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HAO P R E S S Heart Art Okayama Press

2010 f o f l a h d e secon h t g n i r u d Activities

度 年 0 201

告 報 動 活 下半期

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特集 1

アートリンクプロジェクト 2011 Ar t Link Project 2011

会期:2011 年 3 月 22 日(火)~ 27 日(日)  会場:岡山県天神山文化プラザ 第 3 展示室(岡山市天神町 8-54)

アートリンクプロジェクトとは 想像性の芽をもつ障がいのある人や子どもなど、何物にもとらわれない個性あふれる表現をする人と、アー ティストが 1 対 1 のペアになり、長期継続的な関わりから生まれる新しい概念をかたちにしていくアートリ ンク・プロジェクト。一人の時とはまったくちがう、その二人だからこそ生まれる世界があり、二人から発 信された新たな世界は、果てしなく広がっていく。

出会いは 2010 年秋。 1 対 1 で向き合うのだから、 「相手は一体どういう人なんだろう」と互いに知ろうとする。アーティストたちは、 ペアの相手の日常の表現に視線を向け、「大好きなこと」「繰り返し行うこと」「他の誰かに伝えたいこと」を 追求した。その行為の積み上げの結果は、圧倒的な力となり、展示会場に作品というかたちを借りて現われ てくる。半年も付き合ってくると、相手はかけがえのない宛先という存在になる。その二人の関係性から生 まれた「新しい概念」。これを地域コミュニティーに還元していくことで、それぞれの可能性が開花できると 同時に、アートのもつ深遠な魅力が日常生活に反映されていく。

作品+参加アーティスト 「白石島であそぶ」

山本 真子 + 松岡 映里

白石島の中には、アンパンマンのキャラクターが描かれたプランターが、 公民館や郵便局、民宿などに設置されている。それは真子ちゃんが小学 生の頃描いたもので、放課後には水やりに行っていた。いつも真子ちゃ んは、アンパンマンのキャラクターを描きながら、クイズを出す。島の みんなは真子ちゃんを知っている。彼女の島を島の子どもたちと一緒に クイズを解きながら遊ぼう!「島をめぐるオリエンテーリングをしよ う !」子どもたちが考えた島のクイズの答えを島のおじいちゃんおばあ ちゃんに聞いてみる。当日は冷たい風が強い日だった。クイズが設置さ れた道を自分たちのペースでゴールを目指した。


「みちばた採集・愛好会・活動報告展」 嶋田 美宏 + 丹正 和臣 嶋田くんは散歩の途中、道に引かれた白い線(路側帯)の上を落ちないように歩いたり、水の干 上がった用水路を歩いてみたり。気になるものがあれば、立ち止まり観察をし写真を撮る。お気 に入りの「エアコンの室外機」があれば、裏側をのぞきこみ全体をくまなく観察し、室外機内側 に納められている、プロペラの羽根の枚数をチェック。唇をそっと室外機にあて、感触を体で感 じる高度なテクニックも持っている。そんな嶋田くんを町で遊ぶ「町遊びのスペシャリスト」だ と思った丹正は、みちばたでの気になる出来事をひとつひとつ採集したいと思い、 「みちばた採集・ 愛好会」を発足した。展示ではみちばたで採集した「モノ」や「デキゴト(映像)」を並べ、みち ばた採集愛好会の活動報告展という形で発表した。

「ロックス・アートリンクス」

片山 雄司 + 森本 アリ

デタラメなうたをデタラメなギターで朗らかに歌う片山くんの表現はすでに完成していると思っ ています。そこをそのままもうちょっとはっきりと大きく出せればと思いました。初めて家にお 邪魔したときゆうじくんがお父さんからのプレゼントのおもちゃのエレキギターを小さな音でか き鳴らしてくれました。彼は普段はアコースティックギターです。その立ち姿がかっこ良かった のと、僕も長年エレキギターを初めてみたかったのでアートリンクをきっかけにエレキギターデ ビューです。僕も雄司もほんとうにデタラメです。そして僕らのエレキギターの共通認識は「ワル」 ということみたいです。ですが、どうも私達「ワル」がちょっと分からないみたいです。( 森本アリ ) 2日間で6回行った会場での live。最後のアンコールに応えて、片山くんはロック魂をギターに 込めた。アリさんの悪巧みに乗ったのかな?

「この周辺にいる人たちへ」 延谷 大和 + 蛇谷 りえ 大和君は、理想の電車や町(レゴシティ)を計画しては、自身が見て来た車窓 や電車が走る風景を再現させている。蛇谷は、レゴの話をするときの大和君の 顔が好きで、たまにその表情で声をかけてもらえるのが嬉しかった。冬の日、 二人は奈良へ行って撮影会をした。大和君が選んだ奈良。みたらし団子を食べ る。鹿にえさをあげる。大仏を見る。奈良まちを歩きまわって、撮影会を始めた。 大和君は足元の岩や芝生・雪に注視して、そこにレゴを置いて撮影をした。蛇 谷が普段見過ごす、なんでもない風景が、大和君をとおして少し違ってみえて くる。蛇谷がみた大和君に焦点をあてることで周辺はどう反映していくのか。 大和君が作ったレゴの世界と蛇谷が見た大和君の日常の映像が作品となっていった。

「だんごアーカイブ」 小池 祐弥 + 湯月 洋志 小池さんは、メダカなどの小動物が気になる / 文字で会話 / 母親の隙を見 て、だんごを作る / メリーゴーランドに乗りたがる / 特技はパズル / 愛犬 コロの可愛がり方が乱暴 / 毎日コーラをねだる・・・という、湯月にとっ ては不思議な人。小池家の軒下で、だんごづくりをしたとき、見たことも ない真剣な目つきでだんごをこねた。昔から“ままごと”では駄目で、と にかく自分でやらないと気が済まないのだと母は言う。2 歳の時から台所 に立ち、見様見まねでだんご作りを始めて 19 年。だんごはきちんと茹で あがるのだが、誰も食べる人はおらず、愛犬のコロも口をつけない。小池 さんがひたすら作りつづけただんごを形や制作時期などで分類し並べてみた。


特集 2

アートの力 子どもの力 Childlen Meet Ar tists

学校にアーティストがやってきました! 2007 年から始まった「子どもとアーティストの出会い」を 2010 年度岡山備前県民局協働事業「アートの力 ×子どもの力」 (トヨタ自動車株式会社、福武教育文化振興財団助成)として実施しました。 次世代を担う子どもが、アーティストとの出会いを通じて多様な価値観と豊かな感性を育むことを目的に、岡 山県内の学校を訪れ、各施設の先生や職員と協力しながら音楽や図工、体育などの授業の時間・総合的な学習 の時間等を活用して、 子ども対象のワークショップを実施し、 最終的に公開するというものです。子どもたちが、 アーティストを介してアートと出会うとき、関わるアーティストや関係者は、子どもに一方的な気づきや変化 を求めるのではなく、自らも子どもを通して新しい気づきや価値観の変化、引いていえば 新しい価値観を発掘していきました。これは、子どもたちを取り巻く家庭・社会の文化的 環境の向上、広くは「地域の文化力の推進」を図っていくことに繋がると考えています。

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「 縁側づくり縁づくり ~新ふるさと資料室の活用を提案しよう~ 」 和気町立藤野小学校全学年(113 名)× 湯月洋志

対象:全学年 湯月が月曜日に通った期間:10 月 25 日(月)〜 2 月 22 日(火) 縁側づくり:2011 年 1 月 20 日(月)〜 2 月 22 日(火) 公開日:2011 年 2 月 22 日(火)各学年(20 分)9:30 ~ 12:10

アーティストの湯月は、11 月から週一回ペースで、学校に通い始め、子どもや地 域の人たちと関わりながら、ワークショップの内容を決めて行った。藤野小学校に は地域学習を進めるふるさと教員がおり、地域の古い道具を集めた資料室があった。 ここを舞台として、各学年の教師の協力のもと、子どもや地域の人たちが学習した ことや子どもの願いからパフォーマンスを繰り広げた。今年度、開校 98 年。2 年 後に 100 周年の記念を迎える。この出会いをきっかけとして、今後も地域の交流 を願っている。


和気町立藤野小学校

湯月洋志

岡山県和気郡和気町藤野429、明治 5 年 8 月藤野小学校、

2006 年に NPO ハート・アート・おかやま主催のアート

野吉小学校、吉田小学校開設、のちに合併。学区の概要:

リンク・プロジェクトへの参加をきっかけに、同 NPO 主

学区は東は備前市吉永町、西は和気小学区、南は本庄小

催の企画を中心に作品を発表中。又、ハート・アート・

学区、北は日笠小学区に接してる。中央には剣道 96 号

おかやまのメンバーを中心に結成されるユニット“HAO”

線及び山陽本線が東西に通っている。東西 5, 6㎞、南北

のメンバー。約半年間という制作期間を持つアートリン

3, 1㎞、面積 17, 7㎢、人口 2,677 人、戸数 1,098 戸。

ク・プロジェクトへ参かした時、出来上がる作品以上に

元来農業が主であったが、最近では、備前・岡山方面に努める人が増え、兼業農家が多くなっ

完成までの過程に関心を持つ。近作では、一年間の思い出をトランプにした「みんあであそ

ている。奈良時代末期から平安時代初期にかけて国政で活躍した、和気清麻呂の出身地。近

べるトランプ(山本文香と合作)」(2008)、青森滞在中、毎朝市場に通いながら市場専用の

隣には閑谷学校(江戸時代に岡山藩主池田光政によって創建された、岡山藩直営の庶民教育

お弁当箱を考案し、実際にお弁当を作る「ランチ BOX」(2009)などがある。

のための学問所)がある。

プロジェクト経過 >>>>> 古い民具や昔の教科書が保管されていた「ふるさと資料室」に、縁側付きの和室風交流スペースが誕生!木工作 業が中心となる縁側づくりは 5 年生(21 名)が挑戦した。時には地域の方の協力も受け、約 1 週間かけて完成! 次のステップは、普段の教室や資料室ではない新しい空間をどう活用していくか?縁側を作成した 5 年生がチラ シを作り、各学年に活用方法を考えてもらった。新しく出来た交流スペースに藤野小学校のみんなからどんな提 案が飛び出すのか?発表日には、各学年が考えた「新ふるさと資料室」の活用方法を一挙大公開!

● 11 月~ 12 月「構想を練る」

● 10 月 25 日(月)「全校生徒の前で挨拶」

毎週月曜日は藤野小学校へ行く生活が始まる。朝会後は各学年の授業の見

全校朝会の時に、校長先生から紹介され挨拶をする。しかし、この時点で 決まっていたのは、発表日と、発表の日まで毎週月曜日、藤野小学校へ通 うことの 2 つだった。毎週児童と同じ時間に登校し、同じ時間に帰宅しな

学や、参加出来る授業には参加させてもらう。和気町にはふるさと教員と

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いう制度があり、各学校に一人地域の歴史や人材と、児童を繋いでいく授 業を行う先生が居るので、学校の中だけでなく、学区内全体に関わること

らが、藤野小ならではのワークショップを考えることにした。

で何か出来ないかを考える。校舎の中に、古い民具や昔の教科書を保存し ている〝ふるさと資料室〟を発見。この場所を拠点に何かできないか模索 し始める。

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● 1 月 20 日(木)~ 1 月 26 日(水) 「縁側づくりスタート」【5 年生対象】

「縁側の活用方法を各学年でひとつ考える」

数年間使われていなかった〝ふるさと資料室〟のリニューアルを一緒に行っ

完成した縁側の活用方法を、保護者の方や地域の方に発信する為、1 年生

てくれる学年を考えていた時、以前から気になっていた 5 年生の係り〝な

から 6 年生まで各学年一つずつ提案してもらい、2 月 22 日(火)午後か

んでも屋株式会社〟にいきついた。5 年生男子を中心に結成されたこの係

ら参観日の日の午前中に、一挙大公開した。

りのメンバーに相談したところ、快く引き受けてくれ、5 年生全員に協力 を依頼し〝ふるさと資料室〟に縁側付きの台座を作成した。

● 2 月 7 日(月)~ 22 日(火)

4 年生:「縁側に灯り!昔話の影絵」

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5 年生:「縁側が舞台!思い出ジェスチャークイズ」 1 年生:「縁側で観賞!畳で紙芝居」 2 年生:「縁側で修業!正座」 3 年生:「縁側で食す!黒豆の藤野花寿司の振る舞い」 6 年生:「縁側で一句!川柳」

ワークショップを終えて 毎週月曜日、藤野小に通うことが決まり、リサーチからワークショップ実施まで、どのように組み立てていくかを考え始めたのだが、考えていく 時間を学校の中で十分に持てたのが、今回のワークショップで重要だった。事前に和気町や藤野地区について調べることは出来るが、実際に関わ る児童や先生方と同じ視線で学校や地域を見ながら、ワークショップの内容を考えていく過程を共有してみたかった。( 湯月 )


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「 見るってことを考えてた 」vol.3 瀬戸内市立牛窓西小学校(6年生)× 甲斐賢治

対象:6年生 実施日:2010 年 12 月 14 日〜 12 月 17 日(金)

「日本のエーゲ海」と、その美しさを評される牛窓。風光明美な地域にある学校が 会場。「子ども一人ひとりが、鉛筆を持ってそれぞれの文章表現を行うように、一 人に 1 台のビデオカメラを用意できないか。」と始められたワークショップの 3 年目。 12 月 13 日からの 1 週間、地域の方の協力で、学区のとある研修施設に泊まり込 みながら、学校に通う。6 年生を対象に、毎日授業をした。宿題もでる。自分の大 切な場所を撮影して発表するのだ。

瀬戸内市立牛窓西小学校 

甲斐賢治 

岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍2166明治5年8月小向の出射

せんだいメディアテーク 企画活動支援室 室長。おもに

利吉氏宅で学問所を開設。8年に鹿忍小学校と改称。学区の

地方行政の文化施策に従事、企画、運営などをおこなう

概要:人口:2505人(瀬戸内市39, 978人)平成20

とともに、アートやメディアにまつわる複数の NPO に所

年4月1日現在、面積:9, 78㎞(瀬戸内市125, 51㎞)

属、社会活動としてのアートに取り組む。2010 年春より

自然:東西北は山を背に、南は瀬戸内海に面し、平地が少ない。

現職。NPO法人・記録と表現とメディアのための組織

平均気温17℃、瀬戸内式気候、山は畑としてよく開かれて

「remo」、NPO法人・地域文化に関する情報とプロジェ

いる。町は観光業に力を入れており「日本のエーゲ海」と称している。歴史:神功皇后が三韓征

クト「recip」、NPO法人・アートNPOリンク各理事。「remo」では、“個人がメディア

伐の道中、この地で塵輪鬼(じんりんき=頭が八つの大牛怪物)に襲われたが弓で射殺。皇后が

を活用し、自らの為の環境を作り出す力の創出”を、「recip」では”地域文化の地産地消サ

新羅からの帰途、成仏出来なかった塵輪鬼が牛鬼になって再度来襲、住吉明神が牛鬼の角をつか

イクルの起動”を目論む。

んで投げ倒した。この場所を牛転(うしまろび)といい、訛って牛窓になったという。

プロジェクト経過 >>>>> ● 1 日目

● 2 日目

甲斐賢治と牛窓西小学校6年生の出会い

昨日のおさらいとしてまた、学校の風景を映してくる。

甲斐さんは自己紹介もそこそこに、最古の映像である「シネマトグラフ」

昨日のおさらいとしてまた、学校の風景を映してくる。この学校のちょっ

の紹介をしたのち、これから 6 年生全員で「卒業アルバム」の撮影を始め

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ることを提案する。

ときになる場所を見つける方法を「ウシマトグラフ」と名付ける。その後 2 人組になって、「肖像画」を撮影する。自分の好きな場所に行って背景を決

これから行う「ビデオ卒業アルバム」に向けての説明の後、配られたビデ

め「全身(自分の全形)」、「モナリザ風(上半身)」、「ドラえもん風(顔だ

オカメラ。中には初めて手にする子どももいる。13人が学校の様々な風

けのドアップ)」の 3 本ずつを各 1 分ずつ「ウシマトグラフ」の方法で撮影

景を撮ってきて鑑賞する。2 回目では自分の目線で風景を選んでくる子が増

してくる。その後鑑賞会。じっくりと映し出されている級友を見合う。

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● 3 日目 「表現」と「記録」

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え、それぞれの表現の違いを面白がって行く。

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●4日目 授業の時間を部分的にいただき、撮影してきた映像のチェックと、全体の 感想を録画する。

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映像には「表現」と「記録」という 2 つの要素があることを説明。今の自 分を残すために一番気になる「場所」「もの」を設定し、「今の自分の○○ なもの」「○○な場所」という文章を書き、互いに読み合う。今日の宿題で 撮影してくるために、カメラの使用注意をおさらいし、自宅に持ち帰って「も の」と「場所」の撮影と朗読を行う。宿題は個々に分かれてそれぞれ行った。 甲斐さんも少々気になり、その現場を見学に行く。

●最終日 / 上映会 作品の上映会を行う。他者の視点での風景を感じること、自分との目線の 違い、表現の違いを個々生々しく感じることができる。「鉛筆を持って自由 に文章を書くような感じで」、映像を使った自由な表現と、記録するという 映像の力を知ることができた。一人ひとりのものの見方や考え方、表現の 違いに気付きながら、楽しく互いの作品を見合うことができた。

ワークショップを終えて 甲斐賢治は、3 年間 12 月に牛窓を訪れた。ワークショップを継続実施していく中では、新しい課題を発見したり、今後 の関わり方を検討していくことを要求される。12 歳の子どもが何に興味があるのか。自分自身が子どもだった頃に何を 見ていたのか。これを記録として残していくことに対する問題意識が、常に新鮮に内在しているのだ。映像というメディ ア自体が、それと向き合う我々の意識がまだ開発途上であるのだろう。


3 「 0 からの作曲 」

岡山市立中央中学校(F 組)× 森本アリ

対象:F 組 公開日:2011 年 2 月 25 日 ( 金 ) 10 時 ~ 12 時

ハナウタだってリッパな作曲だ。「◯△→◯~■」簡単な図形楽譜と共通理 解でたのしい音楽を奏でてみようではないか。コードってなんだ!長調?単 調?へ単調?わからないよっ!おどる指揮者がいてもいいじゃないか!簡単 なルールで音楽 / 音を楽しむ方法を考えてみようではないか!

岡山市立中央中学校

森本アリ

岡山市中心部にある公立中学校で、中心部の空洞化による

音楽家。極めて雑多に音楽を続けた結果、ゲームボーイ、

生徒数減少により、1999 年に岡山市立丸之内中学校と、

口琴等はそこそこの評判。奇妙な楽器好き、楽器でない

岡山市立旭中学校を統合し開校された。校地は、今から約

ものを楽器にするのも好き。ほっこり系爆裂ブラスバン

330 年前、岡山藩主池田光政公が藩学校を設け藩士の子弟

ド「三田村管打団?」、脱力トランペット楽団「ぺ・ド・グ」、

を教育した場所で、現在でも校地には藩学校の施設の一部

原始的電子生音デュオ「口八丁」等や「ソロ」などで活動。

であった、藩池、藩橋が残っている。

掃除機、風船、サンプラー、おもちゃも楽器も使いこなし、 ワークショップや BGM 制作なども手掛ける。神戸、塩屋の築 100 年の洋館「旧グッゲン ハイム邸」管理人として「塩屋音楽会」企画運営も務める。

プロジェクト経過 >>>>> ●1月 19 日「簡単に音楽をつくる方法」

●1月 25 日「音のリレー(手拍子編)」

簡単なルールに従って、手と体で指揮をしてもらう。それぞれの指揮者の個

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性的なジェスチャーに時には爆笑も交えながら面白い音楽が生まれました。

球も忠実になぞるなど新しいアイデアが浮かび採用し、今でも音楽の授業

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● 2 月 2 日「音のリレー(楽器編)」

円になって、手拍子のみで、次の人の顔を見て音を伝える。逆回り、変化

● 2 月 16 日「踊る指揮者」

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一音のリレー、フレーズのリレー、音を序々に増やす、序々に減らすなどゲー

などで進化し続けています。

ム感覚で音を楽しみました。

踊る指揮者のジェスチャーに加え、「楽器の分類」「音の強弱」「音の高低」 そのほか簡単な記号を記載したボードを加え、自由な枠組みのなかに最低

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● 2 月 21 日「リハーサル」 F 組の学習発表会の通し練習。全体の流れをみながら、これまでの「即興的

限のルールを加え音楽を創った。

● 2 月 25 日「本番」 >>>>>

要素」を時間内に組み立てられるか。ドキドキする。

予想以上の観客。これまで通りのいつもの感覚で演奏できた。音楽を楽し む!ことが伝わったかな?

ワークショップを終えて 現代音楽を中学校に持ち込む。しかも、今回の対象生徒は、F 組という何らかの障害があるとされる子どもたち。 言葉を越えた表現の可能性を確かめたいと、アーティスト森本アリは挑んだ。自ら率いるバンドメンバーとコン サートをしたり、手拍子や声だけでの合奏を試みたりした。1 月から週 1 回授業を行い、学習発表会のプログラ ムに織り込みながら多くの人に鑑賞していただくことができた。教育には知の継承と、新しい知の開拓という 2 面性がある。このことを発表会の時間で、音で披露することができたと考える。「音楽は楽しさを音で表現する こと」と森本は言う。他者の音を聞きながら自分の出す音を決める。一見単純に見えるこの行為こそ、他者との コミュニケーション能力を要求される。F 組の生徒だからこそできたのだ。

「アートの力×子どもの力」報告展示を開催しました。 3 校で起こったことをアーカイブして報告展示(2011 年 3 月 22 ~ 27 日 天神山文化プラザ)しました。 会期中には、「トヨタ・子どもとアーティストの出会い」事務局を担っている漆崇博さん(北海道在住・ AIS プランニング代表)をお招きし、地域におけるコーディネーターの役割について協議しました。人 の原風景でもある地域の学校で、ワークショップをする。すると、子どもから大人までが元気になる。アー ティストが、ハートに火をつけるから、それぞれのアートが動き出してしまうのでしょう。


特集 3

笠岡諸島

文化祭 K AS AOK A Islands Culture Festival

島にはもともと物語がある。お年寄り一人一人にも。島の物語が生きている 文化祭 Vol.2  2010 年 12 月 23 ~ 26 日 文化祭 Vol.3  2011 年 1 月 28 ~ 30 日

少子高齢化が深刻とされる瀬戸内の島。島は限界集落だと言われますが、潮待ち、風待ちの島には濃密な関 係が残っています。世代を超えたまなざしが交差する循環型社会の島では、人と人、人と地域、人と自然が 交歓しあっているのです。私たちに本当に大切なものを考えさせてくれる時間があります。ここで、2010 年に夏合宿をして島の文化祭を行いました。そして季節は巡り晩秋の 2 期、厳冬の 3 期と継続的に行ってき た笠岡諸島での島の文化祭。アートという文脈で関わることで、感動し共感できるものを引き出していく。 それがひいては、現代社会が無くした、あらゆる側面のつながりを恢復となるのでは、と問いかけてきました。 笠岡諸島で文化祭を通して表象化してきた report です。

風景プラント

〜 自然と共存するしなやかな強さ 〜

江戸時代、備後福山藩水野家が、笠岡諸島を治めていた頃、藩営干拓として白石島に干拓地がつくられてい きました。元禄時代から昭和20年代まで、自給自足で和綿をつくり、それぞれの家で機を織っていました。 戦後途絶えていた綿織りですが、公民館の郷土学習の中から復活を願い、島の人たちの手で綿栽培を始め、 島に生殖する植物や草木で染色や織りを行っています。 一方で、耕す人の居なくなった畑の草を取り、自生する桑の葉を摘んで乾燥させ、桑茶作りも行われていま す。美しい島の風景を次世代に残したいという思いから始まった桑茶作りは、桑が持つ糖の吸収を抑制する という効能も相まって、島の人に飲まれています。 島に生えている植物を生かした島づくり。家に眠る古民具を使うことで加工する工程。漁業の海苔の洗浄機 や、かつて御影石の産地として栄えたころの砕石工場の跡を茶葉の乾燥に使う工夫。ないものや閉塞してい る状況を決して嘆かず、あるものの利用を楽しんで行う島の人たち。そこには子どもも高齢者も、障害のあ る人も、島の人も外の人も入り混じって関われるしなやかで逞しい風景があります。


笠岡諸島文化祭プログラム 「 桑茶ワークショップ

〜 My package ( 私の島のお茶作り ) 〜 」 ( 12 月、1 月 )

島を訪れる人は、その美しい風景を写真に収めて帰ります。Hp にアップしている人も数知れません。 そこで、ワークショップ「my package(私の島のお茶作り)」をし、参加者が一人 1 台ずつカメラを持 ち、島で写真撮影をして、自分の好きな風景を発表しました。その後 1 枚を選び、オリジナルの桑茶のパッ ケージをつくり、「お土産」として持ち帰りました。参加者はまさに、老若男女!島の路地や、高台から 見た自分の家、港や船、猫や鉢植えなどなど、気になる風景が溢れました。

「 島のブランディングトーク

〜島の桑茶から発信する島力〜

」( 1 月 )

島の風景や暮らしに内在している生命力や、未来に繋げていきたいものをデザインし、発信していく方 策について、西村隆彦さん(blanket design)らと話しましました。出来上がった桑茶を持って考える のではなく、瀬戸内の日差しを受けて育つ葉を収穫することや、一緒作業することなど、プロセスを共 有しながら Design は生まれるようです。関係性をデザインするのではなく、関係性ができると自ずと デザインされていく。桑茶が、島と他の地域との関係性を作っていくメディアになっていくのです。

「 風景プラントトーク

〜白石島で暮らす〜

」 ( 12 月 )

白石島の魅力に取りつかれている人たちが集まり、島の人たちとトークをしました。岡山を拠点に地 域づくり活動をしている NPO 法人 CDM Japan の難波昭彦さん、和綿の栽培や製品つくりに関わる NPO 法人タブラ ラサの金田崇男さん、笠岡諸島で文化活動をするハート・アート・おかやま。白石 島回漕店の天野直さんは「島ならではの価値を産み出す」ために、 農業の振興について熱く語りました。

「 しらいし文庫 」( 12 月) 島の古書と対峙し、瀬戸内海ならではの時空に包まれようと、島の 歴史や文化、自然や経済の本が詰まった島の図書館をつくりました。 季節風と波の音だけが聞こえる部屋で、炬燵に入ってゆったり本を 読む。訪ねて来た人と昔話をしたり、子どもと折り紙を折ったり。


「 海の道トーク 」( 12 月 ) 潮待ち風待ちの島で、どうして文化祭をしていくのか。そもそも文化とは何なのでしょう。北前船の航路や朝鮮通信使による 文化伝来、アーティストの存在がもたらす新しい価値創造について、アサヒアートフェスティバル参加を通して交流が始まった、 日沼禎子(国際芸術センター青森キュレーター / 当時)、日沼智之(青森空間実験室)、岡田毅志(京都在住アーティスト)た

AOMORI

ちと話していきました。 OKAYAMA

海の道~つながりの恢復~

( アサヒアートフェスティバル企画間交流 )

年末の慌ただしい時期に本州の喧騒を避けるように、青森から日沼夫妻

餅と、寺社について、祭りや食文化の比較についてなど多くのキーワー

にお越しいただいた。

ドから、海の繋がりを見つめてからの島入りだった。瀬戸内の水軍の航

青森と瀬戸内という、気候も風土も異なる地域。日沼禎子さんは、この

路、鞆ノ浦、真鍋島をめぐり、海鮮料理を食べ、真鍋禮三さんと話した。

距離を繋ぐ文化人として「棟方志功」の名を出した。倉敷にある大原美

白石島の御影石に登り、四国と本州を一度に見、総社の秦川邸に移動し

術館と倉敷国際ホテルには、青森をしのぐ数々の彼の作品がある。大原

た。昔ならば、北前船と高瀬舟で行けた場所を、フェリーと車で移動す

孫三郎氏が、彼に目をかけ集めたからだ。大原氏が瀬戸内の倉敷で明治

る。日沼智之さんと改築中の秦川邸。改装中に出会った、池上秦川と家

後期に興した紡績業は、富山の東岩瀬にも工場があり、当時の綿糸のつ

族をめぐる話に花が咲いた。帰途の飛行機の時間を気にしつつ、秦川邸

くった文明の痕跡を感じる。それは現在の海の道の繋がりのようにも思

のすぐ裏にある、隠岐の西ノ島にある焼火神社の分社に行く。京都から

える。日沼さんは、十三湖、深浦の円覚寺、安東水軍、鰺ヶ沢の久慈良

参加の岡田毅志さんが、昨年見つけた分社だ。ここに海の神様がいる。

「日沼禎子さんの感想より」 風光明媚な風景よりも、歴史建造物よりも、滋味溢れる海の幸よりも、私の心を捉えたのは、真鍋水軍の末裔である真鍋禮三氏、60 代で「白石島では まだまだ若手」といわれる天野正氏、そして池上邸に残された志の痕跡との出会いであった。研ぎ澄まされた知性と、年齢を重ねた人間しか持ちえな い立ち居振る舞い。その身体からその言葉から、残された気配から、泉のように滾々と湧き出でるそうした魅力のす べてを惜しみなく手のひらに乗せて、私たちに見せてくれる。時を越えて伝える、繋げる力は、目の前にいる私たち にではなく、今も遠く海の向こうにある新しい何か、これから出会う人々に向けられたものである気がする。それを 根底から支える原動力を、 私は、 「冒険心」とよびたい。島の人々は島を取り囲む 360 度の海のすべてが道。そこにレー ルなどはなく、行く先は自ら決めた。島のてっぺんに登り、潮の流れを読み魚影の群れを探し、星を拠り所とし、風 をつかまえ船を漕ぎ出した。とりまく世界は、ヴァーチャルな四角い窓の中ではなく、自らの身体とともにあった。


「企画間交流を終えて」 本当に大事な時間を考えた、命の手ざわりのある珠玉の日々でした。今回の企画間交流には次のような布 石があります。 『あふれるほどの情報に囲まれて生きている私たちは、その状況に慣れることと引き換えに、感じる時間 や自分自身の感覚に基づいて考えることを失いつつあるのではないか。昨年、総社の秦川邸でのトーク で、池上さん一家が「White hole in time」( ピーター・ラッセル著 ) を持って、ともすると薄れている 人と人との関係性や、自分の五感を通して感じる「生きている」という時間の尊さを空間を使わせていた だいている我々と共同で探っていこうと、家族の歴史を遡って語った。一方で、笠岡諸島の真鍋島に住む、 真鍋禮三さんは「私と瀬戸内海」と題して地理、歴史、文化、観光などの面から原稿を書き始めている。 座右の銘は「日々是好日」。』2011年の活動の展望と、人のネットワークこそが私たちの財産になって きていることを再考するにふさわしい時間でした。

「 島を巡る・人を巡る 万葉・水軍ツアー 」 ( 12 月、1 月 ) 白石島から、福山沖を通り鞆の浦に上陸。そして真鍋島で暮らしている 3 人の翁に会いに行きま した。元郵便局長の真鍋禮三さん、歴史や風俗を研鑽している森本定義さん、70 年以上写真を撮っ ている久一守司さんを流木で船を作っている元平静夫さんの案内で巡りました。表現の時間軸に 触れるひとときでした。

「 持ち寄り上映会

〜ちょっと昔の白石島〜 」( 12 月、1 月 )

「家にあった古いもの」「我が家の自慢の映像」などを持ち寄っての上映会。な んと、夏の文化祭以降、公民館長の天野正さんは、8 ミリフィルムの DVD 化 を進めていました。昭和 30 年から 50 年頃の日常風景を鑑賞しながら、話は 尽きませんでした。

「アーティストが島に来るとどんなことが始まるのだろう」 (1月) タノタイガさんが、島で自身の作品について語り、滞在しながら作品を作り始めました。学校 のワークショップで岡山県北の上齋原小学校に滞在したアーティスト。彼は鑑賞者を楽しませ るだけでなく、普段当然のように受け入れている社会システムや常識という概念を一変させる エネルギーと説得力を持っています。2011 年の夏も、タノタイガさんは白石島に滞在し作品 をつくっていきます。


モモピク一人旅

笠岡夢アート 「禮三さんと書く」ワークショップ

ハート・アート・おかやまは、芸術文化を 取り入れた豊かな生活が日常的にできるよ う、人と人とが出会い、繋がり、感性を交 換することで新しい概念が生まれるという アートの視点から、市民の日常に新たな芸

芸術と食の地産地賞プロジェクトでつくった「モモ

新春恒例の書ワークショップを今年も真鍋禮三さ

ピク」が、旅に出ました。長野・静岡・奈良・沖縄

んと行いました。なんとテーマは「死」でした。「新

へ出向き、そこで出会った人や食材とコラボしなが

春から良くないかなぁ?」と言っていた禮三さん

ら、 「おいし~」と食べられるという旅です。この

ですが「我々は生きているのではなく、生かされ

珍客を迎え入れてくれた人たちは、自分たちの郷土

ている」という元気な話でスタート。参加者は、 「生

に対する助成金により支えられています。

の味とミックスしながら楽しんでくれたようです。

きる」 「( 死んでは ) いけん」 「(なぜか)新宿」など、

事務局体制も充分とはいえませんが、今の

自分の中にある生きるテーマを書いていました。

時代に、希望や夢をもち、新しい社会のあ

術文化の可能性を探っています。

ハート・アート・おかやまの活動は、会員 の皆様からお預かりする会費と、各種事業

り方を提案していくことをここ岡山で行っ ていきたいと思っております。皆様方のご 理解とご支援をお願いします。また、この 活動に対してのご意見やご要望、ご提案な どお聞かせいただきたいと思っております。 ●正会員   入会金:2,000 円 年会費(個人):5,000 円

西崎亮 展が開催されました。

  年会費(団体):10,000 円 ●賛助会員   年会費(1口):1,000 円(3口以上)

さん太ギャラリーにて、HAO の会員で構成する書

伊丹宏太郎 漫画教室より 同人誌「まんがの缶づめ」 が発行されました。

の時間から生まれた作品や、日常的に描いている 作品などを並べ、西崎ワールドができました。会 期中は多くの人でにぎわいました。

○郵便振替   01330 -1 - 65152   ハート・アート・おかやま

編集後記

2010 年度のマンガ教室のメンバーが執筆した初め

東日本大震災のあまりに深い爪痕が私たちを包みます。

ての雑誌ができました。先生の伊丹宏太郎さんをは

人間の力ではどうしようもない不条理と、人間の手で

じめ、初めてとは思えない力作ぞろいです。8 月に

作り出してしまった不条理。混沌とした閉塞感が漂っ

来日した David さんと白石島で過ごしたり、それ

ています。しかし、阪神淡路大震災以降、日本ではボ

ぞれのオリジナルキャラクターをつくったりしなが

ランティアという活動がムーブメントをつくってきま

らの 1 年でした。マンガ教室は、毎月第 3 土曜日

した。1995 年にできた「エイブル・アート ( 可能性

(2 〜 4 時 ) に事務所にて行っています。

の芸術 )」との出会いは、今の私たちの NPO ができ

秦川邸、10 月の展示へむけて

た契機です。その言葉を造った播磨靖夫さんは「時代 の変わり目には、新しい芸術運動が起こって来た」と 言います。総社の秦川邸では、二人のアーティスト、

昨年、秦川という人物をたどる、池上家の人々の トークを行いました。その家の歴史、お祖母さん の寝物語の記憶などを手掛かりに、岡田毅志さん と伊達伸明さん、2人のアーティストが滞在制作 を行い、10月に展示をします。

岡田毅志さんと伊達伸明さんが現在の持ち主のお祖父 さんにあたる春男さんの目線から作品を作ろうとし始 めました。明治から昭和の時代に、水の流れや時代の 流れを感じながら「直感的な感覚」を保って生きてい た人。私たちが生きることは、 未来をつくっていること。 真鍋島の禮三さんは、この秋には写経 1 万願が完成す るようです。実に 30 数年の年月を費やしました。それ ぞれが好きなことを追求し、同時に他者の表現へのリ

事務所引っ越しました。

スペクトを行う。それは、毎日の生活ですでに繰り返 し行われてきたこと。その蓄積への意味への問いが豊 かな成熟社会を構築していくと信じます。

この春から、岡山県庁通りに引っ越しました。図

「自分を大切に 他を大切に 新しく生きる」

書館や、岡山城がすぐ近くです。岡山のカルチャー ゾーンで、皆様のお越しをお待ちしています。表 町商店街で 3 年半過ごしました。商店街でお世話 になった方々、本当にありがとうございました。

ハート・アート・おかやま ニュースレター「HAO PRESS」 2011 年 6 月 10 日発行(第 8 号)発行部数:1000 部 編集:田野 智子 デザイン:丹正 和臣 発行: 「HAO PRESS」編集部 〒 700-0823 岡 山 市 北 区 丸 の 内 2 丁 目 12-20 303 号  NPO ハート・アート・おかやま

HAO

Heart Art Okayama

NPO ハート・アート・おかやま

Tel / Fax : 086 - 897 - 5835 E-mail : info@heart-art-okayama.net 〒 700-0823 岡山市北区丸の内2丁目 12-20 303 号

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