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勝ちたがり屋 自分にも他人にも負けず、何事に も次々に挑戦し続けていきます。

物作りに夢中 (4 歳 ) ↓ 建設現場の虜 (7 歳 ) ↓ 建築業がしたい (8 歳 ) ↓ 自らの設計で人を幸 せにしたい。( 現在 )

南 彰悟

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「対話力」

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「対応力」

四人兄弟で生まれたため、常に家が賑やかで

これまでに様々な場面に衝突してきたが、 「や

人と話すのがすきで、クライアントや社員の

るならば、徹底的に楽しんで最善を尽くす」

仲間とより信頼できる関係を築き、設計を行

というのが自信のモチベーションで何事にも

いたいと考えております。

挑んで力をつけたいと考えております。

大阪府高石市生まれ 誕生日 1994 年 8 月 1 日 女兄弟で 3 番目に生まれる。 2010

3

高石市立取石中学校 卒業

2010

4

大阪府立高石高等学校 入学

2013

3

大阪府立高石高等学校 卒業

2013

4

近畿大学建築学部建築学科 入学

中学 3 年間学級代表を務め、硬式テニス部

人に何かしてあげることが子供のときから幸

2017

3

近畿大学建築学部建築学科 卒業

では中高 6 年間主将を務めてきました。常

福を覚え、現在は後輩たちの設計のアドバイ

2017

4

大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻 入学

に一人ひとりと対話により居心地のよい場所

建築デザイン研究室 宮本 佳明教授・倉方 俊輔准教授

「統括力」

をつくり最大限の力を出せる場所を築き上げ

「他者貢献」 建築

スやご飯を作ったりと率先して自分が誰かの ために出来ることを考えています。

てきました。

4 5 6 7 8 9 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 絵画 サッカー 柔道 水泳 体操 絵画

   002 002

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硬式テニス部 ( 主将 )

テニスサークル ラーメンサークル ( 設立 )


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2014 9

1

街を編む微勾配

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ACTIVITY BUILDING

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3

釜ヶ崎をひとつの宿泊施設とみたて

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8 2015

7

た都市依存型宿泊形態のかた

20

6

4 『Root』

2

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木漏れ日に集う街

28

3

6

Contrast Museum

30

1

7

ヨリミチ

32

8

Houses on a hill

34

9

MY HOUSE

36

26

2016

2017 4 5

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街を編む微勾配 出展 卒業設計 ■スタジオマスター 松岡聡 ( 近畿大学教授 ) ■敷地 大阪府中央区心斎橋筋 ■用途 複合商業施設

■ Concept 心斎橋筋商店街において商店街路か ら垂直に交わる道に店舗を複合化 し、パスを通過させることで新しい 人の流れを作る。そのため心斎橋筋 商店街の魅力である ” 賑わい ” を ” 勾配 ” を用いることにより操作しパ スに魅力をもたせた。そして新しい 流れは ” 心斎橋筋商店街 ” と ” ミナ ミの街 ” を結び、より魅力的な場を 作り出す。

004 

街を編む微勾配


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Phase1 ~ Site reserch ~

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人で賑わう街 ” ミナミ ” と ” 心斎橋筋商店街 ” の繋がりを調べるため位置関係とインフラを調査した。 心斎橋筋商店街はミナミの賑わいの中心となり周囲にも異なる性質を持ったエリアがあり相乗効果がつくれることがわかる。

心斎橋駅

北堀江

長堀橋駅 四ツ橋駅

アメリカ村北部

西区

西区

(ビジネスエリア)

(ビジネスエリア)

西心斎橋

心斎橋

東心斎橋

心斎橋筋商店街

南堀江

オレンジストリート

中央区

アメリカ村中心部

(商業エリア)

中央区 (商業エリア)

アメリカ村南部

宗右衛門町 幸町 道頓堀

桜川駅

なんばHatch

戎橋筋商店街

桜川

浪速区

(住宅エリア)

大阪難波駅

なんば駅

千日前

難波

日本橋駅

JR難波駅

浪速区

住宅

(住宅エリア)

公園

湊町 稲荷

商業

元町

難波中

工業

難波千日前 なんばパークス

裏難波 公共施設

南海難波駅

「ミナミの街と位置関係」

「ミナミのインフラと主要地の位置関係」

中央区には商業があつまりそれらの中心に位置するのが心斎橋筋商店街である。西区・中央区 島之内・道頓堀・難波・千日前といった地域に広がる繁華街の総称で、これらの地域が大阪

は住宅・工場も見られるが大半を商業が占めている。心斎橋筋商店街のほかにもアメ村・裏な

市の中心業務地区である船場の南側に位置することや、大半がかつて存在した南区の区域に

んば。なんばハッチといったミナミを代表とする場所が周囲に点在している。

あたることからミナミと呼ばれている。一般的に道頓堀を東西基軸、心斎橋筋を南北基軸と して、北は長堀通、南は南海難波駅、西は西横堀川、東は堺筋までを指すことが多い。

戎橋・心斎橋筋商店街は 1km に及ぶ超大型商店街で服屋・雑貨屋が多くを占める。衣料品・

また 5 つの地下鉄が通り駅が点在しており、中でもなんばには駅が密集し人の賑わいが見

化粧品店では観光客による爆買いが見られる。飲食店は商店街に直角に交わる道に並んでいる。

られる。

これらの種類の異なる店舗が混ざることで商店街の回遊性が増す。

服屋 雑貨 飲食店 化粧品 百貨店 娯楽 空き地 心斎橋筋南側入り口

グリコのネオンが輝く道頓堀

なんば Hatch

アメリカ村

「戎橋筋・心斎橋筋商店街のインフラ」 005 


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Phase2 ~ Field reserch ~

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心斎橋筋商店街を実際に歩き心斎橋筋商店街を構成する要素と、ここが 持つ魅力を調査することにした。

商店街の構成 商店街は、一般には道路の両側に店舗が張り付く形態が多い。このため、商店街は横の百貨店とた とえられた時期もある。道路には絶えることなく人が流れていたり、お店に並ぶ人が多くみられる。 しかし過密化によりファニチャーがフルで利用されるため、道の途中でたたずむ人が見られる。

店舗は間口が狭く奥行きの長いウナギの寝

垂直に交わる道の所在をやイベントなどを主張する

床状に配置されており一直線上に人が密集

ための看板・店舗によって特徴のあるファサード・

している。

間口の幅に伴うセットバックが特徴的である。

00. 計測×勾配 水平レーザー器を用い人通りの少ない深夜 2 時から5mピッチで戎橋筋・心斎橋筋商店街の道路総計 1000m の勾配を計測し、微小値の ため数値を 100 倍して可視化した。 計測すると5m のピッチで最大で "8mm" 程の身体的な負担のない ” 微勾配 ” であることがわかる。しかし微勾配はこの商店街において 約 150ⅿごとに連続するため ” 微勾配が連続的に蓄積される ”。そのため地形の微勾配が商店街の賑わいの表情に大きく影響を与えてい ることがわかる。

006 

街を編む微勾配


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けやすいのである。

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アイレベルに近いものほど表情に変化をもたらすため、人の賑わいというのは特に微地形による影響を受

01. 人×勾配

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back

stayup

02. 物×勾配

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勾配は水平面と垂直面の見え方に影響を与える。そのため勾配により、人・商品の見え方を店舗の用 途に伴い変えていく。

03. ファザード×勾配

商店街の各店舗のファザードは間口の広い店舗ほど質素、狭いほど賑やかな印象を受けた。間 口の広さに伴って長さあたりに入る店舗数が変わるため賑わいが通りによって移り変る。

007 


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6F

Model 1

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5F

Model 2

数 

4F

Model 3

Phase3 ~ Masterplan ~ 店舗内部に商店街と周囲を繋ぐ道を作る。様々なユーザー が店舗内部をアクセスし、過密化した商店街の賑わいの濃 度が街区全体に広がり、商店街内部とその周辺の魅力があ げる。そのために、建築空間に勾配を用いることにより店 舗の賑わいを操作することで商店街を中心とした居心地の いい ” ミナミの街 ” をつくる。

008 

街を編む微勾配

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②各フロアに勾配を与える。

③商店街からの抜け感を作る。

ボリュームを道からの見え方・店舗の性質に合わせ分割し、商店街 路からの連続的な抜けをつくり魅力的なパスを作る

②フロアに勾配をつける。

③商品を道からの見え方により置く。

Shopping angle

Walk angle 2°

①道と道を繋ぐパスを繋げる。

Shopping angle

g

路からの連続的な抜けをつくり魅力的なパスを作る

①ボリュームを立ち上げる

Frame diagram

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ボリュームを道からの見え方・店舗の性質に合わせ分割し、商店街

12°

Frame diagram

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Walk angle

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2F Cloth shop

この商店街には数多くの店舗が並び、人々はふらっと入るを繰り返して

1F からは上下に包み込むよう

バッグやアクセサリーは勾配を

商店街をぶらつく。特に Fashion shop では人の出入りが盛んでそこに

に並べられた衣服が見える。

下げて並べられ水平面が連続し

賑わいを創出している。

て広がる。

1F Cloth shop

この商店街には数多くの店舗が並び、人々はふらっと入るを繰り返して商店

上下に並ぶ服が店舗に奥行きを

地下のアクセサリーショップが

街をぶらつく。特に Fashion shop では人の出入りが盛んでそこに賑わいを

つくる。

吹き抜けを介して姿をみせる。

上下に並ぶ服が店舗に奥行きを

地下のアクセサリーショップが

つくる。

吹き抜けを介して姿をみせる。

創出している。

B1F Accessory shop

ガラスケースに入れられた宝石たちは上から覗き込まれる。 そのため水平面が連続して広がっていく空間にした。また急勾配によ り空間を二分することでセキュリティをあげた。

0010 

街を編む微勾配


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5F Ofiice

高層階に設けられた大きな窓は都会の町を映すとともに、自然光を注ぎ込む。

出 勤 す る と Office の エ ン ト ラ ン ス

商店街の賑いの気配を吹き抜

東に大きく開けられた窓から

から社員が見渡せるよう勾配を下げ

けを介して社内に取り入れ活

は都市の景色が広がり開放的

る。

気が生まれる。

な Office となる。

4F Restaurant&Office

吹き抜けを介して下の階とつながっているため互いに気配を感じられ、商店街らしい 賑いの空気か漂う。

出勤すると Office のエントラン

商店街の賑いの気配を吹き抜

東に大きく開けられた窓か

スから社員が見渡せるよう勾配を

けを介して社内に取り入れ活

らは都市の景色が広がり開

下げる。

気が生まれる。

放的な Office となる。

3F Restaurant

吹き抜けを介して下の階とつながっているため互いに気配を感じられ、商店街らしい 賑いの空気か漂う。

料理を食べながら話す人々が広

ショッピングをする人と食事を

がる。

する人が互いに気配を感じそこ に人の流れが生まれる。

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街を編む微勾配


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ACTIVITY BUILDING

三回生後期設計課題 優秀賞 ■スタジオマスター 坂本 昭 ( 近畿大学教授 ) ■敷地 大阪府西区南堀江 ■用途 オフィス

■ Concept 一生のうち大半を占める仕事。 社会を支える一員となり、多くの大 人たちが日本を支えている。 社会人たちが多く通るこの建物はこ の街の ” 職場の顔 ” であり続ける。 しかし顔は作られるものではなく 作っていくものです。 オフィス内の人々と街の人々が支え あい、活気ある ” 職場の顔 ” を作る。

0014 

ACTIVITY BUILDING


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大阪・南堀江、川沿いのひと区画全てが敷地である。ここに 15 階建程度の規模でオフィスビルを建てるこ とが求められた。 周囲は商業施設に囲まれており、なんばハッチ・心斎橋筋商店街・アメ村といった観光地がたくさんある。 敷地には早朝からスーツを着た社会人がぞろぞろと駅から流れてくる。 また四ツ橋通りの車は絶え間なく走っている。 そのためこのオフィスは働く人だけでなく街にも大きな影響を与えることが予想された。

ドリームスチューデント オフィスの前には四ツ橋へ向かう学生が見られる。この オフィスでは定期的に会社の講演会を開くなど学生がよ り仕事と密な関係になる。

公園・緑地等 商業・業務地区 公共公益施設 空き地 工業用地 密集低層住宅

ハッピーワーカー このオフィスで働く人は街にエネルギーを放出し共にこの オフィスを支えていく。 そのため仕事にやりがいを感じ楽しんでいる人にスペース を与える。

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ACTIVE TUBE

STEP TUBE

AIR TUBE

建物内に連続したボイドをつくり各フロ

各フロアを螺旋階段により紡ぐ。

空と繋ぐ TUBE は建物内をより開放てき

ア間での視線の交流が活発にする。

各フロアのテラスは社内の活動の掲示

にし社内に自然光をこぼす。

会社の枠を超えて互いが支えあい活力の

や、ワークショップの開催の案内といっ

建物のボイドを通る風はテラスの人々に

ある楽しい職場環境を作り出す。

た社内の活動がテラスに滲みだす。

清らかな風を届ける。

TUBE を介して建物内の賑わいを街に浸

一般利用可能なこのテラスは地域の広場

透させる。

であり、会社と地域を紡ぐ階段となる。

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DIAGRAM

旧来のビルディングタイプ。

三種類特徴を持った建物内を

スラブにボイドを空ける。

ACTIVE BUILDING

貫くチューブ。

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ACTIVITY BUILDING


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ビッグファニチャー 各階平面 TUBE によりくり抜かれた平面は各階で形状が異る。 希望の会社は自らの会社の性格にあった場所を見つける。 ボイド付近は各階フリースペースとなっており、オフィスに働く

8F

16F

7F

15F

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14F

5F

13F

4F

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3F

11F

2F

10F

1F

9F

人たちは自由に使い楽しむことができ、他社との交流の場となる。 壁で囲まれてきた旧来の職場は他の会社と分断されて社内交流が 仕事のすべてとなる。 壁を除き可動式家具により空間を分けることで、他社の人と出会 うきっかけが増え、建物内のコミュニティが広がる。

0018 

ホワイトボード

アクリル間仕切り

ACTIVITY BUILDING


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釜ヶ崎をひとつの宿泊施設とみたて た都市依存型宿泊形態のかた 出展 大阪での滞在を考える ( 出展 ) 都市アーキビスト会議参加 ■スタジオマスター 松岡聡 ( 近畿大学教授 ) ■敷地 大阪市西成区釜ヶ崎 ■用途 宿泊施設

■ Concept 客室は一室約 3 畳でトイレと浴場 は共同であり、中には浴場がない施 設もある。しかし宿泊施設としては 貧弱な設備のお陰で、周辺に数多く 存在するこのエリアの店 ( 居酒屋、 食事処、娯楽施設、銭湯など ) や、 フリースペースの利用が活発に行わ れている。その結果、普通のホテル 以上に自由で多様なサービスを受け ることができている。一見すると批 判的に捉えるべき事実が多くあるが この街特有の都市依存型の宿泊形態 は十分に魅力的であると言える。

0020 

釜ヶ崎をひとつの宿泊施設とみたてた都市依存型宿泊形態のかた


釜ヶ崎をひとつの宿泊施設とみたてた 都市依存型宿泊形態のかた 敷地は大阪府大阪市西成区釜ヶ崎。ここでの釜ヶ崎は南海本線・関西線 ・阪神高速によって囲われたエリアのことを指す。釜ヶ崎は古くから日 雇い労働者の街として栄えてきたため、日雇い労働者のための低価格の 簡易宿所が多い。近年はバックパッカーなどの新たなユーザーの増加に 応じて一部の簡易宿所に改善が見られるが、依然として衛生管理がずさ んな老朽化施設も多く見受けられる。客室は一室約 3 畳でトイレと浴場

ゲームセンター パチンコ 麻雀 ロッカールーム コインランドリー スーパーマーケット コンビニエンスストア 生鮮食品店 酒屋 居酒屋 スナック 外食店 カフェ タバコ屋 お惣菜屋 不明

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は共同であり、中には浴場がない施設もある。しかし宿泊施設としては 貧弱な設備のお陰で、周辺に数多く存在するこのエリアの店 ( 居酒屋、 食事処、娯楽施設、銭湯など ) や、フリースペースの利用が活発に行わ れている。その結果、普通のホテル以上に自由で多様なサービスを受け ることができている。一見すると批判的に捉えるべき事実が多くあるが この街特有の都市依存型の宿泊形態は十分に魅力的であると言える。 ・簡易宿所の機能を補完する店をアメニティ施設と定義する ・現在の簡易宿所の例 20960

1520

scale 1:200

scale 1:100

3510

765

760

1877

3310

1785

3310

1520

簡易宿所とは、一室 3 畳の低価格で宿泊できる民間施設のことである。

釜ヶ崎の北から東にかけてのエリアには観光資源が多く存在し、さらに 近隣の各駅の乗降者数の多さから、商業・ビジネスエリアとして賑わい を見せていることが推測できる。釜ヶ崎と難波・天王寺を宿泊施設から 比較を行うと、釜ヶ崎の宿泊施設数、客室数ともに難波・天王寺のそれ を大きく上回り、宿泊費においては大きく下回っている。このことから、 釜ヶ崎には宿泊需要とそれに応えるポテンシャルがあると考えられる。 0021 


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バックパッカー

・現状の円盤と波のグラフ

日雇い労働者

堺筋より東のエリアは北に向かっている円盤が多く、 バックパッカーの割合は 90 パーセントを超えること が分かる。一方堺筋の西のエリアは、円盤の方向が バラバラであり、日雇い労働者の割合は 90 パーセン トを超える。つまり、バックパッカーはこの街のアメ ニティ施設をほとんど利用していない。

簡易宿所における1 5 分ごとの宿泊者の入りの回数と方向を示す 簡易宿所における1 5 分ごとの宿泊者の入りの回数と方向を示す アメニティ施設の営業時間とキャパシティを示す ・これからの円盤と波のグラフ

堺筋

既存の簡宿ではそれぞれの簡宿の中に受付が設けられている。 その機能を簡易宿所から分離し、街の要衝に配置することで 都市依存型の宿泊形態の楽しさをより多くの人々に提供する機 会を与える。

0022 

釜ヶ崎をひとつの宿泊施設とみたてた都市依存型宿泊形態のかた


R 簡易宿所の設計

コンバージョン案

簡宿を設けるにあたって、私たちは簡宿設計の手法を次の三つに分類し、それぞれについて数カ所

商店街は居酒屋、食事処、娯楽施設、銭湯などのアメニティ施設

の設計を行った。

が寄り集まり、観光的魅力を合わせ持つため私達が理想とする

①既存の簡宿をリノベーションする案

宿泊形態を実現するにあたって打ってつけの場所である。

②現在他用途のものをコンバージョンする案

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ヒノテ薬 局

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居 酒 屋

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相楽

釜ヶ崎には東西に南北に二本の商店街が通っており、この二本の商店

③簡宿を新築する案

₁:₂₀₀ 西側立面図

街で空き家となっている店舗または 2 回が利用されていないものを

既存簡宿リノベーションによる三畳空間の可変性

調査し、設計敷地を3箇所決定した。

現在は堺筋の西エリアにある簡易宿所は労働者の使用率が高く、ひとつの要因として一部屋一人し

2 本の商店街の分岐点となる敷地

か泊まれないことが挙げられる。

南北商店街の空き家と空き地が並ぶ敷地

そして新規ユーザーの多様な需要に対応するために、簡易宿所特有の面白さである三畳一部屋の形 態から、一畳ごとに可動間仕切りを持ったフレキシブルな簡宿にリノベーションする。 可動間仕切りは廊下や床の間、畳などの区切りを超越して配置することで、廊下を部屋の一部に取 り込み、土間のように使うこともできる。

東西商店街の空き家と空き地が並ぶ敷地 商店街の 2 階という非日常的な場所で私達の知らなかった町の見え方 、住まい方があじわえるような設計を行った。ロフトスペースに新たに 加えられた窓からは商店街のアーケード上の世界が広がる。 3.2 本の商店街の分岐点となる敷地

2. 南北商店街の空き家と空き地が並ぶ敷地

F. ホテル新光 基準階平面図 1:200

居酒屋

お湯洗い・洗剤不要

タナカ

一畳ごとに可動間仕切りを設ける

三畳に囚われないフレキシブルな間取り

清酒

大関

酒のもりた

立呑所

楽酒屋本店

ゲームセンター

TVタウン

中古衣類

かげやま

ハート カラオケ

サッポロビール

廊下を部屋として取り込むことで、 土間のような空間に ₁:₂₀₀ 北側立面図

₁:₂₀₀ 東側立面図

商店街アーケード

A. ビジネスホテルちとせ 基準階平面図 1:200

B. 緑風荘 基準階平面図 1:200

C. ビジネスホテル喜久屋 基準階平面図 1:200

G. ニューかめや 基準階平面図 1:200

D. ビジネスホテル福助 基準階平面図 1:200 E. パレス 基準階平面図 1:200

H. ホテルビーバー2 基準階平面図 1:200

I. グリーンピース 基準階平面図 1:200

₁:₂₀₀ C︲C断面図

0023 


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新築案 〜三面接道〜

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Research2

Introduction

同質

簡易宿所を新たに計画するにあたり、三面が接道している敷地に

異質

同質

着目した。その理由は、多くの道に接することによりエントラン

道のつながり

スを複数設けることができるからである。釜ヶ崎は普段相容れな いであろうユーザー層がミックスされた土地である。そこで幅広 いユーザー層が快適に過ごせるよう、それぞれのユーザー層を分 離した簡易宿所を設計した。 Reseach1 道のつながり

同質

異質

同質

道のしつらえ

(

道のしつらえ

,

-

)

.

異質

/

*

異質

+

「道のつながり」や「道のしつらえ」と開口等をリンクさせてファサードデザインを決定した。同質である場合、周囲の建物と合わ

敷地が接している三面の道の特徴を捉えるにあたって、釜ヶ崎地域に点在し ている三面接道敷地のそれぞれの道を「道のつながり」と「道のしつらえ」

せるために閉鎖的にし、異質である場合、内部空間を “ 見せる ” ように開口等を取り、道と道が交わる “ カド ” を馴染ませた。また、

という 2 つの視点で観察し、分類した。

“ カド ” を通して人々の活動をまわりこませるための手段として「隅きり」を用いた。

Diagram

3 種類のユーザーを想定したプラン計画 日雇い労働者、バックパッカー、その他の観光客 ( ファミリー・学生など ) の領域をそれぞれ敷地にゾーニングする。 その際、敷地の大きさに合わせて以下の 3 パターンのゾーニング方法を適用した。①②はそれぞれのユーザーの領域を可変性のあ る仕切りを用い、将来的、日常的な需要変化に対応できるようにする。③は階層ごとに 3 種類のユーザーの領域を完全に分離させる。 階層ごとにアプローチ手段も完全に分離させることでひとつの建物に 3 種類のユーザーがお互いを認識しながら共存することが可 能となり、各層の平面構成にも変化がうまれるという効果がある。 ①敷地に対して垂直方向に 3 種類のユーザーの領域をカドを使ってわける方法 ( 敷地サイズ:大 ) ①② オープンスペース

0024 

③ 労働者

バックパッカー

新しいユーザー

中間領域

②敷地に対して垂直方向に 3 種類のユーザーの領域をカドを使わずわける方法 ( 敷地サイズ:中 ) ③敷地に対して水平方向に 3 種類のユーザーの領域をわける方法 ( 敷地サイズ:小 ) 、に様々な状況に合わせ宿泊部屋の大きさを変化させることができる

釜ヶ崎をひとつの宿泊施設とみたてた都市依存型宿泊形態のかた


P Ⅰ

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EAST

WEST

NOUTH

SOUTH

WEST

NOUTH

EAST

NOUTH

SOUTH

WEST

WEST

NOUTH

NOUTH

EAST

WEST

NOUTH

EAST

SOUTH

Ⅷ Ⅳ

EAST

WEST

NOUTH WEST

Model 1

Model 2

Model 3

Model 4

Model 5

NOUTH

Model 6

EAST

Model 7

Model 8

0025 


『Root』

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出展 ヒューリックデザインコンペ ■スタジオマスター 松岡聡 ( 近畿大学教授 ) ■敷地 大阪府中央区心斎橋筋 ■用途 複合商業施設

■ Concept 表参道周辺には数多くの “Fashion” に関する商品が販売され、それらを 求めて ” お洒落な人たち ” が集まっ ており、その中心となるのが表参道 である。 “ お洒落な人たち ” は「O motesando Code」を身にまとい、現在も表参 道を歩いているだろう。 「Root」(根 ) では ”Omotesando code” を見せ合 うための器とし、見られることを養 分とした根っこのように生え、人に 支えられることでたち続けケヤキを 目指す。

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『Root』


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3. ゾーニング計画 11F 緑化された屋上では、一直線にのびる

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7-10F ”Fashion Show” では服を見せると同 時に音楽が流れ、Show の魅力をあげ、 観衆に興味をもたせる。それらの音楽

Famous

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1.Site Analysis &History 1 表参道に一直線に連続してかまえる “ ケヤキ ” は明治時代に植えられ “ 鎧池 ” と いう地下水もあったため大きく成長した、しかし東京大空襲によりおおくのケヤキ が消失したが、人々が一丸となり植えなおされ表参道に緑を取り入れている。 2日本の敗戦後、代々木公園にはアメリカ軍の軍施設があったため、表参道の沿道 にはアメリカ人向けの店がつくられた。1970 年代以降若者文化・流行の発信地と して活気を得て、高級ブランド店の集積地となっており、現在ではこのエリア自体 にブランドがつくためここに進出したいブランドメーカーも存在する。

5F ” お洒落な人たち ” がたまるこの 「Root] で は、 ホ ー ル に て ”Fashion show” などのイベントを開催し、常

“Show Load” は、夜になるとライトアップされたステージ台のようになると同時に表 参道の夜に明かりを照らす。

2-4F ブランドショップでは買うと同時に、 自 ら の「Omotesandou Code」 を 広 場の人、表参道を歩く人に見せ、互い

1F シンプル Cafe・ ラジオ・コンビにと いったふらっと入りやすい店舗を置き

店内では広場の人々からの視線を浴びながらショッピングする。

道路側からは建物内に入りやすくなっており、さらにボリュームが小さいため、店内を 把握しやすいため新商品を見つけやすい。

2.Planning&Diagram

①「ボリュームを分ける」 見る見られるの距離を短くするた めボリュームをわけ、広場をつく り、たまり場を設ける。店内の変 化 ( 代謝 ) が見えやすくなるため、 新商品やレイアウトの変化を外部 からも楽しむことができる。

②「持ち上げる」 表参道に面を向けるボリューム は高さを抑える。5 層目までは ボリュームを分けたまにしてお き表参道に対して開放的にす る。

③「傾ける」 広場にいる人が建物の中を見えや すくするため、広場側の面を傾け る。また下層部で床面積を取れて いない分上層部で床面積を担保す る。

④「道を通す」 大きく空いた空間に細い道を 通すことで ” 目立つ場所 ” とな り ”Fashion show” のような歩く 道を作る。

⑤「ステージ」 “Fashion Show” では本来は服装の作品発表・流行創 出・販売促進を目的としており、モデルが服を着て観 衆に見せ、観衆はモデルと服を見ることで互いに価値 を与えている。それらの場をここにおとした。内部を 「ステージ台」外部は「観客席」とし、“ お洒落な人 たち ” が互いに価値を与えることのできる「Architect of Fashion Show」を目指す。

Brand shop

Hall

Cafe

Music shop Show load

Radio

Park

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木漏れ日に集う街

出展 三協アルミコンペ ■敷地 大阪府高石市 ■用途 駅前広場

■ Concept 私たちは街に住む大切な人たちと支 え合いながら暮らしてきた。大人に なるにつれて街から出て行き離れ離 れになっていく。 そして新しい人に出会い暮らしてい く。 帰ってきた時に大切な人たちと偶然 出会い、思い出がずっと続く街。私 はそんな町に住みたいと考える。 駅前の広場を大切な人たちとの偶然 の出会いの場であるとともに、子供 から高齢者までが集う「庭」とする。 大屋根で駅前広場を包み、木漏れ日 の並木道のようなやさしいひかりを 落とす。

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木漏れ日に集う街


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設計趣旨 駅前の広場はオープンスペースが広がりベンチが置かれて おり、高齢者が日陰で座りお話をしているのが見られる。 人が集い賑わう「庭」を作るには、“ やさしい光 ” と “ 集

屋根をかける。

いの拠点 ” と考える。また広場を通った時にふらっと入れ

局面を用いて高さをばらつか せ光の強弱を変える。

広場全体に屋根をかけ

るように “ 大屋根 ” と “ 柱 ” で設計をする。

イベントの時いつもとは違う庭の姿を見せる 「庭」には子供から高齢者までが集い変わらない駅の風景を作

1. 大屋根

10m のグリッドを描き

グリッドの交点部分を持

拠点を決定する。

ち上げ波屋根を作る。

隙間からやさしい光が落ちる。

屋根につけられた人工光は月の光を助け

トラスで組み合わされた柱

広場を包む波打つ大屋根は空間の質を変化させるとともに一

は、それぞれが人々にとっ

体感を持たせる。大屋根のフレームを構成する三角形 ( トラ

ての拠点となる。

ス ) には固定型と可変型の屋根 ( 素材 ) をかける。 それにより広場に様々な光を落とす。訪れるひとはお気に入

「コミュニティスペース小」 「布」

「遮光ネット」

カラーバリエーション素材の種類が豊富なた

強い日差しや霜から守

め、街の雰囲気に合わせて変えていくことがで

り、や木漏れ日を落とす。

「エクステリアスクリー ン」

「ガラス」 強い光を落とす。雨を通さないため駅と

「Cafe」

「植木鉢」

「ステージ」

庭に立ち寄った人がふらっと使

若者たちや買い物帰りの主婦さ

色とりどりの花が咲き、心

庭の中心であり、普段は野外パ

う。

んが集う場所として設置。

地よい場所を作る。

フォーマンスを行う場所。

ショッピングセンターを繋ぐ道にかける。

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Contrast Museum

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2F

学内 優秀賞 ■スタジオマスター 松岡聡 ( 近畿大学教授 )

Restaurant

■敷地

Terrace

大阪府大阪市中央区城見

1F

■用途 美術館

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■ Concept 美術館という特別な空間を地下に埋 めることにより、魅力を引き出し、 地上を大阪城公園の一部とすること により空間にギャップをつけより美

Park Cafe

作者の誕生

術館としての質を高めた。 B1F

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Museum library

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Contrast Museum


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大屋根の下はレベルの異なるフリースペースが広が

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寝屋川の水平軸とクリスタルタワーの垂直軸ヶ引き立

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展示空間のグラデーションが作品の魅力を引き出

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展示スペースの周りには作者の「知」が

美術館 (underground)

公園 (ground) 寝屋川に沿って美術館・公園・テラスの三つにボリュー

人間の脳の思考を表

ムを分ける。それぞれのゾーンに軸を持たせる。 テラ クリスタルタ 寝屋

美術

命のともし火を広さと暗さで表 大阪城公園の城

川を泳ぐ生き物のような外形を持つ大屋根で美術館を包

作者の誕

大阪城公

作者の 作者の知識を書物として設

「敷地調査」 敷地の近くは大阪城があることにより多くの観光客で賑わっ ており、敷地の周りにはそういった観光客が多く見られる。 そのほかに大阪城ドームを訪れる Live の観客者やオフィス

「ランドスケープ Diagram」

「展示室計画」

広大な大阪城公園であるがため、どこにでも場所を取れ

展示空間は物事を思考し深まっていく場所として明るく拾い

作品を生むためにはたくさんのアイデアをもとに莫

てしまい、各々の場所が作られていく。

ところから暗く狭い展示室を並べた。

大な時間を要します。また 1 つの物事に没頭し洗

そこで、大阪城公園の一部として利用できる城下の拠点

展示スペースの周りは作者がこれまでに読んできた書物を並

練することで出来上がる。その思考の流れを展示空

となるような美術館を作ることにした。

べ作者のアイデアの要素を表した。

間といった、作品がえむる場所に落とし込むことに

で働く人々が見られる。

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ヨリミチ 出展 優秀賞 ■スタジオマスター 戸田潤也 ( 近畿大学教授 ) ■敷地 大阪府東大阪市菱屋西 ■用途 交流センター

■ Concept 大学の行き来に通る場所であると共 に、学生・地域・教授が気軽に寄っ て外でお話をしたり、中では勉強や 発表が行える ” 街の一部 ” のような 交流センターを考えた。

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ヨリミチ


P ■外構計画

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1F の外構面積を広めに取り性質の異なるたまり場を設ける。さらに四方を 囲む道から中心部に向かってボリュームを作ることで連続的な外構をもつ。

建物の外形を曲線で構成し敷地内に 入りやすくする。

外形を曲線で構成敷地内に入りやす くする。

境界線から中心に向かって勾配を持った 屋根をかける。

勾配屋根から垂直にボリュームを落 とす。

■学生宿泊棟 二つの宿泊棟はスキップフロ アを用いられそれぞれの居室 にセキュリティーの確保され た屋上を設置することが出来 た。 また棟により囲われたスペー スは宿泊する学生だけのプラ イベートスペースとなる。

■連続する外構

宿泊する学生は外交の一部を デザインしていく

宿泊する人たちやそれらの友 達が集いお話や軽く体を動か すことが出来る。

マンモス大学である近畿大学へと続くこの道は多くの学生で賑わう。 そのため外構部分が学生のたまり場となることが想定された。さらに四方 を道路で囲われているため敷地内にいくつ物ルートを作ることが出来る。

1F は地上レベルの外構を多く とり敷地内にたまり場を作る

建物内外をはさんで連続す る動線は回遊性を持たせ人 の動きを活発にする。

屋上部からは地上レベルから離 れた学生の賑わいを見せる。

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Houses on a hill

■スタジオマスター 坂本 昭 ( 近畿大学教授 ) ■敷地 大阪府東大阪市菱屋西 ■用途 集合住宅

■ Concept 共に暮らす仲間が集まったり、外で BBQ をしたり、近畿大学の学生に も負けないような賑わいのある集合 住宅を設計しました。

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Houses on a hill


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RF 階段の頂上は屋上庭園とな り、駅と住宅街二つの軸に対 し眺望が開ける。

3F 内部と外部の階段が連続的に つなげ、居住者に内と外にア クティビティを与える。

2F

垂直に空けられたボイドによ り、各階に自然光を注ぐ。

建 物 内 を 1F か ら RF ま で 心 地よい風が駆け上がる。

1F 改札方向に伸びるエネ ルギーを受け入れるボ イド。 0035 


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MY HOUSE

学内 優秀賞 ■スタジオマスター 坂本 昭 ( 近畿大学教授 ) ■敷地 大阪府中央区心斎橋筋 ■用途 自邸

■設計概要 交差点と公園によって囲まれたこの 敷地は 3 面それぞれに異なる性質 を持つ。交差点であることと道路幅 が低く低層住宅が多いことから一部 を二階にしそのほかは平屋で構成し た。 また公園の木々が家内に入り込み敷 地境界をあいまいにし、より広々と した建物にするため公園側に大きく 開き ”V" 字のボリュームを作る。 空いたスペースには家庭菜園を設け この家庭に育てられると共に、この 家族を育んでいく。

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MY HOUSE


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リビングとエントランスで中庭農園を囲

Roof

2F 2. 家族の道

家族一人ひとりが異なる家の使い方を交わる部分とそうでない場所に分ける。そして それらの中心動線となるのが共有スペースとすることで、家族との出会いの密度を上 げる。

3 . V o l u m e

①公園側をくりぬき 敷地内外の緑を繋ぎ 視覚的敷地境界にグ ラデーションをつけ る。

②両サイドの道路幅 が狭いため低層ボ リュームで垂直に持 ち上げる。

③交差点から公園側 に緩やかなボリュー ムを 追加する。空いた場 所で家庭菜園を行い 家族の恒例行事をつ くる。

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Minami Syogo Architect - Portfolio  
Minami Syogo Architect - Portfolio  
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