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「自由」と「多様性」の国、アメリカ合衆国。 さまざまな文化や異なったバックグラウンドをもった人々との出会いは、成長や人脈構築につながる。

2019

アメリカ留 学 ガイド アメリカ大使館主催の留学フェア

アメリカ留学 EXPO アメリカ留学 All About 中学・高校留学/英語学校留学/大学学部留学 大学院留学/私立専門学校留学

S chool G uide アメリカ留学に必要なテスト 留学実現に必要な事前準備 出入国の手順と現地での生活

FREE

発行:KBUNSHA

後援:アメリカ大使館


アメリカ大使館からのメッセージ 外国に暮らす経験は色々な意味で人生を豊かにしてくれます。私は民間企業で働いていたとき、3年間日本で過ごしました。 その間、私は日本人の方々と働き、日本文化について学ぶことを大いに楽しみました。今こうして大使としてこの美しい国 に戻ることができ、家族とともに日本の文化をさらに学ぶ機会を得たことを幸運に思っています。 もし皆さんがアメリカに留学したら、私の日本での生活がそうであったように、その経験はきっと皆さんの人生を豊かにし てくれると思います。新しい友人ができ、見たことのない場所を訪れる機会もあるでしょう。アメリカの文化や伝統につい て学びながら英語力を磨くこともできます。これらはすべて自分の将来を豊かにするための自分自身への投資だと思います。 そのような経験をすることで、皆さんは広がり続けるグローバル市民の輪に入ることになります。昨年は世界中から 100万人以上の学生がアメリカの大学に留学しました。これらの留学生はアメリカ人学生とともに、学業と文化の両面で 多くの機会にあふれた活気あるキャンパスライフ作りに参加しています。彼らは留学中に得た生涯の友人、異文化コミュニ ケーション能力を生かし、母国に戻った後は 21 世紀のグローバルな職場環境で活躍しています。 アメリカの大学は、施設や資金の充実度、教授陣の質の高さにおいて世界的に有名です。大都市の大きな大学、中西部の町 の小さなリベラルアーツの大学、皆さんの関心がどちらにあるにせよ、かならず自分のニーズにあった大学を見つけること ができると確信しています。 色々な選択肢を前にした皆さんに、ぜひアメリカへの留学を考えていただきたいと思っています。私がそうであったように、 皆さんのアメリカでの経験は思ってもいなかった素晴らしい可能性につながることでしょう。

ウィリアム・F・ハガティ 駐日米国大使

Living in a foreign country is an experience that can enrich your life in numerous ways. Many years ago, I spent three years in Japan working for a private company, and I thoroughly enjoyed working with Japanese people and learning about Japanese culture. I have been fortunate to return here as Ambassador, so I can now experience more of this beautiful country and culture together with my family. Studying in the United States will enrich your life, as living in Japan enriched mine. You will make new friends and visit new places. You will improve your English while learning about our culture and traditions. And you will be making an investment in your future that will benefit you for years to come. Last year more than a million students from around the world came to study at U.S. colleges and universities. Together they helped create vibrant campuses filled with rich academic and cultural opportunities. After studying in the United States, those students returned home to their countries with lifelong friends and the new cross-cultural communication skills to help them succeed in the workplaces of the 21st century. U.S. universities are known worldwide for the quality of their facilities, resources, and faculty. Whether you are interested in a big-city university experience, or a small liberal arts school in the Midwest, there is a school and a program that will meet your needs. As you consider the range of choices before you, I sincerely hope you will consider studying in the United States. Like my first experience in Japan, your experience in the United States can lead to exciting opportunities you never imagined were possible. Sincerely. Willian F. Hagerty, IV United States Ambassador to Japan

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アメリカ留学ガイド 2019

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アメリカという国。

The United States of America アメリカ大使館主催の留学フェア

アメリカ留学 EXPO 米国務省支援 EducationUSA アドバイジングセンターのご案内 これを読めばアメリカ留学のすべてがわかる

アメリカ留学 All About 16

中学・高校で学ぶ

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英語学校で学ぶ

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大学学部で学ぶ

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大学院で学ぶ

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私立専門学校で学ぶ

アメリカの学校紹介 志望校選びの参考にしよう

School Guide

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アメリカ留学に必要なテスト

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アメリカ留学体験記

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留学までに知っておきたい❶

留学実現に必要な事前準備 留学までに知っておきたい❷

出入国の手順と現地での生活術

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留学には、なぜ保険が必要か

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留学サポート団体の運営プログラム一覧表

発行日:2018年6月29日  発行:KBUNSHA(恵文社)   後援:アメリカ大使館 広報・文化交流部 印刷・製本:奥村印刷株式会社 編集協力:日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)/ EDICM海外教育コンサルタンツ/公益財団法人 ワイ・エフ・ユー日本国際交流財団(敬称略) ◎本誌の無断複写(コピー)、転載を禁じます。 ◎本誌の記事内容、料金や数字は、2018 年 6 月現在の資料に基づき編集されています ★本誌の追加注文は右記にご連絡ください。KBUNSHA E-mail:order@kbunsha.com Web:www.kbunsha.com

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The United States of America アメリカという国

「自由」と「多様性」の国 48州にアラスカ、ハワイの2州と首都ワシントンD.C.か ら構成されているアメリカ合衆国。それぞれの州に自 治権があり、各州が国家のように存在している。地域 や都市によって雰囲気が異なり、その景観や気候も山 岳地域や砂漠まで多種多様。訪れる場所やタイミング によって、さまざまな表情が見られるアメリカは、言 葉では表現できないほどユニークで刺激的な国。

アメリカの基本情報 首都:ワシントン D.C. 面積:約 9,826,675.00㎢

自由の国アメリカを代表するアイコンとして知られ、ニュー 。左手には ヨークでもNo.1の観光スポット「自由の女神」 1776年7月4日と書かれた純金の独立宣言の書、右には「世 界を照らす自由」を表しているトーチを掲げている。

人口:約 327,942,000 人 公用語:英語 通貨:アメリカ・ドル($)

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Music これまでアメリカは、その歴史の中で膨大な量の音楽 を生み出してきた。ブルースやジャズ、カントリー、 ソウル、ロック、ヘヴィメタル、ヒップホップ、グラ ンジ…多くの音楽がアメリカで創られたといっても過 言ではない。アメリカには各地に音楽博物館や史跡な どがあり、国民の音楽への愛情がいたるところに感じ られる。また、ナイトクラブやフェスティバル、ライ ブハウス、ストリートなど、アメリカではどの場所で もミュージックライフを楽しむことができ、現在でも 新たな音楽が日々生み出されている。

Sports アメリカ国民にとって、スポーツは地域コミュニケー ションの一部であり、日常生活に常に存在しているも のといえる。地域の高校のアメリカン・フットボール やバスケットボールの試合は、それぞれの地域社会の 住民にとって、最大の週間イベントとなっている。ア メリカが生んだスポーツといえば、野球、アメリカン・ フットボール、バスケットボールの 3 つだが、ゴルフ やテニス、ボクシングなど、さまざまなスポーツを多 くのアメリカ国民が楽しんでいる。

Theater ハリウッド映画に代表されるアメリカの映画は世界中で 公開されており、映画界で最高の栄誉といわれるアカデ ミー賞をはじめ、アメリカには 300 以上の映画に関する 賞が存在する。また、ミュージカルはアメリカで生まれ たといわれており、ブロードウェイには世界中から多く の人々が集まっている。アメリカのトニー賞が演劇界最 高の賞といわれており、映画や演劇の分野でも常にアメ リカが世界をリードしてきたことがわかる。

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City たとえば、アメリカを東海岸から西海岸まで車 で横断する場合、ノンストップでも最低 5 日は かかる。それほど巨大な国なので、その地域・ 都市はそれぞれ独自性をもっている。街の雰囲 気はもちろんのこと、その場所に住む人々も含 めて地域ごとに個性が見られ、 「ニューイング ランド地方の独立心の強さ、世界第 4 位の広大 な大地に育まれた各地域の独自性、南部諸州の 親切なもてなしの心、中西部の堅実さ、西部の 陽気な気質」と各地を表現することもある。

Nature アメリカの広大な国土には、氷河や海岸線、砂丘、熱帯雨林、 溶岩原、国立公園として守られている美しい景観など、バラ エティに富んだ大自然が数多く点在している。ユネスコに登 録されているだけでも 13 の自然遺産があり、国立公園の数 は 55 以上にもおよぶ。アメリカの国立公園では、無数の野 生の動植物に出会えることはもちろん、セーリングやサイク リング、ロッククライミングなどのアクティビティも楽しめ る。また、ただハイウェイをドライブしながら窓の外を見る だけでも、美しい景色を目にすることができる。

The United States of America アメリカという国

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http://americaexpo.jp


米国務省支援 EducationUSA アドバイジングセンターのご案内 EducationUSA は、米国務省・教育文化局 ECA* の支援を受けたネットワークです。 EducationUSA センターは世界に 400 以上あり、各センターは中立的な立場から、 アメリカ留学に関する正確で最新かつ公正な情報を無料で提供しています。 日本においては、札幌・東京・名古屋・関西・福岡のアメリカンセンターおよび 在沖縄の米国総領事館がアドバイジングセンターとして活動しています。 https://americancenterjapan.com

留学関連図書

語学留学

の閲覧

情報

*Bureau of Educational and Cultural Affairs

センターで 留学説明会

提供している サービス

大学・大学院の 選び方 のご案内

奨学金の 探し方の ご案内

渡米前

進路担当教員、

来館・メール・

オリエン

国際交流担当者

電話による

テーション

対象のセミナー

ご相談

センターで提供していないサービス 高校留学情報/ビザ情報/特定の学校の推薦・斡旋・申請手続き代行 ※ EducationUSA センターでは、留学するご本人が、ご自身で大学選択・留学手続き ができるように、「どのように調べて情報収集するか」という手段を提供しています。

アメリカ留学に関する情報は  https://americancenterjapan.com

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EducationUSA センター一覧 留学アドバイザーに 相談ができるセンター

▶アメリカンセンターJapan(東京-溜池山王) Email: ACJTokyo@educationusa.info  開館時間: (月∼金:13:00∼17:00 日米祝日除く) Tel: 03-5545-7435(月・水・金:13:00-17:00)

▶福岡アメリカンセンター(福岡)※来館は要事前予約 Email: fukuoka@educationusa.info (月∼金: 9:30∼17:30 来館は予約制) Tel: 092-733-0246 ▶EducationUSA 沖縄(沖縄) 〒901-2104沖縄県浦添市当山2-1-1 Email: NahaOkinawa@educationusa.info Tel: 098-876-4211(月∼金: 9:00∼17:00) ▪浦添市立図書館(098-876-4946)※来館は要事前予約 ▪名護市立中央図書館(0980-53-7246)※来館は要事前予約

▶札幌アメリカンセンター(札幌) Email: sapporo@educationusa.info Tel: 011-641-1115(月∼金:13:30∼17:00) ▶関西アメリカンセンター(大阪) Email: KansaiAmCen@educationusa.info ▶名古屋アメリカンセンター(名古屋)※来館は要事前予約 Email: NagoyaAmCen@educationusa.info (月∼金:10:00∼16:00 担当者不在時は応答しません)

※日米の祝日、アドバイザー不在日などに より相談業務を行えない場合があります。 来館は要事前予約。

2018 年 EducationUSA 関連イベント

カレッジフェア2018 in 沖縄(沖縄)

2018 EducationUSA カレッジフェア in OSAKA(大阪)

日時:2018年7月28日(土)  13:30-16:30

日時:2018年9月23日(日)  12:00-16:00

会場:カルチャーリゾートフェストーネ

会場:大阪市立中央図書館 中会議室・大会議室

https://www.facebook.com/U.S.ConsulateGeneralNaha/

https:www.facebook.com/irckansai

または https://twitter.com/USConsulateNaha アメリカ留学フェア(福岡) アメリカ留学フェア(名古屋)※英語圏留学フェア同時開催

日時:2018年9月17日(月・祝)14:00-17:00(途中入退場可)

日時:2018年7月22日(日)  12:00-16:00

会場:アクロス福岡7階 大会議室(福岡市中央区天神1-1-1)

会場:名古屋国際センター別棟ホールほか

Email: fukuoka@educationusa.info

https://americancenterjapan.com/event/201807225904/

https://americancenterjapan.com/event/201809175992 または https://goo.gl/Vzxmiv

EducationUSA EXPO 2018(東京)

  米大学25校と留学関連団体が福岡に集い、 セミナーと個別面談を開催。 高校・

日時:2018年9月8日(土)  12:00-18:00

大学・大学院・語学の留学、奨学金、英語のテストに関して、留学に必要 な情報は全てこのイベントで得ることができます!参加費無料、通訳あり。 申込:当日参加可能。https://goo.gl/HpNe6jより事前登録者には、国務省 オリジナルグッズをプレゼント。

会場:御茶ノ水ソラシティ http://americaexpo.jp/

「トビタテ!留学 JAPAN」とは、文部科学省による官民協働の「留学促進キャンペーン」 。 すべての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す気運を醸成することを目指しています。

EducationUSA は 「トビタテ!留学 JAPAN」を 応援しています

「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム~」では、民間企業から の御寄附により、2020 年までの 7 年間で約 1 万人の高校生、大学生に返済不要の留学奨学金や充実し た事前/事後研修等を提供し、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成します。支援対象は、日 本の高校または大学、専門学校、大学院などの高等教育機関に在籍している学生・生徒なら誰でも対 象です(海外進学は対象外) 。どんな留学がしたいかを自由に描け、インターンシップなどの学校に行 かない計画も支援されます。募集要項などの詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。 http://www.tobitate.mext.go.jp( 「トビタテ」で検索!)

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お気軽にご来場ください

2018年10月29日(月)

ウェスティンホテル東京 【フェア開催時間】18:00~20:00

非常に優れた学業プログラム 充実した大学進学準備課程 少人数制の授業と個々の生徒への心配り やる気のある仲間たちと生涯続く友情を築く 可能性は無限大です!

詳細はウェブサイトをご覧いただくかメールでお問い合わせください。 www.boardingschools.com

Shaver@TABS.org


Summer & Boarding School Expo

世界の

ボーディングスクール サマースクール 留学フェア

アメリカ

・スイ ・カナダ

15 ~ 20

2018 年 11 月 15 : 00 - 18 : 00

校のボー

ス・イギ

ースト リス・オ

スクー ディング

リアから

ルが来日

17 日(土) 会場:グランドプリンスホテル新高輪

◎ ボーディングスクールとは? ・世界数十カ国から生徒が集い、人種、国籍、宗教の枠を超え、幅広く一般教養課 程を学び、全ての分野において活躍する将来のリーダーを育成する教育を提供す る私立の寮制進学校です。生徒は、寮生活を通して自主性と規則正しい生活習慣 を身につけ、世界中の学生との交流をし、文化、歴史観、考え方の違いを学びます。 ・生徒は、少人数制の授業の中で、自分の意見を論理的に伝える手法を学びながら、 他者の考え方を分析することで批判的思考を身につけることができます。また、 放課後の課外活動(運動部や文化部)への参加が義務付けられており、初心者か ら上級者まで、レベルに応じて活動できます。 ・生徒一人ひとりの進学希望と学力に合わせた大学進学指導が充実しており、世界

主催:

世界各国で留学フェアを開催している教育団体

後援:アメリカ大使館商務部/エディクム

の名門難関大学を含め、大学進学率は約 100% です。

【問い合わせ・詳細】 

https://www.edicm.jp/

エディクム(Tel 03-3408-2901)


これを読めばアメリカ留学のすべてがわかる

アメリカ 留学 All About

日本人の留学先として、人気を集めているアメリカ。 毎年、数多くの日本人留学生がアメリカに渡っている。 政治・経済、エンターテイメントなど、あらゆるジャンルで世界の最先端をいくアメリカは、 教育水準においても世界のトップレベルを誇る。 独立革命以来、国をあげて推進された「自由と平等」という民主主義の理念と精神は、 現在も教育制度の中に生かされており、フレキシブルな特徴が数多く見られる。

中学・高 校 で 学 ぶ

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

16 ペ ー ジ

18 ペ ー ジ

20 ペ ー ジ

大学院で学ぶ

私立専門学校で学ぶ

26 ペ ー ジ

28 ペ ー ジ

アメリカの学年制度 アメリカ の学校 Grade

1

年齢

∼7

日本

ミドル・スクール ハイスクール

エレメンタリー・スクール

2

3 8

4 9

小学校

5 10

6 11

7 12

8 13

9 14

10 15

11 16

中学・高校

4 年制 大学

2 年制 大学

大学院

12 17

18

19

短大

20

21

大学

22

23

大学院

※州により上記と異なる場合がある。

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アメリカ 留学 All About

中学・高 校 で 学 ぶ

アメリカの初等・中等教育(小学校~高校)の学年制度は、トータル年数は 12 年で日本と同じ。しかし、6 年・ 2 年・4 年制、5 年・3 年・4 年制、8 年・4 年制など、州や学校によって形式はさまざま。義務教育は 6 歳また は 7 歳から始まり、16 歳前後で終了する州が多い。学年は小学校から中学・高校まで区別がなく、日本でいう 中学 1 年生は 7 年生(7th Grade)になる。

中学・高校留学の種類と特徴  アメリカの中学・高校(セカンダリー・スクール)への長期留学には、 「交 目的に違いがあるので、自分に合った留学の方法を選ぼう。交換留学や体験 留学の場合、日本の学校を「休学扱い」にするか「留学扱い」にするかは学校 と相談して決める。アメリカの学校で取得した単位は、学校長の判断で36

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年半∼ 年前

換留学・卒業留学・1年間留学」の3つのタイプがある。それぞれに特徴や

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高校生の交換留学プログラムへの参加手続き は、原則的に個人ではできない。交換留学プ ログラムを運営・推進している団体(56 ペー ジ∼参照)などに依頼をする。次のチェック

単位を限度に日本の学校で認められる。

項目を読んで、信頼できる団体を選ぼう。 ▪参加生を派遣する日本側の団体とアメリカ側 の公益団体の関係 ▪ 参 加 費 用:1 年 間 で 約 150 万 円 ∼ 200 万 円。 費用には、出発前オリエンテーション参加費、 現地での移動交通費、医療などの保険料、昼 食代金、団体単位の活動費などが含まれる ▪選考試験の有無とその内容 ▪留学前オリエンテーションの有無と内容 ▪受け入れ態勢、留学中のカウンセリング・シ ステム ▪留学期間中の保険

交換留学(高校生のみ対象) ▪高校在学中に 1 年間(9 か月)の留学 ▪「親善大使」としての文化交流が目的 ▪アメリカ人ホストファミリー宅でホームステイし、地域の公立校に通う ▪入学する学校を選ぶことはできない

卒業留学 ▪アメリカの中学・高校の卒業を目指す ▪通常 2 年以上の留学期間で私立校に入学

形式的な試験ではなく、英語の総合力テスト

▪自分の行きたい環境や学校を選択できる ▪多くの生徒は、ボーディング・スクール(寮制学校)の寮に滞在する

接を実施している団体が望ましい。学校の成

のほか、学校成績の評価、本人・保護者の面 績は、出願の際に提出するのが一般的。 ホス

1 年間留学

試験に合格すると、受け入れ高校やホスト

▪日本の学校を休学して、1 年間留学する ▪アメリカの私立学校に入学 ▪自分の行きたい環境や学校を選択できる

ファミリーを決める手続きがはじまる。出願 書や質問書、日本の学校の推薦書、健康診断 書、ホストファミリーへの自己紹介などを英 語で作成する。ホストファミリーが決まった ら手紙やメールを送るなど、積極的にコミュ ニケーションをとろう。

高校生の交換留学  高校生の「交換留学プログラム」では、参加生は日本とアメリカを結ぶ親

高校生の交換留学プログラムの場合には、学

善大使として、学校での勉強、クラブ活動や友だちとの交流、ホストファミ

生ビザではなく交流訪問者ビザ(J-1 Visa)を 取得する(51 ページ参照) 。

リーとのコミュニケーションなど、積極的に行動することが要求される。履 将来の目標などに合わせて選ぶことができる。 ホームステイでは、 ホストファ ミリーと対話する時間をとり、その家族の一員になるよう努力することが大 切。それぞれの家庭に決められたルールがあるので、できるだけ早く確認し ておこう。 16

3

か月前

修科目は現地の生徒と同じ必修科目をとる必要はなく、 自分の英語力や興味、

パスポートや航空券、クレジットカードなど の渡航準備については、50 ページ∼を参照。


中学・高 校 で 学 ぶ

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

大学院で学ぶ

 高校生の交換留学プログラムは、米国務省が実施団体を認可し、プログラ

私立専門学校で学ぶ

1年

ムの管理・運営を代行させている。 「交換留学」というのは、原則的に現役 高校生がボランティア家庭に家族の一員として滞在し、その家庭がある学区 しかし、最近ではホストファミリーや私立高校にお金を払って留学する「交 換留学」を実施しているサポート団体もある。

1

年半∼ 年前

の公立高校に1学年間(約9か月)通学するというプログラム(授業料免除) 。

1

留学サポート団体(56 ページ∼)などで、学 校の場所や規模、留学生の受け入れ実績、以 下の項目などを考慮して 3 ∼ 4 校くらい選ぶ。 ▪費用:年間 $34,200 ∼ $70,000 が目安。小遣 いや交通費、保険料は別途用意する ▪入学条件:TOEFL Junior、 TOEFL、 SSATなど、 どのテストが必要か ▪学校の制度:学期の編成、カリキュラム、卒 業資格(修了証書)がもらえるか ▪課外活動:スポーツ、芸術活動やクラブ活動 ▪設備:スポーツ施設、寮、IT 環境など ▪サポート態勢:進路相談に応じてくれるアド バイザー、テューター ▪ ESL(英語研修)の有無 ▪留学生の割合 ▪寮生の割合

卒業留学  卒業留学とは、 アメリカの高校に在籍して 「卒業」 を目指すプログラム。 「私 費留学」 「正規留学」 「進学留学」と呼ばれることもある。卒業までの期間には 個人差があるが、12年生(高校3年生)に入学して1年間で卒業するには相 応の英語力が必要になり、また最終学年での受け入れをしない学校も多い。 そのため卒業留学をするほとんどの生徒は、期間を2年以上に設定して卒業 を目指す。ただし、アメリカの公立中学・高校への留学は1年間しか認めら れていないため、2年以上の場合は私立の中学・高校に留学することになる。  卒業留学の途中で断念し、アメリカの中学・高校を中退した場合、日本の

出願締め切りが設定されている学校(おおむ ね 1 月)と随時募集の学校がある。締切日が

高校への復学はむずかしい。そのため休学扱いで留学し、確信が得られた段

設定されている学校の合格発表は 3 月 10 日

階で日本の高校を中退するというパターンもある。アメリカの私立中学・高

のところが多い。出願に必要な書類には、次

校には寮制(通学生も在籍)と通学制のみの2種類の学校があるが、多くの

のようなものがある。

生徒が寮制学校(ボーディング・スクール)に入学する。

▪入学願書(Application Form) :学校のウェブ サイトからダウンロードできる ▪申請料(Application Fee) :$50 ∼ $150。オ ンラインでクレジットカードで支払う ▪ 英 文 の 成 績 証 明 書(Transcript of Record) : 出身校や在籍校の過去 2 ∼ 3 年間の成績 ▪ 学 校 の 先 生 に よ る 推 薦 状 2 ∼ 3 通(Letter of Recommendation / Reference) ▪英語力の証明書:英語力や学力を証明するテ 。 ストのスコア(40 ページ参照) ▪英文エッセイ(Essay) ▪面接(学校訪問できない場合はスカイプ面接)

1 年間留学  日本の高校を1年間休学し、留学後は日本の在籍していた学校に戻る留学。 中学・高校一貫学校に在籍している生徒が、高校1年次または2年次に留学 する場合が多い。交換留学と違い、滞在環境や学校選択ができるが、体験留 学ではないので卒業留学と同様に試験を受ける必要がある。1年間の留学後 に日本の学校を退学し、 アメリカの学校にそのまま留学を続けることも可能。 ただ、1年間の成績や生活態度が悪いと進級できないこともある。

合格通知が届いたら期日までに内金(Deposit) を払い、 契約書を提出する。入学許可書 (I-20) 取得に必要な財政能力証明書が要求されるの で提出する。I-20 が送られてきたら、学生ビ ザ(F-1 Visa)の申請をする(51 ページ参照) 。

3

か月前

私立中学・高校の中には、英語力の足りない生徒を対象に英語研修(ESL = English as a Second Language)コースを提供している学校がある。通 常、学校到着後に英語のテストを受け、自分のレベルに合った ESL コース を受講する。初級∼上級までのコースを用意している学校と、中級または 上級以上のみの学校があるため、出願時に英語力を証明する試験のスコア を提出する必要がある。英語力に応じて受講時間が決定されるが、初級で も数学や体育、芸術のクラスは現地の生徒といっしょに勉強する。上級の コースになると、ESL 以外はアメリカの生徒と同じクラスをとる。

パスポートや航空券、海外旅行保険、クレジッ トカードなどの渡航準備については、50 ペー ジ∼を参照。

サマースクール 7 月上旬からはじまるものが多く、期間は 2 週間∼ 8 週間。サマースクールの多くは、英語ができなくても参加可能。英語コースを とりながらスポーツや芸術、音楽などのアクティビティに参加し、アメリカ人や他国の留学生と交流できる。長期留学を視野に入 れている人は現地でやっていけるかどうかの判断材料になるので、私立ボーディング・スクールのプログラム参加がおすすめ。

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英語 学 校 で 学 ぶ

アメリカ 留学 All About

多民族国家であるアメリカには、英語を母国語としない人のために開設された英語研修機関が数多く存在し、長 い歴史と伝統がある。英語研修は、一般的に ESL(English as a Second Language)と呼ばれる。大学付属 の英語研修機関、大学キャンパス内の私立の英語学校、単独の私立の英語学校があり、さまざまなアクティビティ が用意されている。

アメリカの英語学校の種類と特徴  アメリカの英語学校は、 「大学に付属している英語研修機関」

 大学付属の英語研修機関が学期制で長期のプログラムを中心

「大学のキャンパスを借りて民間の会社や組織などが運営して

としているのに対し、単独の私立の英語学校は短期(2週間∼)

いる私立の英語学校」 「単独の私立の英語学校」の3つのタイプ

でも受講できるコースが多く、通年いつでも入学できる場合が

に大別される。

多い。一般英語やビジネス英語に加え、大学への進学準備コー

 まず、大学に付属している英語研修機関では、大学への進学

スやTOEFL対策クラス、入学手続きサービスを提供している

準備や大学進学後に必要になるカレッジ・スキルを中心に勉強

学校もある。さまざまなコースを組み合わせるなど、柔軟なプ

する。上級レベルになると、大学の授業を聴講することが可能

ログラムがある。

で、限定科目の履修もできる。大学の施設や寮を利用できる学 校が多い。  大学のキャンパスを借りて民間の会社や組織などが運営して いる私立の英語学校では、大学進学準備コースに加え、一般英

授業料の目安(4 週間)

語やビジネス英語などのプログラムも提供している。キャンパ

▪大学付属の英語研修プログラム  $1,200 ∼(週 20 ∼ 25 時間)

スを提供している大学への進学準備コースを持つ学校が多く、 全米各地の大学進学にも対応している。キャンパス内の私立英 語学校も、大学の施設を利用できる場合が多い。

▪私立の英語学校  $900∼(週20時間)/$1,300∼(週30時間)

▪大学付属の英語研修プログラム アメリカの 英語学校 認定団体

 UCIEP(University and College Intensive English Programs)   URL www.uciep.org ▪私立学校を含む英語研修プログラム  EnglishUSA(American Association of Intensive English Programs)   URL www.englishusa.org  CEA(Commission on English Language Program Accreditation)   URL www.cea-accredit.org  ACCET(Accrediting Council for Continuing Education and Training)   URL www.accet.org

英語学校留学のステップ

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どのタイプの英語学校にするか、留学手 続きは自分でするか、留学サポート団体 (56 ページ∼参照)に依頼するか決める。 留学サポート団体に依頼する人は複数の 団体を比較して慎重に選ぶ。

学校のタイプ、希望のコース、コース期間、 費用などを考えて選ぶ。英語学校には国 や州政府への登録制度はないが、できれ ば上記団体に認定・加盟している学校を 選ぼう。

学校の案内書、願書(Application Form) など、提出書類を入手する。ほとんど の学校のウェブサイトで資料や願書の入 手、入学申請が行える。提出書類はすべ て英文で記入する。申請の際には、願書 のほかに申請料(Application Fee) 、財政 証明書(銀行の残高証明など) 、パスポー トのコピーを送る。学校への支払いは、 銀 行 送 金(Bank Transfer) 、 小 切 手、 ク レジットカードなどで行う。


中学・高 校 で 学 ぶ

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

大学院で学ぶ

私立専門学校で学ぶ

英語学校のコースの種類

一般英語コース

進学準備コース

最も王道といえる英語を身につけるためのコース。語学学校

大学や大学院などへの進学を目指す人が対象のコース。総

で「読む・書く・聞く・話す」のスキルを総合的に学習する。

合的な語学力はもちろん、読解やレポート、論文の書き方、

1 ∼ 4 週間の短期から、2 か月∼ 1 年以上の長期間まで、さ

リサーチの方法など、大学で学ぶためのスキルを習得する

まざまなプログラムがある。世界各国から集まった留学生と いっしょに学ぶことになり、はじめにレベルごとにクラス分

ことができる。規定の成績でコースを修了すると、提携し ている大学に TOEFL や IELTS のスコアを提出せずに進学で

けされるため、ビギナーレベルから上級者まで学習できる。

きる場合もある。

条件付き入学コース

試験対策コース

学業成績などの大学入学条件は満たしており、英語力だけ不

国 際 的 に 広 く 認 め ら れ て い る TOEFL、IELTS、GRE、

足している学生が受講するためのコース。TOEFL などの英 語能力試験の受験をせずに、提携する大学への入学が許可さ

GMAT などのテストのスコアアップや合格を目指す人が対 象のコース。進学準備英語コースの中で、オプションとし

れる。

て受講できるものもある。

ビジネス英語コース

サマーコース

ミーティングや商談、プレゼンテーション、社交術、電話対 応など、ビジネスの場で使える語学力を習得するコース。専 門職や特定分野で必要になる高度な語学力を身につけたい人 に最適。受講にはある程度の語学力が必要。エグゼクティブ 対象の集中コースでは、少人数の集中的なコースで、個別指 導が含まれる場合もある。

夏に開講される短期語学プログラム。期間は 1 ∼ 4 週間で、 小・中・高校生を対象としたジュニア向けと、18 歳以上が

英語プラスαコース

休学・認定コース

英語のレッスンにプラスして、スポーツやアクティビティ、 趣味、専門分野、インターンシップ、ボランティアなどが体 験できるコース。アメリカならではのユニークなジャンルの プログラムも。

大学生が大学を休学して、アメリカの大学に留学するコー ス。前半は語学力を UP し、後半は大学の授業を受ける。在 籍中の日本の大学が協定を結んでいる大学への留学なら、取 得した単位を卒業単位として認定してくれる制度もある。

対象の大人向けのプログラムがある。ジュニア向けは、午 前中に英語を学び、午後は観光・文化体験・アクティビティ に参加する。大人向けは、TOEFL コースやビジネスコース など、アカデミックなコースを開講している学校もある。

オーペア 幼い子どものベビーシッターをしながら、ホームステイをする留学スタイル。子ども好き で家事手伝いが得意な人におすすめ。6 か月以上の場合が多く、滞在費がかなり抑えられる。

滞在が 90 日を超える人、または 90 日未 満でも週 18 時間以上研修を受ける人は 学生ビザ(F-1 Visa)が必要。該当する人 は、申請の際に入学許可書(I-20)が必要 になるので学校から入手する。詳しくは 51 ページを参照。

パスポートや航空券、海外旅行保険、ク レジットカードなどを用意する。渡航準 備について、 詳しくは50ページ∼を参照。

出 発

滞在先はホームステイが中心で、サマー プログラムでは大学の寮が使える場合も ある。また、アパートの紹介を行ってい る学校もある。学校に滞在先の手配を頼 む場合は、申し込み書に記入して依頼す る。滞在先が決まったら、学校から事前 に詳細の連絡がくる。 ▪ホームステイ(4 週間、2 食付き)  $600 ∼ ▪寮(1 セメスター、ふたり部屋)  $2,800 ∼

19


アメリカ 留学 All About

大学 学 部 で 学 ぶ

アメリカには、2 年制と 4 年制を合わせて 4,000 校以上の大学がある。学べる分野の多彩さやレベルの豊富さ などは、世界でもトップ。2 年制大学から 4 年制大学への編入学が確立しており、また日本で取得した単位の移 行が可能など、フレキシブルな編入制度が魅力的といえる。日本とは違い入学試験はなく、出願書類で合否の審 査が行われる。

アメリカの高等教育のシステム

 日本人の学生がアメリカの大学に留学するには、さまざまな種類や ルートがある。目的や将来のキャリアに合わせて、自分に適した進路 を選択することが重要。まず、アメリカの大学のシステムを知ろう。

必要な英語力の目安: TOEFL iBT 45 ∼ 61 / IELTS Band 5.0 以上/ 英検 2 級 A 以上

2 年制大学 コミュニティ・カレッジ 進学コース

日本の高校修了 または卒業見込み

職業訓練コース

ジュニア・カレッジ 一般教養コース

4 年制大学 3 年次へ編入

卒業・就職等

4 年制大学 必要な英語力の目安: TOEFL iBT 61 以上/ IELTS Band 6.0 以上/ 英検 準 1 級以上

卒業・就職等

リベラル・アーツ・ カレッジ

総合 大学

専門 大学

大学院進学

2 年制大学:コミュニティ・カレッジ  アメリカには、 「コミュニティ・カレッジ」と呼ばれる公立

が取得できる。コミュニティ・カレッジには学生アドバイザー

の2年制大学が900校以上存在している。地域住民を中心に

や進学カウンセラーがいるので、編入を希望する学生は進学の

幅広い年齢層の人が通学しており、一般的に学費が安く入学基

意思を伝え、志望校の選択について相談しよう。

準もゆるやか。学生寮を持っている学校は多くないが、多くの 学校が英語コース(ESL)を提供している。 「進学コース」 「職業

▼コミュニティ・カレッジの職業訓練コース

訓練コース」 「高校卒業資格取得コース」があり、進学コースで

 職業訓練コースは、料理、会計、コンピューター、幼児教育、

は2年間の一般教養課程を修了後、4年制大学の3年次への編

航空学、マーケティング、情報処理など、幅広い分野の技術・

入が可能。職業訓練コースでは、実社会で役立つ専門的技術を

職業訓練を受けることができる。内容も実践的な技術から高度

身につけることができる。

な専門知識の習得まで、 バラエティに富んでいる。 職業訓練コー スで取得した単位は、カリキュラムの中に4年制大学進学に必

20

▼コミュニティ・カレッジの進学コース

要な基礎科目が含まれていないため、大学ではほとんど認めら

 進学コースは、2年間の一般教養課程修了後に4年制大学へ

れない。途中で進学コースに変更することは可能だが、職業訓

編入学することを目的としている。同じ州内にある協定してい

練コースで取得した単位は一般教養以外は互換の対象にならな

る大学では、取得した単位が編入先の大学で認められる。協定

い。また、協定がない他州の大学への編入学は可能とされてい

がない大学では、取得した全単位が認められるとは限らない。

るが、取得単位が互換されるとは限らない。そのほか、高等教

また、カリキュラムは学期ごとに独立しているため、各学期の

育を受けたことがない人などのための成人教育コースを持って

開始前に入学のチャンスがある。修了すると、Associate in

いる学校もある。学位取得を目指さない学生のために、2年以

Arts(A.A.)やAssociate in Science(A.S.)などの準学士号

内のサーティフィケート・コースを開講しているカレッジも。


中学・高校で学ぶ

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

大学院で学ぶ

私立専門学校で学ぶ

2 年制大学:ジュニア・カレッジ  私立の2年制大学は「ジュニア・カレッジ」と呼ばれており、約700校存 在する。4年制大学への編入学を重視した一般教養コースを提供しており、 高い編入学率を誇る学校も多い。最終的に4年制大学進学を目指している人 や最初から大学留学はきびしいと感じている人は、ジュニア・カレッジで準 学士号を取得し、大学に編入学するルートを考えてみよう。ただし、編入学

2 年制大学の入学条件 ▪高校卒業資格または見込み。高校での成 績は問われない場合が多い。 ▪必要な英語力:TOEFL iBT 45 ∼/ IELTS Band 5.0 以上/英検 2 級 A 以上

の手続きには半年ほど時間がかかることもあるため、ジュニア・カレッジ入 学後、編入学を希望する4年制大学の編入条件や規定などをよく調べておく こと。

4 年制大学の概要  アメリカには公立・私立を合わせて約3,000の4年制大学があり、 “College”または“University”と呼ばれている。入学試験はなく、出願書 類で入学が審査される。単位の互換が認められているため、大学間の編入学 や転学が活発に行われている。専攻できる科目は非常に多く、フレキシブル な対応で、途中で専攻を変更することも可能になっている。アメリカの4年

リベラル・アーツ・カレッジ ▪一般教養全般に重点を置き、大学院進学 に備えるための大学 ▪幅広い教養を身につけることが目的 ▪学生数 1,000 ∼ 3,000 人の小規模校が多い ▪少人数制で丁寧な指導 ▪公立大学よりも授業料は高めに設定され ている

制大学は、右記の3つのタイプに分けられる。どのタイプも「大学」と呼ば れており、学生数が1,000人以下の小規模校から、5万人以上の大規模な学 校までさまざま。  4年制大学では、ほとんどの大学が1∼2年次に教養科目を履修し、2年 次後半から3年次前半までに専攻科目(Major)を決めるシステムをとってい る。学部課程は一般的に4年間で、修了すると学士号(Bachelor's degree) が取得できる。学士号の種類には、Bachelor of Arts(B.A.=文学士) 、 Bachelor of Science(B.S.=理学士)などがある。ただし、薬学・工学・

総合大学 ▪ユニバーシティとカレッジがある ▪ユニバーシティは、研究者の養成を目的 として博士課程まで備えている ▪カレッジは比較的小規模で、大学学部や 大学院の教育に重点を置いている ▪公立と私立の総合大学がある

建築などの専門分野では、学士号取得までに5年かかるケースもある。  アメリカでは「2年制大学から4年制大学へ」 「4年制大学からほかの4年

専門大学

制大学へ」など、編入学が盛んに行われている。学期ごとに入学を受け付け

▪専門分野重視の大学または単科大学 ▪ビジネス、建築、音楽、アートなど、特 定分野のコース

ており、日本の大学・短大からの留学だけでなく、留学したアメリカの大学 から他大学への編入学もできる。また、途中で休学して30∼40代になっ てから復学や修了をするケースや、修了後に社会に出てからもう一度大学に 戻るケースなど、日本よりもあらゆる面でオープンに大学進学・復学が行わ れている。

アメリカの大学の学期  アメリカの大学のスケジュールは日本とは異なり、一般的に9月∼翌年5 月までの9か月間を1学年としている。1学年間を2期に分けるセメスター 制をとる大学と、1年間を4期に分けるクオーター制をとる学校がある。ど ちらの学期制も6月∼8月を夏休みまたは夏学期(Summer Session)とし ており、1セメスターは秋学期が8月下旬∼12月中旬、春学期が1月中旬 ∼5月中旬。1クオーターの場合は、秋学期が9月下旬∼12月中旬、冬学 期が1月上旬∼3月中旬、春学期が4月上旬∼6月中旬。また、大学独自の 学期制度を設けている場合もある。

規模・特徴による大学の分類 アメリカでは「2 年制」 「4 年制」以外にも、 大学の規模や特性で分類する場合がある。 ▪在籍学生数による分類:750 人以下(Very Small)、750 ∼ 1,999 人(Small)、2,000 ∼ 7,499 人(Medium to large)、7,500 ∼ 14,999 人(Large)、15,000 人 以 上(Very Large)。 ▪各大学の特徴による分類:女子/男子大 学(Colleges for Women / Men)。特定の 宗派とつながりを持つ大学(Colleges with Religious Affiliation)。歴史的に、アフリ カ系アメリカ人への教育を第一としている 大学(Historically Black Colleges)など。

21


アメリカの大学での勉強  アメリカの大学には非常に多くの専攻科目があり、ファッション、ジャー ナリズム、ビジネス、政治学、会計学、農業科学、宇宙工学、演劇、看護学、 ラテンアメリカ研究など、内容も多様で、なかには日本では見られないよう なユニークなものもある。大学では目的に合った学科選択をする必要がある が、 ほかに興味がある科目があれば主専攻(Major)とは別に、 副専攻(Minor) や複数専攻 (DoubleまたはTriple Major) で選択することもできる (右記 「特 殊な学部課程プログラム参照) 。自分の目標が変わった場合は、主専攻を途 中で変更することも可能。ただし、人気のある専攻や適性を要求される専攻 分野に移りたい場合は、一般教養の成績(GPA)などで選抜される。  大学では連日テストが行われ、レポートなどの宿題が毎日出される。特に “Reading Assignment”と呼ばれる課題は、週末に本を1冊読んでレポー トを書くなど、留学生にはかなりハードな内容。授業は「教科書を前もって 読んで理解している」という前提で行われる。授業時間は50分または90分 が基本で、 社会人学生などのために 「ナイトクラス」 と呼ばれる夜間の授業 (週 1回、2∼3時間)を開講している大学もある。  アメリカの大学では、 「自分から学び、自分の感じたこと、考えているこ とを主張できる人物を育成する」という理念があるので、積極的に質問した りディスカッションしたりすることが大切。

特殊な学部課程プログラム ▪ Combined Bachelor's /   Graduate Degree Programs 学士号と修士号(または First Professional Degree)を、通常よりも短い期間で取得 できるプログラム。たとえば、学士号と 修士号のふたつの学位取得には、通常は 学士課程 4 年間+修士課程 2 年間かかる。 Combined Bachelor's / Graduate Degree Program(3-2 Program と も 呼 ば れ る )で は、学士課程 3 年間+修士課程 2 年間で 両方の学位を同時に取得できる。経営学、 建築学、看護学、社会福祉学などに設置 されているプログラム。 ▪ Double Major(Triple Major) 2 分野を同時に学び、両方の専攻分野で の学士号を取得できる。2 分野の卒業要 件を満たすために履修科目も増加するた め、ひとつの分野で学士号を取得するよ りも卒業に時間がかかる。 ▪ Study / Semester Abroad Program 海外の提携校で、1 学期間あるいは 1 学年

成績について  多くの日本の大学のように学年の最後に成績がつけられるシステムとは異 なり、 アメリカの大学では単位制で各学期が終了するごとにコースが修了し、

間学ぶ制度。このプログラムで取得した 単位はアメリカの在籍大学の単位に互換 される。たとえば、アメリカの大学へ留 学中に他国の海外の提携校へ留学し、単 位を取得することが可能。

成績がつけられる。成績はテスト(ExamとQuiz) 、出席日数、クラスでの 授業態度、課題の提出状況、クラスでの発表(Presentation)など、総合的 に見て評定される。また、学年も日本のように在籍年数で分けられるのでは なく、取得単位数によって学年が決定する。単位制システムをとっているこ とにより、アメリカの大学では個人の希望に応じた柔軟な計画を立てること が可能になっている。たとえば、一定期間休学して残りの単位を復学後に取 得したり、途中で専攻分野を変更したり、夏学期(Summer Session)に単 位を取得することで4年間在籍せずに卒業も可能。

年制・

2

年制大学留学のステップ

22

1 年半∼ 1 年前 ン

1 年∼半年前

願書の締め切り日は学校によって異な

専攻したい科目、留学の期間、取得した

学校のタイプ、地域と環境、コースの内

い資格などを考える。留学手続きは自分

容や取得できる資格、入学条件、費用、 るが、9 月の新学期から入学したい場合

でするか、留学サポート団体(56 ページ

ESL の有無、滞在施設などを考えて学校

は、前年の 11 月から入学年の 3 月ごろ

∼参照)に依頼するか決める。留学情報

を選ぶ。自分の志望する大学が地域認定

までに提出する必要がある。ただし、2

誌、留学サポート団体、インターネット (25 ページ「アメリカの高等教育機関認定

年制大学はぎりぎりまで願書を受け付

や 24 ページ「大学学部留学に役立つウェ

けるところが多い。出願に必要な書類

ブサイト」などで情報収集する。

制度」参照)を受けているか確認しよう。

は 24 ページ「アメリカの 2 年制大学・4 年制大学出願に必要な書類」参照。


中学・高 校 で 学 ぶ

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

大学院で学ぶ

私立専門学校で学ぶ

学位を取得しない大学学部への短期留学  日本の大学を休学してアメリカの大学に短期間留学し、学位は日本の大学 で取得したい人や大学院出願に必要な単位を取得したい人は、学位取得を目 的としない(Non-Degree)留学をすることができる。

Non-Degree 留学でも、留学中の取得単位 を日本の大学に移行できたり、奨学金が得 られたり、のちに学位取得目的で編入学し

 Non-degreeの学生は、学位取得のためのカリキュラムに従う必要がない ので、比較的自由に好きな科目を選択できる。しかし、クラス登録は学位取 得を目的とした学生が優先される場合が多く、必ずしも希望の科目が取れる とは限らない。出願手続きや書類等は、学位を取る留学とほぼ同じだが、大 学によって異なるので志望する大学の入学条件を確認しよう。  ただし、すべてのアメリカの大学がNon-Degree留学の学生を受け入れ ているわけではないため、希望する大学が受け入れているかどうかを問い合

た場合に単位認定される可能性がある。日 本の大学を休学する場合、留学中の取得単 位が日本の大学の卒業単位として認められ るかどうか、在籍大学の国際センターなど に確認してみよう。また、在籍している大 学がアメリカの大学と協定・提携を結んで いる場合、日本の大学に支払った授業料が 提携校の学費にあてられる場合もあるため、 在籍大学に確認しよう。

わせてみよう。

大学学部留学に必要な学力(GPA)  アメリカの大学学部課程に進学するには、高校以降のすべての教育機関で 発行された成績証明書(Transcript)を提出しなければならない。成績証明 書をもとに、GPA(Grade Point Average=成績の平均点)を算出。学部課 程では、一般的に平均点がC以上(GPA 2.0以上)必要になる。 日本の 4 段階評価の換算 評価/評語

得点率

評価点

アメリカの 5 段階評価の換算 評価/評語

得点率

評価点

または A

80 ∼ 100 4 ポイント

A(excellent) 90 ∼ 100

または B

70 ∼ 79

3 ポイント

B(good)

80 ∼ 89

3 ポイント

または C

60 ∼ 69

2 ポイント

C(average) 70 ∼ 79

2 ポイント

0 ∼ 59

0 ポイント

D(pass)

60 ∼ 69

1 ポイント

E(fail)

0 ∼ 59

0 ポイント

不可 または D

4 ポイント

4 年制大学の入学条件 ▪大学学部に出願する場合は、高校卒業(準 備段階では見込みも可)が第 1 条件。留学 に必要な学力は学校によって多少異なる が、まず一定水準以上の学業成績が求め られる。一般的に、成績証明書の学業成 績を平均点で換算した GPA(左記参照) が使われ、大学学部留学ではその平均点 が最低 C 以上(GPA 2.0 以上)必要。GPA のほかに、SAT や ACT などの適性能力テ ストの受験を義務付けている大学もある (40 ページ参照)。 ▪ 必 要 な 英 語 力:TOEFL iBT 61 以 上 / IELTS Band 6.0 以上/英検 準 1 級以上

* 学校によっては得点率ではなく、評価点(100 点法)の場合がある。

成績の平均点(GPA)は、次の計算式で算出する

GPA =

(A 科目の成績×単位数)+(B 科目……)+ …… 総単位数(全科目の単位の合計)

5 か月∼ 2 か月前

大 学 学 部 留 学 の 場 合、 一 般 的 に は F-1

2 年制大学は学生寮を持っているところ

か月後。2 月までに送付すると 3 月中旬

が少ない。寮のない学校に留学する人は、 Visa を取得する(2 年制大学で学ぶ分野

∼ 5 月 ご ろ ま で に 結 果 が 届 く。 入 学 許

自分で滞在先を探す必要がある。学校に

可には、無条件で入学を許可する場合

ホームステイ・住居探しのサービスがあ

は、51 ページを参照。入学許可書が届

と、 英 語 の 条 件 付 き 入 学(Conditional

るかどうかを確認すること。4 年制大学

いたら、パスポートや航空券、海外旅行

Admission)がある。条件付き入学はまず

の場合は、ほとんどが学生寮を持ってい

保険、クレジットカードなどを用意する。

語学学校に通い、学校が要求するレベル

る。個室が与えられ、バスルームやキッ

渡航準備については、50 ページ∼を参照。

に英語力が達した段階で正式に入学が認

チンなどを共同で使用する。

によっては M-1 Visa)。学生ビザの詳細

出 発

審査結果の通知は、願書提出の約 2 ∼ 3

められる。審査にパスすると、入学許可 書(I-20)が送られてくる。入学許可書は 学生ビザを申請するときに必要。

23


大学学部課程の奨学金  大学学部課程の学生に対しての奨学金は大学院に比べると数

法人日本学生支援機構ウェブサイト(http://ryugaku.jasso.

が限られているが、アメリカの大学による奨学金や、日本政府

go.jp/scholarship/)を参照。大学から出される奨学金の有無

や地方自治体による奨学金もある。奨学金については、日米

は、直接問い合わせよう。また、奨学金は留学時期の1年以上

教育委員会(フルブライト・ジャパン)ウェブサイト(http://

前に締め切られることが多いため、留学の約1年半前までに情

www.fulbright.jp/study/res/faq20.html)または独立行政

報を集めておこう。

大学学部留学に役立つウェブサイト ▪アメリカンセンター JAPAN  URL https://americancenterjapan.com ▪日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)  URL http://www.fulbright.jp/study/ ▪ EducationUSA  URL https://educationusa.state.gov/ ▪奨学金制度一覧  URL http://www.fulbright.jp/study/directory/shokin.html ▪ College Board  URL https://bigfuture.collegeboard.org/college-search ▪ American Association of Community Colleges  URL www.aacc.nche.edu ▪ Peterson's  URL www.petersons.com ▪ Collegenet  URL http://cnsearch.collegenet.com/cnsearch ▪ My College Options  URL www.mycollegeoptions.org/CollegeSearch ▪ US News& World Report  URL https://www.usnews.com/best-colleges

アメリカの 2 年制大学・4 年制大学出願に必要な書類

❶入学願書 Application Form

ほとんどの学校のウェブサイトで、資料や願書の入手、入学 申請ができる。

❷申請料 Application Fee / Registration Fee

申請料は $25 ∼ $100 程度。学校指定の口座に振り込む場合 は銀行から発行される外国向送金計算書のコピーを、銀行の 送金小切手で送る場合は小切手を同封する。送金手数料は申 請料から引かないように注意すること。また、クレジットカー ドによる支払いが可能な大学も多い。

❸成績証明書 Transcripts

24

❺健康診断書・予防接種の証明 Health Examination Certificate

入学決定後に要求される場合が多い。学校の指示に従って、 健康診断書や予防接種証明書を提出する。

❻財政能力証明書 Statement of Financial Support

留学中の費用をまかなう財力があることを示す重要な書類。 銀行の残高証明書が一般的。本人以外、保護者や親族、雇用 主などが留学生のスポンサーになる場合は、署名入りの保証 書が必要。

❼推薦状 Letter of Recommendation / Reference

在学中、あるいは最終学歴の学校に依頼して英文で作成して もらい、直接志望校に送ってもらう。卒業証明書が必要な場 合は、成績証明書に卒業年月日、取得学位などが明記されて いれば不要。

2 ∼ 3 通必要。在学校や卒業校の先生、勤務先の上司などに 英語で書いてもらう。コミュニティ・カレッジでは要求され ない場合が多い。

❹テストのスコア

❽エッセイ

Test Score Report

Essay

学校から求められた適正能力テストや TOEFL などの英語能 力テストのスコアを提出する(40 ページ参照)。

学校によっては、エッセイの提出を求めるところがある。 A4 の用紙 1 ∼ 2 枚程度。


中学・高 校 で 学 ぶ

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

大学院で学ぶ

私立専門学校で学ぶ

アメリカの高等教育機関認定制度  文部科学省が一括で管轄している日本と違い、アメリカ

大学の認定をする制度。地域認定されている大学間では、編入

では民間の認定団体が高等教育機関の審査・認定を行ってい

学(単位認定)が比較的スムーズに行える。同じ地域認定団体

る。それぞれの高等教育機関はCHEA(Council for Higher

に認定されている大学院への進学も可能なので、できるだけ認

Education Accreditation) または米国教育省 (U.S.Department

定校を選ぶようにしよう。現在アメリカには約3,000校の地

of Education)が認めている認定団体に申請し、認定を得る必

域認定校があるといわれている。地域認定団体とURLはペー

要がある。

ジ下部「地域認定団体一覧」参照。

 認定団体は、申請を出した大学の規模、教育目的や方針、カ リキュラムの内容、設備などを、独自の基準に照らしてチェッ

▼専門性についての認定(Programmatic Accreditation)

クする。基準を満たしている場合は認定が出され、定期的に認

 医学や法学、経営学、建築学、音楽などの専門分野別認定団

定資格が維持されているかどうかの審査が行われる。アメリカ

体(Programmatic Accrediting Organization)が専門分野別

の高等教育機関の認定制度には、おもに次のふたつがある。

の認定を行っている。専門職によっては専門分野別の認定を受 けた大学の学位が資格・免許試験の受験条件とされている場

▼地域認定(Regional Accreditation)

合がある。分野別の認定団体はCHEAのウェブサイト(www.

 アメリカを6つの地域に分け、それぞれの地域の認定団体が

chea.org)で調べられる。

▪ Middle States Commission on Higher Education  URL www.msche.org ▪ New England Association of Schools and Colleges Commission on Institutions of Higher Education  URL http://cihe.neasc.org 地域認定

▪ Higher Learning Commission  URL www.hlcommission.org

団体一覧

▪ Northwest Commission on Colleges and Universities  URL www.nwccu.org ▪ Southern Association of Colleges and Schools Commission on Colleges  URL www.sacscoc.org ▪ Western Association of Schools and Colleges  URL https://www.wscuc.org / www.accjc.org

大学学部留学費用の目安(年間)

コミュニティ・カレッジ

公立 4 年制大学

私立 4 年制大学

学費

$3,590*

$25,620

$34,740

部屋代・食費

$8,400

$10,800

$12,210

教科書・文房具類

$1,420

$1,250

$1,220

交通費

$1,780

$1,170

$1,030

雑費

$2,410

$2,100

$1,700

合計

$17,580*

$40,940

$50,900

* 州内の学生の授業料。留学生はこの費用の 2 ∼ 3 倍。 (出典:Trends in College Pricing 2017, College Board)

25


アメリカ 留学 All About

大学 院 で 学 ぶ

アメリカには、大学院課程を提供している高等教育機関が約 2,700 校ある。この数は、日本の大学院課程を提 供している学校の 4 倍以上にもなる。そういった数の面はもちろん、プログラムの多彩さ、そして何よりもその 質の高さが、世界中から非常に高い評価を受けている。アメリカの大学院には、約 2,970 人の日本人が留学し ている。

アメリカの大学院の種類と特徴  日本と同じように、大学院は4年間の大学教育の次につくら

の分野において大学学部よりもさらに専門性の高い知識やスキ

れている教育機関 (20ページ 「アメリカの高等教育のシステム」

ルを習得できる。アメリカの大学院では、時代の変化に対応す

参照) 。大学院へ入学するためには、学士号を取得しているか、

るために、常に教育内容やプログラムの改定・新設が行われて

それと同等の資格を持っている必要がある。大学院では、特定

いる。アメリカの大学院は、ふたつのタイプに大別される。

学術系大学院(Graduate School)

専門職系大学院(Professional School)

▪アカデミックな学問的研究・教育を提供している ▪人文科学・社会科学や理学・工学・応用化学分野の学位を 授与 ▪修了すると、Master of Arts(M.A.)や Master of Science (M.S.)などを取得 ▪最高学位の「博士号」が取得できる

▪特定の分野の専門職養成教育を提供している ▪学位は、MBA など分野ごとに特定の名称がつけられてい ることが多い ▪博士課程まで続くことは少ない(Terminal Master) ▪大学院で学ぶ分野を学部で専攻していなくても入学可能 ▪実践経験が尊重される

修士号プログラム  修士号は通常1∼2年間の課程で、修了すると修士号(Master's Degree) が与えられる。人文・社会科学分野のMaster of Arts(M.A.) 、理学・工 学・応用科学分野のMaster of Science(M.S.) 、経営学のMaster of Business Administration(M.B.A.) 、 教 育 学 のMaster of Education (M.Ed.)などがあり、そのほかにもさまざまな分野の学位がある。アメリカ の修士課程には、❶博士課程に併設されている修士課程を終えて博士課程に 進むプログラム、❷博士課程の一部に修士課程が設けられているプログラ ム、❸ Terminal Masterと呼ばれる修士のみで課程が修了するプログラム

経営学、法学のプロフェッショナル・スクー ルへの留学希望者は、次のウェブサイトで 情報を入手しよう。 ビジネススクール(経営大学院)留学 URL

www.fulbright.jp/study/abc/index. html#abc_c_05

ロースクール(法律大学院)留学 URL

www.fulbright.jp/study/abc/index. html#abc_c_06

がある。

グラジュエート・スクールの修士号 “Academic Master”とも呼ばれるグラジュエート・スクー ルの修士号は、ほとんどのプログラムが 1 ∼ 2 年で修了する。 学校によって異なるが、修士論文(Thesis)が要求されるプ ログラムと必要ないプログラムがある。修士論文を要求され るプログラムの場合は、最後に口頭試験を課されることが 多い。修士論文を要求しないプログラムの場合は、授業履修 (Course Work)のあと、論文や研究の代わりに最後に筆記理 解試験(Written Comprehensive Exam)が課せられるのが一 般的。修士号を取得したあと、博士課程に進み修了すると、 最高学位の博士号(Ph.D. など)が取得できる大学院もある。

26

プロフェッショナル・スクールの修士号 プロフェッショナル・スクールでは、経営学、法学、建築 学、福祉学、ジャーナリズム、都市計画、国際関係学、環境 学、神学など、さまざまな分野で 1 ∼ 3 年で修士号を取得す ることができる。ほとんどのプログラムが Terminal Master Program で、博士課程まで続くことは少なく、修士課程で終 了する。プログラムはいずれも実践的な知識の応用を重視し ており、実用的なカリキュラムが組まれている。課程修了に は、プログラムによって異なるが 36 ∼ 48 単位のコース・ワー クが必修で、平均で B(GPA 3.0)以上の成績が必要。ほとん どの課程で修士論文は要求されない。


中学・高 校 で 学 ぶ

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

大学院で学ぶ

私立専門学校で学ぶ

博士号プログラム  アメリカでは、プログラムによっては大学の学部課程を修了後に修士課 程を経由せずに、博士課程に出願できる。博士課程に入学した学生は規 定(通常3∼5年)のコース・ワークや研究を修了したあとに、総合的な 学力や専門知識・研究能力などを審査するための試験(Comprehensive ExaminationまたはQualifying Examination)を受験する。この試験にパ スして、 初めて博士号の候補生(Doctoral Candidate)になることができる。 その後、博士論文(Dissertation)を作成するための研究にとりかかる。大 学院によっては一定数の単位を取得した時点で、修士号を授与するところも ある。  博士課程は通常5∼8年間の期間で、修了した場合は博士号(Doctoral

大学院の入学条件 ▪大学院のおもな入学条件は、学士号また は修士号の取得。大学以降のすべての教 育機関で発行された成績証明書の学業成 績の平均点が最低 B(GPA 3.0)以上必要 になる(GPA 算出については 23 ページ「大 学学部留学に必要な学力(GPA)」を参照)。 ま た、 特 定 科 目 の 履 修 や GRE、GMAT、 LSATなどの適性能力テストの受験が義務 付けられている大学院もある。 ▪ 必 要 な 英 語 力:TOEFL iBT 79 ∼ 80 / IELTS Band 7.0 以上/英検 1 級

Degree)が取得できる。博士号の代表的な学位としては、Doctor of Philosophy(Ph.D.)やDoctor of Education(Ed.D.)などがある。  Ph.D.はリサーチ・ドクターとも呼ばれおり、原則として学生独自のオリ ジナルな研究とそれについての博士論文の提出が要求される。ただし、自然 科学や工学系のように、ほかの分野よりも早い時期に指導教授(Academic Adviser)が行っている研究プロジェクトに参加して、博士論文が作成でき る分野もある。  博士号取得までに要した時間は、平均で大学院課程に入学後約7年間、大 学学部課程修了後では約9年。分野別では、教育・人文・社会科学系は、工 学・自然科学系よりも長く時間がかかる。

大学院の奨学金  博士号プログラム(特に理系)の場合は奨学金の数が多く、支給される可 能性も高い。また、専門職系大学院(プロフェッショナル・スクール)へ留

特殊な大学院プログラム ▪ Joint / Dual Degree Program ふ た つ の 異 な る 分 野 で も、 関 係 性 が あ る両分野の知識を深めることでより専 門性が高められる。経営学と法学、経営 学 と 工 学、 法 学 と 心 理 学 な ど、 さ ま ざ ま な 分 野 の プ ロ グ ラ ム が あ る。 た と え ば、Master of Business Administration (M.B.A.)と J.D.(Juris Doctor)の 両 方 の 学位を取得する場合は、通常は5年(M.B.A. 2 年 + J.D.3 年 )か か る。Joint Degree Program では、3 ∼ 4 年でふたつの学位取 得が可能。

学した場合は、学術系大学院(グラジュエート・スクール)に比べると奨 学金は少ない。奨学金については、日米教育委員会ウェブサイト(http:// www.fulbright.jp/study/res/faq20.html)または独立行政法人日本学生支 援機構ウェブサイト(http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/)を参照。 大学から出される奨学金の有無は、直接問い合わせよう。また、奨学金は留 学時期の1年以上前に締め切られることが多いため、留学の約1年半前まで に情報を集めておこう。 大学院の平均授業料・大学諸経費(年間)

学費

公立の大学院

私立の大学院

$11,303

$23,919

(出典:Digest of Education Statistics 2016, NCES)

大学院留学の準備から出発までの手順は、大学学部留学とほぼ同様(22 ∼ 23 ページ参照)。 ただし出願に際して、プログラムによっては志望専攻科目に関係する論文の英文要約・作文、実社会の実績、履歴、作品などを 要求してくるところもある。

27


中学・高 校 で 学 ぶ

アメリカ 留学 All About

英語学校で学ぶ

大学学部で学ぶ

大学院で学ぶ

私立専門学校で学ぶ

私立 専 門 学 校 で 学 ぶ

アメリカでは、実社会で役立つ専門的技術を身につけることができる職業訓練を、私立専門学校でも行っている。 コースの種類が豊富で、履修期間は短期から長期までさまざま。職業訓練分野においては、2 年制大学におとら ないレベルで質の高い教育を提供している。専攻分野別に独立した小規模の学校で、ESL や学生寮がある学校は 少ない。

アメリカの私立専門学校

 私立の専門学校は、ビジネス専門学校、ホテル業専門学校、コン 行機操縦士学校、バーテンダー養成学校、美容師専門学校など、そ れぞれ分野別に独立している学校が多い。コースの種類は、音楽、

1

年半∼ 年前

ピューター系専門学校、デザイナー養成学校、旅行業専門学校、飛

1

科目、留学の期間、取得したい資格などを考える。留 学手続きは自分でするか、留学サポート団体(56 ペー ジ∼参照) に依頼するか決める。留学情報誌、 留学サポー ト団体、インターネットなどで情報収集する。

演劇、ファッションモデル、ディスク・ジョッキー、宝石鑑定士、 ピアノの調律師など、多種多様。また、たとえば秘書のコースでも、 医療関係の秘書、上級職つきの秘書、法曹関係の秘書など、細分化

学校のタイプ、地域と環境、コースの内容や取得でき

されている。

る資格、入学条件、費用、ESL の有無、滞在施設など を考えて学校を選ぶ。私立専門学校を選ぶ際は、授業

 2年制・4年制大学にひけをとらないほど充実したカリキュラム

が週 12 時間以上のフルタイムコースで、学生ビザ(M-1 Visa)の申請に必要な入学許可書(Form I-20)を発行し

や施設を持つ専門学校も多いが、大学では学士号や準学士号をとれ

てくれる学校を選ぶようにする。

るのに対し、専門学校では取得できないことが多い。 高校での成績は問われない。英語力のスコアは要求されない場合が 多いが、授業についていくためにはそれなりの英語力が必要。芸術

1

年∼半年前

 私立専門学校のおもな入学条件は、 一般的に高校卒業資格が必要。

出願に必要な書類は学校によって異なるが、24 ペー ジ「アメリカの 2 年制大学・4 年制大学出願に必要な 書類」とほぼ同様。

系の専門学校ではポートフォリオ(作品)の提出を要求されること もある。

審査結果の通知は、願書提出の約 2 ∼ 3 か月後。審査に パスすると、入学許可書(I-20)が送られてくる。入学 許可書は学生ビザを申請するときに必要なので、大切 に保管すること。

専門学校のおもなプログラム

私立専門学校は学生寮を持っているところが少ない。

▪フィルム&テレビジョン

▪ビジネス

▪広告デザイン

▪コンピューター

▪グラフィックアート

▪文化・コミュニケーション

▪インテリアデザイン

▪調理・製菓

▪写真

▪医療

▪宝石、宝飾品

▪ IT

▪ファッションデザイン

▪エンジニアリング

▪トラベルエージェント

入学許可書が届いたら、パスポートや航空券、海外旅

▪健康

▪エアライン業務

行保険、クレジットカードなどを用意する。渡航準備

▪米国秘書検定

▪ホテルマネージメント

▪米国貿易実務

▪ホスピタリティ

▪ヘアデザイン

▪ミュージック

▪コスメソロジー

▪フラワーデザイン

▪メイクアップ

▪ダンス

要がある。 5

か月∼ か月前

28

寮のない学校に留学する人は、自分で滞在先を探す必

▪アート

2

私立専門学校留学の場合、M-1 Visa を取得する。学 生ビザの詳細は、51 ページを参照。

については、50 ページ∼を参照。


29


School Guide

アメリカの学校紹介 志望校選びの参考にしよう

学校名

学校の種類

州・都市

ページ

Seattle Central College

2 年制大学

ワシントン州シアトル

31

Skagit Valley College 

2 年制大学

ワシントン州 マウントバーノン

32

Portland English Language Academy

語学学校

オレゴン州 ポートランド

34

American Collegiate English ACE Program at Grossmont College

語学学校

カリフォルニア州 サンディエゴ

34

Delaware County Community College

2 年制大学

ペンシルベニア州 フィラデルフィア

33

Hillsborough Community College

2 年制大学

フロリダ州 タンパベイ

36

Temple University Japan Campus

4 年制大学

東京都港区/ ペンシルベニア州フィラデルフィア

35

語学・ 進学準備課程

カリフォルニア州、フロリダ州、マサチューセッツ州、 ニューヨーク州、ワシントン州ほか

37

Kaplan International English

30


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Great location

シアトル中心街の恵まれたロケーション

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アメリカ留学に必要なテスト アメリカの英語学校に留学する場合は特にテストを受ける必要はないが、2年制・4 年制大学、大学院、専門学校に留学 するためには、英語力測定テストや適正能力テストなどを受ける必要がある。学校によって必要なテストが異なるので、 各学校のウェブサイトや学校要覧などで早めに確認すること。

IELTS IELTS(International English Language Testing System)

TOEFL iBT® テスト TOEFL テスト(Test of English as a Foreign Language)

は、英語力を公正かつ多角的に評価するために開発されたテス

は50年以上にわたって世界中で受験されているテストで、アメ

トで、2017年の世界受験者数は300万人以上。世界140か国、

リカのEducational Testing Service(ETS)がテストの開発、

10,000以上の教育・国際・政府機関等が採用している。アメリ

運営を行っている。現在約130か国、10,000以上の機関が英語

カでもアイビーリーグ構成校を含む3,000以上の高等教育機関

力の証明として認定している。インターネット技術が投入された

が入学審査時の語学力証明に採用しており、特にトップ200大

TOEFL iBTテスト(Internet-based Test)により、 「読む」「聞

学の95%、トップ200大学院の95%が採用していることから

く」 「話す」 「書く」の4技能を一度のテストで測定する。TOEFL

も、アメリカ留学において非常に有効な資格といえる。英語圏

iBTテストは年間約40回、土・日を中心にほぼ全国で実施

留学を目指す人の英語能力を評価するための「アカデミック・モ

されている。受験を申し込む場合は、受験要綱(TOEFL iBT

ジュール」と、英語圏で学業以外の研修や移住申請を行う人のた

Information and Registration Bulletin)をETSのTOEFLテ

めの「ジェネラル・トレーニング・モジュール」に分けられる。

スト公式サイトからダウンロードする。オンライン、電話、郵

いずれもリスニング・リーディング・ライティング・スピーキン

送での申し込みができる。受験料は、Regular registration

グの4テストがあり、問題はアカデミックなものから実生活に則

(試験日の7日前までに申し込む)の場合はUS$235、Late

したものまで出題され、英語の運用能力を正確に測ることが可能

registration(オンラインは試験日の4日前、電話受付は前営業

となっている。

日17時までに申し込む)はUS$275。

が IELTS の試験は全国さまざまな都市でほぼ毎週実施されている (会場は試験日により異なる)。受験回数に制限はなく、繰り返 し受験可能。受験料は税込 25,380 円 や 以下の団体で IELTS の申し込みが可能。詳しくは下記ウェブサ イトを確認しよう。 公益財団法人 日本英語検定協会 IELTS 事務所  www.eiken.or.jp/ielts  Email:jp500ielts@eiken.or.jp(IELTS 公式 東京テストセンター) jp512ielts@eiken.or.jp(IELTS 公式 大阪テストセンター)

テ ト る な ブ ト 国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部 TOEFL 事業部   (www.cieej.or.jp/toefl) テ ト の www.cieej.or.jp/toefl/inquiry.html テ ト の ETS(www.ets.org/toefl)  Tel:1-609-771-7100  (8:00 ∼ 19:45 U.S. Eastern Time 土・日・祝日休)  0120-981-925 (9:00 ∼ 17:00 土・日・祝日休)  E-mail:TOEFLSupport4Japan@ets.org

実用英語技能検定(英検) 公益財団法人 日本英語検定協会が実施運営する実用英語技能検定、通称「英検」は、 文部科学省が後援する国内で受験者が最も多い実用英語試験。2018年5月現在、北 米を含む約400の大学・カレッジが留学時の語学力証明として英検を認定している。 英検の試験問題は、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技 能のバランスが重視され、社会で求められる実用英語が出題されている。英検を通し て学習を重ねることで、日常会話からビジネスシーンでも対応できるコミュニケー ション力が高められる。英検の試験は年3回実施され、3級以上は一次試験(筆記・ リスニング)と二次試験(面接試験)の両方をパスして合格となる。日本全国と海外4 公開会場で受験でき、隣接する級を同時に受ける「ダブル受験」も可能。

40

公益財団法人 日本英語検定協会 英検留学情報センター Tel:03-3266-6839 (平日9:30 ∼ 17:30 土・日・祝日を除く) Web:www.eiken.or.jp/eiken/abroad 〒 162-8055 東京都新宿区横寺町 55


IELTS や英検、TOEFL

テストのような英語能力試験のほかに、場合によっては適性能力テスト(中学・高校留

学に必要な試験)を受けなければならない学校もある。希望の学校に入学するために必要なテストは、各学校の 公式ウェブサイト、学校要覧などで確認しておくこと。

TOEFL Junior® TOEFL iBT やTOEIC を開発するETS(Educational Testing Service)が新たに開 発した中高生を対象としたテストで、 「読む」 「聞く」の2技能を測定するペーパーベース テスト。既にアメリカ国内では多くのボーディングスクールや、トップクラスの公立高校 が留学要件として採用し、カナダ、オーストラリアなどでも活用が進んでいる。テストは

グローバル・コミュニケーション&  テスティング(GC&T)  Tel:03-6836-0125  Web:http://gc-t.jp

海外の学校や日常生活で実際に使われている英語を題材にしており、世界基準の英語力証 明を取得できることが特徴。個人受験(公開テスト)と団体受験(学校・団体がまとめて申 し込んで実施)があり、それぞれ申し込み方法が異なる。TOEFL Junior の個人受験の 受験料は4,320円(税込) 。学校などでの団体受験の場合は、割引価格が適用される。

SSAT(Secondary School Admission Test)

中学・高校進学留学に 必要なテスト

英語・数学・読解のテストで、作文もある。アメリカの中学・高校へ入学する場合に、スコアを要求されること がある。日本では東京のアメリカンスクールと、名古屋インターナショナルスクールで年に数回に行われる。 www.ssat.org

SAT(Scholastic Assessment Test) The College Boardが実施するテストで、2年制または4年制大学へ入学を希望する際にスコアを要求される。 SATには、SAT-ReasoningとSAT-Subjectの2種類のテストがある。日本では1年に4∼5回実施されるが、 科目によっては実施されない受験日もある。また、SATとSAT Subject Testsを同じ日に受験することはで きない。 https://collegereadiness.collegeboard.org/sat

2年制・4年制大学学部 留学に必要なテスト

ACT(American College Test) ACTが年に5回実施するテストで、2年制および4年制大学に入学を希望する際に必要とされる。通常は、 SATかACTのいずれかひとつが要求される。科目は、英語、数学、読解力、理科(自然科学における分析、推理、 問題解決など)の4つ。オプションでWritingのテストもある。数回受験した場合は、その中から希望するテス ト結果を選んで大学に送ることができる。 www.act.org

GRE(Graduate Record Examinations) ETS(Educational Testing Service)によって実施されるテストで、おもに学術系の大学院を志望する際に要 求されるが、最近ではビジネス・スクールでもGREスコアを認めるところが増えている。General Test(英語・ 数学・分析作文)とSubject Test(7種類の専門分野別)がある。 www.ets.org/gre

GMAT(Graduate Management Admission Test)

大学院留学に 必要なテスト

ビジネス・スクール(Business School=経営大学院)を志望する際に求められるテスト。英語・数学・分析作 文・論理思考の4科目から構成されている。GMATのウェブサイトではビジネススクールの検索もできる。 www.mba.com/global

LSAT(Law School Admission Test) Law School Admission Councilが、年に4回実施しているテストで、法科大学院(ロースクール)のJ.D.プ ログラムを志望する際に要求される。読解力・分析力・論理力から成り、Writingもある。 www.lsac.org

41


2

学した 学

授業

を した

学した学 で

いた 学サ

か の ート

ーム イ

The United States of America Student Testimonials

43


学した 学

ルイ

学した学

授業

を した

ーム いた か の 学サ ート

お に た ト ー。 ト ーは ロ か の で か の の友だち 数 くで の メ で たと い 。 れ いた ーム グ ー に友だちと たと の 。 々に準備をし い 間 を り合 い した。 ー には ー ール に し たくさ の友だちを くり した。 を とし い ー の さを 実 。 ト ーと たと の 。 で く に ルをしに した。 に

44

グ ブ ー ー

イ ー

きない=自由に移動できない」ことは、スト レスでしかありませんでした。ただ、ホスト

 私は高校1年生のときから10か月間、ア

ファミリーは頻繁に車を出すことをよく思っ

メリカに交換留学をしました。留学すること

ていませんでした。

に少し不安がありましたが、アメリカのドラ

 ホストファミリーとお互いの不満を解消し

マを見て「アメリカの高校生のような生活を

ようと話し合った結果、私はできるだけ友達

してみたい」という憧れを持っていました。

に送迎をお願いするようにしました。運転で

 いざ留学し、学校の授業を受けてみると、

きないアメリカの高校生が、先輩や友だちの

アメリカ史などは知識もなく、授業のスピー

親などに送迎をお願いするのは、アメリカ社

ドも速く、完全にお手上げ状態でした。日本

会においてよくある習慣だということを知り

では得意科目のひとつだった英語は通用せ

ました。

ず、体育と音楽はやっとついていけるくらい

 また、 ホストファミリーと本音で話し合い、

でした。

お互いの気持ちを共有することの大切さを確

 クラスの友だちや先生に教えてもらいなが

認でき、より家族の一員として迎えられてい

ら毎日必死に勉強した結果、何とか満足する

ると実感しました。

成績を収めることができました。学校ではバ

 今回のアメリカ留学を通じて、語学力や能

レーボールなどの部活動に参加し、友だちも

動的な行動力が得られたと共に、地球の反対

たくさんでき、充実していました。

側に第二の家族ができたことが、私にとって

 留学中、ホストファミリーの存在は何より

大きな宝物だと感じています。今でも連絡を

も大きかったです。家族でいっしょにスポー

取り合う友だち、4年ぶりにアメリカを訪れ

ツをしたり、文句をいいながら姉弟と掃除を

てもブランクがなかったかのように馴染める

したりと、にぎやかで楽しい毎日でした。

ホストファミリー。高校生だからこそ意欲的 にがんばることができ、これらの宝物が得ら れたと思います。  私は留学のきっかけは、些細なことや漠然

 もちろん、留学中に戸惑うこともありまし

とした憧れでいいと思います。 「がんばって

た。 友だちと遊んだり、 多くのアクティビティ

みよう」と思えたら、ぜひ留学に挑戦してみ

に参加したかった私にとって、 「車を運転で

てください。


学した 学

授業

学した学

学 学 の いた か

した

学サ

ート

グロー

イなのね」で終わらせられてしまうことがあ りました。

 私が留学を決意した理由は、中学生のころ

 こんなときには、とてつもなくもどかしい

から英語の成績が良く、海外の文化に興味が

気持ちになります。授業が終わり、家に帰る

あり、人生で一度は留学すると決めていたか

道中、毎日のように「あぁ、こういう感じで

らです。

伝えられたな∼」と独り言をいいながら歩い

 実際に留学して感じたことは、アメリカに

ていました。その成果もあり、授業で少しず

は親切な人がたくさんいるということです。

つ発言できるようになりました。

大げさにいうならば、 「理解に苦しむほどの 親切心」に触れてきました。  たとえば、授業初日に出会った女の子が、

友だちと 。

で の

の に かれたと た 。

友だちと 。

しに

たと に たと

いきなり週末に自宅に招待してくれました。

 学校生活で大切だと思うのは、きちんと

それからというもの、週末やサンクスギビン

「NO」といえることだと思います。最初にガ

グ、クリスマスなど、イベントがあるごとに

マンや遠慮をして何かを引き受けてしまう

その友だちの家に招かれ、遊びに行っていま

と、 「この人はやってくれる人」と認知され、

した。

どこまでも付き合わされるはめになってしま

 また、私のルームメイトは遊びの仲間に入

います。

れてくれたり、彼女の実家まで連れて行って

 断るタイミングを見失う前に、違和感を感

くれたりしました。

じた瞬間に「NO」と声に出して伝えることが

 どの家でも、見知らぬ私のことを本当の娘

大切です。

のように接してくれました。そのあとも手紙

 アメリカに留学をしていると、日本で大学

やプレゼントを送ってくれたり、フェイス

生をしている友人がうらやましくなり、帰り

ブックでメッセージをやり取りするなど、本

たくなる瞬間もあります。ですが、もしも高

当に親切な人たちばかりでした。

校生の進路選択をしたときに戻れたとして

 反対にアメリカ留学中にむずかしかったと

も、私は絶対に留学する道を選びます。

感じたのは、自分の意思を伝えることです。

 留学はこれから生きていく人生に必要なた

特に授業中は、頭の中には伝えたいものがあ

くさんのことを気づかせてくれ、必ず自分自

るのにうまく伝わえられず、 「あなたはシャ

身を成長させてくれます。

45


A の ウ ェ ブ サイトにアク

スして

の留学

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しよ

KBUNSHA のウェブサイトは、 こんなに便利です!

ブックの と見

留学

れます

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A のウェブサイトでは の

教育制度 目

準備と生 験

留学・

KBUNSHA

留学

教育機関の ー

リサ

ート

しています


留学でトラブル にあったら… 海外留学は、 「自己責任」が基本。 トラブルにあったら、まずは自分で解決できるようにチャレンジしてみましょう。 その「トラブルを乗り越える」のも自分を成長させるためのチャンスです。 もちろん、語学力不足によるものや緊急事態などは、自分だけで解決するのが難しい場合もあります。 その場合は、留学サポート団体や学校スタッフ、ホストファミリー、友だちなどに協力を求めましょう。 トラブルを防ぐためには、注意するポイントがあります。

Point 1

契約をする場合は、 よく内容を確認しよう!

留学先の学校はもちろん、留学サポート団 体、フラット(アパート)など、何か契約 が発生する場合には、サービス内容をよく 確認しましょう。どのようなサービスが提 供されるのか、またはされないのか、プロ グラムの費用、返金のルールなどをきちん と確認してください。わからない場合は、 理解・納得するまで質問しましょう。

生活に関わるサービスの

Point 2

内容を把握しよう!

海外で生活するうえで、さまざまなサービ ス(滞在施設・携帯電話・銀行・インターネッ トなど)を利用する必要があります。それ らのサービスには、契約期間に決まりが あって間違えると違約金が発生したり、契 約解除を忘れて費用が継続してかかったり と、内容を把握していないとトラブルにな る可能性があります。

万が一、トラブルが発生してしまった場合のために、 それらのやり取りや契約書など、すべての書類やメールなどをとっておきましょう。 契約からトラブルまでの流れを時系列でまとめ、何が問題なのかを記述して、 どうしてほしいのかが伝わるようにすることが大切です。 下記の NPO 留学協会では、留学の相談や留学に関するトラブルの相談をお受けいたします。

「NPO 法人 留学協会」は、留学の健全な育成を願ってつくられた 内閣府認証の NPO 法人です。 内閣認証 NPO 法人 (特定非営利活動法人) 留学協会

まずは、お気軽にご連絡(電話・FAX・E-mail)ください。留学協会事務局にて、相談をお受 けいたします。そのうえで「トラブル相談室」にて専門相談員にご相談をされたい場合は、事 前のご予約をお願いいたします。

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町 3-6-10 MO ビル 201 【留学相談】毎週水曜日 午後 4 時~午後 6 時(予約制) 【トラブル相談】毎週月曜日 午前 11 時~午後 2 時(予約制) Email:npo@ryugakukyokai.or.jp 電話:03-5282-8600 Fax:03-3291-4126

留学協会 www.ryugakukyokai.or.jp

検索


留学実現に 必要な事前準備 出入国の手順と 現地での生活術

に お

い 49


留学までに知っておきたい

留学直前に 焦らないように、 早めに 準備をしよう

パスポートはビザを申請するときに必要で、学校への入学申請

ビザを取得し、滞在先(52ページ「滞在方法の種類と特徴や注

時にもパスポートのコピー提出を求められる場合がある。持っ

意点」参照)などが決定したら航空券の予約をする。滞在先の

ていない人は出発6か月前までに取得すること。パスポートを

空気に慣れるためにも、コース開始の1週間くらい前までにア

持っている人は、滞在予定期間を含む有効期限が十分に残って

メリカに入れる便を選ぼう。航空券には、正規運賃の航空券と

いるかをチェック。残りの期間が1年未満の場合は、新しいパ

正規割引の航空券、格安航空券の3種類がある。1年間有効、

スポートを取得しよう。下記の書類をそろえてパスポート申請

有効期限つき割り引き、払戻し不可など、特徴や条件などが違

窓口に申請すると、受理票(受領証)が渡される。申請時に知

うので、自分の留学のタイプや期間に合わせて選ぶこと。

らされる「旅券交付日」以降に、受理票と手数料を持ってパス ポート申請窓口に行けば交付される。申請から交付までは通常 1週間程度(土・日・休日を除く) 。

パスポート申請に必要な書類

❶一般旅券(パスポート)発給申請書1通:申請書には5年有効用と 10年有効用の2種類があり、パスポート申請窓口で入手できる。 ❷戸籍謄本または抄本1通:申請日6か月前以内に作成されたもの。 ❸住民票1通:本籍を記載の上、申請日より6か月前以内に作成され たもの。 (住民基本台帳ネットワークシステムで確認が可能な人は 原則不要) ❹写真1枚:タテ45㎜×ヨコ35㎜(頭からあごまでが32㎜∼36㎜) の縁なしで、無帽、正面、無背景(薄い色)の写真で申請日より6 か月前以内に撮影されたもの。 ❺自分の身元が確認できる書類:運転免許証、個人番号カード、健康 保険証、学生証や会社の身分証明書など。

に アメリカのほとんどの学校が、保険に加入することを義務づけ ている。特にJ-1ビザの留学生の場合、健康保険への加入が法 律で決められている。アメリカは医療費用が特に高額な国のた め、必ず海外旅行保険に加入しておくこと。それぞれの保険会 社によってサービス内容や緊急時の対応などに違いがあるた め、よく調べてから加入すること。本誌63ページのジェイア イ傷害火災保険や保険について専門家に聞いた特集(55ペー ジ)も参考にしよう。

※印鑑が必要な場合もある。また、20 歳未満の申請には、申請書面 の「法定代理人署名」欄に親権者または後見人の署名が必要。

外務省 URL

www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/index.html

国際学生証は、国際的に統一・認知されている学生身分証明書 (International Student Identity Card=ISICカード) 。ISIC カードを持っていると、博物館や美術館、映画・演劇鑑賞な ど、さまざまな場面で割引や特典が受けられる。Studentと Scholarの2種類があり、資格によって入手できるタイプが異

アメリカでは入学する際に、ジフテリア、ポリオ、麻疹、風疹 に対する免疫証明書の提出を要求される場合がある。また、ほ

ポート団体でも入手できる。また、30歳以下で学生ではない

とんどの州が、破傷風、百日咳、おたふくかぜなどの免疫(予

人には「国際青年証(IYTCカード) 」 があり、ISICカードと同

防接種など)の証明やツベルクリン反応の結果を提出すること

じように身分証明書として使え、割引も受けられる。申請料金

を要求している。事前にどのような証明書が必要か、学校に確

は1,750円(オンラインおよび郵送申請は2,300円) 。

認すること。必要な場合はかかりつけの医師や保健所に問い合

ISIC JAPAN

わせて、予防接種証明書などを発行してもらう。 50

なる。大学生協のほか、ユースホステル協会や一部の留学サ

URL

www.isicjapan.jp


留学の種類と必要なビザ

❶志望校からI-20(留学生資格証明書)が届いたら、ビザ(入国査証)取得に必 要な書類をそろえて申請する。ビザの手続き方法や必要書類などは変更される ことがあるため、必ずアメリカ大使館のウェブサイト(https://jp.usembassy. gov/ja/visas-ja/)および米国ビザインフォメーションサービス(http://www. ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-visaapply.asp)で最新情報を確認すること。 ❷申請書(DS-160)をオンラインで提出する。提出後に発行されるバーコードが 印字された確認ページは面接予約時に必要になるため、印刷して保管しておこう。 ❸米国ビザインフォメーションサービスのウェブサイトで、 アカウントを作成する。 ここで入力する情報は、ビザ申請に利用するため間違いがないように注意する。

留学の種類

必要なビザ

英語学校、中学・高校、 大学への留学を希望す る場合

F-1(学生)ビザ。

職業訓練プログラムや 私立の専門学校へ留学 する場合

M-1(専門学生)ビザ。 M-1 ビザは 2 年制大学 の職業訓練プログラム への留学も対象になる ことがある。

高校生の交換留学や大 学の交流訪問者プログ ラムに参加する場合

学生ビザではなく J-1 (交流訪問者)ビザが必 要。

❹ビザ申請料は、Pay Easy対応のATM、オンラインバンキング、クレジットカー ビザ申請に関する問い合わせ先

ドのいずれかの方法で支払う。支払い完了後、 受付番号が発行される (再発行不可) 。 この受付番号は面接予約時に必要になるため、必ず書き留めておくこと。 ❺アメリカ大使館(東京)または領事館(大阪・札幌・福岡・那覇)での面接の予約

コールセンター:050-5533-2737

(月∼金 9:00 ∼ 18:00、日米の休日を除く)

Email:support-japan@ustraveldocs.com

をする。予約完了後、面接日に申請書類を持参し、領事の面接を受ける(札幌・福 岡の場合は、一部申請書類を事前に郵送する) 。 ❻大使館または領事館での面接後、特に問題がなければ7日∼14日程度でビザが 発給される。ただし時間がかかる場合もあるため、必要書類がそろった段階で面接 の予約を入れよう。面接時には10本指の指紋が電子的に読み取られ、登録される。

その他、 ビザ申請の詳しい情報は、 米国ビザインフォ メーションサービスのウェブサイト(http://www. ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-visaapply.asp) で確認すること。

日本からアメリカに送付する物は、電化製品や本など、すぐに

留学先で携帯電話(スマートフォン)を持つ場合には、以下の3

使用しないもの。持参する物は、搭乗と入国に必要な機内手荷

つの方法がある。

物、到着後すぐに必要とする生活用品など。ただし、機内に持

❶海外で使用可能な携帯電話を日本から持参する

ち込める荷物や食品には制限があるため注意。

❷アメリカで購入・契約する ❸プリペイド式の携帯端末を購入する

生活 用品

歯ブラシ、スキンケア用品、日焼け止めなど、身体 に使う消耗品は現地の製品が合わない場合もあるた め、日本から持参しよう。ホームステイや学生寮に 滞在する場合は最低限の物はそろっており、ベッド も机もある。フラットに住む人は、生活に必要な物 を買いそろえてから入居しよう。

常備薬

カゼ薬や胃腸薬などは、飲み慣れた薬を持っている と安心できる。持病のある人は、日本のかかりつけ の医者に英文の処方せんを書いてもらうこと。体調 が悪くなったときにアメリカの医者に見せれば適切 な処置をしてくれる。

学用品

おすすめなのは電子辞書。ただ、故障したときに困 るため、携帯に便利な英和・和英のポケット版の紙 の辞書も持参する。また、日本語で書かれた専門書・ 参考書も重宝する。

購入はもちろん、レンタルやプリペイドの場合でも、さまざま な会社が携帯電話のプランやサービスを提供しているので、自 分の使用頻度をよく考えて決めよう。

授業のレポートやリサーチのためのインターネットの利用な ど、多くの場面で必要になるノートパソコン。アメリカで購入 した場合は、日本語環境に設定できるか確認すること。アメリ カの電圧は110∼120ボルトで、周波数は60ヘルツ。プラグ 形式は日本と同じAタイプ。現地で日本の電気製品を使うとき は変圧器(コンバーター)が必要。 51


滞在方法の種類と特徴や注意点 長期留学生が現地で生活費のやりくりをする場合、銀行口座を開いて日本 から送金してもらう方法とインターナショナル・キャッシュカードを利用

ホーム ステイ

英語力の上達だけでなく、アメリカ人の素顔、 習慣や考え方などを知る機会となるホームス テイ。一般家庭で家族の一員として生活する ため、その家庭のルールを守ることが求めら れる。

学生寮

ほとんどがキャンパス内またはキャンパスの 近辺にある。シングルルームまたはツインルー ムで、必要最低限の家具が提供され、掃除も してくれる。寮には各国の留学生が生活して いるため、自然と国際交流がはかれるという メリットがある。

アパート

18 歳以上の留学生は、個人でアパートを借り たり数人でシェアすることができる。ただし、 シェアをする人は事前にルームメイトと費用 の支払いなどについて、しっかりと話し合っ ておくこと。保証金や家賃の支払い方法、共 同で使用する物の確認、掃除の分担、電話代、 光熱費をどうするかなど、細かく決めておく。 シェアメイトは、学校に相談すれば掲示板で の募集や学生の紹介をしてくれる。

する方法がある。銀行口座を開く場合にはパスポートとお金を持って銀行 に行き、受付で銀行口座をつくりたいことを伝えると手続きしてくれる。 海外送金の方法は、郵便局や外国為替を取り扱う金融機関の窓口から留 学先の銀行口座へ送金するのが一般的。インターナショナル・キャッシュ カードは国内ではキャッシュカードとして使え、海外でも日本の普通預金 口座から現地通貨が引き出せるのが特徴。毎回手数料がかかるが、多くの ATMで24時間365日利用できる。

く 海外留学生活でのお金の支払いは、現金とクレジットカードの両方をうま く使いこなすのがコツ。クレジットカードは身分証明にもなり、現金を持 ち歩かなくても支払うことができるため、18歳以上の場合は用意してお こう。また、必要な分だけ入金しておき、海外のATMでドルを引き出す ことができる海外専用プリペイドカード「キャッシュパスポート」も便利 (下記参照) 。

52


留学までに知っておきたい 現地の 考え方を 尊重 しよう

まず、機内に持ち込む手荷物と航空機に預ける荷物を分けてお

アメリカの空港到着後は、到着ロビーに出るまでに入国審査を

く。国際空港には出発の2時間前までには着くようにしよう。

行う必要がある。乗り換えの人も、最初に到着した空港で入国

日本からアメリカまでは、たとえばニューヨークだと直行便で

審査を受ける。日本からアメリカ直行便で入国する場合は、検

約13時間かかる。日本との時差は−14時間から−19時間 (ハ

疫は必要ない。入国審査では、下記の6点の書類を提示する。

ワイ) 、サマータイムの期間は−13時間から−18時間。機内

また、両手10本指のスキャンとデジタル写真撮影が行われ、

ではエコノミー症候群を防ぐために、手足の指を動かしたり、

入国者がビザ取得者と同一人物であるかチェックされる。出入

シートベルトのランプが消えているときに静かに歩いたりしよ

国審査官に書類を審査され、パスポートに入国スタンプが押さ

う。航空機搭乗までの手続きは、次の手順で行われる。

れる。この際、I-94出入国記録カードは渡されないが、留学 生は留学中にI-94の提示を求められる場合がある。そのよう

搭乗までの手順

❶搭乗する航空会社のチェックイン・カウンターへ行って、預ける 荷物と航空券、パスポートを出す。また、   「eチケット」で予約を すると、紙製の航空券がなくても搭乗券がもらえる。 ❷搭乗券(ボーディング・パス=Boarding pass)と荷物の預かり証 (クレーム・タグ=Claim tag)を受け取る。 ❸機内持ち込み手荷物を空港スタッフに預け、X線検査を受ける。持 ち込み禁止の物を持っていると没収されるため注意。 ❹税関審査を受ける。出国手続き前に空港で購入した免税品は、必 ず機内持ち込み手荷物として税関の検査を受ける。通関が終わる 前に免税品の封を開けないこと。 ❺出国審査を受ける。パスポートとBoarding passを係官に出すと、 パスポートに出国スタンプを押して返してくれる。 ❻搭乗ゲートで搭乗案内を待ち、搭乗が始まったら機内に入る。

な場面に備えて、入国後に必ずCBPのウェブサイト(https:// i94.cbp.dhs.gov)にアクセスし、I-94記録をプリントアウト して手元に持っておくこと。アメリカ出国前には、I-20また はDS-2019に署名した担当者 (多くの場合、 留学アドバイザー) のサインが必要になるため、 アメリカから国外に旅行する前は、 必ず担当者に会って必要書類などを確認しておく。アメリカ出 入国および滞在資格・期間についてはさまざまな改定が予想 されるため、日米教育委員会のウェブサイト(www.fulbright. jp/study/schedule/visa.html)を参照のうえ、担当者(留学 アドバイザーなど)に確認すること。

入国審査に必要な書類

❶ビザシールが貼られたパスポート ❷入学許可証(I-20またはDS-2019) ❸英文の財政能力証明書 ❹入学を許可する手紙 ❺I-901SEVIS費確認書 ❻入学許可証(I-20またはDS-2019)に署名した担当者の氏名、連 絡先(住所、電話番号)

入国審査が終わったら、乗ってきた航空便の便名の表示が出て いるターンテーブルから自分の荷物を受け取る。自分の荷物 が出てこないときにはClaim tag(預かり証)を持って、lost baggageの係官のところへ行く。荷物を受け取ったら、税関 を通過する。アメリカ製品以外のパソコンは学業のために個人 で使用する場合は課税されないが、申告が必要。入国カードの 「アメリカに持ち込もうとしている物品」 の 「はい」 の欄にチェッ クをした人は赤色の出口で申告をする。荷物の中身について聞 かれるため、英語で説明できるようにしておこう。申告物がな い場合は緑色の出口に進み、 入国カードを渡してロビーに出る。 53


アメリカと日本の時差は、ニューヨークなどの東海岸が−14

病気になった場合、ホストファミリーや学校の留学生アドバイ

時間(夏時間では−13時間) 、ロサンゼルスなど西海岸は−17

ザー、スタッフに相談する。大学に通っている場合は、大学内

時間(夏時間では−16時間)ある。到着後、時差ボケを早めに

のヘルス・クリニックに行こう。歯科、産科および精神に関わ

解消するためにも初日から現地の時間に合わせて生活しよう。

る病気以外は、診療所で診断が可能。診察料はすでに支払って

また、留学する学校に実際に行ってみること。学校までの交通

いる学生健康保険料でカバーされる。また、アメリカではそれ

機関や混雑状況、所要時間などを確認し、登校や学校生活の不

ぞれの家庭や学校に担当のホームドクターがいて、軽い症状の

安や心配を少しでも減らしておこう。留学生オフィスがどこに

ときはその医者が診察する。症状が重いときや専門的な検査、

あるか確かめておくと、戸惑わないで済む。寮ではなく学外に

治療などを必要とするときは、ホームドクターから専門医を紹

アパートを借りる予定の人は、留学生オフィスで相談しよう。

介してもらう。また、日本語が通じる病院を探しておこう。救 急車(有料)を呼ぶ場合は、電話で911をダイヤルする。

まず、自分が住む街の詳しい地図を手に入れて、街の雰囲気や 周辺環境をチェックしよう。 駅やバス停をはじめ、 郵便局、 銀行、

外国に3か月以上滞在する日本人は、その地域を管轄する日本

スーパーマーケット、レストラン、ファーストフード店、書店、

国大使館または総領事館に、氏名をはじめ、パスポート番号、

電器店など、日常生活の中で利用する場所を見てみる。通学に

連絡先などを記載した「在留届」を提出しなければならない。

電車やバスを利用する人は、実際に乗ってチケットの買い方や

在留届を出しておくと、留学生は日本政府の行政サービスや緊

マナー、車内の雰囲気、学校までの所要時間などを確認してお

急連絡が受けられる。アメリカに3か月以上留学する人は、在

こう。

アメリカ日本大使館または総領事館に在留届を提出しよう。 外務省(在留届電子届出システム「ORRnet」 ) URL

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/

ホームステイや学校の寮など、滞在する場所の規則やルールを 確認することは大切。最初に確認しておかないと、ホストファ ミリーやルームメイトとのトラブルの原因になりやすい。たと

アメリカに着いたら、警戒が必要な場所を学校のカウンセラー

えば、食事の時間、シャワーやトイレの使い方、洗濯、消灯時

やホストファミリーに聞いてみよう。アメリカの各大学は、公

間、門限などをはじめ、特に共有スペースや機械類についての

共や個人の安全性に関するパンフレットを配布したり、オリエ

ルールは、はじめにきちんとチェックしておく。うまくコミュ

ンテーションを行ったりしているため、情報を入手しよう。留

ニケーションがとれない場合には、ルールを紙に書いてもらっ

学中は、どんなときも「安全を最優先」にする生活と行動を心

て確認しよう。

がけること。

アメリカの通貨(お金)

アメリカの貨幣の単位はドル($)で、紙幣は 1、5、10、20 ドル単位のものが多く使われていて、50 ドルと 100 ドル札はあまり見かけない。硬貨は、1 セント(ペニー)、5セント(ニッケル)、10 セント(ダ イム) 、25 セント(クォーター)がある。1 ドルやハーフドル(50 セントのこと)もあるが、ほとんど使 われることはない。アメリカの生活習慣の中で、定番になっているものといえば「チップ」。目安は料 金の 15%程度で OK だが、高級なレストランなどで特別と思えるようなサービスを受けたときは 20% くらい払う。カウンターで食事などをした場合には、25 セント(クオーター)1、2 枚を食器のわきに置 く。また、セルフサービスの店やファーストフード店では、チップは不要。タクシーのチップは、代金 の 10%∼ 15%を渡すのが一般的。

54


n

Co lu m た費用をすべて自費で負担することになります。また、カメラやパソコンなどの携行品が、破損や盗難にあっ た場合、学校の備品や友だちの貴重品を破損してしまった場合でも、保険に入っていると、破損や盗難の補償、 救援者の費用負担、法律上の賠償責任が発生したときの補償などをしてくれるので安心です。

保険のプロに聞きました。

株式会社 TIP JAPAN

A

会長

近藤 義則 さん (元 AIU 保険会社海外旅行保険担当取締役)

留学は観光旅行とは違って滞在が長くなるため、留学生を受 け入れている学校のほとんどが、どのような保険に加入して いるか確認をしています。滞在が長くなると、さまざまなト ラブルにあうリスクがより高くなるので、留学に適したプラ ンに加入するのがよいでしょう。

A

A

原則、未成年者は契約者になれません(一部の 保険会社を除く)。親権者を契約者としてお申し 込みください。ただし、被保険者(保険の対象 となる方)の年齢によって引受限度額が異なり ますので、問い合わせてみましょう。

たしかに、各社の海外旅行保険の補償内容を調べてみると、 どの会社も同じようなものに見えるかもしれませんね。しかし、加入者に対するサポートサービスは各社さまざま。 ジェイアイ傷害火災保険の場合は、加入者に次のサービスを提供しています。

海外 55 都市にある Ji デスクでは、留学中の病気やケガ等 のトラブルに対し、スタッフが日本語でご相談に応じてい ます。また、 キャッシュレス提携病院で 「現金不要」 のキャッ

医師情報の提供、医師や病院、看護師の手配・電話による 医療通訳サービス、入院や転院の手配、搬送・移送の手配、 病院への支払い保証などのサポートが受けられます。

留学に は 、な ぜ保険が 必要な の ?

A

しかし、万が一海外で医師の診察・治療を受けることになった場合は、保険に加入していないと治療に要し

シュレスメディカルサービスが受けられます。

海外留学保険センター 海外旅行保険センター

TIP JAPAN

TIP JAPAN は、ブリティッシュ・カウンシルがサポートする英国留学の公式スポンサーです。

www.tip-japan.com

★皆様のご要望に合わせて、プランをお見積もりします。 ★ご来店でも、ご郵送でも、オンラインでも OK ! ★クレジットカードで一括払い、分割払い、リボ払いのお支払いもできます。 ★海外留学・旅行保険における代表的な保険会社の保険もご案内できます。 ★開業以来 100,000人以上のお客様に海外留学・旅行保険のご契約をいただい ております。 〒100-0006 東京都千代田区有楽町 2-10-1 東京交通会館 2F Tel:0120-847-576、03-3212-4891 Fax:03-3215-2768  Email:info@tip-japan.com

作成年月日:2017 年 9 月(Ji2017-128)


本誌掲載の留学サポート団体が運営しているプログラム一覧

グローバルスタディ海外留学センター

ISS 留学ライフ

ACOSTA 海外留学情報センター

日本外国語専門学校

公益財団法人 ワイ・エフ・ユー日本国際交流財団 Apply ESL

58 ページ

59 ページ ●

60 ページ

61 ページ 62 ページ

掲載ページ

教育旅行

留学サイトドットコム

サマースクール

留学サポート団体

高校生の交換留学

大学院留学

4年制大学留学

2年制大学留学

専門学校留学

英語学校留学

中学・高校留学

          留学プログラムの種類

57 ページ、 裏表紙

29 ページ

本誌掲載の渡航準備企業 企業名 ブリティッシュ・カウンシル英会話スクール IELTS TOEFL Junior キャッシュパスポート ジェイアイ傷害火災保険

サービス内容

掲載ページ

英会話学校

38 ページ

英語能力試験

39 ページ

中高生対象の英語能力試験

42 ページ

海外専用プリペイドカード(現地通貨の引き出し) 海外旅行保険

46 ページ 52 ページ

63 ページ

★留学サポート団体について

留学サポート団体・渡航準備に関する企業の資料を取り寄せて、

「留学に行きたい!」と考えても、さまざ

詳しいプログラムの内容や費用などを比較してみよう。上記の

まな手続きが意外に大変で、正確な情報

サポート団体や渡航準備企業の詳細情報は、以下のウェブサイ トからアクセスできる。また、一括での資料請求を行うことも 可能(一部企業を除く)。

がわからない。こうした状況を乗り越え る助けてくれるのが「留学サポート団体」 。 サポート団体には留学やワーホリの専門 家であるカウンセラーがいて、留学に関 するさまざまな情報を提供している。

www.kbunsha.com 56


YFU(Youth For Understanding)は、1951 年にアメリカでスタートした高校生の交換留学を促進する非営利の組織です。 現在、世界 60 ヶ国にそれぞれの YFU 組織を持ち、YFU 日本は、1958 年以来 35,000 名以上の内外 YFU 学生の相互交 換留学を実施してきました。

交換留学プログラム 日本の高校生が受入国 YFU の提供するボランティアのホストファミリーにホームステイし、生活体験をするとともに現地 の高校に 1 学年間通学するプログラム。参加学生が異文化生活を体験することにより、国際相互理解の促進を図り、参加学 生の人格形成と向上をめざす国際教育交流プログラムになっています。 ■ YFU 交換留学プログラムの主な特徴 ◆異文化の家族とともに生活することで、異なる価値観への理解が深まる。 ◆自国の文化や家族を改めて見つめ直す機会が与えられる。 ◆コミュニケーション能力と国際感覚が身に付く。 ◆各国 YFU が組織するボランティアが中心となって支援体制を ◆異なる生活様式・習慣の中で、人格形成と人間的成長が促進される。  とっている。

■ 参加資格 ◆応募時に中学校 3 年生~高校 2 年生(正式には生年月日で規定)であること(派遣国によって年齢制限があります。詳しくはお問い合わせください) ◆出発時、高等学校、中等教育学校、高等専門学校に在学中で、在学校長から推薦され、心身ともに異文化体験の適応力があり、相応の学力、  英語力を有すること ◆過去 1 年間の欠席日数(登校しても全授業に出席しない日数を含む)が原則として 20 日以内であること

■ 募集期間、選考時期・選考地

第一次募集

4月上旬~6月上旬(選考時期6月中旬~7月上旬)

夏期特別募集

6月中旬~7月中旬(選考時期7月下旬~8月中旬)

第二次募集

9月上旬~10月下旬(選考時期11月上旬~中旬)

※選考会場は、各募集とも全国約 20 ヶ所の都市に設ける 第二次募集後も派遣先国によっては追加募集もありますので、 早目に YFU 事務所にお問合せ下さい

コミュニティ・カレッジプログラム 1992 年より始まった YFU アメリカの高校卒業生対象のプログラム。YFU と提携している約 15 のコミュニティ・カレッジに1学年間 派遣します。ホストファミリー、コミュニティの中で生活しながら異文化体験をし、カレッジではアメリカ学生だけでなく、ヨーロッパ、 アジア等他の海外諸国からの YFU 留学生との交流を深めることができます。留学生受入の手順は、まずカレッジを決定、ついでカレッ ジがホストファミリーを決めます。カレッジには、カレッジの職員であり YFU から任命されたキャンパス・コーディネーターが、 YFU 留学生のサポートに当たります。ホストファミリーの決定及び留学生とホストファミリーに対するオリエンテーションはキャンパ ス・コーディネーターが行います。毎年 20 数ヶ国より約 150 名の学生が参加します。 ■ 応募資格 アメリカ到着時に、高校を卒業しており、17 歳から 23 歳までの者(応募時の年齢は 17 歳から 22 歳まで)で、相応の英語力を備え、異文化 体験への適応力があり、心身共に健康であること。選考テストは書類審査、Comprehensive English Language Test (CELT) による英語テス ト及び面接。CELT の得点により、以下の 3 つのプログラムのいずれかに配置される。 ◆専門資格プログラム(Certificate Program) ◆英語プログラム(English Language Program) と専門資格プログラムの組合せ ◆英語プログラム

選考時期は 5 月~翌年 1 月で、参加定員枠は毎年 30 名。 *YFU プログラムとして提供するのはカレッジの 1 年目だけで、プログラム終了後 2 年目を続け卒業する、さらに 4 年制大学に編入するなど、将来アメリカで勉強 を続ける道も開かれていますが、2 年目以降は各自の責任で行うことになります。

〒100-0011 東京都千代田区内幸町 2 丁目 2-1 日本プレスセンタービル 6 階 TEL 03-6550-9491 FAX 03-6457-9546 info@yfu.or.jp http://www.yfu.or.jp/


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海外留学保険の案内

なぜ、留学サイトドットコムは手数料無料で 手続きできるのでしょうか?

手続き可能な留学の種類 ・語学留学 ・大学留学 ・大学院留学 ・コミュニティカレッジ留学 ・大学エクステンション ・サマープログラム ・イングリッシュ・プラス

「留学サイトドットコム」は、海外の語学学校、カレッジ、大学等の教育機関と 正規に提携しています。学校の代わりに、コース 内容や費用の説明をしたり、 学校への申込み手続きや滞在先の手配などを確実に行い、留学希望者がスムー ズに留学ができるようお手伝いしています。このため、提携している海外の教 育機関から、運営費用をいただいております。お客様が高額な手続き手数料を 支払うのではなく、その分を学費など、留学を成功させるために使っていただき、 充実した留学生活を送ってもらいたいという思いから、経営努力により提携校 からいただく運営費用のみで運営を行っています。お客様の負担を軽減して、 無料での手続きを実現することで、留学する人を応援する、それが「留学サイ トドットコム」です。

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アメリカ留学ガイド 2019 後援/アメリカ大使館  発行/ KBUNSHA 東京都千代田区富士見 1-2-32 東京ルーテルセンタービル 303  E-mail:order@kbunsha.com Web:www.kbunsha.com

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後援:アメリカ大使館

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