Golf Genius Tournament Management - Asia-Pacific Amateur Championship

背景

天候に脅かされた壮観な大会

オーガスタ・ナショナル財団、R&A、そしてアジア太平洋ゴルフ連盟が 主催する「アジア太平洋アマチュア選手権」は、世界最大級のエリート アマチュアゴルフトーナメントの一つです。しかし、天候不良により競 技が中止される可能性があったため、大会主催者はGolf Geniusトーナ メント管理を活用して、状況を効率的かつ効果的に管理しました。

2024年のアジア太平洋アマチュア選手権は、日 本の太平洋クラブで開催されました。

APIによるライブリーダーボードコー ス内のスクリーンや10以上の放送パー トナーによるTV中継で表示され、世界 中の観客と大会を結びつけました。

我々の活動

あらゆる状況に対応できる堅実な トーナメント管理技術

第2ラウンドでは6時間の遅延と午前・午後ウェーブの入れ替えが発生 しましたが、我々の「公式ティータイム」機能により、第3ラウンドのド ローを行う際にティータイムに基づいて即座にタイブレークを計算で きました。これによりトーナメントの一貫性が維持されました。

日本での予測困難な状況は、Golf Geniusの全顧客に恩恵をもたらす共同開 発の好例です。

Bill Gombert, PGA

質疑応答

すべてのアソシエーションに利益をもたら す共同開発

1. ドローを決定するためのティータイムによるタイブレーク方法とは？ トップレベルのゴルフ大会では、ペアリングは通常、前ラウンドの結果に基づいて決定さ れますが、同じ結果で並んだプレーヤーがいる場合はティータイムがタイブレークの基準 の一つになります。スコア提出時間が早いプレーヤーが次ラウンドの後半のペアリンググ ループでプレーする権利を得るというものです。これは、次ラウンドで最終ペアリンググル ープでプレーできるか否かを左右する重要な要素です。

2. 天候の状況はどのようにこのタイブレーク方法を脅かしましたか？ 第2ラウンドでの6時間の天候遅延により、72ホールの競技を完了するのが難しい状況に 直面しました。これに対処するために、主催者はラウンドを完了させるためにティータイム を変更し、金曜日午後に半数が、土曜日の午前に残りの半数が第2ラウンドをプレーしま した。これにより、元の午前/午後のウェーブが入れ替わる形となり、ティータイムに基づく タイブレークや第3ラウンドのドローに影響が出る可能性がありました。

3. GOLF GENIUS TMはどのようにして主催者がこの課題を克服するのを可能にしまし たか？

ここで役立ったのが「公式ティータイム」機能です。PGAオブアメリカが必要要件と認定 し、数年前に開発されたものですが、皮肉なことにPGAオブアメリカの大会ではこれまで 使われていませんでした。他のGolf Geniusアソシエーション顧客向けに開発されたこの機 能を活用し、AACの主催者は短時間で再ペアリングを行い、新しいティータイムを30分以 内にプレーヤーに伝達しました。手動で行うことはほぼ不可能だったでしょう。

4. AAC選手権中に他の機能も使用されましたか？ このように特定の機能が効果を発揮した場面もありましたが、Golf Geniusトーナメント管 理はアジア太平洋アマチュア選手権のさまざまな要素管理にも使用されました。たとえ ば、ウォーキングスコアラー方式を通じて、ホールごとのライブスコアと統計がTVリーダ ーボードや他のAACデジタル資産に即時反映されました。また、オーガスタ・ナショナルや R&Aのルールチームにより、「パッシブペースオブプレイ」、TV放送用スコアおよびプレー ヤーデータAPI、ダブルスコア確認、レポート作成機能、ウェーブペアリングなども使用さ れました。

ウォーキングスコアラー が使用する、漢字で表示 されるライブモバイルスコ