U9209 稲田 学理 ,早│ 大 工学部建築学科事業論文 :指 導教授 渡辺仁史 ,1 1
平 面図 の記憶 特 性 尋堺 索 行動に 関 す る研究 岸野綱人 白石盤 :``
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早稲田大学理工学部建築学科 平成四年度事業論文
平面図の記憶特性 と探索行動 に関す る研究
指導 :渡辺 仁史 教授
G9D060 G9D095
岸野 網人 白石 豊
0。
・ は じめ に
利用者 に快適 な空間 を提供するには、利用者が建築空間 を容易 に記憶 し、 認知 で きることが建築計画上必要 な ことである。初 めて訪 れる建物 におい て、利用者が案内板や避難経路 を短時間で見 て、 目的地までスムーズ に行 動 で きることは、使 い勝手 の良い空間であ り、また、防災上安全な ことで ある。建築法規 において も、建築面積 と防災施設の数 や、防災施設 までの 距離 などに関す る基準 はあるが、避難経路 の複雑 さに関す る記述 は見 られ ず、避難施設や案内板な どの位置 を決定するのに認知、記憶 の しやす さか ら検討す ることは、有用 なことである。そのために、F平 面図の理解 と認 知Jと 、「 実際 の建築空間の認知 と行動Jを 研究 し、空間認知 の理解 を深 めてい きたい。
早稲田大学渡辺仁史研究室
平成 4年 度卒業論文
●目 次 0。
は じめに 目次
1.研 究 目的・・・・・ … 2。
・
0。
・・・ 。・・・ … ・・
1
研究背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
3.研 究概要 。。・・・・・・・・・・・・・・・・・ 。・ 3 4.研 究内容
1 4.2 4。 3 4.4 4。
予備実験内容・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 5 予備実験結果・・・・ 00・ ・・・・・・・・・ 7 本実験内容 。… ・・・ … 。。・・・・・・・ 12 本実験結果・・・・ 。・・ 。・・・・・・・・ 。21
5.分 析方法
1 5.2 5。
省略 から見 た分析方法 。・・・・・・・・・・ 。 “ 日印から見 た分析方法・ ・・ 。・・・・・・・ 。45
6.分 析結果
6. 1
省略 から見 た分析結果 ・・・・・・・・・・・・46
6.2
日印から見 た分析結果・・・ 。・・・・ 。・・・54
7.考 察
7.1
分析結果の考察
7.1。
1
省略 から見 た分析結果の考察・ 00。 ・・74
7.1.2 日印から見 た分析結果の考察・・・・・ 。76 7.2 分節化 の考察・・ 。・・・・ 。・・・・・・・・77 8。
まとめ・・・・・ ◆・ 。・・ 。。・・・ ●●●●●。・80 あ とが き 参考文献
1.研 究 目的 本研究 の目的は、未経験 の建築 において、平面図での 目的地までの経路 を短時間で記憶する際 の目印 と省略 される部分 が、実際 の経路探索行動 に どう関連づけられるかを探 り、それをふまえて、経路 の複雑 さを表す指標 を提案することである。
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2。
研 究 背景
初 めて訪 れる建築 にお いて、利用者 はその空間を把握 した り、目的地 ま で行動す るために、案内板
(平 面図)を 見 た り人 に尋 ねた りしてその空間
の情報 を得 るが、 目的地 までスムーズに到達 で きない と不安感やス トレス を抱 く。一般的 に、案内板
(平 面図)は 公共性が高 く、あまね く空間の情
報 を利用者 に与えてい る。 しか し、平面図 は二次元 的であ り、 これをもと に三次元 である建築空間 を探索す ることは、記憶 とともに距離感,方 向感
,
さらに今 までの経験 によって蓄積 された建築空間 に関す るデ ー ターなどを 総動員 して行動 しなければならない。 空間 の認知 や記憶 に関す る研究 は数多 くみ られるが、その空間の対象 が 都市 で あ った り地下街 で あ った りして、一般 の建築 を対象 に したものは少 ない。 また、一般 の建築 の経路探索 の実態把握 に関す る研究 をみて も、 F空 間把握 の発達過程 を探 るための経路探索 の研究Jで あ った り、F経 路 探索 中の被験者 の思考過程 の発話 による空間把握 の研究Jで あ った りして、 平面図 におけ る経路 の記憶特性 と実際 の経路探索行動 に関す る研究 は され ていない。そ こで、我 々 は平面図 における経路 で、人がひとまとま りに記 憶す る部分 と経路探索行動 に関 して研究 してい く。
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3.研 究概 要 本研究 の流れを簡単 に説明す る と以下 のようになる。 予備実験
:
○経路 を記憶す る際 の眼球運動 と口頭説明 を加 えて もらったスケ ッチマ ップの描 き方 か ら、被験者 が どのように経路 を分割 (分 節化 )し て覚 えて いるかを探 り、分節化 とい うもののルーノレを決 める。 ○ その結果 をもとに、予備実験で使用 した経路 よ り分節数 の多 い経路 を 作成 す る。 本実験
:
○そ の作成 した経路 を提示後、口頭説明 を加 えて もらったスケ ッチマ ッ プ と再現歩行 の結果 か ら、平面図 の記憶特性 と探索行動 の関連 を、省 略 と目印 の二つ の観点 か ら分析 をす る。 考察
:
○本実験 の前 に決 めた 1分 節 のル ールを再検討す る。 ○経路 の複雑 さの指標 と して分節化 とい うものを提案す る。
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-3-
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ス ケ ッチ マ ップ実験
分節化 とい う指標 の提案
本研究の流 れ
-4-
4.
予備 実験 内容
予備実験 :本 実験 で使用す る経路 の分節化 の方法 を求 めるための実験 場所 は、早稲 田大学人間科学部所沢校舎内で、 ここに来 るのは初 めての 学生 6人 を被験者 として実験 を行 なった。 ○被験者 にアイマー ク レコー ダー を取付 けて、図 4-1の ような経路 憶す るまで見 て もらう。 (経 路 X)を 提示 して、本人がその経路 を完全 1事 己 (注 1)
○ アイマー ク レコー ダー を外 し経路図が見 えない ところで、 この経路 を 他人が見 て も分 かるように説明 を加 えなが ら、 A4白 紙 にスケ ッチマ ッ プを描 いて もらい、そ の説明 をポイス レコーダー に録音す る。 (注 2) ○ スケ ッチマ ップを見ず に、 この経路 を再現歩行 して もらい、そ の軌跡 を追 って A4平 面図 に描 く。 この再現歩行 の段階で、 もし被験者 が迷っ た り、分 か らな くな った りしたら、正 しい場所 まで連 れ戻 してス ケ ッチ マ ップを提示 して、再現歩行 を継続 して もらう。 (注 3) (注
1)「 この地図 を見 て、一人 で歩け るように覚 えて ください。」
(注
2)「 先 ほどあなたが覚 えた経路 を、他 の人が見 て も分 かるように 説明 を加 えなが ら、 この用紙 に描 いて くだ さい。」
(注
3)「 もし、歩 いていて分 か らな くなった り、迷 った りした ら、係 の ものに言 って ください。係 のものが先 ほ ど描 いたスケ ッチ マ ップをお見 せ します。」
○ アイマー ク レコー ダーの分析結果 か ら、その視点 の軌跡 と停留時間 を 求 め、被験者 の描 いたスケ ッチマ ップ とポイス レコー ダーの結果 か ら経 路 Xを 分節化 し、その分節化 の方法 を求 める。
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′
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予備実験経路図
4F)
(早 稲田大学人間科学部所沢キャンパス
r
77隔
r 恭 聴 ●
0
図 4-1
経路 X
-6-
4.2
予備 実験 結 果
アイマーク レコーダーの解析 によって得 られた視点 の停留点軌跡 と経路 の関係 を表 したものが、図 4-2で ある。停留 の時間の長 さは、円の色で 表 されてお り、円の色が、黄→青→赤 になるほど停留時間が長い。図 4-
3は 、視点 の停留点分布 で棒 グラフの高 さが視点 の停留時間 を表 している。 日頭説明 を加 えてもらったスケッチマ ップと、ア/マ ークレコーダーの分 析結果 よ り、経路Xは 図 4-4の ように、 スター ト付近、 クランク部、ホ ール まで、 ホール部、エ レベーターまでの部分、 と5個 に分節化 されてい る。 この各 々の分節 の空間的特徴 をふ まえ、我々は分節化 の方法 として、
。経路選択 が必要 な曲が り角 が含 まれる部分 を 1分 節 (道 な りに曲が っている場合 は経路選択 が必要 な曲が り角
とは しない) 。一連 の 階段、 エ レベ ー ター に よって進行方向 が変 え ら れる部分 を 1分 節 と定義す る。 次ベージ以降 に、日頭説明 をお こ したものとスケッチマ ップの例 とアイ マーク レコー ダーの分析結果 を記載する。
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L む ゛8 鬱
F 曇
む幸
図
4-2
滞 留点軌跡
ホ ール まで の部分 ′ ノ
ホ ー ル部
」__″ ,r.1:1… 「 ……F… ¬rr‐ 1,
ス ター トイ 寸近
'rJ
工
-1●
一二● :●
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l cl菫
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レ
図 4-3
停留点分布
-8-
L/ ベ
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ー タ ー まで の 部分
ボイス レコー ダー をお こ したものの例 を以下 に挙 げる。 (例
1)ま ず スター トを出 て、廊下 を左 にい って まっす ぐい って、/こ
こに階段 が確 か あ って、 これを右 にい って突 き当たったところをまた左折 で、/ま た右折 で、 この辺ず 一 っと突 き当た りになっていて、ず 一 っとい くと、/こ こに出入日かなんかあ ってそ こを通 っ′ て、/ず ― っと廊下 をま っす ぐい って、 こっちにず 一っと教室 があって、 エ レベー ターあ ってそこ が ゴール。
(例
2)今 の教室が ここで、出た ら左 に曲がって まっす ぐい って、/T
字路 の突 き当た りの ところは階段 になっていて、 わ きは トイ レになってい てそこを右 に曲がる。 ここで少 しクラ ンクが あ って、/左 手 がオー プ ンス ペース右側 はず っと研究棟 が続 いていて、 まっす ぐい くとホールにでる。
/ホ ールに柱 が あ って一本 目の ところを曲がって二本 目の ところをたど り ます。/そ れで下 つて い くと廊下 が あ つて突 き当た りに階段 があってその わ きにエ レベー ターが あ り、そ こが ゴール。
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-9-
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ス ケ ッチ マ ップの例
、
翻 │
│
・1晩 │「 ・ 場 紀
」
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曖
-t0-
2 ・
l
l
第 4分節 .ホ ー ル部 l llI
6分 ● :3分 節。ホールまでの音
聴 ヾ:b
r
第 5分 節 。 エ レベ ー ター までの部分
第 1分 節 .ス ター ト付 近
図 4-4
経路 Xの 分節化
― H―
4。
3
本実験内容
予備実験 の結果 から 1分 節 を定義 し、そ のことを もとに、予備実験 の経 路Xよ り分節数 の多 い経路 において、平面図 の記憶特性 と探索行動 の関係 を探 る。
○本実験 には い る前 に、予備実験 と同 じ早稲 田大学人間科学部所沢校舎 内で、 A経 路系 (分 節数 7,
10,12)と 短 い経路
9,11,13)と B経 路系
(分 節数 6,
8,
(分 節数 7)で 計 9種 類 の経路 を作成 した。 (注 1)
○被験者 に経路 を提示 して、 3分 間で覚 えてもらう。 (注 2) ○経路図が見 えない ところで、 この経路 を他人が見 て も分 かるように説 明 を加 えなが ら、 A4白 紙 にスケ ッチマ ップを描 いて もらい、その様子 を ビデオに録画 す る。 (注 3) ○ ス ケ ッチマ ップを見ず に、 この経路 を再現歩行 して もらい、その軌跡 を追 ってA4平 面図 に描 く。 この再現歩行 の段階で、 もし被験者が迷 っ た り、分 か らな くな った りした ら、正 しい場所 まで連れ戻 してスケ ッチ マ ップを提示 して、再現歩行 を継続 して もらう。 (注 4) ○平面図では分 か らなかった部分 をア ンケ ー トに答 えてもらう。 (注
1)
同 じ経路系 の経路 にお いて、分節数 の多 い経路 は、分節数 の 少 ない経路 を延長 した ものであ る。 (A経 路 についていえば、 分節数 7の 経路 を延長 して分節数 9の 経路、それ をさらに延 ば して分節数 Hの 経路 とい う具合 で あ る。)被 験者数 は、分節数 10以 上 の 4経 路 が各 々 6人 ずつ、分節数 9以 下 の 4経 路が各 々
5人 ず つ、 B経 路 でスター ト地点 が 2Fの 階段部付近 の “短 い
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経路"に 4人 で、のべ48人 である。 (表 1参 照) “短い経路 "は 、 2Fに 他 の分節 よ り情報量が多 い分節群が あるため、そ こが経路 の終 り付近 にある場合 とスター ト付近 に ある場合 とを比べ るために、その分節群 がスター ト付近 にある ように経路 を作成 した。
′
(注
2)「 この地図を見 て、一人で歩けるように覚えて ください。」
(注
3)「 先 ほどあなたが覚 えた経路を、他 の人が見 ても分 かるように 説明 を加えながら、 この用紙 に描 いて ください。」
(注
4)「 もし、歩 いていて迷 った り、分 からな くなった りしたら、係 の ものに言 って ください。係 の ものが先 ほど描 いたスケッチ マ ップをお見せ します。」
表
A経 路
1
被験者 の数 と実験経路
B経 路
人数 (人 )
人数 (人 )
分 節 数 13
6
分節 数 12
(
分節数H
6
分 節 数 10
(
分節数 9
5
分節 数 8
く
分節数 7
5
分節 数 6
く
短 い経路
a
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経路別 に各分節 を言葉 で説明す ると以下 のようになる。 ● A経 路 第 1分 節 .ス ター トをでて左 にい き、突 き当た りまでい く。 第 2分 節 .ク ラ ンク部 を通 る。 第 3分 節 .ホ ール部 まで い く。
′
第 4分 節 .ホ ール を通 る。 第 5分 節 .エ レベー ター までい く。 第 6分 節 .エ レベー ター をでて左 に道 な りにい く。 第 7分 節 .T時 路 を右 に曲が り、階段部 を上 る。 第 8分 節 .階 段 をもうひ とつ上る。 第 9分 節 。壁 の間の狭 い ところを通 る。 第 10分 節 .少 し広 くなった ところを右 に曲がる。 第 H分 節 。 階段 を上 り、 3Fへ い き、左 に曲がる。 第 12分 節 。 ス ロープを通 り、突 き当た りを左 へ 曲がる。 第 13分 節 .橋 状 の階段 を渡 り、す ぐの階段 を降 りて ゴール。
● B経 路 第 1分 節
.
ス ター トをでて右 にい き、突 き当 た りまでい く。
.
階段が見 え るので、それ を降 りて 3Fに い く。
第
2分 節
第
3分 節 。 階段 をでて左 にある通路 に入 り、す ぐを左折。
(ス
ロー プま
で い く) 第
4分 節
.
ス ロープを通 り左折、 ドアの ある突 き当た りまでい く。
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第 5分 節 。左 に見 える階段 を全 て降 りて左折。 第 6分 節 。突 き当た りまでい き左折。 第 7分 節 .回 転扉 のあ る壁 の間 を通 る。 第 8分 節 .ス ロー プと接 している階段 を降 りる。 第 9分 節 .橋 状 になっている階段 の ところまでい く。 第 10分 節 .階 段 を降 りて180度 方向転換。 第 H分 節 .防 火扉 のあ る同一方向で、一段ずれた廊下 の入口まで い く。 第 12分 節 。廊 下 をまっす ぐい き突 き当た りを右折 して ゴール。
●短 い経路 第 1分 節 .階 段 を全 て降 りて左折。 第 2分 節 。突 き当た りまで い き左折。 第 3分 節 。 防火扉 のあ る壁 の間 を通 る。 第 4分 節 .ス ロープと接 してい る階段 を降 りる。 第 5分 節 .橋 状 になっている階段 の ところまでい く。 第 6分 節 .階 段 を降 りて180度 方向転換。 第 7分 節。防火扉 のあ る同一方向で、 一段ずれた廊下 の入口 をはい りH7 教室 で ゴール。
次 ページ以降 に各経路図 を記載す る。
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経路図 ●A経 路
(4F-lF-2F-3F)
第姦鳥十
lF
―
、
"―
経路 図 ●A経 路
(4F-lF-2F-3F)
2F
十 一
一 ・ ︰
3F
第 12分 節
―
""
経路図 ● B経 路
(4F-3F-2F-lF)
第 2分 節 ――
3F
- 18-
経路 図 ●B経 路
(4F-3F-2F-lF)
2F
frtt'tt}ffi
経路図 ●短い経路
(2F-lF)
1分 節 第
第 3分 節
2F
第 6分 節
lF
―
"―
4。
4
本実験結 果
本実験 の結果 として再現歩行 の軌跡 とスケ ッチマ ップが得 られた。表 2 は、 A,B両 経路 の再現歩行が正確 にで きた被 験者数 と経路 の関係 を示 し た もので ある。次 ページ以降 に、実験 でえられた典型的 なスケ ッチマ ップ の例 と正 しくない再現歩行 の軌跡 の全 てを挙 げ る。 スケ ッチマ ップの描 き 方 の特徴 として、壁線 を描 かず に経路 の線 だけ を描 いてい る ものが 目立 つ。 壁線 をスケ ッチマ ップに描 くとい うことは、経路 を平面図 との関係 か ら捉 えて い ると推測 される。 このこ とか ら、 スケ ッチマ ップの経路 の線 だけ を 描 い て いる ものが 目立 つ とい うことは、経路 を覚 える際 に平面図全体 か ら 経路 を把握す るのではな く、経路 の形 だけ を覚 え よう とす る傾 向のあ らわ れ と考 えられる。 表2
A経 路
再現歩行 が正 しい被験者 の 数
B経 路
人数 (人 )
分 節 数 12
分 節 数 13 分節数 H
分節数 9 分節数 7
人数 (人 )
3
分 節 数 10
2
5
分節数 8 分節数 6
2
短 い経 路
2
5
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5
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A経 路 分節数 13の 正 しくない 2F, 3Fの 再現歩行の軌跡
2F
一 一
¨ ︲ ,
(被 腋 者
a)
A経 路 分節数 13の 正 しくない 2F, 3Fの 再現歩行の軌跡
2F
3F (被 験 者
―
―
“
b)
A経 路 分節数 13の 正 しくない 2F, 3Fの 再現歩行の軌跡
2F
3F (被 験 者
―
露
―
d)
A経 路 分節数 13の 正 しくない 2F, 3Fの 再現歩行の軌跡
2F
3F (被 殿 者
―
郷
―
e)
A経 路 分節数 13の 正 し くない 2F, 3Fの 再現歩行の軌跡
2F
3F (被 験 者
-26-
f)
A経 路 分節数 Hの 正 しくない 2Fの 再現歩行 の軌跡
2F (被 殿 者
i
2F (被 験 者 j
2F -27-
(被 験 者
1
B経 路 分節数 12の 正 しくない lF, 2Fの 再現歩行 の軌跡
lF (被 殿 者 a
lF -28-
(被 殿 者
b)
B経 路 分節数 12の 正 しくない lF, 2Fの 再現歩行 の軌跡
lF・ (被 服 者 c
lF (被 殿 者 ―
"―
d)
B経 路 分節数12の 正 しくない lF,2Fの 再現歩行の軌跡
│
「
(被 臓 者
e)
B経 路 分節数 10の 正 しくない lF, 2Fの 再現歩行 の軌跡
(被 殿 者
g)
lF -31-
(被 殿 者
i
B経 路 分節数 10の 正 しくない lF, 2Fの 再現歩行の軌跡
lF (被 服 者
j
lF -32-
(被 殿 者
k)
B経 路
分 節数 8の 正 しくない 2Fの 再 現歩行の 軌 跡
2F (被 殿 者
m)
│ 2F (被 験 者
n
2F -33-
(被 殿 者 q
B経 路 短い経路の正しくない lF, 2Fの 再現歩行の軌跡
︰ ...匡に ﹂ . ¨ ︱ ︲
lF (被 殿 者
w)
lF -34-
(被 験 者
y)
B経 路 短 い経路の正 しくない lF, 2Fの 再現歩行の軌跡
lF (.被 殿 者
-35-
z)
ス ケ ッチ マ ップの経路別 の例 ●A経 路 (分 節数13)
(4F-lF-2F-3F)
耐
. │
-36-
スケッチマ ップの経路別の例 ● A経 路 (分 節数 H)
(4F-lF-2F)
夕
-37-
ス ケ ッチ マ ップの 経路別 の例 ●A経 路
(分 節数
9) (4F-lF-2F)
瑕 睡
¨ ― ― ― ¨
一
il
11-―
当 [ヨ
塩 畑 L
││
¨
D― │
-38-
ス ケ ッチマ ップの経路 別 の例 ●A経 路
(分 節数
4・
7) (4F-lF-2F)
F
“ 嗜鳳ま
lllD
3ヽ
-39-
ぽ
ス ケ ッチ マ ップの経 路別 の例 ●B経 路
12) (4F-3F-2F-lF)
(分 節数
易﹁郡
5= F 'F
―
-40-
ロ
ス ケ ッチ マ ップの経路別 の例 ●B経 路
10) (4F-3F-2F-1
(分 節数
F)
H日 n 卿
︱夢 =︱
イ
FI
午 ・
耐T=可
3ト
3ト
-4t-
ス ケ ッチ マ ップの経 路 別 の例 ●B経 路 (分 節数 8)
(4F-3F-2F)
会P
卜詠 4 3
、 多ヽ ︲
, 一 一
︲ψ ︲ ︲︲ ︲・
一
2F
出可==LT
-42-
ス ケ ッチ マ ップの経 路 別 の例 ● B経 路 (分 節数 6)
(4F-3F-2F)
′ ヨ
7
オ 亨工f,t
一
需=訓 -43-
5.
省略 か ら見 た分析方法
人が平面図か ら経路 を覚 える際 に、平面図上の全ての情報 を覚 えるので はな く、何 らかの省略 をした り、 日印 を探 して覚 えるのが普通 であ る。そ こで、 スケ ッチマ ップにお いて省略 される部分 と、 日印 とされるもの、 こ の二 つ の観点 か ら、平面図 の記憶特性 と探索行動 の関連 を探 る。
省略 から見 た分析方法 ○平面図再生時、つ ま リスケツチマ ップと口頭説明で、何 らかの省略 を して描 かれていた り、使用す るはずの階段 が描 かれていなかった りす る (描 かれていな くても、 口頭説明がある場合 は除 く)分 節 を被験者 ごと
に調べ、その被験者の再現歩行結果 と照 らしあわせる。 ○省略 されて描かれやすい分節や、何 らかの省略 をして描 かれている分 節 において再現歩行 で間違 いを犯 しているかどうか。何 らかの省略 をし て描 かれている分節 の数 と歩行 ので きの関係 を調べ る。 ○平面図の記憶特性 と探索行動 の関連 を探 る。
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5。
2
目印か ら見 た分析方法
目印 か ら見 た分析方法 ○ スケ ッチマ ップに描 かれた り、説明 で言 われた りした建築要素 (注 1) をすべ て書 き出 し、その想起率 を求 める。 ここで想起率 とは、 想起率
(%)=
スケ ッチマ ップに描 いた人数 被験 者数
×
1∞
とす る。
この想起率 の高 い ものが 目印 として記憶 されやす い もの となる。
○ 目印 としてスケ ッチマ ップに描 かれた建築要素が、再現歩行時 に使用 されたかを再現歩行 の軌跡から調べ、歩行率 を求める。 ここで歩行率 と は 、
歩行率
(注
(%)=
歩行 した人数 被験者数
× 100
とす る。
1)建 築要素 とは、階段,エ レベーター,ホ ール, ドア,部 屋など 課題経路上にある記憶する際 に重要なポイン トとなると考 えら れる建築 を形成する要素である。さらに建築要素 を「経路構成 要素」 と『経路構成要素に付随する要素Jの 二つに分ける。 F経 路構成要素Jと は、再現歩行時 に直接使用する階段,エ レ
ベーター,ホ ール,ク ランクなどとし、F経 路構成要素 に付随 する要素」 とは、再現歩行時に直接使用 しないが再現歩行中に 視認 されると考 えられる階段,部 屋 の名前,壁 などとする。
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-45-
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6。
省略 か ら見 た分析結果
スケ ッチマ ップにお いて何 らかの省略 をしてい る分節 を表 6--1,
2に
まとめ、再現歩行 の結果 も加味す ると表 6-3,4が で きる。 この省略分 節数 と歩行 の レベ ルの関係 を、分節数 9以 下 の経路 と10以 上の経路 に分け てグラフに表 した ものが図 6-1,2で あ る。 これ らの ことか ら以下の こ とが い える。
′
・ A,Bい ず れの経路 とも 2Fの 階段部 の付近 の分節 にお いて、何 らか の省略 をしている被験者 が多 い。 。再現歩行時 に 2Fの 階段部 で間違える被験者 が多 い。 ・何 らかの省略 をしている分節 で間違える被験者 が多 い。 ・省略 をしてい ない分節 で、間違 える被験者 もい る。 ・ ス ター トに近 い分節 や道な りの ところでは、省略 をして いても歩行 で は間違 い を犯 さない。 ・逆 に ゴール付近 の分節 での省略 は、歩行 で間違 い を犯 しやす い。 ・何 らかの省略 をして いる分節 の数 と歩行 ので きに分節数 9以 下 の経路 では関係 が見 られない。一方、分節数 10以 上の経路 では関係 が見 られ
,
そ の数 が少 ない被験者 の方 が歩行 ので きが よい といえ る。
(こ
のこと
に関 しては、あ との考察 でふ れる。)
次 ペ ージ以降に省略 して描 かれている分節 の例 を具体的 に挙 げる。
早稲 田大学渡辺仁史研究室
-46-
平成 4年 度事業論文
表 6-1
A経 路 の省略分節
-47-
表
6-2
B経 路 ・短 い経路 の省略分節
-48-
表 6-3
A経 路 の歩行 の間違 い
手 前 まで
階段 まで
堕 とaの 間 の狭 い ところ
階段の方 3Fへ の ス ロー プ へ曲がる を段 まで 03 ところ
被験者 a 波験 者 b
△
被験者 c 被験者d
●
●
●
被験者c
●
●
●
△
ル 一近 ゴ ¨ け
EVま で T字 路 の 2Fへ の
段 階 で 小 ま
スター ト クランク ホールの ホ ー ル 手前 まで
△
い行 ので 3
2 3 5
被験者 F
●
●
● ●
△
△ △
披験 者 1
●
●
1
2
△
被験者 8 被験者 h 被験者i 被験者 i 波験 者 k
●
2
3 5 2 4 5
●
波験 者 m
5 5
跛験者 n 波験者 o
5 5
波験者 p 被験者q
5
被験 者r 被験者 3
3 5 5
△
被験 者t 被験者 u
5
波験者 v
5
(注
1)舌
い る て 節 し 分 丁 路を ?将 :票 劣 薯 埜 ;寧 専 所 を間違えたもの で 1今
T貿
91こ
歩行 △ :省 略 をしていない分節 で歩行 を間違 えたもの (注
2)省
蛙埜丁各み2[[:I[it碁 72で 島
4:細 部
(壁 と壁 の 間 の
´ ::り 侶鼎段主高 を 通党
甲 薔 鼎喬蓬見る
1:全 く違う経路をたどるか、途中であきらめてしまう
-49-
表 6-4
路 。短 い経路 の歩行 の間違 い
ス ロー プ 階段 g5の の手前 手 前 まで まで
階段 部
L字 まで 2の
間 を 小 階段 を
通 る とこ
降 りる
ろ
とこ ろ
披験者 a
IFへ の 降 りて を段
U夕 ‥ ン
の 戸 ろ 火 こ 防 と
ス ター ト 階段 まで
B経
●
●
△
Δ
●
被験 者c'
●
△
●
Δ
●
波験 者d'
△
ゴール
歩行のでき
付近
2
被験者 bl
●
● ●
△
1
3
△
5 ● ●
慮幹 党,1'
●
被験者 m 被験者 n' 被験 者o'
△
●
●
●
△
● ●
1
3 2 1
5
5 5
被験者 p' 被験者 q'
5
被験 者r' 被験者 s' 被験 者t'
3
●
5
5
被験者 u' 被験 者v' 被験 者 w' 被験者 x' 被験者 y' 被験 者
2 4
被験者c' 被験 者 f' 被験者g' 被験者 h' 被験 者i' 波験者J' 被験者k'
Δ
△
5 3
5 5 ●
z
(注
1)表 中 の 記号 の意 味 は、 以下 の 通 りで あ る。
● :ス ケ ッチ マ ップにお い て何 らか の省 1略 を して い る 分 節 で歩行 を‖l違 え た もの △ :省 略 を して い な い分 節 で 歩行 を間違 え た もの
2)歩 行 ので きは以 下 の よ う に設定 した。 5:全 く間違 わ ず行 け る . 4:細 部 (壁 と壁 の 間 の ところな ど)を 1箇 所 間違 え る 3:使 用 階段 や ゴー ル な ど重 要 な ところ を 1箇 所「1違 え る 2:2箇 所 以上 l違 え る
(注
│‖
1:全 く違 う経路 をたどるか、途中であきらめてしまう
(注
3)被 験者 b',m'は
無印 となっているが い から なかったので 全く け 途中 、歩行 の い できは 1と なって る。
-50-
3
(v-<)v) 贄 」 イ テ
5
の で
き
4
:
(分 節 )
o2468 省略分節数
図
6-1
省 略分 節 数 と歩行 の で き (分 節 数 9以 下 の経 路 ) (注 )デ ーター数24
`
(V.< )v) に り 子 イ の で き
5
\
\ \
4
\
\ \
\
― \
\
\ \
\ \ (分 節)
o2468 省略分 節数
6-2賀 図 絡‰協 続, い
(注 )石
=後
て け 象ィ 響 紹,(F7/rT/ZT天 急 晨
-51-
スケ ッチマ ップにお ける主な省略 の例 ●省略 をしている例
●省略 をしていない例
︲︱ ″ ︱ クラ ンク部 (A経 路第 2分 節)・
→
︱ 膵
貯
丁
EVま で (A経 路第 5分 節
)
國
ヽ t`1
T字 路 の手前 まで (A経 路第 6分 節)
琴
壁 と壁 の間の狭 い ところ
(A経 路第却分節).…
―
盤
―
ス ケ ッチ マ ップにお け る主 な省 略 の例 ●省略 をしている例
●省略をしていない例
罰上 ①
d /
3n
ス凝 プの手前まで (B経 路 第 3分 節 )
壁 の 間 を通 る とこ ろ (B経 路 第 7分 節 )
2f
Fへ の階段の向き (ユ 経路第■分節
)Ⅲ
-53-
…
6.
目印 か ら見 た分析 結 果
A経 路 ,B経 路 について 目印 としてス ケ ッチマ ップに描 かれた り、説明 で いわれた りした建築要素 を全 て抜 き出 したものが表 6-5、 表 6-6で あ る。次 に、経路構成要素 の歩行率 お よび想起率 と経路 の関係 をグラフと して表 した ものが、図 6-3∼ 9で あ る。図 6-3,
4, 5, 6は 、 A経
路 の 4F,
lF,2F, 3Fに ついて、図 6-7∫ 8, 9は 、それぞれB 経路 の 4F, 3F,2Fに ついてであ る。 グラフの X軸 は、分節数 13,H, 9, 7な どの各 々の経路 と全体 としてその平均、 グラフの Y軸 は割合 であ る。 また、経路構成要素 に付随す る要素 の想起率 と経路 の関係 をグラフと して表 した ものが、図 6-10∼ 17で あ る。 ここで、図 6-10,11,12,13 は、 A経 路 の 4F,
lF, 2F, 3Fに ついて、図 6-14,
それぞれ B経 路 の 4F,3F,2F,
lFに
15, 16, 17は 、
ついてであ る。 ここで も、グ
ラフの X軸 は、分節数 13,11, 9, 7な どの各 々の経路 と全体 としてその 平均、 グラフの Y軸 は割合 であ る。 これ らの図の うち図 6-12,16に ある、
A経 路 の階段 j、 B経 路 の階段 j,階 段 1は 使用 してはいけない階段 であ る。 この結果 か ら以下の ことが いえる。 ・ 目印 として記憶 されやす い建築要素 は、長 い通路や廊下 の脇 にあ る柱
,
部屋 ,教 室群 などや、山が り角 のそばにある部屋 や階段 などであ る。 ・ ドアの想起率 は、全体 的 に低 くな って いる。 このこ とか ら、被験者 に とって平面図 の ドアの記述 は分 か りづ らく目印 にな りに くいこ とが分 かる。
早稲田大学渡辺仁史研究室 -54-
平成 4年 度卒業論文
表 6-5
表
6-6
-55-
被験者 が描 いたA経 路 の建築要素
被験者 が描 いたB経 路 の建築要素
図 6T3 経路構成要素の想起率及び歩行率 と経路の関係 ● A経 路 (4F)
4Fの エ レベ ー タ ー
X軸 ― 経路 Y軸 一 割合
-56-
経路構成要素の想起率及び歩行率 と経路の関係 図 6-4 ● A経 路 (lF)
lFの エ レベ ー タ ー
X軸 ― 経路 Y軸 一 割合
-57-
図 6-5 経路構成要素の想起率及び歩行率 と経路の関係 ● A経 路 (2F)
FII障 ∞
∞
0 8
0 8
0 6
。 6 %
・ %
0 4
0 4
0 2
0 2
0
0
X軸 ― 経路 Y軸 一 割合
-58-
図 6-6 経路構成要素の想起率及び歩行率 と経路の関係 ● A経 路 (3F)
∞
。 8
0 6 %
0 4
。 2
。
∞
∞
0 8
。 8
0 6
%
0 6
0 4
。 4
%
0 2
0 2
。
。
路合 経割
一一
軸軸 XY
-59-
経路構成要素の想起率及び歩行率 と経路の関係 図 6-7 ● B経 路 (4F)
12
8
12 10 8
6
6
全体
゛ ゛e 鱒
10
一
路合 経割
-60-
一一
軸軸 XY
全体
図 6-8 経路構成要素の想起率及 び歩行率 と経路の関係 ● B経 路 (3F)
100 80
%・
60
40 20
0
X軸 一 経路 Y軸 ― 割合
-61-
図 6-9 経路構成要素の想起率及び歩行率と経路の関係 ● B経 路 (2F)
X軸 一 経路 Y軸 ― 割合
―
籠
―
図 6-10経 路構成要素に付随する要素の想起率 と経路の関係 ● A経 路 (4F)
階段 c
100
80
80
60
60
40
40
20
20
0
0
100 80
60 40 20
13 11 9 7
0
13 11 9
13H97全
13 11 9
7
131197全 体 ゛ 中 ‡ 鱒
13 11 9
実習室 群
%
階段 d
a
オフィス a
100
100
100
100
80
80
80
80
60
60
60
60
40
40
40
20
20
20
0
0
%
40 20 0
13 11 9 7
13H97全
0
13H97全
X軸 ― 経路 Y軸 一 割合
-63-
全体
100
図 6-H 経路構成要素に付随す る要素の想起率 と経路の関係 ● A経 路 (lF)
∞ 。 8
100
0 4
60
%
%
0 6
80
0 2
40
。
20 0
1311 9
全 体
X軸 一 経路 Y軸 一 割合
-64-
図
6-12経
路構成要 素 に付随す る要素 の 想起率 と経 路の 関係
● A経 路
(2F)
100
100
80
80
60
%
40
60 40
20
20
0
0
13
11
9
13
名 ≧ 体
11
9
名≧ .体
柱群 b 1(】
Э
80 60 40 20
0
13 ll
e.f.tr
2H教 室 100
100
100
80
80
80
60
60
60
40
40
40
20
20
20
0
0
0 13
11
9
13H 9
X軸 ― 経路 Y軸 一 割合
-65-
全
図 6-13 経路構成要素に付随する要素の想起率 と経路の関係 ●A経 路 (3F)
“
路合 経割
一
一一
軸軸 XY
―
図 6-14 経 路構成 要素 に付随 す る要素の想 起 率 と経 路の 関係 ● B経 路 (4F)
100
80 60
40 20 0
12 10 8
6
一 臨 ゛ ゛ 一り 鱒 一
100
80
%
60 40 20
X軸 一 経路
0
12 10 8
6
Ytti 一 割合
-67-
図 6-15 経路構成要素に付随す る要素の想起率 と経路の関係 ● B経 路 (3F)
100 80
60 40
121086短 全
20
い体 経 路
0
12 10 8
100
80
%
60
40
100
20
80
12 10 8
6
全体
0
レ
60
c
40
100
20
80
%
0
60
12 10 8
6
40 20 0
12 10 8
6 名≧ 体
X軸 Y軸
-68-
― ―
経路 割合
図 6-16 経路構成要素 に付随す る要素の想起率 と経路の関係 ● B経 路 (2F)
0 8
%
0 6 0 4
0 2
全体 短 い経 路
。
0 6
。 4
0 2
0 6
%
0 6
%
0 6
0 4
0 4
0 4
0 2
0 2
0 2
全体
2 ︲
Ю
短 い経 路
0
0
2
0
6
全体 短 い経 路
。
-69-
6
0 8
。 8
0 8
X軸 一 経路 Y軸 一 割合
0 2
0 0
。 0
0 0
%
全 い 体 経 路
全体 短 い経 路
。
経 路
全体
ドア e トイ レd
短 い経 路
0 8
全
Ю 2 ︲
0 0
%
1210 8
12108短
0 0 0 。 。 0 8 ω 4 2
0 0
%
。 0 0 。 0 ∞ 8 6 4 2 %
υヽ体
121086短
1210 8
1210 8 12 10 8
1210 8
図 6-17経 路構成要素 に付随す る要素の想起率 と経路の関係 ● B経 路 (lF)
∞
100
0 8
80
。 6
%
。 4
%
60
。 2
40
。
20
12短 い
0
全体
経路
/
0 0
0 0
0 8
0 8 0 6
0 6
0 4
%
%
0 4
0 2
0 2
。
全 い 体 経 路
。
1210短
12 短 い 全体 経路
12 短 い 全体 経路
X軸 ― 経路 Y軸 ― 割合
-70-
図 6-18,19は 、 B経 路 の経路構成要素 の歩行率及 び想起率 と各 々の経 路 の関係 を表 した ものであ る。棒 グラフの高 さは、歩行率及 び想起率 の割 合
建築構成要素 は、 スター トー クラ ンク→ ホール→ 4F
(%)で ある。
のエ レベー ター→
lFの エ レベー ター→ 階段 f→ 階段 k→ 階段 h→ ス ロー ′
プ a→ 階段 g→ 階段 fの 順 に経路 にあ る。
。この結果 を見 て も分 かるように、経路 の初 めの方 では、経路構成要素 の想起 率 も歩行率 も高 く間違 い も少ない。 このことから、経路 のは じ めにあ る建築要素 は記憶 に残 りやす い といえる。
表 6-7
A経
路 での階段 1の 歩行 率
A経 路
表 6-8
歩行 率 (%)
16
33
16
33 ハυ
短 い経 路
16
全体
路 での階段 jの 歩行率
B経 路
歩行率 (%) 13
B経
25
全体
客 1:: 署: 60
(%)40
(%)40
20 0
20 0
13
11
9
全体
客 1:: ヨ 諄 60
12
経路
経路 図 6-20
A経 路 での壁の間の歩行率
短 い 全体 経路
10
図6-21
B経 路での壁の間の歩行率
早稲 田大学渡辺仁史研究室 -71-
平成 4年 度卒業論文
□ 劣程警
100・
□劣 馨 警 11
°°
50・
13
0°
0.0°
□
分節数 9 の経 路
囲 分節数 7 の経 路
図 6-18 経路構成要素 の歩行率 と経路 の関係
回 劣程議
圏劣羅驚 11
loO.0° 50・
13
0°
0.0°
そ ヽ
9 □劣 鯉 警
7 囲劣 警 鯉
図 6-19 経路構成要素の想起率 と経路 の関係
-72-
表 6-7は 、A経 路 にお いてスケ ッチマ ップには階段 kを 描 いておきな がら階段 jを 通 ってしまった人の害J合 、表 6-8は 、 B経 路 においてスケ ッチマ ップには階段 mを 描 いてお きながら階段 1を 通 ってしまった人の割 合 である。 ここで、階段 kよ り階段 jの 方が視認 されやす く、階段mよ り 階段 1の 方 が祝認 されやす い。 また、図 6-20,21は 、A,B両 経路 の 2 ″
Fの 205教 室 の前の壁 の間の歩行率 である。 。この 2Fの 205教 室の前 の壁 と階段 の関係 は、 ここに2分 節あるが、図 6‐
-5, 9や 図6-12,16か
ら分 かるように、あ ま リスケ ッチマ ップに
正確 に描 かれず、再現歩行 も不正確 なものが多 い。短い経路 において も、 この部分 はスター トに近 いにも関わらず壁 の間の歩行率 は100%だ が階段 kの 歩行率 は50%,想 起率 も50%と 低 い。 これらの ことか らこ の音5分 は複雑 と考えることがで きる。
階段 k
階段 j
図 6-22
階段 m
2Fの 205教 室の前
早稲田大学渡辺仁史研究室 -73-
平成 4年 度卒業論文
1■
7。
省略 か ら見 た分析結果 の考察
A経 路 の分 節数 H,13の 経 路 とB経 路 の分節 数 10,12の 経 路 で は、被 験 者 の歩行 ので き とス ケ ッチ マ ップで何 らか の省 略 を して い る分 節 の数 との 間 に関係 が 見 られ るが 、 A経 路 の分 節 数
7、
9の 経 路 とB経 路 の分 節 数 6、
8の 経 路 で は 関係 が 見 られ な い。 この事 につ い て考 えてみ る と、 二 つ の理 ′
由 が考 え られ る。
ひとつめは、 3分 間 とい う短時間で平面図 を見 て経路 を覚 える際 の記憶 量 に対 し何 らかの境界線 を、分節数10以 上 と9以 下 で引 くことがで きるの ではないか、 と考 えられる。分節数 9以 下の経路 で再現歩行 の際 に自分 で 描 いたスケ ツチマ ップを見 たい、 と言 った被験者がほとんどいないことを 考 えると、分節数 9以 下 の経路 では、平面図から覚 えた経路が頭 の中には いった状態 で ゴール まで達 している、 といえる。つ まり、覚えたことを忘 れない うちにゴール まで達 している、 といえる。 また、分節数 9以 下 の経路で、歩行 のできとスケッチマ ップで何 らかの 省略 をしている分節 の数 との間に関係 がない とい うことは、被験者 によっ て、自分 にとって本当 に必要な情報 を描 いたものと、できるだけ覚えた情 可らかの省略 をしている分 報 を描 いたものとに よって、スケツチマ ップでイ 節 の数 に差 ができるわけだが、その両者 とも間違えずいけるとい う結果か ら、分節数 9以 下 の経路 というのは、短時間で経路 だけなら完全 に覚 えら れる範囲内 にあるとい うことがで きる。 もうひとつ考 えられるのは、経路設定段階での問題で、 A,Bの 経路 と も、分節 9前 後 に他 よ り情報量が多 い
(経 路の選択 の仕方が多 い)と
思わ
れる分節 が あり、そ こでのスケ ツチマ ップにおける省略 や歩行 の誤 りが特
早稲 田大学渡辺仁史研究室
-74-
平成 4年 度卒業論文
に多 く見 られる。 とい うことは、 この情報量 の多 い分節群 が もっとあ とに あった場合 を考 えると、歩行 ので きとスケッチマ ップで何 らかの省略 をし ている分節 の数 との間 に関係がない経路 の分節数、 さらには、覚えた こと を忘 れない うちにゴール まで達す ることがで きる経路 の分節数 は、増える のか もしれない。
′
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-75-
平成 4年 度事業論文
7.
1。
2
目印 か ら見 た分析結果 の考察
全体 的 に経路 のは じめにある建築要素 は記憶 に残 りやす く、経路 の終 わ りになるほど記憶 され に くい。 これは、短期 の記憶 の初頭効果 の現 われ と 考 え られ る。 A,Bの 経路 で、 2Fの 205教室 の前 の階段 や壁 などの建築要 素が複数あ り、複雑 で あ る と思 われる部分 の記述 を、 スケ ッチマ ップで正
確 に描 いている ものが少 ない。 この事 は、同一方向 に進む際、方向性 のみ を強調 して覚 えるために、最終的 にゴールにたど り着 くためには、そ この 複雑 さはあまり重要 に思 われず、複雑 にもかかわらず正確 にスケッチマ ッ プに描 かれなかった り、省略 して描 かれた りすると考 えられる。再現歩行 時 に、同一方向に複数 の階段がある場合、スケ ツチマ ップにはちやんと描 かれているが、視認 されやすいほうの階段 を降 りてい く場合 がある。 これ も、方向性 を重視 しなが ら再現歩行 をしているとい う傾向の現 われ と考 え られる。
早稲田大学渡辺仁史研究室 -76-
平成 4年 度卒業論文
7。
2
分節化 の考察
我 々が、本実験 を行 なう前 に定義 した分節化 を、本実験 の結果 をふ まえ、 再検討 してみ る。 分析結果か ら、 A経 路 の分節数 H,13、 そ してB経 路 の分節数 10,12の 経 路 で、被験者 の歩行 ので きの レベ ルと省略 の数 に関係 が あ り、 A経 路 の分 節数 7, 9、 そ してB経 路 の分節数 6,
8の 経路 で、被験者 の歩行 ので き
の レベ ル と省略 の数 に関係 がない。 このことか ら、分節化 の再検討 を分節 数 9以 下 の経路 と10以 上の経路 で分 けて考 えてみ ることにす る。 まず、分節数 9以 下 の経路 での被験者 の、 スケ ッチマ ップを見 る と、 A 経路 では、経路構成要素 となる、 ホール、 エ レベー ター、 2Fへ の階段 を、 描 いていない被験者 は極 めて少 ない。 B経 路 では、 3Fへ の階段、 ス ロー プ部 を含 む階段部 までを、描 いていない被験者 は極 めて少 ない。 また、 こ れ らの経路構成 要素 と経路構成要素つ な ぐ分節 では、省略 をして描 いてい る被験者が いる。結果的 に、 これ らの誰 もが描 き残す ような経路構成要素 を目標 として、 それまで の経路 でひとまとまり、そ の 目標 で もうひ とまと ま りとして覚 えているのではないか と思 え る。 そ こで、省略 して描 いて いる被験者 のス ケ ッチマ ップを、我 々が定義 し た分節化 の方法 に基づいて分節化 してみ る と、 A経 路 で分節数 9ま での と ころが、被験者 によって 6か ら9ま でに分 かれ、 B経 路 で分節数 8ま での ところが、被験者 によって 5か ら8ま でに分 かれる。 これは、被験者 が経路 を覚 える際 に行 なっている分節化 であると思 われ るが、 このことは、実験 を行 なってみて初 めてわかることであ り、 これを 一般化す ることは難 しい。
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平成 4年 度卒業論文
つ ま り、我 々の分節化 が 間違 っている と考 えるよ り、人 の記憶 に関す る 問題 で あ ると考 え られるのではないか。 分節数 8及 び 9の 経路 を記憶す る被験者 は、 3分 間 とい う短 い時間で も 経路 を何遍 も見直す ことがで き、その経路 の情報が、短期 の記憶 か ら長期 の記憶 へ移 されて処理 されていると考 えるこ とはで きないだろ うか。そ の ため、 スケ ッチマ ップに描 くときには省略 されていて も、再現歩行時 には ス ケ ッチマ ップに省略 された部分 も、長期 の記憶 の中か らそ この情報 を検 索 して思 い出 し、経路 を間違 わず に歩 くことがで きるのではないか。 ※短期 の記憶 ※ 時間的 には数秒 か ら数分 までの保持 で、そ の容量 も七桁程度 であ る。短 期記憶内の情報 は、 リハ ーサ ル (繰 り返 し)に よって長期記憶 に移す こ とがで きる。 また記憶 で きる容量 も限 られているので、後 か らくる情報 によって、以前 の情報 はお いだされて しまう。 ※長期 の記憶 ※ 過去 の経験及 び学習 などか ら形成 された知識 の体系 が記憶 されてい る。 この情報 のなかには、視覚的 なイメージ,運 動 プ ログラム,抽 象的概念
,
その他 の情報 を処理す るためのプログラム等 々が含 まれている。長期 の 記憶 は、通常 は再構成 されて、検索 しやす い ように体系化 がなされてい る。 次 に分節数が 10以 上の経路 について考 えてみ よう。 Aの 経路 では分節数
Hと
13の 経路 にお いて、又、 Bの 経路 では分節数 10と 12の 経路 におい て、
ス ケ ッチマ ップでの省略 の数 が多 くなる と、再現歩行 ので きの レベ ルが悪
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平成 4年 度事業論文
くな る。 この事 か ら、第 10分 節 か らは、あ る分節 をさらに細 か く分節化 し た り、 い くつかの分節 を一 まとめにして新 たな分節 を作 つた りす ることは で きず、あ らか じめ我 々が定 めた方法 による分節化 よ り他 に、分節化 のし ようが ない もの と思 われる。 このことか ら、我 々が初 めに定義 した分節化 の方法 が正 しい ものと思 われる。
′
Aの 経路 で もBの 経路 で も分節数が 10を 超 えると、再現歩行 ので きの レ ベ ルが悪 くな り、 スケ ツチマ ップに描 かれた建築要素 の想起率 も低 くなる。 これ らの ことか ら、経路 の分節数 が10を 越 える、言 い換 え ると、経路選択 が必要 な曲が り角 や一連 の階段 によって進行方向が変 えられ る部分 の数が loを
越 える と、記憶 されづ らい、即ち複雑 な経路 と言える。
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平成 4年 度卒業論文
8。
ま とめ
本実験結果や分析結果 か ら結果 から我 々がは じめに定義 した分節化 の方 法 。経路選択 が必要 な曲が り角 が含 まれ る部分 を 1分 節 (道 な りに曲が っている場合 は経路選択 が必要 な曲が り角
とは しない) 。一連 の階段、 エ レベー ター によって進行方向が変 えら れる部分 を 1分 節
が正 しく、分節数が10を 越えると複雑 な経路 になるのではないかとい う 考察が得 られたが、 このことは我 々が実験 で使用 した経路 にしかあてはま らない ものか もしれない。今後 の課題 として、 この分節化 の方法 をよ リー 般化す るために、 さらに違 う建築で同 じような実験 を行 なってみない とい けない。そうす ることによって、 さらに新 しい分節化 の方法がみつかるか もしれず、 よ りよい経路 の複雑 さの指針 として提案す ることがで きるだろ う。
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平成 4年 度卒業論文
あ とが き 今 回の研究 では、人が平面図か ら経路 を覚 え る際 にどのように経路 を分 割 してい るか、 を知 るためにアイマー ク レコー ダーで眼球運動 を調べ 、 そ の分割 の過程 を探 りました。そのため、アイマー ク レコー ダーが ある早稲 田大学人間科学部所沢校舎 を実験場所 として選定 しました。 しか し、 そ の 操作 が とて も難 しく、思 うように実験 が進 まなかった ことを思 い出 します。 卒業論文 が進 む につれて、研究 目的がぼや けて きた り、あれ もや りたい これ もや りたい とい う事態が起 こ り、論文 をつ くりあげてい くことの難 し さを痛感 しました。その ようなときに私達 を導 いて くださったのは高瀬 さ んで した。 最後 に、 いろい ろ ご指導 して くだ さった渡辺仁史先生 をは じめ、人間科 学部 の野 呂先生、アイマー ク レコー ダーの操作 や解析 まで教 えて くだ さっ た野呂研究室 の方 々、仁史研 の諸先輩方、遠 い ところ被験者 として協力 し て くれ た友人・後輩、そ して最後 まで私達 を見捨 てず ご指導、助言 を与 え て くだ さった高瀬 さんに心 よ りおネLを 申 し上げます。
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参考文献
:
1)渕
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一博
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ックス
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5)舟 橋
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サ イ エ ンス社
「建築内通路 における経路探索行動並 び に空 間把握 に関す る実験 的研究」 日本建築学会論文報告書 1991
6)舟 橋
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「初期環境情報 の差異 と空間把握 の特徴」 日本建築学会論文報告書 1991
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「手続 き知識 ,探 索行動 ,イ メージマ ップか ら見 た空 間探索」 日本建築学会大会梗概集 1989
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賭5市 構造 の認知 プ ロセスに関す る研究」 早稲 田大学修士論文 1991
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