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TOOLS OF XCELLENCE

FMC+ と呼ばれる新しいメザニン カード規 格は、FPGA と高速 I/O を使ったエンベデッ ド コンピューティング デザインを進化させる 重要な仕様であり、現行の FMC 規格との下 位互換性を維持しつつ、カード内のギガビット トランシーバー (GT) の総数を 10 から 32 へ拡張し、最大データ レートを 1 秒当たり 10 ギガビットから 28 ギガビットへ高速化し ます。 これらの機能は、JESD204B シリアル イ ンターフェイス規格に準拠した新しいデバイ ス、10G および 40G 光ファイバー、高速シ リアル メモリなどに最適です。FMC+ は、非 常に高度な I/O 要件にも対応し、 メザニン カー ドの柔軟性とモノリシック デザインの I/O 密 度の両方の利点を兼ね備えたソリューションを 開発者に提供します。 FMC+ 仕様は 2015 年を通して開発と改 良が進められました。VITA 57.4 ワーキン グ グループはこの仕様をすでに承認しており、 2016 年前半に ANSI での採択のために提 案する予定です。この記事では、この重要な 新しい規格について詳しく説明し、FMC+ が 先進のエンベデッド デザインに与える影響を もう少し詳しく考えてみます。

メザニン カードの利点 メザニン カードは、エンベデッド システムに 特殊な機能を追加する目的で広く使用されて いる効果的な方法です。 メザニン カードは、 バッ クプレーンに直接接続するのではなく、ベース カードまたはキャリア カードに装着されるため、 簡単に交換できます。したがって、システム設 計者はシステムの構成を柔軟に変更でき、アッ プグレードされた技術への移行も容易です。し かし、この優れた柔軟性は、コネクティビティ の問題や、ボードへの装着に必要な追加面積 のために、通常は機能の制約という代償を伴 います。 FPGA の主なオープン規格は、FPGA メザ ニン カード (FMC) 仕様とも呼ばれる ANSI/ VITA 57.1 です。FMC+ (正 式には VITA 57.4) と呼 ば れる新しい バ ージョンは、 現 行の FMC 規格の機能を拡張し、ギガビット

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ザイリンクス Xcell Journal 日本語版 94号  

Xcell Journal 94 号のカバーストーリーでは、ザイリンクス Zynq®-7000 SoC および Zynq UltraScale+™ MPSoC をベースにした システム開発をサポートする企業のエコシステムの劇的な拡大に関する記事が掲載されています。その他、魅力的な...

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