人数が減少しはじめたものと思われる。 ヽフオーマンスにに 全体の傾向は じ ′

出入りが■定である。


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︵ く︶薇く伸騒

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0 薫妻羅蒙 観客人数 時間 (分 )

酢

-1-1-11

出入り度 ―

К{5} 観客人数時間変イ

多人数で出入 り度は小 さい力` 人数変化は大 きい。 ので観客は追いかけるよ このパフォーマンスは、瞬間的にパ レー ドの形でやつてきたも うに集 まってきた。 その結果多 くの ‐ また、終わ り方 もパフォーマーが 方的 に去 っていくことで終わつた。 観客 を始めか ら終わ りまで引きつ けたものと思われる。


15

10 ︵ く︶覇く 3く ョ

5

0

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10

15

時 間 (分 )

H4-1-1-12 出入り人数時間E4u51

鎧

la入 り人謝

きし ヽ

"汰

ら入り人数は減つており、この前までに集まりきつてしまったためと思 開始からZ畷 氾いヽ われる。出人数は終始同程度である。 ピーク時には観客の入りはほとんどない。観客が多すぎると入 りにくくなることが予測 される 全体の傾向は、入り人数は減少していき、出人数は■定である。


sample6.

**Oilf sample6楽 器 の演奏 1.2

。 5

0.6

撻 いく ョ

0.8 。 0

0.4 。 5

︵ 台 omヽく ︶ 覇 く 伸 躍

1

0.2 。

瘍趙鶉褥 観審人数 出入 り魔 一

日4-1-1-13

16}

■定の人数は動 書楽を聞かせるパフォーマンスである。座つて聞く人が多いため、ある かないが、立ち見の知 ゝ♂嗜わつていた か

2つ の山に分かれているのl認 曲の演奏があつたためである。

潔眈)つ たお この時間に、廟 分に一曲目中 酸 ているのが、グラフより分かる。

溺沙 し出入り度が大きくなつ


15

10 く ︶ 覇 く いく ョ ︵

一曲 目演奏終了

5

0 -5 ‐10

二 曲目演奏開始

-15 時 間 (分 )

園F-1-1-14 豚 リスa照 引口劉 ヒ6)

の わり目であつた 入り人数が開始後7分 目に人数が減少するのは二曲の演奏があり、曲 変 ためである。 の 一曲目の方が二曲目よりも入り人数が全般に多い。これは一曲目に集まった観客がそ が増え まま二曲目も聞いていくためである。二曲目の演奏では終わ り近 くまで入り人数 ていくのが特徴的である。 る。 曲に合わせ、入り人数は増減を山なりに繰り返 している。出人数は■定であ


ノヽフオーマンス空間における観客の行動枠出 倒関主る研究

1-2.観 客の出入 り行動 こつている。 観客の出入りは、パフオーマンスの各々の場所において極所的に起 フを以下に示す。これ sarrlple2に おけるある場所の観客の出入 りの時間変化を示すグラ いときは から出人数と入り人数の間に関係があることが分かる。すなわち入 り人数が多 この動きが交互に起 出人数は少なく、逆に出人数が多いときは入り人数が少なくなる。 こっている。 このことから以下のことがいえる。 ①入る人は出た人の作つたすき間にはいる傾向がある。 ②入る人は他の入る観客に誘発されて入る。 C出 る人は他の出る観客に誘発されて出る。

2   0   2

く︶薇く ︵

‐ 4 -6

-8

-10 時間 (分 ) 図4-1-2-1

-部 出入 り人数 時 間変 化

HitoShllⅣ atanabel ab lnrasadaII卜 IIヽ

/191)7

29


ら出る観客の時間変化を示すグラフ 励ゝ 同場所の、通行人数とパフオーマンスサークリ は以下である。 の人 ー これによると、通行人数が減少したときにパフォーマンスサ クルから出る観客 する人は通行人がと 数が増加する傾向がある。パフオーマンスサークルから出ようと ぎれたときを見計 らい出ようとするためである。

30 25

20 く︶轟く ︵

15

■

10

目 通行人数

5

0 -5

-10 時間 図4-1-2-2

Out

-部 通行 人 数時間 変化


1-3.通 行人数 と入 り人数の関係 通行人数と観客の出入り人数の関係を示すグラフは以下のようになつた。観客の入つて くる人数は、通行人数の影響があることが予想される力ヽ 必ずしも通行人数が多ければ 入る観客が増えるわけではないことが分かる。 20 15 ︵ く︶ いく ヨ伸騒

10 5

0 -5

-10 -15

-20 通行人数 (人 ) 國 -1-3-1通行人数と観啓出入り人数の関係 (samplelか らす)

20 15 ︵ く︶ いくョ伸鷹

10 5

0 ‐ 5

-10 -15

-20 通行人数 (人 ) フォーマンス) 日← 1-3-2通 行人数と観磨出入 り人数の関係 Csampie3'‖ レヽ


パフォーマンス空間における観客の行動侍性□関する研究

よ 全サンプルで類似 したものと 通行人数と、そのうち観客として参加する人数の関係ヤ なった。 図年 1-3-3は 、全サンプルの通行人数 (1∝ 夕つ とそのうち観客に加わった人数をプロ ットした図である。 これから、通行人数がЮ人までは加わる人数との比例関係が見 られ 10∼25人の時が最 も観客に力 わ る率が高くなり、それ以上になると減少する傾向が見 られる。 これより、ある程度以上の通行人数がある場合、パフォーマンスサークルは通行人から 影響を受けることが予測される。

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50 pass

図←

1-3-3

通行人数 と目唇 に加わ る人数 の関係

HltosHWatanabe Lab.WasadaUNⅣ .1997

32


1-4.ま とめ れる。

1.観客の出入 り行動には各サンプルごとにパフォーマンスの特徴が表

samplel 入り人数・ 出人数とも後半に行 くにつれ増加 sample2 入り人数は減少していき、出人数は増加 sample3 入り人数、出人数 ともに減少 sarnple4 出入 りは一定 sample5 入り人数は減少していき、出人数は一定 一 sample6 入り人数は増減を山なりに繰 り返し、出人数は 定 2.観 客の出入 りは同時に起 こるため、人数変化は緩やかである。 3.観 客の出入 り行動には、以下の傾向がある。

◆人が抜けるとその開いた場所に人が入りやすい。 ◆観客の出入 りは同じ場所からまとまって起 こる傾向がある。 4.観客の入り人数は、観客人数がある■定人数以上になると減少する。

見えにくさなどが原因と考えられる。 5。

も くなるが、 の 観客の入り人数は、通行廟 ヽ 10∼ 25(人 /3∝勁 当たり 時最 多 これ以上になると、逆に減少していく。 に影響 田mple3な どには通行障害が見受けられたように、観客人数が多すぎると通行 ー しにくい が出る。逆に通行量がある程度以上になるとパフオーマンスサ クルが成立 ことが考えられる。


2.パ フ ォ ー マ ンス の 規 模

パフォーマンスの規模を人数のみでなく、 その空間からも評価するために、観客の 占める面積と観客人数の散布図から、全

0 ︵ <︶覇く伸騒  0 ・

2-1:観 客面積 と観客人数 による分類

大規模 パフオーマ ンス

サンプルを図に示すように分類した。

100 n*tril (rd) E4-2-1-r tlnfil*

餡 mplel蝙 ‘︱!ふツ

度型

〓露 L ち 晏 督 こ

︲ . ・

sample2.小 規 模 型 s征 叩 le3。 大 規 模 型 sample4./1ヽ 規 模 型

ff' \

san:piel(i 7-r.olli

s細叩 le5。 中規 模 高 密 度 型

ji)

suple6./1ヽ 規 模 型

06

160 rrcr(sqm)

g,4-2-r-2

*rt>rrvotln

200


samplel

.t/tBf0)fi=

200

ロ ■

ロ

ロ

口 /           ■

□  ・ / ・     ロ 口

∞ 8口 a b 主 E E

ロ

恥 ロ

0

100

200

area(Sqm) E4‐

2-1-3 -Eと

1)

…

小規模■中規模パフォーマンス

D

(低 密

二つの分布ができているのは途中から急激に観客人数が増え、人数の少ない初期の分 布と、多くなつた以懸0分 布ができているためである。 出入りが激しいため全般に低密度なのが特徴である。 面積と人数の間に相関関係が見ら織 相関係数はRЮ .84と 高い数値であつた


sample2.ttil*

c墨 a ち 主 詈 E

00 口     ・

ル ■

ロ

■

01 .

。

.

100

:

area(sqm)

200

葬 -2-1-4観 商面積と観客人数の関照 21

小規模パフォーマンス 少人数で人数変化0小 さいパフオーマンスである。 いる。 出入りは少ないがt少人数の固定した観客がいるため高密度となつて パフォーマンスの行われた時間が短いためポイント数は少ない。 面積と人数の間に相関関係は見られなかつた


samp:e3.舞 踏パフォーマ ンス

ロ

0

0● いO L望颯 ■ ョ 〓

ロ ロ

口 ■里

ロ

諄Ъ

0

o

ロ

2oo

arealg3ml H4-2-1-5 mと

日31

日鵬メd“ "日

大規模パフォーマンス

ー へは

LO小 さいパフオーマンスであるがt多 人数で面積変化は激しいため、周囲 も大きい。

人数が増えるに従い面積も大きくなつていく拡散型である。 面積 と人数の間に相関関係が見ら 'nL 相関囲脚灘←0。 72であつた


samp!e5。 フラメンコシヨー

ロ ロ

ロ ロロ ロ

ロ ロ

0 FA M E O L いO L0 0 E コ E

ロ●

ロ

ロ

:lξlm)

剛

-2-1-6

日客耐

26o

と観客A40日 瞬

)

“

中規模パフォーマンス

D

(高 密

多人数だが面積の小さい高密度なパフォーマンスとなつている。 パレードとして短時間やつてきたもので、観客が多く詰めかけた。 したもの また、通路をふさぐような位置に集まったため押されるような形となり、混雑 と思われる。 面積と人数の間に相関関係は見られなかつた。


2-2.観 客面積とパフオーマーエ リア面積

)が 自然にでき

0ヽ フオーマーエリア

パフォーマンス空間には観客が入つてこない領域 る。

ヒする力ヽ 1“躍軒ヒのしかたは 観客人数の変化に伴しソヽフオーマンス全体の面積も変イ 人数以外 パフォーマンスによりそれぞれ異なる。パフオーマンス空間全体の面積は観客 lυ ヽ フォーマーエリアの面積との関わ りが深いことが予測される。 について、パフォー 以下に、新宿のストリー トパフオーマンスから収集した3サ ンプル マニ面積と観客面積の時間変化とそれらの割合からそれぞれの特徴を示す。

)\7 ;t-<>74.Wi

パフォーマー面積 :殊 フオーマーエリアの面積

A*ffi*, z H'sEtV7 offiffi 全体面積■パフオーマー面積+観 客 面積

理 …2-2-1 各エリアの名称


samplel

カラスの 曲芸 (小 規模→ 中規模 パ フオーマ ンス )

いる。人数変化 に対 し、面 人数の増加 lこ 伴 い観客面積・パフオーマー面積共 に増加 して 緑膠Mヒ 14/1ヽ さい。 パフオーマー面 このパフォーマ ンスは途中で規模が変わる ことか ら、規模 に合わせて、 積 も変化 して いることが分かる。

350 140

300

120

250

100

200

80 こ S

t

薇

僣150

60 1`

暉

100

40

50

20 0

0

区F-2-1-2

口観客面積 ロパフォーマー面積 口観客人数

-4ヒ 1-(1) HItoshilVatanabel abヽ VasadalI卜

IIヽ

′]1)1)7

40


の割合 パフォーマンスサークルの全体面積のうち、パフオーマーエリア面積と観客面積 を調べるために、各平均値よりそれらの占有率をもとめた。

お つのサンプルのうち最も観客の占 この数値ヤ

ョ ネ●●70.86“

る割合が高 く、観客面積がある程度大きいのに

“

0全 体面積共 に、最 対 して、パフォーマー面積 さかつた。 も月ヽ よ 豹 曜ソヽフ パフォーマー面積が小 さいのヤ ォーマンスで、パフオーマーの動きがないこと が要因となつている。

図 4-2-1-3

350

面 積 比 毒E(1)

――全面積 、 …パフォーマー面積 一ヽ

300

観客面積 250 全面積平均79.86耐

― 200

・パフォーマー平均面積 ―― t・

“ E

引30耐 面 積 ¥準 鱈 騒

讐150 100

77.6猛 61.30ぷ

50

16.34口 d 崎一 OO¨

0 〇 〇 〇

時間 (分ア 園 4-2-1-4

面 1賣 変 化 2-11)

ratanabel abヽ vasadaII卜 HitoShl` 西

In/11)1)7 41


_

ノヽ フォーマン綱

Samp!e2

における中

l師

―

大道芸 (小 規模パ フォーマンス)

面積は観客人数の変化にほとんど対応していない。 他のサンプルに比べ面積変化は少なく特にパフォーマー面積がほぼ二定であるのが特徴 的である。 パフォーマンスの終わり近くで観客人数が減少しているのに対 し、観客面積が増加して いる力ヽ このパフォーマンスの観客ヤ よ 隣のパフォーマンスに吸収されてしまったた め、これから離れようとする観客の影響である。

350 300

5

0

0     0 0     5 2     1

︵ t ︶謳 旧

︵ く ︶ 轟 く 伸騒

250

□観客面積

100

国 パ フ ォ ー マー 面積

50 □ 観 客人 数 00 ” 寸O

創

間

時 図4-2-1-5

O O ¨∞O

。。 ” 劇。

oo・o

OO ¨ OO

0

面積 変化 1-〔 2}

HltosHWatanabe■ab.ミヽ

adEUNIV.1997

42


パフォーマン

全体面積のうち、観客面積、パフォーマー面積の占める割合は以下のようになった。 全体面積のうち、パフォーマー面積の占有率は72.6%で あり、全サンプルのなかで最大 であった。 全体面積 134.19耐

ツ ヽフォー このパフォーマ ンス空間の大部分ヤ マーエ リアが占めている。隣のパフォーマ ン スに吸収 されてしまったことや、また、通行 人が輪の中央を通過 していくなど認知されに くいことか ら、この様な少人数でパフォー マーエ リアの 占有率が高 いパフォーマンス は、崩れやす いことが推測 される。

図4-2-1-6 面積比率 12)

0 5 3 0 0 3 0 5 2 0 0 2 0 5 1

︵ t︶謳目

――― 全面積

97.43ゴ

観 客面積 … ……… パ フォーマー面積 中 全 面積平均 134.19耐

0 0 1

134.1

0 5

36.76ゴ

観 客平均面積 36.76ボ フォーマー平均面積 97.43耐

パ

0

OO “ 寸O

間

時

OO ”∞〇 一 鋼一

。。 “ N。

o9 ro

〇〇 ¨ 〇〇

図4-2-1-7

面積 変化 2-12)

Hltosh WatanabeレlDoWaSada∪

lNiv.lvυ

r

46


パフオー マンス鋼 間におし ,る 物

―

Samp!e3

ヨ 酬

菫鋼

3-

舞踏パ フォーマンス (大 規模パ フォ…マンス)

samplelと 同様に人数の増加に伴い観客の面積も増加している。 samplelに 比ペ ノヽフォーマーの面積は大きく増加していなく、パフォーマー 面積は最 初から大きいのが特徴である。 観客人数、全体面積、観客面積のどれも、3つ のサンプルの中で最も大きい。 また、人数変化に対して、面積変化が同程度に起こっているのが特徴である。

350 300 250 ︵ く︶洒く帥騒

200 "E

置150 0 5

100

観客面積 口′ 1フ ォーマ

50

OO¨ 〇一

8” 8

0

ロ観客人数

O O 崎

時間R分

)

日4-2-1-8 面積変化 1-〔 31


のようになつた。 全体面積のうち、観客面積、パフオーマー面積の占める割合は以下 全体面積のうち、観客面積の占有率は 36%、 ノヽフォーマ

%で あり、いずれも3つ のうちでは の値であつた。 ■パフォーマー 平均面積 150.

それぞれの面積の平均値は、3つ のサ 3

□観客平均面積

84.74耐

プルの中で最 も高いものであつた。 グラフから、パフォーマー面積は比較 ミ 的変化は穏やかであり、中 全体面積へ直接影響 して いることが分

図4-2-1-9

面積 比率 (3)

かる。

350 300 250

・E

235。 69ゴ

200

…一 ―パフォーマー面積 ͡ ・ヽ ・ ・

僣150

ム

ル

150。 95ぶ

観客面積 ローロ 全面積平均235.69nf

100

84.7価

J パ フォーマー平均面積 150.95耐

観客平均面積84.74nf

50

面 1費 変 化 2-i3)

OO¨ 〇一

分

時

¨ い 0 〇 〇 い “

0

図 4-2-1-10

―――全面積


′ヽワ ,―マ ン ス空 間 〕 ハ ι 十る機 名 π 崇 酬 劇 囀 関 す 神 「 「

2-3.ま とめ 1.パ フォーマンスの規模に関することでは以下のことが分かった

・全サンプルで、観客人数と観客面積が対応していた。 ・観客面積・パフォーマー面積ともに、観客の人数増加にともない増大する傾向が見 られた。 ・規模の小さいパフォーマンスで、パフォーマーエ リアの割合が高かったsarnple2 は、途中で消失してしまっていた。 ・小規模であったsamplelは最もパフォーマンスエリアの割合力Ⅵヽ さかった力ヽ 途 中より中規模へと拡大していた。 2.パ フォーマンスの規模を決定する要因として、観客面積と観客人数をあげた力ヽ これ

らは、パフォーマー面積とも関係している。 3.パ フォーマーエリアは、観客の入ってこないエリアであり、ここでパフォーマーが活

シヽフォーマンス規模や内容に応 じた大きさに 動する場所でもある。また、この空間ヤ なっており、パフォーマンス空間における、オーダーメイ ドのステージといえる。 らこの関係を調べる必要があるであろう。 今後さらに多 くのサンカ 励 ヽ


パフォ‐マンス空間における観鬱鋼魂開割J―

3.パ フ ォ ー マ ンス 空 間 ビデオよリコンピューターに取り込んだ画像から、サークルの最も内側にいる観客と 最も外側にいる観客を30秒 ごとにプロットする事により、各エリアの大きさや、パフ ォーマンスサークル (以 下サークルとする)の 形状とを求めた。この結果より、サーク ルは正面方向・側面方向に軸を持つ楕円形に近い形であつた。 1ヤ シ ヽ フォーマンスの観客とパフォーマーのエ リアを表す図である。 四 。 内側の輸は観客の入ってこないエリア 0ヽ フォーマーエリア)で ある。

また外側のサークルヤ 緋

の占める最大エリアであリサークリ レの大きさを表す。

パ フォーマーエ リアに対 してどれほどの規模のサー クルができるのかを調べ るため に、図のようにdxDX

dy DYを 定め、30秒 ごとの各値を求め、DX/dx DY/dyを 計

算 した。

dx:最 も内倶‖こいる観客をつないでできる図 形(Sl)の パフォーマーに 対す る正面方 向の最長幅

DX:最 も外碩‖こいる観客をつないでできる 図形(S2)の パフォーマー に対する正面方 向の最長幅

dy:Slの パフォーマー に対 して側面方向の 脚

DY:S2の パフォーマー に対 して側面方向の 制

図 4-3-1

パ フ ォ ー マ ンス サ ー ク ル の 形 状

シ ヽフォーマーエ リアに対し サンプルの分析から、パフォーマンス空間において、観客ヤ て、正面方向・側面方向共に、約1∼3倍のサークルを作ることが分かった。 シヽ フォーマーの動き力Ⅵヽ さいため1.9∼3.1、 尚、sarnplelの からすの曲芸ヤ

sample2や sarnple3の 様な動きの大きいパフォーマンスは、1.0∼ 1.5倍 程度となっ た。 以上の結果としてDX,dx,DY,dyの 数値データと、パフォーマーの動いた範囲、並びに Sl,S2を 30秒 ごとに重ね合わせた図を示す。 HltOSn Watanabeレlb.Wasada u NIV.lυ 97

47


パフォーマンス空間における観察の行動時性に関する研究

表4-3-l samplel(か らす)長 さ比率の時間変化

DY

〕X

dv

dx

time

〕 Y/dv

DX/dx

00:00

4.204

2.250

2.550

3.898

41900

00

4,325

1,7C

つ0 7′

2.300

CJ

2,550

0こ つJ 00

1.92

2.57

2.29

2,550

5,407

1,979

2,875

7,225

6,000

3.65

2.09

2,850

2.950

7.150

6,000

2.51

2.0

2.38

つ0

21100

つこ

00:30 01:00 01:30 02:00 02:30 03:00 03:30 04:00 04:30 05:00 05:30

6,000

7.225

6.000

2.800

8,100

6,000

2,300

81100

61000

06:3C

2.650

9,150

6,000

2.32

07:OC

5i300

3.700

10.600

9,700

2.00

2.62

07:3C

300

13=450

8,900

2.92

2.7C

08:OC

4.600 3.500

2.700

111950

8,350

3.41

3.09

08:3C

3.850

16,050

9。

150

4.17

3.27

09:OC

151250

3.47

2.98

12:30

3.400 4,750 41900 3.750 4,600 5.930 8,367 11,324

13:00

10。

14:00

91721

70971

15.520

171882

13.550

400

18.150 16,650

1.44

2.34 1,74 EJ

15,834

334

20

つこ

1,6C

5,800

15:00

7.200

8。

15:30

6,350

8,000

111300

13.750

1.78

5,087

4.977

10.490

11。

175

2.28

2.24

3.13

EJ うこ Oコ ワ′

5,750

00

20

1.49

14:30

10。

うこ

9,878

ro

91621

550

つJ

18。

057

13:30

うこ 4

15.967

つこ

17.755

15.009

つこ

14,190

2.22

2.24

10,132

つこ

101180

つこ

17.896

うこ

12.821

ご0

7,650

つこ

16,790

つこ

12.200

13,302

つこ

10,500

EJ

5,500 6.358

つ0

161000

うこ

91900

00 つこ

100

5。

4 ευ

13,200

うこ

10.050

101350

1.9C

うこ

12:00

91950

5,450

nフ 0

11:30

4,400

つこ

11:00

11=800

つこ

10:30

5,200

00 ハU

10:OC

つこ

09:30

3。

つこ

06:OC

0コ

6,650

つこ

2.550 31150

ハυ ∩υ 00

2,800 3,300 31800 3.900 3,950

16:00 average

HltOSru Watanabe■ ab.Wasada∪

lN iv.lυ υr

2.33

4ё


パ フォ‐マンス空間における観盗の健幽田Jこ 関 うる研究

― 表 4-3-2

samp:e2(大 道 芸 )長 さ比 率 の 時 間 変 化 dx

time

DX

dy

00100

9,176 81850 9,707

15.541

9。

02:30

15。

00:30

15,310

03:00 03:30

14,629

171733 17.072

91136 8,852 9,660 9,988 8,982 9,989 101533 81184 9,388

1.10

11.931

1.07

1.19

11,931

1.09

1.33

1.05

1.20

1.16

1.14

1.22

1.12

l.24

1.13

1.26

17,484 15,567 16,490 16,490 15,020

12,755

15,683

12.561

1.56

15,118 16,420

8.504 11,328

1.OC

1.04

1.14

1.21

sample3(舞 踏 )長 さ比 率 の 時 間 変 化 dx(mm)

time

dy(Inln)

DX(mln)

231581

11,804 13.516 14.830 12,705 12,785 12,583 13,640 13,500 13.788 11.100 11.704 111196

0:05:OC 0105:3( 0:06:0( 0:06:3(

10.309 9,435 9,839 9。

307

0:07:0(

101909

0:07:3C

101371

0:08:0(

91483 9,480 10,917 111646 9.415 9,178 10,355

0:08:3( 0:09:OC 0:09:3( 0:iO:OC 0:10:3( 0:11:0(

10.206

22.520 23,302 26,049 221654 22,635

980 22.82C 23,617 27.238 26,499 26,039 22.249 26。

12,411

1.0〔

0。

97

0.9〔

23.939 27,748 241659 23.274 27.822 28.233 34,371 32,707 31.329 33.578 33150C 33,085 27.900 25,953 31170C 28.345 26.498 26.981

l.2( 1.2C i.lC 1.01

1.10

1.2( EJ

i

i3.072 12.297 13.02C 11.303

1.2G

18,569

●J

0:04:3C

21,143 21,334 21.282 23,956

1.2:

19138i

1.4(

1.16

1.2( 1.4〔 l.4〔

1.44

1.23

1.24

1.2`

00 うこ

12.92i

1.23

1.27

00

19,999

0:04:0(

11,249 101876 ll,142

0:03:OC 0:03:3(

1.21

つJ

18.749

l.19

つコ つ乙

966

11,581

DY/dv

DX/dx

EJ

10。

0:01:3(

12,082 11,191

23.153 22.669 20,454 211702

OJ

0:02:3(

12.354 101622

0:01:0(

11.861

EJ つこ

17,761

0:00:3(

20.40C 17,855 171507 17.803

DY (mm)

ru

0:02:0(

10.000 9,949 9.672 91422 91812

0:00:0(

average

1.08

1.27

OJ

average

594

1.03

つこ

05:00 05:3C

161530 16,856

DY/dv

111640 10,579 11.275 11.667 111288 11.144 101659

つ0

141419 151376 15,115 11,478 10.050 15,068

04:00 04:30

表 4-3-3

479

17.002

DX/dx

´し

01:OC 01:3C 02:00

16.555 15,783 15.377

DY

1.07

1.0〔

1.0:

1.22

1.21


︱

ノヽフオ‐マンス空間におけ …

︲

歩遭

︲ ︲

Sl:観 客最内側ライ ン

scale l:150

S2:観 客最外側 ライン 日4-3-2

3amp:el(カ ラス )形 状 (1' l・

IItOSNWatanabel nh.wasacauNIv.■ vv7

節

る研究


: :

:

l

l

歩道

:

: : : : :

: : :

Bscale l:150 口4-3-3

3ample2(大 遭 芸 )形 状 12)


lに おけ パフォ‐マンス● ●

'る

歩道

scale l:150 日4-3-4 3amp:e3(舞 ■ )形 状13} HItoshI Watanabelab Wasada U NⅣ ]997

52

岬究


パフオイ

___

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V.ま とめ 1.結 果の まとめ 観客の行動 ーマンスの特徴が表れ る。 ◆観客の出入 り行動には各サンプルごとにパフォ る。 ◆観客の出入 りは同時 に起 こり、人数変化は緩やかであ 当た りの時最 も多 くなるが、 ◆観客の入 り人数は、通行人類 ヽ 10∼ 25(人 /3釧勁 これ以上になると、逆 に減少 していく。. 一 する。 ◆観客の入 り人数は、観客人数がある 定人数以上 になると減少 また観客の出入 り行動 には以下傾向が見 られた。 ◆人が抜 けるとその開いた場所 に人が入 りやす い。 がある。 ◆観客の出入 りは同 じ場所か らまとまって起 こる傾向 パフォーマンスの規良 により4つ に分類 さ の ◆パフォーマンスはその規模 ごとに、観客人数 と観客 占める面積 パフオーマー面積の比率等 れ、それぞれ、人数、観客面積の時間変化や、観客面積 と に異なった特徴が見 られる。 ツ ヾフオーマ ンス規模 ヤ ◆特 に崩れやす いパフオーマンスであつたSarnple2(大 道芸)で さいのに対 してパフオーマー面積の割合が大きかつた。 力Ⅵヽ の は、 ー 大規模パ フォーマンスでは、パフォーマンスサ クル全体 面積 ◆中慇 観客の人数 にに対応 している。 ヘ していつたsample1 0ラ ス) ◆小規模パ フォーマンスが中規模パ フォーマンス と発展 では、それにともないパフォーマンスエリアも拡大 して いた。

パフォーマンス空間 フォーマーの動きに応 じており、パフオーマーエリア シヽ ◆パフォーマンス空間の形状ヤ の1∼3倍の短形・長形の楕円を基本 としている。 る方向 ◆パフォーマンスサークルの形態は特に観客人数が多いほど、通行人が行き来す に伸びていく傾向がある。


2.考 察 パフォーマンス空間の3つ の項 目 今回の研究では観客の行動、パフォーマ ンスの麒 に分け網羅的 に各特徴 を挙げていき、その結果よ りそれぞれ以下の結論を得た。 ◆パフォーマンス空間 における観客の人数はその出入 り人数 に直接関係 し、また出入 り 人数はそ の時点での通行人数の影響 を受けて いることが考えられる。 ◆パフォーマ ンス空間における観客面積は観客人数 との関係が深い。 ツ ヽフォーマーの動き以外 に観客人数の影響 を受ける。 ◆パフォーマーエ リアの大きさヤ ◆パフォーマンス空間の形状は外部からも、影響を受ける。 以上のことか ら、パフォーマンス空間は非常 に変化 に富んだ柔軟な空間であることが分 かる。その大部分は観客によって決定 されるため、ある一つのパター ンに納まるもので はない。そ の時の環境 によって様 々に変わっていくものである。

今回は、新宿歩行者天国と恵比寿ガーデンプレイスにおけるストリー トパフォーマンス に限定して調査を行ったため、全パフォーマンスを包括するものではない。また、外部 空間から受ける影響についてはほとんど触れていない。 今後、観客行動とパフォーマンス空間の関係についてさらに多くの事例から研究を進め る必要があるであろう。

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い る研究

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SD選書

「劇場の細 清水裕之 著 鵬 出版恰: : 1985。 10 レヾフォーマンス :未 来派から現在まで」 アール・ ヴィヴアン選書 中原佑介 訳 ローズリー・ゴールドバーグ 著 リプロポー ト : 1982.11

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レヽフォーマンス」 : 1985。 6

… 都市のドラマ トゥルギニ」 著 胡 麟 : 1986。 7 ―

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おわ りに

L夕 のサンブルとなっていただいた各パフォーマ■ならびに観客の皆様 本研究に際しデ

また 湖拠 胸 螂 日 1を始め、研 薙 置α漕 楓

の馬場鞠慮れ伝 プロジェクト室の中村良ヨ定螢 林田和人さん、山口有次さん、林郵昭さん、担当

そして、サンプルの収集・

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してくれた加藤和歌子さん、斯波百合子さな

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皆さん本当にありがとう静

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パフォーマンス空間における観客の行動特性に関する研究 by hitoshi watanabe - Issuu