セゾンドセルラス14号アンニョンハセヨ交流

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青少年アンニョンハセヨ交流 2020 ~オンライン韓国交流までの道のり~


「韓国の友だち、アンニョンハセヨ!」 ~青少年交流 カジャカジャ2020~

オンライン韓国交流までの道のり ソウル

今年も 交流したい!

大阪 兵庫

東京 神奈川

毎年恒例のプログラム、「韓国の友だちアンニョンハセヨ交流」 今年はコロナの影響を受け、現地での交流は断念せざるを得ませんでした。 しかし、自粛期間にありながらも、オンラインピアザの活動が盛んになっていく中で、 国際交流もオンラインで出来ないか?という思いがうまれ、担当スタッフが、交流先の LEX KOREAに打診をするところから、オンライン国際交流への道のりが始まりました。 しかし、その道のりは、実はとても険しく… 果たしてオンラインでの国際交流は成功するのでしょうか?

Zoomの使い方も 不安…。 -6-


実現させるには?? 今年はプロジェクトスタッフのメンバー に加え、韓国交流経験者のソンべ(先輩) も参加して、交流に向けた心構えを伝え、 準備を一緒に行いました。

まずは、 セルラスの 交流への思い を伝えよう!

ロールプレイ 動画の作成 今年は関東 関西が一緒に 準備しました!

完成! LEXに送る みんなで 動画制作に 取り組むことで 参加者同士の 絆が出来た!

LEXから 交流歓迎 の返事が!

親子でたどり着いた心の準備 プロジェクトスタッフ・荻窪ピアザ

田上美紀 去年のアンニョン交流から、心の準備の 大切さを実感していたので、今年の リモート交流では、心の準備を含めて 色々な準備をどのようにしていくのか、 たくさん親子で話し合い、取り組んで きました。親子でたどり着いた心の準備は、 自分の伝えたいことを全身で伝える、 相手の言いたいことを全身で分かろうと する、でした。そのためにどうしたら いいか、会うことができない交流ならでは の大切なこととは?を見つけるために、 まずはできるだけたくさん色んな人と (画面上で)会い、自分のことを伝える 練習、そして相手が何を伝えたいのか キャッチする練習を「どこでもピアザ・ドア」 に参加することで経験できました。 大きな声を出す。写真やジェスチャーを 使ってみる。話している人の表情よく見る。 聞き取れることばは、繰り返してみる、 など、まさに全身を使うことを意識したり、 画面越しだからこそ大げさにやった方が いいねと振り返ったりしました。

ついに!! 交流実現が 目の前に!!

予行演習

製作物準備

当日の進行 を考える

本格的な 交流準備開始! がんばって ハングルも使って 書いたよ!

インフォメーション シート送付

みんなで ディスカッション -7-

LEXから、 交流メンバー 発表


ついに実現!! 交流当日! 韓国語でクイズを出したの ですが、それが通じて答えて くれた時、一番うれしかった です。 自分の伝えたいことが 伝わったからとてもうれしい 気持ちになったんだと思います。 荻窪ピアザ・田上凜生(小5)

準備したことが、全部出せた わけではなかったけど、後悔 よりも、最高だった! という 気持ちです。たぶん、自分が 持っているありったけの 韓国語や、ジェスチャーで コミュニケーションができた からだと思います。 下北沢(水)ピアザ 和田文太郎(中2)

クリックしてね♪ 動画が見れるよ!

韓国のお友達が、 赤ずきんのお話を 人形でしてくれた のが面白かった! ゲームをしながら、 色々な韓国語を 知れて、楽しかった! 宝塚ピアザ 岡蒼真(小5)

お点前の実演を しました!! 4月から今日まで、ずっと 自分のプレゼンやロール プレイなどをやってきました。 始まる前はうまくできるか心配 だったけれど、韓国の人たちが、 プレゼンを聞いてすごく反応し てくれて、やりやすかったです。 海老名ピアザ・船田大翔(中1)

みんなでダンスを踊ったね♪

韓国の人たちがやさしい♡ まるで友達のように話しかけて くれることがうれしかったです。 交流会をやっているときも、 終わった後も韓国に 行きたいなーと 思いました。 海老名ピアザ 青木由衣(小5) -8-

別れの時に「たくさん 韓国語 をつかえたぞー!!」と思いま した。自分的には、後悔が無 いくらい使えたと思います。 本当に楽しい2時間でした。 今度リアルで会えるならぜひ いきたいです。 リモート(水)ピアザ 岡本琳(小5)


LEX KOREA 参加メンバーの皆さんからの 感想より シム ソヨン・イェ ジュウォン(小5) 일본 친구들하고 첫 온라인 교류이어서 걱정했지만 오히려 생각 보다 더 재미있었다. 그리고 무엇보다 집 에서 편하게 온라인으로 대화를 하니 편해서 좋았다.

日本の友だちとオンライン交流するのは 不安でしたが、思ったより楽しかったです。 そして何より家で気楽にオンラインで対話で きるのは良かったです。 イ ファミン・イ ジェジュン(小6)・イ ソヨン(小3) 화상으로 짧은 시간이었지만 올해도 교류를 할 수 있어서 너무 좋았습니다. 온라인으로 가능할까 싶었지만 막상 얼굴들을 보니 너무 재미있고 알찬 시간이 되었습니다. 저도 아이들도 기다리는 과정에서 어떻게 해야할 지 감이 없었지만, 셀룰라스 친구들이 준비를 많이 한 덕분에 어색하지 않고 즐거운 교류 시간을 가질 수 있었습니다. 코로나로 인해 잠시 소원해진 렉스 활동에 활력을 불어넣어 주었습니다. 앞으로도 다양한 교류 활동이 있었으면 좋겠습니다

画面越しで短い時間でしたが、今年も交流が出来てとても嬉しかったです。 オンラインで交流が可能だろうかと思いましたが、顔を見たらとても楽しく、 充実した時間を過ごせました。私も子供たちもどうやって交流することが できるのか想像できませんでしたが、セルラスの友だちが準備をたくさん してくれて、楽しい交流の時間を過ごすことが出来ました。 コロナによってしばらく疎遠になったレックス活動に活力を吹き込んで くれました。今後も多様な交流活動があったら良いと思います。

家の案内も してもらって、 キムチ冷蔵庫も 見せてもらい ました!!

ホン キョンヒ・キム インキョン(小4)・キム ナヨン(小2) 언어적 전달은 어려웠지만 표정과 서로에 대한 관심과 배려로 만남을 함께 할 수 있어서 기뻤습니다. 다 음에 또 만날 수 있기를 기대합니다. 감사합니다.

ことばで伝えることは難しかったけど、表情で伝えたり、 お互いに関心を持って、思いやりながら一緒に交流が 出来て楽しかったです。次回また会えること期待しています。 ありがとうございました。 -9-


家族や仲間と準備を重ねて大成功! ~私のアンニョンハセヨ交流~

私の안녕하새요交流の目標は自分の中で 韓国語をさらに近くする! 日常会話でも 韓国語がパッと出てくるようになる! でした。約 2 ヶ月間、一緒に交流に参加する みんなと、たくさん準備会やミーティングを 重ねた時間は、私の中ですごく大きかったと 思います。 今回の交流で、理事長がいつもおっしゃって いる「準備 8 割、本番 2 割」ということばを、 改めて実感することができました。

渋谷ピアザ 秋山みーちゃん(中1) 写真をクリック

ホストのインフォメーションシートが 送られてきた時は、ずっとあこがれていた ホームステイの第一歩をふみ出した感じ がして、とてもワクワクしました。 ストーリーブックの16p. ゆうきのセリフの 「インフォメーションシートが送られて きた時は本当にうれしかったです。 私は、期末テストがアンニョンハセヨ交流の これが、僕のアメリカの家族なんだって 2 日前までありましたが、どうしてもピアザも、 思うと、ワクワクドキドキしました。」 他のミーティングなども休みたくなくて… 。 このセリフにとても共感出来ました。 それは、韓国のホストを「楽しませたい!」 「楽しい時間にしたい!」という気持ちがあったか 交流当日、ホストの 2 家族は、日本語が らこそだと思います。今振り返ると、勉強の息 あまりしゃべれなくて不安と言っていたよう ですが、グループタイムに入って、 抜きになっていたと思うし、セルラスとの ゲームやお互いの紹介などを始めると、 両立が上手くできたと思っています。 言語関係なくコミュニケーションが取れて それから、안녕하새요交流に参加する青少年の とても面白かったです。 中で最年長だったこともあり、責任感や対応力 やっぱり、伝えたいという気持ちがあれば なども強まりました。 私は準備期間中、一日の間ずっと韓国語だけで 伝えられるんだなと改めて思えました。 話してみよう! と、母と決めてやってみました。 交流の最後に感想を言ってもらい、 「楽しませてくれてありがとう」「すごく それがすごく楽しくて、親子でちゃんと 楽しかった。また、やりたい!」という セルラスに向き合っている感じがして ことばが聞けてとてもうれしかったです。 うれしかったです。 それも、안녕하새요に参加したことがきっかけ いつか、本当のホームステイ交流が実現 なので、自分の中で本当に大きなものになって して、参加出来ればいいなと本当に思え ました。 いたのだと思います。

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今回の初のオンライン韓国交流が大成功に終わったのは、 担当スタッフの皆さんの並々ならぬ熱い思いと、事前準備によって 実現することができました! このオンライン交流をきっかけに、 セルラスの様々なオンラインプログラムが広がりを見せています!

メンバー同士の心の交流と 練習、リモート交流を絶対に 楽しみたい! という思いが 当日の成果になり、今後の 活動成長と自信になった気が します。親子で取り組み、 グループで共有することも 良い交流内容になったのだと 思います。

みんなが達成感を 得られた交流でした! 担当コーディネーター

石川

茂子

プロジェクトスタッフ 飯田橋ピアザ

ありったけで向き合う 楽しさと度胸を得られた 交流になりました!

舟川

来年はリアルな交流で 再会ができますように!

担当コーディネーター

和田

担当コーディネーター

佐野

交流当日、準備をしていたことが早く終わって しまい、残りのグループタイムの時間が沢山 あるという状況でも、家からあらゆるものを 出して見せたり、やる予定ではなかったことを 披露したり、韓国の友だちに質問をしてみたり、 zoomならではの方法を考え、ありったけで 「コミュニケーション」を取り、リアルマルコ を最高の笑顔で楽しんでる姿には感動しました。

担当コーディネーター

脇 康子 暗中模索の状態から準備を始めた今年の アンニョンハセヨ交流でしたが、初の リモート交流会が実現できて感無量です。 準備段階では、参加者の意気込みの温度差を 感じていましたが、このプロジェクトで 沢山の仲間に出会い、一緒に準備をし、 多言語ビデオを作り、ディスカッションで 話を受け止めてもらう中で、徐々に変化が ありました。特に当日の交流グループが 決まってからの最後の1週間の準備& 意気込みは、どのグループも素晴らしく、 8/2当日は、韓国の友だちと一緒に、 どのグループも最高に楽しい交流の場を 作ることができました!

今回、新しくリモート国際交流の1ページを 開いた「韓国アンニョンハセヨ2020」。 さらに進化させて、他の国との交流に活かせれ ば、メンバーがそれぞれ持っている、多言語に 対して、また、自分自身へのハードルも、 どんどん低くなっていくのではと感じました。

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