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PRESS RELEASE 報道関係各位 2007 年 2 月 22 日 社団法人 日本広告主協会 Web 広告研究会

消費行動におけるCGMの役割が明確に Web 広告研究会「消費者メディア調査」の結果を発表

社団法人 日本広告主協会 Web 広告研究会(東京都中央区銀座 代表幹事:棗田眞次郎)は、このほ ど「消費者メディア市場規模調査」を行いました。この調査は、当研究会が本年より実施したもので、 ブログやSNSといった個人が情報発信することのできるサイト(以下CGM Consumer Generated Media)の利用者が急増し、アクセス数や利用時間の伸張も著しいことが解りました。調査結果の詳細 は、Web 広告研究会のWebサイト(http://www.wab.ne.jp/)に公開致します。 今回の調査は、Web広告研究会消費者メディア研究ワーキンググループが Nielesen/Netratings (ネットレイティングス株式会社 所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長:萩原 雅之)の「家庭か らのインターネット接続視聴率データ」を元に調査を行った結果です。 【調査概要と結果トピックス】 調査概要-Ⅰ 【CGM 市場規模推移】 インターネット視聴率サービスのネットレイティングス株式会社のデータを使用し、個人ホームペー ジ・掲示板・ブログ・SNSに分類し、2004 年 9 月以降4回のデータを比較した。 ・データソース :ネットレイティングス株式会社の視聴率サービス NetView AMSのデータを使用 ・集計対象 :2005年12月、2006年3月、2006年6月、2006年9月の月間データ ・パネル種別 :Homeパネル (家庭のPCからのアクセス対象) ・集計対象サイト :今回の報告で使用した CGM サイトの区分は以下のとおり CGM全体 A

B

下記 A~E すべてをロールアップしたもの

個人ホームページ全体

主要ポータル、主要ISPの個人向けホームページ作成サービスドメイン (ジオシティーズ、@Nifty、BIGLOBE、OCN、gooなど)

掲示板全体

下記B-1、B-2、B-3、B-4をロールアップしたもの

掲示板B-1 (ユーザー評価)

ユーザーレビューを中心としたいわゆる「くちコミサイト」 (価格コム、アットコスメ、みんなの就職活動日記、東京レストランガイドの 各掲示板ドメイン)

主要ポータル、主要ISPの掲示板、チャットサービス、ただし2ちゃんねるを除く 掲示板B-2 (Q&Aコミュニティ、BBS、 (Yahoo! JAPAN、@Nifty、BIGLOBE、OCN、gooなど、Q&Aコミュニティを含 チャット) む) 掲示板B-3 (2ちゃんねる)

2ちゃんねるのみ

掲示板B-4 (Wikipedia)

Wikipedia のみ

C

ブログ全体

専用ブログサービス、および主要ポータル、主要ISPのブログサービスドメイン (livedoorブログ、ココログ、楽天広場、はてなダイアリー、ブログ人など)

D

SNS全体

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のサービスドメイン (mixi、GREE、キヌガサなど)

E

そのほかのCGM (YouTubeなど)

A~D に分類されないもの (YouTube など)

1


PRESS RELEASE

調査概要-Ⅱ 【消費行動における情報収集手段の調査結果】 マクロミルパネル調査モニタから600サンプルを抽出。 11の商品カテゴリーやサービスについて、 「興味関心」 「比較行動」 「購買」の消費行動プロセスにおいて、参考にする媒体を調査。 ・調査時期 :2006年10月12日(木)~2006年10月16日(月) 男性 女性 ・パネル種別 :マクロミルパネルデータよりランダム抽出 20-34歳 103 103 35-49歳 103 103 ・パネル数 :20 歳以上男女均等 有効サンプル計618 50歳以上

対象商品・サービス (1)ゲームソフト (2)音楽CD・DVD (3)書籍 (4)ビール・飲料 (5)化粧品・健康食品 (6)旅行・宿泊施設(ホテル・旅館) (7)飲食店情報 (8)パソコン・家電製品 (9)インテリア・小物 (10)衣類・ファッション (11)保険・株・金融商品

103

103

消費行動 a) 関心を持つきっかけになることが多いのは b) 比較検討するときに参考にすることが多いのは c) 購入するときの決め手になることが多いのは

トピックス 【CGM 市場規模推移】 ◆主要CGMサイトの訪問者数は、2006年9月時点で3,528万人であった。前年同月(2005年9月、2,953万人)比 で19%の伸び。ページビュー数も前年比でほぼ2倍となった。 ◆訪問者数において最も成長が著しいのはSNSで、1年間で約3.5倍に増加した。一方ブログの訪問者数は 2,673万人で、前年同月(2,014万人)比33%の増加となった。 ◆CGM全体でみると、平均訪問回数、平均利用時間ともに大きく増加、特にブログの伸びが貢献した。昨年は 個人ホームページへの訪問がブログにシフトしている傾向が読み取れたが、今年は個人ホームページも成 長傾向がみられる。SNSの訪問頻度、利用時間は他のCGMを圧倒しているが、伸び率は鈍化傾向にある。 ◆利用者の年齢構成では、特にSNSで若い世代の比率が高く、29歳以下がほぼ4割を占める。 ◆CGMの流入元・流出先ともに、昨年に引き続き、Yahoo!検索が多い。 ◆今回対象となった主要CGMの、ウェブ利用全体にしめる利用時間シェアは、この1年間は着実な拡大傾向に あり、2006年9月時点で24.4%まで上昇した。 【消費行動における情報収集手段の調査結果】 ◆ポータルサイト、専門サイトを参考にしている比率の高い商品・財は、「旅行・宿泊施設」「パソコン・家電」「飲 食店情報」の順に多く参照されている。 ◆企業ホームページに関しては、「車」を検討する際に多く参照していることが解った。 ◆消費行動プロセスにおいて、口コミサイトや掲示板をより多く参照する商品・サービスは「飲食店情報」「パソ コン・家電」「旅行・宿泊施設」の順に参照している。 個人書き込み方サイト(ブログ・掲示板等)の信憑性については、「友人知人の書き込み」「投稿数や口コミの多 いサイト」の順となっており、トラックバック数や著名なブロガーのサイトを参考にする比率は低い。

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PRESS RELEASE

主なCGMサイトの利用者・訪問者数は、 2006 年 9 月時点で 3,528 万人。 インターネット全体 (4,380 万人 Active reach)に占める利用者数は 80.5%に上る。 前年 12 月(3,109 万人)比で 14%の伸びとなった。特に知識投稿型(Wikipedia)訪問者数は 1,290 万人で前年 12 月比で約 2.2 倍と高い伸び率となる。

2005年12月

2006年3月

2006年6月

2006年9月

(単位:千人)

6,572

5,784

3,432

5,000

3,947

3,195

10,000

12,940

10,621

9,193

15,000

17,722

15,004

20,000

19,366

25,000

21,763

23,994

30,000

26,725

28,750

31,092

35,000

32,038

35,284

40,000

0 CGM全体

個人ホームページ全体

掲示板-B-1

掲示板-B-2

掲示板-B-3(2ちゃん ねる)

掲示板-B-4 (Wikipedia)

掲示板全体

ブログ全体

SNS全体

ページビューは36%の伸び率 利用者数の伸び率に比べ、ページビュー数は 35.8%にと伸長。この延びを押し上げているのが SNS の 2.6 倍となっている。

(単 位:千PV) 16, 000,000 15,033,192 CGM全体 14, 000,000

13,349,200

13,014,742

個人ホームページ全体

12, 000,000 掲示板-B-1

11,067,732

10, 000,000

掲示板-B-2

掲示板-B-3(2ちゃんねる)

8, 000,000

6,038,602 5,626,177

6, 000,000 5,160,540

掲示板-B-4(Wikipedia)

4,944,248 掲示板全体

4, 000,000 2,671,761

2,921,956

2,621,068

2, 000,000 2,045,883 1,149,987

3,068,862 2,624,974 2,650,205 2,486,316

2,959, 513

1,635,267 SNS全体

0 2005年12月

ブログ全体

2,833,047

2006年3月

2006年6月

3

2006年9月


PRESS RELEASE

ブログ・SNS のロイヤリティが圧倒的に高い SNSの利用者数は少ないが、ひとりあたりの訪問頻度、ひとりあたりの平均利用時間などロイヤリ ティ指標に関してはこの1年の伸び方の勢いが他のCGMを超している。

(単位:時:分:秒) 4:00:00 3:35:22

CGM全体 3:22:55

3:30:00

個人ホームページ全体

3:02:33

3:01:00

2:56:58

3:00:00 2:36:45

掲示板-B-1

2:29:44 2:21:31

2:30:00

掲示板-B-2 2:00:00 掲示板-B-3(2ちゃんねる) 1:30:00

1:11:49 1:07:03 1:03:21

1:02:05 1:03:12

1:07:52 1:05:54 1:02:29

1:02:58 1:01:02 1:00:25

掲示板-B-4(Wikipedia)

0:51:54

1:00:00

掲示板全体 0:30:00 ブログ全体 0:00:00 2005年12月

2006年3月

2006年6月

2006年9月

SNS全体

CGM は企業サイトを超える CGMのひとりあたりの訪問頻度や平均利用時間は、企業サイトを超えた。特に、SNS やブログ個人 ホームページは、利用者規模も超える勢いに迫る。

4:00:00

CGM全体

3:00:00

SNS全体

2:00:00

掲示板全体

ブログ全体 個人ホームページ全体

掲示板-B-3 (2ちゃんねる-掲示板)

1:00:00 家庭とファッション 掲示板-B-4(Wikipedia) 掲示板-B-2 掲示板-B-1 エレクトロニクス

自動車 0:00:00 -

2.00

4.00

6.00

8.00

10.00

4

12.00

14.00

16.00

18.00

20.00


PRESS RELEASE CGM利用時間シェア1/4へ 今回集計対象となったCGMの、ウェブ利用全体にしめる利用時間シェアは、着実に拡大。2005 年 12 月の 19.74%から、2006 年 9 月には 24.44%に上昇している。 (時間)

600000

25.00

(%)

24.44 23.23

500000

488156

21.92 19.74

400000

20.00

431891

443215

389875 15.00

300000 10.00 200000

100000

76953

119328

100309

97143

0

5.00

0.00 2005年12月

2006年3月

インターネット全体 (左軸)

2006年6月

2006年9月

CGM全体 (左軸)

CGMシェア (右軸)

成長を続ける CGM 市場 2004 年度より集計を続けてきた CGM 市場だが、Wikipedia や You Tube など新たな CGM も増えてきてい ることと、その新 CGM の市場の伸び率が高いため、集計対象を昨年度より見直さなければならなかっ た。生活者のインターネットシェアに CGM が浸透し、変化を続けている。

集計対象拡大

(単位:千人) 40,000

CGM全体 35,284 35,000 32,393 31,033 29,529

30,000 26,580 25,085 25,000

27,350 26,375 24,634

25,412

27,940

29,900

33,075 32,038

28,750

掲示板-B-1

26,940

26,725

25,748 23,736 21,763 20,135

20,929

24,292

23,994

掲示板-B-2

21,680 掲示板-B-3 (2ちゃんねる)

18,942

20,000

個人ホームページ全体

30,510

17,852 16,533

掲示板-B-4 (Wikipedia)

14,625 15,000 12,607 11,570

13,325 12,005

13,013

13,013 掲示板全体

10,000 6,572 4,452

5,000

ブログ全体

4,882

3,432

314

536

650

2004年9月

2004年12月

2005年3月

1,587

1,897

2005年6月

2005年9月

SNS全体

0 2005年12月

5

2006年3月

2006年6月

2006年9月


PRESS RELEASE 商品やサービスを使い分ける生活者像 CGMの市場規模拡大に伴い、新たなマーケット創出と捉えられがちだが、商品やサービスによって 生活者の参照度合いが異なることが見て取れる。 ネット広告 自動車 30.0

関心段階

保険・株・金融

ゲームソフト 25.0

比較検討段階 購入段階

20.0 衣類・ファッション

ポータル・専門サイト記事

音楽CD・DVD

15.0

自動車 30.0

10.0

保険・株・金融

関心段階 比較検討段階

ゲームソフト

25.0

購入段階

5.0

20.0 ンテリア・小物

0.0

書籍

衣類・ファッション

音楽CD・DVD

15.0 10.0 5.0

パソコン・家電製品

ビール・飲料

飲食店情報

インテリア・小物

0.0

書籍

化粧品・健康食品

パソコン・家電製品

旅行・宿泊施設

ビール・飲料

飲食店情報

化粧品・健康食品 旅行・宿泊施設

CGMの参照度が高い商品は飲食検索・旅行・パソコン 最もCGMサイトを参照する 商品やサービスは、飲食店検 索・旅行についでパソコン、 保険・株・金融 家電となっている。マス広告 や高い商品や店頭販売の売上 衣類・ファッション 比率が高い商品については、 CGMの参考度合いが低くな っている。 インテリア・小物

クチコミサイト・掲示板 自動車 30 25

ゲームソフト

関心段階

20 15

音楽CD・DVD

5 0

パソコン・家電製品

購入段階 書籍

ビール・飲料

飲食店情報

化粧品・健康食品 旅行・宿泊施設

そう思う 0% 投稿件数が多いクチコミサイトや掲示板は信頼できる

どちらともいえない 20%

40%

22.8

60%

そう思わない 80%

57.9

100% 19.3

ブログではトラックバックが多いほど信頼できる

7.9

62.1

29.9

有名なブロガー(ブログの書き手)の意見は信頼できる

7.1

63.9

29

自分の友人や知人が書いている内容は信頼できる

28.3

57.3

14.4

6

比較検討段階

10

投稿数や友人知人の信頼度が高い CGMの信憑性についての回答は、顔 の判る相手や、投稿数の多い掲示板等 の信頼が高く、有名なブロガ-やトラ ックバックの数は低くなっている。


PRESS RELEASE

【資料】 Web広告研究会 について Web広告研究会は、1999 年 4 月、(社)日本広告主協会ディジタルメディア委員会内の研究会を母体として 発足しました。 「インターネット広告に関わる全ての関係者の情報交流の場」として、インターネット上の広告展開における 様々な課題について、広告主と関連企業・団体(広告会社、メディアレップ、媒体社、調査会社、システム提 供会社など)が共通の場で研究活動を行うことにより、インターネット上の広告の健全な発展を促進するこ とを目的としています。 定期的なフォーラム・セミナーの開催のほか、各種広告手法の効果実証実験、企業サイトのプロデュース の研究とその評価、個人情報保護問題への取り組み、ブロードバンド・ モバイル環境の研究、生活者の メディア接触変化の研究などの幅広い活動を 7 つの活動委員会を中心に行い、それを運営委員会が支援 するかたちで運営しています。 委員会構成は以下のとおり <活動委員会> ・サイト活用委員会 ・ネット・プロモーション委員会 ・調査委員会 ・国際委員会

・メディアミックス委員会 ・新テクノロジー委員会 ・情報政策委員会

<運営委員会> ・広報委員会 ・財務委員会

・システム委員会

<プロジェクト> ・Webクリエーション・アウォード ・Webプロデューサー育成

・Webマーケティング年鑑

●会員社(2007 年 2 月 9 日現在)271 社 ●代表幹事 棗田眞次郎(味の素株式会社) ●事務所 〒104-0061 東京都中央区銀座 2-11-8 第 22 中央ビル6階 ●ホームページ http://www.wab.ne.jp/

本プレスリリース及び資料についてのお問い合わせは以下の担当までお願いいたします。 ■(社)日本広告主協会 Web 広告研究会 〒104-0061 東京都中央区銀座 2-11-8 第 22 中央ビル 6 階 電話 03-3543-5855 FAX 03-3543-5856 e-mail info@wab.ne.jp 担当 林・安部

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