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女性ホルモンとうまく付き合う

女性のカラダの

を知ろう

普段よく耳にする「女性ホルモン」や「ホルモンバランス」。意外にその働きを知らない人は多いのでは? 実は女性ホルモンは、女性のライフスタイルに大きく関係してくる大事なもの。美しく健やかに、充実し た毎日を過ごすために、その働きをしっかり知って上手に付き合っていきましょう。

バランスが乱れる原因は? 不規則な生活

思春期・更年期

乱れた食生活で栄養が偏ったり、 夜更かしや睡眠不足などの不摂生 が、女性ホルモンの分泌や自律神 経の働きを乱す原因に。

思春期は体がまだホルモンバラン スを一定化できないため、更年期 は 卵巣 からの女 性 ホル モン 分 泌 量が減るために乱れます。

ストレス

無理なダイエット

ストレスは大きな原因の一つ。ス トレスを受けると脳から卵巣への 命令が減少し、卵巣の働きが弱ま ると考えられています。

体重の増減をくり返すと、脳の指 令が鈍り女性ホルモンの分泌も低 下。短期間の急激な体重減少で生 理が止まってしまうことも。

女性ホルモンって何 ? 女性の体は卵巣で作られる2つの女性ホルモンによっ てコントロールされています。単に女性ホルモンを 増やせばいいというわけではなく、2つのホルモンの バランスが重要なのです。

女性らしさを つくる ホルモン

骨への影響 エストロゲンには骨を作ったり壊 さ ない ようにする 働 き が あ る の で、それが弱まると骨粗鬆症にな りやすくなります。

肌や髪への影響

精神疾患

エストロゲンの低下は、肌の乾燥・ しわ・たるみ・シミなどにも影響 が。また、髪が細くなったりパサ ついたり、抜け毛が増えることも。

うつ病など心の病も女性ホルモン と深く関わっており、女性は男性 の2倍もかかりやすいといわれて います。

(黄体ホルモン)

妊娠を助ける ホルモン

女性ホルモンが分泌されるしくみ ホルモンの分泌量のバランスは脳の中の視床 下部と下垂体、卵巣が大きく関わっているた め、環境の変化や心の乱れとも大きく関連が あります。

バランスを保つには? 定期的に体を動かす 1週 間に少なくとも3回、30〜60分 の 有 酸 素 運 動がおすすめです。スト レッチやヨガなどを取り入れても。

食生活を整える

ストレスをためない

卵巣

【大豆イソフラボンの上限値】(厚生労働省) 食品摂取で1日70〜75㎎くらい、特定保健用食品なら30㎎くらい 目安…豆腐1丁60㎎/味噌汁1杯6㎎/納豆1パック37㎎/豆乳1本 (200㎖ )50㎎

子宮内膜

プロゲステロン

イソフラボンは女性ホルモンに似た働きを持つといわれ、大 豆製品を効果的に摂取するのも手。ただし過剰摂取は禁物。 かえってバランスが乱れ月経周期に影響が出るとも。

ろで おふ ス ク リラッ

(黄体ホルモン)

ちから

性腺刺激 ホルモン

エストロゲン

ストレスは積極的に解消するよう にしましょう。休息をしっかりと り、リラックスすることも大事。

下垂体

(卵胞ホルモン)

大豆

添加物の 少ない栄養バランスのとれ た食事はもちろん、女性 ホル モンに 必要な脂質も適度に摂りましょう。

視床下部

フィードバック

生活のリズムを整える 同じ時間に寝て同じ時間に起きる、3 食同じ時間に食事をするなど、規則正 しい生活を送りましょう。

プロゲステロン

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生理不順・PMS

●受精卵が着床しやすいよ うに子宮内膜を整える ●妊娠すると、妊娠に適し た子宮の状態をつくる ●体内の水分を保持させる ●食欲を増進させる ●基礎体温を上げる

エストロゲン

(卵胞ホルモン)

バランスが乱れるとどうなる? 排 卵 や 生 理 が なくな ったりしま す。 ま た、 黄 体 期 に 通 常 の 生 活 が おくれ なくなる月 経 前 症 候 群 ( PMS)になることも。

●子宮内膜を厚くする ●女性らしい丸みのある体 をつくる ●潤いのある肌、ツヤのあ る髪をつくる ●コレステロールの増加を抑 える ●血管を強くし、骨 量を調 節する ●脳の活動を活発にし、気 持ちを明るくさせる ●自律神経を安定させる ●食欲を抑制させる


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月経期

卵胞期

排卵期

月経サイクル

黄体期

2つの女性ホルモンの分泌量のバランスによって、卵胞期 →排卵期→黄体 期→月経期という周期をおよそ1ヶ月(平 均は28日)で繰り返しています。この周期に沿った生活を することが、ホルモンバランスを整えるカギにもなります。

エストロゲン

(卵胞ホルモン)

プロゲステロン

(黄体ホルモン)

基礎

高温期

基礎体温の変化

温を

測ろ ! う

低温期

自分のサイクルを知ったり、日々のバラン スチェックには、基礎体温を測るのが一 番。朝、目が覚めたら横になったまま婦人 体温計を使って測り、毎日記録します。

①低温期・高温期に分かれているか 【チェックのポイント】 ②高温期が10日以上あるか

エステや肌のピーリング、新しい 化粧品を試すのもよい時期。こ こで積極的に運動をすると生理 前の不調改善にも。重要な仕事 やハードな仕事はこの時期に。

卵胞期 エストロゲンが増え ココロもカラダも元気

排卵期

黄体期に備えて ゆっくり過ごそう。

排卵がおこり 妊娠しやすい時期

●髪にツヤが出る ●肌のコラーゲンが増え  みずみずしくなる ●代謝が良く  ダイエット効果がアップ ●記憶力が増し、気力が充実し  勉強や仕事がはかどる ●恋愛も積極的に

●肌が最も安定して美しい時期 ●心身ともにニュートラル ●妊娠しやすい時期

月経期

黄体期

こんな症状も

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■排卵日に排卵痛がある人も ■体が冷える ■出血が起こる ■偏頭痛が起こる ■排卵を期にブルーになる人も

どちらのホルモンも減少 低体温で血行が悪くなる

プロゲステロンが増え 心身ともに不安定に

●吹き出物が増え肌がくすむ ●代謝が悪くなり免疫力が低下 ●貧血・月経痛

●肌が脂っぽくなり  吹き出物が出る ●シミができやすい ●むくみやすく体重が増加する ●精神的に不安定になりがち

こんな症状も

■生理中ずっと眠い ■気分が落ち着かない ■下痢気味になる ■足がだるくてむくむ

夜更かしは控え、仕事も詰めす ぎないように。血行促 進のため 入浴や食事、運動で体を温める こと。皮脂の分泌が少なくなるの で、肌の保湿は充分に。

初潮 閉経

重要な仕事はこの時期を外し、 睡眠や休養をたっぷりとりストレ スをためない工夫を。体を温め るよう心がけることも大事。むく み解消にはリンパマッサージを。

エストロゲンの 分泌量の変化

エストロゲンの 分泌量

多い

少ない 0歳

10歳

20歳

30歳

40歳

50歳

60歳

こんな症状も

■肩こりや頭痛がひどくなる ■食欲が増してドカ食いする ■集中力低下で仕事に支障も

女性の ライフサイクル

70歳

0〜8歳

8〜18歳頃

18歳頃〜40代半ば

50代半ば〜70代半ば

小児期 幼児期

40代半ば〜 50代半ば

思春期

成熟期

更年期

老年期

エストロゲン が 増え 始 め、 女性らしい体 つきに。

エストロゲンの分泌が高まり、心身 ともに安定する時期。特に成熟期の 前半は 妊 娠・出 産に 適した状 態に。 30代 後半にはエストロゲンの 分 泌 が減り始め、肌などの老化現象も。

エ スト ロ ゲ ンの分泌量 が 減 り、 更 年期の症状 が出始める。

エストロゲンの 分 泌が急 激に 減るために、生 活 習 慣病のリスクが高まる。

女性ホルモンの中でもエストロゲン は年代ごとに分泌量が変化します。 7歳頃から分泌され始め女性らしい 体つきになっていきます。思春期頃 に高まり、20〜30代前半が一番活 発な時期。その後40歳を過ぎる頃 に急激に低下し、閉経を迎えます。

142ビューティー  

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