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今後の GIRASOL の活動

08

• 学習支援 6 月から始めた町田市民フォーラムでのペルー人の子どもに対する学習支援を今後も継続して行っていきま す。また、それ以外にも大和市国際化協会と協力してスペイン語圏の子どもに対し学習支援を行う予定です。

• 外語祭(11 月) 去年に引き続きラテンアメリカ地域の紹介やフェアトレード商品の委託販売を行う他、学習支援の報告など、 GIRASOL の一年間を振り返る展示も行います。

• 多文化チャリティコンサート(未定) ラテンアメリカの会 GIRASOL

外大では、様々な地域の音楽・舞踊サークルが活動しています。それらのサークルを全部集めてチャリティコン

は、ラテンアメリカの現状を

サートを開催できないかと密かに計画中です。

研究して、より多くの人に伝 えることを目的とした国際協 力同好会です。学内におけ

号 2009 年 11 月

ラテンアメリカの会 GIRASOL の 月刊ニュースレター

Girasol Times

8 外語祭特別号

8

目次

ネパリ・バザーロ

今 までの活 動 ① P.1

ネパールを中心としたアジア

今 までの活 動 ② P.2

諸国のハンディクラフト製品や

外 語 祭 企 画 P.3

食品の企画・開発を行い、継

おしらせ P.4

続的に輸入を続けることによっ

これまでの活動

て、現地での就業の場の拡大

府中第七中国際理解教育

を目指すフェアトレード団体で、

る国際協力推進活動を中

4 月 新歓

心にスペイン語専攻 7 人で

5 月 フェアトレード月間(貿易ゲーム、映画上映会等)

す。立場の弱い人々、女性、

6 月 児童労働撲滅キャンペーン(講演会、チャリティフットサル大会等)

子どもの自立を支援し、貧困の

今回は外語祭特別号ということで、GIRASOL の今まで

課題改善に取り組んでいま

の活動を振り返っていくと共に、今後の活動の展望に

活動して い ま す。 GIRASOL (ヒ ラソル)は スペイン 語で

1992 年か ら活動を してい ま

「ひまわり」を意味します。

す。 社会貢献の部分をボランティ

Girasol Times 08 号

ア性で補いながら、常に市民 の方々に開かれた形で、企画 開発、輸入、卸、販売、調査、 収入向上、社会開発などの活 動を行っています。具体的に は、フェアトレードの研究調査、 企画開発、輸入、卸、販売部 ラテンアメリカの会 GIRASOL

門の主体は、有限会社組織と

メール: latinoamerica_girasol@hotmail.co.jp

して法人登録して実施し、国

HP: http://ameblo.jp/latinoamerica-girasol/

際フェアトレード連盟組織にも 加盟しています。 生産者の状況を理解するた め に 定期的に 生産者を 訪問 し、企画開発を行う他 、伝統 的な商品作りをすすめるため の文化的背景の研究や、村の 換金作物を作るためのネットワ ーク作り(政府への働きかけ、 商工会議所との協力など )な ど、フェアトレードを通じた貢献 の道を探っています。 (参考:ネパリ・バザーロ HP)

GIRASOL の今までとこれから ついてお伝えしていきたいと思います。 今までの活動 2007 年 7 月に立ち上げた「ラテンアメリカの会 GIRASOL」は、今年の7月で 3 年目を迎えます(同好 会として認定されたのは 2008 年 4 月)。人数が少なく 活動が限られてしまうこともありましたが、その中でも 自分たちがやりたいこと、やるべきことを真剣に考え、 行動に移して来られたのではないかと思います。立ち 上げてから今までの経緯を簡単に振り返ります。 2007.7~2008.3 同好会としてまだ認定されていなかったこの時期 は、ラテンアメリカ地域を研究する勉強会や広報誌の 発行、認定された後の活動計画の話し合いが活動の 中心でした。広報誌の中で自分たちが勉強したことを 報告することで、自分たちの活動、ラテンアメリカ地域 のことを多くの人に伝えていきました。 2008.5 フェアトレード月間 同好会としての最初の活動は、世界フェアトレード月 間である 5 月に外大生にもっとフェアトレードについて

2008.11~12 府中第七中学校ワークショップ 去年の 11 月から 12 月にかけて、府中市立第 七中学校の 1 年生を対象に国際理解の授業を行 いました。貧困や格差について、ワークショップを 通して考えてもらいました。 1回目の授業では、「貿易ゲーム」を行い、そこ から感じたことなどを話し合ってもらいました。2回 目の授業では、中学生を外大に招いて、「もし世 界が100人の村だったら」というワークショップをラ テンアメリカ地域の現状にアレンジしたものを体験 してもらいました。3回目の授業では、「あいのり」と いう番組を編集したものを見てもらい、そこで取り 上げられていたガーナの人々の生活を知った上で 今までの3回の授業を振り返り、今回のテーマに関 して「今の自分にできること」を考えてもらいました。 1学年という大人数が相手だったことや、伝えた いことに対して与えられた時間が短かったこともあ り、うまくいかなかったことも多かったのですが、そ こから学んだこともたくさんあり、今では GIRASOL の 活動の原点といえるワークショップです。

知ってもらおう、というものでした。世界の貿易システ ムの中に潜む格差などの問題を体験する「貿易ゲー ム」を企画したり、フェアトレード団体「ネパリ・バザー ロ」の丑久保さんをお呼びしてのイベントを開いたり、 生協で販売されているフェアトレード商品の PR などを 行いました。このイベントを無事終えたことは、これか ら活動していく上での自信につながりました。

Picaflor


PUENTE の想い

日本ペルー共生協会

2009.6.17 真光寺中ワークショップ

日 本 ペ ル ー 共 生 協 会 (AJAPE)は 、広く一般市民を

「国際交流の日」。多文化コミュニティ教育

対象として日本に滞在するペ

支援室の方に来た要請を、今年は

ルー及びラテンアメリカ出身者

GIRASOL が引き受けました。「多文化共生」

又はその子どもが、日常生活

をテーマに、日本とラテンアメリカで暮らして

を営むうえで彼らのアイデンテ

いる日系人が抱えている現状を写真や映

ィティを守りつつ日本の秩序、

像を通して知り、彼らについて考えてもらい

ルールに従って日本人と平穏

ました。難しいテーマではありましたが、中学

に共存できるようにし、国籍を

生が今後の人生の中で「多文化」を見つめ

問わない真に友好的で豊かな 共生社会の実現に寄与するこ とを目的として活動を行ってい ます。 AJAPE は以下のような事業 を行っています。 ①入学進学に関する事業: 入学進学に関する情報の母 語での説明、相談等。 ②学業成績に関する事業: 母語による学習会、母語によ る学習の悩み相談等。 ③アイデンティティに関する事 業:フェスティバルの企画、開 催、継承言語教育等。 ④共生のための事業: 市、区役所情報の母語での説 明等。 ⑤普及啓発活動: ホームページでの情報伝達、 スペイン語新聞への情報提供 等。 ⑥情報支援、及びネットワーク の構築事業:ペルーラテンアメ リカとの共生を目指す団体との 交渉等

外語祭 2008年度外語祭

ていくきっかけとなってくれればと思います。 2009.6~ 町田学習支援

の学業成績に関する事業で、 毎週土曜日15時から18時ま で英語と数学を中高生に教え ています。

PUENTE は、ボリビア・ペルーの 手づ くり商品の 企画、輸入、 卸、販売を主な事業とし、落 合裕梨さんが個人で運営を行 っています。 2002年10月に NGO の現 地調整員として、ボリビアのア

Guanajuato

ンデス高地の農村で識字教育 などに使える集会所のようなも

外語祭企画

外語祭期間中は毎日、10 時から 17 時まで展示を行

のを住民と作るプロジェクトに

去年の外語祭では、中学生を招いてワークショッ

GIRASOL の新しい活動として、今年の6月から学

去年に引き続き、今年も外語祭で教室を借りて展示

っています。今年の教室は去年の 3 階から 1 階に引っ

プを行っただけでなく、ラテンアメリカ地域の政治・社

習支援を行っています。現在は、町田市民フォーラ

を行います。簡単にではありますが、その展示の内

越して 105 になりかなり立ち寄りやすくなったので、より

会・地理・文化に関する展示やフェアトレード団体が

ムで NPO 団体 AJAPE が行っているペルーから来た

容を紹介したいと思います。

多くの人に足を運んでいただければと思います。

取り扱っている商品の委託販売などを行いました。

子どもたちに対する学習支援へ毎週土曜日に参加

ラテンアメリカについて知る

展示場所が3階ということもあり、正直全くお客さん

しています。また、9月の終わりからは、川崎市立南

去年はラテンアメリカ全域の政治・社会・地理・文

が来ないのでは…と考えていたのですが、予想外の

大師中に通っているペルー人の女の子に対する日

化について紹介しましたが、今年からは地域を限定

盛況ぶりで、子どもから大人までたくさんの方が足を

本語支援も行っています。

し、それぞれの地域について深く知ってもらいたいと

運んでくださいました。これを励みに今年の外語祭

今までを振り返って

考えています。今年は GIRASOL のメンバーが旅行し

もがんばっていきたいと思います。

自分たちのやりたいことを実現させるためにひたす

です。

今年のフェアトレード月間では、主に3つのことに

に思います。これからも今まで行ってきた活動を継

学習支援報告

取り組みました。1 つ目は昨年に引き続き「貿易ゲ

続して行っていくとともに、ラテンアメリカ地域や国際

町田での学習支援を始めて早くも半年が過ぎようと

ーム」を、2 つ目はガレリアでのフェアトレードに関す

協力に関する知識をより多くの人に知ってもらえるよ

しています。活動を通して子どもたちに勉強を教えて

る展示、そして 3 つ目は「おいしいコーヒーの真実」と

うに様々な企画を立案し、実行に移していきたいと

あげるともに、自分たちも彼らから多くのことを学びま

いう映画の上映会です。そのほかにも昨年同様、生

考えています。

した。今までの活動で感じたことをひとりひとりが文章

ったそうです。 PUENTE では、自然の素材 を使って、手間ひまかけてもの づくりをすること、つくり手たちと つながりあうことを大事にしてい

Machu Picchu

ます。 ボリビアの人々と関わってい

メキシコ・グアナファトより

レードカレーをメニューに追加してもらう、などの活動

さらに知識を身につけ、深化させていく必要がありま

NPO 団体 AJAPE についても紹介したいと考えていま

も行いました。

す。また、イベントを企画・運営していく上で、今の人

す。

こんにちは!メキシコのグアナファトに留学中の

2009.6 児童労働撲滅キャンペーン

数では継続性に欠けているのも現状です。自分たち

委託販売

GIRASOL、前島健です。ここはメキシコで一番美

きたいと考えたときに、「援助 活動」は自分にはしっくりこな い、と考え、彼女ら彼らの手仕

5月、6月は GIRASOL にとってかなり忙しい月とな

の活動をより多くの人に知ってもらい、共感してもら

去年に引き続きフェアトレード商品の委託販売行い

しい町と言われ、町全体が世界遺産に登録され

りました。6月は児童労働をテーマにして、①フリー・

い、参加してもらわなければなりません。自己満足で

ます。今年はペルー・ボリビアの生産者と日本の消

ているほどの場所なのですが、驚くほど小さな町

ザ・チルドレン・ジャパン(以後 FTCJ、詳しくは 7 月号

終わらない活動にするために、ここからはより外に向

費者をつなぐ団体 PUENTE の商品を扱います。商品

です。具体的に言うと道を歩いていれば必ず誰

に掲載しています)の諏訪真衣子さんによるフィリピ

けて自分たちの活動を発信していくことを意識しなけ

に触れることで、フェアトレードをより身近に感じてもら

かした知り合いと遭遇できるくらい(笑)語学学校

ンスタディツアーの報告会、②児童労働に関する写

ればならないでしょう。

えたらと考えています。

の日本語科でメキシコ人に日本語をスペイン語も

多文化共生について考える

交えながら教えることで日本でしていた学習支援

真光寺中のワークショップで扱った、日本で暮らす

の経験が生きていると思うし、逆にスペイン語で

日系ブラジル人の女の子が自分で作った映像「レモ

高度な文学の授業を受けることで支援を受けて

この2ヶ月間を通しての課題は、イベント自体の内

ン」を放映します。その映像を見た上で、中学生にも

いた子どもたちの立場が痛いほど理解できるよう

容よりも、いかに人の関心をひきつけるか、という所

考えてもらった自分のアイデンティティと映像の女の

になりました。また、バスケットボールや柔術な

にありました。イベントの回数の割に、参加してくれた

子のアイデンティティについてのワークシートを記入し

ど、小さいながら色々できて楽しい生活を送って

てもらう、というものを企画しています。

います。

フェアトレードカレー

然環境と調和して堅実に暮ら

の刺繍の技術にほれ込んでい

にしたものを展示する他、参加させていただいている

学生が少なかったように思えます。

ちの食べるものを作り出し、自

たちの織物の技術、男性たち

しかしそのためには、メンバーひとりひとりが今より

トサル部 TUFSAL との共催)を行いました。

月のプロジェクトの中で自分た

統文化を引き継いでいる女性

協でのフェアトレード商品の PR、特別食堂でフェアト

ードボールを使ってのチャリティフットサル大会(フッ

関わる機会があり、その10ヶ

す村の人々の生活文化と、伝

たペルーと現在メンバー2 名が留学しているメキシコ

ら奔走した 2 年間。本当にあっという間に過ぎたよう

2009.5 フェアトレード月間

真展(FTCJ に写真をお借りしました)、③フェアトレ 私たちが関わっているのは②

今回委託販売させてもらう

毎年 6 月の学校の定例行事となっている

事を日本に紹介する「一商売 人」としてお付き合いするのが 自然な形であると落合さんが 考えているためです。 何の経験もないところからの スタートで全てが手探り。最初 の3年は年の半分以上をボリビ アに滞在し、つくり手との関係 の土台を作ることから始まった PUENTE は、2006年からはペ ルーのつくり手との付き合いも 始まり、彼女ら彼らの作ったも のを日本の人々に届けていま す。 (参考:PUENTE の HP)

Girasol Times no.8  

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