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. U9302 早稲 田大学理工学部建築学科 事業論文 指導教授 渡辺仁史

街 の構成要素 と愛着性 に関す る研 究

後藤聡

k.

1.


平 成 5年 度

卒 業論文

街 の構 成 要素 と愛着 性 に関す る研 究

早稲 田大学 理 工 学部建築学科 渡辺仁 史研 究室

G9D079-3

後藤


は じめ に ■

「 愛 着」 とは ? 今回の研究のテーマ に「愛着」 をえらんだ。「愛着」、人前 で口にす るのには何 となく気恥ず か しい言葉である。 これは愛着が理屈の通用 しない、全 く感情的なも のであるからだろうか。それとも、それに含 まれる「愛」 とい う文字その ものに対 す る気恥ずか しさから来るものであろうか。 それで も日常会話において、「俺、 この腕時計 には愛着があるんだ。」 とい う台 詞 はややキザな ものではあるが聞 きそうである。 この時使 われた「愛着」 は物 に対 しての愛着 であるが、 この短い台詞 の中から経験的にこの「愛着」 とい うものが ど うい うものであるかを読み取 ることができるのではないか。 この台詞 において一人 称 である「俺」 つまり「話 し手」 と「この腕時計」 を関係付けるのは「愛着 を持 っ ている」 とい う言葉だけであるが、 この台詞 は「話 し手」 と「この腕時計」 との関 係 を幾つか明 らかにしている。 まず一つめに言えることは「この腕時計」が「話 し手」 の持ち物であるとい うこ とである。例 えば、あなたの腕時計に対 して友人が「俺、その腕時計に愛着がある んだ」 と言ったとすれば、あなたは気味が悪いだろうしその腕時計を友人から隠 し て しまうかもしれない。つ ま り「愛着」 は自分 の所有物 に対 して働 く感情 として使 われていると言えるだろ う。 二つめとしては、「この腕時計」 が「話 し手」 の持ち物 となってから、ある程度 の時間が経 っているとい うことである。「この腕時計」 は「話 し手」力Ⅵヽ 学生の時 に買 ったものであるかも知 れない し、あるいは父親のお古であるかも知れないが、 決 して 1週 間前 に買 った物 ではないだろうと判断できる。 これは「愛着」が時間の 経過 に大 きく影響されてい るもの とい うことが経験的 にわかっているからといえる だろう。 三つめに考え られることは、「 この腕時計」を「話 し手」 は気 に入っているとい うことであ り、「愛着」 が例え他人にとっては余 り価値 のない もので も、「愛着が ある」 とす る「話 し手」 の感情 として「この腕時計」の もつ本来の価値を「話 し手」

早稲 田大学 理工 学部建 築学科 1

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1993年

度 卒業論 文


にとっての高 い価値 へ と大 きく押 し上げてい るもの と して使 われていることを示す もの と言えるだろ う。 この台詞 の前 に他の人が「 その時計 よく遅 れるな」 とい った 否定的 な ことを言 っていたとして も、「愛着があ る」 と言 うことが それ らの欠点が あって も「話 し手」 はその腕時計 を全体 としては高 く評価 していることを表 してい る。

この様 に愛着 を「物への感情」、「人 と物 との関係 を表 わす言葉」 としてその言 葉の使 われる場面を想定することで、愛着 とは何 かを考 えたものをまとめると次の ように言える。 1.愛 着 とは、その 人 の所有物 に対 して働 く感情 で あ る 2.愛 情 には時間 の経 過が大 きな影響 を与 え てい る 3.愛 着 とは本 来 あ る物 自体 の価値 にその人独 自の価値 を加 え るこ とで、例 え他 人

に とっては価 値 の 低 い もので も、その 人 に とって価 値 の 高 い物 へ と変 え る人 か ら物 へ の感情 で あ る。

今 回の研究のテーマ である街 への愛着 について も、人が街 へ の愛着 を感 じる こと がその人が街 に本来 ある価値以上 の ものを見 い出す こ とにつ ながるのであれば、そ の街 へ の愛着 の仕組 や 、愛着 を生みやす い街 を探 るこ とは意義 の ある こととい え よ う。

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現 代 社 会 に お け る街 へ の 愛 着 最近 に始 まったことではない だろ うが、街 が何 だか よそ よそ しく感 じられ る。 ど この街 を歩 いていて も、マス メデ ィアによる情報 の均質化、建物 の システ ム化 によ り同 じ様 な風 景 とな り、時 々 ギ ョッとす るような過激 なデザ イ ンの建築が埋め込 ま れているにす ぎない。その よ うな街 の中、人 は居心地 の 良い 自分 の場所 を求め てお り、その住宅 を街 に対 して敢 えて閉鎖的 にす ることでその内部の空 間を自分 や家族 にとって優 しい空間 として守 ろ うとしてい る。騒音や排気 ガス などによる環境 の悪 化 や過密 な人 口、 とどめを知 らない街 の変イいまそれに追 い撃 ちをかけ よう と してい るが 、その街 に対 して閉鎖 的 な建 築物 の表層 は街 をます ます人気 の な い冷 た い 荒野 と してい る。 そ してそれは他 の住 宅 を閉鎖 的 な ものに追 い込 んで い く結 果 とな り悪 循 環 は繰 り返 されて い るのが 現状 で あろ う。現代社会 の 情報網 やモ ビ リテ イの発展 は コ ミュニ テ ィをその人の住 む街 といっ た場所 の限定 を取 り払 いつつ あるが、 そ れ は また人の住 む基盤 で ある はず の街 を人 の住 む容器 の集 合体 へ と変 え つつ あ る よ う で ある。 しか し、それは老 人 とい った弱者 を切 り捨 てる形 で成 立す る もので あ り、 街 の健全 な姿 とは言えない だ ろ う。 また人 が集 ま り住 む ことのメ リッ トで もあ るお 互 いの刺激 を も拒絶 しよ う とす るこ とは人 の密集 した街 の 中 で住 む ため には多 くの ス トレスの 中 に身 を置 かね ば な らな くなる こ とである。 今 回、愛着 をテーマ と して取 り上 げ たの は物 に対 して そ うで あ る よ う に街 に対 し て も人が愛着 を感 じる ことが その 人 に とっての街 の評価 を、 そ れ本 来 の価値 以上 の もの にす るこ とが出来 るの で あ り、 そ して また、 それが 建築 の計画 の 中 で促 進 させ る こ とが出来 るのな らばそれ によ り悪循 環 に よ り内へ 内 へ と入 つてい くことで悪化 し続 ける街 と人 との 関係 を和 らげ る ことが 出来 る と考 え られ るため で る。

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度卒業論文


・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・ ・・・

は じめ に ■

1-1愛 着 とは ?

・・・・・・・・・・ ・・・・・・

■現代社会 にお け る愛 着

1

・ ・・・・・・・ ・・・ ・・ 。3

・・ ・・・ ・・・ ・・・・・・・ ・ ・・・・・・・

日次

・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・

第 二章

研 究背 景

・ ・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・ ・・・・

■ 2-1

愛着 につい ての研 究

■ 2-2

風 景 の 知覚構 造 の解読方法 につい て ・ ・・ 。7

第三章

    6

研 究 目的

第 一章

・・・・・・・・・・・ 6

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

調査 方法

■ 3-1調 査 方 法 につ い て

・・・ ・・・・・・ ・・ ・・ 8

■ 3-2調 査 地 につい て ・ ・・・・・・・・ ・・ ・・ ・ 13 第四章

・・・ ・・ ・・・ ・・・・ ・・・・・・

結果

■ 4-1

サ ン プル に つい て

■ 4-2

街 の 比 較 につ いて

■ 4-3

街 の 構 成 要素 の知覚

■ 4-4

時 間軸 と愛着性

第五章

。・ ・・・・・・ ・・ ・ 。15 ・・・ ・・・・・・・・ ・

16

・・・・・・・・・・・

22

・・・・ ・・・・・・ ・・・ 29

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41

考察

■ 5-1

15

愛着 の有効性 ・・・・・・・・・・・・・・ 41

■ 5-2街 の雰囲気 と愛着性 ・・・・・・・・・・・・ 43 ■ 5-3街 の構成要素の知覚 ・・・・・・・・・・・・ 49 ■ 5-4時 間軸 と愛着性 について ・・・・・・・・・・ 52 ■ 5-5ま とめ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54

第六章 今後の展望 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 第七章 参考文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 おわ りに 。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 資料編

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 。61

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□豊

目的

街 へ の愛 着 とい うものの持 つ意味 、 また愛着 とその街 の風 景 の知覚 、認識 との 関係 を意 識調査 によ り明 らか にす る ことで街 に感 じる愛着 の仕組 み、愛 着 を生みやす い街 の構造 を解 明す る ことが本論 文 の 目的 で あ る。

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□ ■

第二 章 2-1:

研 究背 景

愛 着 に つ い ての研 究

愛着 に関 しての研究調査 と しては昭和 57年 度版 日本建築学会大会学術講演梗概 集 にお い て早稲 田大学

いとしてまとめた「愛着 武研究室 において松井俊 一氏 が中′

性 と住 宅」 をは じめ幾 つかの調査研究 が 同研究室 にて財団法人第一住宅建築協会 か らの委託研究 と して行 われ その概 要が武基雄氏 の著書 である 「市民 と しての建築家 」 にも掲載 されてい る。 「愛着性 と住 宅」 においては街 の 中 にある愛着 に関連あ る要素 として地区 の「雰 囲気」 、 「町並み」、「人 々」、「通 り」 、「家 々」、 「社寺」、「ガヽ 学校」、 「中学校 」、「商店街」、「住居」、 「敷地」、「土地」 の 12項 目をあげ、三 つ の地域 の住民 へ の調査 によ りそれぞれの要素へ の愛着 の強 さ、 またそれぞれの関連 性 につい て調 べ てい くことな どか ら住人の街 につい ての愛着 につい て考 えてい る。 そ こにでの結論 としては 1.自 分 の領域 で ある「住居」 が居住者 の関心 の的 で あ り愛着性 のメ 寸称 と して最 た

るものである。 2.愛 着性 とは、 自分 の「住居」 か らさらに住居 を中心 として地域 (地 区)へ の積

極的 な働 き掛 け によって生 じるものである。それは各 々の居住者 が、居住 環境 を自 己の存在 にとってなんらかの意味あるもの にする、 とい う能動的 な態度 の 中に見 い だ され る もので ある。 この二つの ことをあげてい る。 この研 究 では住 人 とその街 の要素、施設 の利用 の仕方関 わ り方か ら街 へ の愛着 の 感 じ方 またその意味 を考察 してい くもので、それ らの要素 の形態等 に関 しては一 切 触 れていない都市計画的な面か ら見 てい る もの と言えるだろ う。そ こで本論文 にお いては街 の風 景 の知覚 の仕方 か らその風 景 の中の愛着 を持 つ人 の関心持 つ もの、注 目す る もの を調査す ることで その形態 か ら愛着 の構造 を探 ってい きたい。

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2-2:

風 景 の知覚構 造 の解 読方 法 につい て

本研究 におい て街 の構 造 の 知党 の仕組 み を探 る うえで参考 と した文 献 に平成 一 年 度 日本建築学 会大会学術 講演梗概集 に収 め られて い る「都 市領 域 の様 相論 的研 究 その

11

都 市 空 間 にお け る視 覚情報 の抽 出」 がある。 この研 究 は都 市 に生 活す る

人 の視覚情報 か ら見 た都 市 認 識 の 課程 を通 して、多様 な都 市 の解読 を試み て い る も の で あ るが 、 そ の方法 と して行 われ た写真 か らのその街 の構成 要素 を言葉 に置 き換 え て抽 出す る とい うや り方 を本論 文第 四章 に記す よ うに今 回 の研究 の ア ンケ ー ト調 査 において参考 と した。 参 考 と した この研 究 では写真 の風 景 を要素 と して言葉 で 表 した ものか らそれ らの 要素 の類型化 、 またその認識 にお け る単純化 の構造 を探 る と い う都市 の解 読 と して この 方法 を用 い て い るが 、本論 文 で は そ れ らの知 覚 された要 素 が人 によって異 なって くる ことに注 目 しそ れ を知覚 した人 の属性 、街 との関わ り、 愛着 の 強 さ等 と比 1交 す る こ とで本論文 の テーマ で ある街 へ の 愛着 の構 造 を探 ってい く。

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第 三章 ■

3-1:

調査 方 法

調 査 方 法 につ い て

本論文 は街 へ の愛着 を街の住 人へ の意識調査 か ら探るもので あ りその意識調査 は ‐ 平成 5年 8月 か ら 9月 にか け て 卜記 の ように行 われた。 調査 は月島、辰 巳を調査地 と しその両街 の住人 を調査対称 として郵便受 け にア ン ケ ー トを投函 し後 日に訪問回収す る形式 で行 った。それぞれの調査 の 日程 とその回 収率をあげ る と次 の ようになる。 今回行 った調査 に使用 したア ンケ ー ト用紙 を この章の最後 に示す が、 この調査 に おいて中心 の設間 としたのは街 の風景の知覚 の仕方 か ら愛着 の仕組 み を探 ってい く 表 1:調 査方法 につい て 調査 地 月島 反 巳

回収 日

酉己イF日

8月 24日 、 25日 8月 30日 、 31日 8月 7日 、 8日 8月 19日 、 20日 9月 5日

配布 数

回 J又 数

80

28

100

42

100

29

100

27

80

うん

8月 22日 8月 26日 8月 5日 8月 14日 9月 3日

回 1又 率

35(%)

42 (% 29 (%

27(%)

26 (0/0)

もので、調査 で はこれ を月 島、辰 巳 の 2つ の街 の 一風 景 をそ れぞれ写真 に撮 り、 そ れ を両街 の住 人 が、それぞれ 自分 の街 の 写真 とお互 いの街 の 写真 について そ の風 景 を構成 す る要 素 を挙 げ て もらう ことによ り行 った。 ここで写真 を使用 したの は 、 そ れが街 を視 覚 的 にのみ捉 え た もの であるため に、普段 その街 を五感 に よって写真 に 写 らない様 々 な 要素 を捉 え て い る住 人 と、 そ の 写真 か らの視 覚情報 のみ得 る住 民 以 外 の人 (以 降 は 、非住 人 と示 す )と の知覚 の差 か ら自分 の住 む街 の風 景 の 捉 え方 を 考 え、愛着 との 関係性 を探 って い くためで��� る。 調査 に使用 した両街 の 写真 は この 章 の最後 にア ンケー ト用紙 とともに資料 と して 示 す。 これ らの 写真 は調査 員個 人 の 主観 による ものであ るが 、 この 写真 を撮影 し調 査 に使用す る にあたってい くつ か注意 した点が あ った。 一つめ には、 そ こが調査対 象 となる人 に とって、 よく知 って い る場所 ある い は よ く行 く場所 で なければな らな い こ とで、 写真 に写 る場所 が住 人 に とってあ る程度 の 公 共性 を持 つ よ うな もの と した。辰 巳 にお い て は 、 ここには集会場 や公 園 な どが あ り、 また団地 内幼稚 園へ の iF」 園路 に もな ってい る場所 か らの 写真 で あ る。 月 島 にお い ては全 体 に見 られる長屋 の 雰囲気 を保 ちつつ店合iに よってそ こに公 共性 を持 つ柳 小 路 を選 び簡 単 な予朝i調 査 におい て住 人 の 反応 の 良 か ことか らこの 写真 を使 用 した。 また調査 に置 い て、写真 の風 景 の場所 へ どの くらいの頻度 で訪 れ るか を訪 ね 、行 っ た ことの ない とす る人の 回答 は この知党 要素 に関 しては結 果 に入 れ な い もの と した。 また次 に、写真 の 中 にその 街 にあ る視覚 的要素 がで きるだけ多 く含 まれ る よ うに

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度 卒業論 文


した。 これはそ こか ら何 を選 び知覚 しているかによってその傾 向 を探 るためである が、ただ しそれはあ くまで来街者 である調査員 にとって多 くの 要素 と受け とめ られ る ものであ り、主観的なものが含 まれる ことは否めない。 また、辰 巳が団地 とい う建築形態 もあって一つの風景 を数多 くの世帯 によって保 有 してお り、棟 ごとに調査 を行 う ことで狭 い範囲 の なかの調査 で あ ったのに対 し月 島 では低層 の建築形態 から広範囲 に渡 って調査 を行 うことが必 要 で あ ったため、両 方 の街 とも写真 に実際写 る建物団地 に住 んでいる人を調査対 象 か ら外す ことで、写 真 の風景 とその人 との関係 につい て、街 による条件 の差 を少 な くす るようにも注意 した。

また本 論 文 に お い て辰 巳の調 査 で 用 い た ア ンケ ー トの 質 問 と 、調査 に使用 した写 真 を参 考 の ため 次 頁 よ り示 す 。

ア ン ケ ー トの お 願 い │)成 要素 と愛オ fFに 関す る研究」 と して、街 へ の 「 街 のオ

Jjt在 、当1プ F究 室 において卒業研究

愛ガ

そ してその力!覚 、lυ 識 のlL方 を‖J査 す ることか ら愛碁 とい うもののr」 fttlみ 、 また愛

`│、 着を 生 みや す い街 の構造 を探 っていこ うとす る研究 を行 ってお り、 その貴重 な資料 とする

ため誠 に勝手 なが ら今回ア ンケー ト用紙 を投函 させて いただ きま した。お手数 か とは存 じ ます力くどうか街‖1/JJソ フお願 いいた します。

回収 は、 、 月

日に伺 わせて.い ただ きた い と思 います。当 日、家 を留守 にされ

る方 はア ンケ ー トを もとの封筒 に入 れ玄関前 に置 いて お いて頂 ければ回収 させて いただ き ますので、 どうか よろ しくお願 い します。 今 回、意 1般 訂]査 とい うことで質問 に若干 、抽象的 な もの もあ りますが、その場 で思 った ことをその ままお書 き下 されば結構 です。 また、性月1、 年 1冷 等 による違 い も調査 対象 です ので 、ア ンケ ー トには、家族 で]JJLさ れた ものではな く個人 の意見 をお書 き下 さるよ うお 願 い します。

なにか御不 ]な ことが あ りま した ら下記 に御連絡下 さい │り

早稲 田大学 理工学 部建 築学科 担当 赳爵各先

後藤

渡辺研 究室 聡

;0467-78-7981

早稲 田大 学 理工 学部建 築学科

9

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度 卒業論 文


( )内 のあてはまるものにO印 を、また、 _に あてはまる言葉 、数字 をお書 き下 さい :‐

(10イ t・ 20イ ヽ・ 30代 ・ 40イ t・

1. あなたの年齢 2. 性〃1 3.

(男

・ 60イ・ 50イ ヽ t・

70以 上 )

。女 )

あなたが今の街 にお住 まいになってか ら何年経 ちま したか

4. あなたは11来 も現在 お住 ま いの街 に定住 す ることを希望 しますか.あ てはまる もの にO印 を つ けて下 さい。 また、その理 由が特 にあれば簡単 にお書 き下 さい 強く 望 ん でいる

︲ 望 ん でいる

ど ち らとも いえ な い

望 ん でいな い

5。

あまり

でき るなら

︰  移住したい

理由

:

現 在 あな た は 街外 の職場 、学 校 等 に通 って い ますか (は い 。いい え )

6.最 近 、あなた の お住 ま いの街 に変化 が あ る、 または、 あ った と思 わ れ ますか 。 い 。いい え ) (は 6.で 、

(は い )と お答 え にな った方 は、 次 の 7、

7.そ

8に お答 え下 さい

の 街 の変 化 をあ なたは ど う評 価 され ますか

ど ち いら えと なも ヽヽ

と ても歓 迎す る

まあ歓迎す る

全 く歓 迎 しな い

あ ま り 歓 迎 し な tヽ

8。

9。

その変化 として具体的 なものが あれば、お書 き下 さい

あなたは現在 お住 まいの街 に愛若 を感 じますか

Ti

なも もヽ

じ る

憲`t虚 を る

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度卒業論文


10。 辰 巳 と聞 いて心 に浮 かぶ言葉 をできるだ け挙 げて下 さい

別紙 の写真 か ら次 の質問 に答 えて下 さい

A.難蟷幾級 に張 られた写真 に関す る質問 ■■

この写真 は辰 巳 の一 風 景 を写 した もので すが、あなた は この写真 の場所 に どの位 の頻度 で 訪 れ ますか。 次 の

( )の 中 か らあて は ま る ものに○ 印 をつ けて下 さい 一 度位・ 月 に二 、三 度

([[二 12.

illヾ [:菫 │ま ili[[1[1:に

)

この写 真 の 中 か らこの風 景 を構成 して い る要 素 を、で きるだ け多 くあげて 下 さい ∼具 体 的 、抽象的 を 問 わず、何 で も感 じた言葉 をお書 き下 さ い

13. 12.で 挙 げ られた要素 の うち、愛着 を感 じるものが特 にあ りま した ら、 その要素 にO 印をつ けて下 さい 複数 で もかま い ません

B.多蟷笏箱 に張 られた写真 に関す る質問 14.

この写真 はある街 の一 風景 を写 した もので す。 12と 同様 に、写真 か らこの風景 を構成 し て いる要素 を挙 げて下 さい

早稲田大学理工学部建築学科 渡辺仁史研究室 11

1993年

度卒業論文


○調査 で使 用 した写真

月島

辰巳

1大 学lL工 学部建築学科 早稲田 12

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1993年

度卒業論文


3-2:

調 査 地 につ い て

今 回調査 地 と して月 島、辰 巳 の両街 を選 んだの は、両街 が ともに形造 られ てか ら 年 月 が経 ってい る住 宅地 で あ り、共 に地下鉄有 楽町線 が 乗 り入 れ て い るな ど立 地条 件 が似 ている に も関 わ らず 、月島 は古 くか らの 下町 で あ り街 の 中 に生 活 の道具が浴 れ だす な どの複 雑性 を持 つ 街 であ るの に対 し辰 巳 は 5階 建 ての 中層 住 宅が な らぶ 整 然 と した街 で あ るな ど対称 的 な風 景 を持 つ街 で あ ることによる。 ここでは今 回 の論 文 が今後 の研 究 におい ての一 つ の デ ー タとなるよ う今 回 の調査 地 につい て そ の特殊 性 を示す。 ●

3-2-1

月島

現在 月島 は も ん じゃ焼 きの街 と して東京 のガイ ドブ ックに登 場 し、その銀座 に近 い 立地条4/41か ら も夕方 に もな る とサ ラリーマ ンや若者 が 街 中 にあ る もん じゃ屋 に行 列 を作 るが 、 そ の別 な顔 と して古 くか らの長屋 や町屋 の残 る下 町 と しての風 景 を街 と して保 つ数少 ない街 の一 つ で あ る。 歴 史的 には隅 田川 の河 口 に石川 島、佃 島 に続 き明治

10年 代 に埋立 られ月島 は生

まれた。 この 月 島一帯 は石川 島 の 造船所 の労働者 の街 と して発展 して きたが 大 正

1

2年 の 関東大震 災 にお い て焼 け野原 とな り、 アメ リカの緊急援助 と して送 られて き た材木等 によ りこの一帯 の 長屋 、 町屋 が建 て られ、第二次世界大戦 において戦火 を 免 れた ことか ら街 と して現在 の姿 を保 ち続 け て い る。 内装、外装等 に関 しては新 し く してい て も、柱 は大 正

12年 当時 の物 とい う家 も多 い ら しい。 しか し現在 では、

特 に地下鉄 の 開通時 よ りそ の 立地 の 良 さか ら地上げが進み駐 車場 や 空 き家がめ立 ち、 また隣街 の佃 に大 川端 リバ ー シテ ィが建設 されるなどウォー ター フ ロ ン ト計画 によ っ てその風 景 も新 旧 の入 り交 じる もの となって い る。 ●

3-2-2

辰巳

辰 巳のあ る江 東 区周 辺 は江戸 慶 長年 間か らの埋立 によ り形造 られ河川 や堀割 の水 通 を利用 して木 場 や倉庫 業 が栄 え た場所 である。 その 中本 調査 の対 象 と した辰 巳 1 丁 目は昭和 41年 に 7号 埋 立地 か ら江束 区 の町区域 に編 入 され た地域 であ り昭和 4

2年 か ら都営住 宅 と して入居 が始 ま り今 日では 3300戸 を越 え る巨大 な団地群 と な ってい る。 また昭和

63年 に有 楽町線 が新 富町 ∼新 木場 まで 開通 した ことで、辰

巳駅 が誕生 しそれ まで交通 の便 の 悪 さが 一気 に解消 され た。 この 地 下鉄 の 開通 は同 時 に月島駅 も誕 生 させ た もの であ りこ う した条件 も両街 に共通 した もので ある。 ●

3-2-3

両街 の共通性

調査 を行 った二 つの街 に関 して、 ア ンケ ー トの配布 、回収 を通 して気 が つい たこ とを述 べ る と、 両街 ともに共

41J」

きの家庭 が多 いせ いか平 日の昼 間 で はその多 くが留

早稲 田大学 理工学部建 築学科 13

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1993年

度卒業論 文


守宅 であ り子供 や老人 が留守番 を してい ることが多 か った。 また、形態的 には対称 的 であ った両街 であ ったが その中での生活 はかな り共通 した所 も多 かった。例 え ば 辰 巳 においては階段室が 10戸 単位 で分 かれてい ることもあ り月島での路地的 に使 われ、調査 を八月か ら九 月のは じめの暑 い時期 に行 つたこともあって月島が路地 に 対 して家 の玄関、窓を,1け 放 してい たように辰 巳の団地 において も階段室 に向 く玄 関扉 を開け放 している家 もい くつ かあ り、その階段室 を使 う 10戸 の 中でその交流 を深め ている所 が少 な くなかった。 それはアンケー トの 回収率 にも現 われ 、階段室 単位 によってあるところではその 回収率 は限な く0%に 近 く調査員 を青 ざめ させ、 あるところでは 80%ほ どの 回収率を得 て調査員 を喜 ばせるとい う様 にそれぞれの 場所 におい てかな り大 きな差が でた。そのほかに も辰 巳団地 におい てはその一 つ の ユニ ッ トが小 さいため子供 の多 い家庭 においては上下の階に分 かれて、一家族が住 んでい るよ うなところ も幾 つかあるなど長屋 の生活 とかな リー致 した ところがあっ た。 こ う した中、辰 巳の住人が自分 の街 と してイメー ジす るもの として衝立長屋 と 称 したのはとても言 い えた表現 で あ ったと思 う。 これ らの ことか ら本論文 におい ては純粋 に街 の風 景の知覚 の仕方 と、街 へ の愛着 か ら愛着 の仕組 みを探 りそ こに発生 してい る コ ミュニ ティに関 して直接論 じてい く ことは しない もの とす る。

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度卒業論文


4-1:

サ ン プル につ い て

ア ンケー トを集計 した結果回収 した有効 回答 における年齢層 の分布 は、それぞれの街 に ついて次 の ようになった。 ただ しア ンケ ー トでは年齢層 を 10代 、 20代 、 30代 、 ・・ 70以 上の ように 10歳 ごとに区切 つて細 かなデー タを とったが本論文 上では 他 の結果 の傾向 を掴みやす くす るために居住年数以外 の結果 は若年齢層 、中年齢層 、 高年齢層 の三つの年齢層 に分 ける ことと し、細分化 したデー タは巻末 に資料 として 示す もの とる。

表2:回 答者 の属性 ―月島 女性

男性

6

若年層

1

2( 27

中年層 14 2

高 年層

合計

7C

表 3:回 答者 の属 性 ―辰 巳 女 性

男性

若 年層

21

8 12

二雁

13

9

22

33

44

77

合 計

う乙

中年月

早稲 田大学理工学部建築学科 15

34

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論 文


4-2:

街 の比較 に つ い て

本調査 は月島、辰 巳 の二 つの街 につい て行 われたが そ の 両街 の調査結 果 の比較か ら何 がそれ らに共通 の もの か、イ 可が両街 において異 な った傾 向 となったかを知 る こ とで、愛着 に重要な もの とはは何 か を探 る。 ● 4-2-1

項 目 1-居 住 年数

月島、辰 巳それぞ れの 街 の住 人が そ の街 に住 んでか ら何 年経 ってい るかは、 そ の 人 と街 をつ な ぐ時間 と して そ れ らの関係 を考 え てい く上 で 重 要 な要素 であろ う。 そ の居住 年数 を年齢層 とと もにそれ ぞれの街 につい て表 わ す と次 の よ うになる。 また ここでは その傾 向 を わか りやす くす るため年齢層 を 10年 で 区切 ることとす る。 月島 にお い ては居住 年数 が 年齢l薔 とともに高 くなるの に比 べ辰 巳の街 では 25年 前 に埋立 られで きた団地 で あ ることか ら居有二 年数 20-30年

の所 に回答 が偏 って

νヽる こ とが わ か る。

10‐

0‐

40 50 60

70+ )冨 │

0

0 l

l

0

1

1

1

2

9

0

0 0 0 0

0

1

1

0

1

2 1

1

0

1

1

0

0

40‐

0 0

1

0

0

30-

20‐

0 0 0 0 0 0

10

20 30

%

住年

´ D

年齢層

0 0 0 6

1

0

(X〕

0

0 0 0

3

2 0

12 12

0 7

1

0 0

50‐

ー 〓ロ 一

居 住 年 数 一月 島 表仁:居

0

14

1

69

14

不 明1 表 5:居 住 年 数 ―辰 巳 10-

5-

15-

0

0

20

l

1

l

0 0 3

l

0

3

l

1

2

60

l

70+ 合計

4

0 0 1 つ 一

30

40

201

0 0 0

0 0

1

1

l

7

30‐

0 9 1

60‐

0

0

0

0

0

0

20

0

50

0 0 0

0 0 0

早稲 田大学理工学部建 築学科 16

50‐

0

0 0

0 0 4

0 0 0 0

0 0

渡辺仁 史研 究室

1993年

1

つ4

0

つ ´

10

︱ 〓ロ 一

年齢層

居住年数 (%) 40‐

8 10 (

24

( (

7

(

77

度 卒業論 文


● 4-2-2

項 目 2-街 へ の愛着 の強 さ

住 人 の街 へ の愛着 の 強 さを調 べ これ を様 々の他 の結 果 と比較す るこ とで愛着 の 強 くもた れ る街 の構造 を探 る糸 口 とす るため に、 「 あなた は現在 お住 まいの街 に愛 着 を感 じます か 」 と直接住人 にその愛着 の 強 さを尋 ね 5。 とて も感 じる、 4.少 しは感 じ る、 3.ど ち ら ともい えな い 、 2.余 り感 じない 、 1.全 く感 じない 、 の 5個 の選択肢 の 中か ら選 ばれ た回答 をまとめ ると次 の よ うな結 果 となった。

4

5

2

3

47%

(%)

33%

1

9

5

13%

7%

回答 数

回答 率

〓ロ 一

愛着の強 さ

70

100%

0% 〓ロ 一

26%

(%)

2

3

うん

回答 数

回答 率

4

5

←︱

表7:愛 着 の 強 さ 一辰 巳 愛 着 の強 さ

表6:愛 着 の強 さ一月島

1

36

13

7

47%

17%

9%

1

1%

77

100%

愛着 の強 さ 5:と て も感 じる 0 0 0 6   4   2 0

︵ S︶ぐ尋C〓懇く □巣

4:少 しは感 じる 3:ど ち らともい えな い 2:余 り感 じな い 1:全 く感 じな い

4

3

2

グラフ1:街 への愛着度一月島 0 0 0 0   4   2 0

コ罪C■懇牒試禦 ︵ S︶く

4

3

2

グラフ2:街 へ の愛着度 ―辰 巳

早稲 田大学理工学部建 築学科

ニ史研 究室 渡辺イ

1993年

度 卒 業論 文


自分 の街 へ の愛着 の強 さを比較す る と月島の住 人 のほ うが、全体 と してよ り強 い 愛着 を感 じてい るのがわか り特 に愛着度 5つ ま り愛着 を強 く感 じてい ると答 えた人 が多 く、辰巳の住人への調査結果 との差 が最 も顕著 にでた所 で ある。 また両方 どち らの街 において も低 い愛着度 を示す 2、

1と いった回答 は少 な く、 日々生活する街

に対 して余 り否定的な回答 を しに くい と言 った半 ば強制的な もの も含 まれてい るが、 大多数 の住民がなにか しらの愛着 を感 じているといえるだろ う。

早稲 田大学理工学部建築学科 18

渡辺仁 史研究室

1993年

度卒業論文


4-2-3

項 目 3-定 住 意識

情 幸及綱 や モ ビ リテ ィ ー の発 達 した現代 社 会 におい て住 人 を 1つ の 街 に拘 束 す る も の は少 な くな ってい る 。 そ の なか で 1定 住 した い Jと い う願 望 は そ の 街 を好 ま し く

思 い、 そ の 地域 の連 1青 性 の 中 で生 きてい こ うとす る意志 を表 わす もので あ り、街 の 評価 と して非常 に有効 な もの と言 える。 そ こで 両街 の 定住願 望 を、 定住 を 5.強 く望 んでい る 、 4.望 んでい る、 3.ど ち らともい えない 、 2.あ ま り望 んでい な い 、 1で きるな らな ら移住 した い、 の 5段 階 に分 け てそれぞれの住人 の 意識 を調査 した。

表 8:定 住 意識 一 月 島 定住 願 望

26%

(%)

′ 0 一

回答 率

2

3

回答 数

21%

37%

1

2

70ノ 、

9

100%

13%

3%

表9:定 付1意 識 一辰 巳 定住 願 望 回答 数 回答 率 (%)

2

5 7

9%

34

20

44%

26%

1

77ノ 、

5

14%

100%

7%

͡ S ︶ ぐ 轟 C ■懇 檬 回 窯

50 40 30 20 つ一

10 0 4

グ ラ フ 3: 住 民 の 定 住 願 望 一 月 島

x軸 :定 住 意識

0  0 rυ  ´ ■

い えな い

2:余 り望 んで い な い 1:で きるな ら

0  0  0  0 7 3 一 1︲ ,

︵ S︶ぐ昂C暑懇蜘回葉

5:強 く望 んで い る 4:望 んで い る 3:ど ち ら とも

移住 した い

4

3

2

グラフ4:住 民 の定住願望 ―辰巳

1科

稲 │‖ 大学 J!工 学部建 築学科 19

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


両街 の住 人 の定住願望 は月島の住人 のほ うが全体 として高 く、特 に定住す ること を強 く希望す ると言 う最 も定住 を望む意見 においてその差が はっ きりと出 てお り、 その面 では 自分 の街 への愛着 の強 さの傾向 と一致す るのがわかる。 ただ し、 ここで の傾向 では月島 においては 1の 、 で きれば移住 したい とい う意見 がやや多 い ところ が両街 の愛着 の強 さの傾向 とは異 な り、月島の住人が定住願望 にたい して辰 巳の住 人 に比 べ肯定的 にも、否定的 に もよ り強 い明快 な意見 を持 ってい るとい える。 これ は、月島にお い てその街 と住 人 との関係 が より明確 になってい るためそれ に対す る 住 人個人 の好 みや価値観 によって この街 の評価 としての定住願望 が分 かれ るため と 考 えられる。

早稲 田大学理工学部建築学科

20

渡辺仁 史研究室

1993年

度卒業論文


● 4-2-4

項 目 4-街 の イ メー ジ想起

住 人が 自分 の街 を認識 しその イメ ー ジを造 る上 で その街 へ の 思 い入 れである愛着 が 、 ど う影響 してい るか 、 また愛着 の生 まれや す い街 と生 まれ に くい街 でのイメ ー ジの差 は どの よ うな ところ にあるかを月 島、辰 巳そ れ ぞ れの イメー ジをその住人 に 想起 して もらい そ れ らを比 較 す る。 ここで は、月 島 (あ るい は辰 巳)と 聞 いて心 に 浮 かぶ言 葉 と してその街 の住 人 に 自由表記 (複 数可 )し て もらった回答 の うち、 そ の 回答率

10:月

(回 答 数

/回 答者 の 人数 )の 高 い もの をそれ ぞれの街 につい てあ げ る。

H:辰

島の イメー

イメー ジ

回答 数 /人 数

巳のイメー ジ

イメー ジ

(%)

回答 数ノ 人数

(%)

団地

29

17 17 14

¬ Fll丁 もん じ ゃ

57

長屋

26

埋立地

人情

23

反 巳芸者

祭 り

20

陸 の孤 島

16

公 園

9

夢 の 島

橋 植木

方 向 (東 南 )

埋立地 ‖ (隅 田 )

14

6地

14

老人 商店街

12 10

下ul∫

ここでは月島のイメー ジと して想起 されたものの うち回答数/人 数 で 10%を 超 えた言葉が 12個 あるのに対 し、辰巳 においては 5個 しかな くその言葉 の 回答率 も 月島の ものに比 べ て大分低 い ことが わかる。 これは月島の各 回答者がイメー ジと し て数多 くの もの を挙 げたことによる もので月島のイメ ー ジのほ うが辰 巳のイメー ジ よ りもかな り強 い と言えるだ ろ う。 また、それぞれ挙 げ られた言葉 を見 ると辰巳で は場所、立地等 の言葉 が占め るのに対 して月島 では他 に人情、祭 といった人の関係 な ど住人の生活 を感 じさせる言葉 が上位 に含 まれていることが街 の差 としてあるよ うだ。

早稲 田大 学 理工 学部建 築学科 21

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論 文


4-3:

街 の構 成要素 の知 党

通常、人 は どの ようなな街 を歩 いていて もその街 を構成する様 々 な要素が 日 に飛 び込みそ こか ら何 らかの要素 を知 覚 し続 け てい るとい える。 しか し、その とき目に 入 つた全 ての ものを知覚す るわけではない。人 は 自分 にとって「関心 のある もの」 のみを知覚す る ことは、経験的 にも知 られてい ることである。 この「 関心 の ある も の」 として街 の ある構成要素 を選ぶ場合、その「 関心」 には住人の街 への感情 と し ての愛着 が大 き く影響 してい るはずである。 そ こで、 どの ような街が愛着 を生むのか、 また どの よ うな要素 が街 へ の愛着 を強 めているのか を愛着 を持 つ人、持 たない人 つ ま り住人、非住人 によ り知覚 された街 の構成要素 を比 較す ることで探 ってい くもの とす る。 ● 4-3-1

要素 の分類

今 回の調査 ではこれ を月 島、辰巳の 2つ の街 の一風景 をそれぞれ写真 に撮 り、そ れ を両街 の住 人が、それぞれ 自分 の街 の写真 とお互 いの街 の写真 についてその風 景 を構成す る要素 を具体的、抽象的を問 わず とい う注釈付 で思 いつ く数だけ自由表記 してもらった。 それ らをまとめるにあた って今 回の研 究 では月島や辰 巳とい った街 それぞれにある要素につい ての愛着 との関係 ではな く、人が 自分 の住 む街 をど う知 覚 してい るのか、 どういった ものに関心 を向けるのか とい う傾向 を明 らかにす るこ とから、愛着 が どのように して感 じられるのか を探 ることを目的 とす るため 回答 と して挙 げ られた要素を分類 して考 えるもの とす る。 この調査 によって挙げ られた、知覚 された街 の構成要素 を主 に人 と街 との関係 か ら分類す ると次頁 の ようになる。

早稲 田大学理工学部建築学科

22

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論文


素 要 す わ 素 要 す わ

を を

表表

や 一   一を 物 22気 築素素囲 建要要雰 を 気 囲 雰

3)雰 囲気 を表 わす 要素

A.B.C.A.B. I E

1)街 全 体 を表 わす要素 2)写 真 に写 る視覚 要素

4)素 材 を表 わす要素 1)街 全体 を表 わす要 素 ―街全体 を言 い表す言葉 ∼下 町、裏街 、団地街 、等。 2)写 真 に写 る視覚 要素 ―実際 に写真 に写 ってい る物 を言 い表 す言葉。 これ はそ の物 の 性格 か らさ らに三 つ の グ ルー プに分 け られ る。

2-A.建 築物 や構 造物 を表 わす要素 ―建 築物 や構造物全体 につい て言い表す言葉。 また道路 も ここに含 まれ る。 ∼ 長屋 、飲 み屋 、給水 塔 、団地、等。

2-B.要 素 2-Aに 付 随す る不動 の物 を表 わす要素 ―建物 の部分 な ど、建 築物 や構 造物 、道路 に設置 、付 随 して い る物。 ∼看板 、 アー チ 、 ベ ラ ンダ、街路樹 、等。

2-c.要 素 2-Aに 付 随 す る可動 の物 を表 わす要素 一人が その個 人 の意志 に よ り簡 単 に移 動 や変形 を差 せ る こ とので きる物 を言 い表す言葉。 ∼ 自転車、バ イ ク、 植木 、車 、洗濯物 、等。

3)雰 囲気 を表 わす要 素 ―写真 か らその雰囲気 を言 い表す言葉。 これは、 その言 い表 し方 によ り、 さ らに二 つの グル ー プ にわ け られ る。

3-A.雰 囲気 を直接 的 に表 わす要素 ―直接雰囲気 を表 わす言葉 に よって表す言葉。 ∼雑然 、整然、 ご ち ゃごち ゃ、 奇麗 、等。

3-B.雰 囲気 を間接 的 に表 わす要素 ―写真 か ら連想 す る言葉 によってその雰囲気 を表 わ す言葉。 ∼ 酔 っ払 い 、人情 、サ ラ リーマ ン、庶民生活 、等。

4)素 材 を表 わす要素 ―写真 に写 る ものの素材 を言 い表す言葉。 ∼ トタン、錆 び た鉄 、 コンク リー ト、等。

早稲 田大学理工学部建築学科 23

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論文


4-3-2

項 目 5-知 覚 の傾 向

両街 につ いて 、住 人、非住 人 それ ぞれの回答 を先 の分類 によってその傾 向 を見 る と次 の よ うにな る。

12:

IZヽ コ

2‐

B

2-C

住人 3‐

9%

6%

A

3‐

B

4

60

48

27%

22%

19

14

23%

12%

素―

A つ ´

回答 数 │口

2‐

1

つι

回答 要 素

(%) 222

100%

1%

月 島 の 知 覚 要素 ― 辰 巳住 人 回答 安 素

2‐

l

A

2‐

B

2‐

C

3‐

A

4

3-B

回答 数

31

42

26

9

47

43

1

│l12年 二 鮮

16%

21%

13%

5%

24%

22%

1%

回答 要素

1

(%) 199 lCЮ

%

表 14:辰 巳 の知覚 要素 ―辰 巳住 人 2‐

A

2-B

2‐

回答 数

3

80

28

回答 率

1%

37%

13%

C

3‐

17%

A

3-B

40

28

18%

13%

(%) 21S 1∞ %

1%

表 15:辰 巳 の知覚 要素 一 月 島住 人 回答 要素 回答 数

回答 率

1

2‐

A

2-B

2‐

C

32

9

19%

5%

7%

3-A 59

8%

35%

3‐

B 41

24%

4

(%)

4

2%

169

100%

1:街 全体 を表 す言葉 2:写 真 に写 る視 覚 要素

2-A:建 築物 や構 造物 を表す 要素 2-B:要 素 2-Aに 付随 す る不 動 の もの を表す 要素 2-C:要 素 2-Aに 付随す る可動 の もの を表す 要素 3:雰 囲気 を表 す要素

3-A:雰 囲気 を直接 的 に表す要素 3-B:雰 囲気 を問接的 に表す要素 4:素 材 を表 す 要素

早稲 田 大学理 工 学部建 築学科

24

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


0 0 4 3 0 0 2 1 0

︵ S︶ コ轟Cキ懇黒ヽ準 く

全体

構造物

不動要素

可動要素 雰囲気 ―直 雰囲気 ―間

素材

グ ラフ5:月 島 の知党 要素分類 一月島住 人

S︶ ︵

ぐ 罪 C 〓懇 祇 窓 葉

40 30 20 10 0

構造物

不動要素

可動要素 雰囲気 一直 雰囲気 一間

素材

グラフ6:月 島の知覚要素分類 ―辰 巳住 人

︵ S︶

ぐ 専 C 手懇 黒 忠 準

4〔 〕

30 20

10 0 全体

構造物

不動要素

可動要素 雰囲気 ―直 雰囲気 ―間

素材

グラフ7:月 島の知覚要素分類 一 月島住 人 0 4 0 3 0 2 0 1 0

︵ S︶ ぐ羅 C子懇 樵試準

全体

構造物

不動要素

可動要素 雰囲気 ―直 雰囲気 ―間 素材

グラフ8:月 島の知覚要素分類 一月島住人 1)街 全体 を表わす要素

2)写 真 に写 る視党要素 3)雰 Lll気 を表わす要素

[:[言 ::litti「fffiン

を嚢 な事菫委

[ぶ 策溜曇 :肝 糠認 に嚢 霧事彗雲

4)素 材 を表わす要素

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論文


また知 覚 の傾向 をみ るために 1)全 体 を表す要素、 2)写 真 に写 る視覚要素、 3) 雰囲気 を表す要素、 4)素 材 を表す要素、の四 つの大 きな要素 に分類 した結果 をま とめると次 の よ うになった。

表 16:月 島 の知覚 要素分類 一月島住 人 素

視 覚 要素

全体

雰囲気

27

素材

49%

3S%

12%

回答 率

︵υ

2

222

1%

100%

表 17:月 島 の知覚要素分類 ―反 巳住人 回答 要 素

′ 視 百:要 素

全 体

回答 率

199

38%

49%

1%

100%

類 ― 反 巳住 人 雰 囲気

回答 数

3

146

回答 率

1%

67%

素材

‘υ

視党 要素

全 体

計 l

巳の知 回答 要 素

素材

90

回答 数

12%

雰囲気

77

31%

2

219

1%

100%

表 19:辰 巳 の知覚 要素分類 ― 月島住人 回答 要 素

回答 数 回答 率

視覚 要素

全体

9

5%

雰 囲気

素材

56

100

4

169

33%

59%

2%

1∞ %

要素 の分類 全体 :全 体 を表す 要素 視覚要素 :写 真 に写 る視覚 要素 雰囲気 :雰 囲気 を表す 要素 素材 :素 材 を表す要素

早稲 田大学理工学部建築学科

26

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論文


︵ S︶ ぐ 再 C暑様 嵐象

60 00 40 21 Cl

全体

視覚要素

雰囲気

素材

グ ラフ9:月 島 の 構 成 要 素 ― 月 島住 人 日尋C■ヽ試縫 ︵ S︶く

:□ こ

)0 〔

40 20 0 全体

視党要素

雰囲気

素材

グ ラフ 10:月 島 の 構 成 要 素 ―辰 巳住 人 ︵ S︶ぐ素C 子黒ま準

60 ら□

40 20 Cl

全体

視党要素

雰囲気

素材

グ ラ フH:辰 巳 の構 成 要 素 ― 辰 巳住 人 コ尋C子様式葉 ︵ S︶く

80 〕 〔 0

40 20 0 全体

視党要素

雰囲気

素材

グ ラ フ12:辰 巳 の 構 成 要 素 一 月 島住 人

早稲 田大学理工 学部建 築 学科

27

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


月 島、辰 巳 そ れぞ���の街 で 自分 の街 とお互 いの街 、計 4つ の 写真 か らの知覚 要素 の分類 された グ ラフを見 る と、 まず辰 巳 の住 人が、 自分 の街 つ ま り辰 巳 の写真 か ら の 知覚要素 と してあげた ものが他 の 3つ の グラフの傾 向 とまった く違 うことがわか る。 それを含 め て 、 この 4つ の グ ラフを街 と住 人そ れぞれ に視点 を定 め て比較す るこ とで この結 果 か らは 2つ の大 きな傾 向 を見 ることがで きる。

1つ め は街 に よる違 いで あ り、月 島 の街 の 写真 の知覚 で は住 人 と非住 人 との間に 差 は余 なか ったが 、辰 巳の 写真 にお いては住人、非住 人 では全 く異 な り、住 人が実 際 に写真 に写 つてい る要素 を主 に挙 げ て そ の雰囲気 とい った もの は余 り答 え てい な いの に対 して、非住人 はそれ とは逆 に写真 か ら読み取 られ る雰 囲気 等 を主 に答 え る 人 が多 か った。

2つ 目の傾 向 と して は 、街 の住 人 が 自分 の街 の風 景見 た時 と他 の街 の風 景 を見 た 時 の知覚 の差 に よる もので あ り、月 島 の住 人、辰 巳の住 人共 に、 自分 の街 の風 景 よ りも よ りも他 の 街 の風 景 の 写真 か ら街 の雰 囲気 を多 く答 え、実 際写真 に写 つてい る もの を示す言葉 は少 な くな ってい る。

早稲田大学理工 学部建築学科 28

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


4-4:

時 間 軸 と愛 着 性

愛着 とい うものが 、時間 の 要素 に深 く関係 して い ることはよ く言 われ てい る こ と で あ り、経験 的 に もわかる こ とであるが、 街 と住 人 の 関係 と しての時 間、 つ ま り住 人 の年齢 、 そ の街 での居住 年齢 、 お よび街 の変化 につい て注 目す るこ とで愛着 と時 間軸 との 関係 を明確 にす る。 ●

4-4-1

項 目 6-年 齢層 と愛着性

愛着 の 強 さ、 定 住意識、街 の構成 要素 の 知覚 の傾 向 を年齢層 別 に見 てみ る と次 の よ うになる。

20: 年 齢増

イF

若 年 齢層

35%

中年 齢層 高 年 齢ノ 曽

50% 52% 33 (470/Oリ

3

4

5

41% 19% 41% 23 (330/Oリ

2

世 体 敬

l

18%

6%

0%

17

000/O

23%

8% 7%

0% 0%

26 (

009る

27 70

000/6

0%

9(130/o

5 (7%,

0(0°/oリ

00%

の 強 さ ―辰 巳

34 (1000/o

コ扉C〓轟熱 ︵ S︶く □糞 Ю螢絆せ曙撻↑や

60

x軸 :愛 着 の強 さ

5:と

40

て も感 じる

4:少 しは感 じる 3:ど ち ら とも

20

い えな い

0

2:余 り感 じな い 1:全 く感 じな い

54321 コ素C ■ミ く ︵ S︶く □象 ゛む増里曙鰻 きや

グ ラフ13:年 齢層別愛着度 一月島

60 40 20 0 一

3

4

グラフ14:年 齢層 別愛着度 ―辰 巳

早稲田大学理工学部建築学科 29

渡辺仁史研究室

1993年

度卒業論文


表 22 若年齢層

中年齢層 高年 齢層 言│

年 齢 層 万U定 41意 識 つ4

年齢層

4

5

1

6% 35% 29% 6% 24% 31% 27% 31% 0% 12% 44% H% 4% 33% 7% 18 (26%) 26 (37%) 15(21%) 2(3%) 9(13%)

17 (1000/o

26 (100%

27(100%) 70(1∞ %)

, 一

t,輸 ノ 晏 曇 争 `│卜

若年齢層

中年 齢層 局 年 齢 層 計

4

5

47% 50% 18(26%) 26(37%)

2

3

18%

15

1

14% 21(100% 15% 0% 34(100%) 45% 18% 9% 22 (100% (210/0) 2(3%) 77 (100% 9 (13%)

24%

29% 29%

33%

0% 9%

︵ ざ︶0郡C 手懇節回縫 くな絆里田綾きや

x軸 :定 住 意識

50 40 30 20

5:強 く望 んで い る 4:望 んで い る 3:ど ち ら とも い えな い

2:余 り望 んで い な い 1:で きるな ら

10 0

移住 した い

4

3

2

グラフ15:年 齢層別定住願望―月島

S︶0 扁 C ︵ ■懇蜘 回鍵 ぐむ鶏せ囀纏 ♯ф

50 40 30 20

■ 若年齢層 □ 中年齢層 国 高年齢層

10 0

4

3

2

グラフ16:年 齢層別定住願望―辰巳

早稲 田大学理工 学部建 築学科

30

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


表24:年 齢層 別 一月 島 の知 覚要素 ―月 島住 人 年齢層

視 覚要素

全体

60% 29% 24%

8%

若 年 齢層 中 年 齢層

15% 13%

高 年齢層 計

27(12%)

年齢層

全体

85(38%)

雰囲気

若 年 齢層

H%

中年齢層 高年齢層

2()%

63% 20% 33%

14%

31(16%)

77 (39%)

1%

1% 54% 63% 0% 108(49%) 2(1%)

表25:年 齢層 別 一 月 島 の 税覚要素

素材 319る

%

77(100% 78 57

100% 1000/o

222 (1000/o)

―辰 巳住 人

%) 素材 計 25% 1% 73 100%) 100%) 59% 0% 53% 0% 43 100%) 90(45%) 1(1%) 199(100%) 雰 囲気

表 26:年 齢層 別 ― 辰 巳 の 知 覚 要素 ―辰 巳住 人 年齢層 若 年齢層 中年齢層

視覚 要素

全体

2%

キー 〓ロ 一

高 年 齢層

(1%)

145 (67°/o)

:年 齢 層 別 ― 辰 年 齢層

5% 4% 7% 9

(5%)

50% 24% 24%

56(33%)

素 材

26% 31% 40% 68 (319る

)

巳の知 覚 要素 ―

視覚要素

全体

若 年齢層 中年齢層 高年齢層

雰 21J気

75% 66% 57%

0% 3%

雰 囲気

(%)

1% 96 (100%)

0% 70(100%) 2% 2

1%)

53(100%)

219 (100%)

素材

%

45% 0% 60 100% 67% 4% 67 1000/o 67% 2% 42 100% 100(59%) 4(2%) 169(100%

早稲 田大学理工 学部建 築学科 31

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


視 覚 要 素

0

︵ メ︶ 0 椰 ξ 〓談 獣 嶽 雀 ゛ ● ■C 口S せ や

10

グラフ17:月 島の年齢嘱別知覚要素一月島住人 0

0 ●苺 C 〓漑 蘇 臨 理 や な 黎 〓 嗜S や や ま︶く ︵

視 党要 翼

グ ラ フ 18:月 島 の 年 齢 層 別 知 覚 要 素 ― 辰 巳 住 人 0

0 ︵メ ︶ ぐ 椰 C 〓 簗 颯 〓 縫 ゛ ● ■ 〓 彎 S せ 0

視 覚 要 素

グラ フ20:辰 巳の年 齢層 別 知 党 要 素 ― 辰 巳住 人

視 覚 要 素

0

〓薔 C ■ 簗 颯 瞑 空 や ● ■ ■ 曝 S せ や ︵求 ︶ く

10

グラ フ 19:辰 巳の 年齢層 別 知 覚 要 素 一 月 島住 人

32

度卒業論文

1993年

渡辺仁史研 究室

早稲 田大学理工学部建築学科


年齢層 とその街 へ の愛着 の 強 さとの 関係 を見 る と全 体 と しては若年齢層 、 中年齢 層 、高年齢層 の順 に愛着 が 高 くな ってい る と言 え。 また、若 年齢層 と中年齢層 との 差 は中年齢層 と高年齢層 との差 よ りも大 きい傾 向がある よ うで ある。 これは年齢層 別 にみ たそれぞれの街 へ の定住願 望 にお い て も現 われ る傾 向 で両方 の街 ともにお い てみ られ るが 特 に辰 巳の グラフを見 る とその 傾 向 が非常 に きれい に 出 てい る。 そ して この傾 向 は街 の構成 要素 の知覚分類 にお い て も見 る こ とがで きる。 ここで は街 へ の愛着 を余 り強 く感 じない若年齢層 が、中 年齢層 や 高年齢層 に比 べ て実際 に 写真 に写 ってい る要素 を、 そ この雰囲気 を表 わす要素 よ りも多 く答 え てい る。 これ は、月島 と辰 巳 の街 で比較 した ときに全 体 で愛着 が 月島 に比 べ て弱 か った辰 巳 で 、 住 民が実際 に写真 に写 つて い る要素 を挙 げる傾 向 にあ った こ とと一 致 し、愛着 を強 く感 じて い る人 はその雰囲気 に関心 を寄せ、写真 に写 る視 覚 要素 へ の 関心 が 薄 い こ とが はつ き りす る。 また、 ここで も若年齢層 と中年齢層 との差 は中年齢層 と高年齢 層 との差 よ りも大 きい傾 向 が あ り、若年齢層 と中 年齢層 との 間 には大 きなギ ャップ が ある こ とが 明確 になった とい え よ う。 また、辰 巳にお いて街 と して他 との傾 向 と 異 なるの は、他 の結 果 では大 きな差 の あ った弱年齢層 と中年齢層 、高年齢層 が非常 に近 い傾 向 を持 っているため で もある こ ともわか る。

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


4-4-2

項 目 7-居 住 年数 と愛着∼項 目 1、 2よ り

年齢 とい うものが人間 のみ の 時間軸 とす る と、街 とその住人の間の 時 間軸 と して は居住 年数 が 考 え られ る。 こ こでは 、調査 に よって得 られ た居住 年数 と愛着 の 強 さ の 関係 を住 人 の居住年数 を 20年 単位 で分 け る ことでグル ー プ分 け しそれ ぞれの 愛 着 の 強 さを比 1交 す る。 ただ し、月 島 にお い ては 0-19年 、 20-39年

、 40年

以 上の 3グ ル ー プ │こ 分 け る こ とが で きるが辰 巳 においては、 この 団地 が約 25年 前 にで きた もの で あるため 0-19年 と 20年 以 上の 2グ ルー プに しか分 け る こ とが で なか った。 また、 20年 以上 と したグ ルー プ も 24、

25年 とい った人が ほ とん

どであ って辰 巳団地が建造 された当初 に入居 した人であつた。 表 28:居 住年数 と愛着 の 強 さ― 月 島 4

居住 年数

0-19年 -39年

40年 以 上

31% 38% 58% 33 (47%)

25% 50% 29% 23 (330/0)

29:居 住

36% 20(26%)

0% 5% 5(7%)

9(139い

(%)

16(100%) 16(100%) 38(100%)

0% 0% 0% 0(0%)

2

3

48% 46%

7%

19%

8%

4

0-19年

20年 以 上

25% 13%

1

70(100%b)

の強 さ

居住年数

2

3

36(477♭ )

26% 12% 13(179♭

)

1

19%

0% 2%

4% 7(9%)

1(1%)

(%)

27(100%) 50(1009♭ )

77(100%)

愛着 の 強 さ 5:と て も感 じる

4:少 しは感 じる 3:ど ち らと もいえな い 2:余 り感 じない 1:全 く感 じな い

早稲 田大 学理工学剖∫ 建 築学科 34

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


S︶ぐ轟C■懇蜘 ︵ コ象 ヾむ鵜里喜懇きや

60

-19年

-39年

40年 以上

40 20 0

4

3

2

グラフ21:居 住年数 と愛着度 一月島 ︵S ︶ ぐ 轟 C 子 懇 蜘

コ縫 くな 総 里 導懇 き や

60 40

f -r

20 0 5

4

3

g+

O z o+ut,

2

グラフ22:居 住年数 と愛着度 ―辰 巳

この結 果 か らは月 島、辰 巳両街 ともに居住 年数 の 長 い グルー プであるほ ど愛着 を強 く感 じてい る 人 が多 く、住 人がそ の街 に長 い期 間住 むあ い だ に

愛着 の強 さ 5:と て も感 じる

4:少 しは感 じる 3:ど ち ら ともい えな い 2:余 り感 じな い 1:全 く感 じな い

徐 々 に愛着 を強 め ている とい えるだろう。 また、 この結 果 で少 々 意外 で あ ったの は月島 にお い て 3グ ル ー プに分 け た時 には 20-4

0年 未満 のグルー プ と 40年 以、 上 の グル ー プ との差 が よそ う以 上 には っき りと現 わ れ たことで、街 へ の愛着 が非 常 にゆっ くりと しか し確 実 にその 街 に住 む こ とで強 め られて い るこ とがわかる。 また、 月 島 と辰 巳の グラフを比 べ る と居住 年数

0-19

年 のグルー プにお い ては両街 には はっ き りと した差 が あ り月 島 の住 人 のほ うが愛着 を強 く感 じて い るが 、月島 の 20-39年

の グル ー プ と辰 巳 の 20年 以上 の グル ー

プ とではその差 は小 さい もの で しかない。 これ は、他 の 要素 の比 較 か ら考 え る と辰 巳 の住人が この 団地 の完成 当初 か ら住 んでいる ことに そ の原 因 が あ る と考 え られ る。

早稲 田大学 理工学部建 築学科

渡辺仁 史研 究 室

1993年

度 卒業論 文


● 4-4-3

項 目 8-「 建設当時 から住 んでいること」に関 して∼辰 巳の例 か ら

そ こで辰 巳の居住年数 20年 以上 の グルー プをさらに 20年 -23年 のグル ー プ、

24年 、 25年 のグループの二つの グルー プに分 けて愛着 の強 さを比較す ると次 の よ うになる。 この二つのグル ー プに分 けたのは、居住年数 24年 、 25年 の人が辰 巳団地建設当時か ら住 んでい ると思 われ、そ こに何 か特別 な意味があるかを検証す るためである。 表30:「 建設当時 か ら住む人」 の愛着強 さ― 4

后住年数

0-19年 20-23年 24年 、 25年

7%

23% 41% 20(26%)

2

3

48% 31% 51%

26% 38%

36(477♭ ヽ

13(179る ヽ

1

19% 0%

3%

5%

27(100%) 13(100%)

0%

37(100%♭ )

1(1%)

7(9%ヽ

(%)

0% 8%

77(100%♭ )

︵ S︶ぐ昴C ■姦蜘回葉 0む鶏里圏鑑せや

60% 40% 20%

0-19年

20-23年

24年 、 25年

0%

54321 グラフ23:「 建設当時から住 む人」 の愛着の強さ

これ らの結 果 で は建設当時 か ら住 んで い る人 つ ま り居 住 年数 24、

25年 の人 は街 に対 して非常 に強 く愛着 を

じて い る ことが わか る。 そ れ は 20年 -23年 した とき、1、

の 人 と比

2年 の時間 の差 以上 の ものが現 われてい

愛着 の強 さ 5:と て も感 じる

4:少 しは感 じる 3:ど ち らともい え な し 2:余 り感 じな い 1:全 く感 じな い

こ とか ら、建 設 当時 か ら住 んでい る とい う ことが 愛着 の さに大 きな影 響 を与 えてい る とい う ことが 出来 る。

早稲 田大 学理 工学部 建 築学科

36

ニ史研 究室 渡辺イ

1993年

度 卒 業論 文


● 4-4-4

項 目 9-「 生 まれ故 郷」 に関 して∼ 月島の例 か ら

居住 年数 に関 して、 ア ンケ ー トの他 の項 目の 回答 にお い て愛着 に関す るもの と し て 「生 まれ故郷 で あ るか ら」 とい う言葉 を何 度 か見 か け た。 「生 まれ故郷 で ある」 とい う こ とが 自分 に とってその街 を特別 な もの と してい るこ とは、 自分 と街 との関 係 か ら くる愛着 に とって大 きな影 響 を与 えそ うで ある。辰 巳 にお い ては先 に述 べ た よ うな理 由 で そ こを生 まれ 故郷 とす る人 は極端 にす くなか ったため 、 ここでは月 島 の例 と して生 まれた ときか ら月島 に住 んでい る と思 われ る人 を年齢 と居住年数 か ら 選 出 し、そ うでない 人 との街 へ の 愛着 の強 さの比 較 か ら「生 まれ故郷」 の愛着 へ の 影響 を見 ると次 の よ う にな った。

表31:「 生 まれ つ き住 んでいる人」 の愛着 の強 さ 5

生 ま れ つ き住 む 人

移住 して きた人 計

2

4

50% 36% 44% 29% 33(47%) 23(33%)

14% 12% 9(13%)

.I(%)

1

0%

0% 0%

15%

00%)

5(7%)

36(100%) 34(100%) 70(100%♭ )

愛着 の強 さ 5:と て も感 じる

4:少 しは感 じる 3:ど ち らとも え な い 2:余 り感 じな い 1:全 く感 じな い ,ヽ

S︶ぐ罪 ︵ C■懇熱 回葉 Юむ 幹せ幽や

50 4〔

■ 生まれつき

)

30 20

□ それ以外

10 0

4

3

2

グラフ24:「 生まれつ き」 と愛着度 一月島

早稲 田大学 理工学部建築学科

渡辺仁史研究室

1993年

度卒業論文


この結果 か らは、あま り愛着 を感 じない とい う よ うな否定的 な意見 を答 えた人 は い ない な ど、生 まれた時か ら住 んでい る人のほ うが確 か に愛着 が強か ったがその差 は以外 と小差 で あ り、生 まれなが ら住 んでいるとい う人 は当然居住 年数 も長 い こと を考 えると「生 まれ故郷」 とい う言葉が持 つその感情的イ メ ー ジ程 は愛着 の強 さに 関与 してい ない ようで あ り、 む しろ辰巳 において団地 の完成 当初 か ら住 んで い るこ とのほ うが愛着 の強 さ���影響があったように思われる。

早稲田大学理工学部建築学科 渡辺仁史研究室

1993年

度卒業論文


● 4-4-5

項 目 10-街 の 変化

今 回調査 した月島、辰 巳、地理的 に近 く比 較的状況 も似 てい る両街 で は あ るが そ の 古 さや 一 方 は下 町 の長屋街 として一 方 は団地街 と しての建築形態 の違 い か ら街 に 訪 れた変化 も当然違 った もの で あ っただろ うが 、街 の 最近 の 変化 を、 それ まで に時 間 をかけ て造 られた街 と住 人 の 関係 の変化 と して、そ の街 の変化 に対 す る住 人 の 評 イ 面を時 間 に関係 す る もの と して比較 してみ る。 レし

山 表 32:街 の 変 4ヒ ヘ の 計 イ 5

4

回答 数 回答 率

6% 表 33

1司

7手 率

2 19

14

27

2

27%

20%

39%

3%

6%

4

2

6

17%

(%) 7C

100%

辰巳

3

14%

変化 な し

1

4

8%

変化 な し

1

4

山 Z[化 へ の 計 イ

5

回答 数

月島

4

5%

0%

●I

(%)

43

77

56%

100%

C

街 の変化 へ の 評価 5:と て も歓 迎 す る あ歓迎 す る 3:ど ち らともい え な ν

0     0     0     0 0   4   2

口嘉C 子懇練回墾 S︶く ︵

4:ま

2:余 り歓辺 しな い 1:全 く歓迎 しな い

4

3

2

1

変イ ヒな じ

︵ S︶ぐ 専 C■懇蜘 回縫

0     0     0     0 6   4   2

グラフ25 :街 の変化 への評価 一月島住人

4321

変 fヒ な し

グラフ26:街 の変化への評価 ―辰巳住人

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁史りF究 室

1993年

度卒業論文


月島 と辰 巳の違 い と してはまず、街の変化 がなかったと答 えた人が月島ではあま りいなかったの に対 し、辰 巳 ではかな り多 くの人がそ う答 えてい る。辰巳が 団地群 と して、あま り変化 のない街並 を保 ちつずけていることがわかる。 また変化 へ の評 価 では月島 にお いては、 まあ歓迎す るとい うよ うな好感的な意見 とあま り歓迎 しな い とい った好感 的でない意見 の二つに回答が分 かれた。 これは人 によって街 の変化 として思 いつ くものが違 った り、同 じ街 の変化 で もそれ を受 け取 る側 の違 い か ら大 きく評価 が分 かれるため と考 えられる。 これに対 して辰 巳では、 まあ歓迎す る、 と した回答が多 く全体的 にも好感 を持 って街 の変化 を迎 えてい る とい える。 今回のア ンケ ー トで挙 げ られた具体的 な街の変化 として歓迎 されてい るもの とし て、月島では一 連のウォー ター フ ロン ト計画、街 の家並 の近代化 、耐火建築化等 の ものが 回答 され、llJ(迎 されない もの としては、 もん じゃ屋 ばか りになったこと、高 層 ビル化、地 上 げ等が挙 げ られた。 また、辰巳 におい ては地下鉄 の乗 り入 れ、公 園 の整備 、国際 プールの建設 な どが歓迎 され、高速道路 の工事 や車 の増加等が歓迎 さ れない要素 と して挙 がった。街 の変化 として歓迎 されてい るのは主 に街 の便利 さに 関係す るものが多 く、 また、歓辺 されない要素 としては街 の環境 、雰囲気 を壊す も のが多 く挙 げ られてい たのが特徴 といえる。

早稲 田大学理工学部建築学科

40

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


第五 章 ■

5-1:

考察

愛 着 の有 効 性

今 回の 調査 の結果 に は 、 ア ンケ ー トに自由 に記述 して もらう部分 もあ るため、街 へ の評価 、利 害等街 と回答者 の 関係 を中心 と した回答 が 多 くみ られ た。 そ こには、 住 人が 自分 の住 む街 に対 し少 なか らず も関心 を持 ち、 そ して、 で きるだけ良 い環境 の 中 に住 み た い とい う希 望 がある よ うだ った。暗 い 、狭 い等住 人たち は そ れぞれの rし 街 につい て必 づ も良 い 生活環境 で あ る とは考 えてい な い よ うであ ったが 、その様

な街 に対 して も余 り愛 着 を感 じな い 、あ る いは全 く愛 着 を感 じない とい った悲観 的 な意見 は そ れ ほ ど多 くな く、む しろ少数派 であ った。

5-1-1

愛着 の 強 さ と定住 意識 の 関係 ∼項 目 2、

3よ り

月島、辰 巳そ れぞれ の 街 にお い て、 ア ンケ ー トの街 へ の愛着度 に関 す る質問、結 果項 目 2に お いて得 られ た五種類 の 回答 に よってその 回答者 をグルー プ分 け し そ れぞれ の グルー プの その街 へ の結 果項 目 3で あ る定住 意識 を比較す る と次 の よ っ になった。 係 ―月 島 着 の 強 さ と定住 願 望 の 関係 2 4 3

34

愛着 の強 さ

52% 17%

36% 52%

12% 17%

0% 4%

()%

H%

0%

余 り感 じな い

0%

20%

67% 20%

20%

全 く感 じな い

0%

0%

0%

0%

とて も感 じる 少 しは感 じる ど ち ら と もい え な い

言十 (人

(%))

lS (269る

)

5

25%

と て も感 じる 少 しは感 じる ど ち ら と もい え な V

6%

0%

余 り感 じな い

0% 0%

全 く感 じな い

計 (人

(%

7(9%

22% 22% 40% 0%

23(100%) 9 (100%

5(100%) 0 (100%

計 (人

1

(%))

5% 20 100% 0% 36(100%

50% 53% 23% 29%

20% 25% 46% 14%

43%

15% 14%

0%

0%

0%

100%

0% 17% 15%

34(44%) 20 (26%) 11(14% 5(6% Э

(%)

9(13%) 70(100%)

15(21%) 2(3%)

(人

0% 33 (100%

の強 さ と定住 願 望 の 関係 ― 辰 辰 巳 2 4 3

ラミ35

愛着 の強 さ

26 (379る

1

7 l

100% 00%) 100%

77(100%)

4:望 ん で い る 3:ど ち ら と もい えな い 2:余 り望 ん で い な い 1:で き る な ら移 住 した い 早稲 田大学斑!工 学部建 築学科 41

渡 辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論 文


これか ら、 愛着 が 強 い ことが 定住願望 に大 き く影響 してい る ことが わか る。情報 網 やモ ビリテ イーの発達 した現代社会 にお いて住人 を 1つ の街 に拘束 す る もの は少

な くなってい る。そのなかで「定住 したい」 とい う願望 はその街 を好 ま しく思 い、 その地域 の連帯性 の中 で生 きてい こ うとす る意思を表 わす ものであ り、街 の評価 と して非常 に有意義 なもの と言える。 そ してそれを もたらす街 へ の愛着 が住 民達 が狭 い 、暗 い等決 して良好 とは考 えてい ない生活環境 の中で もその街 に高 い評価 を与 え る もの として街 と人 とを関係 づ け る要素 と して有効 なものであるとい えるだ ろ う。

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


□_________一 ■

5-2:

□ 一

街 の 構 成 要 素 の 知 覚 と愛 着

結果項 目 5に 見 られた街 の構成要素 の知覚 では多 くの要素 に回答が分かれた。 こ れは街 に抱 く印象、街 へ の感心 が人 によ りそれぞれ異なってい ることを示す もので あろう。 ここではそれ ら知覚 された要素 と街 へ の愛着 の強 さについて考 える ことか ら愛着 のliFl造 における人 と街 との関係 を探 ってい く。 ● 5-2-1

街の領有 一「領域」

最初 に述 べ たように物 へ の愛着 とは、人がその人 の所有物 にメ寸して抱 く感情 であ ると考 え られるが、街 とい うものは個人 の所有物 ではない。 この点 において物へ の 愛着 と街 へ の愛着 とでは ことな ってい るが、所有する ことを物 がその人の思 い通 り に制御 で きること、その人の意志通 りになるもの とい う物 と人 との関係 と考 えると、 街 は地域社会 のなかで他の住 人 との連帯 によって領有 され、その連帯 の意志 によ り 制御 され ていると考 え られ、その街 と人の関係 の中で愛着 を感 じているとい える。 そ こで個 人 の抱 く街 へ の愛着 を考 え てい く上 で街 を「住人の『 領域』 としての街」 としてみ な し街 と人 との関係 に注 目 しなが ら考察 を進め てい きたい と思 う。 人 1飼 は他 の動物 が「なわば り」 を造 りその 中で行動す るように、あ る一定 の範囲 を法的 な街 の境界 な どとは別 に持 ち、その範囲の空間内 に居 ることに安心感 を得 て い ることは、建築計画や街 を考 える上 で よく言 われることであ り、一般 にその範囲 を「領域」 と呼 んで い る。 しか し、 この「領域」 とは一 人 に一 つの範囲があるとい った ものではない。 た とえば 日常生活 での行動範囲 を「領域」 と感 じた り、密集 し た家が立 ち並ぶなかで 自分 の家 の面す る路地に「領域」 を感 じた り、あるいは家 や そのわず かな周辺 のみ を「領域」 と感 じるな ど、「領域」 とは、ある個人 を中心 と しその人 との関わ りあ い方 か ら、段階的 に存在す るもの とい え よう。 いず れの もの に して も、それら領域感 とはある空 間へ の一種 の心理的領有感 といわれてお り、愛 着性 とい うものが人がその人 の所有物 にたい して起 こす感情 とす ると街へ の愛着性 を考 える上 でこれ らを考慮 しなが ら進め てい くことが必要 であるといえる。 ここで述 べ たよ うに「領域」 は段階的 な物 であるが特 に街 の領有 について考 える

早稲田大学理 工学部建築学科

43

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


時 、街 は住 人 に とって大 きく 2つ の範囲 に別 れ る とい え る。 1つ め は人 が個 人 の意 志 によ り実際 に、管理 、制御 が可能 な「領域」 で あ り、 2つ め はそれ以外 の 自分 の 住 む街 と して関係 の深 い街 ではあるが 、 自分 の個 人 の 意志 ではな く連帯 の なか での み 管理 、制御 出来 る とい う「領域」 で あ る。 これか ら論 文 を進め て い くにあ た って この論 文 が個 人 の意識 を調査す るこ とに基 づ いてい る こ とか ら、ただ領域 と して表 わ した場合 は一 つめの個 人 の意志 によ り管 理、制御 可能 な領 域 を示す もの と して言 葉 を整理 した い。

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


● 5-2-2

街 の 知党要素 の 分類 にお ける考 察 ∼項 目 2、

5よ り

今 回の調査 で は結果項 目 5に お いて街 の構 成 要素 と して挙 げ て もら った写真 か ら の 知覚要素 の分 類 にお いて 、愛着 の 強 い と答 え た人が 多 か った月島 のほ うが、辰 巳 よ りも住 人 の答 えが非住 人 の答 えの傾 向 に近 か つた。 つ ま り非住 人 と同様 に、月 島 の住 人が月島 の 写真 か ら実際 にそ こに写 つて い る要素 よ りもそ この 雰囲気等 を回答 す ることが多 く、辰 巳 の住 人 は辰 巳 の写真 か ら実際 に写 つてい る要素 を挙 げ てい る 回答 が多 か った。 これか ら単純 に見 る と月 島 の ほ うが 写真 に よ り他 とい うもの を感 じてい る と言 え愛着性 が街 へ の領有感 の元 に起 こる感情 で あ ることに矛盾 す るだろ う。 ただ し、 ここで考 え ておか な くてはい け な いの は両方 の街 ともに住 人 はす ぐ近所 で はあるが 、実 際写真 には写 ってい ない場所 に住 んで い る人 を回答者 として選出 し

てい るとい う ことである。先 に述べ た領域 とい う考 えを用 いればつ ま り写真 に写 る 場所 は自分 の住 む街 として関係 の深 い街 ではあるが 自分 の意志 を視覚的に主張、表 現 で きる領域 ではな く、個人 の意志 を反映す る領域 とい う考 えでい くとそ こは写真 に写 つてい る家 々の人の領域 となる。 調査 にお いて月島の住人 が雰囲気等 の要素 を多 く回答 したのは、回答者 が街 を見 る時 に主に自分 との関 わ りあ い を中心 として知 覚す るため、共同体 としてその形成 にわずかなが らも寄与 してい る街並 の雰囲気 とい うもの に関心 を持 ち、他人 の存在 の主張 を示す写真上の視覚要素へ の関心 は薄 か ったとい えるだろう。それ と同様 、 非住民が写真 の構成要素 を答 える場合 で も、 自分 の街以外 の街 を見 たときに自分 と の関 わ りあい か ら自分 の街 との比較 として、その雰囲気等 の要素 を多 く答 える もの と考 えられる。 それに対 し辰 巳の住人 が実際写真 に写 る要素 を多 く挙 げ たのは、逆 に他者 の存在 を余 り感 じる ことな く自分 の住居 と同質、同規格 である他棟 の団地 の形態 に自分 と の 関連1生 を見 つ けてい るか らとい える。 これらの ことか ら、街並 の風 景 に他人 の領域、存在 を感 じられることが街全体 ヘ の愛着 に大 きな影響がある といえるだろ う。

早稲 田大学理工学部建築学科

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渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


領域 とい うもの は 、他 人 との関係 の 中 か ら生 まれ る もので あ り、自己 の領 域 を確 立す るこ とは、他人 に対 してそれ を自分 の もの と して 日で見 え る形態 によ り主張 し て行 くこ とでなされ る もので あ る とい え る。 そ れ は、 その他 人 にとっては自分 以外 の人 の領 域 を確認す る ことで あ り、 そ う した意味 で今 回 の調査結 果 では、辰 巳 の街 並の中で は月 島の街 並 の 中 に比 べ る と住 人 の領域 が 日 に見 え る形態 と して表 わ され てい な い とい えるだ ろ う。

● 5-2-3

知覚 された視覚 要素 と愛着性∼項 目 2、

5よ り

実際 に月 島、辰 巳そ れ ぞれ の街 並 の 違 い につい て見 てみ る と月 島 では 、家 々 が 、 長屋 で あ った面影 を残 しつつ もそ の本造建 築 は長年 にたって改修 されて きたため に 少 しず つ Jtな った表情 を持 ってお り、 またその住 人が家 の前 に植木 や生活道具 な ど を置 くこ とに よってそれ ら家 々の 形態 の独 自性 が強調 されて い るの に対 して、辰 巳 の、 プライ ベー トの確 立 、居住 の 平等性 とい った理念 によ り計 画 された団地 にお い ては、 コ ン ク リー トとい った強固 な夕ヽ枠 に囲 まれ たユ ニ ッ トの 反復 の 中 でか ろ う じ てそ こに住 む人 を しの ばせ る もの は、 ベ ラ ンダに干 された洗濯物 ぐらいで しかな い 。 その よ うな視覚 的要 素 の 中 で い った い何 が人の領 域 あるいは存在 とい った もの を 強 く示 して い るのか 、 また街 へ の愛着性 に影響 してい るのか を写真 の構成 要素 の 回 答 を分類 した ものか ら考 え てみ る。 視覚要 素 として先 ほ ど分類 した要素 2の うち、A,B,Cつ ま り建 築物、構 造物 を表 わ す要素A、 そ れ らの要 素 Aに 付 随 す る もので 人が簡 単 には��� か した り変形 させ た りで きない 要素 B、 また 要素Aに 付 随 す る ものの うち比較的簡単 に動 か した り変形 させ た りす る こ とでその写真 の風 景 を変 える こ とがで きる要素Cに つい て、月島、辰 巳そ れ ぞれの街 におい て、 ア ンケ ー トの街 へ の愛着度 に関す る設間 にお い て強 く愛着 を感 じるまた は少 しは愛 着 を感 じる と答 えた人 を強愛着 の 人、 どち らともい えな い 、余 り愛着 を感 じな い、 または、全 く愛着 を感 じな い と答 えた人 を弱愛着 の人 と して分 け て、 それ らの グル ー プのそれ ぞれ の総 回答 要素 の 内 に占め る要素A,B,Cの 割合 は次 頁 の よ う になる。

早稲田大学理工学部建築学科

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渡辺仁史研究室

1993年

度卒業論文


12

一 〓ロ

6

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15

18

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高愛 着 {氏 愛

可動 要素 9

41 10

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一 〓ロ

視 覚 要素 素 ―月 島 表 36:愛 着 の 強 さと知覚視覚

84

可動 要素

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高愛 着

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表 39:愛 着 の 強 さ と知 覚視 寛 要素 一般 巳 t% 不 動 要 素 可動 要素 構 造物 雷』 究(デ 7

139

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表 38:愛 清 の 強 さと知覚視覚 要素 ―月島 構造物

99 ´”

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一 〓ロ

表 37:愛 着 の 強 さ と知覚視覚要素 ―辰 巳

99(“ %) 40(74%)

︵S ︶ コ く 扁 C ■憮 黙 熱 回鍵

4〔 〕 'こ

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不動 要素

可動 要素

グラフ27:愛 着 の強 さと知 覚視覚 要素 ― 月 島

︵S ︶

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40% 30% 20% 10X

O% 構造物

不動要素

可動 要素

グラ フ28:愛 着 の 強 さ と知 覚視 覚 要 素 一 辰 巳

早稲 田大学理工学部建築学科 47

ニ史研究室 渡辺イ

1993年

度卒業論文


月島 にお いては、構 造物 を表す要素 については弱愛着 の 人 と強 愛着 の 人 の 回答 に 大 きな差 はな いが 、 それ に付 随す る不 動 要素 、可動要素 では弱愛着 の 人 の 回答 の割 合 が強愛 着 の 人 のそれ を大 き く上回 って い る。 また、辰 巳 にお いては 、不 動 要素、 可動要素 にお いては両者 の差 がな く可動可変要素 につい て月 島同様 に弱愛着 の人 の 回答 の 割合 が強愛着 の 人 の そ れ を大 き く上 回 り、先 に述 べ た愛 着 の 強 い街 では、 回 答者 が 写真 の風 景 に他 を感 じて視覚的要素 よ りも自分 に関 わ りあ いの ある雰囲気等 に関心 が ある傾 向 と一 致す る。 両方 の街 にお いて愛着 に関係 な く知覚 されてい る要素 つ ま り建 築物 や構造物等 そ の もの は 、 ここでは余 り重要 ではな い よ うだ。逆 に両方 の街 にお いて街 に愛着 を余 り感 じていない人 の ほ うが そ れ を強 く感 じてい る人 よ りも高 い割合 で答 えた可動 、 可変 の 要素 が重 要 であ るこ とが わか る。 これは その よ うな比 較的簡 単 に動 か した り 変形 させ た りす ることでその写真 の風 景 を変 える ことが で きる要素 とい うものが 、 そ こに住 む人の存 在 を強 く表 わす もので あ るか らと言 えそ うで ある。 また、不動 要 素 は月 島 では可動要素 同様愛着 の強 さに よ り回答 率 に差 が出 たが、辰 巳 にお い ては 要素Aの よ うに差 が出 て い な い。 これ は月 島 にお いては この ベ ラ ン ダ等 の 要素Bが 簡 単 に変化 させ られる ものではな くとも長年 の持続的変化 と して その 家人 の存在 を表 わす もの であるの に対 して、辰 巳 ではそれが、 団地 に共通 にあ り付 け加 えた り、取 り壊 した りす る よ うな住 み 手 の 意志 に よる変化 はない 要素 と して他 の存在 の感 じら れない もので あるか らと考 え られ る。 これ には、 それぞれの 街 の 主 たる構 造物 が 、 月島 では木造 であるの に対 して辰 巳 では人 の手 の加 え に くい コ ンク リー ト造 で あ る とい う こ とも大 きく影 響 して い るだろ う。

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48

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論文


5-3:

街 の 雰 囲 気 と愛 着 性

ここまで は 、街 の風 景 に自分 り、 外 の他 の人 の存在 を感 じる要素 がある ことが街 ヘ の愛着 に大 きな影響 あ る とい う よ うに、街 の風 景 の 中 の 自分 の領域 と他人 の領域 の 差 とい うもの にガ111し て きたが、他 人 の存在 を感 じる とい う こ とは、街 の 雰囲気 に ついて関心 が あ ることで あ つた ように街 と しての 雰囲気 を もた らす よ うな統 一感 も 愛着 を強め させ る lJ要 な もの であるはず で ある。 ●

5-3-1

街 の変化 へ の 評価 か ら∼項 目 2、

10よ

今 回調査 した月島、辰 巳 とい った街 は一 方 は下 町 の 長屋 街 と して一 方 は団地街 と してではあ るが 共 に形態 的 には街 と して統 一 され た もので あ るため、直接統 一性 の 有 無 による比 較 はで きなか ったが 、 それ ぞれ の街 にお い ての愛 着 の 強 さと街 の変化 に対す る住 人 の 評

411「

の 関係 か ら街 の雰り J気 と愛着 につい て考 え る。

への の 関係 一 月 島 の評価 の 4`へ 変化 看のリ コ ミさ と街 の 変 1 2 変化 な し 4 3

表 40 着の強 さ

どち ら ともい えな し 余 り感 じな い

27% 35%

〓ロ 一

44% 40%

0%

0%

19(27% 14(20%

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4% ‖ %

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0% 0%

0% 0%

全 く感 じな し

4 (696)

39%

15% 26% 22% 20%

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6% 0% 23 0% 9

6% 0% 0% 0% 0%

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100%) 000/O

40%

100%) 0% 0(0%)

4(6%)

100%

70

表41:愛 着 の強 さと街 の変化 へ の評価 の関係 ―辰 強 く感 じる

25%

3%

19%

15%

S% 0% 0%

0% 0%

余 り感 じな し

6(S%

13(17%

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10% 19% 15%

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1(14% 4(5%)

街 の 変化 へ の評価

0(0%)

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20

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53% 36 46%

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43 (56%

(% 100°/o

100% 100%)

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全 く感 じなし

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1

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15%

少 しは感 じる

どち ら ともい えな し

2

4

愛着の強 さ

(% 100%

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て も歓迎す る

4:ま

あ歓 迎す る 3 : どち らともい えな い 2:余 り歓 迎 しない

1:全 く歓 迎 しない

FL稲

1大 学川!E学 部建 築学科

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渡辺仁 史llyl究 室

1993年

度 卒業論 文


地理的 に近 く比 1交 的状況 も似 てい る両街 で はあ るが、 そ の古 さや建 築形態 の違 い か ら街 に訪 れ た変化 も当然 違 った もので あ り、実 際 に辰 巳 にお いては全 ての層 にわ たって、街 の 変化 はなかった とす る人 が多 か ったが 、愛着 の 強 さの違 い によるそ の 変化 へ の 評価 の傾 向 と して、辰 巳 の街 にお い て は全 ての層 にわたつて、 また月 島 に お いて も強 く愛 着 を感 じてい る と答 えた人 を除 い た全 ての層 に、愛着 を強 く感 じて い る人 ほ ど街 の 変化 に対 して高 い評価 を してい る傾 向が あ った。 と ころが 、月 島 に お いて強 く愛着 を感 じてい る と答 えた人 の 街 に対 す る変化 へ の評価 は、同 じ街 で 愛 着 を少 しは感 じる と答 えた愛着 の一段 階弱 い 人 に比 べ る と低 い傾 向 にある。 その人達 が感 じた街 の変化 の 具体 的 な例 と して は、街 の 高層 ビル化 や、街 並 の 近 代化 な どが挙 げ られ た ことか ら愛着 を強 く感 じて い る人が街 の風景 や 、それの 造 る 雰囲気 が 変 わ る街 の 変化 に対 して、 そ れ に よ り災 害時 の危険 が現象す る とか、整 っ た街 になる とい った街 の便利 さや、安全 性 とい った要素 が向上す る ことよ りも大 き な要素 と して捉 え関心 を持 ってい るのが わか る。 この こ とは、 この 月 島 にお い て は 、 街 の便利 さや、 安 全性 とい つた要素 よ りも この 街 の持 つ雰囲気 とい った要素 が街 ヘ の強 い愛着 を造 って い たこ とを示 す もので あ る。

5-3-2

愛着 に対 して雰囲気 の持 つ意味

現在住 んでい る街 に強 い愛着 を感 じてい る人が、 その風 景 にある雰囲気 を高層 ビ ルの建 設等 に よって変 え られ るこ とを好 ま しく思 わないのは、その現在 の街 に愛 着 を感 じる よ うな領右感 をもってお り、そ れが街 の 雰囲気 によって得 られ てい るい る もので あ るか ら と見 ることが で きる。先 に述 べ た 自分 の領域 を確保 す るとい う こ と と併 せ る と、住 人が 自分 の存在 を示 す ことので きる領 域 、 つ ま り、 自分 の住 む住 居 を中心 と したその風 景 をそ の 人 の 意志 の 通 りに変 え るこ とので きる領域 を確保 して い る とき、その住 人独 自の風 景 が他 の住 人 そ れ ぞれの風 景 と共 になる ことで 、 そ の 人 にとって愛着 を強 く感 じる街 の風 景 とな り、 そ の街 の 雰囲気 をつ くってい る と考 え られ 、その 雰 囲気 に愛着 を感 じて い る とい え るだろ う。す な わ ち愛着 を感 じる街 の雰囲気 とはそ こか ら自分 の 意志 の伝 わ る領域 そ してその風 景 を感 じられ る雰囲気 で あ り、 それ は そ の 自分 の領 域 の風 景 と、他 の 場所 の街 の風 景 とを結 ぶ もので あ り 街 へ領有感 を広 げ てい くもの とい える。 ここで 、辰 巳 の 団地 にお い て愛着 の 強 い と した人 の街 の変化 に対 す る傾向 が 月 島 の住人 のそれ とは異 なった こ とについて考 え る と、街 の変化 と して街 の雰囲気 に影 響 を及 ぼす ものが少 なか った こと もあ るが 、先 に述 べ た よ うに辰 巳 では街 の風 景 の なかに自分 の 意志 の伝 わる領域 を確保 で きてお らず その ため街 の風 景 の なか に 自分

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁 史研究室

1998年

度卒業論文


の存在 を感 じさせ るよ うな雰 囲気 の存在 が もとも と薄 い ためであ る と考 え られ、 そ の ためその変化 に対 す る関心 が少 な く、 またそれの変 わ ることに嫌悪 感 を持 たな い とい える。 そ してその 自己投影 の で きる雰囲気 の な さが辰 巳が 月島 に比 べ 愛着 の感 じに くい街 で あ ったことの理 由 で もあ る とい えるだろ う。 また辰 巳 の 街 の イメ ー ジ が 月島 の もの に比 べ て弱 く、数少 な い ものであ ったの も自分 と街 とを結 び付 け る雰 囲気 の なさに よるものであ ったこ とが見 えて くる。 街 の変化 に よ り、その場所 の風 景 が 自分 の領域 と同 じ雰囲気 に よって結 び付 かな くなる とその風 景 は 自分 との関係 性 が失 われて しまい愛着 の持 てな い もの となって しまう。 またそ う した風景が増 え る ことによ りそ の街全体 のの雰囲気 さえ も変 わ っ て しまった らその街 へ の愛着 とい うもの は失 われ て しまうのではない だろ うか。現 在 の住宅地 の 多 くでは個性 ある住 宅 と称 して様 々 な形態 や素材 、色 を用 い る ことで 他 との差 別化 を計 ってい るが、その 街 にに寒 々 と した もの しか感 じられ ないの は 、 そ れ らの持 つ統 一 された雰囲気 が な い ため に自分 の住居 以外 の場所 にお い て 自分 の 存 在 を感 じられ るものが ない ため と思 われ る。 一 建築 の 計 画 において街 の 雰囲気 を造 り上 げる とい うの は不 可能 で あ る し、街 の 雰 囲気 とは与 え られる もので はな く住 人 に よって時間 とともに作 られ て行 くもので はあるが 、少 な くともその街 にあ る雰囲気 に対 して (そ れが存在 す るな らばではあ るが )そ れ に注 目 し、それ を増幅す る用 に努力 す る ことが街 へ の愛 着 を守 り、強 め る ことあるい は住人 に愛着 を持 たれ る建 築 を計画す る上 で必 要 にな る ことは明確 で あ る。

早稲 田大学理工学部建築学科 51

渡辺仁史研究室

1993年

度卒業論文


5-4:

時 間 軸 と愛 着 性 に つ い て

時間の経 過が愛着 を高め る うえ で重要 な ことは よ く言 われるこ とであ る。 これ ま での ことをふ まえた上 で愛着 と住 人 の年齢層 、居住 年数 とい った時 間軸 との関係 を 考 えてみ る。 ●

5-4-1

愛着 に対 して時間の意味∼項 目 6、 7よ り

今 回の 調査 か らは、 年齢

l17i4、

居住 年数 ともにそれが増す ことで街 へ の愛着 が高 ま

ってい るが 、 この年 齢 が 高 い層 は居住年数 も高 い傾 向 にあ りまた逆 の こと も言 え る よ うに、 この 両者 は互 いに関連す る もので あるがそ の 関係 につい ては今 回 の 調査 か らは、それ ぞれの傾 向 の ま とま り方 か ら考 えて居住 年 数 のほ うが街 へ の愛 着 を生 む もの と して重 要度 のやや高 い もの で あろ う と予 測す るに とどまる。 これ ら時 間 の経 過 と街 へ の愛斎 につい て考 える と、 雰囲気 と しての街 に住 人 が愛 着 を感 じる こ とか ら考 える と、そ の雰囲気 の基 となる住 人 の 意志 の 表現 で きる領 域 を造 り上 げ るため に必 要 な もので ある と考 え られる。辰 巳 にお いて、他 の 人 の存在 を示す よ うな要素が街 の なか に少 なかった ところ、年齢層別 で見 た愛着 の 強 さの比 較 にお いて 月島 と違 い年齢層 間の差 が少 なかった ことか らも、 た とえ時 間 の経過 が あ った と して も街 にた い して 自分 の存在 を明確 にす る こ とが で きに くい環境 で あ れ ば その時 間 は愛着 を高め る上で意 義 の少 ない もの とな って しま うことか らも この こ とは言 え る。

早稲 田大学川!工 学部建築学科 52

渡辺仁 史研究室

1993年

度卒業論 文


● 5-4-2

街の特殊な意味合 い∼項 目 8、 9よ り

時間軸 に関係 す るもの と して、 「建設当初」 か ら住 んで い る住人 と「生 まれ故郷」 に住 んでいる住 人 の愛着 の 強 さを他 の住 人 のそれを辰巳、月島でそれぞれ比 較 した 結果 では建設当初 か ら住 んでいる住人 が他 の住人 に比 べ て、大 きな差 をもって強 く 感 じているのに対 して「生 まれ故郷 であるJ街 へ の愛着 はそ うでない人 に比 べ ても 確 かに強 いの だが、その差 は余 り大 きな もの とはならなかった。月島 で行 つたこの 調査 ではここが 「生 まれ故郷」 でない とす る人 の愛着 も高 い ものであ ったため とも 言えるが、 「生 まれ故郷」 であることはその人 にとってその街 に特別 な意味 を持 た せ るものであって も、それ は概念的 な ものであって実際 にそれを街 の風景 の中な ど に感 じる ことが少 ないため ともいえる。生 まれたときか ら住 んでい るとい うことは、 そ こにす でに他 人が作 り上 げた街 があ りその中 で育った ことである。 それに対 して 団地の完成 当初 か ら住 んでい る人 とい うのは住 む容器、施設 としての街 は存在 して い たが、その中 の人 の生活 は全 く,1の ところか らスター トしそ この住民間のルール も作 りその成長 を見 てきた ことで あ り街 を制御 してい るとい う意識が働 きやすい と 言えるだろ う。 それが 自分 の存在 を確認 で きる街 に感 じる愛着 に差 を生 んだ要因 と 考 えることが 出来 る。

早稲 田大学理!正 学部建築学科

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文

ξυ


5-5:

ま とめ

● 5-5-│

これまでか ら

これ まで述 べ たことを愛着 の構造 について整理 してみ ると次 のようになる。 □街 の構成要素 の知覚分類 か ら 一項 目 2、 5よ り 人 は自分 と街 との関係 を中心 に街 を知覚 し、愛着 を強 く感 じている人 はその街 の 視覚要素 よ りもその街 の雰囲気 を表す要素 を多 く回答 した。街 の中に他人 の領域、 存在 を感 じられ ることが街全体 へ の愛着 に大 きな影響があ り、それは同時 に 自分 の 領域 を可視的 に街 の風景 の 中に表現す ることがで きてい ることを示す もので ある。 そ してその表現 は街 の視覚要素の うち個人 の意志 によ り変更、移動可能 な ものに多 く現 われるとい える。 □雰囲気 につい て

一項 目 2、

4、

10よ

愛着 を強 く感 じてい る人 は街 に強 い イメー ジを持 ってお りその雰囲気 を壊す変化 を余 り好 ま しく思 っていない。雰囲気 は街 の 中の一風景 と自分 の領域 を結 び付 け て い るもの と推 没1で きる。 □時間 について

一項 目 2、 6、

7、

8、

9よ り

時間の経過 が街 への愛着 を強 くしてい る。 それは時間 の経過がその人 における街 の持 つ意味 をその人に特別 なもの として強化す ることによるもの と思 われる。

早稲 田大学理工学部建築学科 54

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論文


5-5-2

愛着 の構造概念 図

今 回の論 文 の 中 で述 べ て きた街 へ の愛着性 の構造 を人 間 を中心 と して段 階 的 に概 念 図 と して ここに表す。

1)場 所 にあ る個人 に特別 な意味の形成 人 を特 定 の街 と結 び付 けるそ の場所 にあ 特別 な 意 味

る個 人 に とって特別 な意味 を形成 す ること が 、そ の街 に愛着 を感 じる上でまず必要 と な る。住 人が時 間 と共 に愛着 を増 してい く と言 われ てい るのは時 間が「長 く住 んでい

場 所 に あ る個 人 に

:特 別 な意 味 の 形成

る街」 と特別 な意味 を生み だす もので ある か らと考 え られ る。

1)の 場所 と人 とを結 び付 ける特別 な 特 別 な意 味

味 を表現 す る こ とが場所 が その人 に特別 で あ ることを他 人 に対 して主張 し、 自分 自身 で確認す る うえ で重要 で あ り愛着 を強め る

場 所 に あ る個 人 に

□ 2)場 所にある個人に特別 な意味の表現

う えで大 きな影響 を持 って い る。 そ の表現 は個 人 でその風 景 を変更 で きる領域 内 の視 覚 要素 の うち住 人が その 意志 によって変更 移 動す る ことが で きる可動可変 の 要素 に特 に多 く現 われ る。

3)街 の風 景 へ の調和 特 別 な意 味

自分 の 意志 を反映 で きる領域 の視 覚要素 は街 の その他 の風 景 の 中 に街 の雰囲気 を共 有 す るこ とで調 和 し、 それ 自身そ の街 の風

場所 にあ る 個人 に

景 を形造 って い る。

自分 の 領 域 の 視 党 要

図 3:街 の風 景 へ の調和

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


場 所 にあ る個 人 に

特 別 な意 味

街 の風 景

可変可動姜素

目分 の 領 域 の視 覚 要 素

図 4:愛 着 の構 造概念 図

愛着 の 道筋

□ 4)愛 着 の 道筋 街 の風 景 か ら感 じられ るその街 へ の愛着 を考 え る と、街 の風 景 を知 覚す る こ とを 起 点 と してその街 の雰囲気 が 橋渡 じとな り自分 の領域 と結 び付 け られ ることか ら、 そ こに表現、主張 されてい るその街 の 自分 に とっての特別 な意 味 を感 じる ことで 自 分 の存在 を自己確認 してい る もの で あ り、その確 認 の度合 い が 愛着 の 強 さ と して現 われてい る。

これ らの経路 が途中で寸断 されて しま うと住人 は 自分 の街 の風景 か らその街 に自 分 が存在 してい ることの確認が困難 になることか らその街 に感 じる愛着 は弱 い もの になって しまうと考 えられる。 愛着 につい ては、長年住 んでい る うちに湧 いて くるもの といわれてい るが、年月 によ り自分 がそ こに住 んでい るとい う特別 な意味 は強 くなっ てい くが、その街 自体

早稲田大学理工学部建築学科

56

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


の形態、構造 に よ りそれが 自分 の領域 に表現、主張 が出来ないので あれば その特別 な意味 は街 の風 景か ら感 じ取 ることが出来 に くい ままであ り愛着 は余 り強 まらない といえる。 またその自分 の領域が街 の雰囲気 の 中 にないの ならば街 の風景 の 中 に 自 分 の存在 を見 い だす ことは出来ないだろう。今現在街 に対 して愛着 を持 っている人 で も街 が激 しい変化 の中その住人の領域 とを結 ぶ雰囲気 が壊 れてい くことで、愛着 が失 われてい くことも考 え られる。 この よ うに街 へ の愛着 は時間 に支配 される もの ではな く、そ の街 の構造、形態 に大 きく影響 してい ることは本論文 で確 かめ られ 、 計画 によ り愛着 の生みやす い、また愛着 を壊 さない街 の風景 に してい くことが可能 で あ りまたそ の必要があるといえる。 建築計画 が この 図の 中で重要なもの となるのは主 に個 人 の住居辺 りの領域 におい ての計画 につい てである。その中で街 の雰囲気 のつなが りの 中にある ことまた同時 にその場所 に ある住人 に特別 な意味 を可視 的 に表現、主張 の出来 る、住民 の意志 に よ り視覚的 に操作 で きる空間が街 へ の愛着 を高めるうえで有効 である ことが明 らか になった。

早稲田大学理工学部建築学科

渡辺仁 史研 究室

1993年

度事業論文


第六章

今後 の 展 望

■調査 に用 い る写真 に関 して 今 回の調査 で は写真 か らの 街 の構成 要素 の知覚 の傾 向 を街 、人 にお いて比較 して い くことか ら愛着 の構造 を探 ってい るが 、その調査 で使 われ た写真 は本論文 中の第 二章調査 方法 で述 べ た よ う に 、幾 つ かの条 件 の もとで調査員 が選出 したものである。 本 論文 においては調査対 象 を 一 般 の住人 と した こと、 またア ンケ ー トと しての調査 方法 か ら調査 に用 い る ことの で きたのはそ れぞれの街 につ き一枚 の写真 のみ であ っ た。 で きるだけ多 くの 要素 、情 報 が含 まれてい る と思 われ る写真 を用 い たが、それ で もそ こに写 る風 景 は街 の風 景 の 中 の一 コマ に過 ぎず そ の 限定 され た中で今 回 は調 査 を行 うのに とどまった。今 後 調査 を一つの街 につ き複 数枚 の 写真 を用 い ることで その相互 の写真 か らの結果 を比 較す るこ とか らその知 覚 の仕組 み 、風 景 か ら感 じる 街 へ の愛着 の構 造 をよ り詳 し く検 証す ることがで きる で あろ う と思 われる。 ■街の タイプに関 して 今 回調査 地 と した月 島、辰 巳 は長屋街 、団地街 と して共 に街 の風 景 の 中に統 一性 を持 つ もので あ った。 しか し現在 、多 くの住宅地 におい て街 との関係 を断 ち内部 に 住 人 の生活 を隔離 した上 で個 性 の名 の もとに様 々 な素材 、形態 が用 い られ るてお り 建 築物 がその風 景 に関係 な く,移 態 を主張す ることか ら街 の風 景 の統 一性 が失 われて い るとい える。 この よ うに街 の 中 の統 一性 が失 われ てい る と思 われ る街 を調査対象 と して今 回 と同様 な調査 を行 う こ とで愛着性 の構造 における街 の統 一性、 またそ こ か ら生 まれる と思 われる街 の 雰 囲気 の関係 性 が よ り明確 に見 えて くる と思 われる ■今後 の展望 本論文 では街 の 雰囲気 につ なが りつつ そ こに住 む 人 の 意志 を可視 的 に表現、主張 で きる空 間が愛着 を強め る うえ で irl要 と したが、その表 現 、主張 ので きる空 間 とは 現代 の住 宅 に個 性 の主張 と して よ くある 「多彩 の形態」 とい うものが端 に多 くの も の か らの選択 を許すの に過 ぎな いの に対 して、そ この住 人 自 らが その形態 の秩序 を 造 ることか ら得 られ る もので あ る。今後 は どの様 な空 間 が そ こに住 む 人 の 意志 を実 際 に表現 しうるのか に焦点 を あ て よ り詳 しく見 て い くこ とで街 へ の愛着 を高める空 間 を検 証 して い きた い。

早稲 田大学理工学部建築学科

ニ史研 究室 渡辺イ

1993年

度卒業論文


考文献

○ 「市民 としての建築家」

武基雄

○「人間の環境」

菊竹清訓

井 上書 院

○「街のイメー ジ構造」

志水英樹

技報 道出版

OSD選 書 190

「いえ」 と「まち」

O SD選 書 90 O

鈴木文他

1大 きな都市小 さな部屋」 SD選 書 100 「都市空間 と建築」

○昭和

渡 辺武信

相模 書房

鹿 島出版 会

鹿 島出版 会

u・ コン ラー ツ

鹿 島出版 会

57年 度 日本建築学会大会学術 講演梗概 集 松 井俊 一

「愛着性 と住 居」

○平成 1年 度 日本建築学会大会学術 講演梗概 集 「都市領域 の 様相論的研 究

その

11

都市 空 間 にお け る視覚情報 の抽出」 工藤和 美

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁 史研究室

1993年

度卒業論文


この論文 を作成するにあたっては夏 に行 ったアンケー ト調査 自体 に最 も気力 と体 力 を使 った ものの、同時 に最 も学 ぶ ところが多 かった様 に思 い ます。 方法、手順 と も全 くの手探 りか ら始 めたこの調査 がそれでも一応 の形 にまとま り胸 を撫 でおろす 心境 です。 これ も多大 な御助 言、御指導下 さった渡辺仁史教授 、根気 よく指導 して 下 さった水越 さんをは じめ研 究室 の方 々、解 か りづ らかったで あろ うア ンケ ー トに 答 えて くださ った月島、辰 巳の両街 の方 々のおかげであ り、 ここに心 か ら御ネL申 し 上 げます。

早稲 田大学 llll工 学部建築学科

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論文


資料 編


子等オ斗 本研究 において行 った意識調査 の全基礎データをその調査用紙 と共 に資料 としてここ に示す。 この論文中の全 ての結果 はこの基礎データを基 として得 られたものである。

■ 目次

1)基 礎 デー タ資料 の表記 におけ る特記事項

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63

2)調 査用紙 3)基 礎 デー タ

3-1 3-2 3-3 3-4 3-5 3-6 3-7 3-8 3-9 3-10 3-11 3-12 3-13

・・・・・・・・・・ 62

… ・・・・ … ・ …

… … ・ … ・・・ 67

67

回答者 の属性 ―質問 1、 2よ り 居住 年数 ―質問 3よ り

・・・・・・・・・・・・・ ・・ 68

定住 意識 ―質問 4よ り

。・・・・・・・・・・・・・・ 69

定住 意識 の理由 ―質問 4よ り ・・・・・・・・・・・・・ 70 街外 の活動 ―質問 5よ り

。・・・・・・・・・・ ・・・・ 72

街 の変化 へ の評価 ―質問 6、 7よ り

。・・・・・・・・・ 73

街 の変化 ―質問 8よ り ・・・・・・・・・・・・・・ ・・ 74 街 へ の愛着 の強 さ―質問 9よ り 街 のイメーー質問

。・・・ ・・・・・・ ・・ 77

10よ り ・・・・・・・・・・・・・・ 78

写真 の場所 へ の訪間頻度 ―質問 11よ り

。・・・・・・ 83

住 人が知覚する街 の構成要素 ―質問 12よ り

。・・・・ 84

愛着 を感 じる街 の構成要素 ―質問 13よ り ・・・・ ・・ 88 非住人が知覚す る街 の構成要素 ―質問 14よ り

早稲 田大学理工学部建築学科 61

渡辺仁史研究室

。・ ・・ 89

1993年

度事業論文


資料編

1)基

礎 デ ー タ 資 料 の表 記 に お け る特 記 事 項

この資料 中 にお い て デ ー タを簡 潔 に表す ため に以下の特記事項 と共 に基礎 デ ー タを示 す もの とす る。 年代

:

本論 文 中 で は その傾 向 を つ かみやす くす るため に若年齢層 、中年齢層 、高年齢

層 の三 つ に年齢層 をわけ て結 果 を表 したが ここではア ンケ ー トで得 た 10代 、 20代 とい った 10歳 ご との年齢層 の結 果 を示 す。表 の 中 での表記 にお いては 10代 、 20 代 をそれぞ れ 10、

20と

のみ 表記 し、 また 70歳 以上 の年齢層 を 70+と 表 す。

性別 :こ の資料 中 の 表 中 にお いて は男性 をM、 女性 をWと 表記擦 る もの とす る。 したが って年齢層 も考 え合 わせ る と表 中 の 10-Mは

10代 男性 を表す もの で あ り、同様 に

30-Wは 30代 女性 を、 70+一 Mは 70歳 以上 の男性 を表す もの とす る。 この資料 の基 礎 デ ー タは上 に挙 げ た年齢層 と性別 によってわけ られ た属 性男りの デ ー タを示す もの とす る。 この資料 中 の 表 の番号 は Dl、 D2、 …の よ うに示 し本文 の 表 と区別 し、資料 と して独 立 した通 し番号 を使 うもの とす る。 また表題 の後 にあ る (項 目)は 、本 文 の 第

4章 結 果 で そ の 項 目におい て使 用 に した基礎 デ ー タである こ とを示 す もの で あ るも

早稲 田大学理工学部建築学科

62

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論 文


資料編

2)調 査 用紙

ア ン ケ ー トの お 願 い 在、当 り↓

1ツ

│シ

「究」 として、街 への ヒ室 においてZF業 研究「 街 の構成要オ と愛看 にμlす るワ

そしてそのケ│1覚 、lyl般 の仕方 を調査す ることか ら愛′ 1と い うものの仕′ llみ 、また愛

を生みやすい街 の構造 を探 っていこうとする研究 を行 ってお り、 その貴重 な資料 とする 着 '1、 ため誠に勝手 なが ら今回ア ンケ ー ト用紙を投函 させて いただ きま した。お手数かとは存 じ ます力く どうか竹‖ Jお 願 いいた します。 1/JJノ

回収は、 =_月

日にイ 司わせていただきたいと思 います。当 日、家 を留守 にされ

る方 はアンケー トをもとの封筒 に入 れ玄関前 に置 いてお いて頂 ければ回収 させていただき ますので、どうかよろしくお願 い します。 今回、意 1救 諄1査 とい うことで質問 に若千、llll象 的 な もの もあ りますが、その場 で思 った ことをそのままお書 き下 されば結構 で す。 また、性別 、年齢等 による,■ い も調査対象 で す ので、ア ンケ ー トには、家族 で刊J整 された ものではな く個人 の意見 をお書 き下 さるよ うお 願 い します。

なにか御不 り]な ことが あ りま した ら下記 に御連絡下 さい

早稲 田大学理工 学 部建 築学科 担当 連絡先

早稲 田大学理工学部建築学科 63

後藤

渡辺研究室 聡

:0467-78-7981

渡辺仁 史研究室

1993年

度卒業論文


( )内 のあてはまるものに○印を、 また、■ 1.

あなたの年齢

(10代

にあてはまる言葉、数字をお書 き下 さい

。20代 ・ 30代 ・ 40イ い 50イ ヽ ・ 60イ ヽ ・ 70以 上 )

(男 。女 )

2. 性 別 3.

あ なたが今 の 街 にお 住 ま いにな ってか ら何年経 ちま したか

4.

あなたは将来 も現在 お住 まいの街 に定住 す ることを希望 しますか。あてはまるものにO印 を

`│:

つ けて下 さい。 また、その理 由 が1守 にあれば簡単 にお書 き下 さい 強く 望 ん でいる

望 ん で いる

い え な い

Jjl在

ど ち らとも

5。

あまり 望 ん で いな い

でき るな ら 移住 した い

理由

:

あなたは街外 の職場 、学校 等 に通 って い ますか (は い 。い いえ )

6.最 近 、 あなた の お住 ま いの街 に変 化 が あ る、 また は、 あ った と思 われ ますか (は い 。いい え )

6.で 、

(は い )と お答 え に な った方 は、 次 の 7、

7.そ

8 にお答 え下 さい

の 街 の変化 をあなた は ど う評 価 され ますか

︲と ても歓 迎 す る

︲まあ歓 迎す る

迎 し な

どちらとも いえな い

︱あ ま り歓

︲全 く歓 迎 し な い

い 8。

その変化 として具体 的 な ものが あれば、お書 き下 さい

9. あ なたは現在 お住 ま いの街 に愛若 を感 じますか

64

︰と ても 感 じ る

︰少 し は感 じ る

どちらとも いえな い

︱余り感じない

F 全く感じない

早稲 田大学理工学部建築学科

渡辺仁史研 究室

1993年

度卒業論文


10.辰 巳 と聞 いて心 に浮 かぶ言葉 をで きるだ け挙 げて下 さい

別紙 の写真 か ら次 の質 問 に答 えて下 さ

A.驚鯰能級 に張 られた写真 に関す る質 問

l].こ の写真 は辰 巳 の一 風 景 を写 した もの ですが 、あ なた は この写 真 の場所 に どの 位 の頻度 で

65

度卒業論文

1993年

渡辺仁史研 究室

早稲田大学理工学部建築学科

︲′ノ   ぃ ヽ、 ・

挙 げ られた要素 の うち、愛着 を感 じるものが特 にあ りま した ら、その要素 に○

13.12.で

度       下     て 〓一 い    ヽ      げ さ   一一     あ

下   に      く   い て  月       多   さ け   。      け   下 ・ つ  位       だ   き を   度       る  書 印   一     き   お ○   に        で   を に   月   日   ヽ  葉 の   ・ 毎   を  言 も い ど 素 た じ る な ん 要 ま   か   と   る  感 は   行   ほ   い  も で て ど 。 て し あ ん 度 何 ら 四 成 と ヽ か   ほ    ヽ  構   ず 中   。 一 二  を   わ の  い  に  景   問 な 週 風 を > が   。  の   的 < と 位 こ 象. り  抽 の   こ  度   ・ 次   た   一  か    ヽ o  つ  に   中   的 か 行 の 体 週 す     真  具 ま  /′ ︱ヽ   写   ” れ          の 訪     こ

12.

印 をつ けて下 さい 複数 で もかま いません

B.多艤盗級 に張 られ た写真 に関す る質問

14.こ の写真 はある街 の一風景 を写 した ものです。 12と 同様 に、写真 か らこの風景 を構成 し

て い る要素 を挙 げて下 さい


編 資羽・ ○調査 で使 用 した写 真

月島

辰巳

早稲 田 大学理工 学部建 築学科

66

渡辺仁 史IJl究 室

1993年

度 卒 業論 文


資料編

3)基 礎 デ ー タ 3-1 回答者の属性

―質問 1、 2よ り 祠 Dl:回 答 者 の

サ ンブル名

月島

1)M 10‐ W 20‐ M 20‐ W 30‐ M 30‐ W 40‐ M 40‐ W

2

M 50‐ W

4

1

1 ●D

50‐

1

9 7

6

8

M 60‐ W 70+‐ M

9 7 7 7

70+‐ W

6

1

70

77

60‐

)言

早稲 田大学理工学部建築学科

67

渡辺仁史研究室

1993年

度事業論文


資料編

3-2

居 住 年数 (項 目 1)

一 質問 3よ り

表D2:居 住年数 一月 島 サ ン プ ル名

M W 20‐ M

0

V 20‐ ヽ

0

M

0 0 0

10‐

30‐

30-W 40‐ 40‐

M W

50-M

60‐

W

0 0

0

0

1

0 0

0

1

1

1

0

0

0

()

1

0 0 0

0

0

0 0 0

0

0

0

0

1

1

0 1

0 0

M

70+―

0

V 70+‐ ヽ 合言

1‐

0

0 0

1

1

1

0

1

0

0

0 0

1

1

2

9

50‐

0

0

0 0

0

0 0 0 0

0 0 0 4

1

1

1

2

0

0

0

1

0 0 0 0 0

0

0 0

0 0

0

0 0

1

3

9

0 0

6 6 9

(

2

0

0

1

0

4

2

1

4

0

1

2

1

0

1

0 0

l

60‐

0 0

0 0 2 6 0

1

1

40‐

30‐

つ ´

6DO―

W M

50‐

0

0 0 0

0 0

10‐

居住 年 数 (年 ) 20‐

0‐

4

1

2 2

(

14

6S 4`

居住年数 (年 )

表 D3:居 住 年数 ―辰

M 10‐ W 20‐ M 2)W 10‐

0`

10-

3‐

0

0 0

0 0

0 0

0

l

1

l

0

30-M

1

0

1

3)W M

0 0

40‐

4)W

1

50‐

M

5C卜

W

ω‐ M 絡

W

70+―

0 0 0 1

M

70+‐ ヽ Ⅳ

合計

9 一

サ ン プル

0

2

l

0

0

2

0

0

l

0 0

0 3

0

0

0 0 0

1

3 1

1

1

l

0 2

9 7

1

0

1

l

0

0

0

0

4

2

7

10

早稲 田大学

4

1

0

IE」

0 0 0

0

0 0 0

40-

30‐

0

0

弓日 1

0 4

6 4 1

50

工 学部建 築学科

0 0 0 0 0 0 0 0

50-

0 0 0 0 0 0 0 0 0

0 0 0 0 0

渡辺仁 史研 究室

60‐

0 0 0 0 0 0 0 0 0

0

0 0

( 1

( (

(

14

0 0

[

0

(

0 0

1993年

1

7つ

度 卒業論 文

‘υ


資料編

3-3

定住意識 (項 目 3)

一質問 4よ り

D4:定 住願 望 一 月 サ ンプル名 10‐

4

D

M

0 0

10-W

0

3()‐

1 1

1

0

0 0 0 0 0

0 0

2()‐ 2()‐

2 1

0

l

3

1 1

0

04

M W 30‐ M W 40‐ M

3

0

9 一

l

1

2

50-ヽ V

3

3

2

M

0 0 0 0

3

3

1

0

V 60‐ ヽ

3

1

2

0

6

0

1

0

0

3

40-W 5()―

60‐

1

M

つ ¨

70+‐ ヽ 4

W 7(丼 ―

1

3

2 0 0 0

1 1

l

9

3 1

7

1

6 4

1

( 1

(

つ ´

〓ロ 一

︿ ロ

26

1

1

(

C

7(

表 D5:定 住 願 望 ― 辰 巳 サ ン プ ル名 1()‐

4

W M 20‐ W M 10‐

2()―

3()‐

0 0 0

〃 30‐ ヽ 4()‐

M

40-W

M W M

2

V 60‐ ヽ

0

50‐ 5()― 6()―

70+‐

2

3

0

0

1

()

l

1

2

1

1

3

0

2

0

7

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0

M

1

V 70+‐ ヽ

イ ン言 十

7

3

C

0

C

1

1

1

(

1

(

0

C

2 0

1

(

C

2

1

C

8

3

1

母体 数

l

う4

0 0 0

M

C 1

0 0

C

14

C

7

2

8

4

0

1

C

(

0

1

0

C

1

20

34

77

定 住願 望

5:強 く望 んで い る 4:望 んで い る 3:ど ち ら と もい え な い 2:余 り望 ん で い な い 1:で きる な ら移 生11し た い

早稲 田大学11工 学部建 築 学み │・

69

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


資料 編

3-4

定 住 意識 の理 由 (項 目 3)

一 質 問 4よ り

表D6:定 住意i設 の11由 ― 月 サ ンプ ル名 10‐

定 住 意識 サ ン フ ル 数

M

理由

1

ここも好 きだが、外 も見 てみ たい メ ヤυ

30-ヽ 4

1

l

l

30-ヽ V

l

l

l

1

40-ヽ 4

交通便利 緑 と上 が欲 しυ 交 通便利

交通便利 仕事場 が近 い

l

他 に 土地 、家 が あ るか ら 駐 車場 が もてな い

1

生活環境が よくない

1

生 まれ故郷 だか ら

1

l

通 勤便利

l

l

l

生 まれた土地で、愛着 があるか ら 職 場 が近 い 街 の風 景 が 好 き /4・

l

40-ヽ V

l

l

50-ヽ 4

にイ 更不 │

親 子 3代 住 んで い る

1

街 の変化 が不安 区画整理 で住 めな くなるか も知 れな い

l

狭い

l

l

,舌

生 まれ故郷 でないか ら

1

日光があた らない

1

生 まれ故郷 で あ る 郊 外 にイ キみ た い

50-W

)

2 便利 である 1

隣ノ、が よい

l

生 活 コス トが安 い 情緒がある

l

街 が高齢者 に優 しい

1

1

1

60-ヽ 4 1

交 通便利 窄生 が悪 い 便利 で あ る

友人、知人が多い

l

平和 な街 で あ る

1

川 があ り、海が近い

1

生 まれ故郷 で あ る ′ イ キみ よヽ

3 )―

l

イ ゛禾│で あ る

1

住 み慣れた街 である

W

便利 で あ る

1

70-N4

親 近感 があ る

l

環境 が よ。 下 町 1背 締 、人 1青 が あ る

1

住 み慣 れた

l

経 済 rメ lll由 7()‐

ヽ V

5

l

生 まれ故郷 であ る

1

長 く住 んで い る

早稲 田大学 Il工 学部建 築学科

70

ニ史研 究室 渡辺イ

1993年

度卒 業論 文


定住 意 識 のJll由 ― 侶1み 慣 れ て い る

it lこ

な に もな ν`

環 境 が よ くな い

Lぎ が い な い ため

くと ころ が な い 緑 と川 が あ

経 済 的理 由

早稲 田大学理1工 学部建 築学科 71

渡 辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


資料編

3-5

街 外 の活 動

一 質 問 5よ り

表DS:街 タトの活動 一月島 サ ン プル 名 1()―

衝 タト迎 勤 通 字 を して い な い

街夕ヽ通 勤 通 学 を してい る

M

母体 数

2 1

1

10-W

20‐

M

1

0

2()―

ヽ V

1

l

3()―

M

0 1

2

3

3

7

30-W 40-M 40-W 5()―

M

5()‐

ヽ Ⅳ

α

)―

)―

4 4

1

4

M W

1

4

7

2

9

3

4

0

70+― ヽ4 “

V 70+‐ ヽ

7 7

(

1

6

l

И”

30

合計

70

D9:街 外 の活動 ―辰 巳 サ ン プル名

街 外 通勤 通学 を して い な い

街 外 通 勤 通 学 を して い る

10-M

母体 数

C

W 20‐ M 20‐ W M W 10‐

1

1

1

(

3

(

C

3()‐

4

3()‐

2

つ ´

M 4()― W 4()一

(

C (

M 50‐ W

[

7

5()‐

9 2

5

M

2

4

V 70+‐ ヽ

0 44

6()―

M

6()‐

ヽ V

70+―

(

C

14 8

72

lL工 奸L稲 田大学 」 学 部建 築学科

1

1

雀ド冨│

(

渡辺仁 史研 究室

1993年

7つ

度 卒 業論 文


資料 編 街 の変化 へ の 評 価 (項 目 10)

3-6

一 質 問 6、

7よ り

表D10:街 の 変化 へ の評価 一 月島 サ ンブル名

4

変 イヒな し

1

0

0 0 0

V 20‐ ヽ

0 0 0

1

0

0

4 30‐ ヽ

()

1

1

1

0 0 0 0 0

1

2

2

,

0

4

0

,

1

2

1

,

1

10-M 10‐

20‐

30‐

W

M W

40-M 40-W 50-M

0 0

50-ヽ V

0

()

M

3

l

l

70+‐ ヽ 4

1

3

70+‐

1

60-W

W

4

合 計

1 1

母体 致 1 1 1

3

9

1

l

1

0 0 0 0 0

1

0

1

1

5

0

6()‐

2

0

4

2

6 4

9

1

7 7 7

1 1

4

27

19

8

l

6 70

表 DH:街 の 変化 へ の評価 ―辰 巳 サ ン ブル名 10‐

2

4

M

0

0 0

V

10‐ ヽ

20-M

l

20-W

1

0 0 0 0 0 0 0 0

M W 40‐ M 40‐ W

0 0 0

3

l

l

1

50-M

0

1

2

l

3

W M

60‐

W

70+― 70+‐

,

M W

0

,

つ″

60‐

50‐

1

1

l

1

1

1

0

,

()

0

含 ヨ1

1

4

6

0

0 0 0 0 0 0 0 0

1

6 1

3 5

6 2 6

00

0 0 0 0

母体 数

うん

1

1

30‐

30‐

0 1

l

裂Mヒ な し

1

0

0

8

14

0

3

7

0 0 0 0

4 1

4

77

変化 へ の評価 5:と て も歓迎す る

4:ま

あ歓 迎す る 3 :ど ち らともヽヽえな い 2:あ ま り″(迎 しない 1 :`、 くネ 女i型 しない

Frl稲

FI大 学 lll工 学部建 築学科

73

渡 辺仁 史研 究室

1993年

度 卒 業論 文


資料編 街 の変化 (項 目 10)

3-7

一 質問 8よ り

表D12:街 の変化 一月島 サ ン プ ル名

M

つ 一

1()‐

街 の変化

サ ン プ ル粥

ll:1441111

街 の 近代 化 ビルの 高層 化 地 下 鉄 の 乗 り入 れ

地 _上 げ

V

10‐ ヽ

20‐

もん じ ゃ屋 ば か り に な っ た 地 上 げ に よる ス ラ ムィヒ

2

M

′ 2()‐ ヽ

4

4 30‐ ヽ

3

若年層 の 流失 、 高齢 化 イ ││1島 の タ ワー 商店街 道路 幅 の 拡張 地 下鉄 の 来 り入 れ

大企 業 の 高層 ビル化 高層 ビルの建 設

,

30-W

地 下鉄 乗 り入 れ ウ オ ー タ ー フ ロ ン ト開 発 地 下鉄 乗 り入 れ

5

4

長屋 減 少 公 園等 の 整備 高層 ビル の 建 設 空 き地 が 増 え た 2

40‐

ヽ4

もん じゃ屋が増 えた

繊i層 ビルの建 設 他 の街 の 人 が増 え た 2 もん じゃ屋 が 増 え た つ 若者 が多 く訪 れ る

4

│││の 高層 マ ンシ ョンに よる 人 口増 イ

「が奇麗 にな っ た

2 40-ヽ V

liげ

・ 下‖ りの よさが消 え て い く 街 の近代 化

4

高層 ビル の 建 設

橋 、建物 の ライ トア ツプ 近所 の お つ きあ い が 減 少 人口 の 減 少 街並 み の高層 化 地 下鉄 の 乗 り入 れ 空 き地 の 増加

2

1

!「

稲 │コ 大学 理 11学 部建 築学科

74

ニ史研 究室 渡辺イ

1993年

度 卒業論 文


資料 編

表D12-2街 の変化 一 月 島 サ ン プ ル名 5()‐

M

→ ナ ンブ ル

計:111i

4 3

Z J也

1

が バ ラ ンス よ く同 居 新 旧 `次

]

PFj化 街 並 み の 高り

1

5()―

ヽ′

1

1

l

1

l

l

1

1

1

60-ヽ 4

4

1

右者 が訪 れ る 家 々 が 修L ll二 場 に 地 上げ

文化 の 変化 II層 ビル の 増 カロ 計 の よ きが な くな っ た

人 間、 コ 11の 対1加 。 そ れ に伴 う騒音 と排気 ガ ス ウ オー タ ー フ ロ ン ト開発 1lθつけ ‖jlli

マ ン シ ョ ン の 増 /J0 │ヨ

己本位 の 人 が 増 え た

生 き地 の ユ i4カ ロ

1

1

整研iさ れ て 空 間 が 多 くな った にの交 通 量 の 増 加

3

1

建 物 が 新 し くな っ た

1

地 下鉄 の 来 り入 れ

1

高層 ビ ル の 建 設

つ 一

5

4

4

l

1

V 70+‐ ヽ

地 下 鉄 の 乗 り入 れ

高層 ビル の 建 設

1

70+‐ ヽ 4

地上げ

1

1

ヽ V

よ化 高層 ビル に よ る 環 境 メ

1

1

60‐

]t‐

高層 ビル の 建 設

3

街 の 変化 二 E司「

1

人 1倒 関係 の 変化 交 通網 、 諸施 設 の 充 実 ´ 面」火 建 築 物 の 増 加

1

高層 ビル の 建 設

l

地 上 げ に よ る街 の体 糸 の崩

1

空 き地 の 増 加

1

‖ り並 み が き た な くな っ た

)

1

建 物 が力iし くな った

4

1

3

1

l

1

家 々 が 新 し くな っ た も ん じ ゃ屋 の 増 カロ 商店 街 が力 美し くな つ た

1

地上げ

早稲 H」 大学理 工学部建 築 学科 75

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒 業論 文


編 資羽・

表 D13:イ 1子 の 変化 ― 辰 巳 サ ン プ ル名 i

W

1()‐

20-ヽ 4

1

子供 を見 か け な くな っ た

)

1

地 下 鉄 の 米 り入 れ

1

1王

4 つ

V 20‐ ヽ 3()‐

W

街 の変化

サ ンブル 鮨

言 ]li 平イ

)

4

1際

プ ー ルの 建 設

1

地 下 鉄 の 米 り人 れ ビル の 建 設

1

i高

1

層 ビルの 建 設 首都 高速 道路 の工 事

l

J際 ブ ー ル の 建 設

1

地 下鉄 の 来 り入 れ

地 下鉄 の 来 り入 れ 3 力iし い 施 設 の 粋 輌[

夕│!立 地 開発

W 50-M

4()―

5

りt前 開発 地 下 鉄 の 来 り入 れ

4

地 下鉄 の 乗 り入 れ 公 園 等 の 整引j

5()‐

ヽ V

3

公 園等 の 整引i

5

地 下 鉄 の 米 り入 れ IJ際 プ ー ル の 建 設

4

地 下鉄 の 乗 り入 れ

3 60‐

M

4

匡1際 ブ ー ル の 建 設 地 下 鉄 の 来 り入 れ

J際 プ ー ルの 建 設 公 園 の 整 引i 3

ω

W

70+―

M

街路樹 の 伐採 ヽ 麟i海 副都 ′ 亡 言 1画 交 i亜 網 の 整41i

)

地 下 鉄 の 米 り入 れ

4

公 腫│の 整備 イ 171酪 オ 針の 成 長

3

11の 増力1 街 路 樹 の klt l」

7(卜 ‐ W

高層 ビルの 建 設 l[速 迫 路 J11の

増 力││、 騒 音

早稲 日1大 学 理工 学剖;建 築学科

76

渡辺仁 史]F究 室

1993年

度 卒業論 文


資料 編 街 へ の 愛 着 の強 さ (項 目 2)

3-8

一質 問 9よ り

M 10‐ W M 10‐

4 1

0

2()‐

20-W 30-ヽ4

ヽ V

M

4()―

W

5()― 5()‐ 6()― )‐

1

1

0

M

3

3 3

0

0 0

3

0

9 7 7

3

0 0

2

7

0

9

5

4

2 うι

ンプル名

)

2

M W 40‐ M 3()‐ 3()‐

4()‐

W

5()‐

M

V 50‐ ヽ )‐

1

2

1

1

0

4

1

1

1

0 0 0

0 2

l

4 6

l

7C

l

母体 数 ( 1

0 1

6 2

1

0

8 10

1

14

1

〓ロ

︿ロ

7

0

4

1

3

3

2

0

2

3

0 0

0

0

1

7

1

77

6 2

1

9 ´

M α W 7()十 ‐ M 70+‐ W 60‐

4

1

1

6 0

1

0 0 0

0 0

0

0 つ ´

20-W

4

辰巳

4

M

W M

7 6

1

表 D15:街 へ の愛看 の 強 さ

2()‐

9 2

0

33

合計

10‐

l

3

l

2 0

6

70+‐ ■

10‐

l

1

4

7

1ナ

1

0

1

M W M W

70+‐

0

2

0

4

つ ´

α

1

1

9一

3()‐

0

0 0

1

0 0 0 0

0

l

1

40‐

D14:街 へ の愛右 の 強 さ― サ ン プル 名

36

7 8 6

1

街 へ の愛着 の強 さ 5:と て も感 じる

4:少 しは感 じる 3:ど ちらともいえない 2:余 り感 じない 1:全 く感 じない

111稲

田大学川!工 学部建 築学科

77

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


資料編

3-9

街 の イメ ー ジ (項 目 4)

一質問

10よ

表 D16:街 のイメ ー ジー 月島 サ ンブル7 10‐

街 のイメー ジ

旦1谷

M

ン ブ ル艦

30-W

下‖ │

2 もん じゃ

回答 男 街 の イ メ ー ジ 9 下‖ も ん じゃ ]‐

2 お祭 り 2 長屋

路 地

うι

公陳 │

第 一/卜

2 勝 園橋

変 `7:ス

10-ヽ V

も ん じゃ

l

本祭 り 20‐

草 TI」 卜´ ‖

M

lj

l

商 店街

1

渡 し

長 lgi

1

市場

1

│」

l

1

1 4()―

M

レバ フ ラ イ 隅 田川 月 島観 音 島 銀圧 の近 く 下‖ ]‐

もん じゃ

F:1勿 F昔

肉体 グ働 者

9

下‖ り

2 故郷 2

`・

もん じゃ 埋 立:地 西 111商 店 街

1

‖ も ん じゃ │く

路 地裏

l 1

イ 田

1

J

長屋

植木 お祭 り 西仲 商 店 街

1

2 路地 2 」!立 地 1

埋立地

お祭 り

風 呂屋

草市

1

地 _L:ず レバ フ ラ イ

3

人情

1

路地

西111商 店 街

30-M

路地

1

1

もん じゃ

20-W

オ 直オモ

人情

1

老人 島 橋

l

l

長屋

1

1

た、 ノ、

1

月島物 語

1

lJll'九 1り

1

人情

1

勝 園橋

1

魚河岸

l

=tt

!ト 1文 勢

1

出 身地

l

1

1 l

l

1 1

レバ フ ラ イ

1

混雑 者

1

1

1

煮込み

l

1 1

イ 憂 しさ

1

l

itttH」

大学 川!工 学部建 築学科

78

静 か

便利 撮 影 の ロケ地 銭湯 親 しみ 温厚

1

`tL│1高 物■ │1青 γ J見 本 TI「 会 場 中央 区

1

岸 田屋

落 ち着 き

ニ史lJl究 室 渡辺イ

1993年

度 事業論 文


資料編

l島 表 16-2:街 のイメー ジー リ サ ン ブ ルγ

40-M 40‐ ヽ V

回答 ち 街 の イ メ ー ジ 1

ン ブ ル χ 回答 弼 街 の イ メ ー ジ

V

住 宅 密 集 地帯

50‐ ヽ

地元

ミス 中 央 区 の パ レ ー ド

6 もん じゃ 卜

オ青率,的 自立

3

IJ

2 ノ 、│li 2 長屋

親 近感

2 路地 2 オ lllス ( 2 lfllJij也

便利

親切

隣 人 との 関 わ り 古 い

也的 J「 イ

、 ラ をノ 60-M

4

l

お祭 り

1

生 ま れ 故 搬6

4 人情 ,

1

者 l.1青 浄 設ノ、 ‖ 魚河岸 の 人

l

橋向こう

植木

1

隣 近りi

路 地裏

l

3

F‖

つ4

1

50-M

下町

長屋

勝 ,1橋

もん じゃ

もん じゃ

llJ田

埋立地

'I

田 イ

長屋

木 造 家屋 1文

1 1

50‐

W

連河

夕‖

存可

1

ガヽ舟

高層 住 宅 小 さな家

海の玄 関

6 下‖ り

もん じゃ

古 くさ さ

お祭 り

ロ マ ンチ ッ ク

4 椰1ノ く

2 つ 一

1

平坦

長屋

貧民 だ ま り

老 人

魚河岸 の人 4田

中小 企 業 街

東 京の 田舎

住 み よい街 親近感

人情

1

1了

1

親 切

イ 更不U 下田

V 60‐ ヽ

1

渡 し

1

質k,可 岸

1

古 い‖ 並 み

1

l

場 引t

1

l 1

1

商店街

J‐

石川 島 レバ フ ラ イ 風鈴

]・

2 人情

1

1

l

ヤ クザ

l

1

空夕(

l

早稲 田大学 Il工 学部建 築学科

もん じゃ 祭 り

埋立地 古 い家 ││ 隅 田り

lll生 橋 ll島 イ

ニ史fyl究 室 渡辺イ

1993年

度 卒業論 文


資料 編

表D16-2:街 の イメー ジー 月島 サ ン プ ル 名 回 答 数 l街 の イ メ ー ジ

サ ン プル 名 回 答 安 街 の イ メ ー ジ

V 60‐ ヽ

70+‐

1:‖ ijttl

l17条

M

1

l

11築 地 市場 1:海 ll百 い 1:変 イヒ ll発 展 11未 来

70+‐

M

│‖

1

70‐ +―

W

田煮 イ 流 形所跡 月島観音

1

陸 の孤 島

l

力 喪い

l

銀 座 に近 く て 還 い

2 お祭 り l

人情

1!4史 オリ

l

植木

11差 別 ll独 特 な 言 葉

l

路地

l

31も ん じゃ

1

3 1 lll島

1

勝 関橋 住 吉神社

31J上 し1合

l

老 人

21だ │い ン :J也

1

21勝 ド尋橋

1

‖長屋 ll下 町 か た ぎ

高 い 爾 物

l

消,1

1

古 い街

11古 い 街

1

‖ 隅 田川

1

の ん び り した街 昔 か ら住 ん で い る 人

1

故郷

11石 川 島造船 11昔 の 寄 せ 場

]大 学川!11学 部建築学科 早稲 ‖

80

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論 文


編 資羽・

表D17:街 のイメ ー ジ ー辰 巳 サ ン プ ル 名 回答 % イ 弩のイメー ジ 10‐

W

V

埋 立地 湾岸

3 団地 3 埋立地 2 夢の島

2 辰 巳芸 者

地 下 ″ξ │=│1祭

街 の イ メー ジ

サ ン プル名 回 答 30‐ ヽ

団地

ブー ル

本I'│,ス (

20-ヽ 4

静か

東京濯 l這要可

東京 のタトれ

お台 場

新 しい [11地 3 担1地 3 J!立 地 祭 り

1

湾岸

江東 区の端

クサ イ

一 洵

1

木場

辰 巳 イ ン ター トラ ッ ク

″iい

1

1

公 1束 l」 自う)の 住 む イ

1

陸 の孤 島

1

20‐ ヽ V

5 つ

住みやす い

│・

ll地

海 の匂 い 陸 の fIEt島 4()‐

M

理 ,:地

2 橋 2 公ぼ

1

うん

2

バ ス

l

トラ ッ ク 下 ‖I

1 4()―

ヽ V

団地

l

埋立 地

田舎

1

通野可

1

桜並木

1

森公 園

貧 しい街

5()―

M

環 境 が よ くな し

M

1

陸 の孤 島

1

億 えやす い

3 埋立地 2 辰 巳芸 者

イ 可もない ところ

夢の島

巨 大 な迷路

2

I

陸 の孤 島

団地

地盤沈 下

い 〃こ 寂 しい つ ま らな い

心 が狭 い

早田

地下鉄 湾岸

奇ォとな人 が い な い 30‐

老人 他 1到 籍iの 人

W

場末

貧困 華やか さ

1

ウ オー タ ー フ ロ ン ト 高 速 迫路

2()―

2 坦!立 地 2 芸者 「イ す 2 す

地名

電る ′ 自己 油」に理!!も ブ しヽ 2 坦!■ :地

格か )│)1係 H,姜 iど ヤ

早稲 ‖1大 学 理1工 学部建 築学科 81

ニ史イ F究 室 リ 渡辺イ

1993年

度卒業論 文


表 D17-2::街 の イ メ ー ジ ー辰 巳 サ ン プ ル 名 匝1答 傷 街 の イメ ー ジ 50‐ M 百 人 一首

サ ン プ ル老 回 答 あ 60-lN4

1 1

リ ムヽ

l

0メ ー トル 地 帯 以 111ま 7く 使 私 の fl・ む と こ ろ 者 しヽ│こ せ上い 埼:り 44_ま IS′

60-ヽV

経 済状 態 の均 衡 低 ,,i得 層 50-ヽ V

6

1

排気 ガス

l

連法駐軍

1

地震 へ の心 配

1

陸 の孤 島

, 緑

下 url

1

辰 巳芸者

1

連河

l

方角

l

本材

団 地

1

下‖

1

ノ :, 矢││「 と ギ 5 日1争 )ノ 、 4駄

1サ

う乙

j

ば す え か 東 京 の外 れ 貧 しい

老 人

1

涼 しい

夢 の島

1

親 しみ が あ る

1

辰 巳柳 太 郎

埋 立地 地 下鉄

70+‐

M

1 1

国 際 プー ル

1

卜可

“● ム■

出店 ノ スi百 幕I

広 い道 J」 :り

2 陸 の孤 島 l

辰 巳芸者 森公 陳

海 方角

l

老人

1

コニ

1

1

1

夏 は 所(し い ス ラ ム化 私 の家 故 搬6 子 供 の 生 ま れ 育 っ た所

私 の歴 史

陸 の孤 島 │]地

東京 の 東 南 4.戸 気 質

威勢 よさ 江 戸 つ子

1

我 が寝床

1

言 葉 そ の もの

1

低所 得 層

1 1

東 京 の 日1舎

開発 発展

1

1

V 70+‐ ヽ

辰 巳芸者

l

1

70+‐ ヽ 4

団地

理立地 地下鉄

1

1

it

土り 剰[If 狭 い

M

方位 I`Iv 潮り

1

● γ 」ヽ`

6()‐

の イメー ジ 埋立地

4封

地 震 へ の イヽ安 ゴ ミ清 掃 車

都心 に近 い

1

生活不 便

1

″テυヽ

反 巳 芸者

l・

稲 l「J大 学 馴!工 学部建 築学科

82

「究室 リ 渡辺仁 史イ

1993年

度 卒業論 文


資料 編

3-10

写 真 の場 所 へ の訪 間 頻 度

―質 問

11よ

表 D18:写 真 の場所 へ の訪 問頻度 一月島 サ ン プル 名

6

7

M 10‐ W 10‐

4

5

l

20-M

1

1

30-M

1

3∈ W 40‐

1

M

40-W

0

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0 0 0 0 0

0 0 0 0

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4

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1

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1

0

2

0 0 0 0

1

0 1 うん

2)W

2

3

0 0

1

50‐

1

1

1

0 0

50‐

0

1

0

3

2

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4

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1

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0 0

1

0 0

2

0

1

3

1

1

1

0

0

M W 60‐ M 60‐ W M

70+‐

0

0 0

14

4

7

22

3

0 0 0

0 0 0

C

3

0

0 0 0

0

1

0

0

0

1

l

0

1

1

0

0

0 0 0 0 0 0

1

V 70+‐ ヽ 計

1

0 0

表 D19:写 真 の場所 へ の訪 問頻度 ―辰 巳 10‐ 10‐

M W

M W 40‐ M 4)W 30‐

W

3

1

1

0

3

0

0

0

0 1

5

0 0

5

1

l

50-M

W M

0 0

4

30‐

50‐

0 0

つ4

20-M 20-W

60‐

0 1

10

6 4 6 0

M 70+― W

70+‐

0

1

C 1

十 言ロ 一

1

l

0

0

1

1

0

0

0 0

0

1

0

0

0

0

0 0

7

2

1

50

0

0 0

1

0 0 8

0 0 0 2

訪間頻度

7:ほ とん ど毎 日 6:週 に三 、匹1度 5:週 に一度位 4:月 に 三度 3:月 に一度位 1、

2:`ま とん ど行 か な い 1 :イ テった ことが な い

早稲 田 大学 ll工 学部建 築学科 83

渡辺仁 史研 究室

1993年

度卒業論 文


資料 編

3-11

住 人が知覚す る街の構成要素 (項 目 5) 表D20:月 島 のlill成 要素 一 月島住 人

サ ン フリレχ 10‐

M

│口

1各 Zろ り 玄 l

l

3()一

M

3()―

ヽ V

l

10‐

W

l l

20‐

M

フ ラ モ デ ルノ 量 ・ 「 1共 ツЧJIIl

il"り

こ ち や こ

1

Iて ゛σ)1自

,()―

1

近 追

bや

1

1

l

ひ び わ れ た連 frlИ ヽ

期kV`

劇E″ ヽ

1

漏 か い

l

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1

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l

ノヽイ ク

1

1セ

物十 し 坦iイ ll

4()―

│・

M

l

l

路 地装 商店

1

路 地晏 子供 の 遊 び場 長屋

路 地

紺[ぎ は き 万:司 屋

1

ベ ラ ン タ

l

ll嘔

l

〃(い 玄 関

向替屋

1

看薇

1

イ 直不 目転 阜

1

バ イ ク

1

な つ か しさ

l

│口

1

1

ア ー ナ

フ ー /モ デ ル 膵 `4, ]イ 当 り

日 1広 二 J二 イi4快

1

地 上 け

飲 み屋 街

イ 求 (オ lL/4モ リ

1

路 地

1

1

人気 の な さ

昔のまま t的 な 街 の オ ア シ ス 遊イ

2 鉄 み屋

り ひ しい 1゛ │「

1

生嵩感

ゴキブ リ

ツ 丙院 の 足 物 路 地

1

/4177i

3

1

ヽ4

不 オ ン 看 薇

l

1

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長屋 高層 ビル

l

り ti σノイT4反

71ヨ

遊 び場 飲 み屋

日駆 単 1

9 ¨

20-ヽ V

力Xい

1り

/Jヽ

イモ

l

秒 ひ しい

l

網L然

百 い与 具

FT t

1

1

aだ し

1

EI

1

る J(綺 :の 場 〃 「

1

4寸

1

囲 1良 1`上

1

人情

1

ス ラ ム街

1

者iS′ │、 ″)1向 上火

1

` ひ υ イし7こ イ 打

40-ヽ V

17稲 田大学理工 学剖 `建

84

築学科

つ 一

1

4■」

植本

2 1

人 1

百 い 圧 物

留 む ヒル

1丁

1

3

1

渋 いγ

l

路 地

1

1

1

4

す たれ てい る

1

質 氏

胸t

1

1

安 系

l

´

l

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国 ルパ :

生 き地

にIJll」 屋 の 吉 l

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l

「路 上 の も の

iビ

′/ノ ノL/矛

つ乙

l

,「

“│」 l世 1週

一質 問 1,2よ り

さ省 ラ

V`

モ デ ル屋

連 り抜 け の 人 路 地暴

ニ史研 究室 渡辺イ

1993年

度 卒業論 文


資料 編

表 D20月 島 の構成 要素 一 月島住 人 サ ンブルギ 4()―

W

│」

´ 午? 1

■ 「

安 素

■J 果 イ

6()―

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M

HJを 1111

1 1

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讐 素

P5い [F物 γ 育潔 こち ゃ こち ゃ

ノ 慟 ヒル

生精 風 京 延 て I冒 し

` ん 4r

気 架 に歩 け る

ユロ

トタ ン ■丁V`

気安 さ

1 1

回答 %

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llyリ

l

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6()―

ヽ Ⅳ

気 尖

l l

製迫 り

藤 親 しみ ′ 鳳ヽ1■

商 16‐

l

'隋 絡

凸凹遭

1

剌[歴 デ

l

ハ ー モ ニ カ ‖丁

l

咎 集 した家

射E″ ヽ

′、11:FIス く 一・1ズ IJIホ 吉〃「

親 しみ

1

1

な つ か しい

J5お ヽヽ つ σり1/4(

こ ち や こ ち や

■【 ν`な 登 朝,さ ′

l

M

3

長屋

2

路 地

明朗 ノ〔}+― ヽ4

みり りこ 囃街 1 7 ¨

2

2 路 地 災 告 の厄 険

な つ か しさ 丼″

50-W

V`

生二 Y古

つ ら わ 50‐

γ ケい

J

1ン

飲 み 屋 41J

わにJ 月島 の縮 図

llt 11:す

こみ こ み し

7こ

鉄み歴

1=

l 1

'発 遊

ボk7し

緑 社 本

7こ

1

親 しみ や す さ 親遮感

1

11サ :

1

7山

の匂 い

1

1 l

バイク 路 上 の もの 剰E然 もん じや

‖ 育海

クサ イ

生 さ地

ひιイL

l

llグ え ご ユ 1又

1

背 か らのリ エt景

l

60-M

麻 雀

7じ

アこ4打

も ん じ や各

70+‐ W

Иヾi卜 ),■ t甘

1■

2 ″ 「1日 の 刑tみ 含 わ せ

` い ち く は く な 走三i皓

麻雀

飲貨 店 み 店l

1

"こ さびれ

J局 の 中 心

illJり

‖ 肯

た装 子 4」

ll

命舵 “ に な る こ とを望 む

路 地 l

/」 ヽ 潮‖ 力 皓

至 ・/● ソ '人

早稲 田大学 IP工 学部建 築学科 85

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒 業論 文


資料 編

表 D21:辰 巳 のlirl成 要素 ―辰 巳住 人 サ ンプル名 回答 傷 要 素 10‐

W

│]1地

1

給 水 若

1

綺t

M 30‐ W 3()―

要 素

コ ン ク リー ト

目〕り 軍 高 架 高速 遭路

1

電 4i

1

4折 rT

1

l

` ま っす く な迫 人 I的 に作 られ た も の

1

ちtil

4

団 地

3 給水塔 , 2 洗 澪1物

高架 高 速 道路

1

l

1

電柱

1

公 園

l

1

人気 な さ

l

a要 ぃ

1

高 架 高速 道路

1

庶民的

1

l

伯 父 さん

1

バイク

1

伯 母 さん

l

曇 り色 ヒ

1

中央 の道

1

1

1 1

l

2)W

1

]J

0乙

4 高架 高速 道路 3 X絆 フK外

つ´ つ ″

1

家族 人 lι

西己i幸

暮 らし

1

1

子供

1

夕 やけ

1

1

風景

電柱

1

動 物

街 畑

1

建物

2 木

40-M

π

2 給水塔

団地

l

洗 濯物

1

団地 コニ

l

道路

1

高 架高 速 道路

1

���イク 一 早

l

1

V 40‐ ヽ

l

1

ア ンテナ 公陳

1 1

1

1

l

1 1

M

l

1

1

30‐

Z

3 ∃地 3 車 2 古 さ 2 生浩感 1 給水塔

1

20-ヽ 4

サ ン プ ル尾 回 答

1

団 地

1

給水塔

1

車 高架高速遭路

歩 通

1

友 人 の家

1

静 か

1

静けさ

人気 な さ

1

開放 的

1

」二IF「 感 期にい

1 l 1

1 1

1

lllイ (

50-M

早稲 田大 学理工学 部建 築学科

86

死 んで い る街 夜 に は 歩 0す な Vヽ サ ラ リー マ ン

2 綸水塔

ニ史研 究室 渡辺イ

1993年

度 卒業論 文


資料 編

表 D21-2:辰 巳 の構成 要 素 ―辰 巳住 人 サ ン ブ ルγ

M

1旦

1答

%

つ一

50‐

,

安 素

■ ナン プ ル 名 回 答 名 要 素

]J:

60‐

M

2 綺t 劃地

1

高 架 F:速 迫 路

1

﹁ロ

1

rtl[1勿

1

歩 迫

んそi百

1

殺風 景

1

幼稚 lAl

1

1

ノ、夕tが な ヽ

1

i吉 気 が な い い 糸 景が

l

老人

1

欄に 気 ガ ス

1

騒音

1

`移

/1iド「 の

ア ンバ ラ ンス

妙とイ イ キ イじ

V 60‐ ヽ

4

■■

l

V

高架 高 速 道路

1

1

50‐ ヽ

I肛

孝 求力V少 な い 2 給水 塔

││」

2 高架 高 速 道路

1

利 己主 義

1

J氏

1

潮│し ヽヽ 比し刃引

2 緑

1

`│: い 安 らぎが少 な

独(│よ

2 排気 ガ ス

1

団地

6 高 架 高速 迫路

1

給水 塔

5 給水塔

1

4

1

通勤路

1

環 境 が よい

4

綺t

イ畑

フし

1

1

生 il

lの

3 団地

2 軍 2 給水 塔

生活圏 l地

1

不 ,

1

7()十 ‐ M

l」

1

│・

1

1

1

ξ E線

1

立派

1

洗 澱:物

1

1

1

1川

/」

人影 が な い 日照 が よ い 住民のエ ゴ

1

静か 冷 たい

1

マ ナ ー の悪 さ

1

ゆ とりが な ヽ

l

低所得 者層

l

す っき り

1

老人

1

′ 21々

1

長期居 イ 主者

l

不Lイ

1

1

1

1

兎小九 都 会 を感 じる

1

W 7(井 ―

5薔

[

1

│=│

1

ノ 決i首

1

な く した くな い

1

人影 が な い

与1稲 日1大 学理工学 部建 築 学科

S7

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


編 資羽・

3-12

愛着 を感 じる街の構成 要素

―質問

13よ

表D22:愛 清 を感 じる構成 要素 一 月島

t

> 7'tv/N1

回答 数

M

10‐

要素 1

凸 llll道

1

子供

l

西 中ll通 りま で の 道

1

20-ヽ4 30-ヽV

ヽ4

60‐

α

)―

植本

1

柳 小 路 の看板

l

路地

1

illlス (

l

さびれ た表街 気 楽 に歩 け る

l

気安 さ

l

気楽

1

W

プ ラ モ デ ル屋

1

表D23:愛 着 を感 じる構成 要素 ―辰 巳 サ ンブル名

!

1()‐

ヽ V

胆1谷 数

要素 団地 緑

20‐ N4

給水塔 中央 の迫

2)‐

W

1劇

「人の 家 3()‐

W

圧民 的

人間

先エ

子供 4 50‐ ヽ 5()―

ヽ V

a)_w

給 水 塔

緑 二L′ ′ ,

70+―

M

団地

高 架 高速 道路 イモ

1出 l

早稲 田大 学 Jl!工 学部建 築学科 88

渡辺仁 史研 究 室

1993年

度 卒業論 文


編 資料・

3-13

非住 人 が知 覚 する街 の構成要素 (項 目 5)

一質問

14よ

表D24:辰 巳のオ li成 要素 一月 島住 人 サ ン ブ 7L/χ 10‐

ヽ4

llJI Zヽ

各セ 嵯l素

l

人気 が な い

画i一 的 i静

l

機械 的 ′ ヽ 世,卜 が /」 ヽさ ヽ

交 通 の 便 の悪 さ

l

家 族 で 暮 らす

夜 遭 が 履 しい

交 通 の使 が よい

軍社 会

1

1

40-NI

1

タ ワー

□1地

1

バイク

l

オ(

アパ ー ト

1

1

電相

人 気 力`な い

1

高 架橋

歴 然

道路 洗 澪:物

寂 しさ

1 1

9 一

緑 ll地

│・

4()―

W

兎小 屋 工 場街 生活 の音 が聞 け な い 団地街

ニュー タ ウ ン

団地

l

向l火 建 築 物

駐 車場

1

低サ iJ住 宅

1

i架 高 速 道路

「路 焼去

1

解 給水外

1

数少 ない ク ー ラー

コ ン ク リー ト

1

緑 地竹

窮屈

1

i

`術

1

無表

l

4

無味乾燥

― ・

1

l

電柱

星 力欠i差

1

W

現代

■■

1

30‐

団地

1

1

30-M

タ ワー

2 冷 たい コ ン ク リー ト

1

へ′ 20‐ `

住 み た くな い

つ ´

M

!││

1

l

20‐

かさ

人情 の な さ

管』 つ″

V

要素 整然 奇麗

1 1

10‐ ヽ

サ ン プ ル察 回 答 ′ 30-ヽ ヽ

整朝行さ れ て い る 古 争/Jヽ

1

1可

―竹

合理性

1高

交ト タト

開発

核 家 族

孤立

│・

llナ

3 整 引Iさ れ た 一 瓶

若 夫婦 銀行 振 込 云Wi

∬L]1楊

チ ャイ ム “

新 興住 宅

ネクタイ

タ ワー

近 所 付 き合 い の な さ │・

llじ

音6屋 き

/1Sと ゛

!ll稲

5()‐

M

ア パ ー ト群 集 合 4■ 宅

日1大 学 Jl工 学 部建 築学科

89

渡辺仁 史研 究室

1993年

度 卒 業論 文


資料 編

表D24-2:辰 巳の構成 要素 ― 月 島住 人 サ ン プ ル 名 回 答 傷 毬1摯 :

50-M

60‐

1

l

理 に は ま り過 ぎ

l

′ U、 を詰めた生活

M

回答 努 要 素 1

1

││り

ヽ V ω―

自動 車

1

人 1司 志 の 交 流 が な νヽ 高級 に見 え ない

高層 住 宅

1

徊i立 長 屋

l

広 い道

l

1

i首

整 理 され た 街

1

itttt 弁 支り

l

奇麗

11機 質

l

冷 たい

1

帝 っ てい る

1

整理

1

つ ま らな い

1

整頓

1

1

1

1 1

l

合 J!19 」iI「 i感 が な い 日‖ 促 ` i五 年 14り しな」 サ ラ リー マ ン

1 l

l

│:│

1 l

空 間

Htt Vヽ

生 活不 便 二 社会 い人 の理想 規律

l

バ ー トの 奥 さん

1

個 人主義

1

夏 は材 そ う

1

対立

l

緊張

1

M

ン ブ ルヌ

1

1

60‐

t

1 サ ラ リー マ ン 2 集 合 佃i宅

つん

5)W

1

l

tl:み

た くな い

ベ ッ ドタ ウ ン

1

日1地

l

4[│:サ i:

70+― ヽ 4

1

1

イ ヤ

1

団地印

1

洗 濯

1

布団

1

幣 翻Iさ れ た

1

空 1調

1

整 然 と してい る

1

コ ン ク リー

1

冷 たい

1

殺り 景

l

Iヽ

よそい き

1

若 さ

1

者6`や

堅 固 山│一 的

1

高層

1

サ ラ リー マ ン ア パ ー ト群

l

近所 隣

1

7()+―

ヽ′

1

1

l

││

`閑

早稲田大学 ]!工 学部建築学科 90

渡辺仁史研究室

1993年

度卒業論文


資料編

表 D25‐ 1:月 島 の 構 成 要 素 ―辰 巳住 人 サ ン ブ ル 名 回答 泌 要 素

サ ン プ ル名 回答 勢 安 系 10‐

W

30-ヽ V

路地 百 い 家

/1薇 柳小 路 の ア ー チ llLiの

1

並 ん だ家

‐ ‖ lj

つ ´

「4反 矛

ごち ゃごちゃ ′ 日、 きfし Vヽ 気だ るい

安 らぎ 生活 時 間 の 違 い

1

Π可

1

水 たま り 煙 草 の吸 殻

1

アーチ

l

l

匂い 夜

1

火 畢

1

4()―

M

Oι

置ツ曽 ビル χ :メ、

1

3 路 地

1

1

│lll

看板

1

高ノ 督 ビル 占 二

ぼ ろい家

1

4()―

V ヽ

1

1

雀 ,]

1

1

1

ドア

1

圧‖颯] バイク クし

1直

スく

til・

鴻良

50‐

M

′ の広 い人 亡、 看板

下 町

裏街 商店 道路

殺風 景 わ び しい

1

賑 や か

に くい

1

ifrJり

l

生活 感 が あ る

3

l

Йモ11

Flll丁

裏通 り が た が た遭

1

2 酒場

l

1

飲 み屋 街

l

下 ‖ル世] 下

な つ か しい /ヽ 狭 ヽ

一 叶

iサ

裏通 り

袋小 路 古 い街

l

1

ビル

下‖ r 飲 み 屋 街

2 言,Vヽ 2 親 しみ

女 Jlき

V 30‐ ヽ

忙符

1

4 30‐ ヽ

i百

中央 の 迎

「をえ 柳 小 路 のデ

′ 20-ヽ ヽ

年寄

1

iり

1

1

バ イ ク

M

1

l

ll

アー チ看 板 Й平 い

l

笹 の某 自 1曖 常 層 ビル 20‐

1

1

1

lll l

路地裏

1

早稲 田 大学 理 工学剖;建 築学科 91

柳 小 路 の看 板

ごみ ごみ ′ ぢセヽ η

Vヽ

旨 い

複雑 性 便利 性

渡 辺仁 史研 究室

1993年

度 卒業論 文


資料 編

表 D25-2:月 島 の構成 要素 ―辰 巳住 人 サ ン ブ ル 察

l口

要 素

サ ン プ ル 名 回答 劉 要 素

1

規 格 化 され て い な い

50-ヽV

l

41□

l

′り F

I答 傷

50-M

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渡辺仁 史研 究牢

1993年

度 卒業論 文


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街の構成要素と愛着性に関する研究