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ポートフォリオ

淡井康平


1 集合住宅 2 住宅リノベーション 3 卒業設計 4 元町まちなか拠点 5 都市アーキビスト会 議


集合住宅


敷地は商業地域と工業地域に挟まれた湾周辺 である。この辺りは高層の建物も多く、視界 が複数方向に開ける場所は海の上にしかない。 10年前この場所に存在していた突堤を復元

(mountain) commercial area site

fine view

(sea)

Industrial area

し、さらに 2 つの突堤をそれと並行になる位 置に新しく作る。この突堤と突堤の間に架かるように集合住宅 を配置する。コンテナを思わせるボリュームを共用サニタリー を織り交ぜながら積み重ねる。入居者はこの中から、好きなボ リューム1つ以上選択し借りる。様々な暮らしに対応でき、住 人同士の動線が絡み合う。ボリュームの 間を縫うように走る 路地は海を近くに感じれる。


A

B

C

D


A

B

first floor S=1/200

C

-1,200 -1,200

-1,200 -1,200

-1,200

-1,200 -1,200 -1,200 -1,200

D

-1,200

first floor S=1/200


住宅リノベーシ ョン


家主は敷地の近くに学生向けのシェアハウスを2つ所有してお り、ここはその中間に位置する。この物件と共にその2つの価 値もあげることができないかと、交流の場としてのシェアハウ スを計画した。斜面地であることから、南側の壁を全て取り払 い、開放的かつ敷地周辺を明るく照らす交流の場を考えた。外 部からの視線にはさらされず、賑わいは感じられる。住人の個 室は、2 階部分の田の字プランを利用する。既存住宅の状況を 出来るだけ引き 継ぎつつ、大き な効果を生むよ うにと考えた。

2


A

共用リビング

既存 1FL+0

B

1 号室

B

既存 1FL-400

2 号室 外部リビング

既存 1FL-400

既存 1FL-400

既存 1FL-300

既存 1FL-300

 A

2 階平面図 S=1/60

1 階平面図 S=1/60

3 号室


A-A 断面図 S=1/60

B-B 断面図 S=1/60


1F 共用リビング展開図 北側

1F 共用リビング展開図 東側

1F 共用リビング展開図 南側

1F 共用リビング展開図 西側

1F 外部リビング展開図 北側

1F 外部リビング展開図 東側

1F 外部リビング展開図 西側


卒業制作


街区がそのまま立ち上がったかの ような細長い「線」としてのビル が立ち並び、1階でのみしか外部 との接点がない。高層ビルに挟ま れた外部環境も質が低下する。 地面に垂直に交わるエレベーター と地面のみの動線では、水平方向 への移動は地面でしかできない。

高層ビルを細かく分けることで、 「点」 の集合体となり外部環境とも交わる。 この「点」と「点」を結ぶように動線 を作ると複雑に絡まり合う。高層ビル という「線」で構成されている高層都 市を「点」の集まりに分解し、この点 群を複合的で一体的な大きな「体」と した高層都市を目指す。

動線

地下の蟻の巣のように、三次元的で自由に 「点」群を空中に自由に置くためには、そ れを支える構造が必要である。さらに「点」 に自由度をもたらすためには、構造を大き な枠で作り、内側に大きな空白を作る必要 がある。

動線

外部環境

外部環境

正四面体でひと回り大きな正四面体を構成することができる。その時中心に は正八面体の空白ができる。この正四面体を作るように拡大することをルー ルとし、正八面体の外部の通り道が必ず通り続ける。こうして三次元的な街 区が現われ、外部環境と内部環境が共存した高層都市となる。

トラス(4 軸)

木の根の浮上

木の根

テント

鳥群

東部懲治監

細胞分裂

 と地球

メインストラクチャー

ラーメン(3 軸)

蟻の巣

大きな枠としての構造には三角錐は最適であ り、また、この斜辺をエレベーターとして使 用すれば巨大な都市の中では、垂直のエレベ ーターよりも効率的に移動できる手段となる。 さらに三角錐は日射も受けやすい角度になる。 中のボリュームも構造に適合した形態のもの も現れてくる。

大阪

根の上

ミラノ

サブストラクチャー

敷地 S=1/160000

131m

106m

158m 157m

131m 118m

79m

171m175m

186m

152m

139m 122m 89m

101m 95m

129m

122m 119m 115m

147m 147m

133m

71m

72m 95m

84m

78m

112m

141m 137m

106m

88m 88m

57154mm

85m 75m 88m 75m

74m

179m

166m 159m

196m

120m

151m 153m

100m 105m

70m 93m

175m

117m 110m

95m

87m 87m 87m

164m

101m

205m

115m

敷地 S=1/160000

商業 住宅 11430mm

5000mm

0mm

7000

ホテル 0mm

1400

オフィス

ホテル

ホテル

商業 商業

オフィス

オフィス


A

A

計画敷地 S=1/60000

配置図 S=1/60000

配置図 ( 拡張後 ) S=1/60000

メインストラクチャー

配置図 ( 拡張後 ) S=1/60000

サブストラクチャー

空中の好きな座標に自由にボリュームを配置するための構造体。

メインストラクチャーの中に 5 層を基本としたサブストラクチャーが入る。

この構造体は筒状になっており、斜行エレベーター、

状況に応じて不必要な部分は取り外す。

大連絡通路、設備が入っている。

サブストラクチャーにボリュームが寄生する。

メインストラクチャーである三角錐内部には、

E-5

5層を基本としたサブストラクチャーがある。 その5層にアクセスさせることができる斜行エレベーターである。

こちらも斜行エレベーターと同じように、拡張時に連結され延長される。

このルールにより外部空間も連結していき、 三角錐の1つの面につき 3 つの方向で抜けが繋がっていく。

E-4-3

上階まで延長される。

連続外部空間 この高層都市は拡張されていく。

E-4-4

積み上げられる際、斜行エレベーターも連結され、

各メインストラクチャーの底辺は、

三角錐の頂点でメインストラクチャーが連結し、 E-4-5

この高層都市の拡張によりメインストラクチャーが

大連絡通路 斜行エレベーターではなく、大きな通路となっている。

サブストラクチャーに面をつけボリュームにしたり、

斜行エレベーター

配置図 ( 拡張後 ) S=1/60000

E-4-2

E-4 E-4-1

肥大化しても外部環境の恩恵を受けることができる。

G-4

都市公園

立体街区

メインストラクチャーに建築がつられることで、

メインストラクチャーである三角錐内部が 建築が配置される場所である。

高層建築は地面から積み上げる必要がはなくなった。

3-1

都心に大きな公園を作ることができる。

G-3

この高層都市では各三角錐ごとに ブロック名が振り分けられる。

2-1

F-3

E-3

2-2 G-2

F-2

E-2

1-3 1-2 A

G-1

F-1

E-1

A

A-A 断面図 S=1/3200


元町まちなか拠 点


JR元町駅東口前「まちなか拠点」 対象エリアである駅前広場は、 この元町という街の規模に対して、少し狭いように感じます。 私たちは、その狭さに「街との距離が非常に近い」 というポテンシャルを感じ、 それを活かす設計をしました。

神戸は、様々な個性を持つ場所がギュッと詰め込まれた密度の高い街です。 この図は、街区を接している街路の半分まで拡大し、街区のみにすることで その細かさをわかりやすくしたものです。 街区が細かく区切られていれば、 それだけ街路が複雑になっているということです。 そして、JR元町駅東口前「まちなか拠点」が接続されているこの元町は、 街区が一際細かく複雑になった場所でもあります。 入り組んだ街並みは、非常に楽しい個性であり、 メリケンパークの開放的な空間や、旧居留地の上品な空間などとの間に大きなギャップを生み、 神戸をより多様性に富んだ空間にしています。 「街との距離の近さ」 と 「入り組んだ街区の魅力」が感じられるような「まちなか拠点」が この駅前広場にふさわしいと考えています。


設計について 対象エリアである駅前広場は、写真のように花壇の植栽が成長し、 閉じた空間になってきています。

②より 「入り組んだ街区の魅力」を生むために、母点は多い方が良い。  ただし多すぎるとボロノイ図にモジュールが落とし込めないので、  母点25個から検証を始めた。結果、母点18個で初めてボロノイ図に  モジュールが落とし込めたので、母点18個で設計をする。

ここは、視界が鮮明であれば、 駅から出てきた人が、 「街との距離の近さ」に驚くような場所です。 私たちは、 この広場の地盤より上に何も置かないことで、駅から出てくる人たちの視界を 鮮明にし、街との距離感をダイレクトに感じられる広場を目指しました。 駅前広場には待ち合わせ場所としての機能が必要不可欠です。 しかし、形として現れる待ち合わせ場所としての機能や、そこに留まる人々は、 街との距離感を鮮明に感じる妨げになります。

③「私たちの提案の場」は横に長い形状なので、②で作ったボロノイ図にも  それによる偏りが見られる。 そこで、作ったボロノイ図に現れた図形の重心を  母点とし、ボロノイ図を作り直す。 これを繰り返すことでこの場所にフィット  させていく。下図「ボロノイ生成アルゴリズム」からも分かるように、  6回目でこの場所にフィットし、街区になる図形と街路になる図形が安定した。

加えて、 この広場は、多くの人が歩いて通っているエリアと、 いつもあまり使われていないエリアにはっきりと分けることができます。 そこで、いつもあまり使われていないエリアの中で、座っている人がちょうど隠れる程度に 地盤を掘り下げ、その中を待ち合わせ空間としての必要な機能を入れることにしました。 (コベリンの駐輪場のある場所は、敷地エリアではないですが、 この広場には待ち合わせ 場所としての機能の方が優先されると思います。駐輪所の場所を喫煙所の西隣りなどに 変更するのはどうでしょうか。 ) 地盤の掘り下げ方は、待ち合わせ空間のベンチに座っている人と、 その中を移動している人の動線が、お互いに窮屈にならないように幅2m、 身長が高い人でも座れば隠れるように高さ1.4mのモジュールを使って、

④この場所にもともと見られた動線などの要素を尊重し、それらによって、  この場所にフィットしたボロノイ図をさらにフィットさせる。

元町の「入り組んだ街区の魅力」 を、街区への玄関であるこの広場からも伝えられるように、 ボロノイ図に先ほどのモジュールを落とし込んだ「この広場にフィットした街路のような 待ち合わせ空間」 を設計しました。

⑤④で出来た空間に、ベンチの配置などを決めていく。  ベンチの配置は利用者同士の視線がぶつからないように配慮した。

「私たちの提案の場」 とし、 ①この広場のいつもあまり使われていないエリアを、  このエリアの重心とエリアの境界線とを結んだ線の中点をボロノイ図の母点とする。

既存レンガタイル

●テンプレート

●母点20個

●母点19個

●母点18個

150

GL

通行者や観光者には「街との距離の近さ」 と開放感が感じられる広場を、 待ち合わせをする人には「入り組んだ街区の魅力」 と落ちつける空間を設計しました。

実寸スタディの結果から、 座った時頭まで隠れる高さにしています

B

400

A C

1400

1150

レベルが落ちる手前で地面を 少しめくり上げることで落下を防ぎます

モルタル

夜は椅子の下からライトアップされ その光が広場全体を優しく照らします

C

2000 450

座っている人の前も気兼ねなく通れる幅にしています

C-C 断面図 S=1/100(A3)

B

GL

ボロノイ生成アルゴリズム A-A 断面図 S=1/300(A3) A

GL

平面図 S=1/300(A3)

B-B 断面図 S=1/300(A3)


都市アーキビス ト会議


˔Ϧαʔν ̋ௐࠪର৅

リサーチの対象と目的  現代におけるホテルの需要は、ビジ ネスマンによる出張先への滞在や観光 客による観光地での滞在、また、離島 などで得られる非日常の体験や、海外 への旅行といった贅沢な時間を過ごす ことにある。ほとんどのホテルには、 不自由なく生活を行うための基本的な 設備(トイレ、洗面室、浴室、台所な ど)が備わっており、宴会場やレスト ラン、リラクゼーション施設を設置し ている事例も増えている。  では、ホテル未満とはどのような宿 泊形態をいうのか。現代社会に対応す るためには 未満 の不足分を補う要素 があるはずである。  私たちが今回対象とする宿坊は、本 来、仏教寺院に訪れる参拝者や僧侶を 対象とした宿泊施設である。だが、平 安時代以降、寺社参詣の普及によって 、貴族や武士が宿泊するようになり、 江戸時代にもなると一般の参詣者も宿 泊するようになった。  それに伴って、現代における主な宿 泊利用者は、会社の研修生、観光客、 勉強合宿等で利用する団体学生などが 挙げられる。  これらのことから、現代の宿坊は、 時代の変遷とともに大衆化、一般化が 進み、観光地化が著しい傾向にあると 言える。  以上より、宿坊の歴史をおさえ、現 代の宿坊についての実態調査と実測に よる空間分析を用いて、宿坊本来が持 つ独特のスケール感やその計画手法を 明らかにする。そして、そこで得られ た知見をもとに かた を設計し、それ を適用した かたち の設計を行った。

http://cure1150-beautifully-revitalizing.info/348.html

̋ௐࠪ಺༰ͷྲྀΕ ①インターネットを利用    ・どれだけの宿坊があるか(対象の各県について)

②対象を絞り込む      ・歴史性について

③電話でコンタクトをとる   ・営業の有無

                ・宗派はどこか

              ・写真から非木造要素が明らかな場合を対象外

                ・実測・取材の可否   


ཱ̋஍ಛੑ

長命寺 対象の宿坊の配置図 本堂 総本山の本堂

寺院

本堂 護摩堂

本堂

本堂

護摩堂 護摩堂 (R- 図 2)

(R- 図 3)

朝護孫子寺 対象の宿坊の配置図 護摩堂

庫裏

護摩堂

護摩堂

会下 (R- 図 8)

  (R- 図 1)の調査エリア全域地図より、調査対象となった宿坊のあるエリアを取り出したのが(R- 図

本堂

2,3,4)である。  この(R- 図 2,3,4)にある宿坊は、長命寺山、信貴山、高野山のエリアに属しており、これら ( 宿坊、 寺院、エリアとその周辺 ) の関係性を(R- 図 5,6,7)の模式図に表すことができる。説明は以下の通り である。  ・長命寺山におけるエリアと宿坊の関係:①長命寺山の麓の船着場は、交通の要衝でもあった。                     ②長命寺山内に長命寺があり、調査対象とした宿坊 ( 真静

高野山 対象の宿坊の配置図

(R- 図 4)

(R- 図 5)

                     院内併設 ) は、長命寺の塔頭寺院である。                     ③長命寺の本堂とは別に、塔頭寺院 ( 真静院 ) 内にも本堂                      が存在し、寺院内に併設されている。  ・信貴山におけるエリアと宿坊の関係:①広域農道西和が平群町中心部と信貴山を連絡している。                    ②信貴山内に朝護孫子寺があり、調査対象とした宿坊 ( 千手                     院内併設 ) は、朝護孫子寺の塔頭寺院である。                    ③朝護孫子寺の本堂と塔頭寺院は同じエリア内にある。 併設しているわけではない。  ・高野山におけるエリアと宿坊の関係:①高野七口と呼ばれる、高野山に通じる入り口及び街道が、

本堂

                    山内と外界を連絡している。                    ②高野山全域が金剛峰寺であり、調査対象とした宿坊 ( 各 6                     カ院内に併設 ) は、全て金剛峰寺の塔頭寺院である。                    ③金剛峰寺の本堂とは別に、塔頭寺院 ( 各 6 カ院 ) 内にも本                     堂が存在し、寺院ないに併設されている。

護摩堂

               

以上より、それぞれの関係性について(R- 図 8)にまとめられると考えた。 (R- 図 6)

(R- 図 7)


˔ௐࠪର৅ͷ෼ྨɾ෼ੳ ̋ௐࠪର৅ʢਤ໘͕ೖखͰ͖ɺ࣮ଌͱऔࡐ͕Մೳͳ‫ݢ‬ʣ 滋賀県・真静院

(B- 図表 1)

和歌山県・無量光院

和歌山県・清浄心院

和歌山県・成就院

浴場

浴場

浴室 便所

室16

室19 室15

室14

室18 池

室13

室17 室1

室3

室2

便所

洗面

室12 床

護摩堂

会所

室11

土室 便所

庭園

洗面

上段の間 灌頂堂 持仏 土室

室10 廿日大師堂 稚の間

広間

広間

中門

表間

表間

受付

物置

室9

室8

玄関 本堂

室7

室6

室4

室5

蔵 表門

大師門

チェックアウト最終時刻

6:00

7:00

チェックアウト最終時刻

チェックイン最終時刻

朝食 5:00

9:00

10:00

11:00

12:00

お勤めの内容 / 修行体験

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

スタッフ 建物修理の職人

チェックイン最終時刻

19:00

20:00

21:00

22:00

5:00

6:00

7:00

チェックアウト最終時刻

お勤め 朝食 5:00

6:00

7:00

9:00

10:00

お勤めの内容 / 修行体験 読経 / 座禅

10:00

12:00

13:00

14:00

スタッフ

15:00

16:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

チェックイン最終時刻

門限

お勤め 朝食

19:00

20:00

21:00

22:00

5:00

6:00

7:00

チェックアウト最終時刻

夕食 8:00

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

お勤め

19:00

20:00

21:00

22:00

5:00

6:00

7:00

チェックイン最終時刻

朝食 8:00

9:00

門限

夕食 10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

19:00

20:00

21:00

22:00

スタッフ

宿泊利用者

お勤めの内容 / 修行体験

スタッフ

宿泊利用者

お勤めの内容 / 修行体験

スタッフ

宿泊利用者

学生 / 会社の研修生 / 琵琶湖の観光 客 / マラソンの練習の学生 / 書道家

読経 / 法話 / 写経

住職とその家族 / 修行僧 / 使用人 (英会話担当 ・ 僧侶)/ 調理師

参拝者 ( 縁者 ・ 信者 )/ 学生

読経 / 写経

住職とその家族 / 修行僧 / 使用人 (英会話担当 ・ 僧侶)/ 調理師

参拝者 / 学生 / 少年野球 / ツアー客 / 外国人

読経 / 脱法 / 護摩修法

住職とその家族 / 修行僧 / 使用人 (英会話担当 ・ 僧侶)/ 調理師

参拝者 / 大学生 / 会社の研修生

和歌山県・常喜院

チェックイン最終時刻

11:00

12:00

お勤めの内容 / 修行体験

門限

17:00

チェックアウト最終時刻

和歌山県・光明院

チェックイン最終時刻

お勤め 朝食

夕食 9:00

11:00

宿泊利用者

説教 8:00

チェックアウト最終時刻

夕食 8:00

奈良県・千手院

起床時刻

門限

お勤め 朝食

夕食 8:00

東門

18:00

19:00

20:00

21:00

22:00

5:00

6:00

7:00

9:00

宿泊利用者

お勤めの内容 / 修行体験

建築家 / 特殊な業務

読経 / お焼香 / 法話

̋ΞΫιϝਤɾฏ໘ਤɾ԰ࠜ෬ͤਤҰཡද

チェックアウト最終時刻

門限

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

スタッフ

15:00

16:00

17:00

18:00

チェックイン最終時刻

お勤め 朝食

夕食 8:00

和歌山県・宝善院

19:00

20:00

21:00

22:00

宿泊利用者

住職とその家 族 / 修行僧 / 使用人 学生 / 宿坊協会 / 海外ツアー客 (英会話担 当 ・ 僧侶) / 調理師 / 清掃員

5:00

6:00

7:00

門限

チェックアウト最終時刻

夕食 8:00

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

チェックイン最終時刻

お勤め 朝食

19:00

20:00

21:00

22:00

5:00

6:00

7:00

門限

夕食 8:00

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

19:00

20:00

21:00

22:00

お勤めの内容 / 修行体験

スタッフ

宿泊利用者

お勤めの内容 / 修行体験

スタッフ

宿泊利用者

読経

住職とその家 族 / 修行僧 / 使用人 (英会話担 当 ・ 僧侶) / 調理師

学生 / 宿坊協会 / 海外ツアー客

読経

住職とその家 族 / 修行僧 / 使用人 (英会話担 当 ・ 僧侶) / 調理師

参拝者 / 学生 / ツアー客

(B- 図表 2)


̋ϙςϯγϟϧʢ॓๥ͷັྗʣ

行為と場の共有:宿坊での宿泊におけるスケジュールや行為、それに伴う場の共有と、室から出て共有部を利用するような生活によって生まれる、場の共有が見られた。

・・・・・宿泊の中で、食事やお勤めをしている時に他の宿泊客と話せた。・お風呂からの帰りやコンビニからの帰りなどすれ違う機会が多く、顔見知りになり挨拶をするようになった。

シークエンス・ヒエラルキーのある空間:移動時に目に入る、窓からの景色や庭、山などの連続する風景が、回廊に移行空間としての意味を、空間の質にヒエラルキーを与えていた。 ・・・・・安らぎや落ち着いた静けさを感じ、安心感を抱いた。

空間の可変性: ・・・・・広間だったところが食事をするときだけ建具を取り別の用途に使われていた。・簡易な建具で仕切られているだけだが不安に思わなかった。

̋ௐࠪର৅

共有

〇宿泊室から食堂まで ・・・回廊

浴場

・・・宿泊室から目的地までの経路

宿泊室 宿泊室 食堂

宿泊室 宿泊室

本堂

a

宿泊室

b

c 〇宿泊室から本堂まで

〇宿泊室から浴場まで

(A- 図 2)

浴場

浴場

宿泊室

宿泊室

宿泊室

宿泊室 チェックアウト最終時刻

チェックイン最終時刻

お勤め 朝食 5:00

6:00

7:00

夕食 8:00

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

食堂

門限

18:00

19:00

食堂 20:00

21:00

宿泊室

22:00

宿泊室

宿泊室 本堂

(A- 図 1)

があり、それらから少し距離をとるように、お勤めを行う場所 ( 本堂 : 橙色部分 ) が配置されていることがわかる。  更に、廊下部分に色付けしたアイソメ図 (A- 図 2) とタイムスケジュール (A- 図 3) を加えて考察すると、宿泊者が寝ること以外の行為 ( 食事、入浴、お手洗い、

 以上のことから、宿泊室から各所室 ( 宿泊者が共有して利用する主な空間 : 浴場、食堂、本堂 ) を目的地とした時の関係性を A- 図 4 の模式図に表した。

本堂

宿泊室

(A- 図 4)

(A- 図 3)

 上にある、部屋を色別で表記した平面図 (A- 図 1) から、食事や入浴を行う場所 ( 庫裏 : 青色部分 ) に付属するように、宿泊者の泊まる宿室 ( 会下 : 緑色部分 )

お勤め ) において、その行為のための空間、動線、時間を共有していることがわかる。

宿泊室

宿泊室

 この A- 図 4 の模式図より、宿坊における宿泊形態は、一般的な宿泊施設 ( ホテル等 ) における宿泊形態 ( 宿泊を目的とした宿泊者を対象に、宿泊室内で行為 が完結すること ( 設備機能の充実性 ) を重要視 ) とは異なり、宿泊者が学ぶこと ( 修行、文化の体験、教え、等 ) を目的としており、宿泊することの必要性が付 属的であることによって、宿泊室内での行為の完結性が重要ではなく、寝られれば良いという程度の位置付けであることがわかる。このことから、寝る行為以 外の必要な機能を持つ空間を集約して配置することで、宿泊者が他の宿泊者と同じ行為や場を共有し、偶発的に交友を促している。


シークエンス・ヒエラルキーのある空間

(A- 図 6)

建具

外部

・・・回廊

(A- 図 5)

(A- 図 8)

(A- 図 7)

 上にある、庭に色付けされた平面図 (A- 図 5) から、庭が平面的にかなりの面積を占めていることがわかる。ここに、廊下に色付けをしたアイソメ図 (A- 図 7)

 この図8の模式図より、宿泊室から本堂に向かうという行為を切り取って考察すると、半屋外空間的を常に通っていることがわかる。庭、山、外観に加えて、

を重ねて考察すると、庭に沿って廊下のある配置となっていることがわかる。更に、外壁を含めた全体像が確認できるアイソメ (A- 図 6) も加えると、山を背景

レベル差 ( 高さ ) が、シークエンスのある空間性を構成している。

に本堂が配置されていることから、周辺の地形を利用した全体構成をとっているようにも考えられる。

 またその特性が、廊下に移行空間としての空間性を持たせ、同時に寺院内における空間のヒエラルキーを創出していることがわかる。

 以上より、寺院の配置構成と周辺の環境について、更に廊下が持つ空間性について、A- 図8の模式図に表した。

空間の可変性

(A- 図 10) 室1

室2

室(1+2+3)

室(4) 室3

宿泊室 a (A- 図 9)

b

c (A- 図 12)

(A- 図 11)  図 12 の模式図より、簡易な建具による b の室 1、2、3 の関係性は、以下の 3 つの機能を持ち合わせていることがわかる。   1. 簡易な建具で空間を分節することで幅広い人数に対応することを可能にし、且つ、畳のながれが一室空間としての連続性を強める。( 模式図 a)

 更に、畳に色付けした平面図 (A- 図 9) と部屋を色別で表記した平面図 (A- 図 11) を加えて考察すると、畳の流れが一定の流れに沿って敷かれていることと、

  2. 宿泊室間が簡易な建具であることによって、宿泊者の距離感を縮め、交友のきっかけを促す。( 模式図 b)

簡易な建具を外せば、色別で分けられた大きなかたまりのような一室にすることもできることがわかる。

  3. 宿泊室としてのみならず、食事室や大広間として等、空間のフレキシブルな使われ方を可能にしている。( 模式図 c)

 以上のことから、簡易な建具による空間構成と機能面における関係性を A- 図 12 の模式図に表した。

 以上より、簡易な建具な建具による空間の分節が、宿泊者の距離感と様々なシーンに対応する可変性をもった空間性を与えている。


●॓๥ͷ͔ͨͷద༻ ̋ର৅ΤϦΞ 滋賀県高島市今津町  対象エリアである滋賀県高島市今津町は山と湖に挟まれている。 この町に来る人々 は子育てや定年退職後の第二の人生にこの地を選ぶことも多い。 しかし、交通の便が 良いとは言い難い。風や雪で電車は止まり、都市部へ働きに出たが、家に帰ることが できなかったり、今津町に来たが、町から出ることができないといった、ある種の隔離 状態が起こる。そういった面から、都市部である大阪や京都、その他滋賀県のまちへ 移住してしまうといった、町にとって寂しい事態が起こっている。  しかし、かつてこの町は漁業で賑わい、広域のマーケットに与していた。港から直接 つながる商店街は、地域の人々の食卓を潤していた。それは今も昔も変わらない事で ある。この道は、今津町の 背骨 だった。  この場所はまた、昭和初期まで内湖だった。現在は住宅が立ち並び、新しい町が形 成された。その道が残り、地形も現在まで残されていることから、今津町の歴史や文化 を守る、地域の人々の心の穏やかさは、町にも滲み出ている。

住宅

かつて背骨だった道沿いの建物

S=1:4000

S=1:2500

̋ߴౡࢢࠓ௡ொͷ‫ݱ‬ঢ় 滋賀県高島市 年齢別人口階層表・比率

昭和 25 年

平成 22 年

15 歳未満 18,504 人    6,702 人 → → 65 歳以上  4,162 人   14,640 人 高島市の人口 若者は減少し、老人が増加しているといった状態である。 こういったことは、かなりの数の地域が抱える問題である ため、同じような問題を抱えた地域に適用できる宿坊の 「かた」を用いた宿泊施設を提案する。

高島市

子育ての助成金や空き家システムなどのUターンや I ターンを促す処置が充実していることを知る ↓

しかし

移住目的の人たちは町の暮らしはどんなものなのか、 どんな人たちが暮らしているのかあまり知らない ↓

一定期間宿泊することで地元のことを知り、人々と関わり合うことで今津町での暮らしを経験・実感する (今津町で暮らすためのファーストステップとなる)

今津町を知りたい人、知ってもらいたい人の信頼関係の形成を促す宿泊施設


ࢁ࿏ΛొΓͳ͕Β ̋‫಺ڥ‬ͷద༻

̋参道の適用

高島市今津町の中で、立地特性の境内にあたる部分

境内とする領域の中で、参道・山門にあたる部分

・湖側に位置し、景色がよい。

境内の領域

・駅(地元民のアクセス源)がある。

・周辺環境に用いられたアスファルト舗装から異化すべく、マテリアル舗装を用いることで領域を視覚化する。

・コンセプトを担保する施設(集会的機能を持った、スケジュールに直接関わる公共施設)が整っている。

  車両は通過できないよう操作する。 (※下記に特例あり)

マテリアル舗装

 →浜通りに残る レンガ のマテリアルを用いた境界線とすることで、地域性の要素を組み込み、基本的に

・ 「知りたい」ものの一つである地元の仕事(漁)に関係する漁港がある。

境内の参道

水溝・床面照明

・ 参道 の特徴である 正中(神様の通り道) の役割として、水の境界線が人のふるまいを操作する。

※浜通りは歴史ある道かつ交通量が多い点から、基本的に車両は通過できるが、速度や量の制限が課される。

̋‫·ؚʹ಺ڥ‬ΕΔࢪઃ

・地域に発生する 湧き水 が湖まで流れてゆくことで、水の循環が利用者を各施設へ誘導する。

コンセプトである「今津町を知りたい人知ってもらいたい人の信頼関係の形成を促す」を担保する施設

・流れる水が、昼間の日光を反射し、拡散させるため昼夜問わず 光の道 が現れる。

・街灯の少ない対象エリアの問題に対して夜間、参道の中央を照らすことで参道が光の道として浮かび上がる。

山門

①今津東コミュニティセンター

車止め・角材

 地域の人が集まるサークル活動や講座が行なわれている。

・山門を通る・領域を越える行為・動きを またぐ こととして捉え、領域に またいで 侵入する。

・マテリアルによって、車の侵入を制限することに加え,、山門に位置するT字路の部分に横断歩道を設ける。

②琵琶湖周航の歌資料館

 琵琶湖周航の歌に関する資料の展示・保存を目的とする。今津町の観光名所や特産品の展示・紹介が行われている。 

また、侵入部に縁石・車止めの役割を担う角材を置くことで、山門の役割を担う。

  ③観光客船のりば(琵琶湖観光)

 船に乗って琵琶湖を巡り、知る。琵琶湖の反対側の乗り場からやってくる人もいる。

④提案する宿泊施設

 今津町に住む前段階として、宿泊しながら町の暮らしを知っていく。移住のためのファーストステップとなる。

⑤住居紹介所

 宿泊を終えて今津町に住むと決めた人のために空き家を紹介する施設。ここで住まい決定して、今津町での暮らしが始まる。 a

̋॓ധ٬͕‫͢ݧܦ‬ΔҰ೔ͷεέδϡʔϧ (初日)町中を歩き、ふるまいをみながら地域の知識を得る一日

(二日目∼)実際に地元民から得た暮らしの知識を活用する一日 

今津東コミュニティセンターで歓迎会(料理教室による歓迎会)

早朝 漁に出る(任意)

地域の人々とふれあう

琵琶湖周航の歌資料館にて琵琶湖の港について知識を得る 地域の環境を知る ↓

宿泊施設にチェックイン ↓

宿泊客全員で夕食をとる ↓

入浴(空き時間は自由行動となる) ↓

消灯

e

地域の仕事を経験する

d

漁師から仕入れた魚や貝などを分けてもらう 地域で働く人との交流 ↓

地域にいる料理のプロフェッショナル(町のおばちゃんたち)に調理 方法を教えてもらいながら、他の宿泊客と共に料理をする 地域での暮らし方を知る ↓

自由時間 ↓

夕食 ↓

b

入浴 ↓

消灯

c

S=1:1000


●͔ͨͪ

滋賀県高島市今津町の現状 ̋ӡ༻ϝΧχζϜ

 管理人 :宿泊施設内に定住する人物を一人

      →今津町にすむ定年退職をした人(町に詳しく、年金による一部補助アリ) 宿泊対象者:今津町での生活を考え、地域や住民のこと、

      また今津町での暮らしについて関心を抱いている人

      (ex)子どものいる若い家族、今津町に店を構えたい人 宿泊期間 :1∼2週間

     

短くもなく長くもなく。普段仕事をしている人も比較的休日を取りやすいであろう期間

宿泊料金 :1 週間  4万円

      2週間∼ +3万円 /1週間

平面図 S=1/400


̋ෑ஍ߏ੒ 垣間見える生活の様子

本堂 宿泊施設に隣する漁港

宿泊施設の共有度  

漁港は昔から今津町の人々にとって生きるために必要不可欠な場所

  宿泊室  自分ひとり、または家族だけが過ごす空間  

であった。そこは誰もが入れる場所ではなく、漁師たちしか足を踏

 浴室・便所

み入れることはない。

   食堂    宿泊施設全員が同じ時間に共有する

そこで宿泊施設との連携をとることで、今まで踏み入れることのな

   漁港   宿泊客と地域の漁師との関わりがある

共有部と宿室を回廊や階段でつなぐ →宿坊の かた を適用

自分だけではなく他の宿泊客との関わりがある(全員が一度に集まらない)

宿泊客は地域のことを知るための時間として過ごす。施設内での 人々の交流は、移住した時の心の支えとなる。

動線となる回廊や階段を施設内の人々が共有することで、宿泊客同

かった領域に新しい人々の関係性が生まれる。 宿泊室から浴室・便所、食堂そして漁港へ行くにつれて宿泊客と施設内・外で関係する人々が使用する共有度が高くなる

士、管理人とすれ違い、顔なじみとなるきっかけを生む。

2F 宿泊室 1F 調理・食事スペース

宿泊室 浴室・便所

本堂 本堂

浴室 便所

食堂

漁港

漁港

受付 管理人室

断面図 S=1/100

S=1/1000

宿室は建具で仕切られている。 となりの人の声が聞こえてくる。

目に入ってくる景色。心地よいみどりの香り。

すれ違う人々。笑顔であいさつ。

2階廊下から琵琶湖を見る。

地域の人が様子を見にくる。

毎日の料理教室。ここでの生活の第一歩。

信頼できる人がいる。この町で暮らそうと決めた。


淡井康平 1996 年 兵庫県たつの市 生まれ 2014 年 兵庫県立大学附属高等学校 卒業 2018 年 神戸芸術工科大学デザイン学部環境・建築デザイン学科 卒業 使用ソフト Vectorworks CINEMA 4D Sketch Up Rhinoceros Grasshopper

★★★★☆

Illustrator

★★★☆☆

Photoshop ★★★★☆

★★★☆☆ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆

★★★★★


2018/04/16

0416 ポートフォリオ 淡井康平 re  
0416 ポートフォリオ 淡井康平 re  
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