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される地なのです。牡蠣三昧と意気込んで行ったも のの、まず牡蠣専門のレストランがありません。ド ンコロおじさん、怒り心頭で観光案内所にいき、ど うしてくれると息巻きますが、ゴールウェイの牡蠣 は世界中に輸出され、ここにはあっても良い物はな いと一蹴されました。たしかに、東京の牡蠣バーで ゴールウェイの牡蠣が食べられるよな。うーん、便 利だけれど空しい。ゴールウェイの牡蠣は、すくな くともゴールウェイでも啜れるようでないといけな い。急に、東京の高級牡蠣バーで産地表示保証金権 資本主義御用達超新鮮的愛蘭島西端牡蠣を食わされ ている感じがしてきた(椎名誠調ですいません)。 これからは、せめて日本産だけにしよう。 ゴ ー ル ウ ェ イ 湾 か ら 、 ア ラ ン 諸 島 ( Oileáin )に渡ることができます。岩盤でできたこの Árann 島では、土が風で飛ばされないように畑を石垣で囲 み、岩盤を槌で砕き海藻と粘土を敷き詰めて土をつ くってまで農業を行っています。いわば有機農業に より、土壌を作っている珍しいところで、実際に見 てみたかったのですが時間がなく断念。アイラ島は ウィスキーも有名で、ちょっと磯の香りします。バ レイショと羊毛の島。手編みのアランセーター(フ

ィッシャーマンセーター)が有名ですが、岩垣を模 したというアラン模様で、特にケルト文化とは関係 ないようです。 ケルトの痕跡を求めて、ゴールウェイ市の博物館 に行ってみましたが、 小さく、 展示もほとんどなく、 訳の分からん展示法で、失望。古代の石器、土器は 少々あるにはありますが、次いでケルト人文化の頃 には土器にまじって、ごく少数の金属製品が出てく るだけでが、その後は、一気に中世にジャンプし、 さらに、現代にジャンプするといった具合です。文 化が、ホップ、ステップ、ジャンプといった感じで, 連続性が全く感じられない(これは、ダブリンの博 物館でも美術館でも全く同じ) 。 アイルランドでは、 世間でいうケルト人文化って、本当に存在したので しょうか。 それで前振りが長くなりましたけど、せめてダブ リンでオイスターをと決心していたのです。ネット

でオイスターが食べられる、バーを探すと The ( 16-18 Parliament Porterhouse Temple Bar 街の外れで Street Dublin)2があり、 Temple Bar すが、混んでいました。大きな Carlingford Oysters の "Oysters baked with smoked Salmon butter

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サステナ第47号  

気候変動、持続可能な消費と生産、自然資本と生態系サービス

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