Page 1

武蔵野大学環境研究所紀要 第 5 号(2016)、pp. 91-104 The Bulletin of Musashino University, Institute of Environmental Sciences No. 5 (2016), pp. 91-104 ISSN 2186-6422

平成 28 年 3 月 1 日 発行 Published on March 1, 2016

大正期の旧西本組本社ビル:その鉄道工事記録など Former Head Office Building of Nishimoto-gumi in Taisho-era: Records of Railway-related Construction 西本直子 Naoko Nishimoto 西本真一 Shinichi Nishimoto


武蔵野大学環境研究所紀要 第 5 号 目

粘土鉱物による放射能除染 ーセシウム 133NMR スベクトルの検討ー … … ……塩津豊志・田辺直行 武蔵野大学有明キャンパスにおける化学物質管理……

真名垣

聡・塩津豊志

1 15

20 年後の未来社会に対する大学生のイメージ(その 2) 一環境意識と行動の違いに着目したテキストマイニング分析- 0.. ……

村松陸雄

33

ノンフォーマル教育は大学における持続可能な開発のための教育 ( E SD) の触媒となる司、?

使用済携帯電話を活用した環境教育・…… 、 一円

...., J..._-

村松陵雄・村山史世

43

高橋和枝・佐々木重邦

59

アドリア海 ι 日本海沿岸での伝承的呼称の共通性 ム~

. . . rJ.

i

一気象 ・ 海象の宏観的観察から一….... ,. ・ ..4 . に …ご ・ ;うと ・ 4・ 去

・H・-…

秋生

6 ' 7

西東京市の地域コミュニティを対象にした防災力活性化に関する現状分析

伊村則子

85

「その鉄道工事記録などー. . .. ・ H ・.. . ... . . .. .. ... . . ・ H ・-…西本直子・西本真一

91

大正期の旧西本組本社ビル

" " . 1 . ) -

..ι 毛r.

,、4・

> 1 " . -'句T

,和歌の i甫「あしべ屋J . .

"

を巡るその他の史料・ ・ 1 ・ ・ ・ ;

2016

,

西本真一. .西本直子 105


大正期の旧西本組本社ビル ーその鉄道工事記録などー

FormerHeadO f f i c eB u i l d i n go fNishimoto-gumii nT a i s h o e r a -R e c o r d so fR a i l w a y r e l a t e dConstruction-

西本直子牢

NaokoNishimoto 西本真

_t

S h i n i c h iNishimoto

前言 今回新たに明治・大正期の西本組工事経歴の 一 部が見つかった 。 鉄道工事と水力発電工事が 8 割前後を占め、施工地域は関東(栃木県と茨城県)、関西、中国、九州地域、及び、満州、韓国 に及んでいる 。 水力発電に関連する土木・トンネル工事は大正後期に増えているが、それに伴う

京阪電気と南海水力電気の火力発電所の鉄筋コンクリート建築工事 1 を遅くとも旧西本組本社ビ ル竣工年と思われる大正 14 年までに行っていたことが明らかになった 。 また、明治 13 年、西本

用助は鹿島組の初めての鉄道請負工事に関わった 2 ことが知られていたが、明治 34 年竣工の南海 電鉄紀ノ川橋梁(和歌山)について鹿島組と業績を共有していることも判 っ た 。

1 、旧西本組によるコンクリート造建築 旧西本組本社ビルを設計した岩井信ー の大正 11 (1922) 年の早稲田大学の卒業写真 3 に、当時、 早稲田大学建築学科の創世期を支えた教授陣として構造家・内藤多仲と、様式建築の名手と誕わ れた建築家・岡田新一郎が写っているが、当該建物は口伝では岩井の卒業設計に基づくとされて いることを勘案すれば見逃すことができない 。 旧西本組本社ピルの配筋には、当時、普及してい 1

火力発電所 2 件については鉄筋コンクリート造と明記されている 。

2

三 井建設体制社史編 纂 室「 三 井建設社史」三井建設株式会社(平成 5 [1993J 年)、 p . 2 o ["鹿島建設 130 年史・上」、 p .4 2 o 鹿島組は明治 13 年に初めて鉄道工事 を請負 い、北陸線長浜・敦賀聞のうち中の郷・ 柳ケ瀬聞を 20 万円で受注して協力者を募り、その時に和歌山の 三 代目西本用助が協力者として加わっ たとある 。

3

拙稿「旧西本組本社ビルの建造年代と 平 面の分析」、武蔵野大学環境研究所紀要 3 (平成 26 [2014J 年)、 pp.125-128、図 10-12 0

*工学部非常勤講師(建築デザイン学科 )

t 工学部非常勤講師 (建築デザイン学科)

- 91


武蔵野大学環境研究所紀要

No. 5( 2 0 1 6)

たアメリカ式配筋では見られない太い鉄筋が観察され、内藤多仲の影響を受けた可能性が考えら れる 。 ルネサンス様式で纏められたファサードのプロポーション処理については岡田の薫陶をう けたことも推測される。

請負業者の鉄筋コンクリート造本社ビルの築造としては大林組本店(大阪)が大正 8 (1918) 年に建てられており、和歌山の請負業者がこれを行う背景の追究をおこないたい 。 江戸時代から 土木工事で名を成していた 3 代目・西本用助は明治初期に鉄道工事に参入するために危険を顧み

ず工事に挑戦して名を成していた 4 が、 4 代目・西本健次郎は明治・大正・昭和初期に至るまで 土木建築請負業として業績を発展させていった。明治期の土木業と鉄筋コンクリート工法との結 びつきが容易に想像されるが、これまで大正 7 (1918) 年、旧和歌山水力電気(第二発電所)関

西電力高津尾発電所煉瓦造工事 5 など煉瓦造工事が判っていたものの、鉄筋コンクリート造建築 の実績は確認できなかった。資料の渉猟により、「日鮮満土木建築信用録」 第 2 版(大正 2 [1913J

年)と、同第 4 版(大正 14 [1925J 年)から新たな工事経歴が見っかり、大正 14 年までに鉄筋 コンクリート造建築の経歴があったことが確認された 。

2 、「日鮮満土木建築信用録」第 2 版(大正 2 [1913] 年)に見られる西本健 次郎と西本組 「 日鮮満土木建築信用録」は合名会社・日本実業興信所(京橋区銀座一丁目)日により編纂され たいわゆる建設名鑑である。第 2 版では会社組織はおろか、「組」も余り見られない。西本組の 表記もまだ見られず西本健次郎として紹介されている 。 その意味では紳士録とも言える 。 広告を

兼ねて掲載費を払う人が載るという制約があったわけで、あるので 7 留意する必要はあるが、当時 の業界事情と工事経歴を知ることができる 。 全国の設計者、土木・建築請負者、建築関係者をイ ロハ順にリストアップして連絡先、経歴、創業年、信用度、全国同業者中のラン夕、世評、業務 の様態、経歴、現況、特長業務などを示し、格付けを行っている。設計者にはジョサイア・コン ドルをはじめ、妻木頼黄、辰野金吾、曽根達蔵ら鐸々たる名が連なる。美術建築師の業態名で伊

藤平左衛門の名が、また建築金物販売業として堀良助(堀商店)の名も見える。建築請負業に外

国人名も混じり、目を惹く 。 和歌山からは他に土木建築請負業で原正組 8 の名がうかがわれ、非 常に興味深い 。 4

三井建設(鮒社史編纂室「三井建設社史」、三井建設株式会社(平成 5 [1993J 年)、 pp.2-44。 大正 4 年か

ら 7 年にかけて西本組により、旧和歌山水力電気(第二発電所)関西電力高津尾発電所、煉瓦造桁行

23. 490m 、梁間

20.39 m 、地下 2 階、地上 2 階、一部中 2 階の工事が行われたことが、「和歌山県の近

代化遺産 J (2007年)にも書かれている 。 5

和歌山県建築士会 HP、「紀州近代化遺産巡り J

( h t t p : / / w w w. wakaya m a a b a . j p / i s a u _ m e g u r i / 4 9 1 .

htmJ) 。

6

全国的な土建業の信用調査機関として日本実業興信所が明治 39 年に設立された 。 飯田直樹は大連の不 況と関連した動きであると指摘している 。 明治 41 年には満州土木建築業組合が設立されている 。 「日露 戦後の大阪における土木建築請負業者:大阪土木建築業組合をめぐって J p . 61 、脚注 67 を参照 。

7 Jl I 島智大「近代日本における請負会社の盛衰について・消滅した請負業の組織と建築 J ( 2012 年 ) にも 書かれている 。

8

全国同業者中の地位は 二 流とな っ ている 。 信用度と世評は高く、現況は常態 。 治宝公からの普請方御用 を務めてその後も陸海軍御用を専任していた 。 和歌山で信頼の厚い業者であ っ たと恩われる 。 組長は原 庄右衛門 。

92


大正期の旧西本組本社ピル(西本・西本)

VA 製造販賞品耳

西村彦右箭門 管柴田引

関十二畿地

門事〉 qa〉

円 京編一六四大番)

〈 明治入年十二月二十 一日生 〉

西浦岩松

土木務員兼

本店

〔 同時六年生u

明晶m 韮年生) F

大概市側潟県馬町百三十 λ替地

-

4) 〈チV 〈幽四〕

スハ v マ・

- -4 ・(土〕

・ V ・e,.、,

.se a- ‘ 、,

晶稔評‘‘・〈 A舞都議:、 a浅況、 A緋 E 企日韓長。 歯 明車 ・

題滞情噛

土木建築岨間賞薫

ハ 明治大年十二月十大日生叫

西海幸一一一部 電話国会}五一番 V

長野市饗料隠鶴十五祷地

本店

--e

A地盤 〈全線両難者向守)円 Z)

企創業明撤掛川五年 &備期四唱曲且・一.、 同凪) , - ハ

外二品

氏名{長女キミ『 十 円 欄 同時九年生 V

{ 長男踊枇

築様一饗ミヱ子

東車市京橋市開南山鴨酔町議温草川修

電話

A償 -対程度 a 企地位門金蝿伺難者中v A脅持 、‘ a兼務鋲'、白助、白 ・ 掴・・

叶餓名 M

企晶劃刺殺明措間十二年 λ 月 A信 m程度 ' ee ・門ち v

A襲務鋲‘.・円宮

λ'v

会凶間碕集者) 中、 λC 〉 a地 -位八 企世 拝、 -a ハ7 M d) pサ

ハ電士〉

. ..2 由 U -マ

.‘‘

93

s

外式名

-

A創業三代前 va 'ハ 8u A信用軽度 B 8〉 a地位ハ 全国州民融持〉 者ハ ゆ &世辞・: ・ : ハ4 d A業務掻

A現況 - --‘ a綜歴‘ A悼甘際世業務 '

.‘

hH〉 J

n( 字)志津川の誤植と思われる 。

ハ4 v J 2u ・( 'v 公団〉 〈茸鑓)

門 岡山五五番》

第 2 版、「土木建築信用録符号 J 、 p.24 図日鮮満土木建築信用録

a現況

電話溺 以

g郎

空本主

A柚神長業務一‘ ., . .6

支ヲk

企綬底

!I!措

家族一饗セキ子ハ明治問革家 生 一安打ンヅ『十円明治主年生〉 {長男縫コ一ハ周骨叩-一年生〉 熊 {長女カク?+人間三十年生】 氏名{令官男用=一円 周 M 古一年 生廿 吐事(長男中平岡均ハ関崎コ一帯生)

本議

ハ濁築

制敏山市小野町三丁同一回一番 十地

受鍛業 ・

主任・西本良吉 12

・京都府宇治郡宇治村宇 11 志津川

&現況・

B, S (註: [1~8 流・不詳]のうち、 2 流の中の上位) ・ 全国同業者中の地位:

企緩燈 '2-v ・特長鍵務・:ハ 土)

西本周助の 5 男 。 昭和 16 年没。

12

戦後、 2 代目・西本健次郎として株式会社西本建設社長となった 。 用 三 は一卵性双生児の弟 。

9

西本用助が 3 代目であったので、 14 代目」の誤記と思われる 。

10

妻:セキ子(明治 4 年生)、長男:健三 9 (明治 33 年生)、次男:用 三 (明治 33 年 -家族氏名

二土

西本健次郎方について、第 2 版では下記のことが判る 0

.業態は土木建築請負業であった

-本店は現在の旧西本組本社ピルの位置 (小野町 3 丁目 30 番地)にあった 。 会計主任.小林助 次郎

・創業:三代目 10 生)、外 6 名

-信用程度:ろ(註:別添付録の凡例による項目[最厚・厚・普通・稀薄・皆無・不詳]のう

ち、厚に該当)

-世評:イ(註: [ 一 般に最良・ 一 般に普通・一般に不良・同業に不良・官衛に不良・使用人

不評のため 一 般に不良・業務不振のため一般に不良・不詳]のうち、一般に普通)

・業務振:サ(註: [最誠実・誠実・熱心・不誠実・普通・不詳]のうち、熱心)

・現況・ソ(註: [最盛・盛 ・常態・不振・ 衰 ・不詳]のうち最盛 )

-経歴.二(註: [修学・実地 ・不 詳]のうち、 実地)

・特長業務 : 土(特に説明がないが土木、という意味か)

下記の出張所があった。


武蔵野大学環境研究所紀要

No. 5( 2 0 1 6 )

-島根県簸川郡田儀村主任技師 :小野琢磨工事主任:八島頼蔵

-兵庫県加古郡氷E 町字平野

主任技師:後藤虎雄、工事主任:和田勝

・大阪府西成郡今宮村 636、神戸市元町通り 5 丁目 80 ・宮崎県宮崎郡木花村字木咲

主任:日野西遵懸

主任:由美善蔵

主要業績 ・淡路友ヶ島砲台築造工事

-元九州鉄道株式会社筑豊線直方赤間第 4 工区上飯塚白井関長崎線武雄早岐間第二、 8 工区鉄

道其他工事 .南海鉄道株式会社尾崎和歌山間陸道其他工事 ・元山陽鉄道第 22 、 2 3 工区隊道其他工事

-元紀和鉄道名倉妙寺間工事 -奈良公園内道路新設工事 -和歌山郵便局新設工事

- 官線呉線第 5 第 6 工区隆道其他工事 .南海鉄道紀ノ川鉄橋架設工事

-韓国軍用鉄道京義線龍山切取工事 ・和歌山水力電気株式会社日高水源地隊道堰堤排水路工事 .元韓国仁川高石洞埋立工事

-南満州鉄道株式会社瓦房店松樹間複線工事

-和歌山歩兵第 61 連隊営舎並びに旅団司令部衛戊 13 病院練兵場其他新設工事 .南満州鉄道株式会社安奉線蘇家屯石橋子関仮線路速成工事

-和歌山水力電気株式会社日高発電所機械運搬工事 ・和歌山水力電気株式会社電気軌道城壕埋立工事

・広島電燈株式会社太田川水力電気堰堤排水路鉄道工事 ・宇治川水力電気株式会社第 7、 8 号鉄道掘聖工事 -阪堺電気軌道株式会社車庫倉庫運輸事務所建築工事

・和歌山水力電気株式会社三井寺黒井 14 間延長工事並び毛見隆道掘聖工事 .広島電気軌道株式会社猿狼川外五川橋梁建設工事 -和歌山水力電気株式会社手平火力発電所建築其他工事 ・播州鉄道株式会社第 2 、 3、工区土工及び橋梁其他工事 .山陽浜回線第 3 工区腿道橋梁其他工事

-宮崎軽便鉄道株式会社宮崎内海間土工橋梁其他新設工事

.鉄道院奈良線長地 15 玉水間奈良跨線水道橋改築工事 -和歌浦海岸災害復旧工事

13 r衛生J ではなく「衛成(えいじゅ )J と書かれる。 14

紀 三 井寺黒江の間違いではないかと恩われる。

15

長池の誤植か。

-94-


大正期の旧西本組本社ピル(西本・西本)

電所であり、鹿島組が明治 42 (1909) 年から大正 2 (1913) 年まで、工事を行ったことが業績に

関西では明治 42 (1909) 年に着工された宇治川電気会社志津川発電所が最初の大出力水力発

挙げられているが、西本組の出張所が志津川にあったことは留意される。

経歴

西本健次郎の来歴である。要約すると、愛知県海西郡松山中島村に代々建築業を営む家に生ま

j

栂"

m

3 警本

話 w 記­ F量本 2き

刊日 .1・工

・, ,臨・・・ w .,

皆&鴫"・守女a' k--C a7隊.一んら-aa,‘

《--様

亀取る宙組

m 4)可 L制」、輔 刷回線所一 湖,、醐

0 " '

*‘ F 債勺

...

省-

・"sa'e 何本 ee・禽凶-- a φ. ,.待"-naM駆‘.厳A ・m・--猛禽---s・ “ -B Z a 偶

¢1 h

主婦翁破

織 ゐ富島一 huJ h政 y% 酬が“ ・tz

A鳩 W吸肉色思 円・ 川h 内政a 福・ 間~ 値as事今-m 崎節 m 調健一緑 Aa遍2霊 2・・・

織w 鋳a ふ 偏ω腺鱒+-z'・・ea'y・ 慮"陵・a'温厚a mz--a

r

..金支 ....縦士 u---事実-x-za--逼福元-必尊・・

. . .,哩・まa-・人催。,径屋署・・"・-R4ta柵畠事£‘r--A凶周櫨沼m

ヱ・ 2

EZEa

. . . .

. .

. . .

胸・ ­ 0' e-a 緯順書盤 . .mY4憐鍾轟ヱ 事'・・ax-a---zZn 語E2 建言 畢警官 zaEZE員整占貴重量 au。。ooo--》

. .

帰繍.毎敏慶 ax--&.‘‘“白単“ M, TU ・A 鋤 這 'A・Aa-­ 創m 倉山・6八事像.度. ・m百 . .,a司ア省会 ・・・bR・a 一塁・d r - a­ 胃象的-a貌主面冨 ・A 電場e22 ・・・さeA・・La ・auu, 主 Rkvs・-E亀京・畠事管鈎.樹. I ω za重富雪 山 まぜ

. .

卸臨-e・富由 愉Z・, A ・a---- '館賞----e・北ヱ倫ea

. .

.‘ ・通番必碕‘怜 厳面軍後修会ぶ 向機倉・5警 a aE '蓄量絡建Ie, .“・ a'z-­ 鏑. .‘ 3 留‘ 守--m 制 ぷmF A''S伶‘ a・&温開ma‘ 能 I--a ­a -a ぷ, aaa・放縦-a舗拠‘a‘ .a R B・1・ 。‘ x・ 4&ma e-M ぬeh-e挺侮附.側・・・a,. 可 -‘お決u・気中 抵‘ 魁量 寓 -幸 R福 -a-sas--ω-am ru冒 Ea sXu--誌 a山 市d ・&宮高槍 f・ ‘,."'・縄 民民­ tH・a a---騎構活山守 。 -a 薫Sa ---a・ 川.ぬま録証 a I・ 6・-z肩書 tam鱒・・ 0緑 辺 us h -- M--二 S 慣・ 絢a 組側 栓aa 湿 敏---a=・' A・・・・山陰商 m 齢 a--機,R・る?・--e民話­ z・・・ ‘‘広・4 χ---e-院本 0・ ・遍省禽 峨均γι・ 企, 画A 著M 書.陶. 磁 .謡--ama-想主. m奪鈴‘,ea r Aaza----s-aa gι ・・歯車zz e

a ・g・-----aI・ 鍋‘.aa駆潟舗罵偽証胃a'制飯山喝ぷe .集・r., A

p 'zzsea‘ 阪縫‘ ・ r -.働Z ZE宮雲ga

. .. . . .

‘E T ---

+酉

付mn本寅業岨央犠続編輯部編纂

-9 5

‘港島~組 . .

鍛日本実業興信所蔵版

日本実業興信所所長、清水留吉による。

a腎轟

1

; ¥ ; 催刻,

1二

a・

束京 ψ

日露戦争後、日本の経済が危機的状況に陥った頃である 。

1 6 1 7

図 3: 前掲書、西本組の頁

第 4 版の表紙

図 2: 日 1鮮満土木建築信用録

に見られる西本健次

3、「日鮮満土木建築信用録j 第 4 版(大正 14 [1925] 年)

( 1 9 0 7 ) れ、修行のために西本用助のもとに入札明治 26 (1893) 年に西本家の養子となり明治 40

年 16 に家督を相続して今や各所に出張所を為している、とある。

郎と西本組

第 2 版に比べて業者数などやや整理されている。「組」を形成したものが増えている。信用録

の構成についてここで簡潔に示しておく。大きく 2 部構成である。緒言と刊行の辞 17 ~こ続き、前

半は全国の主だ、った 503 者(または社名)を紹介している。イロハ順目次があり、さらに「土木

建築信用録符号及び目次」として 503 者のうち 422 者の掲載ページとともに、記号により業務状

況を、信用・最高請負額・世評・業務振・現況・経歴・特長業務、の項目で一覧表にしている。

類似した表は第 2 版にもあったが、第 4 版では最高請負額の覧が加わった。残念ながら記号凡

例が欠落しているので内容を悉に知ることができない。 448 頁にわたり 503 者の名、連絡先、場


N o . 5( 2 0 1 6 )

武蔵野大学環境研究所紀要

合により組織紹介、顔写真や業績となる建物の写真とともに、主要業績、経歴が載せられている。

半頁から 1 頁で紹介される例も多いが、間組、清水組 (1 輯)など現大手と並び、西本組 (3 輯) も 2 頁で紹介されている。中で 3 頁を使っているのは僅か 2 者で、大林組と鹿島組 (1 輯)である。

当時の地位が看取される 。 大林組はすでに株式会社として杜員の肩書や資本金を掲載しており、

近代化の魁であったことが知られる。鹿島組は鉄道請負業として多数の業績を掲載しているが、 中に西本組との関連が見られることについて後述する 。 鹿島組と西本組は揃って納税額を記して いる点も共通している。和歌山からは他に、原正組 (3 輯)、奥山組 (4 輯)

(掲載順)の 2 者が紹

介されている 。

後半は「全国土木建築業者蒐録」の見出しで名刺形式により 6663 業者名と住所、創業年が 568 頁にわたり示される 。 地域別の目次があり、場所から人名に辿り着くことになる 。 前半で紹 介された 503 者は重複していないようである 。 朝鮮、台湾、満州、樺太、都道府県と続くが、石川、

大分、熊本、和歌山からの業者がここにはみられない 18。 東京府は東京市と郡部で 2 つに分けられ、 四国 4 県は“四国の部"としてひとつに纏められている。業者数は東京市が約 1800 者、大阪が

約 1580 者と圧倒的で、その次に北海道、朝鮮、満州と続く 190 朝鮮の部では、西本組京城支店長・ 千田修二と奥野長吉(成鏡北道)の名が見える 。

第 4 版では下記のことが判る 。

. r 西本組」の表記がみられる 。

組長として西本健次郎の名が示されている

.本店は第 2 版と閉じく小野町にあった

・主なる店員八島頼蔵上原仁吉永野半太郎千田修二 20 吉西本竹吉 21

有馬重鈍小野銭吉 22

小野琢磨奥野長吉西本良

加藤新松馬場庄八和田勝中野石次郎松本

保三 郎

-創業 :4 代目 -信用程度:へ(表の凡例が欠落しているために内容は不明) ・最高請負額:

3 (向上)

-世評・イ(向上)

・業務振:サ(向上) ・現況.チ(同上)

-経歴:ヌ(向上) ・特長業務:土建

-直接国税として、大正 11 年度 2 万 7 円 4 銭、大正 12 年度 2 万 3 千 116 円 1 銭の記述あり 23 18

東京の業者数と比較すると、当時、和歌山の情報がどれほど東京に届いているかは不明である 。 本著を 利用するのがどういう人であったかも関係するであろう 。

19

川島智 生 によれば、明治大正期に兵庫には請負業者が多数いたとされるが思いのほか人数が少ない 。 本 著が東京を中心にした内容であると捉えられていたかもしれない 。

20

初代健次郎の次女・けいの夫。 和歌山県紀の川市粉河町出身。海 軍士 1工学校卒。海 軍 軍人であったが結 婚後、西本組社員となり朝鮮出張所所長となる 。 後に 三 建工業側社長 。 昭和 40 年没 。

21

22

初代健次郎の長女・みすのの婿。 和歌山県田辺市那須家の出身 。 昭和 44 年 11 月 2 日 83 才にて没。

後の西本組東京支店長・小野鉄 吉 は 1905 年当時、西本組の所員として佐佐保に居たことが判っている 。 小野鉄吉の長男、小野佐世男(1 905 ~ 1954 ) の名前は鉄古が佐世保にいた時に生まれたことに因んで

命名された 。詳 しくは「旧丙本組本社ピルの建造年代と 平 岡の分析」、 p . 126 参照のこと 。

- 96-


大正期の旧西本組本社ピル(西本・西本)

下記の出張所があった。 -東京都京橋区南金 6 町帝博ビルデイング .朝鮮京城府若草町百六番地

主要業績 ・鉄道省常磐線助Jl IJII 尻間複線敷設工事

-鐙ヶ淵紡績株式会社和歌山支店病院解俵室合宿所建築工事 .鉄道省浜回線第 11 工区線路新設土工随道橋梁其他工事

-同大阪北方直通線線路新設土工橋梁其他工事 ・同 j兵回線第 12 工区線路新設土工隆道橋梁其他工事 .南海電鉄株式会社尾崎箱作間複線敷設及び付属工事

-鉄道省常磐線高萩磯原間複線敷設土工隆道橋梁其他工事 .員島鉱業株式会社管牟田炭坑土砂運搬鉄道線路新設工事

.南海倉庫株式会社倉庫建築工事 -鉄道省山陰線久谷演阪間水害応急工事 -阪神急行電鉄株式会社神戸直通線第 2 第 3 第 4 工区線路新設土工橋梁其他工事 .南海鉄道株式会社淡輪深日間複線敷設土工橋梁其他工事

-和歌浦防波堤欠潰箇所復旧工事 ・矢作水力株式会社矢作川第 4 号発電所新設土工陸道其他工事 .鉄道省益回線第 1 工区線路新設土工陸道橋梁其他工事 -朝鮮京釜線開清道慶山間第 3 工区改良隆道工事 -同上第 4 工区改良工事 -鉄道省茂木線七井茂木間線路新設工事 .北大阪電気鉄道株式会社線路新設工事 .鉄道省山陰線久谷居組問線路改良工事 ・同益回線第 2 工区線路新設土工隆道橋梁其他工事 .日本豊醸株式会社工場事務所其他新築工事

-文部省和歌山高等商業学校第 1 期地均工事 .鉄道省常磐線勿来関本間複線敷設工事

-同上泉湯本 間複線敷設工事

-阪神 急行電鉄株式会社西ノ宮宝塚間線路新設土工橋梁其他工事 .鉄道省福知山線生瀬武田尾間線路改良鉄道工事

-和歌山県高野口人道橋橋台橋脚築造工事

-南海鉄道株式会社第 1 第 2 第 3 隆道複線工事 -鉄道省山陽線八本松瀬野間複線敷設士工陸道其他工事 .鉄道省常磐線植田泉間複線土工隠道工事

-鉄道省因美線第 3 工区土工橋梁隠道其他工事

23 I 値段史年表・明治大正昭和 J 、 p.67 によれば公務員の初任給が 75 円であるので、 2 万 7 千円などは初 任給を 15 万- 17 万とすると約 5 - 6000 万円と換算されよう 。

- 97


武蔵野大学環境研究所紀要

NO.5 ( 2 0 1 6 )

-鉄道省伯備南線第 2 工区土工其他新設工事 -芸備鉄道株式会社庄原延長線第 1 工区新設工事 .内海紡織株式会社第 3 発電所新設工事

・鉄道省益回線第 3 工区土工陸道其他工事 (1 , 970 , 000 円)

.愛知電気 24 株式会社岡崎名古屋間土工橋梁工事 -明姫電気鉄道株式会社第 5 工区土工橋梁陸道工事

-京阪電気株式会社火力発電所鉄筋コンクリート建築工事 .鉄道省安房線第 2 工区土工陸道其他工事

-朝鮮同仁水利組合取入口堰堤導水路工事 -鉄道省紀勢線和歌山口第 3 工区土工隆道工事 .鉄道省安房線第 3 工区土工隆道其他工事

・鉄道省伯備南線第 1 工区土工其他新設工事 -南鮮鉄道株式会社東部第 1 第 2 工区土工陸道其他工事 .愛知電気鉄道株式会社岡崎知立間土工橋梁其他工事 .紀勢線和歌山口第 1 工区土工橋梁其他新設工事

-九州鉄道株式会社福岡久留米間第 1 工区線路工事 .阪神急行電鉄株式会社新淀川橋梁新設工事

-朝鮮成鏡線中部北第 3 区線路新設工事 -鉄道省神埼西ノ宮間武庫川橋梁架桁其他工事 -博多湾鉄道汽船株式会社福岡和白間延長線工事 .広島電気株式会社太田川発電所水路新設工事

・広島ガス電気株式会社宮島線第 1 第 2 工区土工陸道其他工事 .相武水力電気株式会社中津川水路発電所土工陸道其他工事 .南海水力電気株式会社内海火力発電所鉄筋混凝土建築工事 .鉄道省紀勢線東和歌山外 4 停車場本家其他新設工事

-南朝鮮鉄道株式会社東部第 4 工区土工隆道其他新設工事 .博多湾鉄道汽船株式会社和白福岡間線路新設工事

-鉄道省長門線第 2 工区土工隆道其他工事 -文部省第十和歌山高等商業学校特別教室外十廉新営工事 -南海鉄道株式会社大師線第 1 第 2 工区土工橋梁其他新設工事

.新京阪電気鉄道株式会社淀川橋梁架桁其他工事

-岡崎電気軌道株式会社岡崎岩津間土工橋梁其他工事 .矢作水力株式会社第 3 発電所水路土工隆道其他工事 .鉄道省大阪神埼関下神崎川橋梁増設其他工事

・鉄道省伯備線第 5 工区土工陸道其他新設工事 .鉄道省松永尾道問複線土工其他工事

-和歌山市水道部滅過池調水井築造工事

-和歌山御坊線海草郡紀三井寺村毛見琴浦間道路改修工事

24

愛知電気鉄道の間違いか 。

-98-


大正期の旧西本組本社ピル(西本・西本)

-南海鉄道株式会社大師線第 4 工区隆道土工工事其他(大正 6 [1917J 年以前ノ業績ハ之ヲ省 略セリ) 25

経歴

ほぽ第 2 版と同じであるが、年号が詳しく書かれているので概略を示す。

明治 20 (1887) 年

西本健次郎 22 歳で養子となる 。 同年 4 月、 4 代目として跡を取る。

明治 21 (1889) 年

健次郎 24 歳の秋、淡路島友ヶ島第 1 砲台の建設工事を行い、周囲を驚か

した。

明治 29 (1896) 年

南海電鉄株式会社の尾崎和歌山間のトンネル工事において、さらにその 実力を発揮。

明治 31 (1898) 年

山陽鉄道第 22 第 23 工区トンネルその他の工事、紀和鉄道名倉妙寺間線路 新設工事。

明治 34 (1 901) 年

呉線第 5 第 6 工区トンネルその他の工事、南海鉄道会社の難工事で、あった

紀の川鉄橋建設及び架設 260 明治 40 (1907) 年

歩兵第 61 聯隊の兵営病院練兵場新設土木及び建築工事を請け負い、短期

間で完成させた。 明治 42 (1909) 年

満鉄安奉線蘇家屯石橋子関仮線路速成工事に成功、京都市第 2 疎水古関

陸道掘削工事及び宇治川水力電気株式会社第 7 号第 8 号隆道掘聖並びに日岡陸道工事等百数 十万円に及ぶ大工事を行った。 大正 8 (1919) 年

矢作川水電の第 4 号発電所、鉄道省益回線第 1 工区、朝鮮京釜線開清道慶

山間第 3 工区及び第 4 工区改良隆道工事、鉄道省七井茂木関線路新設、北大阪電気鉄道の線路 新設工事、益田千第 2 工区同第 3 工区など、著名な工事を行う。

大正 14 (1925) 年当時

西本健次郎は日本土木建築請負業者連合会評議員となっている。

第 4 版の鹿島組と西本組の主要業績にはともに、「南海鉄道株式会社紀之川橋梁工事 J (明治 34

[1901J 年)と書かれている。三井建設社史によると明治 35 (1902) 年頃まで西本組は鹿島組の 下請けであったとされる 。 鹿島組の主要業績には宇治川水力電気第 2 期工事、南海電鉄株式会社 大師線第 3 工区があり、これに対して西本組の主要業績にも南海鉄道株式大師線では第 1 第 2 工

区工事が挙げられ、経歴の欄には明治 42 年の宇治川水力電気株式会社第 7 号第 8 号陸道工事が大 工事であった記述がある。当時の請負業界を見回すと、西松建設株式会社の社史に、西松組(現・ 西松建設株式会社)は鉄道工事などで間組の下請けをしていたが、明治 39 (1906) 年に問組と

39 規定を締結したことが記されている。共同して見積もり、施工して得た利益の 6 分を間組、 4 分を西松組で分配するという内容で、下請けの関係とは少し違っている 。 時代は下るがやはり西

25

建造年代は長らく昭和 2 年とされていたが、西本直子「旧西本組本社ピルの建造年代について J (平成

2 5 [2013J

年)により、大正時代に遡ることが明らかになった。第 2 版は大正 2 年まで、第 4 版は大正

6-14 年までの業績であるため、大正期の業績を知るためには、第 3 版により、大正 2-6 年の業績を見る

必要がある。

2 6

r和歌山県の近代化遺産 J p.71 には、紀ノ川橋梁のぼり方が明治 36 年、下り方大正 11 年となっている 。

「和歌山の研究 J pp.227-228 でも紀ノ川橋梁工事は難工事であったことが伝えられている 。

9 9-


武蔵野大学環境研究所紀要

N o . 5( 2 0 1 6 )

松建設の社史に、昭和 16 (1941) 年に満州土木建築協会が設立され、建設業者の隣組を組織し て企業の枠を超えて協力して仕事をする体制が取られた時に、西松組は間組、鹿島組、西本組、 日産土木と 5 者協定の隣組に編入したことが書かれている。鹿島建設の社史には明治 13

( 1880)

年以降、明治大正期に西本組の名は出ていない。

4、まとめ これまで述べた西本組の明治大正期の工事経歴について、重複を厭わずにひとつの表としてま とめた 。

*印は紀要第 3 号で掲載した鬼沢書簡リストによる 。

年(着工) 27

(竣工)

工事名称

明治 22 年 9 月

明治 23 年 5 月

淡路友ヶ島第 一 砲台築造工事*

明治 24 年 4 月

明治 29 年 10 月

冗九州鉄道株式会社筑豊線直方赤間第 4 工区上飯塚白井関長崎線武雄早

岐間第 二 、 8 工区鉄道其他工事安

至同 28 年 3 月 明治 29 年 11 月

明治 30 年 9 月

南海鉄道株式会社尾崎和歌山間隊道其他工事*

明治 31 年 5 月

明治 32 年 11 月

冗山陽鉄道第 22 、 23 工区隊道其他工事*

明治 31 年 11 月

明治 31 年 10 月

7G紀和鉄道名倉妙寺問工事*

明治 32 年 7 月

明治 33 年 6 月

字ノ島港新設工事*

明治 33 年 1 月

明治 33 年 10 月

長尾線飯塚長尾関及び小倉裏線土工其他新設工事*

不詳

奈良公園内道路新設工事

不詳

和歌山郵便局新設工事

明治 34 年 5 月

明治 35 年 2 月

官線呉線第 5 第 6 工区隊道其他工事安

明治 34 年 5 月

明治 34 年 12 月

南海鉄道紀ノ川鉄橋架設工事公

明治 37 年 4 月

明治 38 年 12 月

韓国軍用鉄道京義線龍山切取工事*

明治 38 年 6 月

明治 39 年 12 月

日高川水力発電所水路新設工事*

不詳

冗韓国仁川蔦石洞埋立工事

不詳

南満州鉄道株式会社瓦房店松樹問複線工事

歩兵第 61 連隊兵営病院練兵場新設土木及び建築工事

明治 40 年 明治 42 年 4 月

明治 44 年 12 月

第 二 疎水古関隊道調整工事*

明治 42 年

満鉄安奉線蘇家屯石橋子問仮線路速成工事

不詳

和歌山水力電気株式会社日高発電所機械運搬工事

不詳

和歌山水力電気株式会社電気軌道城壕埋立工事

不詳

広島電燈株式会社太田川水力電気堰堤排水路鉄道工事

明治 42 年

宇治川水力電気株式会社第 7 号第 8 号隊道掘整並びに日岡隆道工事

不詳

阪堺電気軌道株式会社車庫倉庫運輸事務所建築工事

不詳

和歌山水力電気株式会社三井寺黒井(江か?)間延長工事並毛見隊道掘 重量工事

不詳

広島電気軌道株式会社猿狼川外五川橋梁建設工事

不詳

和歌山水力電気株式会社手平火力発電所建築其他工事

不詳

播州鉄道株式会社第 2 、 3 工区土工及び橋梁其他工事

27

着 工 時と竣工時が三井建設の保有する工事経歴書については分けて示されているため明瞭であるが、そ の他は混同されている場合がある 。

100


大正期の旧西本組本社ピル(西本-西本)

不詳

山陽浜回線第 3 工区隊道橋梁其他工事

不詳

宮崎軽便鉄道株式会社宮崎内海閑土工橋梁其他新設工事

不詳

鉄道院奈良線長地(池か?)玉水間奈良跨線水道橋改築 工事

不詳

和歌i甫海岸災害復旧 工事

不詳

鉄道省常磐線助川川尻閲複線敷設工事

不詳

鐘ヶ淵紡績株式会社和歌山支店病院解俵窒合宿所建築工事

不詳

鉄道省浜回線第 11 工区線路新設土工隊道橋梁其他工事

不詳

同大阪北方直通線線路新設土工橋梁其他工事

不詳

同浜田線第 12 工区線路新設土工陰道橋梁其他工事

不詳

南海鉄道株式会社尾崎箱作間複線敷設及び付属工事

不詳

鉄道省常磐線高萩磯原問複線敷設土工隆道橋梁其他工事

不詳

貝島鉱業株式会社管牟田炭坑土砂運搬鉄道線路新設工事

不詳

南海倉庫株式会社倉庫建築工事

不詳

鉄道省山陰線久谷i賓阪間水害応急工事

不詳

阪神急行電鉄株式会社神戸直通線第 2 第 3 第 4 工区線路新設土工橋梁其

他工事 不詳

南海鉄道株式会社淡輪深日間複線敷設土工橋梁其他工事

不詳

和歌浦防波堤欠潰箇所復旧工事 大正 7 年

旧和歌山水力電気 (第二 発電所)関西電力高津尾発電所工事

大正 8 年

矢作水力株式会社矢作 111 第 4 号発電所新設土工隊道其他工事

大正 8 年

鉄道省益回線第 1 工区線路新設土工隆道橋梁其他工事

大正 8 年

朝鮮京釜線開清道慶山間第 3 工区及び第 4 工区改良隊道工事

大正 8 年

鉄道省七井茂木関線路新設

大正 8 年

北大阪電気鉄道の線路新設工事

不詳

鉄道省山陰線久谷居組問線路改良工事

大正 8 年

同益回線第 2 工区線路新設土工隊道橋梁其他工事

不詳

日本豊醸株式会社工場事務所其他新築工事

不詳

文部省和歌山高等商業 学校第 1 期地均工事

不詳

鉄道省常磐線勿来関本間複線敷設工事

不詳

同上泉湯本間複線敷設工事

不詳

阪神 急行電鉄株式会社西ノ宮宝塚問線路新設土工橋梁其他工事

不詳

鉄道省福知山線生瀬武田尾関線路改良鉄道工事

不詳

和歌山県高野口人道橋橋台橋脚築造工事

不詳

南海鉄道株式会社第 1 第 2 第 3 隊道複線工事

不詳

鉄道省山陽線八本松瀬野間複線敷設土工隠道其他工事

不詳

鉄道省常磐線植田泉問複線土工隠道工事

不詳

鉄道省因 美線第 3 工区土工橋梁隊道其他工 事

不詳

鉄道省伯備南線第 2 工区土工其他新設工事

不詳

芸備鉄道株式会社庄原延長線第 1 工区新設 工事

不詳

内海紡織株式会社第 3 発電所新設工事

不詳

鉄道省益回線第 3 工区土工隊道其他工事

101-


武蔵野大学環境研究所紀要

NO.5 ( 2 0 1 6 )

不詳

愛知電気(鉄道? )株式会社岡崎名古屋間土工橋梁工事

不詳

明姫電気鉄道株式会社第 5 工区土工橋梁隊道工事

不詳

主孔阪電気株式会社火力発電所鉄筋コンクリート建築工事

不詳

鉄道省安房線第 2 工区土工自主道其他工事

不詳

朝鮮同仁水利組合取入口極堤導水路工事

不詳

鉄道省紀勢線和歌山口第 3 工区土工隊道工事

不詳

鉄道省安房線第 3 工区土工自主道其他工事

不詳

鉄道省伯備南線第 1 工区土工其他新設工事

不詳

南鮮鉄道株式会社東部第 1 第 2 工区土工隊道其他工事

不詳

愛知電気鉄道株式会社岡崎知立問土工橋梁其他工事

不詳

紀勢線和歌山口第 1 工区土工橋梁其他新設工事

不詳

九州鉄道株式会社福岡久留米間第 1 工区線路工事

不詳

阪神急行電鉄株式会社新淀川橋梁新設工事

不詳

朝鮮成鏡線中部北第 3 区線路新設工事

不詳

鉄道省神埼西ノ 宮 間武庫川橋梁架桁其他工事

不詳

博多湾鉄道汽船株式会社福岡和白間延長線工事

不詳

広島電気株式会社太田川発電所水路新設工事

不詳

広島ガス電気株式会社宮島線第 1 第 2 工区 土工隊道其他工事

不詳

相武水力電気株式会社中津川水路発電所土工隊道其他工事

不詳

南海水力電気株式会社内海火力発電所鉄筋混凝土建築工事

不詳

鉄道省紀勢線東和歌山外 4 停車場本家其他新設工事

不詳

南朝鮮鉄道株式会社東部第 4 工区土工隊道其他新設工事

不詳

博多湾鉄道汽船株式会社和白福岡間線路新設工事

不詳

鉄道省長門線第 2 工 区土工 隊道其他工事

不詳

文部省第十和歌山高等商業学校特別教室外十廉新営工事

不詳

南海鉄道株式会社大師線第 1 第 2 工区土工橋梁其他新設工事

不詳

新尽阪電気鉄道株式会社淀川橋梁架桁其他工事

不詳

岡崎電気軌道株式会社岡崎岩津間土工橋梁其他工事

不詳

矢作水力株式会社第 3 発電所水路土工隊道其他工事

不詳

鉄道省大阪神埼関下神崎川橋梁増設其他工事

不詳

鉄道省伯備線第 5 工区土工 縫道其他新設工事

不詳

鉄道省松永尾道関複線土工其他工事

不詳

和歌山市水道部i慮過池調水井築造工事

不詳

和歌山御坊線海草郡紀三 井寺村毛見琴浦間道路改修工事

不詳

南海電鉄株式会社大師線第 4 工区陰道土工工事其他

明治期は急速に近代資本主義体制を確立し、欧米の植民地支配を避けて、領土を獲得するとい

う異様な時代であった 。 土木建築請負業には鉄道敷設工事が大量発注され、危険な作業も多いが

国策を支える重要な仕事として一種の使命感ある作業でもあったと推測される 28

しかし日露戦

争 ( 明治 37 [1904] 年~明治 38 [1905] 年)が終わると明治末期に向かつて経済危機が起こり、

28

鹿島組の鹿 島 岩蔵は建築施工者として活躍していたが、鉄道局・井上勝の勧めで鉄道請負 専 業とな っ た と{云えられている。

- 102


大正期の旧西本組本社ピル (西本・西本)

急速な近代化で明治期に成長した財閥などの民間の利殖活動が盛んになって、「日鮮満土木建築 信用録J 第 1 版が発行された明治 45 (1912) 年は、浮き沈みの激しい混沌とした社会であった 。 「信

用録」は不安定な世相で請負者を選ぶために必要とされたと推測できる。明治末期は国内の鉄道 網がほぼ完成して工事が減少し始めた頃であり、引き換えに産業の原動力として水力発電が盛ん になった 。

西本組の業績は、鉄道敷設工事、水力発電施設工事、陸道道路工事、病院等公共施設工事、軍 施設工事、事務所や工場など民間施設工事、以上 6 項目に分けられる。下記に各件数をまとめた。 明治末から大正期の時代を素直に映し出している 。 第 4 版では満州と韓国の業績数が増えている 。

満州などの鉄道工事は軍の工事でもあ っ たことを考えると、下記の数字は再考の余地があるかも しれない 。 また軍施設については公開されない場合も考えられる点を付け加えておく 。

0第 2 版(大正 2 [1913J 年 ) 全 28 件 鉄道工事 17 件 (61%) 、水電工事 5 件 (18%) 、道路工事 2 件 (7%) 、公共施設等 2 件 (7%) 、 軍施設 2 件 (7%)

0第 4 版(大正 14 [1925J 年 29) 全 70 件 鉄道工事 53 件 (76%) 、水電工事 8 件 (11%) 、道路工事 3 件 (4%) 、公共施設 4 件 (6%) 、 軍施設 0 件 (0%) 、民間事務所等 2 件 (3%)

第 2 版では公共施設として和歌山郵便局、第 4 版では民間建築として日本豊穣株式会社 30 工場 事務所建築工事が挙げられている 。 鉄筋コンクリート造については第 4 版の主要業績のうち、京

阪電気株式会社火力発電所鉄筋コンクリート建築工事、及び、南海水力電気株式会社内海火力発 電所鉄筋混凝土建築工事の 2 件に明記がなされている 。 いずれも大正 14 (1925) 年までの仕事 と考えられるので、旧西本組本社ピルの築造以前にすでに鉄筋コンクリート建築工事経験があ っ

た事が判明した 。 まだ「信用録」の第 1 版(明治 45 [1912J 年 ) 、第 3 版(大正 6 [1917J 年)は見つけること ができていない 。 僅か 15 年ではあるが大正期に起こ っ た大正デモクラシーは現代に至る重要な 課題を残している 。 また関東大震災という未曾有の災害を経験している 。 土木建築業の在り方に

どのような影響を与えたか、現代の参考となり得るかもしれない 。 引き続き大正 2 ( 1913 ) 年か

ら 6 (1 917) 年を中心に、明治・大正・昭和初期の工事経歴について調査研究を続けていきたい 。

謝辞

本研究に当たり、服部薫氏、及び一般社団法人セメント協会・古屋祐介氏の御協力に感謝する 。

参考文献 合名会社日本 実業興信 所編輯部編纂 「日鮮 i前土木建築信 用録」 第 2 版、東 京合 名 会社 日 本 実 業興信 所 、 大正

2 ( 1913 )

29

年、 p.24、 pp .4 12・ 413 、付録。

当 初は大 正 12 ( 1913 ) 年出版予 定であ っ たが、関東大 震 災のために延期とな っ たと 書 かれているので、 調 査 内容が大正 12 ( 191 3) 年の 可能性がある 。 大正 13 ( 1914 ) 年 山 生橋梁の 工事 が掲載されていない ことを 考 えると、西本組の経歴は大正 12 ( 1913 ) 年 までの内 容 とも考えられる 。

30

現在 、台湾で旧日本豊醸株式会社の醸造所が再 利用され、華山 1914 創意文化園区として残されている 。

-1 03-


武蔵野大学環境研究所紀要

N o . 5( 2 0 1 6 )

合名会社日本実業興信所編輯部編纂「日鮮満土木建築信用録」第 4 版、東京合名会社日本実業興信所、大正

14 (1 925) 年、 p.14、 pp.241-241 0 飯田直樹「日露戦後の大阪における土木建築請負業者 ・大 阪土木建築業組合をめぐって」、歴史学研究会編纂、 歴史学研究 No.750、青木書店、平成 13 (2001) 年 6 月、 pp .4 5-61 。 土田宏成「日本近代史分野に於ける最近の土木史関連研究について j 、土木史研究講演集 Vo 1. 30、平成 22 (2010) 年、 pp.151 ・ 154 0 三 井建設側社史編纂室「 三 井建設社史」、 三 井建設株式会社、平成 5 (1993) 年。

松尾尊免「大正デモクラシーの研究」、歴史学研究叢書、青木書店、昭和 43 (1968) 年。 重松正史「大正デモクラシーの研究」、清文社、平成 14 (2002) 年。 安藤精一編集「和歌山の研究」第 4 巻 : 近代編、清文堂、昭和 53 (1978) 年。

川島智大「近代日本における請負会社の盛 衰 についてー消滅した請負業の組織と建築 J ( 2012 [平成 24J 年)、 http://www.ejcs.co・jpllibrary/kenkyukaiJ61_shiryou.pdf、閲覧・平成 27 (2015) 年 10 月初日。 週刊朝日編「値段史年表:明治大正昭和」、朝日新聞社、平成 4 (1992) 年。

鹿島建設社史編纂委員会「鹿島建設百 三 十年史・上下」、鹿島建設株式会社、昭和 46 (1971) 年。 松浦茂樹「明治の国土開発史

近代土木技術の礎」、鹿島出版会、平成 4 (1 992) 年 。

日本国有鉄道「復刻版日本国有鉄道百年史別巻国鉄歴史辞典」、復刻版発行者:成山堂小川賓、平成 18(2006) 年。 原田勝正「日本鉄道史.技術と人間一 J 、刀水書房、 平成 13 (2001) 年。

「渋沢社史データベース J 、公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター(旧・実業史研究情報センター )、 http://shashi.shibusawa.or.jp人閲覧:平成 25 (2015) 年 10 月 30 日。 「西松建設 140 年の廃史」、西松建設 HP、 http://www.nishimatsu.co担Icompany/chroniclel、関覧:平成 27

(2015) 年 10 月 30 日 。 「大林組百年史 J 、大林組ホームページ、 http://www.obayashi.co.jp/chronicle/100yrs/tO .html、閲覧:平成

27 (2015) 年 10 月 30 日。 大林組社史編集委員会「大林組百年史」、大林組、平成 5 (1993) 年。 田光誠 二 「一枚の写真 4 シリーズ新世紀の遺産山生橋梁 (JR 東日本・内房線 )J 、セメント・コンクリート No.796、一般社団法人セメント協会、平成 25 (2013) 年、 pp .48-490 西本真 一 ・西本直子 11 日西本組本社ピル j 、武蔵野大学環境研究所紀要第 2 号(平成 25 [2013J 年)、 pp.95・

104 (http://issuu.comlnaokonishimoto/d∞ s/musashino2013_nb) 。 西本直子「旧西本組本社ビルの建造年代について J 、日本建築学会平成 25 (2013) 年大会講演梗概集 F 分冊、 pp.921-922 。

日本建築学会編「新版日本近代建築総覧」、技報堂出版(昭和 58 [1983J 年)、 p.3410 日本建築学会編[総覧日本の建築第 6 ・ II 巻、奈良・和歌山」、新建築社、平成 14 (2002) 年、 p.2540 文化庁文化財部編「総覧登録有形文化財建造物 5000J 、海路書院、平成 17 (2005) 年、 pp.119 村松貞次郎「鉄筋コンクリート構造の歴史(第 2 回) -RC 建築の発達一」、

;270。

コンクリート・ジャーナル

Vo1. 6、 No . ll 、昭和 43 (1968) 年。 和歌山県教育委員会編「和歌山県の近代化遺産・和歌山県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書」、和歌山 県教育委員会、平成 19 (2007) 年、口絵、 pp.204・ 205; 246。

「旧西本組本社ピル」、和歌山県建築士会 HP、 http://www.wakayama-aba.jp/isan_meguriJ 1197 . html、閲覧: 平成 25 (2013) 年 10 月 31 日。 図版出典

図版 1 ・合名会社日本実業興信所編輯部編纂「日鮮満土木建築信用録J 第 2 版、東京合名会社日本実業興信所、

大正 2 (1913) 年、茨城県立図書館蔵。 図版 2 、及び 3 ・合名会社日本実業興信所編輯部編纂「日鮮 i荷土木建築信用録」第 4 版、東京合名会社日本 実業興信所、大正 14 (1925) 年、国立国会図書館近代デジタルライブラリー、 http://kindai.ndl. go ・ jpl info:ndljp/pidl1017381 、関覧:平成 27 (2015) 年 10 月 31 日。

104


武蔵野大学環境研究所紀要編集委員会 委員長佐々木重邦 委員(五十音順)金政秀

矢内秋生

武蔵野大学環境研究所紀要

第5号

2016 年 3 月 1 日発行

弁、3と

編集

武蔵野大学環境研究所紀要編集委員会

発行

武蔵野大学環境研究所 千 135 8 1 8 1 東京都江東区有明 3-3-3 電話 03-5530-7312 (教学事務部学務課)

印刷

株式会社多摩デイグ

、叫ん《

フ1‘キ'‘

武蔵野大学 MUSASHINOUNIVERSITY

干 184- 0 012 東京都小金井市中町 2-19-31 電話

0 4 2-3 8 4-2 4 9 1


1SSN 2186-6422

NO.9 CONTENTS

,

RemediationbyClayMinerals -Fromt h eStudyo fCs-133NMRSpectrumー .SHIOZAWAToyoshilTANABENao・Yuki Reportonchemi c a lmanagementi nMusashinoUniversity, Ar i a k Campus MANAGAKIS a t o s h i/SHIOZA W AToyo sh i pa r t2 ): Theimageo fu n i v e r s i t ys t u d e n t sf o rt h ef u t u r es o c i e t ytwentyy e a r sl a t e r( - At e x tminingstudyo fe s s a y sf o c u s i n gont h ed i f f e r e n c eo fenvironmental MURAMATSURikuo 33 c o n s c i o u s n e s sandbehaviorsー ・・・・・…・・… ・ ・ 4 ……. ... ・ H ・- …. ."

Doest h enonf o rmale d u c a t io nbe comec a t a l y stf o rt headvancemen to fESDi n h i g h e re d u c a t i o n ? …………ー…・・…・・ MURAMATSURikuo/MURAYAMAFumiyo 43 EnvironmentalEducationbyu s i n gd i s c a r ddm o b i l ephones ブ ーTAKAHASHI KazueιSASAKI

Shigekuni 59

TheCommonnesso f L o c a l" T e r m i n o l o g i e si nt h eAj < haticSeaandt h eJapanSea s-Them a c r o s c o p i co b s e r v a t i o nc o n c e r n i n go c e a n i candm e t e o r o l o g i c a lc o n d i t i o n YANAIA k i o 67

E .

TheCurrentS i t u a t i o nabout arthquakeD i s a s t e rPreparednessS t r a t e g i e sand A c f i v a t i o nw i t h i nL o c a lCommunitieso fN i s h i t o k y oCity........ ……. IMURANoriko 85 FormerHeadO f f i c eB u i l d i n go fN i s h i m o t o -g).lmii nTa﨎ho-era 一-Re∞rds o f R a i l w a y r e l a t e dConstruction、 … NISHIMOTO Naoko/NISHIMOTOS h i n i c h i 9 1 OtherH i s t o r i c a lM a t e r i a lon “Ashibeya" a tWakanoura . . . .NISHIMOTOS h iマ ヘ i c h i/NISHIMOTONaoko 105

2016

大正期の旧西本組ビル march 2016 ocr  
大正期の旧西本組ビル march 2016 ocr  

明治・大正期の西本組工事経歴の一部が見つかった。鉄道工事と水力発電工事が8割前後を占め、施工地域は関東(栃木県と茨城県)、関西、中国、山陰、九州地域、及び、満州、韓国に及んでいる。火力発電所の鉄筋コンクリート建築工事 を旧西本組本社ビル竣工年と思われる大正14年までに行っていた。...

Advertisement