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アクロポリス博物館 館内見取り図


アクロポリス博物館

アクロポリス博物館は、聖なる丘とその周辺 で発見された貴重な出土品の数々を展示す るため、著名なスイス人建築家ベルナール・ チュミ氏とギリシャ人建築家ミハリス・フォテ ィアディス氏が共同で設計を担当。2009年 の夏にオープンしました。 建物は、アクロポリスの丘から300メートル 南に下ったマクリヤニ歴史地区に位置してい ます。アテネの中心部からはおよそ2 kmの 距離で、地下鉄アクロポリス駅のすぐ隣とい う便利なロケーション。また、博物館の正面 入口は、アテネの遺跡統合ネットワークの主 軸をなす遊歩道、ディオニシウ・アレオパギー トゥ通りの起点に位置しています。


建築

アクロポリス博物館の総面積は25,000平方メートルで、 展示スペースは14,000平方メートル以上に及びます。ま た、建築デザインは、①アクロポリスとの視覚的連携を 保つ、②パルテノン神殿のすべての彫刻を収蔵・展示す る、③建物の基底部に横たわる発掘現場に適合させると いう3つの要件を満たしています。 館内に展示されている遺物とその出所であるパルテノン 神殿との視覚的連携は、“パルテノンギャラリー”の壁を 透明ガラスにすることで達成されています。来館者はこ のギャラリーから、アクロポリスやそれを取り囲む歴史 的丘陵地帯、そして近代都市アテネの息を呑むような景 観を楽しむことができます。 “パルテノンギャラリー”の内部には、パルテノン神殿の フリーズ(浮き彫り彫刻)を収容・展示すべく特別設計さ れた長方形のコンクリート製コアが、神殿と同じ寸法お よび方角に建てられています。 博物館の基礎部分は100本を超えるコンクリートの柱 脚で支えられており、これによってまるで宙に浮いてい るかのような印象を与えると同時に、発掘現場をしっか りと保護しています。


コレクション

博物館内は、3つの階に展示される収蔵品と、建物の基 礎部分に横たわる発掘現場で構成されています。 1階にある“アクロポリスの斜面ギャラリー”は、丘の斜面 に設けられた聖域からの出土品や、アテナイの住民が各 時代を通じて使った日用品の数々を収蔵しています。 2階の東と南に位置し、高さ9メートルの天井から自然光 が降り注ぐ“アルカイックギャラリー”は、アクロポリスの 初期の神殿を飾った素晴らしい彫刻を収蔵。また、アル カイック期の優美な“コレス”(若い女性像)や“イピス”( 騎手)、女神アテーナーの彫像、男性像、大理石のレリー フ、ブロンズ製の小物や土器といった参拝者の奉納物も 展示されています。 アクロポリス博物館見学のクライマックスを飾るのは、4 階のガラスケースに収められた“パルテノンギャラリー”。 長方形のコンクリート製コアの外周を巡るように、パン アテナイア祭の行進を描いたフリーズ(浮き彫り彫刻)が 展示されています。ギリシャ神話の名シーンをレリーフに した大理石板“メトープ”は、パルテノン神殿と同数のステ ンレス製柱の間に収められています。また、ギャラリーの 東西に置かれた台座には、壮大なペディメント(三角形の 切妻)が展示されています。東側のペディメントは父なる ゼウスの頭から誕生する女神アテーナーを、西側のペデ ィメントはアッティカの地を巡るアテーナーとポセイドン の戦いをそれぞれ描いています。

“パルテノンギャラリー”を見学した後は2階へ戻り、パ ルテノン神殿の建設後に追加された一連の建築物、プ ロピュライア(神殿入口)やアテーナー・ニーケー神殿、 エレクチオン神殿でツアーを締めくくります。2階北ウィ ングでは、印象的な古代の彫刻やローマ時代のレプリカ のほか、献辞や布告を刻印した紀元前5~4世紀のレリー フ、装飾をあしらった彫刻や胸像の台座、そして古代末 期~ビザンチン時代初期から選りすぐった作品群を展示 しています。 博物館の建設に先立つ発掘調査中に出土した古代アテ ナイ市街の膨大な遺物も、アクロポリス博物館の展示プ ログラムを一層魅力的なものにしています。この発掘現 場は、1階や上階の床にはめ込まれた大判のガラス板を 通して見ることができ、まるで古代アテナイの街並みを 歩いているような気分が味わえます。


見学ルート

ビデオコーナー

4階

テラス

マルチメディアセンター レストラン

非 口

3階

売店Ⅱ バルコニー VIPルーム

世 前5 紀元

紀~

紀 5世 紀元

非 口

アテーナー・ニーケー神殿

非常口

口 常口 常 非非

エレクチオン神殿

プロピュライア (神殿の入口)

アルカイックギャラリー

エレクチオン神殿

2階

非常口

バーチャルリアリティシアター 口

教育プログラム

カフェ 入口

売店Ⅰ 出口

仮設展

券売 ン ショ メー フォ イン 所・

オーデトリアム

1階 クローク

非常口


遺跡発掘現場

パルテノンギャラリー

アルカイックギャラリー


開館時間 4月1日~10月31日 月  8:00~16:00 火~日 8:00~20:00 金 8:00~22:00 11月1日~3月31日 月~木 9:00~17:00 金 9:00~22:00 土・日 9:00~20:00 休館日:1月1日、イースターの日曜と翌月曜、5月1日、12月25・26日 入館料金 一般 5ユーロ 割引券の利用や無料開放については、博物館のウェブサイトをご覧 ください。 障害者の利用について 博物館の公共スペースはすべて車イスが利用できます。車イス用スロ ープは、ディオニシウ・アレオパギートゥ通りに面した正面入口と、マク リヤニ通り及びミツェオン通りに面した通用口に用意されています。 クローク バックパックや手荷物は1階のクロークに預けてください。順番待ち の長い列に並ぶのを避けるため、こうした物品を博物館に持ち込まな いようにお願いします。クロークに預けられた貴重品や壊れ物につい て、博物館は一切責任を負いません。 携帯電話 携帯電話の使用は、博物館ロビーとレストラン、カフェのみに制限さ れます。 写真撮影 写真は“アクロポリスの斜面ギャラリー”と“アルカイックギャラリー” を除くすべての展示スペースで撮影できます。ただし、フラッシュや三 脚、照明器具等の設備は博物館内では使用できません。また、撮影し た写真を印刷物や電子メディアを通じて出版することは禁止されてい ます。非営利目的で使用する写真は、ウェブサイトから入手できます。 カフェ&レストラン 博物館の1階には発掘現場を見下ろすカフェ、3階にはアクロポリスの 全景が眺望できるレストランが用意されています。レストランは通常、 博物館の開館時間内、そして毎週金曜日は深夜12時まで営業していま す。また、館内は無料でWifiが利用できます。3階のレストランや売店 の利用については、入場券売場にお問い合わせください。


売店 見学ツアーの終わりに、館内2カ所の売店で土産品や洗練されたギフ トを探してみてはいかがでしょう。館内売店でしか手に入らないエク スクルーシブな展示品の複製や多彩なジュエリー、絵葉書や文具、機 能的でお洒落なインテリアグッズ、児童向けギフトなどを豊富に取り 揃えています。また、3階売店ではアクロポリスや古代世界に関する図 書も多数販売しています。 読書ラウンジ 3階にはカリアテッド(女性像柱)やヘカトンペドン(百尺神殿)の ペディメントを望む読書ラウンジが設置されており、ゆったりした椅 子に腰かけて、アクロポリスや古代世界に関する書籍を探すことが できます。 ベビールーム 2階ギャラリーの北側に、ベビールームが用意されています。また、ベ ビーカーもクロークにて無料で貸し出しています。

団体や学校の見学 団体や学校の見学は、月~金の午前9時から午後5時まで電話 (+30 210 9000903)またはウェブサイトを通じてお申込みくださ い。博物館ではまた、児童や教育者向けの教育プログラムも実施して います。詳しくは、博物館のウェブサイトをご覧ください。

写真:アクロポリス博物館所蔵、ニコス·ダニイリディス、ソクラテス·マブロマティス撮影

考古学者によるガイド 午前9時から午後5時までの間、博物館の展示品に関する質問に答え てくれる考古学者が展示スペースに配備されています。考古学者は ‘archaeologist’と書かれた大きなバッジを付けていますので、気軽 にご質問ください。


PRODUCTION: UP PRESS

15 Dionysiou Areopagitou Street, Athens 11742, Greece Tel.: +30 210 9000900 www.theacropolismuseum.gr info@theacropolismuseum.gr


アクロポリス博物館 館内見取り図