Godna painting_animals in the forest

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賢者の視展 インド先住民族のアートの森 ゴドナー画





インド東北部・ビハール州。その北部のマドゥバニ地区は、国境を接するネパールの一部と合わせミティ ラー地方とも呼ばれていた。この地域を代表するアートとして、ヒンドゥー神話を主に描くミティラー 画が名高い。5 つあると言われるミティラー画のスタイルの一つがゴドナー画である。元々は、ローカー ストの人々が刺青のモチーフとして描いてきたものが、昨今では手すきの紙やキャンバスに描かれる様に なっている。ゴドナー画は自然や人々の暮らしを描いたものが多い。 この作品は、マドゥバニ町の付近のジトワルプル村に住むパスワン一家を訪ねたときに出合ったものだ。 大黒柱であるラジさんを Wall Art Festival へ招聘する目的で作品を見せてもらう中に、この一枚はあった。 描き手はラジさんの妻。ビハール州のステートアワード受賞者でもある。 ミティラーは神話の中で森の中にある場所として登場する。その森に集ったたくさんの生きものたちが描 かれている。 薄らと茶色になっているのは、ゴーバル=牛ふんが刷毛でさっと塗られているため。牛もまた人々の暮ら しに欠かせない存在だ。

作者名 不明 title untitled size 90.4 cm × 40.6cm ( 額装時 ) material 手すき紙 煤インク 牛ふん place インド・ビハール州 Price 120,000 yen + tax ( 額装済み)