南砺市P連だより第7号

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編集・発行 南砺市PTA連絡協議会/発行責任者 高田敏充/発行日 平成24年3月  1年を振り返って

南砺市PTA連絡協議会 会長 岩田 正 先ずもって、クライストチャーチ地震、東日本大震災で犠牲となった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

未曾有の震災から一年が経過した今なお、被災地では全ての方が一丸となりがんばっておられます。被災された方々の一日も早 い復旧復興を心から願い、PTAとして、自分自身として、少しでもできる事をこれからも続けてまいりたいと思います。 さて、昨年5月の総会から早いもので任期の終わりが近づいています。不安でいっぱいの中、熱心で親切な役員の皆さんのご 協力により何とか乗り切ることがでそうです。 今年度は親学び事業として、7月のなんと教育フォーラム2011を皮切りに、11月には県P連アドバイザー渡辺講師によ る「親を学び伝える学習プログラム」第1回勉強会をじょうはな座にて行いました。 参加した役員の方々は、学んだ知識を今後の子育てに活用して頂くと同時に、各学校のPTA活動の一環として取り入れ、多 くの保護者の方に知ってもらえるよう努めなければいけないと感じました。  また、東海北陸ブロックPTA研究大会 愛知県大会では、福光中部小学校山本会長をはじめ役員の皆さんが「地域とのふれ あい」と題し、学校・家庭・地域が連携した実践発表を行い、南砺市の人は根性が良すぎる人が多い「よすま」と方言をふんだ んに使い会場を沸かせました。 次年度はいよいよ東陸P大会『「見直そう 親子のふれあい」~いいがに話さんまいけ ANKUで~』が開催されます。新 会長を筆頭に、単P会長の皆さんにご理解を頂き、地元富山での大事業を成功に終えるため、協力していかなければなりませ ん。どうぞよろしくお願い致します。  私自身子どもたちの事や学校の事などを一生懸命考えながら、役員の皆さまと同じ時間を過ごさせて頂いたことは貴重な経験 であり、改めて一丸となる事の大切さを学びました。この1年間PTA活動にご協力いただいた役員の皆さんをはじめ、保護者 の皆さん、教職員の皆さんに感謝申し上げます。

なんと教育フォーラム2011開催  平成23年7月2日(土)福野文化創造センターヘリオスにて、「なんと教育 フォーラム2011」を開催しました。  オープニングアトラクションでは北野天満宮越中式年太鼓保存会のみなさんによる 勇壮な太鼓ではじまり例年とは趣向の違うフォーラムになるよう努力しました。第一 部のパネルディスカッションは「親ばなれ、子ばなれ」と題しパネラーとして南砺市 長 田中幹夫氏、真正会富山病院心療内科部長 明橋大二氏、南砺市小学校校長会 会長 水上和夫氏、南砺市P連家庭教育委員長 森佐保子氏を迎え、行政、医療、学 校、家庭のそれぞれの立場から意見をいただき、多方面から見た教育内容を勉強す る良い機会となりました。  第二部の講演会ではパネラーとして参加していただいていた明橋大二先生に講師を していただき「子育てハッピーアドバイス」と題し子育てに関する不安や悩みなど、 具体的な事例も含めユーモアを交えながらお話ししていただきました、フォーラム終 了後のアンケートでは「子供の良いところを一つでも多く見つけてあげたい」「今 日の話を思い出しながら子供に接していきたい」など多数の意見をいただき今回の講 演会が子育てに役立つ企画であったと実感しております。  少子化の時代、過保護になりがちな子育てに対し我々保護者は今後どういったス タンスで子供と向き合い、子ばなれのためどうすればいいのかという問題に対するヒ ントを見つけられた、そんなフォーラムでした。

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第67回東海北陸ブロックPTA研究大会

平成23年10月28・29日に愛知県にて、第67回東海北陸ブロックPTA研究会が開催されました。 今回は、第6分科会(テーマ:地域連携)にて、福光中部小学校PTAが発表校として参加されました。 タイトルは、「地域とのふれあい」−地域に根差したふれあい活動−と題して、山本均会長を中心に発表さ れました。 福光中部小学校は、4つの地域(南蟹谷、石黒、広瀬、福光)が統合されて成り立っており、各地域それぞれ が自治振興会の協力のもとにそれぞれの行事を行っており、この活動を通して子どもたちと関わっているとの 内容でした。 この地方独特の表現である「よすま」という言葉を披露し、ユーモアを交えながらの発表で会場のみなさん を楽しませてくれました。 最後に、「どの地域においても、地域の活性化と三世代交流を通して、地域のこどもたちにその地区の伝統を 伝えることができ、また地域の方々との親睦が深まった。今後は更に人と地域の絆を深め、より一層の連携に より交流を深めていきたい。」と今後の成果と課題を述べられました。 福光中部小学校PTAここにあり!といった感じで、堂々とした素晴らしい内容だったと思います。 山本会長はじめ、みなさん本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうござました。

家庭教育委員研修会 「親を学び伝える学習プログラム」 を使って  11月25日じょうはな座会議室にて家庭教育委員の「親を学び伝える学習プログラ ム」の研修会を行いました。  この研修でも、プログラム中のエピソードについてグループ討論をし、親の役割や子ど もとの接し方について学び深めようというものです。  県P連アドバイザー 渡辺 美和子先生に内容説明していただき、4グループに分かれ 話し合いました。エピソード3「家庭と学校の役割  ①家庭の役割って…」を読んでそ れぞれの思いを話し合いました。自己紹介をして少しずつ緊張がほぐれ、各グループから 笑い声も聞こえて盛り上がった話し合いとなりました。その後、各グループの発表者が簡 単に発表しました。  この研修で感じた事は、このプログラムは子育てはこうだと答えを求めておらず、その 悩みや不安、楽しさを語り合う中で相互理解をすすめるのにとても役立つものだと思いま した。

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