南砺市P連だより第4号

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南砺市P連だより 第4号   ■編集・発行 南砺市PTA連絡協議会/■発行責任者 栗山 了宣 ■発行日 平成21年3月10日 今年度をふり返って            南砺市PTA連絡協議会 会長 栗山了宣 今年度も会員のみなさまには南砺市P連の関連行事に多大なご協力をいただき、ありがとうございました。 今年度は当初より方針として、 (1)各学校のPTA会長さんの負担を軽減するため、市P連行事や会合をできるかぎり減らすこと  (2)市P連が単P相互の情報交換や、会長同士の悩み・思いを話し合える場として機能すること の二つを考えてきました。振り返ってみれば二つとも十分に出来たとは思えませんし、特に(2)は30点ぐらい かと思います。しかしながらこの広い南砺市の中で、市P連を通じて多くのPTA関係者の方や先生方と知り合え たことは、私にとっては多くの学びになりました。やや抽象的な表現ですが、今後この南砺市P連が各学校のPT A活動にがんばっている会長さんたちの心のオアシスのような組織になってゆけばいいなと念願しています。 詳細は以下の記事に記しますが、それぞれの行事や活動にご協力いただいた単P会長さんや家庭教育委員、 そして各学校の諸先生方には厚く御礼申し上げます。一年間ありがとうございました。

なんと教育フォーラム2008開催  平成20年11月29日(土)福野文化創造センター ヘリオスにて、「なんと教育フォーラム2008」を開催 しました。市内の小・中学校は、それぞれの地域に育まれ、 それぞれ特色のある活動を繰り広げており、そして大きな 成果を挙げています。そのような様々な活動の中から、今 年度のフォーラムでは、音楽活動にスポットを当てて開催 することとしました。今回は、井波小学校合唱部、吉江中 学校吹奏楽部よる合唱と福野中学校吹奏楽部、福光中学校 吹奏楽部の演奏会行いました。 また、金沢市立額中学校吹奏楽部顧問の田中一宏先生をお招きして、公開指導も行いました。会場は、市内 の子供たちをはじめ保護者や地域の方々、また県外の音楽活動をしている中学生の姿も見られ、ほぼ満席とな り大変うれしく思いました。また、ちょうど前日の11月28日に初登庁された田中幹夫南砺市長にも、その 翌日に開催することとなったこの教育フォーラムに、教育長方と一緒にお忙しい中、お越しいただきました。 田中一宏先生には、ユーモアを交えた楽しいお話とともに、公開指導では実際に指導を受けた子供たちのみ ならず、客席の子供たちにも大変よい刺激をくださったと思います。また、その指導方法の中から、音楽活動 だけにとどまらず、子供たちと向き合う姿勢等、今後の子育てに役立つことも多かったと思われます。 市内の小・中学生は、音楽をはじめ、スポーツや伝統芸能、国際交流等、多彩な活動を行っています。そん な子供たちがこれからも元気に育つように、家庭・地域・学校が連携していこう。そんな思いを強くしたフォー ラムでした。

家庭教育委員会 家庭教育委員会では、10月30日(木)じょうはな座研修室にて研修会を行いました。講師 に中国出身で市内の小学校5年生の母親である田島令邑さんをお招きし、中国と日本の子供たち や文化の違いなどについて講話をして頂きました。講話では、中国の子供たちは小さいうちから


大人になったらどんな職業に付きたいか決めて目標をもって学習している話がありました。日本 との文化の違いや一人っ子政策等よい面や悪い面の話もありました。また、北京オリンピックの 開催地でもあったので参加者からいろんな質問が出ました。

臓器移植法見直し等の署名運動 市P連では、「臓器移植法見直しの署名」運動に

取り組みました。海外での心臓移植手術は多額の費 用が必要であり、国内での移植手術の実施のための 署名活動をこの救う会が行っており、それに協力す るものでした。 第4回理事会に救う会の松原勝久代表にお越しい ただき、これまでの経緯や署名取り組みの趣旨をお 聞きし、1月19日∼28日の期間 南砺市内各小 中校で署名の協力を呼びかけることとしました。 そして、皆さんの温かいご理解とご協力をいただ き、平成21年2月18日に、松原代表へ3,74 7名の署名を手渡すことになりました。

松原代表に署名を手渡す栗山会長ら(福野小にて)

「親を学び伝える学習プログラム」活用学習会 10月16日井波小学校にて「親学びプログラム」学習会が開催されまし た。 この行事の趣旨はプログラム中のエピソードについてグループ討論をし、親 の役割や子どもとの接し方について学びを深めようというもので、今年度は井 波小学校が担当してくださいました。 横江会長を中心に単P役員のみなさんや関係先生方に、何度も事前打ち合わ せをしていただき本番に臨みました。当日は5学年の学年行事ということで参 加の5年の保護者と、県P市P関係者等あわせて52名の参加ではじまりまし た。作農校長先生、横江会長の挨拶に続いて県Pの吉川家庭教育委員長が内容 説明をされ、7グループに分かれて話し合いをしました。エピソード4「運動 会は誰の競争?」を読んでそれぞれの思いを話し合いましたが、最初からとて も打ち解けた雰囲気で各テーブルから大きな笑い声が上がる話し合いとなりま した。終了後、各班の記録者が簡単に発表し、木下砺P連会長が「とても楽し い話し合いで、自分も話し合いに参加してみなさんの考え方が聞けてとても楽 しかった。」と挨拶され、日程を終了しました。 学習会を終えて感じたことは、このプログラムは答えを求めるものではな く、親同士が共通の題材で話し合うことで互いの考え方や子育ての工夫等を共 有してゆくことに大きな意味があるということでした。少しでも多くの人にこ の学習会に参加してもらい、子育てに活用していただければと思います。 準備から開催、そして事後報告会までお世話をいただいた井波小学校の関係 者のみなさまに厚く御礼申し上げます。来年度「親学びプログラム」は福野地 区が当番予定です。

あとがき  発足して4年が立ちましたが、まだまだ南砺市PTA連絡協議会(市P連)の存在が皆さんに 知られてないと感じます。役員の方だけがPTAではありません。この広報紙を通して、子供た ちのため、親のために様々な大切な活動を皆さんに伝えていきたいと思います。今後ともご協力 よろしくお願いします。


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