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HAO P R E S S Heart Art Okayama Press

2010 f o f l a h d e secon h t g n i r u d Activities

床 幎 0 201

告 å ± 動 掻 䞋半期

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特集 1

アヌトリンクプロゞェクト 2011 Ar t Link Project 2011

䌚期2011 幎 3 月 22 日火 27 日日 䌚堎岡山県倩神山文化プラザ 第 3 展瀺宀岡山垂倩神町 8-54

アヌトリンクプロゞェクトずは 想像性の芜をも぀障がいのある人や子どもなど、䜕物にもずらわれない個性あふれる衚珟をする人ず、アヌ ティストが 1 察 1 のペアになり、長期継続的な関わりから生たれる新しい抂念をかたちにしおいくアヌトリ ンク・プロゞェクト。䞀人の時ずはたったくちがう、その二人だからこそ生たれる䞖界があり、二人から発 信された新たな䞖界は、果おしなく広がっおいく。

出䌚いは 2010 幎秋。 1 察 1 で向き合うのだから、 「盞手は䞀䜓どういう人なんだろう」ず互いに知ろうずする。アヌティストたちは、 ペアの盞手の日垞の衚珟に芖線を向け、「倧奜きなこず」「繰り返し行うこず」「他の誰かに䌝えたいこず」を 远求した。その行為の積み䞊げの結果は、圧倒的な力ずなり、展瀺䌚堎に䜜品ずいうかたちを借りお珟われ おくる。半幎も付き合っおくるず、盞手はかけがえのない宛先ずいう存圚になる。その二人の関係性から生 たれた「新しい抂念」。これを地域コミュニティヌに還元しおいくこずで、それぞれの可胜性が開花できるず 同時に、アヌトのも぀深遠な魅力が日垞生掻に反映されおいく。

䜜品参加アヌティスト 「癜石島であそぶ」

山本 真子 + 束岡 映里

癜石島の䞭には、アンパンマンのキャラクタヌが描かれたプランタヌが、 公民通や郵䟿局、民宿などに蚭眮されおいる。それは真子ちゃんが小孊 生の頃描いたもので、攟課埌には氎やりに行っおいた。い぀も真子ちゃ んは、アンパンマンのキャラクタヌを描きながら、クむズを出す。島の みんなは真子ちゃんを知っおいる。圌女の島を島の子どもたちず䞀緒に クむズを解きながら遊がう「島をめぐるオリ゚ンテヌリングをしよ う !」子どもたちが考えた島のクむズの答えを島のおじいちゃんおばあ ちゃんに聞いおみる。圓日は冷たい颚が匷い日だった。クむズが蚭眮さ れた道を自分たちのペヌスでゎヌルを目指した。


「みちばた採集・愛奜䌚・掻動報告展」 嶋田 矎宏 + 䞹正 和臣 嶋田くんは散歩の途䞭、道に匕かれた癜い線路偎垯の䞊を萜ちないように歩いたり、氎の干 䞊がった甚氎路を歩いおみたり。気になるものがあれば、立ち止たり芳察をし写真を撮る。お気 に入りの「゚アコンの宀倖機」があれば、裏偎をのぞきこみ党䜓をくたなく芳察し、宀倖機内偎 に玍められおいる、プロペラの矜根の枚数をチェック。唇をそっず宀倖機にあお、感觊を䜓で感 じる高床なテクニックも持っおいる。そんな嶋田くんを町で遊ぶ「町遊びのスペシャリスト」だ ず思った䞹正は、みちばたでの気になる出来事をひず぀ひず぀採集したいず思い、 「みちばた採集・ 愛奜䌚」を発足した。展瀺ではみちばたで採集した「モノ」や「デキゎト映像」を䞊べ、みち ばた採集愛奜䌚の掻動報告展ずいう圢で発衚した。

「ロックス・アヌトリンクス」

片山 雄叞 + 森本 アリ

デタラメなうたをデタラメなギタヌで朗らかに歌う片山くんの衚珟はすでに完成しおいるず思っ おいたす。そこをそのたたもうちょっずはっきりず倧きく出せればず思いたした。初めお家にお 邪魔したずきゆうじくんがお父さんからのプレれントのおもちゃの゚レキギタヌを小さな音でか き鳎らしおくれたした。圌は普段はアコヌスティックギタヌです。その立ち姿がかっこ良かった のず、僕も長幎゚レキギタヌを初めおみたかったのでアヌトリンクをきっかけに゚レキギタヌデ ビュヌです。僕も雄叞もほんずうにデタラメです。そしお僕らの゚レキギタヌの共通認識は「ワル」 ずいうこずみたいです。ですが、どうも私達「ワル」がちょっず分からないみたいです。( 森本アリ ) 日間で回行った䌚堎での live。最埌のアンコヌルに応えお、片山くんはロック魂をギタヌに 蟌めた。アリさんの悪巧みに乗ったのかな

「この呚蟺にいる人たちぞ」 延谷 倧和 + 蛇谷 りえ 倧和君は、理想の電車や町レゎシティを蚈画しおは、自身が芋お来た車窓 や電車が走る颚景を再珟させおいる。蛇谷は、レゎの話をするずきの倧和君の 顔が奜きで、たたにその衚情で声をかけおもらえるのが嬉しかった。冬の日、 二人は奈良ぞ行っお撮圱䌚をした。倧和君が遞んだ奈良。みたらし団子を食べ る。鹿にえさをあげる。倧仏を芋る。奈良たちを歩きたわっお、撮圱䌚を始めた。 倧和君は足元の岩や芝生・雪に泚芖しお、そこにレゎを眮いお撮圱をした。蛇 谷が普段芋過ごす、なんでもない颚景が、倧和君をずおしお少し違っおみえお くる。蛇谷がみた倧和君に焊点をあおるこずで呚蟺はどう反映しおいくのか。 倧和君が䜜ったレゎの䞖界ず蛇谷が芋た倧和君の日垞の映像が䜜品ずなっおいった。

「だんごアヌカむブ」 小池 祐匥 + 湯月 掋志 小池さんは、メダカなどの小動物が気になる / 文字で䌚話 / 母芪の隙を芋 お、だんごを䜜る / メリヌゎヌランドに乗りたがる / 特技はパズル / 愛犬 コロの可愛がり方が乱暎 / 毎日コヌラをねだる・・・ずいう、湯月にずっ おは䞍思議な人。小池家の軒䞋で、だんごづくりをしたずき、芋たこずも ない真剣な目぀きでだんごをこねた。昔から“たたごず”では駄目で、ず にかく自分でやらないず気が枈たないのだず母は蚀う。2 歳の時から台所 に立ち、芋様芋たねでだんご䜜りを始めお 19 幎。だんごはきちんず茹で あがるのだが、誰も食べる人はおらず、愛犬のコロも口を぀けない。小池 さんがひたすら䜜り぀づけただんごを圢や制䜜時期などで分類し䞊べおみた。


特集 2

アヌトの力 子どもの力 Childlen Meet Ar tists

孊校にアヌティストがやっおきたした 2007 幎から始たった「子どもずアヌティストの出䌚い」を 2010 幎床岡山備前県民局協働事業「アヌトの力 ×子どもの力」 トペタ自動車株匏䌚瀟、犏歊教育文化振興財団助成ずしお実斜したした。 次䞖代を担う子どもが、アヌティストずの出䌚いを通じお倚様な䟡倀芳ず豊かな感性を育むこずを目的に、岡 山県内の孊校を蚪れ、各斜蚭の先生や職員ず協力しながら音楜や図工、䜓育などの授業の時間・総合的な孊習 の時間等を掻甚しお、 子ども察象のワヌクショップを実斜し、 最終的に公開するずいうものです。子どもたちが、 アヌティストを介しおアヌトず出䌚うずき、関わるアヌティストや関係者は、子どもに䞀方的な気づきや倉化 を求めるのではなく、自らも子どもを通しお新しい気づきや䟡倀芳の倉化、匕いおいえば 新しい䟡倀芳を発掘しおいきたした。これは、子どもたちを取り巻く家庭・瀟䌚の文化的 環境の向䞊、広くは「地域の文化力の掚進」を図っおいくこずに繋がるず考えおいたす。

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「 瞁偎づくり瞁づくり 新ふるさず資料宀の掻甚を提案しよう 」 和気町立藀野小孊校党孊幎113 名× 湯月掋志

察象党孊幎 湯月が月曜日に通った期間10 月 25 日月〜 2 月 22 日火 瞁偎づくり2011 幎 1 月 20 日月〜 2 月 22 日火 公開日2011 幎 2 月 22 日火各孊幎20 分9:30  12:10

アヌティストの湯月は、11 月から週䞀回ペヌスで、孊校に通い始め、子どもや地 域の人たちず関わりながら、ワヌクショップの内容を決めお行った。藀野小孊校に は地域孊習を進めるふるさず教員がおり、地域の叀い道具を集めた資料宀があった。 ここを舞台ずしお、各孊幎の教垫の協力のもず、子どもや地域の人たちが孊習した こずや子どもの願いからパフォヌマンスを繰り広げた。今幎床、開校 98 幎。2 幎 埌に 100 呚幎の蚘念を迎える。この出䌚いをきっかけずしお、今埌も地域の亀流 を願っおいる。


和気町立藀野小孊校

湯月掋志

岡山県和気郡和気町藀野、明治 5 幎 8 月藀野小孊校、

2006 幎に NPO ハヌト・アヌト・おかやた䞻催のアヌト

野吉小孊校、吉田小孊校開蚭、のちに合䜵。孊区の抂芁

リンク・プロゞェクトぞの参加をきっかけに、同 NPO äž»

孊区は東は備前垂吉氞町、西は和気小孊区、南は本庄小

催の䌁画を䞭心に䜜品を発衚䞭。又、ハヌト・アヌト・

孊区、北は日笠小孊区に接しおる。䞭倮には剣道 96 号

おかやたのメンバヌを䞭心に結成されるナニット“HAO”

線及び山陜本線が東西に通っおいる。東西 5, ㎞、南北

のメンバヌ。玄半幎間ずいう制䜜期間を持぀アヌトリン

, ㎞、面積 17, ㎢、人口 2,677 人、戞数 1,098 戞。

ク・プロゞェクトぞ参かした時、出来䞊がる䜜品以䞊に

元来蟲業が䞻であったが、最近では、備前・岡山方面に努める人が増え、兌業蟲家が倚くなっ

完成たでの過皋に関心を持぀。近䜜では、䞀幎間の思い出をトランプにした「みんあであそ

おいる。奈良時代末期から平安時代初期にかけお囜政で掻躍した、和気枅麻呂の出身地。近

べるトランプ山本文銙ず合䜜」2008、青森滞圚䞭、毎朝垂堎に通いながら垂堎専甚の

隣には閑谷孊校江戞時代に岡山藩䞻池田光政によっお創建された、岡山藩盎営の庶民教育

お匁圓箱を考案し、実際にお匁圓を䜜る「ランチ BOX」2009などがある。

のための孊問所がある。

プロゞェクト経過 >>>>> 叀い民具や昔の教科曞が保管されおいた「ふるさず資料宀」に、瞁偎付きの和宀颚亀流スペヌスが誕生朚工䜜 業が䞭心ずなる瞁偎づくりは 5 幎生21 名が挑戊した。時には地域の方の協力も受け、玄 1 週間かけお完成 次のステップは、普段の教宀や資料宀ではない新しい空間をどう掻甚しおいくか瞁偎を䜜成した 5 幎生がチラ シを䜜り、各孊幎に掻甚方法を考えおもらった。新しく出来た亀流スペヌスに藀野小孊校のみんなからどんな提 案が飛び出すのか発衚日には、各孊幎が考えた「新ふるさず資料宀」の掻甚方法を䞀挙倧公開

● 11 月 12 月「構想を緎る」

● 10 月 25 日月「党校生埒の前で挚拶」

毎週月曜日は藀野小孊校ぞ行く生掻が始たる。朝䌚埌は各孊幎の授業の芋

党校朝䌚の時に、校長先生から玹介され挚拶をする。しかし、この時点で 決たっおいたのは、発衚日ず、発衚の日たで毎週月曜日、藀野小孊校ぞ通 うこずの 2 ぀だった。毎週児童ず同じ時間に登校し、同じ時間に垰宅しな

孊や、参加出来る授業には参加させおもらう。和気町にはふるさず教員ず

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いう制床があり、各孊校に䞀人地域の歎史や人材ず、児童を繋いでいく授 業を行う先生が居るので、孊校の䞭だけでなく、孊区内党䜓に関わるこず

らが、藀野小ならではのワヌクショップを考えるこずにした。

で䜕か出来ないかを考える。校舎の䞭に、叀い民具や昔の教科曞を保存し おいる〝ふるさず資料宀〟を発芋。この堎所を拠点に䜕かできないか暡玢 し始める。

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● 1 月 20 日朚 1 月 26 日氎 「瞁偎づくりスタヌト」【5 幎生察象】

「瞁偎の掻甚方法を各孊幎でひず぀考える」

数幎間䜿われおいなかった〝ふるさず資料宀〟のリニュヌアルを䞀緒に行っ

完成した瞁偎の掻甚方法を、保護者の方や地域の方に発信する為、1 幎生

おくれる孊幎を考えおいた時、以前から気になっおいた 5 幎生の係り〝な

から 6 幎生たで各孊幎䞀぀ず぀提案しおもらい、2 月 22 日火午埌か

んでも屋株匏䌚瀟〟にいき぀いた。5 幎生男子を䞭心に結成されたこの係

ら参芳日の日の午前䞭に、䞀挙倧公開した。

りのメンバヌに盞談したずころ、快く匕き受けおくれ、5 幎生党員に協力 を䟝頌し〝ふるさず資料宀〟に瞁偎付きの台座を䜜成した。

● 2 月 7 日月 22 日火

4 幎生「瞁偎に灯り昔話の圱絵」

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5 幎生「瞁偎が舞台思い出ゞェスチャヌクむズ」 1 幎生「瞁偎で芳賞畳で玙芝居」 2 幎生「瞁偎で修業正座」 3 幎生「瞁偎で食す黒豆の藀野花寿叞の振る舞い」 6 幎生「瞁偎で䞀句川柳」

ワヌクショップを終えお 毎週月曜日、藀野小に通うこずが決たり、リサヌチからワヌクショップ実斜たで、どのように組み立おおいくかを考え始めたのだが、考えおいく 時間を孊校の䞭で十分に持おたのが、今回のワヌクショップで重芁だった。事前に和気町や藀野地区に぀いお調べるこずは出来るが、実際に関わ る児童や先生方ず同じ芖線で孊校や地域を芋ながら、ワヌクショップの内容を考えおいく過皋を共有しおみたかった。( 湯月 )


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「 芋るっおこずを考えおた 」vol.3 瀬戞内垂立牛窓西小孊校幎生× 甲斐賢治

察象幎生 実斜日2010 幎 12 月 14 日〜 12 月 17 日金

「日本の゚ヌゲ海」ず、その矎しさを評される牛窓。颚光明矎な地域にある孊校が 䌚堎。「子ども䞀人ひずりが、鉛筆を持っおそれぞれの文章衚珟を行うように、䞀 人に 1 台のビデオカメラを甚意できないか。」ず始められたワヌクショップの 3 幎目。 12 月 13 日からの 1 週間、地域の方の協力で、孊区のずある研修斜蚭に泊たり蟌 みながら、孊校に通う。6 幎生を察象に、毎日授業をした。宿題もでる。自分の倧 切な堎所を撮圱しお発衚するのだ。

瀬戞内垂立牛窓西小孊校

甲斐賢治

岡山県瀬戞内垂牛窓町鹿忍明治幎月小向の出射

せんだいメディアテヌク 䌁画掻動支揎宀 宀長。おもに

利吉氏宅で孊問所を開蚭。幎に鹿忍小孊校ず改称。孊区の

地方行政の文化斜策に埓事、䌁画、運営などをおこなう

抂芁人口人瀬戞内垂 人平成

ずずもに、アヌトやメディアにた぀わる耇数の NPO に所

幎月日珟圚、面積 ㎞瀬戞内垂 ㎞

属、瀟䌚掻動ずしおのアヌトに取り組む。2010 幎春より

自然東西北は山を背に、南は瀬戞内海に面し、平地が少ない。

珟職。法人・蚘録ず衚珟ずメディアのための組織

平均気枩℃、瀬戞内匏気候、山は畑ずしおよく開かれお

「remo」、法人・地域文化に関する情報ずプロゞェ

いる。町は芳光業に力を入れおおり「日本の゚ヌゲ海」ず称しおいる。歎史神功皇后が䞉韓埁

クト「recip」、法人・アヌトリンク各理事。「remo」では、“個人がメディア

䌐の道䞭、この地で塵茪鬌じんりんき頭が八぀の倧牛怪物に襲われたが匓で射殺。皇后が

を掻甚し、自らの為の環境を䜜り出す力の創出”を、「recip」では”地域文化の地産地消サ

新矅からの垰途、成仏出来なかった塵茪鬌が牛鬌になっお再床来襲、䜏吉明神が牛鬌の角を぀か

むクルの起動”を目論む。

んで投げ倒した。この堎所を牛転うしたろびずいい、蚛っお牛窓になったずいう。

プロゞェクト経過 >>>>> ● 1 日目

● 2 日目

甲斐賢治ず牛窓西小孊校幎生の出䌚い

昚日のおさらいずしおたた、孊校の颚景を映しおくる。

甲斐さんは自己玹介もそこそこに、最叀の映像である「シネマトグラフ」

昚日のおさらいずしおたた、孊校の颚景を映しおくる。この孊校のちょっ

の玹介をしたのち、これから 6 幎生党員で「卒業アルバム」の撮圱を始め

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るこずを提案する。

ずきになる堎所を芋぀ける方法を「りシマトグラフ」ず名付ける。その埌 2 人組になっお、「肖像画」を撮圱する。自分の奜きな堎所に行っお背景を決

これから行う「ビデオ卒業アルバム」に向けおの説明の埌、配られたビデ

め「党身自分の党圢」、「モナリザ颚䞊半身」、「ドラえもん颚顔だ

オカメラ。䞭には初めお手にする子どももいる。人が孊校の様々な颚

けのドアップ」の 3 本ず぀を各 1 分ず぀「りシマトグラフ」の方法で撮圱

景を撮っおきお鑑賞する。2 回目では自分の目線で颚景を遞んでくる子が増

しおくる。その埌鑑賞䌚。じっくりず映し出されおいる玚友を芋合う。

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● 3 日目 「衚珟」ず「蚘録」

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え、それぞれの衚珟の違いを面癜がっお行く。

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●日目 授業の時間を郚分的にいただき、撮圱しおきた映像のチェックず、党䜓の 感想を録画する。

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映像には「衚珟」ず「蚘録」ずいう 2 ぀の芁玠があるこずを説明。今の自 分を残すために䞀番気になる「堎所」「もの」を蚭定し、「今の自分の○○ なもの」「○○な堎所」ずいう文章を曞き、互いに読み合う。今日の宿題で 撮圱しおくるために、カメラの䜿甚泚意をおさらいし、自宅に持ち垰っお「も の」ず「堎所」の撮圱ず朗読を行う。宿題は個々に分かれおそれぞれ行った。 甲斐さんも少々気になり、その珟堎を芋孊に行く。

●最終日 / 䞊映䌚 䜜品の䞊映䌚を行う。他者の芖点での颚景を感じるこず、自分ずの目線の 違い、衚珟の違いを個々生々しく感じるこずができる。「鉛筆を持っお自由 に文章を曞くような感じで」、映像を䜿った自由な衚珟ず、蚘録するずいう 映像の力を知るこずができた。䞀人ひずりのものの芋方や考え方、衚珟の 違いに気付きながら、楜しく互いの䜜品を芋合うこずができた。

ワヌクショップを終えお 甲斐賢治は、3 幎間 12 月に牛窓を蚪れた。ワヌクショップを継続実斜しおいく䞭では、新しい課題を発芋したり、今埌 の関わり方を怜蚎しおいくこずを芁求される。12 歳の子どもが䜕に興味があるのか。自分自身が子どもだった頃に䜕を 芋おいたのか。これを蚘録ずしお残しおいくこずに察する問題意識が、垞に新鮮に内圚しおいるのだ。映像ずいうメディ ア自䜓が、それず向き合う我々の意識がただ開発途䞊であるのだろう。


3 「 0 からの䜜曲 」

岡山垂立䞭倮䞭孊校F 組× 森本アリ

察象F 組 公開日2011 幎 2 月 25 日 ( 金 ) 10 時  12 時

ハナりタだっおリッパな䜜曲だ。「◯△→◯■」簡単な図圢楜譜ず共通理 解でたのしい音楜を奏でおみようではないか。コヌドっおなんだ長調単 調ぞ単調わからないよっおどる指揮者がいおもいいじゃないか簡単 なルヌルで音楜 / 音を楜しむ方法を考えおみようではないか

岡山垂立䞭倮䞭孊校

森本アリ

岡山垂䞭心郚にある公立䞭孊校で、䞭心郚の空掞化による

音楜家。極めお雑倚に音楜を続けた結果、ゲヌムボヌむ、

生埒数枛少により、1999 幎に岡山垂立䞞之内䞭孊校ず、

口琎等はそこそこの評刀。奇劙な楜噚奜き、楜噚でない

岡山垂立旭䞭孊校を統合し開校された。校地は、今から玄

ものを楜噚にするのも奜き。ほっこり系爆裂ブラスバン

330 幎前、岡山藩䞻池田光政公が藩孊校を蚭け藩士の子匟

ド「䞉田村管打団」、脱力トランペット楜団「ぺ・ド・グ」、

を教育した堎所で、珟圚でも校地には藩孊校の斜蚭の䞀郚

原始的電子生音デュオ「口八䞁」等や「゜ロ」などで掻動。

であった、藩池、藩橋が残っおいる。

掃陀機、颚船、サンプラヌ、おもちゃも楜噚も䜿いこなし、 ワヌクショップや BGM 制䜜なども手掛ける。神戞、塩屋の築 100 幎の掋通「旧グッゲン ハむム邞」管理人ずしお「塩屋音楜䌚」䌁画運営も務める。

プロゞェクト経過 >>>>> ●月 19 日「簡単に音楜を぀くる方法」

●月 25 日「音のリレヌ手拍子線」

簡単なルヌルに埓っお、手ず䜓で指揮をしおもらう。それぞれの指揮者の個

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性的なゞェスチャヌに時には爆笑も亀えながら面癜い音楜が生たれたした。

球も忠実になぞるなど新しいアむデアが浮かび採甚し、今でも音楜の授業

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● 2 月 2 日「音のリレヌ楜噚線」

円になっお、手拍子のみで、次の人の顔を芋お音を䌝える。逆回り、倉化

● 2 月 16 日「螊る指揮者」

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䞀音のリレヌ、フレヌズのリレヌ、音を序々に増やす、序々に枛らすなどゲヌ

などで進化し続けおいたす。

ム感芚で音を楜しみたした。

螊る指揮者のゞェスチャヌに加え、「楜噚の分類」「音の匷匱」「音の高䜎」 そのほか簡単な蚘号を蚘茉したボヌドを加え、自由な枠組みのなかに最䜎

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● 2 月 21 日「リハヌサル」 F 組の孊習発衚䌚の通し緎習。党䜓の流れをみながら、これたでの「即興的

限のルヌルを加え音楜を創った。

● 2 月 25 日「本番」 >>>>>

芁玠」を時間内に組み立おられるか。ドキドキする。

予想以䞊の芳客。これたで通りのい぀もの感芚で挔奏できた。音楜を楜し むこずが䌝わったかな

ワヌクショップを終えお 珟代音楜を䞭孊校に持ち蟌む。しかも、今回の察象生埒は、F 組ずいう䜕らかの障害があるずされる子どもたち。 蚀葉を越えた衚珟の可胜性を確かめたいず、アヌティスト森本アリは挑んだ。自ら率いるバンドメンバヌずコン サヌトをしたり、手拍子や声だけでの合奏を詊みたりした。1 月から週 1 回授業を行い、孊習発衚䌚のプログラ ムに織り蟌みながら倚くの人に鑑賞しおいただくこずができた。教育には知の継承ず、新しい知の開拓ずいう 2 面性がある。このこずを発衚䌚の時間で、音で披露するこずができたず考える。「音楜は楜しさを音で衚珟する こず」ず森本は蚀う。他者の音を聞きながら自分の出す音を決める。䞀芋単玔に芋えるこの行為こそ、他者ずの コミュニケヌション胜力を芁求される。F 組の生埒だからこそできたのだ。

「アヌトの力×子どもの力」報告展瀺を開催したした。 3 校で起こったこずをアヌカむブしお報告展瀺2011 幎 3 月 22  27 日 倩神山文化プラザしたした。 䌚期䞭には、「トペタ・子どもずアヌティストの出䌚い」事務局を担っおいる挆厇博さん北海道圚䜏・ AIS プランニング代衚をお招きし、地域におけるコヌディネヌタヌの圹割に぀いお協議したした。人 の原颚景でもある地域の孊校で、ワヌクショップをする。するず、子どもから倧人たでが元気になる。アヌ ティストが、ハヌトに火を぀けるから、それぞれのアヌトが動き出しおしたうのでしょう。


特集 3

笠岡諞島

文化祭 K AS AOK A Islands Culture Festival

島にはもずもず物語がある。お幎寄り䞀人䞀人にも。島の物語が生きおいる 文化祭 Vol.2 2010 幎 12 月 23  26 日 文化祭 Vol.3 2011 幎 1 月 28  30 日

少子高霢化が深刻ずされる瀬戞内の島。島は限界集萜だず蚀われたすが、朮埅ち、颚埅ちの島には濃密な関 係が残っおいたす。䞖代を超えたたなざしが亀差する埪環型瀟䌚の島では、人ず人、人ず地域、人ず自然が 亀歓しあっおいるのです。私たちに本圓に倧切なものを考えさせおくれる時間がありたす。ここで、2010 幎に倏合宿をしお島の文化祭を行いたした。そしお季節は巡り晩秋の 2 期、厳冬の 3 期ず継続的に行っおき た笠岡諞島での島の文化祭。アヌトずいう文脈で関わるこずで、感動し共感できるものを匕き出しおいく。 それがひいおは、珟代瀟䌚が無くした、あらゆる偎面の぀ながりを恢埩ずなるのでは、ず問いかけおきたした。 笠岡諞島で文化祭を通しお衚象化しおきた report です。

颚景プラント

〜 自然ず共存するしなやかな匷さ 〜

江戞時代、備埌犏山藩氎野家が、笠岡諞島を治めおいた頃、藩営干拓ずしお癜石島に干拓地が぀くられおい きたした。元犄時代から昭和幎代たで、自絊自足で和綿を぀くり、それぞれの家で機を織っおいたした。 戊埌途絶えおいた綿織りですが、公民通の郷土孊習の䞭から埩掻を願い、島の人たちの手で綿栜培を始め、 島に生殖する怍物や草朚で染色や織りを行っおいたす。 䞀方で、耕す人の居なくなった畑の草を取り、自生する桑の葉を摘んで也燥させ、桑茶䜜りも行われおいた す。矎しい島の颚景を次䞖代に残したいずいう思いから始たった桑茶䜜りは、桑が持぀糖の吞収を抑制する ずいう効胜も盞たっお、島の人に飲たれおいたす。 島に生えおいる怍物を生かした島づくり。家に眠る叀民具を䜿うこずで加工する工皋。持業の海苔の掗浄機 や、か぀お埡圱石の産地ずしお栄えたころの砕石工堎の跡を茶葉の也燥に䜿う工倫。ないものや閉塞しおい る状況を決しお嘆かず、あるものの利甚を楜しんで行う島の人たち。そこには子どもも高霢者も、障害のあ る人も、島の人も倖の人も入り混じっお関われるしなやかで逞しい颚景がありたす。


笠岡諞島文化祭プログラム 「 桑茶ワヌクショップ

〜 My package ( 私の島のお茶䜜り ) 〜 」 ( 12 月、1 月 )

島を蚪れる人は、その矎しい颚景を写真に収めお垰りたす。Hp にアップしおいる人も数知れたせん。 そこで、ワヌクショップ「my package私の島のお茶䜜り」をし、参加者が䞀人 1 台ず぀カメラを持 ち、島で写真撮圱をしお、自分の奜きな颚景を発衚したした。その埌 1 枚を遞び、オリゞナルの桑茶のパッ ケヌゞを぀くり、「お土産」ずしお持ち垰りたした。参加者はたさに、老若男女島の路地や、高台から 芋た自分の家、枯や船、猫や鉢怍えなどなど、気になる颚景が溢れたした。

「 島のブランディングトヌク

〜島の桑茶から発信する島力〜

」( 1 月 )

島の颚景や暮らしに内圚しおいる生呜力や、未来に繋げおいきたいものをデザむンし、発信しおいく方 策に぀いお、西村隆圊さんblanket designらず話したしたした。出来䞊がった桑茶を持っお考える のではなく、瀬戞内の日差しを受けお育぀葉を収穫するこずや、䞀緒䜜業するこずなど、プロセスを共 有しながら Design は生たれるようです。関係性をデザむンするのではなく、関係性ができるず自ずず デザむンされおいく。桑茶が、島ず他の地域ずの関係性を䜜っおいくメディアになっおいくのです。

「 颚景プラントトヌク

〜癜石島で暮らす〜

」 ( 12 月 )

癜石島の魅力に取り぀かれおいる人たちが集たり、島の人たちずトヌクをしたした。岡山を拠点に地 域づくり掻動をしおいる NPO 法人 CDM Japan の難波昭圊さん、和綿の栜培や補品぀くりに関わる NPO 法人タブラ ラサの金田厇男さん、笠岡諞島で文化掻動をするハヌト・アヌト・おかやた。癜石 島回挕店の倩野盎さんは「島ならではの䟡倀を産み出す」ために、 蟲業の振興に぀いお熱く語りたした。

「 しらいし文庫 」 12 月 島の叀曞ず察峙し、瀬戞内海ならではの時空に包たれようず、島の 歎史や文化、自然や経枈の本が詰たった島の図曞通を぀くりたした。 季節颚ず波の音だけが聞こえる郚屋で、炬燵に入っおゆったり本を 読む。蚪ねお来た人ず昔話をしたり、子どもず折り玙を折ったり。


「 海の道トヌク 」( 12 月 ) 朮埅ち颚埅ちの島で、どうしお文化祭をしおいくのか。そもそも文化ずは䜕なのでしょう。北前船の航路や朝鮮通信䜿による 文化䌝来、アヌティストの存圚がもたらす新しい䟡倀創造に぀いお、アサヒアヌトフェスティバル参加を通しお亀流が始たった、 日沌犎子囜際芞術センタヌ青森キュレヌタヌ  圓時、日沌智之青森空間実隓宀、岡田毅志京郜圚䜏アヌティストた

AOMORI

ちず話しおいきたした。 OKAYAMA

海の道぀ながりの恢埩

( アサヒアヌトフェスティバル䌁画間亀流 )

幎末の慌ただしい時期に本州の喧隒を避けるように、青森から日沌倫劻

逅ず、寺瀟に぀いお、祭りや食文化の比范に぀いおなど倚くのキヌワヌ

にお越しいただいた。

ドから、海の繋がりを芋぀めおからの島入りだった。瀬戞内の氎軍の航

青森ず瀬戞内ずいう、気候も颚土も異なる地域。日沌犎子さんは、この

路、鞆ノ浊、真鍋島をめぐり、海鮮料理を食べ、真鍋犮䞉さんず話した。

距離を繋ぐ文化人ずしお「棟方志功」の名を出した。倉敷にある倧原矎

癜石島の埡圱石に登り、四囜ず本州を䞀床に芋、総瀟の秊川邞に移動し

術通ず倉敷囜際ホテルには、青森をしのぐ数々の圌の䜜品がある。倧原

た。昔ならば、北前船ず高瀬舟で行けた堎所を、フェリヌず車で移動す

孫䞉郎氏が、圌に目をかけ集めたからだ。倧原氏が瀬戞内の倉敷で明治

る。日沌智之さんず改築䞭の秊川邞。改装䞭に出䌚った、池䞊秊川ず家

埌期に興した玡瞟業は、富山の東岩瀬にも工堎があり、圓時の綿糞の぀

族をめぐる話に花が咲いた。垰途の飛行機の時間を気にし぀぀、秊川邞

くった文明の痕跡を感じる。それは珟圚の海の道の繋がりのようにも思

のすぐ裏にある、隠岐の西ノ島にある焌火神瀟の分瀟に行く。京郜から

える。日沌さんは、十䞉湖、深浊の円芚寺、安東氎軍、鰺ヶ沢の久慈良

参加の岡田毅志さんが、昚幎芋぀けた分瀟だ。ここに海の神様がいる。

「日沌犎子さんの感想より」 颚光明媚な颚景よりも、歎史建造物よりも、滋味溢れる海の幞よりも、私の心を捉えたのは、真鍋氎軍の末裔である真鍋犮䞉氏、60 代で「癜石島では ただただ若手」ずいわれる倩野正氏、そしお池䞊邞に残された志の痕跡ずの出䌚いであった。研ぎ柄たされた知性ず、幎霢を重ねた人間しか持ちえな い立ち居振る舞い。その身䜓からその蚀葉から、残された気配から、泉のように滟々ず湧き出でるそうした魅力のす べおを惜しみなく手のひらに乗せお、私たちに芋せおくれる。時を越えお䌝える、繋げる力は、目の前にいる私たち にではなく、今も遠く海の向こうにある新しい䜕か、これから出䌚う人々に向けられたものである気がする。それを 根底から支える原動力を、 私は、 「冒険心」ずよびたい。島の人々は島を取り囲む 360 床の海のすべおが道。そこにレヌ ルなどはなく、行く先は自ら決めた。島のおっぺんに登り、朮の流れを読み魚圱の矀れを探し、星を拠り所ずし、颚 を぀かたえ船を挕ぎ出した。ずりたく䞖界は、ノァヌチャルな四角い窓の䞭ではなく、自らの身䜓ずずもにあった。


「䌁画間亀流を終えお」 本圓に倧事な時間を考えた、呜の手ざわりのある珠玉の日々でした。今回の䌁画間亀流には次のような垃 石がありたす。 『あふれるほどの情報に囲たれお生きおいる私たちは、その状況に慣れるこずず匕き換えに、感じる時間 や自分自身の感芚に基づいお考えるこずを倱い぀぀あるのではないか。昚幎、総瀟の秊川邞でのトヌク で、池䞊さん䞀家が「White hole in time」( ピヌタヌ・ラッセル著 ) を持っお、ずもするず薄れおいる 人ず人ずの関係性や、自分の五感を通しお感じる「生きおいる」ずいう時間の尊さを空間を䜿わせおいた だいおいる我々ず共同で探っおいこうず、家族の歎史を遡っお語った。䞀方で、笠岡諞島の真鍋島に䜏む、 真鍋犮䞉さんは「私ず瀬戞内海」ず題しお地理、歎史、文化、芳光などの面から原皿を曞き始めおいる。 座右の銘は「日々是奜日」。』幎の掻動の展望ず、人のネットワヌクこそが私たちの財産になっお きおいるこずを再考するにふさわしい時間でした。

「 島を巡る・人を巡る 䞇葉・氎軍ツアヌ 」 ( 12 月、1 月 ) 癜石島から、犏山沖を通り鞆の浊に䞊陞。そしお真鍋島で暮らしおいる 3 人の翁に䌚いに行きた した。元郵䟿局長の真鍋犮䞉さん、歎史や颚俗を研鑜しおいる森本定矩さん、70 幎以䞊写真を撮っ おいる久䞀守叞さんを流朚で船を䜜っおいる元平静倫さんの案内で巡りたした。衚珟の時間軞に 觊れるひずずきでした。

「 持ち寄り䞊映䌚

〜ちょっず昔の癜石島〜 」( 12 月、1 月 )

「家にあった叀いもの」「我が家の自慢の映像」などを持ち寄っおの䞊映䌚。な んず、倏の文化祭以降、公民通長の倩野正さんは、8 ミリフィルムの DVD 化 を進めおいたした。昭和 30 幎から 50 幎頃の日垞颚景を鑑賞しながら、話は 尜きたせんでした。

「アヌティストが島に来るずどんなこずが始たるのだろう」 (1月) タノタむガさんが、島で自身の䜜品に぀いお語り、滞圚しながら䜜品を䜜り始めたした。孊校 のワヌクショップで岡山県北の䞊霋原小孊校に滞圚したアヌティスト。圌は鑑賞者を楜したせ るだけでなく、普段圓然のように受け入れおいる瀟䌚システムや垞識ずいう抂念を䞀倉させる ゚ネルギヌず説埗力を持っおいたす。2011 幎の倏も、タノタむガさんは癜石島に滞圚し䜜品 を぀くっおいきたす。


モモピク䞀人旅

笠岡倢アヌト 「犮䞉さんず曞く」ワヌクショップ

ハヌト・アヌト・おかやたは、芞術文化を 取り入れた豊かな生掻が日垞的にできるよ う、人ず人ずが出䌚い、繋がり、感性を亀 換するこずで新しい抂念が生たれるずいう アヌトの芖点から、垂民の日垞に新たな芞

芞術ず食の地産地賞プロゞェクトで぀くった「モモ

新春恒䟋の曞ワヌクショップを今幎も真鍋犮䞉さ

ピク」が、旅に出たした。長野・静岡・奈良・沖瞄

んず行いたした。なんずテヌマは「死」でした。「新

ぞ出向き、そこで出䌚った人や食材ずコラボしなが

春から良くないかなぁ」ず蚀っおいた犮䞉さん

ら、 「おいし」ず食べられるずいう旅です。この

ですが「我々は生きおいるのではなく、生かされ

珍客を迎え入れおくれた人たちは、自分たちの郷土

おいる」ずいう元気な話でスタヌト。参加者は、 「生

に察する助成金により支えられおいたす。

の味ずミックスしながら楜しんでくれたようです。

きる」 「( 死んでは ) いけん」 「なぜか新宿」など、

事務局䜓制も充分ずはいえたせんが、今の

自分の䞭にある生きるテヌマを曞いおいたした。

時代に、垌望や倢をもち、新しい瀟䌚のあ

術文化の可胜性を探っおいたす。

ハヌト・アヌト・おかやたの掻動は、䌚員 の皆様からお預かりする䌚費ず、各皮事業

り方を提案しおいくこずをここ岡山で行っ おいきたいず思っおおりたす。皆様方のご 理解ずご支揎をお願いしたす。たた、この 掻動に察しおのご意芋やご芁望、ご提案な どお聞かせいただきたいず思っおおりたす。 ●正䌚員 入䌚金2,000 円 幎䌚費個人5,000 円

西厎亮 展が開催されたした。

幎䌚費団䜓10,000 円 ●賛助䌚員 幎䌚費口1,000 円口以䞊

さん倪ギャラリヌにお、HAO の䌚員で構成する曞

䌊䞹宏倪郎 挫画教宀より 同人誌「たんがの猶づめ」 が発行されたした。

の時間から生たれた䜜品や、日垞的に描いおいる 䜜品などを䞊べ、西厎ワヌルドができたした。䌚 期䞭は倚くの人でにぎわいたした。

○郵䟿振替 01330 -1 - 65152 ハヌト・アヌト・おかやた

線集埌蚘

2010 幎床のマンガ教宀のメンバヌが執筆した初め

東日本倧震灜のあたりに深い爪痕が私たちを包みたす。

おの雑誌ができたした。先生の䌊䞹宏倪郎さんをは

人間の力ではどうしようもない䞍条理ず、人間の手で

じめ、初めおずは思えない力䜜ぞろいです。8 月に

䜜り出しおしたった䞍条理。混沌ずした閉塞感が挂っ

来日した David さんず癜石島で過ごしたり、それ

おいたす。しかし、阪神淡路倧震灜以降、日本ではボ

ぞれのオリゞナルキャラクタヌを぀くったりしなが

ランティアずいう掻動がムヌブメントを぀くっおきた

らの 1 幎でした。マンガ教宀は、毎月第 3 土曜日

した。1995 幎にできた「゚むブル・アヌト ( 可胜性

(2 〜 4 時 ) に事務所にお行っおいたす。

の芞術 )」ずの出䌚いは、今の私たちの NPO ができ

秊川邞、10 月の展瀺ぞむけお

た契機です。その蚀葉を造った播磚靖倫さんは「時代 の倉わり目には、新しい芞術運動が起こっお来た」ず 蚀いたす。総瀟の秊川邞では、二人のアヌティスト、

昚幎、秊川ずいう人物をたどる、池䞊家の人々の トヌクを行いたした。その家の歎史、お祖母さん の寝物語の蚘憶などを手掛かりに、岡田毅志さん ず䌊達䌞明さん、人のアヌティストが滞圚制䜜 を行い、月に展瀺をしたす。

岡田毅志さんず䌊達䌞明さんが珟圚の持ち䞻のお祖父 さんにあたる春男さんの目線から䜜品を䜜ろうずし始 めたした。明治から昭和の時代に、氎の流れや時代の 流れを感じながら「盎感的な感芚」を保っお生きおい た人。私たちが生きるこずは、 未来を぀くっおいるこず。 真鍋島の犮䞉さんは、この秋には写経 1 䞇願が完成す るようです。実に 30 数幎の幎月を費やしたした。それ ぞれが奜きなこずを远求し、同時に他者の衚珟ぞのリ

事務所匕っ越したした。

スペクトを行う。それは、毎日の生掻ですでに繰り返 し行われおきたこず。その蓄積ぞの意味ぞの問いが豊 かな成熟瀟䌚を構築しおいくず信じたす。

この春から、岡山県庁通りに匕っ越したした。図

「自分を倧切に 他を倧切に 新しく生きる」

曞通や、岡山城がすぐ近くです。岡山のカルチャヌ ゟヌンで、皆様のお越しをお埅ちしおいたす。衚 町商店街で 3 幎半過ごしたした。商店街でお䞖話 になった方々、本圓にありがずうございたした。

ハヌト・アヌト・おかやた ニュヌスレタヌ「HAO PRESS」 2011 幎 6 月 10 日発行第 8 号発行郚数1000 郚 線集田野 智子 デザむン䞹正 和臣 発行 「HAO PRESS」線集郚 〒 700-0823 岡 å±± åž‚ 北 区 äžž の 内 2 䞁 目 12-20 303 号 NPO ハヌト・アヌト・おかやた

HAO

Heart Art Okayama

NPO ハヌト・アヌト・おかやた

Tel / Fax : 086 - 897 - 5835 E-mail : info@heart-art-okayama.net 〒 700-0823 岡山垂北区䞞の内䞁目 12-20 303 号

http://www.hear t-ar t-okayama.net


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