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PORTFOLIO 澤地祐輔建築設計作品集


もくじ

2017 年度 卒業設計

「物の家」 学内卒業設計賞 優秀賞 第 40 回 学生設計優秀作品展 レモン賞 京都建築学生之会合同卒業設計展 Diploma × KYOTOʼ 17  Day1 第3位 せんだいデザインリーグ 2017 セミファイナル

2017 年度 修士 1 年マギーズセンター設計課題

「水辺の共創」 出題者:建築家 竹原義二

谷口工務店主催 木の家設計グランプリ 2017

「段と隙間の家」 20 選入選

第 3 回 ウッドフレンズ 住宅設計アイデアコンペ

「浮遊する小住宅」

 


澤地 祐輔 出身 岡山県岡山市 2010 岡山大学教育学部附属中学 卒業 2013 岡山県立岡山朝日高校 卒業 2013 大阪大学 工学部 地球総合工学科 入学 2017 学内卒業設計賞 優秀賞 -  京都建築学生之会合同卒業設計展 Diploma × KYOTOʼ 17 Day1 第3位 -

人間・環境学会大会 人間・環境学会大会発表賞

日本建築学会近畿支部研究発表会 優秀発表賞

卒業設計日本一決定戦 セミファイナル 

レモン画翠主催 学生設計優秀作品展 レモン賞

同大学 卒業

大阪大学大学院 工学研究科

  

地球総合工学専攻 建築・都市計画論領域

2018

木の家設計グランプリ 20 選

趣味 バスケットボール 旅行 ロードバイク    虫捕り カメラ ラーメン巡り 漫画 etc...


2017 年度 卒業設計 

「物の家」

学内卒業設計賞 優秀賞 第 40 回 学生設計優秀作品展 レモン賞 Diploma × KYOTOʼ 17―京都建築学生之会合同卒業設計展 Day1 第3位 せんだいデザインリーグ 2017 セミファイナル

これは僕のじいちゃんとばあちゃんの家 ばあちゃんは認知症で徐々に記憶を失っていく。 2人で老人ホームに入るため、今までの家を潰してしまった。 でも二人は毎日「家に帰りたい」と呟く。 そんな二人にもう一度この場所に戻ってほしい。 そのために僕が二人の家を同じ場所に建て直す。 二人が使い続けてきた「物」を元に。 これは僕のじいちゃんとばあちゃんの「過去-現在-未来」を考え、 「物」を元につくられた二人にとっての人生最期の家である。 建築を通して考える「幸せな人生」。


物の 物

-じいちゃんとばあち -じいちゃ

長年使い続けてき

「使う」ということ以外に 「使う」と

一つ目はかつての行動や感 一つ目はか

その物のあった場所、使い その物のあ

「物」の存在は

思い出と人との間を繋 思い

二つ目は側にあることで安心感 二つ目は側に

お年寄りは自分にとっ お年

より自分の近くに集 より

そうやって集ま

お年寄りの将来への「 お年寄

この二つの意味

過去と今と未

「物」による家


家 の家

終の住処- ちゃんの終の住処-

きた「物」には

が宿る。 に二つの意味合いが宿る。

味合い。 感情を引き出す意味合い。

いたか、 い方、誰と使っていたか、

はそうやって

る。 繋ぐことができる。

る意味合い。 感を与えてくれる意味合い。

を って大切な「物」を

。 集めるようになる。

まった「物」は

る。 「心の支え」になる。

味合いを元に

未来を繋ぐ

家をつくる。


砂利を歩く音は

00

20

350

じいちゃんがどこにいるか

00

15

教えてくれる

3200

今までにじいちゃんが作ってきた 「物」が並ぶ物置

目をつむ

じいちゃんの部屋

手を伸ばした

ここで麦わら帽子をかぶって外に出る

ここに座ると

ここに座る 200

きれいな花に水をやる きれいな花に水

300

35

じいちゃんがよく見える じいちゃんがよく 50 0

ちゃんちゃ

600

一緒に

220

750

今日は庭で何をしようかな

0

220

350

600

ばあちゃんの部屋 ば

日記に挟まれて座る

「物」で彩りに満ちて 「物」

たまには 1 人になりたい時も 300

350

かつてのばあちゃんの部屋 今までの日記が並ぶばあちゃんの記念館 工具へと伸びる木の手すり 角材を握る感覚は 昔から体に染みついている  

1番綺麗に咲いた菊

500

じいちゃんの育てた花に

ここに置こう

包まれるところ 2000

綺麗な花と

350

楽しそうなじいちゃんを見て 今日の日記に書くことが決まる

良 4000

よく使う工具が塀に沿ってぶら下がる ばあちゃんの部屋に置く新しいスラブは ここで生まれる  300

満開の花は棚に並べて 見てもらおう

じいちゃんの花畑 たくさんの花々に毎日じょうろで 水をやる

600

じいちゃんが育てていた菊の花壇と じいちゃんが育ててい

剪定するためのウッドデッキ 剪定するためのウッ

F


3600

竿上げ棒を使って 200

洗濯物を高く高く上げる

2000

2000

スラブが教える洗濯の手順 スラブが教える洗濯の手順

むったままでも 次は物干し場へ

た先にへちまのたわし し 300

400 次は物干し場へ

300

400

500

じいちゃんとばあちゃんの玄関 スラブに沿ってゆっくり庭へ

500

外から帰って来て 外から帰って来て ちょっと休憩

300

ちょっと休憩

00 1000

ゃんこに包まれて

1000

たくさんの食器は 皆が集まる印

に散歩したよね

500

00

じいちゃんの賞状はじいちゃんの賞状は よく見える場所に飾ろう よく見える場所に飾ろう

400 3人の孫の背丈にある 3人の孫の背丈にある

スラブをくぐって スラブをくぐって

400

キウイがなる季節は

キウイ棚の高さは

1500

孫が来る季節 ここに座って待っている

200

ていく

180センチ

かつて座椅子があった場所ベンチを かつて座椅子があった場所ベンチを 地べたに座るのはしんどいけど 地べたに座るのはしんどいけど

菊は 00 いでとここで靴を脱いでと 5

ここからの景色は好きだったよね ここからの景色は好きだったよね 500

んぼ スラブが通せんぼ

GL+358

500

350

人が集まる場所

500

ばあちゃんの特等席

人が集まる場所

いっぱい座れる木のソファ いっぱい座れる木のソファ トと同じ素材 手すりはバットと同じ素材

今日は誰が来るだろう 600

350

良く息子たちが表で素振りしてたなぁ 素振りしてたなぁ

GL+240

GL+240

5000

5000

麦わら帽子をかぶって

0 35

500

800

ここでは野菜を作ってたよね

腰を下ろしたら GL±0

ばあちゃんと目が合った

GL±0

FL±1800 平面図 1  平面図 1 : 75 : 75

0m

1m

3m

5m


01 残っているのは「場所」と「物」 ―敷地―

敷地は神奈川県小田原市。 二人がずっと住み続けてきた場所。 家という建築は無くなってしまっても、

敷地:神奈川県小田原市

その「場所」と使ってきた「物」は残っている。

敷地面積:271.8 ㎡

02 持ち込んだ「物」 ―コンセプト―

僕達家族が持ち込んだ二人の「物」。

・座布団

みんなの思いがたくさん詰まっている。

人:ばあちゃん  場所:居間 エピソード ばあちゃんは縁側に座る時、いつも下に

それぞれの「物」についてのエピソードを

座布団に座っていた。そこで「座る」こと で土いじりをするじいちゃん、訪ねに来る

家族へのインタビューを元に書き出していく。

お隣さんという人との出会いが生まれた。

じょうろ

菊の花

植木ばさみ

麦わら帽子

日記

賞状

写真

座布団

へちまたわし

竿上げ棒

はんてん

座椅子

工具

バットとグローブ

食器


03 「物」と「場所」 ―プログラム―

「物」はかつて置かれていた場所の記憶を宿す。 建物が無くなってしまっても、 「物」のあった場所からその場所の意味合いが浮かび上がる。

かつての間取りを 記憶を元に描き出す。

そこに置かれていた 「物」を書き出していく。

そこからさらに 「物」と「場所」を抽出する。

04 ばあちゃんの部屋 ―プログラム 2―

「物」が置かれていなかった中央にばあちゃんの部屋をつくり、 そこに持ち寄った「物」を置く。 部屋に新しく置かれた「物」は かつて置かれていた「場所」へとばあちゃんを誘う。

 

「物」からばあちゃんの部屋を決定


05

・座椅子 ・写真 ・座

「物」と「空間」 ―ダイヤグラム―

中央にばあちゃんの部屋をつくり、持ち寄った「物」を置く。

・植木ばさみ ・植

「物」はかつて置かれていた場所の記憶を宿す。 「物」を使った経験や自身の体の寸法を 一つ一つの「物」のスラブの形で表現していく。 体を通して語りかけることで 「物」が宿す過去をじいちゃんとばあちゃんに意識させる。 「物」は自らが宿す記憶を元に「場所」を「空間」へ変えていく。

   ・賞状   

家族が二人の「物」を部屋の棚に置く。 「物」はかつての居場所へ、その棚の スラブを伸ばす。

   ・へちまた   

スラブは二人の体の寸法や物のサイズ に沿って形を変える。スラブの形から 「物」が宿す記憶を緩やかに意識させる。

ばあちゃんは自分の意思で物を部屋に 追加していく。 物で溢れる部屋は彩りと安心感で満ちる。

・麦わら帽子 人:じいちゃん   場所:縁側と庭 じいちゃんの趣味は庭いじり。 毎日庭で帽子をかぶりながら作業をする じいちゃんを縁側から見てたばあちゃん。 きっとばあちゃんが一番見てきた風景。


たわし

・座布団

・座布団

・バットとグローブ ・バットとグローブ

・菊

・菊

・じょうろ

・じょうろ

・食器

・食器

・竿上げ棒

・竿上げ棒

・日記

・日記

・はんてん

・はんてん

・工具

・工具

・麦わら帽子 ・麦わら帽子


06 「物」の密度 ―形態操作 2―

過去から未来へと 「物」の意味合いは変化していくように、 この家自身も変化していく。   「物」を部屋にプラスしていくことで、 部屋の密度は上がり、 それに伴ってこの家への馴染みも増す。 そしていずれ来るであろう人生の終わりを お気に入りの「物」と、

ばあちゃんの部屋のイメージスケッチ ばあちゃんの部屋のイメージスケ

その記憶に囲まれた中で迎えられるように。

08 「物」と住むこと 「物」と住むこと ―断面図―

―断面図―

「物」のスラブに沿って、 「物」のスラブに沿って、 壁が「物」の境界をつくり、 壁が「物」の境界をつくり、 屋根が外の「物」と室内を緩やかに繋ぎ、 屋根が外の「物」と室内を緩やかに繋ぎ、 窓がその「物」と人との風景を取り入れる。 窓がその「物」と人との風景を取り入れる。 「物」を通 じて過去を感じ、 「物」を通 じて過去を感じ、 「物」を集めて未来をつくる。 「物」を集めて未来をつくる。

358

400 ●

358

358

600

600

1200

400

400

400

1800

1800


07 できること・できないこと年表 -じいちゃんとばあちゃんが二人で暮らしていくのに必要なこと-

ばあちゃん

じいちゃん

75 歳 ・スラブから物を使う感覚を感じる

短期記憶、ものの使い方が分からなくなる

昔座っていた場所に

素材の違いで ゾーニングの境界を示す

視力、方向感覚が落ちる

低い浴槽と 手すりになるスラブ

足を伸ばして座れるように

74 歳

新しい家に住み始める

・物が常に見えるように表出化

・敷地をじいちゃんが 普段いる庭で囲む

お風呂に入りにくくなる

・一つ一つの空間に 行動の目的をつける

徘徊するようになる

地べたに座るのがしんどくなる

伸びるスラブが 手すりになる 物をプラスしながら、 部屋に安心感を持たせる

トイレを広く

介助付きでトイレに行く 自力で歩けなくなる

・室内へのアプローチをスロープに

ベッドでの生活が増える 人生の終わりを迎える

車イスで生活する ベッドでの生活が増える

・幅の広い廊下

じいちゃんの部屋にも物を追加できるように

僕ら家族が訪れ、

人生の終わりを迎える

A-Aʼ 断面図 

0m

1m

2 人を懐かしむための場所になる

3m

5m


2200 1800

▼ 2200

▼ 2200

▼ 1900

▼ 1900

▼ 1716

▼ 1716

▼ 1800

▼ 1800

▼ 1600

▼ 1600

▼ 1400

▼ 1400

▼ 1287

▼ 1287

▼ 1100

▼ 1100

▼ 1000

▼ 1000

▼ 800

▼ 800

▼ 572

▼ 572

▼ 400

▼ 400

▼ 1500

▼ 722

▼ 500

▼ 1500

▼ 722

▼ 500

2200 1800


2200 1800

2200 1800

ばあちゃんの部屋 展開図 1:35


▼外観模型写真① 家からはみ出すように「物」のスラブが伸びる。


▲外観模型写真② じいちゃんがいる庭とばあちゃんがいる室内を 「物」のスラブが緩やかに繋いでいく。


▲内観模型写真①(上) ②(下) 「物」を使った経験や自身の体の寸法を一つ一つの 「物」のスラブの形で表現していく。 そして「物」のスラブに沿って、家の躯体が作られ 空間が生まれてくる。


▶スラブ模型写真 「物」は自らが宿す記憶を元に 「場所」を「空間」へ変えていく。

▼ばあちゃんの部屋模型 年月が経つにつればあちゃんの部屋の物が増え、 それとともに部屋への愛着も増す。


09 「幸せな人生」

人の「今」が「過去」の積み重ねでているのと同じように、 「物」だって置かれた場所で記憶を蓄積させながら 「今」の意味合いを変え続けていく。 もしも自分の「過去」を見失ってしまうなら、 人生をずっと共に経てきた「物」から引き出せばいい。 そうやって人生を終える時に、 共に過ごしてきた「物」で溢れかえった部屋は、 生きてきた証として残る。 そんな人生は「幸せな人生」と言えるんじゃないだろうか。


2017 年度 修士 1 年マギーズセンター設計課題

「水辺の共創」 出題者:建築家 竹原義二 マギーズセンターとは がんを宣告された患者がその心の痛手を癒すための居場所であり、 「精神的・社会的ケア」を受けながら、がんと向き合い、 「生きる」ことに希望を持ってもらうことを目的としている。 美術館のような、教会のような、病院のような、住宅のような そんな優しく新しい建築とは何か。 誰もが居場所を求め、心を落ち着かせ、希望を得て去っていける。 そんなマギーズセンターを計画する。


水辺の共創 水辺の共創


9

700 1330

3240

170

1040

2

800

8001180

1180

1685

1685

4625 10200

4625


1180

550

◀ 最高高さ

1800

500

1930

2

5960

5

1000

1000910

910 B-Bʼ 断面図 1:50


+3000mm

+3000mm


+2000mm

A

+2000mm

A

▼ B

▼ +600 ㎜

B

+600 ㎜ A

C

±0 ㎜

C

-150 ㎜

±0 ㎜

-150 ㎜ 75

-550 ㎜ -450 ㎜

B

B

75

22

-450 ㎜

75

75

-600 ㎜

75

C

30

27

2730

2000 2730

2730

65

13

0 73

13 0 73

2

2730

22

65

C

22 22

22

-600 ㎜

75

22

-550 ㎜

2 30

27

2000

1階平面図 1:250 1階平面図 1:250

A


+3000mm


+2600 ㎜

75

22

+2750 ㎜

75

22 75

22 5 36

1 0 73

2 30

+1850 ㎜

27

19

30

18

20

95

3

+1850 ㎜

18  

20

 3

00

0 

  

  

  

19

30

 

 3

00

0 

2 階平面図 1:250

  

  

19

30


01 大阪大学病院

敷地 -吹田市山田丘 水遠池- 昔からこの地域に根付く「水」であった。 ため池とその周囲が見せる季節の顔、そして水 そのもののいくつにも変わる表情、その一瞬が

敷地:水遠池

生み出す風景は建築が生みだす特殊性としての 空間を凌駕する。そんな場の力強さに惹かれ、 今回の対象敷地として設定した。

北千里駅

02 水の空間 水に対する距離感によってその感じ方、印象は変わる。 人の心の在りようによって居場所を選べるよう、水辺 の空間を7つの空間パターンに分けて構成していく。 ①角度1-無意識

②角度2-意識

n<7°

n>7°

③広さ

④光

⑤風

⑥音

⑦距離感


03 ダイアグラム 水辺に沿った流れと、それに垂直にできる人の空間とが、 普段の目線からは見えない水の存在に気付かせる。 訪れる人は水との距離感を測りながら大小の空間を選択していく。

①池の周りを囲む盛土に切れ込みを入れ、 広場から水際に立ち寄るための動線をつくる。 訪れた人が水と関わっていくうちに元気を取り 戻していく。

②水辺に沿って人々が溜まるための居場所が 膨らむ。人々が水を直接感じることができる スペースが生まれる。

③水辺から少し距離を取って小さな居場所が 増えていく。ここでは心が落ち着かない時の 逃げ場として間接的に水を感じる。


A-Aʼ 断面図 1:200 A-Aʼ 断面図 1:200


▲内観模型写真① 次第に床のレベルが下がっていき 水辺との距離感が縮まっていく。

▶内観模型写真②

水辺に反射した光が室内に差し


▼外観模型写真 地中に埋まりながら立ち上がるボリューム。 丘を切り込んだアプローチからは水面が見える。


谷口工務店主催 木の家設計グランプリ 2017

「段と隙間の家」 働く家 家の中にある職場。それは最も身近な社会。 子供たちは「働く」ことを知らない。 父の仕事はどれくらい必要とされているんだろう。 街の人の為に働くとはどういうことだろう。 僕達家族にできることは何だろう。 建築を通して考える「働く家」。  

20 選入選


段と隙間の家 3640 ヤマモミジー 4m ヤマモミジー 4m

柿ー 3.5m

36401820

柿ー 3.5m オリーブー 2.5m オリーブー 2.5

ソメイヨシノー ソメイヨシノー 3.5m 3.5m GL+400

GL+400

ご近所付き合い ご近所付き合い ばあちゃんの部屋から見る ばあちゃんの部屋から見

3640

3640

季節の木々の間を通って 季節の木々の間を通って

季節ごとに表情を変える木々 季節ごとに表情を変える

ヤマボウシ

3185

10920

3185

家族とスタッフが団欒 家族とスタッフが団欒

ヤマボウシ

910

910

1365

1365

1820

1820

10920

ダイニングでは ダイニングでは GL+400

GL+400

自転車が置ける 自転車が置 広い土間 

広い土間 

GL+200

GL

歩道と同じレベル、同じブロック 歩道と同じレベ

仕事場は街の一部になる 仕事場は街の一

4095

1365 4095

1365 1365

3 13


15470

15470

0 18201365

3185 1820

3185

3640

3640

アオダモー 4.5m アオダモー 4.5m

GL+900 GL+900

GL+900

4550

GL+900

GL+550

4550

ヤマボウシー 3.5m ヤマボウシー 3.5m

アオダモー 4m アオダモー 4m

オクに行くに従ってレベルは上がるが オクに行くに従ってレベルは上がるが

Aʼ

10920

Aʼ

は父のステージ 仕事場は父のステージ

3185

GL+900

3185

GL+900

10920

GL+700 仕事場との壁は減っていく GL+700 仕事場との壁は減っていく

クタイル

1820

動線に沿って置かれた自転車は 動線に沿って置かれた自転車は お客さんを店内に誘い込む お客さんを店内に誘い込む

GL±0

B

3185 3185

5

1365

GL±0

1820

L±0

1365

けた家の中心空間 吹き抜けた家の中心空間

GL±0

B 3185 1820

3185 1820

455 3185

455

18655

配置図兼 1配置図兼 1 階平面図 1:150 階平面図 1:150


リビングは家族が落ち着く場

2階

4095

1365

3185

1365 15015


910

3185

1365

7280

ンニチワ上からコンニチワ

階は自転車部品と

185

1820

読書スペース

3185

1820

2 階平面図 1:150


最高高さ▼

2 階は家族のリビング 2 階は家族のリビング

最高高さ▼

仕事場と距離は取りつつ 仕事場と距離は取りつつ

2700

光、音、

2 階 FL▼

家全体に

その場を

2700

5800

隙間空間

2 階 FL▼

ルーバーの隙間から ルーバーの隙間から 仕事場が見え隠れする 仕事場が見え隠れする

200

ダイニング FL▼ ダイニング FL▼

200

200

200

2700

5800

2700

空気感を共有する 空気感を共有する

GL▼

GL▼

ソトへと漏れ出した隙間空間は ソトへと漏れ出した隙間空間は

お客さんと家族が混ざり合う場所になる お客さんと家族が混ざり合う場所になる


間に溜まった

断面図 面図

垂れ壁と腰壁との隙間から見える 垂れ壁と腰壁との隙間から見える しゃがんで自転車を直す父の姿 しゃがんで自転車を直す父の姿

、においが

段差によって分けられたウチとソトは 段差によって分けられたウチとソトは 親子の距離感を程よく結ぶ 親子の距離感を程よく結ぶ

▼個室 FL

700 200

▼個室 FL

700 200

2700

を介して互いをふと意識する をふと意識する

2700

に広がっていき、 き、

A-Aʼ 断面図 1:100 A-Aʼ 断面図 1:100


B-Bʼ 断面図 1:100


東側立面図 1:100


01

中学校

中学校

敷地 -岡山県岡山市-

目立たずも街には無くてはならない自転車屋。

高校

住宅地になるにつれその必要性と生活との距離は

高校

近くなる。 敷地は岡山市内の小中高の通学路に面した住宅地。

敷地

敷地

平坦なこの街は駅前まで自転車を走らせて買い物、 遊びに行く人が多い。市では「ももちゃり」という 自転車の貸し出しも行っており、自転車が移動手段 の街。この場所で自転車というモノを通して家族 と街の人々とが関わり合える家を考える。 岡山後楽園 岡山後楽園

02 コンセプト

レベル差から生まれる行為 レベル差から生まれる行為

歩く

0mm

0mm

住戸(ウチ・オク)と街(オモテ)とが、 職場(ソト)という最も身近な社会の場を介して 繋がっていること。互いの空間を持ちつつ、それ

上がる

200mm

たな居場所が生まれる。 400mm

座る

座る

休む

休む

400mm

「働くこと」が家族の中心にあることで、その境界 の行為も多様化し、生活を巻き込んだ新たな「働 700mm

2800mm

上がる

200mm

らを「絡め」「溶け合わす」ことで、その境界に新

く家」を作る。

歩く

置く

置く

腰かける

腰かける

700mm

2800mm

分かれる

分かれる

見上げる

見上げる

見下ろす

見下ろす


03 空間ダイヤグラム

オク

ウチ

ソト

オモテ

①今までの働く家  職場を含む家はオモテ→オクが段階的で、  それらは線的に区切られがちである。  互いの場へのかかわりは少ない。

オク

ウチ

ソト

オモテ

②職場-街  まずオモテ(街)とソト(職場)との  境界を溶かし、両者を一体にする。  街の人が気軽に入れる居場所となる。

オク ソト

オモテ

③家-職場  ウチ(居間)とオク(個室)をソトを中心

ウチ

 に配置し、個々の場の床レベルを変える  ことで、居場所を保ちつつ、家↔職場への  意識が向き合うようになる。

オク

スキマ ソト ウチ

オモテ

④新しい働く家  ソトとウチ・オクの間に中間領域(スキマ)  で面的に区切ることで居場所を保ちつつ、  働きつつ、街と繋がる関係が生まれる。


南側立面図 1:100 南側立面図 1:100


1

5

18

700     1000

400

1365

1365

3185

3185

3185

3185


1

1880

545

480

◀ 最高高さ

420 900

670

5830

1

490

7

1425

910

200

900

▼GL

1880

3580

3580

1000

1000

A-Aʼ 断面図 1:50


▲内観模型写真① 居住空間と職場が段差によって繋がる。 曖昧な空間が「働きながら住む」生活を作る。


▲内観模型写真②(上)

▲俯瞰模型写真(下)

子供部屋からは職場で働く父親が隙間から

職場を中心として居住空間が周囲を

見え隠れする。

取り囲む。


第 3 回 ウッドフレンズ 住宅設計アイデアコンペ

「浮遊する小住宅」 都市における環境住宅 周辺の環境により削ぎ取られた住宅 省かれていく「できていたこと」とその中で残された「できること」 そして環境から「おすそ分け」してもらうこと 都市における環境に寄り添う暮らし方を考える


夏 南中高度:78.4° 夏 南中高度:78.4°

冬 南中高度:31.6° 冬 南中高度:31.6°

上下の窓は環境要素を 上下の窓は

少しづつ受け入れる 少しづつ受

窓を開けると家の中を風が抜ける 窓を開けると家の中を風が抜ける

ベランダ

風呂場 ベランダ

洗面所 風呂場

WC

洗面所

WC キッチン

キッチン

落葉樹は自然のブラインド 落葉樹は自然のブラインド 10

1

家を通り抜ける光 家を通り抜ける光 街の生活の軸 街の生活の軸

10

1

緑の抜け道 緑の抜け道

910

910 3640

3640

910

1335 910 11830

1395 1335 11830

1820 1395


所在地:大阪市北区中津 所在地:大阪市北区中津 敷地面積:64 ㎡ 敷地面積:64 ㎡ 主要用途:専用住宅 主要用途:専用住宅 家族構成:1 人 アトリエ勤務 家族構成:1 人 アトリエ勤務 構造:木造在来工法 構造:木造在来工法

リビング

2950

2950

3600

コンニチワ コンニチワ

10 910

7710

1

250 910

3600

1

7710

250 910

床は人の居場所 斜めの床は人の居場所

910

断面図 1:100 断面図 1:100

南側立面図 1:100 南側立面図 1:100


2 階平面図 1:75

1 階平面図 1:75 1 階平面図 1:75


01

敷地

淀川

淀川

SITE

SITE

-大阪市北区中津- 梅田から北に 1km 程の住宅街である。 近年都心回帰傾向から高層マンション や一軒家が増加している。 このような生活空間が集まる地域では、 ご近所付き合いのような良好な他人と の関係が生まれている。 しかし住宅が密集するあまり、他人と 共有できるような居場所や自然環境は

JR 大阪駅 JR 大阪駅

少ない。この場所において、人だけで なく環境との関係性の中で暮らすこと を考える。

02

コンセプト -環境に住まわせてもらう家- 住宅を環境要素(光・木・風・土・人・街) に寄せることで住まい手が外部に頼りながら 共創できる関係性をつくる

・敷地を住宅地の緑のたまり、生活の軸に ・敷地を住宅地の緑のたまり、生活の軸に -「公」に向けた私有地の解放 -「公」に向けた私有地の解放 ・環境要素を内部に「おすそ分け」できる関係 ・環境要素を内部に「おすそ分け」できる関係 -上下左右に開く「窓」 -上下左右に開く「窓」 ・環境により生まれる形態が、住まい方を変える ・環境により生まれる形態が、住まい方を変える -「削ぎ取る」ことで生まれる空間 -「削ぎ取る」ことで生まれる空間

アイデアスケッチ アイデアスケッチ


03 形態操作 建築を壁によって敷地と分節するのではなく、 浮遊させ床を境界とした内部と外部との関係性 を作ることで、土地に対しての共有性を上げる。 また床と天井の水平面に形態操作を行うことで、 家の中における自分だけの水平面の概念を崩し、 他者によって与えられた水平面の元で個人の生活 が営まれるような関係性を作る。

①GL を「公」に開放-浮遊するボリューム 住宅密集地では建築物が連続し壁のように立ちはだかる 敷地GLを生活の軸として解き放つことで 上下でプライベート-パブリックの関係性を作り出し また環境要素が入り込む空間を空ける

light

tree

②環境から生まれる形態-「削ぎ取る」 people soil

周囲の環境要素によってボリュームを削ぎ取る 内部空間が外部環境に従いつつ新しい形態となり 住まい手の佇まい方も変化していく

③環境に応答する「窓」-「おすそ分け」 室内を貫く窓は環境要素の通り道 周囲の環境の連続を保ちながら それらを少し取り入れることで内部環境を整え 日常的に外部と関わり合える空間を生む


1650

8

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1365

3640

1365

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810

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3500

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◀ 最高高さ ◀ 最高高さ

▼GL

1820

1820

▼GL

断面図 1:30 断面図 1:30


▶外観模型写真 狭小地に佇むように配置。浮いたボ リュームは 1 階部分に道を通し、 人々と木々を呼び込む。


◀全体模型写真 全体は3つの空間が連なるように配 置。床に空いた窓からは下の様子が 見える。

◀外観模型写真(左) 1 階部分は町の生活軸として開放さ れる。上の窓からは光が落ちる。

◀内観模型写真(右) 斜めにのびる床は家の中にいくつか の居場所を作る。


Yusuke Sawaji Portfolio  

澤地祐輔建築設計作品集

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澤地祐輔建築設計作品集

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