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TOOLS OF XCELLENCE

Mentor Embedded Multicore Framework は、 ヘテロジニアス ハードウェアおよび ソフトウェア環境の複雑性をカバーし、 SoC システムの設計を容易化します。

現在、エンベデッド アプリケーションにおいて、ヘテロジ ニアス マルチプロセッシングの重要性が高まっています。 ザ イリンクス の Zynq® UltraScale+™ MPSoC な ど の SoC (システム オンチップ) アーキテクチャは、クワッド ARM® Cortex®-A53 コアとデュアル ARM Cortex-R5 コアで構成されるパワフルなヘテロジニアス マルチプロ セッシング インフラストラクチャを提供します。SoC には、 コアの演算インフラストラクチャの他に、ハードウェア化さ れたペリフェラル IP および FPGA ファブリックが豊富に含 まれており、高性能マルチプロセッシング システムを設計 するためのフレキシブルな設計モデルを適用できます。 Zynq MPSoC などの SoC のマルチプロセッシング性 能を活用する場合には、さまざまなソフトウェア開発モデル を使用できます。対称型マルチプロセッシング (SMP) OS は、マルチプロセッシング システム内の複数のホモジニア ス コア間で、アプリケーション ワークロードのバランスを対 称的、もしくは非対称的に調整するために必要なインフラス トラクチャを備えています。しかし、システム内のヘテロジ ニアス プロセッサの演算帯域幅を活用するには、非対称型 マルチプロセッシング (AMP) ソフトウェア アーキテクチャ が必要です。 AMP アーキテクチャでは、一般的に、SoC 内に存在す る異種のプロセッシング コア上で実行される異種のソフト ウェア環境のあらゆる組み合わせ (Linux、リアルタイム オ ペレーティング システム (RTOS)、ベアメタル ソフトウェ アなど) がエンド アプリケーションの設計目標を実現する ために協調動作します。一般的なデザインでは、マスター コア上のソフトウェア コンテキストが、リモート コア上の リモート ソフトウェア コンテキストをオンデマンドで起動し て演算負荷を分散します。マスター プロセッサ、リモート

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ザイリンクス Xcell Journal 日本語版 93 号  

Xcell Journal 93 号のカバーストーリーでは、急速に進化し、これまで以上に複雑な医療機器市場において、ますます重要になるザイリンクスデバイスについて考察します。そのほか、魅力的な方法論と実用的な ハウツー記事を紹介しています。

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