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PORTFOLIO BY

YUTA UCHIDA


CONTENTS


the scenes of woder 卒業制作作品 ( 2010 )

guru - guru shape house 狭小住宅研究制作作品( 2010 )

歌舞伎町ギャラリー 3 年生制作作品(2008 年度優秀作品集掲載)

重なる風景 2 年生制作作品(2007 年度優秀作品集掲載)

屋根のある生活 第 12 回 TEPCO インターカレッジデザイン選手権 「イエガタ 21 世紀」  応募案 ( 2008 )   

Life as a House 第 36 回日新工業建築設計競技 「浜辺の棲み処 ∼ビーチ・ライフ・スタイル∼」  応募案 ( 2009 )   


the scenes of wonder 卒 業 設 計( 2 0 1 0 ) サイトスペシフィック・アートを展示するための美術館の計画。 敷地の持つ豊かな地形を、展示室の床面にすることを提案している。

Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


PROLOGUE

18 世紀頃の展示方法

19 世紀以降の展示方法

現代の展示方法

サイトスペシフィック・アート

Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


プロローグ   近年、現代アートは多様化し、従来の「ホワイトキューブ」の展示室の枠を超えようとしている。これは「サ イトスペシフィック・アート」という、その場所に行かないと見ることのできないアートの形式が注目されつつ あることが大きな理由の一つであろう。その勢いは瀬戸内海を中心に日本中に広がっている。  私はアーティストが展示室から逃れようとしているのは、ホワイトキューブという均質空間の連なりから、個 性のある場所にアートが置かれることで場所とアートが拮抗した状態を作り出し、空間ごとアート化しようとし ているのではないかと考えた。すなわち、均質で抽象的な空間ではなく、不均質で場所に個性のある有機的 な空間を求めているのではないだろうか。  そこで、私は敷地の特性である地形を最大限に生かすことを最大の目標とし、その地形に大きな屋根を架 けただけという単純な構成を思いつく。一般的な企画展示のように、ホワイトキューブで展示されることを前提 としたアートは展示することはできない。アーティストはまずこの美術館を訪れ、この自然地形と対話すること から始まる。

Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


CONCEPT

地形をそのまま活用した不均一な床。登るとか下るな

不均一な床による不均一な空間。場所によって空間

ど、展示室内では聞きなれない関係性が生まれる。こ

の大きさが異なっていたり、違った質を持っていた

れは同時に人の流れ、体の傾きや視線の移動など様々

りなど、様々な場が生まれる。

なアクティビティを引き起こす。

地形の展示室  敷地の特性である地形に、大きな屋根だけを架けただけの展示室である。ここにアーティストが場所の特性を活かしながらアートを制作してゆく。 地形を美術館の床 として利用するので、傾斜の急な場所・緩い場所、林へと視線が抜けて行く場所など様々な性格が存在している。その場所の性格を活かすように半屋外の展示室、暗闇 の展示室、自然光の展示室など様々な展示室のタイプを用意し、地形と呼応するカタチを与える。  敷地の持つ豊かな土地性を、地形を辿ってゆくごと様々なシーンが連続的に体感できる美術館を目指している。

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the scenes of wonder ( 2009 )


展示室構成ダイアグラム

地形と呼応する 10 の展示室が寄り添い合うことで形成される。

湾曲した屋根や、光によって 空間を満たすようなトップライ トをもつ屋根を設けることで ダイナミックに変化する空間 ゆるい傾斜

を与えるボリューム

傾斜を辿るように移動しなが ら鑑賞する展示室のボリュー 急な傾斜

ム くぼんでいたり、傾斜の角度 が急に変わることで、異なる 角度の傾斜が隣りあって存在

変形した地形

する位置。その特性を顕在 化したボリューム

地形の性格と呼応する展示室

 緩い斜面、急な斜面、少し窪んだ変形した地形など敷地の地形は非常に豊かである。そういった地形の持つ様々な性格のようなものと呼応したボリューム(展示室) を考えようと思った。屋根をかけただけの構成よりも地形との関係が密になり、さらなる飛躍の可能性を感じたからである。  ボリュームの考え方としては、まず地形に対してボリュームの配置方法(地形に沿う、直行するなど)を考え、スタディを重ねることで生まれたカタチである。結果として、 一つ一つ異なる風景を持つ展示室群が生まれ、鑑賞者は様々な風景を連続的に体験できる豊かなシーンを持った美術館が生まれた。

Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


3 10 6

5

8

1 7

6

8

11

4 4 5 2

6

1F 平面図 S = 1 : 400

1.Hoyer / Main counter

4.Dark gallery

7. Sky gallery

10.Storage

2.Staff room

5. Light gallery

8. Cliff gallery

11.Rest space

3.cafe

6. Semi outside gallery

9.Rounge

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the scenes of wonder ( 2009 )


6 2F 平面図 S = 1 : 400

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the scenes of wonder ( 2009 )


Section S=1 : 300

Portfolio by Yuta Uchida

the scenes of wonder ( 2009 )


Section S = 1 : 300

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the scenes of wonder ( 2009 )


guru-guru

shape house 狭 小 住 宅 研 究( 2 0 1 0 )

グルグルとした断面形態の住宅。壁や床に厚みを持たせ、その中 に生活機能を収めている。家族3人が暮らす、アトリエ付きの住宅。

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“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


flag pole

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“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


CONCEPT

guruguru

function 住宅の機能を 500mm の厚みの壁や床の中に収める。

位置によって部屋同士の関係、人間同士の距離感の変わ る断面的な奥行きを持つ形式

グルグル × 機能  私は、500mm の物体がグルグルと渦を巻く住宅を提案する。このグルグルは住宅の壁や床になり、物体の厚みの中に住宅の機能が内包される。壁や床の周辺に 様々な振る舞いが生まれ、住宅が家具のような存在となってゆく。  もともとは、竿部分から旗部分へグルグルと引き込むような平面形態を考えることから始まった。これは竿部分からの路地的体験を延長することで奥行きを与え、 実際以上の広さを感じさせるためである。  しかし、このままでは要求されたプログラムを解くことが出来ないので、グルグルとした平面形態を断面形態と置き換えることで、場所によって部屋同士の関係 や人間同士の距離感が変化する、断面的な奥行きを持った豊かな空間が生まれた。  また、住宅が家具のような使われ方をすることで、グルグルとした断面形態に発生する圧迫感を緩和させることを試そうとしている。

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“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


500

slab

bed

bath

low table

chair & storage

500

wall

bookshelf

desk

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closet

side table & chair

“ guru-guru � shape house ( 2010 )

kitchen


Sunroom

Buth Toilet

Study room

bed

Dining

Kitchen bed

Work space

Library

Galally

Private Circulation

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Public Semi public

“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


Portfolio by Yuta Uchida

“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


Portfolio by Yuta Uchida

“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


Work space - 400

Library - 400

Gallery

Yard

1F 平面図 S = 1 : 100

Dining

Kitchen

bed - 400

2F 平面図 S = 1 : 100

Study

bed - 400

3F 平面図 S = 1 : 100

Portfolio by Yuta Uchida

“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


Bath

Sunroom

4F 平面図 S = 1 : 100

屋根伏図 S = 1 : 100

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“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


断面図 S = 1 : 100

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“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


断面図 S = 1 : 100

Portfolio by Yuta Uchida

“ guru-guru ” shape house ( 2010 )


歌舞伎町ギャラリー

  建築設計課題(2008)        藤木隆明スタジオ

歌舞伎町に建てるギャラリーの計画。 インナーギャラリーとアウターギャラリーという考え方によって 歌舞伎町の混沌とした雰囲気を取り込みつつも 明るくて開放的なギャラリーを目指している。

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The Kabukicho gallery ( 2008 )


インナーギャラリー

アウターギャラリー

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the Kabukicho gallery ( 2008 )


SITE

歌舞伎町 3 丁目

歌舞伎町 1 丁目

敷地  新宿区歌舞伎町 2 丁目のビジネスホテルの建っていた場所が今回の敷地である。正面には、人気のない公園があり、隣には高層の立体駐車と、総合病院がそびえ 建っている。賑わいのある歌舞伎町 1 丁目と、歌舞伎町の裏である 3 丁目の境界線上のエリアであり、賑わいの静かさが混在する特殊なエリアである。 概要  1F にテナントスペースを持つアーティスト滞在型のギャラリー(アーティストインレジデンス)の計画である。ギャラリーを建てることで、1 丁目の良い賑わい だけを引き込み。公園の活性化と、高層の病院存在による閉鎖的を吹き飛ばすことを求められた。  歌舞伎町のような混沌とした場所にギャラリーは不向きかも知れない。しかし、閉鎖的なギャラリーでは周辺環境の改善というクライアントからの要望の解決に はならない。なので、歌舞伎町の猥雑性を取り込みながらも、明るくて開放的なギャラリーを提案することとした。

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the Kabukicho gallery ( 2008 )


CONCEPT

イメージスケッチ

インナーギャラリー × アウターギャラリー  まず最初に、歌舞伎町のように猥雑で多様なギャラリーを提案したいと考えた。そこで、敷地の目の前の公園という環境から、公園とひと続きでありながらも歌 舞伎町の雰囲気を感じれる、大きな樹木というコンセプトをたてることとする。  展示室を様々なレベルで展開するようにランダムに噛み合わせてみると、展示室に様々な密度で内側(インナーギャラリー)と外側(アウターギャラリー)の展 示室が生まれた。これを断面的に積み上げてゆくことで、歌舞伎町の雰囲気を取り込みつつ、開放的なギャラリーを作ることを試みている。

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the Kabukicho gallery ( 2008 )


Portfolio by Yuta Uchida

the Kabukicho gallery ( 2008 )


テナント

W.C

N インナーギャラリー

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アウターギャラリー

the Kabukicho gallery ( 2008 )

配置平面図 S = 1 : 400


WC

DW DW DW

UP

DW

UP

EV

カブキチョウ ギャラリー

EV

DW

2F 平面図 S = 1 : 600

5F 平面図 S = 1 : 600

w c

DW

カブキチョウ

インナーギャラリー

ギャラリー DW

カブキチョウギャラリー DW

UP

EV

EV UP

3F 平面図 S = 1 : 600

6F 平面図 S = 1 : 600

w c カブキチョウ DW

ギャラリー UP

UP

EV

EV UP

4F 平面図 S = 1 : 600

Portfolio by Yuta Uchida

7F 平面図 S =1 : 600

the Kabukicho gallery ( 2008 )


断面図 S = 1 : 200

Portfolio by Yuta Uchida

the Kabukicho gallery ( 2008 )


断面図 S = 1 : 200

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the Kabukicho gallery ( 2008 )


重なり合う風景

建築設計課題(2007) 藤木隆明スタジオ

八王子駅の近くにある公園に、カフェを併設したギャラリーの計画。 既存の公園と周辺環境と建築が混ざり合うように 小さな単位の組み合わせ方から考えている。

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Landscape overlap ( 2007 )


機能をボリューム化

各ボリュームがかみ合うように連結。 機能が重なりあう場所が生まれる。

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Landscape overlap ( 2007 )


ボリュームの結合  各機能をかみ合わせるように連結させることで、かみ合った二つの機能が重なる場所が生まれる。その場所は二つの機能の境界を曖昧にし、利用する人の気分次 第で片方の機能が延長したり、あるいは両方が混ざり合ったりするかもしれないという不思議な関係性を発見した。すなわち、この二つ機能の関係性は利用者によっ て自由に線引きされる非常に曖昧な境界線である。しかし、この曖昧さが機能と機能を結びつけるうえで新しい関係性を生むのではないかと可能性を感じて試みた のである。  結果として凸凹とした外観は通りに対しての圧迫感を軽減し、機能や境界線上のアクティビティ、その場の光景が重複して見える新しい関係性を持つ複合施設が 生まれた。

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Landscape overlap ( 2007 )


Water garden exhibition room

W.C

Terrace

Library

W.C

Cafe Terrace

Siteplan S = 1 : 200

exhibition room

Library

2F plan S = 1 : 200

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Landscape overlap ( 2007 )


Stacks

Rest room

Section S=1:200

Section S=1:200

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Landscape overlap ( 2007 )


屋根のある暮らし

第 12 回 TEPCO インターカレッジデザイン選手権  「イエガタ 21 世紀」  応募案   

3 つのイエガタによって構成される住宅。 屋根を中心にして生活する 21 世紀の新しいイエガタの提案。

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Competition ( 2008 )


Portfolio by Yuta Uchida

Competition ( 2008 )


Concept diagram

屋根 自然と人間を初めてわけた・つなげたものである。 それは生きるためという人間の必要最低限の欲求が創ったもの。

しかし更なる欲求により人間は屋根のある暮らしから遠ざかり、 結果自ら自然と距離を置くことになった。

21 世紀の新しい家型へ 人間は再び屋根に歩み寄り自然の近くで生活をする また新たに屋根がわける・つなげることができる関係を導き出し 住空間に屋根を創り出すことで機能的にも人間の生活に影響を 与えることができるのではないか 21 世紀だからこそできる新たな屋根の可能性を導き そして人間は屋根のある暮らしに回帰する。

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Competition ( 2008 )


屋根の始まり。不変の概念

そこに家族と自然

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さらに個人と個人へ

Competition ( 2008 )

機能に合わせて屋根は変形させる


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Competition ( 2008 )


Life as a House 第 36 回日新工業建築設計競技 「浜辺の棲み処 ∼ビーチ・ライフ・スタイル∼」  応募案   

地球の 7 割は海である。 陸から解放された住宅は、世界を自由に旅する。

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Competition ( 2009 )


Portfolio by Yuta Uchida

Competition ( 2009 )


Portfolio by Yuta Uchida

Competition ( 2009 )


内田 裕太 工学院大学 工学部 建築学科 木下庸子研究室(建築デザイン研究室)

2 0 1 0 年 JIA 建築セミナー 2010 受講生

Tel : 080 4130 6222 Mail : yut.uchida@gmail.com

PORTFOLIO  

my works 2007-2010 (2010)

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