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DATE: JAN 2011

JCUK NEWS

楽しい老後と自立した生活を送るために

第2号 号 [ ISSUE No. 2 ] Japan Care UK Newsletter

「ライフコーチングとは ライフコーチングとは何 とは何か」 目標達成に 目標達成に向けて コーチの コーチの導き <デイセンター報告 デイセンター報告> 報告> 2回目を迎えたJCUKのデイセンターは忘年会も 兼ねて、12月13日(月)にピカデリーサーカスの セント・ジェームズ・チャーチで行われました。 企業や教育分野で取り込まれてきて久しい『コー チング』ですが、パーソナルな領域に応用して自 分を見失いがちな現代人の心を癒し夢の実現へ と導くことを目的としているのが『ライフコーチン グ』です。講演をしてくださったのは、(財)生涯学 習開発財団認定コーチの松野かおるさん。「何が問題なのか」「何が原因なのか」「どうすればよいの か」などと質問のシャワーを浴びせながらも、相手を否定せずに安心感を与えながら自ら問題に気づ かせて答えを見つけられるように導く手法について、3人のボランティアによるデモンストレーションを 交えながらわかりやすく説明をしてくださいました。

<会食と 会食と交流のひととき 交流のひととき> のひととき> 講演後、参加者45人で忘年会を兼ねたビュッフェ スタイルの会食をしました。太巻き、いなり寿司、キ ンピラや黒蜜みつまめなど日本の味も含んだ料理 の数々はスタッフが丹精込めて作った物で好評を 得ていました。お喋りばかりでなく会食の終わりご ろには食後の運動を兼ねてダンスをするグループ もるなど、思い思いに楽しいひと時を過ごしていた だけたことと思います。 会食と並行して行われた「チャリティーミニバザー」 は、「大福」を始め「おからクッキー」「かりんとう」 「太巻き」「高菜の漬物」「キムチ」といった手作り食 品、千代紙をあしらったカードや小物などこれまた 手作りの品々、読み終えた本、箪笥の隅に眠って いた未使用のスカーフやバッグなど前回に比べ数 多くの品を寄付していただきました。食事の合間に もお皿を片手に品定めなさる方々もあるなど、活気 のある雰囲気のうちに時間が過ぎていった感があ りました。

今回も「チャリティーミニバザー」の収益金 284.48ポンドはJUCKの活動費の一部として 役立てることになります。寄付をいただいた皆 様ならびに買い求めてくださった皆様に、この 場を借りてお礼申し上げます。ありがとうござ いました。

(文:熊谷敦子、写真:吉田裕一) ※写真は他にもJCUKウェブサイトのギャラ リーに掲載しています。


写真ギャラリー 13日行われたデイセンターでの様子。ラ イフコーチの話に熱心に耳を傾ける皆さ ん、合間で談笑するお姿、ミニバザーに 出された品々。

写真はこの他にもジャパンケアUKのウェブ サイトに掲載しています。

参加者の 参加者の声 <人物紹介> 人物紹介> 今回のは、「会員の声」にエッセイをお寄せくだ さいましたコリガンみち子さんです。

“コミティーの皆さまのご努力を目の当たりに して感激してしまいました。お昼のメニューの 豪華さに圧倒されながらもおいしく頂きました が、かえって予算は?と心配にもなりました。 大丈夫ですか?ありがとうございました”

1.在英:36年 2.出身:東京都 3.趣味:ウォーキング 4.居住地:TELFORD

長女が生まれた時、日本名AIKOとなずけまし た、誰からも愛されるようにと願って。でも小学 校では先生が発音できず、EYEと書いたそう で、生徒はIKO(いこ)と呼ぶ子もいましたが大 きな問題はなかったですね。孫は13歳です が、黒沢明にちなんでAKIRAと名づけたと娘夫 婦が言いました、生徒達はアの発音がぬけて キーラと呼ぶ友達もいるようですが、これに関 してアキラ君からはームが出ていません。

次回のデイセンターは2011年3月を予定し ています!詳細は決まり次第ご連絡いたし ます。 PAGE 2


The Voice 「会員の声」

『ALLOTMENT』 ALLOTMENT』 渡辺正晴( 在住) 渡辺正晴(SHRPOSHIRE在住 在住) 時の流れが早く感じられる季節です。結局、汗を かくような暑い夏の気候は無いまま、秋を通り過ぎ てもう冬に向かっているようです。スコットランドで は雪が降った等というニュースもあり、こちらでは 朝晩の温度は10度以下で、すでに暖房を入れて います。 畑の収穫はほぼ終わり、残っているレタスを大事 に収穫しながら未だ楽しんでいます。今年もジャ ガイモ、タマネギ、トマト、トウモロコシ、ホウレンソ ウ、ビートルート、ズッキーニ、ネギ、春菊、等々20 種類以上の野菜を育てました。 疲れた畑の土を フォークで掘り起こして、雑草を取り除き3~4回叩 くと、水気を含んだ土はサラサラに柔らかになりま す。馬糞を無料で支給してくれますので、畑の片

隅に盛り上げて、来年の3月頃まで置いておく と熟成されて、完全な肥料になります。近くを通 る列車や車の音が時々聞こえるくらいで、晩秋 の英国では珍しく澄み切った青空の下で作業 をしていると、時間を経つのを忘れます。いつも 足下近くまで来て掘り起こすミミズをついばんで いる、胸の毛がオレンジ色のロビンも、最近は 子連れのようで、もう一羽のロビンが少し離れた 所の竹竿に停まってピーピー盛んに泣いてい ます。隣の畑の90歳になるリーリーさんは、や はり寄る年波ののせいか、このところ少し元気 がなくなって来たようで、畑の整地が遅れてい ます。私の畑が284平米で、彼女はその倍の畑 を一人で管理しているのですから、これで元気 に畑を耕していたら怪物ですね。最近は杖を ついて歩いていますが、ボケる様子も無く喋る 言葉も普通で本当に驚きです。自分が古希を 迎えて老人になった等の愚痴をこぼしていたら ドヤされるでしょう。 これから、ホウレンソウ(イ タリアの種)を蒔こうと思っています。ホウレンソ ウは寒さに強く雪が降っても大丈夫で、これか ら蒔いて1月頃に甘みのあるホウレンソウの収 穫を期待出来ます。後はニンニクくらいしか冬 は育てられません。

『夫の両親86 両親86歳 86歳』 CORRIGANみち みち子 在住) みち子(TELFORD在住 在住) 夫の母は4人の子供達が学校入学次第、教師の 資格を取り、校長を経験して60歳で退職、父は消 防士を55歳で退職、当時公務員は60歳で退職 すると退職金額が良かったそうでその意味以外あ りません。ハイ!金を選んだようです。 2人ともアイルランド人で気丈、特に母親は教師で したから、自立心が強い、父が入院して、バスを3 度乗り換えて見舞いに行くようになっても、夫の手 を振り切って、「バス定期があるから心配ない」と 言ったり、買い物に行こうかと言うと「自分で行け る」重いものはどうするのと言えば「心配するな」夫 が「プライド高いね」なんて冗談で言うと笑うだけ。 父親は一時、認知症に掛かったかと思えば、大き な間違いで現在は一人でバスに乗って買い物に 行く事もできます、ええ、ちゃんと帰ってきます。

大事なことは「老人扱いをしないこと」ですね。 こんな状態ですから我々よりも長生きするかも 知れません、カトリック信者ですが「神」の話は 我々夫婦の前ではしません、もっぱら新聞やテ レビニュースの話題、それでも人の噂話は好き ですから会えば色々と探りを入れてきます。 夫はDIYに腕があるので大工仕事は両親から 重宝されています。

ここに掲載の二つの「コラム」は、ジャパンケアUKの ウェブサイト上の『会員の声』に掲載されました。 会員の皆様の『声』(ご意見ご希望、ショートエッセ イ、詩など)をぜひお寄せ下さい。 送り先:ジョンストン節子 setsuko.johnston@btinternet.com Page 3


ジョンストン節子さんがお母様の介護のご様子を語ってくれました

第2回 『母の老後と 老後と介護施設』 介護施設』 (前回のつづき) 母は97歳で自立が困難となり、ケアホームから介 護老人保健施設というところへ転居しました。この 施設は、要介護認定を受けている(要介護1・2・3・ 4・5)高齢者で、家庭では介護が困難な人、病院 の治療よりも介護や看護、リハビリテーションを必要 としている人、自宅での療養、生活が不安な人、認 知症の人々等が入所しています。 母の入りました「いとうの杜」(伊東市)は医療法人 が経営していて院長はドクターで、看護士さんが介 護士さんと共に常時入居者の世話をしてくれます。 この老健施設(略称)は入所金、一時金も必要な く、国の介護保険も適用されるので、4人部屋では 月額10万円ほどで済みます。母は入居者中の最 高齢(現在100歳)ですし、夜中や早朝に大声を出 すことがあり、勧められて個室に入っています。こち らは月額20万円ほどですが、食費や居住費は、市 からの減額負担を受けられるので、実際の支払い は17万円程です。

ジョンストン節子 ジョンストン節子

等が幾つもあるのが印象的です。お風呂も大 浴場です。フロアーの中央に看護士の部屋が あり、だれでもすぐにヘルプを求めることがで きるので安心です。 1階はリハビリセンターとデイケアセンター(通 所者用)2・3階は一般フロアー、4階は認知症 専門フロアー、5階は短期入居者用、6階は生 涯ケアーの特別室(30万~60万円)海の見 晴らしも素晴らしい部屋。入居者定員135名 ですが現在は常時満室で待機者も多いようで す。 ここでの生活の様子は又次号に、つづく。 (第1回は創刊号に掲載しています)

「いとうの杜」は4年前に新築された6階建てで、明 るく清潔なフロアー、ゆったりの居室、大きなトイレ

私の健康法

health tip

風邪のシーズンです。GPでフル ジャブをしてもらったからと言って油 断はできません。

のどが痛くなったら、絶対によく効 くうがい薬。これは、ちょっと、きつい ですが、TCP という、消毒液です。私の経験から 言うと、日本のイソジンより利きます。 グラスに生ぬるい水を4文の1くらい入れ、そこにTCP を小スプーン1加えて、のどの奥深くまでうがいをしま しょう。強烈な、匂いです。これを、1日何回か繰り返す と、ばい菌は死滅します。 (タラント淳子)

TCP Liquid Antiseptic Origina (イベント企画部) は咽の痛み、口内炎、切り傷、 虫刺され、引掻き傷、にきび等 に使用されています。 200 ml £3.19 (boots) )

ま め 知識

■咽の痛み:TCPを5倍の水で薄め、1日 2回うがいをする。■口内炎:水に薄め ず、直接コットンなどに浸し、1日3回口内 炎に軽く塗る。■切り傷、虫刺 され、引掻き傷:TCPを同等量 の水で薄め傷口にコットン浸し 直接塗る。他に薬を服服服の 場場ドドドドにに相相くくくく。

(出出:Bootsウウウウウウよよ) Page 4


<次回の 次回のデイセンター予告 デイセンター予告> 予告> デイセンターは会員および非会員の集い-「交流の場」。3ヶ月に一 度の頻度で行っています。講師の方により講演会や、知識・見聞を 広たりなど情報交換の場としても役立っています。 次回は3月を予定しています。デイセンターに希望する内容があり ましたら、ぜひご連絡ください。 (イベント企画部)

Happy New Year 2011 新年 明けましておめでとうございます 3年ほど前、“老後を楽しく”というキャッチフレーズと伴にJCE (Japan Care for the Elderly) というグループを形成した。英国に住む老後に不安のある日本 人が集まり、将来、最終的には、日本人のための『ケアホーム』あるいは、 シェルタリングハウス完成を目指し、意見、情報交換、親睦、精神的サポート などを目的とした会であった。その時から過去3年間、いろいろなアクティビティと共に日本映画 やアートフェステイバルなどを行い、JCEの存在は日本人社会で知られるようになった。 ところが、創始者でもある当時の会長の意向は我々コアメンバーと相容れなかったため、会を 運営していくことが次第に困難となっていった。そして、今年の秋、コアメンバー全員がJCEを退 会した。その後,脱退したコアメンバーのほとんどが集まって名前も新 たに、Japan Care UKを設立し、この9月にスタートした。 JCUK – Japan Care UK( UK(ジャパンケアUK ジャパンケアUK) UK)は、我々コアメンバーだけ コアメンバーだけ がこの会 がこの会を運営していくのではなく 運営していくのではなく、 していくのではなく、皆様の 皆様の意見をお 意見をお聞 をお聞きし、会員の 会員の 皆様も 皆様もボランティアや ボランティアやアクティビティに アクティビティに参加され 参加され、 され、全員が 全員が一つになって 将来に 将来に向けて活動 けて活動して 活動して行 して行きたいと願 きたいと願っている。 っている。 ジャパンケアUK 会長 タラント淳子

チャリティーミニバザーを物色して いる皆さん

会計報告

この日ミニバザーで集められた収益 金額は、284.48 ポンドにもなりまし た。その他詳細は、後ほどご報告さ せていただきます。少々お待ち下さ い。 ガッチ洋子さん手作りの千代 紙カード

会計係 カースルズ禮子

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【アンケート中間報告】 皆様にご協力いただいたアンケートも12月13日現在で、88枚の回収 率となりました。ご協力ありがとうございました。来年3月末ごろには最終的な統計を出す予定で おりますが、今日は、簡単な中間報告をさせていただきます。 Japan Care意識調査担当 深野利恵子 1. 回答者層 94%の回答者は女性で、男性は6%しかおりませんでした。年齢的には、60歳代の方 が57%、その後50歳代と続きます。在英期間も30年から40年未満とかなり長期的に 在英されている方からの回答が多かったこ���になります。子供のいる方が58%ですが、 子供が独立して現在はお二人で暮らしていらっしゃる方が53%です。 2. 将来 将来はどこで はどこで? はどこで? 将来を日本で過ごしたいと思っていらっしゃるのは、わずか3%で、逆に56%の方が将 来を英国で過ごしたいと思っていることがわかりました。そしてまだ決めていらっしゃらな い方が38%いらっしゃいました。 3. 自立 自立が が難しくなったら? しくなったら? ケアホームに入りたい人は15%で、70%近い方が、ケアラーなどの助けでできるだけ 自宅で暮らしたいとお答えいただきました。 4. 老後 老後に に欲しい公共 しい公共サービス 公共サービス? サービス? 一番多かったのは、みんなが集まれる場所(63%)で、55%の方が日本人向ケアホー ムを希望していました。 5. 日本人 日本人ケアホーム ケアホームが ケアホームが設立されれば 設立されれば? されれば? 60%近い方が日本人ケアホームの設立を希望されている反面、5%の方が全く入るつ もりはないと答えています。最終分析では、子供がいるかいないかで老後に対する意識 が違うかとか、年齢層によってヘルプグループへの希望が違うか等についてもご説明を させていただく予定です。

ジャパンケアUK ウェブサイト http://www.wix.com/japancareuk/japan-care-uk---2

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当会報へのご 当会報へのご意見 へのご意見、 意見、ご感想、 感想、 ご希望をぜひお 希望をぜひお寄 をぜひお寄せ下さい。 さい。

編集・構成: オークリー千春 デイセンター報告: 熊谷敦子 写真撮影: 吉田裕一 送り先:事務局 secretary.jcuk@btinternet.com

<目次> 目次> デイセンターの デイセンターの報告 ——————— 1ページ 写真ギャラリー ————————–– 2ページ 人物紹介 (今月の人 コリガンみち子さん) The Voice 「会員の声」 —————– 3ページ (今月の 今月の声 渡辺正晴さん 渡辺正晴さん、 さん、コリガンみち コリガンみち子 みち子さん) さん) 第2回「母の老後と介護施設」———— 4ページ 私の健康法 まめ知識 「デイセンターの デイセンターの予告」 予告」————–—— 5ページ 「年末の挨拶」 「会計報告」 会計報告」 アンケート中間報告———————— 6ページ Page 6


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