U9203 ‐
早稲 田大 学理工 学 部建 築 学科 事業 論文 指 導教授 渡 辺仁 史 。
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平成 4年 度卒業論文
公営競技場 にお け る来場者 の行動 に関す る調査 と分析 ∼大井競馬場 において∼
早稲田大学理工学部建築学科 渡辺仁史研究室
G9D012-1 G9D183-1
石川紀男 宮崎明洋
0。
は じめ に
1980年 代 か ら現在 にかけて、公営競技 に対す る社会的イメージが年 々改善 されて きている。その主な要因 として、マスメデ ィアによる コマー シャル や、若 い選手 。騎手 の活躍 に対す るテ レビ、新聞等 の報道 が挙 げ ら れる。 また施設 。設備 の改善 や、 レース を演出す るなどの企 業努力 も見逃 せない。 そ の中で、大井競馬場 は、ナイ ター競馬 の開催 や、内馬場 を利用 した レ ス トゾー ンの設置 など、他 の競技場 にはない魅力 を持 っている。そ のため、 トレンディスポ ッ トとして雑誌等 で注 目され、従来か らの来場者 は も とよ り若 い世代 の男女 が公営競技場 を利用す るようになって きた。その結果、 大井競馬場 では、 バ ブルが崩壊 した今 日で さえ、その入場者数が若干 なが ら上昇 し続けて い る。 しか し、来場者 の増加 による混雑 のため
1)人 と人 の交錯流 のため移動 が しづ らい。
2)投 票所 窓回の混雑 が激 しく、勝馬投票券 を購入 で きない場合 が ある。 3)ス
タン ドや立ち見 の混雑 で レースが観戦 しづ らくなる。
などのような弊害 が生 じてい る。 そ こで、今後 の競馬場 の設計 。改修計画 に役 立てるため、 また現状 の 問題点 を明 らかにす るために、競馬場 にお け る来場者 の行動 を調査 し、分 析 を行 な うこ とが必要であ る。 老若男女 を問 わず同 じ趣味 を持 つ者が集 う数少 ない社交場 として公営競 技場 が今後 に果 たす役割 は大 きい。
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目次
1.研 究 目的 2。
研 究 背景
2-1.関 連調査 2-2.社 会的背景 3.研 究 方法 3-1.調 査内容 3-2.調 査 日時 3-3.調 査 方法 4。
研 究 内容
4-1.追 跡調査 の結果 ●始点 と終点 の一致 ●来場者全体 の行動パ ターン ●各分類別 による来場者 の行動パ ターン ◇移動開始地点別に よる行動パ ターン ◇移動開始時間による行動パ ターン ◇年令別 による行動 パ ターン ◇ パ ドック観覧後 の行動パ ターン
4-2.カ
ウン ト調査 の結果
●入退場者 に関する調査結果 ●内馬場への入退場者 に関する調査結果
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●各投票所窓回の待 ち人数 とその比較 ◇ ナイター開始 に伴 う各投票所 の投票窓回の待 ち人数 の変化 ◇来場者 の主な観戦場所 と投票窓回の待 ち人数 との関係 ◇指定席 と指定席付近 の投票窓回の待 ち人数 との関係 ◇ パ ドックとパ ドック横投票所 との関係
4-3.群 集密度調査 の結果 ●主要地点 の群集密度 とその比較
5。
◇ パ ドツク
◇ スタンド席
◇立ち見
◇投票所
研 究 の考 察
5-1.各 施設間の移動 について 5-2.観 戦場所 について 5-3.ス タン ド1階 について 5-4.パ ドックについて 6。
ま とめ
●あ とが き 7。
資料 編
● 1∼
70ま での追跡図
●調査地点地図 ◇ カウント調査地点図 ◇群集密度 調査地点図
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1。
研究 目的
本研究 の目的は、今後 の競馬場 の設計、改修計画 に役立てるため、大井 競馬場 を対象 とし、同競馬場 の来場者 の行動 を調査 し、 レース間の来場者 の行動パ ターン、各施設 の利用状況、主要地点 の群集密度 を分析す ること である。
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2.研 究背景 2-1。
関連 研 究
人間 の行動 に関す る研究 は、博覧会場 をは じめ として、遊園地、水族館、 美術館、駅、高層 ビル、繁華街、住宅街、デパー ト、大学 のキャンパ ス等、 人間が集 まる様 々 な施設 を対象 として行 なわれている。 公営競技場 にお け る来場者 に関す る研究 についても、 1979年 3月 に、 「公 営競技場 にお け る観客流動調査 報告書」 において、尼 ヶ崎市、伊丹市 の協力 の下 に、渡辺仁史教授 (早 稲 田大学建築学科 )と 山田学教授 (東 京 大学都市工 学科 )に よって、尼 ヶ崎競艇場 を調査対象 として、調査報告 が 行 なわれている。 今回の調査 では、 日本で唯一のナイター開催 を行 なってい る、大井競馬 場へ調査対象 を移 した うえで、「公営競技場 における観客流動調査報告書」 で行 なわれたカ ウ ン ト調査 に加 えて、来場者 に対 す る追跡調査 を行 ない、 現代 の公営競技場 におけ る来場者 の行動 に関 して、調査分析 をお こな う。
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2-2.社
会 的背景
公営競技 をと りまく状況 は、 「公 営競技場 にお け る観客流動調査報告書」 が報告 された 1980年 前後 と、 バ ブル最盛期 の 1980年 代後半 か らバ ブル崩壊後 の現代 に至 るまで とでは、時代 の流 れ と共 に、驚 くほどに変化 してい る。 その最 たるもの として、女性 の来場者 の増加 や、来場者 の低年齢化 が挙 げ られる。 また、発券器 の発券能力 の向上 によ り、投票窓口 におけ る作業効率 の ア ップが 図 られた り、大型 ディスプレイの設置や、 テ レビモ ニ ターの配置 に よって、競技 の観戦方法 が 多様化 す るなど、場内 の設備 や施 設 の変化 も めざま しい。 さらに、公営競技場内 に、 コンサ ー トステージや、遊園地等 の付属施設 を建設す ることによって、場内 の雰囲気 は以前 とは比べ ものにならない く らい変化 してい る。 これ らの変化 によって、公営競技場 のイメージ ア ップが 図 られ、来場者 や売上 の増加 につ なが った半面、本来 の公営競技場が もつ魅 力 がそ こなわ れた こ とも、一部 の来場者 の声 として見逃せない。 本調査 では首都圏で、以上の傾 向が もっとも顕著 である大井競馬場 を調 査対 象 とし、最近 の公営競技場 につ くられ る付属施設 の利用状況 について は調査 をあえて行 なわず、公営競技場 が本来備 えている機能 と、それを利 用す る来場者 の行動 に関 してのみ調査 を行 ない、分析す る。
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3.研 究方法 3-1.調
査 内容
大井競馬場 の現状 の問題点 として
1)人 と人 の交錯流 による移動難
2)投 票所 窓回の混雑 3)レ ース観戦時の混雑 が挙 げ られる。 以上の ことを明 らかに し、分析 す るために
1)に 関 しては、追跡調査 2)に 関 しては、 カ ウ ン ト調査 3)に 関 しては、群集密度調査 を行 なった。
3-2.調 7月
査 日時
23日 、 27日 ・ 9月 13日 、 16日 、 17日
の 5回 にわた り、追
跡調査 を行 なった。 8月 7日 に手動 カウンタを用 いたカウ ンタ調査 と、 カメラを用 いた群 集 密度調査 を行 なった。
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3-3.調
査 方法
今 回の調査 は、次 の 3つ の内容 で構成 されている。
A.追 跡調査 B.カ ウン ト調査 C。
群集密度調査
A.に 関 しては、来場者が レース観戦後 スタン ドを離 れてか ら、次 の レ ースを観戦す るためにスタン ドに戻 るまでの行動 を図示 した。
B.に 関 しては、各投票所 窓日の待 ち人数、正門・北門退場者人数、内 馬場利用者 の人数 を手動 カウンタによって実測 した。 カ ウン ト地点 とした各投票所 を以下 に示す。
1)1号 館 ス タン ド5階 投票所
2)2号 館 ス タン ド1階 投票所 3)3号 館 スタン ド1階 投票所 4)パ
ドック横投票所
5)3号 館 ス タン ド3階 投票所 6)4号 館 スタン ド5階 投票所 内馬場 に関 しては、新 。旧通路 にて内馬場 へ の入退場者 の人数 を実測 した。 競馬場 へ の入退場者数 に関 しては、入場者数 は、大井競馬場発表 のデー タ を使用 し、退場者 は正 門・北門にて退場者 の人数 を実測 した。
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C.に 関 しては、主要地点 をカメラによって一定時間お きに撮影 した。 主 要地点 を以下 に示す。
1)1号 館 スタン ド5階 よ り、パ ドックの撮影
2)3号 館 ス タン ド1∼ 2階 間の階段 よ り、投票所
(2ケ 所 )の 撮影
3)前 売 り投票所前 の階段 よ り、投票所 の撮影 4)ゴ ール板前 よ り、1号 館 スタン ド席 の撮影 ゴール板前 よ り、1号 館 スタン ド前立ち見 の撮影
5)2∼ 3号 館 ス タン ド5階 よ り、 3号 館 ス タン ド席 の撮影 2∼ 3号 館 スタン ド5階 よ り、 2号 館 スタン ド前 立ち見 の撮影 2∼ 3号 館 スタン ド5階 よ り、 2∼ 3号 館 ス タ ン ド前立ち見 の撮影
6)4号 館 スタン ド5階 よ り、 4号 館 スタン ド席 の撮影 4号 館 ス タ ン ド5階 よ り、 3∼ 4号 館 ス タン ド前立ち見 の撮影 8月 7日 に実施 した、 カ ウ ン ト調査 。群集密度調査 の実施時刻 は、次 の 通 りであ る。 場所
時間
16:00
18:00
17:00
19:00
カウント調査
群集密度調査
目
四
16:00 16:30
17:45 18:15
尚、 8月 7日 は、入退場者 の時刻変動 の調査 が行 なわれている。
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4研 究内容 4-1。
追 跡 調 査 の結 果
5回 に渡 り計 80人 の来場者 に文まして追跡調査 を行 なった。 この 80人 の来場者 の競馬場 内 におけ る行動特性 には以下 のような特徴があった。 ●始点 と終点 の一致 追跡調査 を行 なった結果、来場者 の行動経路 を重ね合 わせ てみると、始 点 と終点 は、 ほぼ一致 し、来場者 の行動特性 として同 じ場所 で レース を観 戦す る傾 向が あ ることがわかる。
(た
だ し、 ここでい う始点 とは、 レース
観戦後 にスタ ン ドを離 れた地点 を示 し、終点 とは、 レース観戦 のためにス タ ン ドに戻 った地点 のことを示 している。) 各 ス タ ン ド別 にみる と、1号 館 ス タン ドでは 76.2%、 2号 館 ス タ ン ド では 80.0%、
3号 館 スタン ドでは 82.4%、 4号 館 ス タ ン ドでは 60。
0%の 来場者 が 同 じスタン ドに戻 って観戦 し、全体 では約 75%の 来場者 が、同 じ場所 で レース を観戦 してい ることになる。 また、隣 のスタン ドに 戻 って観戦 した来場者 を合 わせ る と、 ほぼ loo%に な り、 ほ とんどの来 場者 の観戦場所 が一定 していて、様 々な場所 で レースを観戦 す る来場者 は あま りい ない とい うこ とになる。 ただ し、 4号 館 ス タ ン ドに限っては、そ の傾 向が低 い。 これは、 4号 館 ス タ ン ドが、 ゴール板 か ら最 も遠 く、 レー スが観戦 しず らい位置 にあ るため と考 えられる。 (図 1・ 2・ 3・ 4及 び グラフ 1・ 2・ 3・ 4参 照 )
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平成 4年 度卒業論文
1号 館スタン ド
2号館 ス タ ン ド
4号館スタン ド
3号 館スタンド
- 76.2% 0-一 一一一―一一一一一一● 19.0% 0-一 一―一一一一一一一―一一一―― 一一一一―● 4.8% 0.0% ○
図
●
始点
終点
1:1号 館 ス タ ン ドを始点 とす る来場者 の終点 の割合 (%)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90 100
来 場 者 の終 点
1号 館
2号 館 3号 館
4諦 グラフ 1
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1号 館 スタン ド
3号 館 ス タン ド
2号 館 スタン ド
4号 館 ス タン ド
0-一 ―一一一―¬0 13.3%
-
80.0% 6。
0-一 ●
始点 図
7%
一 一 ― 一 一 一 一 ― 一 一 一 一 一 ― 一 一 一 一 ― -0
終点
2: 2号 館 ス タ ン ドを始 点 とす る 来場 者 の 終 点 の 割 合
20
30
。 % 5
10
40
60
70
80
90 100
来 場 者 の終 点
1号 館
2号 館 3号 館 4号 館
グラフ 2
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0.0%
1号 館 スタン ド
3号 館 スタン ド
2号 館 スタン ド
●一一一一一――――一一一一一一一一一一o
● 一 一 ― ― 一 一 一 -0
4号 館 スタン ド
O.0% 17.6%
O- 82.4% 0.0% 始点
●
終点
図 3:3号 館 ス タ ン ドを始点 とす る来場者 の終点 の割合 (%) 0
10
20
30
40
50
60
来 場 者 の終 点
1号 館
2号 館 3号 館 4号 館
グラフ 3
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2号館 スタン ド
1号 館スタン ド
4号館 スタン ド
3号 館スタン ド
0.07o
13.3
0-一
一一一一一o
26.7%
60.0% ―
始点 図
●
終点
4:4号 館 ス タ ン ドを始点 とす る来場 者 の 終点 の 割合 (96)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90 100
来 場 者 の終 点
1号 館
2号 館 3号 館 4号 館
グラフ 4
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●来場者全体 の行動 パ ターン 来場者 の行動 には、大 きく分けて 2種 類 のパ ター ンがある。 その 2つ とは、 1、
始点→ パ ドック→投票所→ 終点
2、
始点→投票所 →終点
(以 後パ ター ン 1と す る
)
(以 後 パ ター ン 2と す る
)
であ る。 来場者 の各行動 パ ター ンの割合 は、 パ ターン 1に したがって移動す る来 場者が 37.1%、 パ ター ン 2に したが って移動す る来場者 が 62。
9%で あ
る。 (図 5・ 6及 びグラフ 5・ 6参 照 )
*上 記 の数値 は、休憩所等 に寄 り、 レース開始 までにスタ ン ドに戻 って 来 なかった来場者 を省 いた もので あ る。
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平成 4年 度事業論文
図機轟 一ハ ー もく Cせ 畑 一Ю
ヽ ヽ K製中 寸
黙曖持
へ 、た く
16
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図 ぬ が Nヽ ′︱ もく Cせ 畑
。 ぶ 0 ︻ いい
︻ヽ 1 ヽく
黙 曖特
へ 、 2 ンヽ
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●各分類別による来場者 の行動パ ターン 追跡調査 をした計 80人 の来場者 の行動パ ターンを以下 のように分類 し、 分析 した。 ◇移動開始地点別 による行動パ ター ン 調査 開始地点 を、 4ケ 所 (1号 館 ス タン ド前、 2号 館 スタン ド前、 3号 館 スタン ド前、 4号 館 ス タン ド前)に 分ける。
1号館 ス タン ド及 び 2号館 スタン ドから移動 を開始す る来場者の多 くが パ ターン 1に したがって行動す る。 これはパ ドックが 1号 館 スタン ドのす ぐ北側 に位置 している為 に来場者がパ ドックを利用 しやす いことと、逆 に パ ドックを利用す るために、1号 館 スタン ド及 び 2号 館 ス タン ドで観戦す る来場者が多 い、 とい う2つ の要因のためと考 えられる。 追跡調査 を行 なった来場者 76人 の うち 26人
(約
35%)が 、パ ドッ
クを利用 している。 1号 館 スタン ドを禾U用 す る来場者 に対す るパ ドック利 用者 の割合 は、約 57%と l号 館 ス タン ドで観戦 した来場者 の半数以上が パ ドックを利用 している。 このため 1号 館 スタン ド、 2号 館 スタン ドを始 点 とす る来場者 は、パ ドックのある敷地の北東側 で移動 をす るため、行動 範囲がほぼ一定 している。
(図 7・
8及 びグラフ 7・ 8参 照)一 方、 3号
館 ス タン ド、 4号 館 ス タン ドを始点 とする来場者 は、パ ドックを利用す る ために広範囲 を移動する来場者
(パ
ターン 1)と 、 3号館、 4号 館各 ス タ
ン ド付近 の狭 い範囲 を移動す る来場者 ばらつ きがある。
(図 9。
(パ
ターン2)力 れヽ て、行動範囲 に
10及 びグラフ 9・ 10参 照
早稲田大学渡辺仁史研究室 18
)
平成 4年 度卒業論文
国養春樫2ハ もK堰中 〓 ト
S o H. いい
︻ヽ ︰ へく
黙 曖特
19
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図 歯 轟 根2ハ もK堰中 N︼∞図
た ヽ ヽ K埋中 ∞
L ヽ ヽ K埋 中 ︻
へ 、た く
20
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Nヽ ︱ ヽK
ヽ ヽK堰中 N
た ヽ ヽ K理 中 ︻
へ 、た く
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図拠尋 樫2ヽ ′もK綬中o¨0国
た ヽ ヽK媛中 寸
黙曖終
く た ヽヽ輝
o 一ヽ い ヽ
Nヽ ︱ ヽK
図溶 ポ 根 2 ハ もK橿中寸︼o r
ヽ︱ヽ
蓉曖終
た ヽ ヽK鋼中 [
へ 、 L ′ヘ
22
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◇移動開始時間 による行動パ ターン 移動開始時間を、 レース 30分 ∼ 15分 前 とレース 15分 ∼ 0分 前 に分 ける。 レース とレースの間隔 は、通常 30∼
40分 程度 であるが、 レース開始
30分 ∼ 15分 前 に移動 を開始する来場者 には、パ ターン 1が 多 く見 られ、 パ ドックからそれぞれの投票窓口に足 を運ぶため、行動範囲が広 い。
(図
11参 照)逆 にレース開始 15分 ∼ 0分 前 に移動 を開始する来場者 には、 パ ターン2が多 く見 られ、スタン ドとスタン ド内の投票窓口 との往復 だけ の行動 とな り、行動範囲が狭 い。
(図
12参 照
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)
平成 4年 度卒業論文
国墨轟榊面総樫 ぐ Ю rlぐ o ∞K I ム ¨ r r
24
平成 4年 度卒業論文
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ぐ ol ぐ Ю
K国
1埜
全濡
N iln
―総 図 1=
黙 曖終
く た ヽへ輝
K拠 郭旧
へ 、 ユ アヽ
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平成 4年 度卒業論文
◇年令別 による行動パ ターン 来場者 の年令 を、
(男
女 カップル・男性 20代 。男性 30代 。男性 40
代 。男性 50代 以上)に 分 ける。 男女 のカップルや、男性 20代 の来場者 の行動 は、 どの移動開始地点別 にみても広範囲 にわたっているが
(図
13・ 14参 照)、 男性 30代 。男
性 40代 。男性 50代 以上 と来場者 の年齢 が上がるにしたがって行動範囲 が徐 々に狭 くなっている。
(図
15。 16・ 17参 照)特 に男性 50代 以
上の来場者 は、パ ドックをほとんど利用 しないこ とが図から読 み取れ る。 以上のことは、若 い世代 の来場者がパ ドツクで馬 を眺 めるなどレジ ャー感 覚 で来場 しているのに対 し、年配の来場者 は、予想屋 の意見 を参考 とした 勝馬投票券 の購入 を目的 に来場 していると考 えられ る。
本馬場
図
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13:男 女 カ ップル軌跡図
平成 4年 度卒業論文
本馬場
本馬場
4号 館ス タン ド
図 15:男 性 (30代 )軌 跡図
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4号 館 スタン ド
号館 スタン ド
17:男 性
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(50代 以上 )軌 跡図
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◇ パ ドック観覧後 の行動 パ ター ン パ ドックを観覧 した来場者が、次 に勝馬投票券 をどこで購入す るか を示 した ものが、図 180グ ラフ 11で あ る。 これによると、 パ ドックを観覧 した来場者 の うち、最 も多 くの来場者 がパ ドック横投票所 を利用 してお り、 その割合 は、 38。
5%で あ る。 これは、パ ドック横投票所 が利用 しやすい
ことと、パ ドック横投票所 の勝馬投票券 の購入単位 が 100円 単位 で ある こ とが考 えられる。 また、パ ドック観覧後 の来場者 の他 の移動先 は、 26.
9%の 来場者 が敷地中央 に位置 す る投票所 、 19.3%の 来場者が 1号 館 ス タン ド投票所 、15.3%の 来場者 が 2号 館 スタン ド投票所 である。
*パ ドック観覧後、払戻所 や休憩所 に行 く来場者 もいたが、それ は省 い た。
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汽 臥郭
図埜轟面にC 渾側籠 も 、2く ︼∞ r図
0 い00. 0゛ 拠 脈郭 便 ﹂ ヽ ヽК毅申 N
た ヽ ヽ κ震中 ∞
黙 曖終
L ヽ へ K埋中 [
くた ヽへ郷
へ 、た く
30
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4-2。
カ ウ ン ト調 査 の 結 果
●入退場者 に関す る調査結果
8月 7日 に行 なわれた、入退場者数 の調査結果 は、次 のとお りであ る。 (グ
ラフ 12、 グラフ 13参 照 )
この 日の競馬場 へ の総入場者数 は、 35844人 で あ り、 この値 のなか には 341人 の無料入場者が含 まれている。 競馬場内の最大在場者数 は、 19:30頃 の 26984人 であ り、 この 時間帯 は競馬場内が最 も混雑 し、総入場者数 の約 75%の 来場者 が競馬場 内 に滞在 してい る。 競馬場内へ の最大入場者数 については、 18:30∼ した 6101人 であ り、1日 入場者数 の約
19:00に
記録
17%に あたる来場者が、 この
30分 間 に集 中 して入場 している。 競馬場へ の 30分 あた りの入場者数 は、開門の 14:30か ら 17:0 0ま で、徐 々に減少 してい る。 これ以降、 17:00か ら 19:00ま で に、 ナイター照明が点灯 す る後半 レースが始 ま り、ア フター ファイプに ト ゥイ ンクル レースを楽 しむサラリーマ ンの多 くが、 この時間帯 に来場 して い るため、入場者 が増加 し、 18:30∼
19:00に 30分 あた りの入
場者数 が ピー クとなってい る。 また退場者 に関 しては、 17:00以 降 は
30分 あた り 1000人 前後 であ り、 メイ ンレース終了、あるいは最終 レ ース終了 まで競馬 を楽 しむ来場者が多 い もの と推測 される。
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(人 /Ю分 )
30000
25000
競 馬 場内 滞在 者 数
20000
15000
10000
5000
0
3601
15:00
16:00
17:00
18:Oll
グラ フ 12:競 馬場内滞在者数 の時刻変動
(人/Ю 分 )
7000
入 6000
薯5000 数
4CXXI
3000
2000 loal
) 。 グラフ 13:競 馬場 入退場者数 の 時刻変動
(人 /302・
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19:00
日 寺FH5
●内馬場 へ の入退場者 に関す る調査 結果 8月 7日 に行 なわれた内馬場へ の入退場者数 の調査 結果 は、次 の とお り である。 (グ ラフ 14∼ グラフ 18参 照 ) この 日の、 19:30ま での内馬場 へ の総入場者数 は、 7068人 であ った。 内馬場 で滞在者が最大 となるのは、 19:30頃 で あ り、 この とき 36
86人 が 内馬場 に滞在 していた。内馬場 はこの時間帯 が最 も混雑 し、内馬 場 へ の総入場者数 の約 52%の 来場者 が滞在 してい ることになる。 内馬場 へ の最大入場者数 については、 18:30∼ た 1283人 で あ り、1日 入場者数 の約
19:00に
記録 し
18%が この 30分 間 に集中 して
いる。 競馬場内滞在者 に対 す る内馬場内滞留者 の割合 は レースが進む にしたが って若干増加 は してい るが、 ほぼ 10%前 後 と一定 している。 (グ ラフ 1
6参 照 )但 し入場者が減少 してい る 17:00ま での内馬場利用 率 は、来 場者 の 10%以 下 であ るが、入場者 の増加す る 17:00以 降 の内馬場利 用率 は 10%以 上 となっている。 また、 カウン ト調査 を行 なった 8月 7日 は、内馬場連絡用 の新通路 が開 通 して間 もなかったため、旧通路 に比 べ て利用者 が多 かった。 (グ ラフ 1 7、
グラフ 18参 照)
内馬場 か らの入退場者 に関 しては、入退場共 に、 レースが進行す るに連 れて増加 して い るため、競馬場へ の入場者 の増加す る 17:00以 降 は、 旧通道、新通道共 に往来 が激 しい。
早稲田大学渡辺仁史研究室 33
平成 4年 度卒業論文
(人 /3の})
4000
3500
3000
内馬 場滞在者数
25∞
2000
1500
lCXXl
500
15:∞
16:00
17:00
グラ フ 14:内 馬場 内滞在者 数 の時刻変動 (郎 09・
)
1400
I
rzsr
12∞
内 馬 1000 場 入 8∞ 場
哀600 400 200
0
内 馬 場 退 場 者 数
‐ 2∞
4∞
_御 ‐ 800
(人 β02‐ )
グラフ 15:内 馬場入退場者数 の 時刻変動 早稲 田大学渡辺仁史研究室 34
平成 4年 度卒業論文
16
来 場 者 の内 馬 場 滞在 率
14 12
5 l-------
15:00
15:30
16:00
16:30
17:00
17:30
18:00
18:30
19:00
時間
グラフ 16 :来 場者 の 内馬場滞在率 の時 刻変動
早稲田大学渡辺仁史研究室 35
平成 4年 度卒業論文
(A/3吟 ) 1400 12∞
入
1° 00
薯8∞ 数
613
axl
400 200 0 ‐ 200
退 場 4∞ 者 数 _600 ‐ 800
(人 /"分 )
グラ フ 17:内 馬場連絡 用新 通路入 退場者 数 の時刻変動
(A/300・ ) 1400 1200
入 場 者数
1000 800 600
400 2∞
302
卜H。
° 爾 彎
106
‐ 200
退 場 4∞ 者 600 数 ‐ ‐ 800
(人/3∽))
グラフ 18:内 馬場連絡用 旧通路入退場者数 の 時刻変動 早稲 田大学渡辺仁 史研究室 36
平成 4年 度卒業論文
●各投票所窓回の待 ち人数 とその比較 8月 7日 に行 なわれた、 カウン ト調査 の調査結果 は、次 の とお りである。 (グ
ラフ 19∼ グラフ 32参 照)
この調査 によって以下のこ とが明 らかになった。 やナイター開始 に伴 う各投票所 の投票窓回の待 ち人数 の変化 前半 レースでは、来場者数が少ないために、締 め切 り5分 前以降の各投 票所 の投票窓回の待 ち人数 は、いずれも5入 以下であ り、勝馬投票券 を買 いそびれる来場者がでるような投票窓日の混雑 は起 こらない。それに対 し て後半 レースでは、ナイターレースの開催 のため来場者が増加 し、締 め切 り5分 前以降 も、待ち人数が 5人 以上並ぶ投票窓口が多 い。 このために、 ナイター レース開始後 の後半 レースでは、投票窓口に並ぶ来場者 の混雑 の ため、勝馬投票券 を買 いそびれる来場者がでて くる。
(グ
ラフ 19、 グラ
フ 20参 照)
早稲田大学渡辺仁史研究室 37
平成 4年 度卒業論文
(人 )
25
20
窓 口待 ち 人 数
15
10
5
競走
締切 1分前 2奈生則 3分前 4分前 5分前
Ю分前
5分前 ︲
0 2分前
郎分前
競走
0
時間
薔 1号 館 5階 投票所
□ 2号 館 1階 投票所 ◇ パ ドック横投票所 ‐ A‐ 3号 館 3階 投票所
●・3号 館 1階 投票所 △ 4号 館 5階 投票所
グラフ 19:各 投票所 の投票窓 口での待 ち人数の時刻変動 (前 半 レース) (人 ) ・
25
20
窓 口待 ち 人数
15
10
5
卜‐
■ 1号館5階 投票所
□ 2号館 1階 投票所 ‐ ◇ パ ドック横投票所 A‐ 3号 館 3階 投票所
◆‐3号 館 1階 投票所 △ 4号館5階 投票所
グラフ 20:各 投票所 の投票窓 口での待 ち人数の時刻変動 (後 半 レ ス) 「
早稲田大学渡辺仁史研究室 38
平成 4年 度卒業論文
競走
締切 1分前 2分前 3分前 4分前 5分前
0
◇来場者 の主な観戦場所 と投票窓日の待ち人数 との関係
2号 館 スタン ド1階 の投票窓口では、締 め切 り5分 前以降 に、投票窓口 の待ち人数が増加 しはじめ、締 め切 り1∼ 3分 前 に、投票窓回は最 も混雑 す る。
(グ
ラフ21、 グラフ 22参 照)同 様 に 3号 館 スタン ド1階 の投票
窓口で も、締 め切 り5分 前以降 に、投票窓回の待ち人数が増加 しはじめ、 締 め切 り1分 前 に投票窓回は最 も混雑する。
(グ ラフ23、
グラフ24参
照)一 方、 3号 館 スタン ド3階 の投票窓口では、締 め切 り5分 前以降 はあ ま り混雑 しないが、 とくに後半 レースでは、締 め切 り 15分 前 から締 め切 り5分 前 までの窓口待ち人数が多 く、投票所窓回は混雑 している。
(グ
ラ
フ25、 グラフ26参 照) これは、 2号 館 スタン ド1階 や、 3号 館 スタンド1階 の投票所 を利用す る来場者 は、立ち見 が主な観戦場所 のため、座席 を確保する必要がな く、 勝馬投票券 の購入 の検討 に時間 を多 く使 い、締 め切 り直前 に勝馬投票券 を 購入す る来場者が多 いためである。また、 3号 館 スタン ド3階 の投票所 を 利用す る来場者 の行動 は、スタン ド内の座席 を確保す る時間 を作 るために、 勝馬投票券 の購入 の検討 をはやめに切 り上 げて、締 め切 り5分 前以前 に勝 ` 馬投票券 を購入 をし、時間的 に余裕 をもってレースを観戦する傾向がある ためである。
早稲 田大学渡辺仁 史研究室 39
平成 4年 度卒業論文
伏郎 5 0
窓 口待 ち 人 数
54321締 分 分 分 分 分 切 前 前 前 前 前
時間 グラフ 21:2号 館 1階 投票所 の投票窓 口での待 ち人数の時刻変動 (前 半 レース)
5 0
窓 口待 ち 人 数
0 2分前
郎分前
競走
15
10
分 前 時間
分 前
54321締 分分分 分分 切 前前前 前前
グラフ 22:2号 館 1階 投票所の投票窓口での待 ち人数の時刻変動 (後 半 レース)
早稲田大学渡辺仁史研究室 40
平成 4年 度卒業論文
競走
0分前 1
0 2分前
郎分前
15
分 前
競走
締切
︲ 1分前 ス 一
伏%
1階 投票 所の投票窓 口での待 ち人数 の時刻変 グラ フ 23:3号 館・
[ 2分前 レ 一 .
時間
3分前 一 半 ︲ ギ 則 一 一 分 前 ︲ ︲ 5分前 一 動
5 ︲分前
0分前 2
%分前
競走
10
分 前
5 0
窓 口待 ち 人 数
54321締
盆需雷需需切
グラ フ 24:3号 館 1階 投票所 の投票窓 口で の待 ち人数の時刻変動 (後 半 レース)
早稲田大学渡辺仁史研究室 41
平成 4年 度卒業論文
競走
15
分 前 時間
0分前 1
0 2分前
5 2分前
競・ 走
伏% 5 0
窓 口待 ち 人 数
10
分 前
_54321締
切 密密需需需
競走
0 2分前
”分前
競走
15
分 前 時間
グラフ 25:3号 館 3階 投票 所 の投票窓 口での待 ち人数 の 時刻変 動 (前 半 レー ス)
5 0
窓 口待 ち人 数
界 募募み募雰 前前前前前
グラフ 26:3号 館 3階 投票所 の投票窓口での待 ち人数の時刻変 動 (後 半 レース)
早稲田大学渡辺仁史研究室 42
平成 4年 度事業論文
競走
Ю分前
間 5 ︲分前 時
。 2分前
・
5分前 2
競 走
◇指定席 と指定席付近 の投票所 窓日の待 ち人数 との関係
1号館 ス タ ン ド5階 の投票所 や、 4号 館 ス タン ド5階 の投票所 では、投 票窓回の待 ち人数が平均 して少 ないため投票窓回 は混雑 す ることがない。 (グ ラフ 27、
グラフ 28、 グラフ 29、 グラフ 30参 照 )こ れは、指定
席 を有料 とし、来場者 をあ らか じめ制限す ることで、混雑 の緩和 をはかっ てい るためで あ る。 また、指定席券 を購入 した来場者 は、座席 が確実 に確 保 されているために、余裕 を もってレース の検討 や、勝馬投票券 の購入、 レースの観戦 がで きることも、指定席付近 の投票窓日の混雑緩和 に役 立 っ てい る。
早稲田大学渡辺仁史研究室 43
平成 4年 度卒業論文
仏 % 5 0
窓 口待 ち 人 数
分 前
54321締
競走
15
分 前
Ю分前
%分前
競走
20
分 分 分 分 分 切 前 前 前 前 前
時間
伏%
グラフ 27:1号 館 5階 投票所 の投票窓 口での待 ち人数 の時刻変動 (前 半 レース).
5 0
窓 口待 ち 人 数
15
分 前
分 前
54321締 分分分分分 切 前前前前前
時間 グ ラフ 28:1号 館 5階 投票所 の投票窓 口 での待 ち人数の時刻変動 (後 半 レース)
早稲 田大学渡辺仁史研究室 44
平成 4年 度卒業論文
競走
彗
20
Ю分前
・ 整
54321締
奪舗密密箭切
時間 グ ラ フ 29:4号 館
5階 投 票 所 の 投票 窓 口 での待 ち人数 の時亥」変 動
(前 半 レー ス)
(人 )
0分前 2
”分前
競走
10 分 前
54321締 分 分 分 分 分 切 前 前 前 前 前
時間 レース) グラ フ 30:4号 館 5階 投票所の投票窓 口での待 ち人数 の時刻変動 (後 半
早稲田大学渡辺仁史研究室 45
平成 4年 度卒業論文
競走
Ю分前
。分前 2
5分前 2
競走
15
分 前
◇ パ ドックとパ ドック横投票所 との関係 パ ドック横投票所 の投票窓回は、購入金額単位 が 100円 単位 のため大 変混雑 している。またパ ドックを利用す る来場者 の約 40%が パ ドック横 投票所 の投票窓口で勝馬投票券 を購入す る。 このためパ ドック横投票所 の 投票窓回は、パ ドック終了後
(締 め切 り
18分 前頃)か ら徐 々に、窓口待
ち人数が増カロし、締 め切 り15分 前 に窓口待ち人数が最大 になる。特 に後 半 レースでは、 20人 を越える来場者がパ ドック横投票所内の投票窓口に 列 を作 ることとなる。 この混雑 は締 め切 り10分 前 まで続 き、その後徐 々 に投票窓日の待ち人数 は減少 してい く。それでも他 の投票所 の投票窓口と 比べ れば約 2倍 の待 ち人数 である。 この混雑 が他 の投票所 の投票窓口なみ になるのは、締 め切 り3分 前頃であ り、パ ドック横投票所 の投票窓回はス タン ドから距離があり移動 に時間がかかるため、 レースを観戦す るために 来場者 は移動 を開始 し、締 め切 り直前 には混雑 していない。 (グ ラフ31、 グラフ32参 照)
早稲 田大学渡辺仁史研究室 46
平成 4年 度卒業論文
伏% 競走
締切
︲ ス 一 拗 鰤 2 レ .
︲ 一 >
5 0
窓 口待 ち 人数
54321締 分分分 分分 切 前前前 前 前
グラフ 32:パ ドック横投票所の投票窓口での待 ち人数の時刻変動 (後 半 レース)
早稲田大学渡辺仁史研究室 47
平成 4年 度卒業論文
競走
間 5 ︲分前 時
0 2分前
%分前
競走
10
分 前
4-3.群
集 密 度 調査 の 結 果
8月 7日 にカメラによる群集密度調査 を行 なった結果、以下 のことが明 らかになった。 ●主要地点 の群集密度 とその比較 ◇パ ドック パ ドックの群集密度 は、締 め切 り5分 前頃か ら微増す る。 これは次 の レ ースに出走する競走馬が入場するためであるが、 レース開始が近づ くにつ れ―ス 的 に減少す る。 レース終了直後 からパ ドック終了 まで、パ ドックの 群集密度は増加 し続ける。パ ドック終了直前 (締 め切 り18分前)に は、 騎手 が乗馬 し、パ ドックを 1∼ 2周 する。 この とき最大群集密度 は 3人 /
m2程 に達 し、混雑 の具合が大変激 しい。 この後パ ドックが終了 して、競走 馬が退場すると一気 に群集密度が低下 し、 ほぼ 0人 /m2と なる。 (グ ラフ
33参 照
)
早稲田大学渡辺仁史研究室 48
平成 4年 度卒業論文
2
(人 加
),
5 ︲分前
分前
tr2733:/rF'v?^
早稲田大学渡辺仁史研究室 49
平成 4年 度卒業論文
◇ ス タン ド席 スタン ド席 の群集密度 は、各 スタン ドの座席に座 っている来場者数 を、 ス タン ド席 の座席 の数 で除算することによって、充席率 として表 した。 ス タン ド席 の充席率 は、 レース中が最 も高いが、 レースが行 なわれてい ない ときも、内馬場内 に設置 されたスーパーカラービジョンによって各種 情報が提供 されているため、充席率 の最低値 は、前半 レースで約 20%、 また後半 レースで約 40%と 、席が全 て空席 となることはない。 また充席 率 が最低値 を示すのは、締 め切 り5分 前 であることは、全 てのスタン ド席 に共通 している。
(グ
ラフ34、 グラフ 35参 照)
なお 4号 館 ス タン ドのス タン ド席 は、指定席 のために、 レースの前後で は、100%に 近い充席率 を示 しているが、 1号 館 スタン ド席及び 3号 館 スタン ド席 は、自由席 であるにもかかわらず充席率 が低 いのは、指定席 の 座席は、余裕 をもって座席が設置 されているが、自由席 の座席は、スペー ス的 に余裕 がないために、詰 めて座 る来場者がほとんどいないためである と考 えられる。
早稲田大学渡辺仁史研究室 50
平成 4年 度卒業論文
(%) 100
90 80
スタ ン ド 席 充 席 率
70 60
50 40 30 20 10
0
2吟 前
15分 前
5分 前 時間
締切直前
■ 4号 館 ス タン ド席 □ 3号 館 ス タン ド席
締切直後
競走
◆ 1号 館 ス タン ド席
グラフ 34:ス タ ン ド席 の充席率 の時 刻変動 (前 半 レー ス) (%) 1∞
90 80 70
ス タ 60 ン ド 50 席 充 40 席 率 30
20 10
0 25分 前
20分 前
15分前
Ю分前 時間
締切
薔 4号館 ス タン ド席 □ 3号 館 ス タン ド席
グラフ 3
・1号 館 ス タン ド席 ◆
5:ス タ ン ド席 の充席率 の時刻変動
早稲田大学渡辺仁史研究室 51
(後 半 レース)
平成 4年 度卒業論文
競走
◇ 立ち見 立ち見 の群集密度 は、 レース中が最 も高 く、最低値 の群集密度 の約 2∼
3倍 を示 している。 また、いずれの時間において も 1号館 スタン ド前 の立 ち見 が最 も群集密度が高 くなっている。 これは、 1号 館 ス タン ド前 の立 ち 見が ゴール板 から最 も近 く、来場者 の観戦場所 として人気 が高 いからであ る。その他 の立 ち見 では、ホームス トレー トでスター トが行 なわれる レー スでは、発馬器前 の立 ち見 の群集密度が高 くなることを付 け加えてお く。 (グ ラフ36、
グラフ 37参 照)
早稲田大学渡辺仁史研究室 52
平成 4年 度卒業論文
m) (人 ノ 1.6
1.4
1。
2
群 集密 度
1
0.8
■ 1号館 ス タン ド前
02∼
日 2号 館 ス タン ド前
3号 館 ス タン ド前 ◇ 3∼ 4号 館 ス タン ド前
グラフ 36:立 ち見の群集密度 の時刻変動 (前 半 レース) 2
(A/m) 1.6
1.4
1.2
群集密度
I 0。
t-- - -
8
0.6 卜‐‐
0。
4
0.2 l-- - -: 0 レー ス
15分 前
10分 前
5分 前
締切
競走
時間 ■ 1号館 ス タン ド前
□ 2号 館 スタン ド前
● 2∼ 3号 館 ス タン ド前 ◇ 3∼ 4号 館 ス タン ド前
グラフ 37:立 ち見 の群集密度 の時刻変動 (後 半 レース ) 早稲田大学渡辺仁史研究室 53
平成 4年 度卒業論文
◇投票所 投票所付近 の群集密度 は、前半 レース、後半 レース を問 わず、そ の傾向 は、 ほぼ一致 している。投票所別 にみ る と、 2号 館 ス タ ン ド寄 りの投票所 が最 も混雑 して い る。 また、 2号 館 ス タ ン ド寄 りの投票所 と4号 館 スタン ド寄 りの投票所 では、締 め切 りの時点 で来場者 はいな くな ってい るが、正 門寄 りの投票所 では、締 め切 りの時点 でまだ来場者が並 んでい る。 これは、 正 門寄 りの投票所 がスタ ン ドか ら離 れてい るため、来場者 はス タ ン ドまで 観戦 しに行 かず、 テ レビモ ニ ターで観戦す る と考 え られる。 (グ ラフ38、 グラフ 39参 照 )
早稲 田大学渡辺仁史研究室 54
平成 4年 度卒業論文
群集密 度 15分 前
12分 前
吟 前
時間 薔 投票所 (4号 館 ス タ ン ド寄 り)□
投票所 (正 門寄 り)
0投
票所 (2号 館 ス タン ド寄 り)
グラフ 38:投 票所付近 の群集密度 の時 刻変 動 (前 半 レー ス) 2
(A/m) 1.6
1.4
1.2
群 集密度
1
0。
8
0.6
0.4
0.2
0 競走
24分 前 21分 前 18分 前 15分 前
12分 前
勁 前
6分 前 3分 前
締切
競走
時間
書 震票所
号館スタンド寄り)□ 投票所
)
(正 門寄り
0投
票所
(2号 館スタンド 寄り)
“ グラフ 39:投 票所付近の群集密度 の時刻変動 (後 半 レース)
早稲田大学渡辺仁史研究室 55
平成 4年 度卒業論文
5。
5-1。
研究 の考察
各 施 設 間 の移 動 につ い て
4-1の 中で来場者 を、移動開始時間別
(レ
ース 30分 ∼ 15分 前移動
者 。レース 15分 ∼ 0分 前移動者 )に 分け たが、 レース開始 30分 ∼ 15 分前 には、パ ドックを観覧す るために移動 した り、売店 に立ち寄 った りし、 競馬場内 をかな り広範囲 に移動 している来場者が多 い。 この ため、 この時 間帯 では群集密度 は低 いが、場内 の至 るところで人 だか りがで き、来場者 が増カロす る後半 レースでは、来場者同士 の交錯流 で、混雑 が激 しくな り、 移動 しづ らい。 レース開始 15分 ∼ 0分 前 には、パ ドックが終了 してお り、来場者 の多 くが勝馬投票券 を購入す るために、各投票所 の投票窓回の列 に並び、勝馬 投票券 を購入 した後、 レース観戦 のためにス タン ドや立ち見 に移動す る。 このため競馬場 のスタン ド付近 に来場者が集 中す るために、群集密度 が高 くな り、混雑 して窮屈 であ る。
1号 館 スタン ド、中央 ス タン ド、払戻所、 パ ドック横投票所 、パ ドック で囲 まれた広場 は、北門か ら入場す る来場者 が絶え間な く流 れ込 んで きて いる。 また、 レースの合 間の休憩 や待 ち合 わせの場所 として来場者 に利用 されて いる。 この広場 は、 レース終了後、パ ドックを観覧す るために、 スタン ドや立 ち見 か らパ ドックに移動す る来場者 の主要 な移動経路 となっているため、 一時的 に来場者 が流 れ込み、来場者 が増加す る後半 レースでは、混雑 が さ らに激 しくなって いる。
早稲田大学渡辺仁史研究室 56
平成 4年 度卒業論文
しか し、 この広場 を移動経路 として各 スタン ド付近からパ ドックヘ移動 して くる来場者の うち、始点 と終点 を 1号 館 スタン ド前 に限定 した場合 の 経路 においては、人 の流れが、1号 館 スタン ド→パ ドック→パ ドック横投 票所→ 1号 館 スタン ドとい うように、左回 りになるよう建物が配置 されて いるため、混雑 はしているが、来場者 の流 れはス ムーズである。 一方、 3号 館 スタン ド・ 4号 館 スタンドを始点 とする来場者 は、パ ドッ クを見 に行 く割合が少 な く、それぞれの来場者が思 い思 いに歩 いてお り、 人の流 れが交錯 している。 このため、 1号 館 スタン ド付近 と比較 して歩 き に くい。
5-2.観
戦 場 所 につ い て
立ち見 の奥行 きは、 2号 館 スタン ド前、 3号 館 スタン ド前、 4号 館 スタ ン ド前 はほとんど同 じだが、1号 館 スタンド前、中央 スタン ド前 は極端 に 狭 くなっている。 これは レース観戦時、1号 館 スタンド内で観戦する来場 者 とゴール板 との距離が近 くなるように 1号 館 スタン ドが建設 されている ためである。 (1号 館 スタン ドの指定席 の多 くは馬主席 となっている。) このため、 1号 館 ス タン ド前 にあるゴール板前 の立ち見 は奥行 きがない うえに、 レース観戦時、来場者 の人気 が高 いため大勢 の来場者が詰 め掛け、 大変混雑 し、 レース観戦 に支障 をきたす こともある。 また、全 ての立ち見 に共通 して言えることは、本馬場 と立ち見 の高低 レ ベルが同 じであるため、混雑時 に立ち見 の後方では前方 の来場者 の頭 に遮 られて レースの観戦が困難 である。
早稲田大学渡辺仁史研究室 57
平成 4年 度事業論文
したが って今後、競馬場 を設計 。改修す る際 には、 ゴール板前 の立 ち見 の奥行 きを広 くす るか、 スタン ド席 の多 くを一般 の来場者 に提供す ること と、立ち見 に傾斜 をつけ るなどの考慮 が望 まれる。 スタン ドの規模 は、中央 スタン ドは小 さい く、1号 館 ス タ ン ド、 2号 館 ス タン ド、 3号 館 ス タン ドはほぼ同 じ大 きさであ り、 4号 館 ス タン ドだけ がかな り大 きい。 4号 館 ス タ ン ドは、来場者 が集中す る ゴール板 から最 も 離 れた所 にあるため、来場者 の利用率 が低 い。 しか し、 4号 館 ス タン ド内 において も指定席 は充席率 が高 い。 したが って、 4号 館 スタン ドを全 て指 定席 にす ることを提案す る。 各 ス タ ン ドの 自由席 は、 一列 が 8人 掛け になっているが、座席間が狭 い ため、来場者同士が間を詰 めて座 ろ う としない。 さらに、座席 の前後 に余 裕 がない ため、 は じめに座 席 の列 の両端に来場者 が座 る と、列 の中ほどの 座席 に座 るには、端 にす わっている来場者が一度 立ち上が らねばならない。 また、新 聞 や手荷物等 を座 席 に置 き、座席 を確保す る来場者が多 いため、 ス タン ドの 自由席 の充席率 は指定席 と比較 して低 くな ってい る。
5-3。
ス タ ン ド 1階 に つ い て
各 ス タ ン ドの 1階 には、投票所 が設置 されてお り、立ち見 か ら最 も近 く、 レースの直前 にここの投票所 の投票窓口で勝馬投票券 を購入す る来場者 が 多 い。 また、各 ス タ ン ドの 1階 は、各投票所 か ら立ち見 へ の移動経路 とな つてお り、来場者 の往来が激 しい。来場者が勝馬投票券 を購入す る際、1 階投票所 の投票窓 回は便禾Uで あ るが、その半面、投票所 の投票窓口 に並ぶ
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平成 4年 度卒業論文
来場者 の列 は、来場者 の移動経路 と重なるため、移 動 の障害 となる。 現在 、大井競馬場 にお いては、最 も来場者 の通行 の激 しい 1号 館 スタン ド1階 では、 1000円 単位 の投票窓口にな ってお り、 2号 館 スタン ド1 階では、 500円 単位 の投票窓口 になっている。 このため、投票窓口が最 も混雑 す る 100円 単位 の窓口 に比べ て利用者 が少 な く、移動 の妨げ とな る来場者 の列 を事前 に調整 してい る。
5-4。
パ ドッ ク に つ い て
大井競馬場 のパ ドックには、出走馬 の馬名 と、出走馬 の馬体重 の表示 が 掲示 されている。 しか し、他 の競馬場 にあるようなオッズ掲示板 が設置 さ れてい ない。パ ドックを利用す る来場者 は、全体 の来場者 の約 35%で あ り、 これ らの来場者 の多 くがパ ドック観覧 を、勝馬投票券 の購入 の際 の参 考 としている。パ ドックを利用す る来場者 は、 オ ッズを見 るためにパ ドッ ク横投票所 とパ ドックを往復す るため、パ ドック横投票所 は、投票窓口 に 並 んで い る来場者 と、 テ レビモニ ター をパ ドックか ら見 に来 る来場者 とで 混雑 してい る。 この 2つ の行動 を分離す るためにパ ドックにオッズ掲示板 を設置す ることを提案す る。 また、今後、競馬場 を設計す る際、パ ドックの規模 は、想定来場者数 の
35%前 後 が禾U用 す るこ とを踏 まえて設計 される こ とが望 まれる。
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6。
ま とめ
● あ とが き 調査 を始 めるにあたって、渡辺仁史教授執筆 による「公営競技場 におけ る観客流動調査 報告書」が、調査 の参考資料 としておおいに役立ちました。、 また直接、渡辺仁史教授 からご指導 をいただいたことに、深 く感謝 してお ります。 今回の調査 では、夏休みの前後 に調査 の大半 を行 なったが、 この期間は ちょうど大井競馬場で 日本 では他 に例 のないナイター競馬「 トウインクル レース」 の開催中であ り、多 くの来場者がつめかける中で調査ができ、混 雑時 の公営競技場 の実態 を調査することができた。 また大井競馬場 の庶務 広報課 の配島係長の協力 によって調査が実現 できた ことを深 く感謝 してお ります。ただ、中央競馬 の開催が首都圏で行 なわれていなかったため、競 馬場間の調査 の比較が出来なかったのは残念 である。 また、断面交通両調 査がで きなかったため、競馬場内の来場者 の行動 をシミュレイ トできなか ったのが心残 りだが、今後 の調査 でt公 営競技場 を対象 とす ることがあれ ば、ぜひとも実行 していただきたい。 最後 に、 8月 7日 の調査 には、カメラ持参 で多 くの研究室 の先輩方 や、 同輩諸君 に協力 していただき、本当 に感謝 してい ます。特 に最初 から最後 まで ご指導 をいただいた林田先輩 と、佐野先輩 には深 く感謝 してお ります。
ミホノブルボンが 3冠 を逃 した秋 石川紀男 。宮崎明洋
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7.資 料編 ● 1∼
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●調査 地点地図 ◇カウント調査地点図 ◇群集密度調査地点図
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