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*~出発の日~*


門限の時間がくれば・・・ 私『あっ!ユウ時間(>_<)気をつけて帰るんだよ』 ユウ『おばさん今日もありがとうございました(^O^)帰ります!おやすみなさい』 母『ユウ君おやすみ』 こんな感じで1日が終わる。 でも本当は 親が寝静まるまで私たちは静かに部屋の窓辺で親に見つからないよう二人の時間を楽しんでいたのだ。 〇携帯のメール〇 私『まだ寝ないかなぁ(笑)』 ユウ『早くそっちにいきたい(^O^)』 私『ゴメンね!!寒いよね(ToT)もう寝ると思うから!!』 こんな風に彼と私は甘い時間を過ごした。 時には携帯のオセロゲームを開き時間がたつのを待つ日もあった。 ほんとに行っちゃうの?(>_<) 『なんで遠くの大学なんて選んだの(涙)』 彼に言いたくなる。 けれど同じように切ないのは分かっていた分言えなかった。


離れたくない

離れたくない

離れたくない 近くにいて!!

彼は明日大阪へ引越す。 〇私の家〇 明日から滋賀を離れ大阪での一人暮らしが始まるのだ。

私『ユウ君明日から大阪やねー(>_<)アキのこと忘れちゃ絶対ダメだよ!!』 彼『大丈夫(^O^)んなことよりマユの方が心配やから!!』 私『大丈夫やもん(≧3≦) でも寂しいよ——(ρ_;)


いっぱい大阪行くから!!ねぇ〃いっぱい帰ってきて(>_<)』 そう言うと泣かないでいようと我慢していた私の目から涙が溢れてきた。

彼『心配しなくて良いから。 毎日連絡しよう!!アキの声毎日聞かせて。』 彼は私の頭をなで優しく微笑みそぅ言った。 きっと彼の方が辛いのだろう・・・ 全く友達も知り合いもいない大阪で1からの生活が始まるのだから。

しかし〃親にも友達にも甘えられなかった私には彼の前だけが私の唯一の甘えられる場所だった。 そのためユウが遠くに離れてしまうことがとても寂しかった。 私『ユウ君ちゃんと自炊しなあかんで!! 私ユウ君が料理してるとこ見たことないし( ̄・・ ̄)(笑)』 彼『大丈夫やから!!いざとなればコンビニあるし(笑)(^з^)-☆Chu!!』

私たちはこんな風にいつもと変わらないように1日を過ごした。

そして彼の帰らなければいけない時間が来た。


帰らなければいけない時間がやってきた。 彼『今日はアキ泣くなよ(笑)いつもみたいに笑ってバイバイしような(^O^)』

私『うん!泣かへんし( ̄^ ̄ゞそんなん言うてユウ君こそ泣いたらあかんで(笑)』 彼『えらいな(^O^)笑)アキ好きだよ』

ほんとは切ない気持ちでいっぱいだった。

けれど泣かない! 私はそぅ決めて彼に精一杯の笑顔を見せた。 そして甘く切ないキスを私たちは交わした。 彼『スグ帰ってくるから。』

私『うん!当たり前でしょ(>_<)毎日連絡するから!!連絡くれんかったら知らんからね。 気をつけて。いってらっしゃい』

彼は微笑み〃 私に背を向け 帰る方向へと歩き始めた。


私は彼の小さくなる後ろ姿を見送った。

もぅ泣いてもイイんだよね。 今までこらえていた涙が溢れ頬をつたった。

私『T君!!!好きだからね(>_<)』

私は彼に向かって言った。

彼はこっちを向き 彼『俺もめっちゃ好き!!』 そぅ優しく微笑みまた歩き続けた。 大丈夫だよね。 スグ会える

スグ会える

スグ会える

スグ会える


けど・・・

やっぱりムリ!!!! 私は彼を追いかけた。

ヤダ。行っちゃヤダ!! 彼の胸に飛び込み私は大粒の涙を流した。

私『めっちゃ好きだから〃めっちゃ好きだから行かないでよぉ(涙)』 彼を困らしたくなかった

けれど〃私は我慢できず泣いてしまった。 少しでも彼のぬくもりを感じていたい。 それだけで涙がでた。 彼『ほら泣いてる。泣き虫・・・』 彼も涙を浮かべていた。

たった2時間の距離だけど私たちにはそぅとう長い距離に感じた。


*~デビュー~*


彼が大阪へ行き1ヶ月がたった。 私たちは毎日連絡をとり〃相変わらずラブラブだった。

彼は大学1年生 私は高校3年生(受験生)

私『大学どぅ楽しい?(^O^)』

彼『友達できたけどやっぱり高校の時のほうが楽しいよ』 私『そかそかでもユウ君にはアキがいるから大丈夫(笑) 来週会いに行ってイイ?(o^∀^o)』

彼『イイにきまってるやろ!!早くおいで(>_<)』

ちょうどこの頃 私は大阪の撮影会事務所に所属することが決まり〃彼が いる大阪へと行く機会が増えることになった。


おかげで月に1・2回は大阪で彼と会えるo(^-^)o

そしてはじめて大阪での撮影会。 私『いよいよ今日撮影だよ!!大丈夫かなぁ(>_<)』

彼『まずアキは道迷わないように(笑)なんかあったら電話してきて☆心配やから』 私『大丈夫大丈夫(笑)ありがとう!!!終わかった☆連絡するね☆』

彼は撮影会というものにあまりイイ気分ではなかった。 けれど私が中学の頃からオーディションを受けてうるのを知って何も言わず見守ってくれた。

今となると私は彼の存在が近くにある。そう感じることができるだけで安心して仕事ができていたように思う。

でもこの時は彼の存在が予想以上に大きいことをまだ知らなかった。 そして 現場に到着〇

今まで見たこともないカメラが立ち並び丌安とドキドキでいっぱいだった(>_<)


〇撮影会の日〇 Mail

私『ユウくん(^w^)撮影おわったよ——!!ドキドキしたけどみんなやさしかったo(^-^)o』

彼『お疲れo(^-^)o今から迎えにいくから待ってて』

久しぶりに彼に会える(//-//) 楽しみで仕方なかった★ 遠距離なんて初めてで〃彼が遠くにいってどれだけ丌安か心配だったけど彼が滋賀にいようと 大阪にいようと彼が私を好きだという気持ちを信じれるだけで安心できた。 そして・・・

彼『アキ』 彼は私を後ろから抱きしめた。

ポっ(////) 久しぶりに彼のぬくもりを感じた。


思わず涙が溢れる。 『ユウくん会いたかったよ————』}(*/□`゜。) 私

彼の大きな背中をギュッと握りしめた。 私『うれしいよぉぉ (*/□`゜。) 早く会いたかった!!』 彼『俺も(^O^)だからこんなとこで泣くなって!』 私『好きだから仕方ないやん(ρ_;)』 久しぶりにあったTは少し痩せているようだった。 私『こら!ちゃんとご飯食べてないやろぉぉ(`ヘ´)』 彼『食べてる食べてる(笑)』 私『ぜったい嘘!どうせマクドばっかり行ってるんちゃうん(笑)( ̄∀ ̄)』

彼『どうせ(笑)』

私たちは昔と変わらず喋り続けた。 この日は初めてのお泊まりDay。


〇前日〇 明日は大阪!! 親に内緒のお泊まりはとてもドキドキでワクワク。。。 自然と顔がにやける(//w//) だって

ユウくんに会えるんだもん!!!!!

それと・・・ 明日は二人っきり★ はじめてのお泊まり!! 親に干渉されない時間を過ごせる。 私は可愛い服はもちろんだけど〃下着だって気をつかった(>_<)★★(照)

〇彼の部屋〇 ガシャっ


私『おじゃましまぁぁす』 彼『どうぞ(^O^)』

彼の部屋はまだ真新しい感じだった。

どこに座ってイイか戸惑う・・(ドキドキ) 彼『アキおいで(^O^)』

彼は私をそばに座らせた。 甘い雰囲気がただよった。(甘)'' 一人暮らしの彼の部屋には〃私と彼のふたりきり。

シーンとした空気がながれる。

今日は初めてのお泊まりだ。 ドキドキ(////) 私『ねぇねぇ(^O^)今日は一緒にご飯作って食べようッッ☆"(*≧∀')』 彼『よし!!近くにスーパーあるから買いに行こうか(^O^)』


そして私たちは手をつなぎスーパーまで歩いた。 まるで新婚さんのようだ。 彼がカートをひき私が材料を選ぶ♪♪

毎日こんなふうに彼のソバで温かい生活が送れれば良いのに・・・ 私『さぁて★今日は餃子の皮でピザを作りまぁぁす★』

彼『アキそんなの作れんの!?めっちゃピザ好き(^w^)』 私『まかせといて!』

私の横で彼がおぼつかない感じで包丁をにぎり材料を切っている。 その横で私は味付けをしたりせっせと料理をしはじめる♪♪ 彼の唇が私の方に近づいてくる。 度々キッチンでは甘いキスを交わし〃私たちは新婚生活のような日をおくった。 彼と初めての夜・・・

(////)


〇ユウの部屋〇 新婚のように二人で仲良くご飯を作った後、のんびりするふたり。 今日は彼と初めての夜。

友達の話や雑誌で知っていたことが今日起こるのか私は内心ドキドキしていた。 初めてって痛いんだろな(涙)

恐いぃぃぃ(>_<) そんなことを考えながら私たちは寝沈む時間を迎えた。

そして私たちは愛し合った。 (////) 痛いと思っていた感覚はやっぱり思っていた通りだったけど〃彼の気持ちを一番に感 じられ〃とても愛されていることが分かり〃そんな痛さどうでも良くなった。

私の初めての相手が彼であることに幸せをおぼえた。


〇夏休み〇

そして高校最後夏休みがやってきたッッ!! 受験生だった私はとにかく成績はおとさないように毎日休まず〃授業に取り組んだ。 テスト前になると彼とは1週間連絡をとらないことが私たちの約束だった。

おかげで私は〃ほぼ大学の推薦をもらえることが決定し〃彼のソバで夏休みを過ごせるようになった。

おかげで遠距離の壁も乗り越えることができた。 けれどこれだけ月日は流れると彼の大事さが当たり前のように感じてしまう日々が続いた・・・


遠距離にもなれてきた。

私達が出会って二度目の夏休みが始まる。 この頃私は高校3年生

彼も大学長期の夏休みに入り地元へ一時帰宅o(^-^)o

私達は毎日といってイイほど同じ時間を共有した。

琵琶湖へ行ったり★ 花火をしたり★ 時には家族と一緒に遠くへ出掛けることも(^O^)

彼は私の家族の一員となっていた。 夏休みといえば〃もちろん私達の予定の中には二人が出会ったあの小さな祭に行くことも決定していた。

あの頃はただ見ているだけだったTが今は私の彼氏として隣にいる。


私は浴衣を着て彼と手を繋ぎお祭りに参戦した。 私『来年もまた一緒に来ようね』 T『もちろん(^O^)』 私たちはきっと来年も一緒だと心の中で感じあっていた。

私『ねぇユウ君わたし今まで黙ってたことがあってさ・・・』 彼『なに?(・o・)ノ』

私『アキ中学生の時ずっと学校に行けてなかってん・・・』 この頃の私にとって中学時代丌登校だったことを周りに明すことは〃とても大きなことだった。 丌登校だった。という言葉を聞いて軽蔑されないか・・・ 高校デビューかぁ と思われてしまわないかとても丌安だった。 ましてや大好きだった彼に軽蔑されないか・・・ 今まで言いたくても言えずにいた。 学校の人気者が丌登校だった子と付き合える?!

彼は言った。

夏恋物語 出発の日  

夏恋物語 楠神まゆみ作品