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未来の地球のため

私たちができること

環 境 レ ポ ート 2 0 1 2 学校法人 郡山開成学園


み  つ

自然を凝視めて、師としよう 学校法人郡山開成学園  学校法人郡山開成学園は、昭和 22 年に前理事長関口富左により創設された郡山女子専門学院が 母体で、昭和 25 年郡山女子短期大学設立、昭和 30 年附属幼稚園、昭和 32 年附属高等学校を設置 して短期大学との連携を図った。さらに昭和 41 年、郡山女子大学を設置、平成 4 年大学院修士課程、 平成 8 年同博士課程を設置して、人間生活の基本の学また教育課程を探究している。  福島県の中央に位置する郡山市に所在する女子のための総合教育機関である。郡山市は人口 33 万人、年々増加の傾向にある。東京から新幹線で 1 時間 20 分、仙台からも 40 分。福島空港から もバスで 40 分と交通の便もよく、活気溢れる福島県随一の商工業文化都市である。

概 要 学 校 名

郡山女子大学大学院 郡山女子大学 郡山女子大学短期大学部 郡山女子大学附属高等学校 郡山女子大学附属幼稚園

代 表 者

理 事 長  関 口  修

所 在 地

福島県郡山市開成三丁目 25 番 2 号 TEL 024−932−4848 FAX 024−933−6748

環境関係の部署・担当者

学校の規模

環境委員会 委員長 諸 岡 信 久

学 生 数(大 学・短 大) 生 徒 数(附 属 高 校) 園児数(附属幼稚園) 教 職 員 数 敷 地 面 積 延 べ 床 面 積

 912 人  436 人  102 人  226 人(平成 24 年 5 月 1 日現在) 190,783 ㎡(57,711 坪) 50,944 ㎡(15,410 坪)

本学における環境体制 内部監査委員

最高環境責任者

学 長 ・ 理 事 長

環境管理責任者

環境委員会委員長

環境管理副責任者

環境委員会副委員長 環境委員会事務局(管財部)

図書館環境責任者

家庭寮環境責任者

事務局環境責任者

附属幼稚園環境責任者

附属高校環境責任者

短期大学部環境責任者

大学環境責任者

Koriyama Kaisei Gakuen Collage


1. 環境理念と方針について 環 境 理 念 環 境 理 念 学校法人 郡山開成学園は、教育研究をはじめとするあらゆる活動を通じ、地球環境との調和・共存と持続的

に発展可能な循環型社会の構築に寄与するため、全学挙げて環境保全活動に積極的に取り組む。

環 境 方 針 環 境 方 針

1 エコマインドを持った学生・生徒の育成並びに関連教育研究の推進

環境活動に積極的に取り組むエコマインドを持った学生・生徒の育成が急務であることから、人類の福祉及び地球 環境保全に貢献できる人材を育成し、また、 これらに関わる教育研究活動を行う。

2 教育研究活動における環境負荷の削減

教育研究活動にともなう環境負荷を低減する目標に向かって全学を挙げて、省エネルギー、省資源、廃棄物の抑制と 再資源化などに積極的に取り組む。

3 法規制の遵守

環境関連の法規制を遵守するとともに環境汚染の予防を図り、自然環境の保全、再生に協力する。

4 環境関連情報の公開とコミュニケーションの推進

環境理念、環境方針、環境目標、環境活動計画及びその実績等の環境関連情報を文書やホームページ等を通じて、学 内の学生、生徒、教職員や学外の一般社会へ積極的に公開する。

2008 年 6 月 30 日改定 学校法人 郡山開成学園  理事長 

2. 環境目標 エコアクション21の取り組みによりこの 1 年私たちが地球のために取り組むこと。 それは「できることは、きっちり」の合言葉のもと 4 つの目標を達成します。

1 2 3 4

環境マインドを持った学生、 ECO 検定講座 生徒を育てます

2012 年目標 「社会の中で率先して環境問題に取り組む人づくり」を目指す。 環境社会検定試験(eco 検定)受験講座を開設する。

CO₂ 排出量を削減し地球温暖化に ブレーキをかけます CO₂ 排出量 1.0%以上削減

2012 年目標 年間 16tの CO₂ 排出量削減を達成します。

ゴミを減らすのではなく ゴミを出しません ゴミ排出量 2.0%以上削減

2012 年目標 年間 2.0tの一般廃棄物削減を達成します。

水や紙を大切に使う心を育てます 水使用量 1.0%以上削減 紙使用量 1.0%以上削減

2012 年目標

年間プール一杯分(381 ㎥)の 水使用量、 コピー用紙(255kg)の 紙使用量削減を達成します。

エコアクション21とは  エコアクション 21 認証・登録制度は、広範な中小企業、学校、公共機関などに対して、 「環 境への取組を効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持ち、 行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」 ための方法として、環境省が策定したエコアク ション 21 ガイドラインに基づく、事業者のための認証・登録制度である。  学園では 2004 年 12 月 24 日教育機関では全国初となるエコアクション 21 認証・登録 証を㈶地球環境戦略研究機関より交付され、2011 年 4 回目の中間審査を完了した。 Environmental Rep o r t 2 0 1 2

01


3. エコキャンパスの推進 太陽光発電 ●現在までの環境活動により得られた知見に基づき、平成21年度よりエコキャンパ ス推進工事3ヵ年計画を実施した。  太陽光発電を新設、高効率型変圧器への更新(3基)、高効率型照明器具への更新 (1,382 台)及び、トップライトの改造工事を施工するとともに、エネルギー消費 実態を的確に把握するためにBEMS (ビルエネルギーマネジメントシステム)を導 入し、見える化を図った。 ●エコキャンパス推進工事  第 1 期 太陽光発電新設(5.25kW)、高効率型変圧器への更新(3 基)、高効率型 照明器具への更新(1,246 台)、 BEMS導入

▲高効率型照明器具 LED

 第 2 期 太陽光発電増設(20.16kW)、講堂空調機省エネルギー設備、ベランダ 緑化   第 3 期 太陽光発電増設(14.38kW)、高効率型照明器具への更新(136 台)、各 館 GHP 空調機の省エネルギー設備 ▲高効率型照明器具 weco

太陽光発電状況を 随時確認できる ▲屋上に設置した太陽光発電

▲受付脇にある太陽光発電状況モニター

▲第2体育館明かり取り+高効率水銀灯

講堂空調機の省エネ ●BEMS  ・デマンドコントローラと併用して構内の電力使 用状況を把握し、無駄な電力の洗い出しが出来 ることにより、将来的に電力監視を行い使用電 力の削減につながる。 ●デマンドコントローラ導入による契約電力超過 防止制御システム  ・構内電力監視とデマンド管理を同時に行う。デ マンドが目標電力値に達すると、コントローラよ り警報ブザーが鳴り注意音を発し、パソコンモ ニターに自動表示。   契約電力:390kW 目標電力:350kW  ・本館管財部・講堂音響室にデマンド超過注意 警報を出しても対策が講じられなかった場合 は、自動的に空調関連設備の能 力に制限をかける。講堂内の環 境を考慮し 4 段階に設定。  ・講堂に温度センサーを取付け、 室温が設定温度に保たれるよ うにし、インバーター制御によ り電力の削減をする。

E n v i r o n m e n t a l R e p o rt 2012

▲BEMSによる消費電力

本部キャンパス内電力使用状況(2011 年実績) 専用水道 8.4%

本館 8.4% 家政学館 10.4%

創学館 17.6%

家庭寮 12.0%

83 年館 4.8%

記念講堂 18.2%

幼稚園 1.7% ▲講堂空調機の省エネ設備

02

▲デマンドコントローラ

62 年館 5.1% 図書館 5.2%

芸術館 8.2%


STAIMS

どこ の 教室 ・施 設も 一定 管理 !

●GHP 空調設備、ガス消費量削減の観点から一 括集中管理により、各室の温度設定の均一化を 図り CO2削減を実施。

▲STAIMSの管理画面

4. 復興と地域貢献

除染活動 放射性物質の除去 ●2011年3月11日の大震災に伴い発生した福島第一原子力発電所事故により、空気中に拡散した放射性物質の原 因による目に見えない空間放射線量の低減対策として、大学運動場他5, 220㎡の芝生を剥取(10cm)後、場内埋 設処分。剥取場所に猪苗代産山砂の表層工仕上げ。構内舗道6, 500㎡の高圧洗浄を実施。附属高校においては、 運動場12,180㎡、テニスコート2,220㎡、及び緑地帯の表土改善を実施。又附属幼稚園では、芝生、緑地303㎡、 園庭、中庭1,973㎡の表土改善を実施。今後も空間放射線量0.2μSv/hを目標として、継続的に除染活動を行う。

▲モニタリングポストの設置

▲放射線測定

▲芝生の剥取り

▲表土改善

▲高圧洗浄機による除染

▲表土改善

学園放射線量低減対策平面図

Environmental Rep o r t 2 0 1 2

03


食品検査 R.I (ラジオ・アイソトープ) 室新設 ●食品放射能測定のため、専用室 (隔離スペース、耐荷重、室温 (湿度) 管理) を62年館1階玄関ホール内に新設した。  前処理室 (8.45㎡) と測定室 (10.64㎡) の2室で構成され、前処理室で試 料の前処理をした後、測定室内に設置している食品放射能測定機器にて 分析する。 ▲RI室入口

今後の活動目標

●震災・原発事故後、本学が立地する福島県郡山市では、人々を守り今を生き抜くための知恵と技術が必要とされ、 長期に及ぶことが予想される復興活動を担う人材育成が課題となっている。以上に対して本学は、ゲルマニウム 半導体分析装置等による食材の放射能汚染状況の調査をはじめ、大学家政学部食物栄養学科と短期大学部家政 科を中心に、地域住民の食の安全に寄与する活動と研究を開始している。

▲Ge半導体検出器波高分析装置   (キャンベラ製)

▲放射能測定システム (CAN-OSP-NAI)   (日立アロカメディカル製)

▲2480WIZARD2オートガンマーカウンター   (パーキンエルマー製)

地震対応マニュアル 独自の大地震対応マニュアルを作成 ●東日本大震災を教訓として、いつでも、どこでも、いざという時にすぐに役 立つ携帯用大地震対応マニュアル(大学生・高校生)を防災管理委員会 と関係部署にて協議の上作成した。いつも財布やカバンに入れておいて も耐久性や耐水性を備えたストーンペーパー(keeplus)に 2500 部印刷 し、学生、生徒、教職員全員に配付した。

安全防災訓練の実施 ●11 月 9 日㈬午後1時から学生、教職員 900 名が参加し、緊急地震速報 を用いた安全確保訓練及び火災発生時の避難訓練を実施した。  非常放送の指示により建屋毎に定められた避難場所(4 ヶ所)へ分散避難 を行い短時間(5∼6 分)で避難完了した。

▲指定避難場所へ

04

E n v i r o n m e n t a l R e p o rt 2012

▲指定避難場所へ

▲避難状況

▲学長講評


記念講堂の開放 施設の外部貸出し ●2011 年 3 月 11 日の大震災以降市内の文化センター、ビッグパレット、公民館等、発表場所が被災及 び避難所となり一切使用ができなくなっていた。  復興祈念コンサートやふくしま震災復興祈念セミナー等の借用願いが数多く寄せられ、地域貢献の一環 から、4 月 15 日に復旧を完了していた本学建学記念講堂(大ホール・小ホール)及び講義室の外部貸 し出しを行った。  建学記念講堂:20 件 講義室:22 件 使用延人数:3 万人

▲復興支援コンサート

▲建学記念講堂/大ホール

建学記念講堂貸出し先(一部抜粋) 7/24

コンチェルタンテⅡ 宮川彬良、新日本フィルハーモニー交響楽団

1,800 人

講堂大ホールステージ

8/27

福島県神社庁 設立 65 周年記念大会

1,600 人

講堂大ホール・創学館カフェテリア

9/25

福島県言語聴覚士会研修会「言語聴覚の日」記念事業 市民公開講座

800 人

講堂大ホール

10/7

心の劇場(劇団四季)

1,800 人

講堂大ホール

10/20

ニューヨーク市警音楽隊 郡山市慰問コンサート

1,800 人

講堂大ホール

10/26

郡山二中文化祭校内合唱コンクール

1,000 人

講堂大ホール

10/28

郡山一中文化祭校内合唱コンクール

1,600 人

講堂大ホール

11/18

音楽都市こおりやま 1/2 成人コンサート

3,400 人

講堂大ホール

12/3

第 2 回郡山音楽フェスティバル

2,000 人

芸術館他・講堂大ホール

12/17

スペシャルオリンピクス福島大会応援コンサート

1,800 人

講堂大ホール

12/23・24

郡山商業高等学校管弦楽部 第 36 回定期演奏会

1,150 人

講堂全館

1/29

安全・安心フォーラム∼除染の推進に向けて∼

2/12

ふくしま震災復興祈念セミナー

3/10∼11

500 人

講堂小ホール

1,000 人

講堂大ホール

郡山市震災後こどもの心ケアプロジェクト

600 人

講堂小ホール

3/28

東日本大震災からの復興を目的とした被災地支援コンサート

120 人

講堂舞台

3/29

大阪交響楽団と郡山市内の小中学校合奏部(10 校)

800 人

講堂大ホール

 他 5 件 全 20 件 合計 25,125 人

講義室 等貸出し先(一部抜粋) 6/4

平成 23 年度 福島高専学校説明会

6/26

ネオハイツ桑野管理組合総会

8/6・7

平成 23 年 福島県保育士試験(筆記)

310 人

62 年館

9/11

東京消防庁消防官(Ⅲ類)採用試験(一次・学科試験)

220 人

附属高校普通教室

9/18

第 4 回福島県糖尿病療養指導士会 講習会

120 人

創学館/講義室、 カフェテリア

9/25

クイーンダンシングショーケース 2011 合同リハーサル発表会

160 人

学園第1体育館/学園駐車場

200 人

学園第1体育館

10/1・2

「コンテンポラリーダンス」 ワークショップ

150 人 40 人

34 人

芸術館 創学館/カフェテリア

10/8・9

平成 23 年福島県保育士試験(実技)

10/15・16

開成山大神宮 奉納剣道大会

100 人

学園第1体育館

11/20

第 33 回金融検定試験

250 人

62 年館

11/26・27

電気通信工事担任者試験

580 人

62 年館

12/3・4

第 2 回郡山音楽フェスティバル

1/26

83 年館/多目的室 他

2,000 人

芸術館

ACC CM FESTIVAL 地域発表会

100 人

芸術館

2/19

第 4 回福島県糖尿病療養指導士会 認定試験

120 人

83 年館

2/19

郡山市震災後こどもの心のケアプロジェクト

600 人

62 年館

3/17∼18

東日本大震災復興祈念チャリティコンサート

180 人

芸術館

他 6 件 全 22 件 合計 5,639 人 Environmental Rep o r t 2 0 1 2

05


5. エコアクション 21 の取り組み 二酸化炭素の

1 環境教育

削減にも 役立つね!

林業体験・森林学習 ●平成 8 年より 4 度にわたっ���国有林等を利用した植林活動を行っており、林業体 験や森林学習の体験を通して、より一層地球環境の保全や緑化思想の大切さを 理解させ、エコマインドを持った学生・生徒を育成する。

▲安子ヶ島 「開成の杜」 にて植林体験

屋上菜園 ●屋上菜園は、無農薬、無化学肥料栽培による野菜作りの体験活動を通して自然環 境、農と食に対する理解を深めさせ、野菜が畑でどう育っているのかを学ぶため の施設である。又、屋上菜園の堆肥として利用している生ごみ堆肥が、学園の環 境教育の生きた教材として学生、生徒の教育に活用されている。 (平成23年3月 11日以降除染のため土壌搬出休止中)

風力&太陽光ハイブリット発電システム

▲屋上菜園

●2003 年に学園環境行動のシンボルとして創学館屋上に風力&太陽光ハイブリッ ド発電システムを設置した。

eco 検定講座 ●eco検定受験対策講座を毎年郡山女子大学エコレンジャーがサポートし実施して いる。講座修了後、東京商工会議所主催のeco検定を受験している。延合格者は 30名を超えている。

2 二酸化炭素排出量の削減対策

パチッ

▲eco検定講座

スイッチは こまめに 切りましょう !

冷暖房設備 ●各所に温湿度計を設置し、冷房中の室温は 28℃、暖房中の室温は 20℃を目途 に、過度にならないよう適切に調整に努める等、エネルギー消費について適正な 管理を行っている。また、執務で快適に過ごせるよう適切な服装(クールビズ、 ウォームビズ) に心がけている。

▲省エネルギーステッカー

●キャンパス内全主要建物の冷暖房をガスヒートポンプ方式個別空調機に更新した。

省エネルギー意識啓発 ●各校舎各室内スイッチの脇(900 ヵ所) に 「使わない時は必ずスイッチを切る。」各 空調機コントローラーの脇(105 ヶ所)に「設定温度を守る。」及び各複写機節電 スイッチの脇に(20 台) 「次の人がいない時は節電スイッチを入れる。」の省エネ ルギーステッカーを貼り付け、全学に省エネルギー対策を啓発した。

▲ガスヒートポンプ方式個別空調機

OA 機器等設備 ●OA 機器等の買い換えの際には、グリーン購入法適合品とし、最も効率の高いも のを採用した。

3 廃棄物排出量の削減対策

缶やペット ボトルは 回収プレス 機に★

ゴミの分別

▲ペットボトル、空き缶の回収プレス機

●ペットボトル、空き缶(スチール、アルミの分別)の回収プレス機を自動販売器脇 等 3 ヶ所に 5 台設置した。 ●本館 1 階学生ホール内リサイクルコーナーを充実させ、分別ボックス (シュレッダー 屑、 ビニール類、電池他) を増やし、一般廃棄物の再資源化をより一層図っている。 ●年間 1,000 本以上使用する乾電池を充電式ニッケル水素電池に変更し、乾電池 ゴミを削減した。 06

E n v i r o n m e n t a l R e p o rt 2012

▲充電式ニッケル水素電池


紙の再利用・使用量の削減 ●2002 年にコピー用紙は白色度 70%の古紙使用の再生紙とした。 ●学内 LAN の有効利用(文書の電子化や E メール)によるプリント枚数の削減及 び、裏白使用と複数ページは、両面コピーの徹底を図っている。 ●2004 年 7 月に本館 1 階学生ホール内に古紙リサイクルの分別回収の協力を図 るためリサイクルコーナーを設置した。

生ゴミの堆肥化

▲本館1階リサイクルコーナー

●2005 年より生ごみ処理機を導入し、学内緑地及び屋上菜園の堆肥として有効利 用しており、生ごみのゼロエミッションを図っている。

消耗品のグリーン購入法適合品化 ●日常使用の消耗品をグリーン購入法適合品に変更し、他品目についても在庫が なくなり次第、順次グリーン購入法適合品に変更している。 ▲生ゴミの堆肥化

エコキャップ収集運動m

 2008 年 2 月よりペットボトルキャップを集め、世界の子供達にワクチ

ンを贈る「エコキャップ収集運動」に全学挙げて取り組んでいる。学内に ペットボトルキャップの分別箱を設置し、学生・生徒及び教職員に協力を 呼びかけ、2012 年 4 月までに 20 万個を福島民友新聞社に寄贈した。

世界の子どもたちにワクチンを届けよう !! ゴミとして焼却処分すれば キャップ400個で3,150g のCO₂が発生します

キャップ800個で1人分の ポリオワクチン (20円) 1人の子どもの命が救えます 水を大切に 使いましょう

4 資源利用量の削減対策 節水対策 ●水道蛇口等の節水対策として、各水道蛇口に「無駄水除去用節水バルブ」を 1996 年 334ヶ所(附属高校、附属幼稚園)1997 年 349ヶ所(大学・短大)及び、 2000 年 151 ヶ所(家庭寮)合計 834 ヶ所設置した。 ●トイレの節水対策として、センサー式自動洗浄装置と自動手洗器を 1998 年 114 ヶ所(附属高校)及び 1999 年 146 ヶ所(大学・短大・附属幼稚園)合計 260 ヶ所設置した。 ●各建物に水道子メーターを設置し、日常のメーター検針時に漏水の早期発見を 図っている。 ●女子の学校における水道使用量の大半を占めると推定されるトイレの節水対策 として、 トイレブース内に擬音装置を 2003 年 12 月に本館、家政学館、62 年館、 83 年館、芸術館及び図書館の教職員・学生用トイレブース内に 100 台、2004 年 7 月に附属高校各校舎の教職員・生徒用トイレブース内に 106 台及び、 2004 年 11 月に家庭寮 1 ∼ 3 号館のトイレブース内に 62 台、合計 268 台設 置した。

▲センサー式自動洗浄装置

●附属高校において、屋内外消火栓設備の更新を行い水漏れ対策を万全とした。 ▲水道子メーター

Environmental Rep o r t 2 0 1 2

07


6. 各環境委員の活動報告 図書リサイクル ●保存期間終了に伴う購読雑誌リユースの実施について、図書館で保存期間が終 了した資料(雑誌、パンフレット類等) を希望する方に提供した。 期間:平成24年2月6日∼2月17日 時間:午前9時∼午後5時(6日のみ午後12時開始) 場所:図書館2階玄関ホール(リサイクルボックス設置場所) 対象資料:3年から5年の保存期間が終了した雑誌、パンフレット等 冊数:一人10冊まで。同一タイトルは1冊まで。 ▲図書リサイクル

主な雑誌タイトル アサヒカメラ (2009年) 英語青年(2008年) 栄養と料理(2006年) オレンジページ(2009年) 音楽現代(2009年) 音楽の友(2009年) 教職課程(2008年) きょうの健康(2009年) きょうの料理(2006年) クロワッサン (2009年)

月刊消費者(2008年) コマーシャルフォト (2009年) ショパン (2009年) 装苑(2009年) 旅の手帖(2009年) 中央公論(2009年) 日経エンタテインメント! (2009年) 日経WOMAN (2009年) ふらんす(2008年) 文芸春秋(2009年)

ハイファッション (2009年) モード・エ・モード (2009年) レコード芸術(2009年) レッスンの友(2008年) NATIONAL GEOGRAPHIC(2008年) 寄贈パンフレット類 クーリエ・ジャポン 出版ニュース、創

●利用者の反応は好評であった。設置雑誌の約半数は利用があったと思われる。残った雑誌については、2 月 21 日 リサイクル業者回収へまわした。 ●廃棄資料の活用、廃棄物の減量ともに目的は達成できたと思われる。  次年度以降も継続して実施する予定である。

平成 23 年夏季の電力不足を解消する節電協力 ●経済産業大臣より夏季の電力不足を解消する目的で -15%の節電 について通知があったため、全学一致協力し節電に取り組みました。 制限を実施した期間/ 平成 23 年 7 月 1 日から同年 9 月 9 日まで(但し、土曜日、日曜日、祝 日を除く) 制限を行う時間/午前 9 時から午後 8 時まで 指定する電力の値/520kW(現行契約電力) 使用制限率:0. 85 使用できる電力の限度:442kW この制限に違反した場合:100万円以下の罰金 節電実行内容 一.照明は小まめに調節、スイッチを切る。 一.使用しない電化製品は、 コンセントを抜く。 一.パソコンは省エネモード設定にする。 一.昼休み時間は、天気の悪い場合を除いて原則消灯。 一.部屋を使用しない時は、冷房のスイッチを切る。 一.冷房の設定温度は、 27℃を厳守。 一.実験実習室・研究室・事務用冷蔵庫は使用を集約し、最小台数と する。 一.自動販売機は輪番停電とする。 一. トイレドライヤー、暖房便座は停止する。

▲経済産業大臣からの通知書

尚、講堂使用時において、使用できる電力の限度を超える場合は、 ピークカット用常用発電機を稼働する。 08

E n v i r o n m e n t a l R e p o rt 2012


電気使用量の推移 (附属高校 電力消費量) kWh 35,000

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10 月

11 月

12 月

30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0

■H21 H22 ■H23

学園内掲示ポスター ●平成 23 年度地球温暖化防止のための「福島議定書」事業に係る学校部門において郡山女子大学附属高等学校整 備委員が中心となり全校挙げて省エネルギー活動に取組んだ結果対前年度比ー17.5%の節電を達成したことが評 価され最優秀を受賞した。

▲節電呼びかけポスター

▲平成23年度 「もったいない50の実践」 絵画コンクール  地球温暖化防止のための 「福島議定書」 事業表彰式

▲節電呼びかけポスター

今年度以降の具体的数値目標  学校法人 郡山開成学園は、エコアクション21を通じて二酸化炭素排出量は、2013年までに2%、廃棄物排 出量は2013年までに4%、水使用量及び、紙使用量を2013年までに2%削減させることを新たな目標として 掲げる。2011年の基準値に対する2012年と2013年の数値目標を下図に示す。 環境負荷項目 灯油 A重油 燃料消費 量 LPG 都市ガス 電 力 消 費 量 ガソリン 自動車用燃料 軽油 二酸化炭素排出量合計

単 位 ℓ ℓ ㎥ ㎥ kWh ℓ ℓ t

環境負荷項目

単 位

総 廃 棄 物 排 出 量

t

環境負荷項目

単 位

水 資 源 投 入 量

㎥ kg

紙使用量

コピ ー 用 紙

2011年 (100%)

2012年 (99%)

2013年 (98%)

2011年 (100%) 115

2011年 (98%) 112

2011年 (96%) 110

4,259 4,000 93,356 34,279 1,481,260 5,655 3,670 1,518

2011年 (100%) 38,048 11,270

4,216 3,960 92,422 33,936 1,466,447 5,598 3,633 1,503

2011年 (99%) 37,667 11,157

4,174 3,920 91,498 33,596 1,451,782 5,542 3,596 1,488

2011年 (98%) 37,290 11,045 Environmental Rep o r t 2 0 1 2

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7. 表 彰 第 3 回エコ大学ランキング 私立大 1 位 総合 3 位 ●太陽光パネルなどの自然エネルギーの積極的な導入と長年続けてき た省エネ活動、そして学園全体が一丸となって取り組んでいる環境教 育が評価された。第 1 回エコ大学ランキングから毎回上位入賞し、過 去 10 年間で CO2 約 30%削減を達成したり、太陽光発電など自然エ ネルギーの積極的な活用をするなどして、高い得点を獲得し、今回初 めて私立大 1 位となった。 エコ大学ランキング表彰式スピーチ内容(一部抜粋)  このたび、本学の環境への取り組みが高い評価を受け、第 3 回エコ大学ランキング 総合第 3 位、私立大学部門第 1 位の 栄を賜り、誠にありがたく感謝いたしますと共に、今後の環境 活動を行う励みとさせて戴きます。  教育機関における環境改善への取り組みとして、直接的な環 境負荷の低減と環境へ 配慮できる人材の育成の 2 つの面 があります。本学では、「社会の中で率先して環境問題に取り 組む人づくり」 を環境方針の第1に掲げ、エコマインドを育てる ために様々な活動を行っております。  学生の環境問題に関する基礎的な知識や問題意識を育てるた め、環境社会検定試験(エコ検定)の受検を推奨し、学内で受験 講座を開催しサポートを行っております。  今後は、「郡山女子大学エコレンジャー等学生」や「もったいな いネットワーク福島等」様々な団体と有機的に結び、環境活動 の拡充を図ってまいりたく存じます。又、福島第一原子力発電 所事故により、空気中に拡散した放射性物質が原因による空 間放射線量の適正管理を継続して行ってまいります。  最後に福島は、現在、 「地震」、 「津波」、 「放射線」、 「風評被害」の 四重苦でありますが、郡山女子大学は、精一杯の環境活動を継 続いたしますことをお誓いします。  ご清聴ありがとうございました。 ▲新聞に掲載された郡山女子大の記事  平成23年11月 (福島民報新聞)

eco 検定アワード 2011 エコユニット部門 優秀賞 ●東日本大震災にともなう第一原子力発電所事故により、空気中に拡散した放射性物質について、近隣住民の目に 見えない恐怖を軽減させ、正しい情報による正しい判断をしてもらうことを目的に、空間放射線量の測定と除染の 必要性について提言を行った。地域性や時節に臨機応変に対応した活動が高く評価され今回の受賞に至った。

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E n v i r o n m e n t a l R e p o rt 2012


2012年 環境活動計画 月

10 11 12 月

9

8

受 験

開始 ︵6回︶

募 集 開 始

環境委員長

7

受 験

開始 ︵6回︶

開 始

各教員 環境関連の新規図書購入数 アップ 2012 年新規図書購入数 目標 30 冊

図書委員に働きかけ

学生・生徒の環境関連 サークル活動支援

学生・生徒へ呼びかけ

開 始

環境委員長 環境委員 和知

開 始

エコマインドを持った学生・生徒の 育成並びに関連教育研究の推進

環境委員 緑川

6

5

各教員による教示

4

募 集

通常授業の中で環境配慮 について教示する

3

環境委員長

2

アドバイザーへ募集要項 を配布し学生へ呼びかけ

1

環境社会検定試験(eco 検定) 受験講座 2012 年目標 前期 受講者目標 20 名 後期 受講者目標 20 名

スケジュール 月

責任部門 責任者

目 標

目標達成 手段

方針

環境委員長 環境委員 會田

二酸化炭素排出量削減

電力の削減  基準年度実績 2011年(基準年度)1,481,260kWh 2012 年目標 1,466,447kWh 基準年度比 99% 削減率−1% LNG、LPG の削減  基準年度実績 2011年 LNG 34,279 ㎥ (基準年度) LPG 93,356 ㎥ 2012年目標 LNG 33,936㎥ LPG 92,422㎥ 基準年度比 99% 削減率−1%

廃棄物排出量削減

一般廃棄物の削減 基準年度実績 2011 年 108,980Kg (基準年度) 2012 年 目標 106,800Kg 基準年度比 98% 削減率−2%

節水・紙使用量削減

上水の削減 基準年度実績 2011 年(基準年度)38,048 ㎥ 2012 年目標  37,287 ㎥ 基準年度比 98% 削減率−2%

年間活動計画

紙使用量の削減 基準年度実績 2011 年(基準年度)11,270kg 2012 年目標  11,045kg 基準年度比 98% 削減率−2% ○ 環境教育 ○ 緊急事態対応訓練 ○ 環境関連法規等の遵守評価 ○ 代表者による評価と見直し ○ 環境活動レポート

・節電対策 ・BEMS による見える化 (本部キャンパス) ・不要照明の消灯 ・待機電力の削減

説明 導入 運用 環境委員 会事務局

実施 実施

策定 開始

・クールビズ運動 (冷房 28℃) ・ウォームビズ運動 (暖房 20℃)

開始 管財部

・一般廃棄物削減目標  説明

・分別の徹底による再資 源化量増加

・上水削減目標説明 ・トイレ擬音装置使用の 徹底 ・無駄水削減の徹底 ・漏水の早期発見 ・紙使用量の削減目標説明 ・学内 LAN の有効利用 (文書の電子化や E-mail) ・裏白使用、両面コピー、 印刷の徹底 環 境 目 標、活 動 計 画 の 周知 安全防災訓練   作成と地域事務局への 提出

環境委員 会事務局

説明

実施 管財部

環境委員 会事務局

管財部

環境委員 会事務局

説明 実施 実施 実施 説明 実施 実施 ○ ○ ○

防災管理 委員会

○ ○

実績:●(実践)  月次、累計とも達成○/月次又は累計が達成△/月次、累計とも未達成× 環境管理責任者は3ヶ月毎に確認し、取り組みに問題がある場合は指示を行う。 代表者は、環境管理責任者の報告を受け必要に応じて指示を行う。

● ●

Environmental Rep o r t 2 0 1 2

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8. 環境関連法規への違反等 環境関連法規等の遵守状況のチェック結果

(2011 年 1/1∼12/31)判定⇒遵守、対応済:○ 未実施、抜けあり:× 法規制等の名称

該当する要求事項

関連条例による規制

一廃収集業者の許可書確認 12 条 3 項、 写し保管 規則 8 条の2

該当する設備・項目 一般廃棄物(紙や木屑)

産廃収集運搬・処理業者と 12 条 4 項、 の契約、許可証写し保管 政令 6 条の 2 第 3 号

廃棄物処理法

保管基準 60cm×60cm 以上表 12 条 2 項、 示 飛散、浸透防止、衛生管理 規則 8 条1∼3号 マニフェスト交付 B2、D、E 票の保管(5 年間) 12 条の3及び5、 D 票 90 日、E 票 180 日以 規則 8 条の 19 ∼ 38 内 に 送 付 さ れ な い 場 合 は、 30 日以内の知事への報告

許可

届出・報告

届出報告

資格

届出先

関連部門 管財部

1回/年 契約書/許可証につき 1回/年

産業廃棄物 (廃油、廃酸、廃アルカリ)

遵守評価

証拠

判定

許可証

契約書 許可証

マニフェスト

管財部 マニフェスト新規交付票 1回∼2回/年

産業廃棄物管理票交付等状 規則 8 条の 27 況報告書の提出

特殊建築物定期調査報告書

点検・測定頻度 実施時期

1回/年

郡山市長

報告書

郡山市長

報告書

12 条第 1 項

大学主要校舎 8 棟 25,647 ㎡ 高 校 1 棟   10,557 ㎡ 平成 21 年 9 月 25 日 家庭寮 2 棟   3,497 ㎡ 放送大学福島学習センター 1 回/ 3 年 1 棟  546 ㎡

12 条第 3 項

大学主要校舎設備 8 式 高校校舎設備   1 式 平成 21 年 9 月 24 日 家庭寮設備    2 式 1 回/ 3 年 放送大学福島学習センター 設備  1 式

郡山市長

報告書

本館他 16 棟の消防用設備 1 回/年 ( 特殊消防用設備等 ) の保守 幼稚園のみ 2 回/年 点検結果

郡山消防 署長

報告書

建築基準法

管財部

建築設備定期検査報告書

消防用設備等 ( 特殊消防用 17 条の 3 の 3 設備等 ) 点検結果報告書 消 防 法 危険物の安全管理 (灯油、A 重油)

11 条、 10 条第 3、第 4 項 13 条

大気汚染防止法

平成22年度ばい煙量等測定 2 条第 2 項 結果報告書

下水道法

特定施設(洗浄施設)の安 5 条第 1 項 全管理

指定数量以上の危険物を貯 1 回/月 蔵又は取り扱う場合の保管、 少量危険物貯蔵所(白灯 管理。施設の構造は、「技術 油)450ℓ以下 3 ヵ所地 上の基準」を遵守。危険物 下タンク貯蔵所(A 重油) 取扱者の設置。 10,000ℓ1 ヵ所

講堂都市ガス炊き冷温水発 平成 23 年 12 月 22 日 生機のばい煙量等測定結果 1 回/年

家政学館3階 理化学実験室 (大学) 特別教室東棟1階No.3理科室 (高校) 実験用廃液

1 回/年 廃油、混合水溶液、18 ℓポリ容器又はガラス瓶 に保管し、廃棄処理

管財部 自主点検票 環境保全室

郡山市 環境保全 センター

管財部

調査票

管財部

マニフェスト

50 条の 5 第 1 項

バルビタール、フェノバルビタ 平成 23 年 1 月 15 日 ール、バルビタールナトリウム、 1 回/年 アモバルビタールの使用、保管

福島 県知事

管財部

届出書

67 条第 1 項 規則 7 条第 20 項

酢 酸 ウ ラ ニ ル 亜 鉛(25g) 平成 23 年 7 月 25 日 の保管・管理 2 回/年

文部科 学大臣

管財部

報告書

11 条第 1 項 施行令第 40 項

大 学 毒 物 4 種 類、劇 物 21 種類使用保管管理。 高 校 毒 物 2 種 類、劇 物 2 回/年 21 種類使用保管管理

化学薬品 取扱者 管財部

調査票

特定化学物質の環境 平成 23 年度に PRTR 対象 附則第 3 条 への排出量の把握等 物質の取り扱い等に関する 及び、管理の改善の 調査票 促進に関する法律 (PRTR 法)

第 1 種指定化学物質 354 品目中 43 品目所有内 9 品 目 使 用。PRTR 追 加 候 補 物 1 回/年 質 195 品目中 14 品目所有 内 2 品目使用。

経済産業省 生産産業局 化学物質 管理課

化学薬品 取扱者 管財部

調査票

ポリ塩化ビフェニル ポリ塩化ビフェニル廃棄物 第8条 廃棄物の適正な処理 の安全管理 の推進に関する特別 措置法

附属高校メタルハライド灯 安定器 8 台、水銀灯安定器 1 回/年 12 台の保管・管理。

郡山市長

管財部

届出書

福島県公安 委員会

総務部 車両係

表彰状

麻薬及び 向精神薬取締法

平成22年度向精神薬試験 研究施設設置者年間届出書

核原料物質、核燃料 平成23年上期核燃料物質 物質及び原子炉の 管理報告書 規制に関する法律

毒物劇物取締法

道路交通法

毒物、劇物の安全管理

安全運転管理者の選任と 交通安全教育の実施

74 条の第 3

安全運転管理者の選任 定員 11 人以上の車両 1 台 平成 23 年度安全運転 以上、その他の車両 5 台以 管理者等講習会出席 上

環境関連法規への違反はありません。 なお、関係当局よりの違反等の指摘は昭和24年の設立以来ありません。 12

E n v i r o n m e n t a l R e p o rt 2012


9. 総合評価  前回の審査におけるB指摘8件の是正状況とC指摘1件の有効性を確認しました。 B指摘のうち1件は是正が完了して いませんので再度指摘とします。  東日本大震災の影響がある中、全体的なスケジュールの遅れはありますが、環境改善活動を行い、成果をあげていま す。 「大学エコランキング」で私立大学第1位、総合3位となったことは、全国的にも高いレベルにあることを示しています。 ⑴良い点 ①東日本大震災の当日の避難誘導、周辺住民を含めた避難場所の提供、早期からの除染活動等が確実に行われてい ます。今後の活動として食物の放射能についても測定を行い、教育活動の一環とすることを伺いました。 ②郡山市民文化センターが被災する中、講堂の使用を開放していることは、地域貢献活動として評価されます。 ③環境改善活動として、二酸化炭素削減 (13.1%) 廃棄物削減 (0.99%) 、紙の使用量削減 (13.7%) と大きな成果をあげ ています。管財課でBEMS、STAIMSを導入しており、 これらによる二酸化炭素削減の効果も出ています。 ④折りたたみ式のコンパクトな 「大地震対応マニュアル」 を作成されており、実効性が高いツールとして評価されます。 ⑤高校においては整美委員が、省エネポスターの作成、掃除用具をムダに使わないための管理を行っています。環境にお ける生徒の参加として評価されます。 ⑥図書館においては、不要になった図書のリサイクルフェア (2011年2月1日∼14日) を開催し、図書約600冊が学生及び 教授の方に有効利用され、今後も毎年続ける予定です。 ⑵改善点 ①東日本大震災の影響により、環境教育活動として計画していた 「屋上菜園」 「開成の杜」 「eco検定」が軒並み中止と なっています。今後、方法を変えるなど工夫をしつつ継続されることを期待します。 ②教育機関の環境マネジメントシステムとして、学生が環境改善により主体性をもって参加する機会を検討すると良いで しょう。  例:学生環境委員会、内部監査の学生参加等 ③大学、短大、高校、幼稚園、家庭寮、図書館の環境改善活動をお聞きしました。 それぞれ独自に行っている環境改善 活動があり、各組織における環境への取組方針として整理すると良いでしょう。 エコアクション21審査人 黒 柳 要 次

平成23年12月21日

10. 代表者による全体の取組状況の評価及び見直しの結果  2011年エコアクション21の取組は、本学の環境方針第一に掲げる、 「エコマインドを持った学生、生徒の育成」 を図るべ く、前年度に引き続き、学生向け環境社会検定(eco検定)講座の開講を予定したが、東日本大震災の影響により4月期 休校による授業時間の確保が目一杯となり、特別講座の時間が取れず、断念せざるを得なくなった。  二酸化炭素排出量については、平成21年度より3ヵ年計画で施工しているエコキャンパス推進工事の3ヵ年目 (家政 学館屋上、及び学園第1体育館への太陽光発電設備の増設〈14.65kWh〉、並びに各館GHP空調機省エネ工事他) に もあたり、全学で1%削減の目標を掲げたが、今夏の節電対策において節電できることは確実に実行したことや、昨年の猛 暑に比べ、気温が平年並みとなったため、二酸化炭素排出量は、対前年10月末比

−13.6% (191.5t) の大幅な減少と

なった。  廃棄物排出量は、東日本大震災に伴う災害廃棄物 (14.20t) が加算され、対前年10月末比12.6% (9.97t) 増加となっ たが、従来の廃棄物排出量は、0.99% (0.78t) 減少している。  資源利用量は、全学で水使用量及び紙使用量を1%削減する目標を掲げたが、対前年10月末比水使用量3.3% (779 ㎥) の増加、対前年9月末比紙使用量は13.7% (1,003kg) 減少した。水使用量については、 キャンパス内の放射線量の低 減工事のため、 アスファルト舗装面等の高圧洗浄による除染作業のため増加してしまった。紙使用量については、震災の 影響により、4月期休校となったため、大幅減となった。  今後とも学園関係者(学生、生徒、園児、教職員及び保護者) の意思統一を図り、 エコアクション21の取組の充実発 展を確実に行うこととする。

平成23年11月9日 学校法人郡山開成学園 理事長

Environmental Rep o r t 2 0 1 2

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Eco Action 21

地球は、わたしたち現世代の人間だけのものではなく、わたしたちの子どもや 孫の世代を含む未来のすべての世代の生存に対して責任があるということを 認識しましょう。                (世代間公平の考え方より)


環境レポート2012